JPS60230663A - 静電像現像用トナーの製造方法 - Google Patents

静電像現像用トナーの製造方法

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JPS60230663A
JPS60230663A JP59086656A JP8665684A JPS60230663A JP S60230663 A JPS60230663 A JP S60230663A JP 59086656 A JP59086656 A JP 59086656A JP 8665684 A JP8665684 A JP 8665684A JP S60230663 A JPS60230663 A JP S60230663A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真法、静電印刷法、静電記録法などにお
いて形成される静電像を現像するための静電像現像用ト
ナー及びその製造方法に関する。
〔従来技術〕
光導電性感光体等の静電像担持体上に形成された静電像
は、一般にバインダー樹脂よシ成る微粒子体中圧着色剤
等が含有されて成るトナーによって現像される。得られ
たトナー像は紙等の像支持体上に転写し、定着処理によ
って固定化して所要の記録物を得るのが普通である。ト
ナー像を定着する方法として□は種々のものが知られて
いるが、%に熱ローラ定着香に代表される接触加熱定着
方式は、熱板定着譬等の無接触加熱方式にくらべて熱効
率が高く、特に高速定着が可能である長所があシ広く実
用されている。
しかしながら、この方式においては高温の定着ローラ表
面にトナーが直接加圧接触されて熱溶融状態となるため
、定着ローラ表面への溶融トナーの付着が発生する。
定着ローラに付着したトナーは、次に送られて来る像支
持体上に再転移してこれを汚損するいわゆる「オフセッ
ト」現象を惹き起し、また像支持体がトナーを介して定
着ローラに接着して巻きつくいわゆる「巻きつき」現象
の原因ともなるため、これを防止することが必要である
この問題を解決するため従来から種々の提案がなされて
おり、例えば特開li850−134652号公報、特
開昭50−144446号公報、特公昭50−3304
号公報にはオフセント現象を起しにくいトナー用樹脂及
びトナーが開示されているが、これらの手段によっても
尚充分な問題解決には至っていない。
また定着ローラ表面、トナー間の付着力を低下させるた
め、定着ローラをフッ素樹脂などで被覆するとともにそ
の表面にシリコンオイル等の潤滑性液体を供給し、定着
ローラ表面に液層を形成させることによって離型効果を
もたせる方式が行われている。
しかしながら、この方法においては潤滑性液体が加熱さ
れて臭気を発したシ、或いは液体を安定に供給するため
の高精度の装置が必要となシ、画像記録装置全体として
複雑且つ高価なものと彦る、などの欠点があった。
更に定着ローラ表面に潤滑性液体を供給することなく「
オフセット」 「巻きつき」を防止する方法として、特
開昭55−153944号公報にはトナー中にmu剤と
してポリオレフィンワックスを含有させることが開示さ
れておシ優れた改良効果が認められている。
一方、トナーの製造には種々の方法が行われている、例
えば溶融状態にある樹脂と着色剤を混練した後冷却固化
して微粉砕してトナーとする方法、それを更に噴霧加熱
して球形のトナーを得る方法、着色剤と重き性単量体の
混合物を重合した後微粉砕してトナーとする方法、或は
着色剤と重合性単量体の混合物を水等の媒体中に微粒子
状に分散し、懸濁した状態で重合しトナー粒子を作る方
法等があシ、特に懸濁重合による方法は、工程が比較的
簡単である、球形の粒子が得られる等の長所を有してい
る。
しかし、トナーに加えられる離型剤の効果は前記のよう
なトナーの製造方法によって異なることがわかった。例
えば懸濁重合法によってトナーの製造を行なう場合重合
性単量体中に離型剤を加えても「オフセット」 「巻き
つき」を充分に防止できないことがわかった。
これは、懸濁重合法によって離型剤を含んだトナーを製
造するには、通常液状の重合性単量体に着色剤とワック
ス等の離型剤を加え、サンドスターラ等の混合機によシ
強い剪断力を43けで着色剤を均一に分散せしめ重合性
組成物とするのであるが、この際離型剤も極めて微細な
粒子状に分散されることによると思われる。
即ち、重合性組成物は水系媒体中に懸^合反応を進めら
れるが、離型剤は一般に表面エネルギーが小さく、疎水
性が強いため懸濁時、重合性組成物油滴の内部に埋まっ
てしまい、トナー粒子となったとき第1図に示すように
、−トナー粒子表面に露出されず、このため離型剤とし
ての効果が発揮されなくなるものと推察される。第1図
はこうした、トナー粒子の断面を模式的に表したもので
1はバインダー樹脂、2は離型剤、3は着色剤である。
これらの例からも理解できるようにトナー中に添加され
る離型剤の効果はそのトナー中に存在する離型剤の状態
に左右されるため、製造の方法、条件等によって変化す
ることは免れず、これらに影響されず離型剤の効果を常
に充分発揮するトナー及びこのような優れたトナーを製
造する方法の開発がめられていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、定着ローラ表面に対する離型性に優れ
、「オフセット]、「巻きつき」を起すことのない静電
像現像用トナーを提供することにある。
本発明の他の目的はシリコーンオイル等の[を性液体を
供給することなく熱ローラ定着できる静電像現像用トナ
ーを提供することにある。本発明の他の目的は流動性及
び耐凝集性にすぐれ粉体特性が良好な静電像現像用トナ
ーを提供することにある。本発明の他の目的は、現像機
内、感光体等に付着等の汚染性のない静電像現像用トナ
ーを提供することにある。本発明の他の目的は磁性粉体
が入っても定着性の良好な一成分系の静電像現像用トナ
ーを提供することにある。
本発明の他の目的は二成分系においてキャリアに付着あ
るいは融着等によるキャリア汚染のない静電像現像用ト
ナーを提供することにある。本発明の他の目的は製造工
程、製造条件に依らず離型剤の効果が充分に発揮された
離型性に優れた静電像現像用トナーの製造方法を提供す
ることKある。
本発明の別の目的は親油性物質をトナー表面に露出する
ことなくトナー中に入れる製造方法を提供することKあ
る。
本発明の別の目的は機械的、物理的に弱い物質をトナー
中に入れる製造方法を提供することにある。
本発明の別の目的は製造が容易!安定した生産が可能で
かつコストの安い静電像現像用トナー及びその製造方法
を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記の目的は着色剤、離型剤、及びバインダー樹脂より
成り、離型剤部の平均径D1がトナー粒子と の平均径の6比D1/D、において0.4乃至2である
ことを特徴とする静電像現像用トナー(以下単にトナー
と言うこともある)によって達成され念。
また、上記の目的は着色剤及び得られるトナー粒子の平
均粒径り、に対しり、/D2が04乃至2である平均粒
径D1を有する離型剤粒子の存在下において重合性単量
体を重合する工程を含む静電像現像用トナーの製造方法
によって達成された。
すなわち、本発明のトナーは、従来技術によるトナー圧
〈らべ離型剤の平均径が大型であることが特徴となって
いる。このような場合、トナー粒子間での離型剤の分布
は、必ずしも均一であるとは限らない。例えば、第2図
は、トナー及び離型剤の粒径分布曲線(重量分布を表わ
す)であり、本発明のトナーの一例を示すものである。
曲線aは、トナーの粒径分布を示し、曲線すは、曲線a
で表わされるトナーの中に含有させた離型剤の粒径分布
である。この例において、l!を型剤の添加量は、バイ
ンダー樹脂100重量部に対して加重置部であり、着色
剤は、10重量部である。したがって第2図において曲
線すと横軸で囲まれた部分の面積と曲線aと横軸で囲ま
れた部分の面積との比は20/130であり、トータル
重量比に等しい。
この例では、離型剤の平均径とトナーの平均径が等しい
ので、したがって離型剤の数もまたトナー粒子数の20
/130である。すなわち、このようなトナー粒子群か
らトナー粒子を任意に抽出すると、130個の粒子あた
シ加個だけが離型剤を含んでおシ、残り110個には離
型剤が含まれていないことになる。
これは、本発明のトナーの一例にすぎないが、この例か
らも明らかなように、本発明のトナーにおいては、離型
剤の数がトナー粒子数よりも、少ない場合が多く、必ず
しもすべてのトナー粒子中に離型剤が含まれている必要
はない。
又、第2図の曲線Cはトナーの平均停径よりも大きな平
均径を有する離型剤を示したものであるが、曲線aで囲
まれた領域内に入っている。これは、曲線Cの離型剤が
曲線aのトナー中に含まれる様子を表しており、平均径
の大きな離型剤が平均径の小さたトナー粒子中に含有さ
れうろことが理解される。
第3図は、本発明のトナーの一例全示すものであシ、典
型的には離型剤含量の高い粒子と、離型剤を含有しない
粒子とが混在した状態になっている。本発明の特徴は、
大きな離型剤を含んだ粒子が存在するところにチシ、他
の粒子には離型剤が含まれていても含まれていなくても
よい。実際、離型剤の平均径が大きく、添加量が少ない
場合には離型剤を含有しないトナー粒子が多くなシ、逆
に、離型剤の平均径が小さく、添加量が多い場合にはす
べてのトナー粒子中に居型剤が含有された状態になる。
第3図に示すような、本発明のトナーにおいては定着時
、表層のバインダー樹脂が溶融すると同時に、表層の薄
い部分から、内容物の離型剤溶融物が大量に吐出される
ため、強い離型効果が発揮され、像支持体における「オ
フセットJ 「巻きつき」を防上するものと考えられる
一方、第1図のトナーにおいては、定着時、バインダー
樹脂の溶融とともに溶出するのは、粒子表面近傍に存在
する離型剤のみであり、粒子内部の離型剤は高粘度のバ
インダー樹脂溶融物中を表面に向けて拡散せねばならず
、実質的に、定着時間の間には必要量の離型剤が吐出さ
れない。
このように離型剤とトナー粒子との平均径の比D+/D
tが0.4以下では第1図に示したような状態に近づい
て離型剤の効果が発揮されず、また、D1/D、が2以
上の過大な値となるとトナー粒子内部に離型剤を含有さ
せることが困難となって好ましいトナーが得られない。
本発明によるトナーは従来から知られている任意の方法
で製造することができ、いずれの場合にも離型性の良好
なトナーを得ることができるが、離型剤を重合性単量体
、着色剤等よシ成る重合性組成物に加え、重合を行なう
工程を含む製造方法によることが好ましく、前記組成物
を水性媒体中に懸濁或は乳化させた状態で重合させる工
程を含む製造方法による場合特に顕著な効果が得られる
この場合、重合法及びその条件を適当に選ぶことによシ
、実質上一工程で所定の粒径を有する流動性の高い球形
粒子から成るトナーを直接得ることが出来る。
本発明に用いられる離型剤とはすでに公けに知られてい
るトナーの「オフセット」 「巻きつき」防止に用いら
れる各種公知の離型剤を用いることができる。例えば、
次の化合物が挙げられる。天然あるいは合成の炭素数1
5以上のノルマル及びイソパラフィン(例えば8石2号
キャンドルフックス、8石マイクロワックス、ヘキスト
ワックスOPなど)またはそれらに不飽和基を有する化
合物、炭素数15以上の脂肪酸(例えばパルミイン酸、
ステアリン酸、べへ脅ン酸、n−へキサテトラコンタン
酸等)またはそのアルコールやエステル、また以上に挙
げた物質の塩化物(例えば塩素化パラフィン)、炭素数
15以上の脂肪酸金属塩(例えばステアリン酸のカドミ
ウム塩、バリウム塩、鉛塩、鉄塩、ニッケル塩、コバル
ト塩、銅塩、ストロンチウム塩、カルシウム塩またはマ
グネシウム塩、オレイン酸の亜鉛塩、マンガン塩、鉄塩
、コバルト塩、銅塩、鉛Fmまだはマグネシウム塩、バ
ルミチン酸の亜鉛塩、コバルト塩、@塩、マグネシウム
塩、アルミニウム塩またはカルシウム塩、リノール酸の
亜鉛塩、コバルト塩またはカルシウム塩、リシノール酸
の亜鉛塩またはカドミウム塩、カプリル酸の鉛塩、カプ
ロン酸の鉛塩など)、炭素数15以上の炭化水素像含有
する脂肪酸アミド類及びビス脂肪酸アミド類(例えばス
テアリン酸アミド、ラウリン酸アミド、パルS肴ン酸ア
ミド、リノール酸アミド、エルシン酸アミド、エチレン
ビスオレイン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミ
ドなど)、比較的低分子量のポリオレフィン化合物(例
えばポリエチレン、ポリプロピレンなど)、シリコーン
化合物、フッ素化合物が挙げられる。
このうちポリオレフィンワックス、パラフィンワックス
、脂肪酸エステルワックス等のワックス類の使用が好ま
しく、ポリオレフィンワックスの使用が特に好ましい。
本発明において離型剤はメイン樹脂100重量部に対し
て3〜40重量部の範囲で含有され、好ましくは5〜3
5重量部である。
本発明に特に好ましく用いられるポリオレフィンワック
スは、単一のオレフィンモノマーよシ得られるホモポリ
マー或いはオレフィンモノマーをこれと共重合可能な他
のモノマーと共重合させて得られるコポリマーのいずれ
でもよい。
前記オレフィンモノマーとしては、例えばエチレン、フ
ロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、
ヘプテン−1、オクテン−1、ノネンー1、デセン−1
、及び不飽和結合の位置を異にするそれらの異性体、並
びに例えば3−メチル−1−ブテン、8−メチル−2−
ペンテン、3−プロピル−5−メチル−2−ヘキセン等
のそれらにアルキル基より成る分岐鎖を有するもの、そ
の他のすべてのオレフィンモノマーが含まれるがエノマ
ーとしては、他のオレフィンモノマーのほか、例工tf
ビニルメチルエーテル、ビニル−n−7’チルエーテル
、ビニルフェニルエーテル等のビニルエーテル類、例エ
バビニルアセテート、ビニルブチレート等のビニルエス
テル類、例えば弗化ビニル、弗化ビニリデン、テトラフ
ルオロエチレン、m化ビニル、塩化ビニリデン、テトラ
クロロエチレン等のハロオレフィン類、例えばメチルア
クリレート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレ
ート、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレー
ト、n−ブチルメタアクリレート、ステアリルメタアク
リレート、N、N−ジメチルアミノエチルメタアクリレ
ート、t−ブチルアミノエチルメタアクリレート等のア
クリル酸エステル類若しくはメタアクリル酸エステル類
、例えばアクリロニトリル、N、N−ジメチルアクリル
アミド等のアクリル酸誘導体、例えばアクリル酸、メタ
アクリル酸、マレイン酸、7マール酸、イタコン酸等の
有機酸類、ジエチルフマレート、β−ピネン等、種々の
ものを挙げることができる。
また、有用なワックスとして前記のようなポリオレフィ
ンを他の成分によジブロック化又はグラフト化した変性
ポリオレフィンを用いることもできる。
この場合の変性成分としては、例えばスチレン、p−メ
チルスチレン、α−メチルスチレン、3.4−ジクロル
スチレン等の芳香族ビニルモノマー或いメみリル酸メチ
ル等の不飽和脂肪酸モノマー及びそのエステル類が有用
である。
以下本発明に有用なポリオレフインワックスノ具体例を
挙げるが、本発明に用いられるIIJi型剤がこれらに
限定されるものではないことは勿論である。
ビスコール330−P、ビスコール550−P−t ビ
スコール660− P (以上、三洋化成■製、ポリプ
ロピレン)、ハイワックス320Psハイワツクス31
0P、ハイワックス410P、ハイワツクス405P1
ハイワツクス400P、ハイワックス200 P(以上
、三井石油化学■製、ポリエチレン)、サンワックス1
31−P、サンワックス151−Psサンワックス16
1−P、 fンワックス165−P、サンワックス17
2−P (以上、三洋化成■製、ポリエチレン)、PW
−400、PW−500、FW−OH−465、PW−
1040(以上、東洋ベトロライト■製、ポリエチレン
)。
トナー内におけるD+ / D2比を本発明の値に調整
するには、任意の方法を用いることができるが、最も好
ましい方法としては、離型剤を予めジェットミル、サン
ドミル等によって粉砕するか、或は噴霧乾燥、再結晶、
再沈澱等の方法によるなどして所要粒径の微粉体とし、
これを重合性単量体及ヒー着色剤等から成る重合性組成
物中に加えて分散させ重合を行なう方法、或いは離型剤
をそのまま重合性組成物中に加え、サンドミル等の高剪
断力分散装置で所定の粒径まで液中粉砕し重合を行なう
方法が挙けられる。通常用いられるトナーの平均粒径り
、は5乃至Iμm の範囲であり、したがって、本発明
における離型剤部の平均径D1はり、 / D。
=0.4〜2.0 にしたがって2乃至(イ)μmの範
囲に調整されるが、トナーの平均径はこれに限定されず
必要に応じて設定することがよく、離型剤の平均径もこ
れに伴ってり、 / D、 = 0.4〜2,0 と々
るよう調整すればよい。
本発明において用いることのできる重合性単量体として
は、例えばスチレン 0−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、p−メチルスチレン、′α−メチルスチレン
、p−エチルスチレン、2.4−ジメチルスチレン、p
−n−ブチルスチレン、P−tert 7’チルスチレ
ン、p n−へキシルスチレン、p−n−オクチルスチ
レン、p n−ノニルスチレン、p n−デシルスチレ
ン、p fl−ドデシルスチレン、p−メトキシスチレ
ン、p−フエニルスチレン、p−クロルスチレン、3.
4−ジクロルスチレン等のスチレン単量体を好ましいも
のとして挙げることができる。このほか、例えばエチレ
ン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等のエチレン
不匍和モノオレフィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン
、臭化ビニル、弗化ビニル等のハロゲン化ビニル類;酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンジェ酸ビニル、酪
酸ビニル等のビニルエステル類;アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イ
ソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−オクチ
ル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ラウリル、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アク
リル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニル、α−ク
ロルアクリル酸メチル、メタアクリル酸メチル、メタア
クリル酸エチル、メタアクリル酸プロピル、メタアクリ
ル酸n−ブチル、メタアクリル酸イソブチル、メタアク
リル酸n−オクチル、メタアクリル酸ドデシル、メタア
クリル酸ラウリル、メタアクリル酸2−エチルヘキシル
、メタアクリル酸ステアリル、メタアクリル酸フェニル
、メタアクリル酸ジメチルアミンエチル、メタアクリル
酸ジエチルアミノエチル等のα−メチレン脂肪族モノカ
ルボン酸エステル類;アクリロニトリル、メタアクリロ
ニトリル、アクリルアミド等のアクリル酸もしくはメタ
アクリル酸誘導体;ビニルメチルエーテル、ビニルエチ
ルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエー
テル類;ビニルメチルケトン、ビニルへキシルケトン、
メチルイソプルベニルケトン等のビニルナトン類;N−
ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニル
インドール、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合
物;ビニルナンタレン類、その他を挙げることができる
。これらの単量体は単独で或いは複数のものを組合せて
用いることができ、又重合して共重合体を与える組合せ
とすることもできる。 1 以上の如きビニル系単量体の重合のためには通常重合開
始剤が重合性単量体に対して0.5〜10重量%の範囲
で用いられる。代表的重合開始剤の具体例トしては、例
えば、アセナルンクロへキシルスルホニルパーオキサイ
ド、イソジブチルパーオキサイド、ジイソプロピルパー
オキシジカーボネート、ジー2−エチルヘキシルパーオ
キシジカーボネート、2.4−ジクロロベンゾイルパー
オキサイド、t−ブチルパーオキシピバレート、3,5
.5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド、オクタ
ノイルパーオキザイド、デカノイルパーオキサイド、ラ
ウロイルパーオキサイド、ステアロイルパーオキサイド
、プロピオニルパーオキサイド、スクシニノクアシノド
バーオキサイド、アセチルパーオキサイド、t−ブチル
パーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ベンゾイルパ
ーオキサイド、パラクロロベンゾイルパーオキサイド、
t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルバー
オキシマレインクアシッド、t−ブチルパーオキシラウ
レート、シクロヘキサノンパーオキサイド、t−ブチル
パーオキシイソプロピルカーボネート、2.5−ジメチ
ル−2,5−ジベンゾイルパーオキシヘキサン、t−ブ
チルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシベン
ゾエート、ジインブチルシバ−オキシ7pレート、メチ
ルエチルケトンパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ド、2,5−ジメチル−2,5−ジt−ブチルパーオキ
シヘキサン、t−ブチルクミルパーオキサイド、t−ブ
チルヒドロパーオキサイド、ジt−ブチルパーオキサイ
ド、2.5−ジメチル−2,5−ジt−ブチルパーオキ
シヘキサン、ジイソプロピルベンゼンヒドロパーオキサ
イド、バラメタンヒドロパーオキサイド、ピナンヒドロ
パーオキサイド、2.5−ジメチルヘキサン−2,5−
ジヒド四パーオキサイド、クメンヒドロパーオキサイド
等のパーオキサイド系開始斉1,2.2’−アゾビスイ
ソブチロニトリル、1.1’−アゾビス(シクロヘキサ
ン−1−カルボニトリル)、2.2′−アゾビス4−メ
トキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル、2.2’−
アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ系
開始剤が挙げられる。
本発明方法の実施においては、ラジカルの半減期が異な
る複数の重合開始剤を用いることができる。この場合に
は、ある特定の重合温度において、半減期の短い重合開
始剤によっていわば迅速開始系が形成されると共に半減
期の長い重合開始剤によっていわば緩慢開始系が形成さ
れ、迅速開始系において重合度が低くて分子量の低い重
合体が形成され同時に緩慢開始糸において重合度が高く
てシ成る重合体によるトナーによれば、低分子量重合体
部分によって最低定着温度が低くしかも高分子量重合体
部分によってオフセット発生温度が高いものとなる。
半減期の短い重合開始剤の好ましい例としては、2.2
′−アゾビス−4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロ
ニトリル、2.2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレ
ロニトリル等を挙げることがでキ、マた半減期の長い重
合開始剤の好ましい例としては、1゜11−アゾビス(
シクロヘキサン−1−カルボニトリル)等を挙げること
ができる。
着色剤としては、カーボンブラック、ニグロシン染料(
C,1,屋50415B )、アニリンブルーCC,I
A30405)、カルコオイルブルー(C,L A a
zo1eBlue3)、クロムイエロー(C,1,A 
14090 ) 、ウルトラマリンブルー(C,I−A
47005 ) 、デュポンオイルレッド(C,1,煮
26105 )、キノリンイエ資−(c。
1、A47005 )、メチレンブルークロライド(C
,LA52015 ) 、7タロシアニンン°ルー(C
’、 1.1674160 )、マラカイトグリーンオ
フサレート(C,1,A 42000 )、ランプブラ
ック(C,1,A77266 )、ローズベンガル(C
,1,A 45435 ) 、これらの混合物、その他
を挙げることができる。これら着色剤は、十分な濃度の
可視像が形成されるに十分な割合で含有されることが必
要であシ、通常バインダー樹脂100重量部に対して1
〜20重量部重量部側合とされる。
重合を懸濁重合法によっ1行なう場合には、機械的攪拌
によって重合組成物が所要粒径の分散粒子として水等の
分散媒中に分散#!濁されて重合が行なわれるが、重合
の進行と共に分散粒子が粘着性を増すことKよ重合体し
て大きな粒子となることを防止する必要があシ、このた
めに懸濁安定剤が用いられる。
斯かる9m安定剤として用いられるものは、一般に水溶
性高分子物質と難溶性無機化合物の微粉末とに大別され
、前者にはゼラテン、澱粉、ポリビニルアルコール、そ
の他が含まれ、後者には硫酸バリウム、硫酸カルシウム
、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム等
の難溶性塩類及び難溶性塩類とドデシルベンゼンスルポ
ン酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム等の界面活性
剤との組み合わせ、メルク、粘度、珪酸、珪藻土等の無
機高分子物質、金属酸化物その他の粉末が含まれる。又
重合組成物がイオン性物質、例えば窒素含有重合性単量
体若しくは難水溶性アミン類等のカチオン性物質又はア
ニオン性物質を含有することによシ、水中に分散された
ときにその分散粒子が正又は負の一方の極性に帯電する
場合においては、水中に分散されたときに他方の極性に
帯電するイオン性分成剤、例えば負帯電性のコロイダル
シリカ、正帯電性の酸化アルミニウム等を懸濁安定剤と
して有効に用いることができる。
本発明のトナーには、これらの他、必要にらじて磁性体
、荷電制御剤、分散剤等を含有させることができる。
磁性体としては、フェライト、マグネタイトを始めとす
る鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性を示す金属若し
くは合金又はこれらの元素を含む化合物、或いは強磁性
元素を含まないが適当な熱処理を施すことによって強磁
性を示すようになる合金、例えばマンガン−銅−アルミ
ニウム、マンガン−銅−錫などのマンガンと銅とを含む
ホイスラー合金と呼ばれる種類の合金、又は二酸化クロ
ム、その他を挙げることができる。
本発明のトナーは、鉄粉、ガラスピーズ等よシ成るキャ
リアと混合されて二成分現像剤とされるが、磁性体が含
有されるときはそのまま一成分現像剤として静電荷像の
現像に供される。
〔実施例〕
以下実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発
明の実施態様はこれに限定されるものではない二尚本実
施例における部数は特に明示しない限シ重量部を表わす
実施例1゜ 覗型剤として低分子量ポリプロピレン[ビスコール55
0PJ (三洋化成社製)をあらかじめ、メタノール中
でサンドスタージーによって粉砕し、コールタ−カウン
ター(コールタ−社製)で測定して、重量平均粒径10
4μmのものを得た。
一方、 を、サンドスタージーにより混合分散した後、先に得た
重量平均粒径10.4μmのポリプロピレン10部を加
えて均一分散させ、重合性組成物を得た。
これを、リン酸カルシウム1重量%、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム0.01重量%を含む水に加重量
%になる量だけ加え、TKホモジェッター(I¥f殊機
化機化工業社製用いて、7〜15μm粒径となるように
分散させて懸濁液を得だ。
その後、この懸濁液を60℃で加時間加熱して重合させ
た後、塩酸で処理し、固型分を濾過、洗浄後乾燥させて
、本発明のトナーを得た。本トナーはコールタ−カウン
ターによる測定の結果、重量平均粒径11.3μmであ
り、ポリプロピレンとトナーとの重量平均粒径の比Ds
 / Dzは10.4 / 11.3 = 0.92で
あった。このトナー2部と鉄粉キャリア100部とから
なる現像剤を調製し、以下ρような評価を行なった。
まず、像支持体である転写紙の先端部にベタ黒のトナー
像を作り、これを表層がテフロン(デーボン社製、ポリ
テトラフルオロエチレン)で形成されている熱ローラと
表層がシリコンゴムrxE−1300RTV J (信
越化学工業社製)で形成されている圧着ローラとからな
る定着機の中を転写紙剥離用爪のない状態で線速度12
0m/秒で通す操作を、熱ローラの温度を種々変化させ
て行なった。
す彦わち、熱ローラの設定温度を230℃より5°Cず
つ段階的に低くシ、各温度で上記の操作を行ない、転写
紙が熱ローラに巻きつき始める最高温度(巻きつき発生
温度)をめたところ230’Cがら180℃までは巻き
つきは発生せず、175℃において初めて巻きつきが発
生した。この際オフセクト現象は測定温度の全領域で発
生しなかった。
比軸例1 ポリプロピレン「ビスコール550 P J t トル
エン溶液からメタノール中に再沈澱させることによって
、重rzt平均粒径4.0μmのものを得た。12.6
μmのポリプロピレンの代りに、この4.0μmのポリ
プロピレンを用いた他は実施例1と同様にして、重量平
均粒径11.8μmの比較用のトナーを得た。この場合
、ポリプロピレンとトナーとの重量平均粒径の比は、0
34となる。この比較用のトナーを用い、実施例1と同
様にして巻きつき発生温度をめたところ実施例1の場合
にくらべはるかに高い225℃であった。
また、230℃においては巻きつきは発生しなかったが
、オフセント現象が生じ、耐オフセット性においても本
発明による実施例1のトナーがすぐれていた。
実施例2.〜3゜ 「ビスコール550PJを次のようなワックスに代えた
他は実施例1と同様にして、本発明のトナーを得た。次
いで実施例1と同様てして、巻きっき発生温度をめたと
ころ第1表に示す結果を得た。
第 1 表 ! ・) 本変性ポリエチレンは、スチレンによりブロック
共重合させたポリエチレンワックスでアリ、スチレン成
分の含有割合が4重量%で軟化点112℃であった。い
ずれの場合にも巻きっきが発生するまでの温度領域にお
いて、オフセット現象は全くみいだせなかった。
比較例2゜ ワックスを全く添加しなかった他は、実施例1と同様に
して、ワックスを含有しないトナーを得た。このトナー
について実施例1と同様にして巻きつき発生温度をめた
ところ、230℃においてすでに巻きつきが発生しただ
め、評価可能な温度領域が得られなかった。
これらの結果から、本発明の方法でワックスを含有させ
たトナーが耐巻きつき性及び耐オフセット性において優
れたものであることがわかる。
実施例4゜ 低分子量ポリプロピレン「ビスコール660 P J(
三洋化成社製)をジェットミル(荒木裏作所製)で微粉
砕し、重量平均粒径】2.3μmのものを得た。
一方、 をサンドスタージーによυ混合分散した後、先に得た重
量平均粒径12.3μmのポリプロピレフ10部ヲ加え
て均一分散させ、重合組成物を得た。
これを、リン酸カルシウム1.5重量%、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム0.015 重i%を含む水
に加重量%になる量だけ加え、T、に、ホモジェッター
を用いて分散させた。こうして得た懸濁液を65℃で5
時間加熱して重合させた後、塩酸で処理し、濾過、洗浄
後、乾燥させて本発明のトナーを得た。こうして得たト
ナーの重量平均粒径は10.5μmでありポリプロピレ
ン/トナーの粒径比が1.17となる。このトナーを用
い、実施例1と同様にして、巻きつき発生温度をめたと
ころ、230℃から180℃ブでは巻きつきが発生せず
、良好な定着画像が得られ、175℃において初めて@
きつきが発生したっこの際、オフセットは測定温度の全
領域で発生しなかった。
比較例3゜ 「ビスコール660 P Jをトルエン溶液からメタノ
ール中に符沈設させることによって、重量平均粒径3.
3μmのものを得た。9.8μmのポリプロピレンの代
シにこの3.3μmのポリプロピレンを用いた他は、実
施例4と同様にして、重量平均粒径11.0μmの比較
用のトナーを得た。この場合、ポリプロピレンとトナー
との粒径の比は0.30となる。
この比較用のトナーを用い、実施例1と同様にして、巻
きつき発生温度をめたところ、230℃においてすでに
巻きつきが発生したため、評価可能な温度領域が得られ
なかった。尚巻きつき発生のため、オフセント性能は評
価しえなかった。
実施例5〜6゜ 「ビスコール660 P Jを次のようなワックスに代
えた他は、実施例4と同様1c して、本発明のトナー
を得た。
次いで実施例1と同様にして巻きつき発生温度をめたと
ころ、次のような結果を得た。
第 2 表 帝 本変性ポリエチレンは、1−7−二ルプロベンニヨ
リブロツク共重合させたポリエチレンワックスであシ、
1−7工ニルブロベン成分の含有割合が4重量%で軟化
点113℃であった。
実施例7 ポリエチレンワックス「ハイワックス320 P J(
三井石油化学■製)を予めメタノール中でサンドスター
ジーによって粉砕し重量平均粒径9.8μmのものを得
た。
一方、 ◆ビスフェノールA1ポリエチレングリコール(平M分
子11000)、テレフタル酸、フマル酸(重量比20
0:20:100ニア0 )の重合物、軟化点110℃
をサンドスタージーによシ混合分散した後、先に得た、
重量平均粒径9.8μmのポリエチレン8部を加えて、
均一分散させ重合性組成物を得た。これをリン酸カルシ
ウム1重量%、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
0.01重量%の水性コロイド液に30重量%になる量
だけ加え、’l’、に、ホモジェッターを用いて分散さ
せた。こうして得た懸濁液をω℃で加持間加熱して重合
させた後、塩酸で処理し、濾過、洗浄後、乾燥させて本
発明のトナーを得た。こうして得たトナーの重量平均粒
径は10.2μmであり、ポリエチレン/トナーの粒径
比が0.96となる。このトナーを用い実施例1と同様
にして、巻きつき発生温度をめたところ230℃から1
85℃までは巻きつきが発生せず、良好な定着画像が得
られ、180℃において初めて巻きつきが発生した。こ
の際、オフセットは測定温度の全領域で発生しなかった
比較例4゜ 「ハイワックス320 P Jをサンドスタージーによ
って粉砕した際、重量平均粒径が25μmとなるように
調整した他は、実施例7と同様にして重合性組成物を得
た。これをT、に、ホモジェッターを用いて、実施例7
と同様な懸濁液を得たが、顕微鏡観察を行なうと平均5
〜10μm程度の油滴とI−(3)μm もある大きな
油滴とが混在した状態にしかならず、これを実施例7と
同様にして重合させたが、懸濁液が不安定で重合中に大
部分が凝集を起してしまった。重合後、凝集しなかった
部分に対して、実施例7と同様の後処理を行ない、重量
平均粒径11.94mの比軸用トナーを少量ながら得た
このトナーを用い、実/+Q、11と同様にして巻きつ
き発生温度をめたところ230℃においてすでに巻きつ
きが発生したため、評価可能な温度領域が得られなかっ
た。
以上のことから、ワックスの平均粒径がトナーの平均粒
径よりも2倍を越えて大きくなると、実質的に、トナー
内部にワックスを含有させることが困難になるといえる
実施例8 実71J1−実施例7で得た、本発明のトナーの各々に
ついて、電子写真複写機rU Blx 3000J(小
西六写真工業社製)を用いて、定着評価を行なったとこ
ろ、オフセット現象も、巻きつき現象も発生せず、良好
な複写画像が得られた。つづいてさらに20.000回
の連続複写を行なったところ、オフセット現象、巻きつ
き現象ともに発生せず、最終まで鮮明で良好な複写画像
が得られた。
〔発明の効果〕
前記の実施例からも明らかな通シ本発明によシ定着ロー
ラ表面に対し高い離型性を有し、耐オフセット性、耐巻
きつき性にすぐれたトナーを得ることができる。本発明
のトナーを用いることにより定着ローラ表面に潤滑性液
体を供給する必要なしに、「オフセラトコ、F巻きつき
ゴの発生のない良好な熱ローラ定着を行ない得るように
なった。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来技術による離型剤を含むトナー粒子の断面
図、第2図はトナー及び離型剤の粒径分布曲線、第3図
は本発明によるトナーの断面図である。 1・・・バインダー樹脂 2・・・離型剤 3・・・着
色剤代理人 弁理士野田義親 第1図 第3図 第2図 粒イ蚤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)着色剤、離型剤、バインダー樹脂よりなる静電像
    現像用トナーにおいて、前記離型剤の平均径Diとトナ
    ー粒子の平均径)の比Dt / Daが04乃至2.0
    であることを特徴とする静電像現像用トナー。
  2. (2)前記離型剤がワックスであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の静電像現像用トナー。
  3. (3)前記離型剤がポリオレフィンワックスであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の静
    電像現像用トナー。
  4. (4)着色剤及び得られるトナー粒子の平均径り。 に対しD1/D2が0.4乃至2である平均径D1を有
    する離型剤粒子の存在下において重合性単量体を重合す
    る工程を含むことを特徴とする静電像現像用トナーの製
    造方法。
  5. (5)前記離型剤がワックスであることを特徴とする特
    許請求の範囲第4項記載の静電像現像用トナーの製造方
    法。
  6. (6)前記離型剤がポリオレフィンワックスであること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項又は第5項記載の静
    電像現像用トナーの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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