JPS6022895B2 - 冷水可溶な茶タンニンの製造方法 - Google Patents

冷水可溶な茶タンニンの製造方法

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JPS6022895B2
JPS6022895B2 JP52029146A JP2914677A JPS6022895B2 JP S6022895 B2 JPS6022895 B2 JP S6022895B2 JP 52029146 A JP52029146 A JP 52029146A JP 2914677 A JP2914677 A JP 2914677A JP S6022895 B2 JPS6022895 B2 JP S6022895B2
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tannin
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tea
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サエ−ド・ア−マド・フサイニイ
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De Purodeyui Netsusuru SA Soc
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F3/00Tea; Tea substitutes; Preparations thereof
    • A23F3/16Tea extraction; Tea extracts; Treating tea extract; Making instant tea

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  • Tea And Coffee (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は茶生成物の溶解度を増加させる改良方法に関す
る。
水性茶抽出物では溶解度を変える物質に遭遇する。
抽出固形の1フラクショソは熱水もしくは冷水に容易に
溶解する。便宜上茶「タンニン」とした本明細書で引用
する残留フラクションは熱水には溶解するが、実質的に
冷水に不溶である。この第2フラクションの成分は化学
的意味で必ずしもすべてがタンニンではないが、それら
はタンニンとして挙動し、当業者にはタンニンとして慣
例的に且一まとめに呼ばれている。茶のこのタンニンフ
ラクションは熱飲料の場合には重大な困難はない。
しかし、これらのなまのもしくは天然のタンニンを含む
冷およびアイス茶飲料はそれらの溶解度の制限から生ず
る沈澱および函濁により好ましさが減少する。更に、容
易におよび完全に脱水茶組成物を水に再構成することが
できるのは、これらのなまのタンニンの存在により阻ま
れる。茶生成物のこれらの欠点に打勝って先行技術の1
方法は、タンニンフラクションを除去することより成る
残留冷水可溶フラクションは消費し、もしくはたとえば
濃縮および粉末形に乾燥することができる。しかしこの
ような実際面からは、不溶性フラクションは廃棄される
か、正常のフレーバーの多い茶成分の実質的ロスとなる
。このロスを避ける1方法はBarchの米国特許第3
16353y号明細書に開示されている。
本特許の開示によれば、通常冷水不溶性な水性茶抽出物
のタンニンフラクショソは、沈澱の生ずるまで抽出物を
冷やすことによって分離される。次いで夕ンニンの沈澱
物はその溶解性に改良するに十分な高塩基性条件下で酸
化させる。その後タンニンフラクションは酸性化して正
常のpHに戻し、初めの抽出物の他のフラクションと再
組み合せすることができる。タンニンの前記冷水可溶化
に付随する問題のうちにはタンニンフラクション高塩基
性媒体中で酸化可溶化させる必要があるということであ
る。
アルカリもしくは他の塩基の実質的量は反応を満足でき
るように行なうために媒体(タンニン含量のため通常酸
性である)に添加されねばならない。この添加アルカリ
は酸化タンニンから容易に分離されない。従って結局は
どの最終茶生成物にあっても不純物となる。更に、酸化
後いよいま必要な媒体の再酸性化は最終飲料生成物に異
種成分の濃度を一層増加させる。本発明によれば: ‘a} 未酸化タンニンを沈澱させるに十分な温度まで
茶葉の熱水抽出物を冷やし、沈澱タンニンを上澄から分
離し;‘b} 該未酸化タンニンの分散物を水性媒体中
に形成させ;‘cー タンニンを含む該分散物を酸素お
よび酸化触媒と接触させ、該夕ンニンの酸化可溶化を行
なわせ三および{d} 可溶化タンニンを含む生成水性
媒体を該触媒から分離することより成る冷水可溶性茶タ
ンニンの製造方法が供される。
本明細書で使用される「熱」もしくは「熱水」は約60
〜120午0の温度を意味し、「冷」もしくは「冷水」
は約0〜15ooの温度を意味する。
使用する特殊の抽出技術により、熱水抽出物の固形濃度
は通例約1〜10重量%の固形範囲である。しかし処理
を瓶零化するために茶熱抽出物は標準濃度に調整するこ
とができる。通常は約5〜15%、もっとも好ましくは
約8重量%の総固形の標準が本目的には好ましい。これ
らの茶抽出物は付加的に重要なフレーバー成分を含み処
理中反応もしくはロスを異常に受け易く、不利益な条件
に曝すことは最少にするのが有利である。
従ってその成分一遍常「揮発物」と称される−はいまし
‘まロスを避けるために一時的に分離される。茶抽出物
の濃度の標準化前でさえこれらの成分はたとえば約80
〜12000の温度で蒸気で抽出物から抽出し、揮発物
を含む蒸気を集め、それらを凝縮し冷却してこれらの重
要なフレーバーの安定な分離物を得ることにより分離す
るのが望ましい。この分離物は後に、処理抽出物を完全
なフレーバーを有する飲料生成物に再構成するのに使用
することができる。抽出物から冷水不溶性タンニンフラ
クションの除去も容易に行なわれる。
通常茶総固形の約15〜35%より成るこのタンニソフ
ラクションは約15〜0℃、好ましくは約8〜1oo○
の温度に冷やすことによって溶液から都合よく沈澱する
。次いで可溶性茶固形を含む水性上燈から沈澱タンニン
の分離は当業者に周知の種々の技術、たとえば冷スラリ
ーの遠心分離によって達成することができる。次いで不
溶物の分離沈澱物は水で、好ましくは0〜15℃、もっ
とも適当には約8〜10qoの温度で洗糠するのが望ま
しい。この沈澱物は通常冷水可溶性材料を含む約15〜
3の重量%の固形を含む。この洗練は沈澱物中の非タン
ニン可溶物の重量を減少させるので、それらはその後の
酸化可溶化条件に供さない。次いで洗糠不落物は水に分
散もしくは溶解される。
再び夕ンニン濃度が標準化されることは爾後の処理に好
都合である。従って約5〜15%の固形、もっとも好ま
しくは約1の重量%の固形を含む媒体を得るに足りる水
の使用されることが好ましい。通常なまのタンニンの水
分数物はpH4.8〜5.0を有する媒体となる。
この自然のpHは本発明の触媒技術による酸化可溶化に
適する。しかし酸化工程を一層十分に管理させるために
一所望のように−調整することができる。しかしもし媒
体が実質的酸性化により調整されるならば、可溶化タソ
ニンの収量は減少する。
従って、約4.5より低い媒体のpHの調整は通常望ま
しくない。もし媒体が可溶化工程について酸性化を少く
調整されるならば、可溶化タンニンの一層高収量が得ら
れる。
しかし媒体の斑の増加はアルカリ(通常はたとえば苛性
ソーダもしくは苛性カリ)の添加を必要とする。従って
収量のこの増加は使用薬剤量の対応増加によってのみ達
成される。従ってpHは通常約9.0以上には上昇され
ず、好ましくは酸化可溶化に対し約4.8〜6.0に維
持される。タンニンの可溶化は分散タンニンを通例の酸
化触媒の存在下に酸素と接触させることによって達成さ
れる。次いでこれらのタンニンの冷水可溶性を非常に改
良する酸化反応−約10〜15重量%のタンニンの二酸
化炭素への同時転換に反映されるが起こる。更にこれは
それらの重要が飲料性を破壊せずに達成される。接触可
溶化に必要な酸素量は先行技術の酸化技術に必要な量と
実質的に同一である。
タンニン固形物lk9につき少くとも100そ(S.T
.P.)、好ましくは約200〜400その酸素が反応
を完了させるであろう。しかし、接触酸化に対しては酸
素は圧縮されることが望ましい。1平方弧につき約5〜
50k9の酸素分圧は反応を加速させるために好ましい
先行技術の酸化技術におけるように、温度も反応速度お
よび反応度合に影響する。高温は酸化速度を増加させ、
少くとも80o○の温度は従って好ましい。この温度以
上で、尚それ以上の反応速度の増加が起こる。しかし1
10q0以上の温度は悪影響を示す。これらの温度で、
若干のタンニンは炭化、重合するようになり、こうして
水落性が減少する。従って好ましい操作条件は80〜1
1000、もっとも好ましくは100〜110qoの範
囲である。タンニンの酸化可溶化は当業者に既知の通例
の任意の酸化触媒で行なうことができる。Mn02,C
o304,Cu○,V205,CuC03,Ni○,C
r203,Agおよびそれらの混合物を含むこれらの触
媒は酸化可溶化を促進する。それらは反応速度および収
量の両者を増加させ、その増加は使用されることの好ま
しい比較的温和な条件で特に著しい。これらの触媒の或
種のものでは望ましくない僅かな副効果が起こりうる。
このようにたとえばこれらの触媒の何種かのものは−特
にV24および銀一は過剰量の酸を生産することができ
る。他方、コバルトおよび銅触媒の使用は僅かに金属臭
もしくは異臭を生ずるしかし、二酸化マンガンはこのよ
うな欠点を実質的に含まず、非常に活性である。従って
、特に好ましい触媒である。本発明によれば、触媒は実
質的に不活性の担体上で供することができる。
これは触媒の取扱いを容易にする。このような、坦体は
当業者には既知で、一般にアルミナ、シリカ、炭化珪素
および同機の材料を含む。この形で使用される場合には
、活性触媒は通常担体の1〜1広重量%で存在する。触
媒量は酸化可溶化速度にも影響する。これは反応中に触
媒の縄拝が触媒、酸素および未酸化タンニンの自由且敏
速な触媒を確保するように行なわれる場合には事実であ
る。従ってタンニン固形物の0.1〜1重量%の活性触
媒が反応を容易にするために使用されることが好ましい
。この触媒の過剰量は何ら実質的利益を与えるようには
思われない。酸化反応中、酸化されるタンニンの冷水可
溶性が最高に達することが分つた。
この最高点は使用する特別の条件により変化する。しか
しすべての場合に、酸化条件に供し続けると、タンニン
は最初に溶解性が増加し、次いで徐々に溶解性が減少す
る。しかし反応中の媒体の簡単な監視は酸化に供す5最
適時間を決定させる。
この監視は試料タンニンの溶解性を定期的にテストする
ことによって行なうことができる。最高に達した時に反
応は停止させることができる。反応を監視する別法は媒
体のpHの変化による。
0タンニンの可溶化は遊離酸の生成と一致する。
通常少くとも0.ふ好ましくは0.5〜1.5のPH単
位に等しい酸性化を生じさせるに十分な酸が生産される
。酸のこの生産から生ずるpHの低下は酸化反応の進行
を明示し且制限する。特別の使用触媒および条件により
、媒体のpHは3.0〜4.0の点に達する場合に反応
を停止させるのが望ましい。これはタンニンの溶解・性
が最高にあることを保証する。溶解性に対するpHの限
定効果は、溶液の初めのpHがアルカリ添加により上昇
する時に達成された可溶化タンニンの前記の一層高収量
の原因となる。次いで媒体の岬が反応を中止させるのに
十分な点まで減ずる前に多量の副生酸を生成させねばな
らない。タンニン媒体のpHの修正は可溶化度を調整さ
せる。別の態様では、可溶化タンニンのより高収量は酸
化可溶化中に副生酸の除去もしくは中和によって達成す
ることができる。中和は反応中アルカリ試料の添加によ
りもっとも容易に行なうことができる。この方法で、た
とえば約4.5〜5.5の望ましいpHは反応のために
維持することができる。しかし、可溶化中に形成される
酸は固形吸収剤もしくは同様の方法で除去することが一
層好ましい。たとえばアニオン交手剣樹脂のような酸掃
去剤を媒体と接触させることができる。この接触はたと
えば反応室中に触媒と共に吸収剤をおくことにより、も
しくは好ましくはタンニン媒体を、触媒を含む反応室お
よび吸収剤を含む第2の室の2室間を連続的に再循環さ
せることによって達成することができる。吸収剤は酸を
除去してpHを緩衝し、このようにして可溶化度を一層
向上させる。反応完了後、タンニン体は容易に分離され
混ぜものを含まないま)で残る。接触酸化の効果を更に
増加させることは酸化中媒体の反応助触媒を添加するこ
とにより達成することができる。
たとえば、二酸化硫黄一遍常は稀硫酸の形で−はHer
zの米国特許第28317772号明細書もしくはMi
sh三nの米国特許第3065077号明細書に説明さ
れた方法で媒体に添加することができる。接触酸化機構
と共に作用するこのような亜硫酸塩助触媒は収量および
可溶化反応速度を増加させるであろう。しかし、通常こ
のような勤触媒は本発明の実施には使用されない。
それらの使用により生ずる添加費用および取扱いの困難
さを避けることが好ましい。更に最終生成物に添加する
ようになるため、反応の促進は前記の他の方法により行
なうことが一層好ましい。本接触酸化の遂行では、可溶
化は通常バッチ操作で行なわれる。
たとえば触媒を詰めた適当なカラム中で連続的もしくは
半連続的処理も使用することができる。酸化へのもっと
も有利なアプローチの選択は可溶化すべきタンニン量に
大きく依存し、通常の当業者の技術内で容易に決定する
ことができる。酸化されるタンニンは茶から新しく抽出
されたものが好ましい。
一度抽出されると、タンニンは分解し、可溶化される能
力を失なう傾向がある。しかし、それらは安定化させる
ことができる。こうして、たとえば、.もし抽出された
なまのタンニンや約2独特間以上の間保持されることを
処理条件が要求するならば、それらは脱水することがで
きる一凍結乾燥によるように。脱水は可溶化夕ンニンの
5〜15重量%までを減少させるが、分解によるそれ以
上の大きなロスに対し保証する。タンニン媒体は反応中
蝿拝されることが望ましい。
周知の機械的方法および流動調整技術がこのような蝿梓
を得るに適する。この損梓は薬剤と触媒間の密接な接触
を保証する。従って時間を短縮し可溶化の均等化を確保
する。反応後、本発明の可溶化もしくは酸化タンニンは
なまのもし〈は未酸化タンニンと比較し通常いくらか鷹
色である。
これらの酸化タンニンは飲料用に適する生成物に添加さ
れる前に、従って当業者に既知のように淡色化するのが
好ましい。この付加的工程は可溶化タンニンを含む飲料
生成物が色および外観において通常の生成物と‐−致す
るであろうことを保証する。酸化タンニンに天然色を回
復させる1方法はFo氏sの米国特許第3151985
号明細書に説明される。
該特許によれば−その開示はこ)に引用して挿入する一
過酸化水素のような漂白剤が可溶化タンニンに添加され
本目的を達成する。天然タンニン色を回復するもう1つ
の方法は米国特許第3950553号明細書に開示され
る。
この方法によれば、酸化タンニンは未酸化タンニンと接
触させて淡色化もしくは脱色させることができる。正常
には茶に存在しない成分の使用を全く含まないので好ま
しい。その点について記載したように、酸化および未酸
化タンニンは水性媒体中に約等量もしくは等モル量で組
み合される。
この密接な接触−好ましくは50〜90℃の温度および
pH5.0〜8.0で一は酸化夕ンニンを始めの色に急
速に復帰させる。他方未酸化タンニンは影響されないよ
うで、こうして淡色冷水可溶タンニン溶液から分離のた
めに冷却して沈澱させることができる。更に好ましい態
様では茶の水性抽出物は酸化タンニンを脱色させるため
にも、非タンニン茶固形の通常の補充物を組み合せるた
めにも使用することができる。
茶抽出物(未酸化タンニンを含む)と酸化タンニンを組
み合せることによって、後者のタンニンは脱色される。
次いで未酸化茶タンニンは冷却して沈澱させることがで
きる。これはそれらを除去させ一好ましくは可溶化を含
む別の処理のためにーー方酸化可溶化タンニンを含むこ
と以外は正常茶粗成物の新しい抽出物を生成させる。酸
化タンニンは他の正常の完全な可溶性茶固形と組み合さ
れると、生成抽出物は更に通常の処理を受けさせること
ができる。
たとえば濃縮し、予じめ分離した揮発物と再組み合せし
、乾燥して既知技術によって「インスタント一茶生成物
を生産することができる。この方法で天然に存在する茶
(本発明によって達成された望ましい冷水可溶特性を除
いて)と実質的に同一の性質および特徴を有する茶生成
物が製造される。次の例は本発明を説明する。
割合は特記しない限り重量部を基準に示す。収量もしく
は可溶化%は反応媒体中の初めの固形に対する酸化後の
冷水可溶性固形の重量比で表わされる。例1 2その4%水性茶抽出物から100℃の温度で蒸気の4
重量%の揮発物を抽出する。
揮発物を濃縮し、冷却して最終茶生成物にその後再添加
するための安定な分離物を収得する。次いで抽出物は真
空蒸発させ、1の重量%の固形含量を得る。濃縮抽出物
は10℃の温度に冷却し、遠心分離する。それによって
24夕のなまのタンニン固形物を抽出物から分離する。
これらの固形は4009の水に分散させ、生成分散物は
4.95のpHを有することを観察した。タンニンサス
ベンジョンは電気加熱ジャケット、鷹梓機およびガス排
出口を備えた2その加圧反応装置に入れる。
又装置は炭化珪素迫体上の5.5夕の二酸化マンガン(
活性二酸化マンガン総重量は0.25夕である)を含む
。装置は酸素分圧10k9/仇および100午0の温度
にした。
これらの条件および50仇pmの縄枠速度は18分間維
持し、酸化可溶化を行なわせる。その後タンニン溶液は
装置から除去し、10℃に冷却する。この温度で少量の
固形の沈澱するのが観察される。残留抽出溶液を分離し
、初めのタンニンの約74%を含むことがわかった。溶
液は僅かに悟色で、4.5のPHを有する。次いでこの
酸化タンニン溶液を2その4%茶柚出物(揮発物を抽出
し、なまの夕ンニンを含む)に添加する。
混合物は2び分間7000の温度で櫨拝しながら保持す
る。この間溶液は通例未酸化タンニンと結合して淡色化
するのが観察される。次いで10qoに冷却し遠心分離
し、こうして24夕の未酸化タンニン固形を除去する。
上燈の茶抽出物−冷水可溶酸化タンニンを含む−は固形
濃度が約45%に達するまで真空蒸発させる。
この高濃度抽出物に予じめ分離した分離揮発物を加え次
いで生成溶液を噴霧乾燥して「インスタント一茶生成物
を得る。この茶生成物は市販の利用しうるものと色およ
び外観が同じである。しかしアイス茶飲料を調製するた
めに冷水に添加すると容易に溶解して透明な光沢のある
外観を呈する。色および味の両者で、この飲料は通例の
茶生成物と実質的に区別できない。例2 1その水に再分散した50夕の凍結乾燥なまタンニン試
料を例1に説明した技術で溶解する。
これらの接触酸化の条件および結果は次の如くである:
例3 二酸化珪素担体上の炭酸鋼触媒(6%の活性触媒)を、
1その水に再分散した50夕の凍結乾燥なまタンニン試
料を可溶化するために使用する。
例1の技術を使用し、接触酸化は10夕の坦体触媒を使
用して行なう。2種類を可溶化効率を対比するために製
造し、1種類にのみ1.7%の二酸化硫黄助触媒(稀硫
酸として添加)を酸化前にタンニソ媒体に添加した。
結果は次の如くである: このように短かし、反応時間でさえ、肋触媒は可溶化タ
ンニンの収量を増加させる。
例4 1その水に再分散した50夕の凍結乾燥なまタンニン試
料を3夕の二酸化マンガン迫体触媒を使用し、例1説明
のように酸化する。
しかし更にヒドロキシル形の弱イオン交≠剣樹脂(アン
バーライトIRA−93)も反応装置中に入れる。この
接触酸化の結果は次の如くである: 反応後10qoに媒体を冷却しても冷水不溶物の明かな
沈澱は全く生成しない。
溶解したま)残るすべてのタンニンは冷水可溶性である
。初めのタンニン重量との差は排出C02および樹脂に
吸収された酸の生産を反映する。例5 茶タンニン(50夕)を2そ客加圧容器中水(1000
の乙)に分散させる。
この容器には反応中試料を取り出す排出管、酸素入口、
ガス排気口、濃拝器を装着してある。初期pHは4.8
である。触媒(35%酸化コバルト/蓬藻±10夕)お
よびアンバーライトIRA−93イオン交換樹脂60の
‘を加える。縄枠器を6仇pmで操作させ乍ら、装置を
8.8k9/鮒の酸素分圧にし、温度は105〜110
午Cである。これらの条件を25分間維持し、排気ガス
を500机/分の割合で除く。反応の終りに、内容物を
周囲温度に冷却し、pHを測定し、更に10℃に冷却し
、10,00びpm/20分間遠心分離する。上燈液中
の固形分重量(可溶化タンニン)を測定し、収量を計算
した。例6〜13では表(可溶化タンニンの収量を示す
)に示す条件で、この操作を繰り返えす。
例9,10および11では、添加樹脂はアンバーライト
IRA−400(l00の【)である。表 例1と15(比較例) 例5の方法を使って、更に2回の実験を行なった。
コンスタントなpH、水800の‘中タンニン80夕、
触媒として未担持Mn02粉末を使った。他の条件は:
温度105〜11200、酸素圧8.8k9/地、25
分。初期pHは4.60であった。最初の実験では、実
際上コンスタントに維持(最終値:4.5)させ、第2
実験では周期的に州KOHを加えて6.0に維持させた
。収率はそれぞれ84.0%と84.5%であつた。こ
の方法の利点は、最終生成物に混入する異物質(アルカ
リでも酸でもない)は接触反応中タンニンに添加しない
ことである。
イオン交換樹脂は一定量の酸を中和するためおよび反応
促進即ち出来る限り多量のタンニンを酸化するために加
えてもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 冷水可溶性茶タンニンの製造方法において、(a)
    茶葉の熱水抽出物をその中に含まれる未酸化タンニン
    を沈澱させるに十分な温度に冷却し、上澄と沈澱タンニ
    ンとを分離し、(b) 未酸化タンニンの水性媒体分散
    液を形成させ、(c) タンニンを含むこの分散液を酸
    素および酸化触媒と接触させ、タンニンの酸化可溶化を
    行わせ、そして(d) 可溶化タンニンを含む生成水性
    媒体と触媒とを分離することを特徴とする、上記冷水可
    溶性茶タンニンの製造方法。 2 工程(b)で形成させた分散液はpH4.5〜9.
    0である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 酸化触媒はMnO_2,Co_3O_4,CuO,
    V_2O_5,CuCO_3,Cr_2O_3,Agお
    よびそれらの混合物から成る群から選択する、特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の方法。 4 酸化触媒は不活性担体上で供する、特許請求の範囲
    第1項又は第3項記載の方法。 5 酸化可溶化は80℃〜110℃の温度で行なう、特
    許請求の範囲第1項から第4項のいずれか1項に記載の
    方法。 6 酸化可溶化は5〜50kg/cm^2の酸素分圧で
    行なう、特許請求の範囲第1項から第5項のいずれか1
    項に記載の方法。 7 タンニンの可溶化中に形成した少くとも一部の酸を
    除去するかもしくは酸化中に中和する、特許請求の範囲
    第1項から第6項のいずれか1項に記載の方法。 8 可溶化タンニンを含む分離水性媒体はpH3.0〜
    4.0である、特許請求の範囲第1項から第7項のいず
    れか1項に記載の方法。
JP52029146A 1976-03-17 1977-03-16 冷水可溶な茶タンニンの製造方法 Expired JPS6022895B2 (ja)

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CH (1) CH618327A5 (ja)
DE (1) DE2710070A1 (ja)
FR (1) FR2344230A1 (ja)
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