JPS60228149A - 複合ポリエステルフイルム - Google Patents

複合ポリエステルフイルム

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JPS60228149A
JPS60228149A JP8368784A JP8368784A JPS60228149A JP S60228149 A JPS60228149 A JP S60228149A JP 8368784 A JP8368784 A JP 8368784A JP 8368784 A JP8368784 A JP 8368784A JP S60228149 A JPS60228149 A JP S60228149A
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JP
Japan
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layer
film
wax
polyester
thickness
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JP8368784A
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栗原 正俊
河上 憲市
大滝 敏博
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、芯層に紫外線吸収剤が含有され、かつ9表層
に高級脂肪酸ワックスが含有されてなる複合ポリエステ
ルフィルムに関するものである。
〔従来技術〕
芯層に、ポリマよりも低融点である添加剤が含有され2
両表面層に芯層の添加剤を含まない層を共押出法で積層
させることによって、押出時の添加剤が発煙したり製膜
工程中でブリードアウトしたりするトラブルを防止せし
めた6層板合フィルム(例えば、英国特許123156
9号)は知られている。
しかしながら、ポリマにポリエステルを用い。
添加剤として紫外線吸収剤を用いて得られる従来の6層
板合ポリエステルフィルムは、インキや接着材や写真乳
剤などの塗布、あるいは、他のフィルムとの積層などの
後加工に際して加えられる熱でフィルム表面に紫外線吸
収剤がブリードアウトする欠点、すなわち、耐熱性が不
十分な欠点がありフィルムの透明性が悪くなったり、接
着工程中で接着不良をきたすなどの欠点があった。
このブリードアウトを防止するためには1両表層の厚み
を十分に厚くする必要がある。しかし。
紫外線吸収剤が含有されていない両表層は、耐候性が乏
しいため、劣化しやすく1層を厚くすることは複合フィ
ルムとしての機械的強度を氏下せしめることになる。
また、たとえ機械的強度が低下せずとも1両表層を厚く
すると相対的に芯層を薄くしなければならず、芯層は薄
くなる分、紫外線吸収剤を多量に含有していなければ紫
外線吸収力が劣ることになる。
一方、紫外線吸収剤を多量に含有せしめようとすると1
分散が悪くなったり、押出時に溶融粘度が急激に低下す
るなどの欠点が生じる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記欠点を解消せしめ、紫外線吸収剤
がブリードアウトせず、紫外線吸収力と透明性と機械的
強度がともに優れた複合ポリエステルフィルムを提供せ
んとするものである。
〔発明の構成〕
本発明は上記目的を達成するために次の構成。
すなわち、紫外線吸収剤含有のポリエステル層Bの両面
に、高級脂肪酸ワックス含有のポリエステル層Aが積層
された複合ポリエステルフィルムであって、かつ、該ポ
リエステル層Aは両層とも高級脂肪酸ワックスの含有量
Wが001〜1重量係。
層の厚みaが2〜20μm、該厚みa(単位=μm)と
該含有量W(単位二重量%)との積a−Wが05〜20
である複合ポリエステルフィルムを特徴とするものであ
る。
本発明の複合ポリエステルフィルムは、上記のように、
ポリエステル層B(以下、単にB層という)の両面に、
ポリエステル層A(以下、単にA層という)が積層され
1層構成がA層/B層/A層となったものである。なお
、B層の一方に積層されたA層と、B層の他方に積層さ
れたA層とは。
以下に説明する範囲内であれば異なっていてもよく、ま
た、全く同じであってもよい。
以下に、B層の一方に積層されたA層について説明する
A層におけるポリエステルとは、芳香族ジカルボン酸を
主たる酸成分とし、アルキレングリコールを主たるグリ
コール成分とするポリエステルである。
芳香族ジカルボン酸の具体例としては、テレフタル酸、
イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸。
ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルジカルボ
ン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸。
ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルケトンジ
カルボン酸、アンスラセンジカルボン酸。
α、β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4
′−ジカルボン酸などが挙けられる。これらのうち、特
にテレフタル酸が望ましい。
アルキレングリコールの具体例としては、エチレンクリ
コール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリ
コール、ペンタメチレンクリコール、ヘキサメチレング
リコール、ヘキシレングリコール等が挙げられる。これ
らのうち、特にエチレングリコールが望ましい。
もちろん、これらのポリエステルは周知のもので、具体
的にはホモポリエステルであってもコポリエステル(共
重合ポリエステル)であってもよく、共重合する成分と
しては、たとえば、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ネオペンチルグリコール、ポリアルキレン
グリコール。
p−オキシリレングリコール、1.4−シクロヘキサン
ジメタツール、5−ナトリウムスルホレゾルシンなどの
ジオール成分、アジピン酸、セバシン酸、フタル酸、イ
ソフタル酸、2,6−ナフタリンジカルボン酸、5−ナ
トリウムインフタル酸などのジカルボン酸成分、トリメ
リット酸、ピロメリット酸などの多官能ジカルボ/酸成
分、p−オキシエトキシ安息香酸などのオキシカルボン
酸成分などが挙げられる。
A層に含有される高級脂肪酸ワックスとは、主成分が、
炭素原子数17〜3乙の高級脂肪酸と炭素原子数が17
〜53の多価アルコールからなる脂肪酸エステル化合物
のことであシ、具体例としン ては、セラ句クロウ、ヌカロウ、虫ロウ、モンタンロウ
、羊毛ロウ、カルナウバロウ、カンデリラロウ、綿ロウ
、合成ロウなどのロウ、ならびにとれらのロウの脂肪酸
エステルの一部あるいは全部を他のアルコール成分で置
換したり、あるいはナトリウム、カリウムなどのアルカ
リ金属あるいはカルシウム、マグネシウム、バリウムな
どのアルカリ土類金属などの金属塩に改質した変成物で
炭化水素化合物含量が50重量係以下で常温で固体のも
のである、これらの中で特に望ましいものは。
カルナウバロウ、モンタンロウ、合成ロウ、ならびにそ
の変成物である。ここで主成分とは、炭素原子数17〜
5乙の高級脂肪酸と炭素原子数が17〜56の多価アル
コールからなる脂肪酸エステル化合物が総量で50重量
%以上含有されたものをいう。
ここで高級脂肪酸や多価アルコールの炭素原子数が17
未満の場合は、高級脂肪酸ワックスのフィルム表面への
ブリードアウトが激しく、製膜工程上トラブルが生じた
り、印刷や接着工程での接着性が著しく劣る。炭素原子
数が33を越える場合は、透明性が悪くなる。
該高級脂肪酸ワックスの含有量は、その層のポリエステ
ルに対して、001〜1重量係である必要があり、好ま
しくは、0.05〜05%である。
上記含有量が001重量重量溝の場合は、フィルムの耐
熱性と紫外線吸収力が両立せず、また、1重量係を越え
る場合は、高級脂肪酸ワックスのフィルム表面へのブリ
ードアウトが激しくなって。
加工時の熱で、透明性が悪くなったシ接着性が悪化する
などの欠点となる。
なお、A層のポリエステル中には、勿論、公知の添加剤
9例えば、不活性無機粒子、帯電防止剤。
熱安定剤、染料、螢光増白剤など、さらには、B層に含
有されている紫外線吸収剤と同じもの、あるいは、異種
の紫外線吸収剤が9本発明の効果を損わない量で含有さ
れていてもよい。
また、A層の厚み(一方の層の厚み)aは、2〜20μ
mでなければならない。2μm未満では。
押出時の発煙防止がむずかしくなり、かつ、紫外線吸収
剤がブリードアウトしやすいフィルムとなる。20μm
を越えると、紫外線吸収力の不足や機械的強度の低下が
大きくなる。なお、押出時の発煙防止ができる範囲でA
層の厚みaはできるだけ薄い方が好ましい。
本発明では、該A層の厚みa(単位:μm)とその芯の
高級脂肪酸ワックスの含有量W(単位:重量%)との積
a−Wが05〜20(単位:μm・重量%)の範囲でな
ければならない。該aaWが05未満では、後加工時の
耐熱性がなく、紫外線吸収剤がブリードアウトしやすく
なる。一方。
aallVが20を越えると、紫外線吸収力と機械的強
度が低下する。
以上、B層の片面に積層されたA層について述べたが、
B層の他面に積層されたA層についても。
厚みa(単位二μm)1高級脂肪酸ワックスの含有量W
(単位:重量%)、a−W(単位: /1m ++重量
%)は上記の範囲でなければならない。
次に、B層について説明する。
B層におけるポリエステルとは、上記A層のポリエステ
ルと同じポリエステルであってもよく。
A層がコポリエステルでB層がホモポリエステル。
また、その逆もよく、ポリエステル樹脂を限定するもの
ではない。
B層に含有される紫外線吸収剤とは、特に限定されず0
周知の紫外線吸収剤の少なくとも1種である。
なお、これらの中でもトリアゾール系、ベンゾフェノン
系の紫外線吸収剤が好ましい。具体例としてば、′チヌ
ビン”−528,“チヌビン”−サ 254(日本チパ・ガイギー社製)、“文イアソープ“
−UV24(日本サイアナミツド社製)。
“マーク”−1415(アデカ・アーガス社製)。
−ユピナール“D−50(BASF社製)などを挙げる
ことができる。
紫外線吸収剤は、融点が40°C以上、28D’c以下
のものが好ましい。40°C未満のものは、添加時にト
ラブルを生じ、一方、280°Cを越えるものは、押出
時に未溶融状態となり、フィルムの透明性不良や紫外線
吸収剤の分散不良を生じることがある。
また、紫外線吸収剤の中でも、その最大吸収波長が31
0nm〜370nmのものが好ましい。
31Dnm未満では、紫外線領域全域を吸収できず、3
70nmを越えるものでは、可視部まで吸収するのでフ
ィルムが黄味着色するなどの欠点を生じ0本発明の効果
が低下する。
B層に含有されている紫外線吸収剤の量は、B層のポリ
エステルに対して、0.1〜1重量係が好ましい、01
重重量%満では、フィルムの紫外線吸収力が不足し、1
重量%を越えると、透明性が悪くなったり9分散性が悪
くなって異物を生じたシ、押出時に粘度低下が大きくな
るため厚み斑の大きいフィルムになりやすいので好1し
くない。
本発明の複合ポリエステルフィルムは、−軸まだは二軸
方向に配向されたものが好ましく、無配向の場合は、加
工時の熱でフィルムの白化に伴なう透明性の悪化や機械
的強度の低下があったり。
あるいは紫外線吸収剤がブリードアウトし、透明性が悪
くなるので好1しくない。
本発明の複合ポリエステルフィルムの層構成は。
紫外線吸収剤含有のB層の両面に高級脂肪酸ワックス含
有のA層が積層されていることが必要であり、A層の両
面にB層が積層されるもの、あ□るいは、A層とB層か
らなる2層のものは、紫外線吸収剤がブリードアウトす
るので好ましくない。
本発明では、複合ポリエステルフィルムの全厚み、およ
び、複合厚み比は特に限定されるものではないが9通常
j全厚みは10〜400μmが好ましい。
次に9本発明の複合ポリエステルフィルムの製造方法に
ついて説明する。但し、これに限定されるものではない
まず、共押出法、たとえば2台の押出機を同時に使用す
る共押出製膜法で、無延伸の複合ポリエステルシートを
つくり、引続いて機械方向(以下M D方向)、引続い
て横方向(以下TD力方向に延伸し、その後熱固定する
ことにより本発明の複合ポリエステルフィルムを得るこ
とができる。
なお、上記共押出法、延伸法、熱固定法等は。
いずれも周知の方法を適用することができる。
〔特性の測定方法〕
本発明の特性値は次の測定によるものである。
クトルを測定し、ワックス無含有フィルムとの相対比較
から、A層のワックス含有量をめた。
装置:JEOL GX−400型パルスFTスペクトロ
メータ(日本電子株式会社製)溶媒: CD、GOOD
またはCDCl 。
濃度: 50+n+g/D、6cc 温度:25℃ (2)厚み: フィルムを、ミクロトームで厚み方向にカットし、この
カット片を位相差顕微鏡(日本光学株式会社製)で断面
写真をと9.A層の厚みa、B層の厚みす、および全厚
みをめた。
〔本発明の作用・効果〕
本発明は上述したように、紫外線吸収剤含有のポリエス
テル層Bの両面に、高級脂肪酸ワックス含有のポリエス
テル層Aが積層された複合ポリエステルフィルムであっ
て、該ポリエステル層Aは両層とも高級脂肪酸ワックス
の含有量Wが001〜1重量係9層の厚みaが2〜20
μm、該厚みa(単位μm)と該含有量W(単位重量C
I))との積a、Wが0.5〜20としたので、つきの
ごとき優れた効果を得ることができた。
(1) フィルム加工時の熱による紫外線吸収剤のブリ
ードアウトがなく、すなわち、耐熱性が良いため、透明
性悪化しない。
(2)A層にワックスが含有されているため、B層の紫
外線吸収剤がブリードアウトしにくくなシ。
A層の厚みはワックスを含まない時にくらべて格段に薄
くすることができ、それによって機械的強度の低下もな
く、かつ、全厚みが一定の場合、B層の厚みを厚くする
ことができるので紫外線吸収力が増加する。
つ捷り、上記フィルム構成のため、押出時の発煙が防止
でき、しかも加工時の熱による紫外線吸収剤のブリード
アウト防止、紫外線吸収カ、透明性1機械的強度がとも
に優れているという効果が得られた。
本発明の複合ポリエステルフィルムは、上記の効果があ
るので、写真乳剤や画像に対する紫外線から保護を目的
とする写真用ベースフィルム、また9食品や医薬品の紫
外線から保護のための包装基材、あるいは、耐候性を必
要とする農業用フィルムなどの用途に好適である。特に
好ましいのは写真用ヘースフィルムである。
〔効果の評価方法と評価基準〕
本発明の効果は、つぎの基準により、評価したものであ
る。
(1〕 耐熱性: フィルムを熱風オープン中で、16D’0.30分間加
熱した後、室温で1時間放冷後9分光光度計(日立株式
会社製、302型分光光度計)で。
波長6DOnmの光線透過率を測定し、加熱前(P)、
加熱後(Q)で比較し、つぎのどとく評価基準とした。
(2) 紫外線吸収カニ フィルムに含有される紫外線吸収剤の最大吸収波長にお
ける光学濃度CI)を、前述した分光光度計を用いて測
定し、つぎのごとく評価基準とした。
但し、◎は非常に良好、○は良好、×は不良を示し、実
用上、◎と○がよい。なお。
I =toctCTo /T+ ) T。: 入射光の透過率(100係) T1: フィルムの透過率(俤)を示す。
(3)押出時の発煙: 口金のリップ部からでる紫外線吸収剤の発煙を溶融押出
時に観察して判定した。
〔実施例〕
次に、実施例に基づいて本発明の実施態様を説明する。
実施例1〜6.比較例1〜3 テレフタル酸ジメチルとエチレングリコールから重合し
てなる固有粘度062のポリエチレンテレフタレート樹
脂の原料チップを減圧下で乾燥後。
吸湿しない状態で室温まで冷却し、該原料チップ100
部に対して、05部の“チヌビン#254(紫外線吸収
剤、0VA−I)をブレンドし、B層の原料とした。つ
ぎに、高級脂肪酸ワックスとして、カルナウバロウを用
いて、その添加量を各々かえ、上記原料チップにブレン
ドし、A層の原料とした。
上記の2種の原料を2台の押出機を用いて、A/B/A
となるように、290°Cで共に溶融押出し、同一口金
中で合流せしめて、共押出し、続いて、60°Cの冷却
ドラム上にキャストして、複合熱延シート状とした後9
周速差をもたせた一対のロール間で90°CでMD力方
向36倍延伸して一軸延伸フイルムとした。続いてテン
ター内で両端をクリップで把持して、95°CでTD力
方向35倍延伸し、同じくテンター内でTD力方向5%
弛緩させつつ、215℃で5秒間熱処理し、テンター出
口で巻取り、3層板合二軸配向ポリエステルフィルムと
した。
得られたフィルムの厚みは125μmで、厚み構成ばa
 / b / a (a : A層の厚み、b:B層の
厚み)が5μm / 115μm / 5μmであった
第1表のごとく、実施例1,2.5は、紫外線吸収力と
耐熱性がともに優れていた。
比較例1はワックス無添加で耐熱性が悪かった。
比較例2はワックスを微量添加したものであるが、a−
W値が小さすぎて、耐熱性がなかった。
すな、わち1両比較例とも、加熱されることにより紫外
線吸収剤がフィルム表面にブリードアウトし透明性が悪
くなった。
比較例6はワックスの含有量が多過ぎた場合のフィルム
であり、加熱されることによシワックスがブリードアウ
トして、透明性が悪くなった。
実施例4〜6 上記実施例1〜3および比較例1〜3と同じポリエステ
ル原料と紫外線吸収剤を用いて、カルナウバロウの含有
量を一定にし、厚み構成をかえて6層積合ポリエステル
フィルムとした。フィルムの全厚みは80μmで、ワッ
クスの含有量ハ02重量%であった。
実施例4,5.6はいずれも耐熱性が優れていた0 比較例4 第1表のフィルムを得た。A層の厚みが薄すぎるため、
押出時に発煙があり、耐熱性も悪かった。
比較例5 第1表のフィルムを得た。A層のワックスは無含有であ
るが、A層が厚すぎて、耐熱性は良かったが紫外線吸収
力が悪かった。
実施例7.比較例6 実施例7は、実施例5における紫外線吸収剤(OVA−
I)を−”jイア7−プ’−UV24(UVA−II)
にかえた例である。紫外線吸収力と耐熱性がともに優れ
ていた。
比較例6は、実施例7のワックスが含有されていないフ
ィルムであり、耐熱性が悪かった。
比較例7 比較例7は、比較例5において、紫外線吸収力を増加さ
せるために、紫外線吸収剤の含有量を多くしたフィルム
である。比較例5とは逆に、紫外線吸収力は良かったが
、耐熱性が悪かった。
手続補正歯 11i($11 ff・69角8・86特許庁長官 志
 賀 学 殿 1、事イ1の表示 昭和59年特訂願第83687号 2、発明の名称 複合ポリエステルフィルム 4、補正命令の日付 自発 5、補正により増加する発明の数 なし 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1) 明細書 第2頁18行目 「氏下せしJを「低下せしJと補正する。
(2) 同 第8頁18行目 「その芯」を「その層」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 紫外線吸収剤含有のポリエステル層Bの両面に
    、高級脂肪酸ワックス含有のポリエステル層Aが積層さ
    れた複合ポリエステルフィルムであって、かつ、該ポリ
    エステル層Aは両層とも高級脂肪酸ワックスの含有量W
    が001〜1重量係、層の厚みaが2〜20μm、該厚
    みa(単位二μm)と該含有量W(単位二重量係)との
    積a、Wが0.5〜20である複合ポリエステルフィル
    ム。
JP8368784A 1984-04-27 1984-04-27 複合ポリエステルフイルム Pending JPS60228149A (ja)

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Cited By (4)

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