JPS60224739A - Al−7%Si−0.3%Mg系アルミニウム基鋳造合金 - Google Patents

Al−7%Si−0.3%Mg系アルミニウム基鋳造合金

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JPS60224739A
JPS60224739A JP8116784A JP8116784A JPS60224739A JP S60224739 A JPS60224739 A JP S60224739A JP 8116784 A JP8116784 A JP 8116784A JP 8116784 A JP8116784 A JP 8116784A JP S60224739 A JPS60224739 A JP S60224739A
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  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は自動車のディスクホイール用の鋳造用アルこニ
ラt・合金に関し、より具体的には乗用Φ。 のディスクホイール(以下中に+イールと称す)に、鋳
造後時効硬化した状+!で使用されるAl−7%Si 
0.3%++g系合金に関する。 自動重用ホイールit、6當’Al−7%3i −0,
3% M3系合金を通當の屯力鋳造によりP/潰し溶体
化処理した後約150℃の温度で時効硬化した状1bで
使用する。第1図はアルミニウムホイールの形状を代表
的に小才ものである。このAI −7% Si −0,
3%にg系合金はdpiψで鋳造性がよ(、I2かも切
削なとの機械加丁後の仕上かり面が美胛であり また機
械的性質、と(に伸ひ#I撃値のΦれた合金でめるため
 各国においても水系合金かすイール材の1流として使
用され、我国では第1表のようにJISI(5202−
1982のAC−4CHとして規定されている。 この合金の鋳凸組織は、ブトリンクスを成すアルミ:つ
t、側の1次固溶体αの結晶j7(界に、鉄化合物か針
状粗人品として 共晶(α+Si)ととも4二品出する
。 鋳造後に行なわれる溶体化処理によって、共晶中のケイ
素は4状から粒状に変化して凝集するか、前記の鉄化合
物は殆んどその形状が変化せず針状相大品として残留す
る。 溶体化処理後の時効処理によってアルミニウド基41!
!は強化されるか 鉄化合物の針状粗大品は強化された
合金のアルミニウム基地に灯し切欠き効果を及はし、合
金全体としての機械的性質特に。 伸ひと#l撃仙を低士させる。 このような鉄化合物の晶出による悪影響を除くχ・■策
としては、今11までのところ鉄化合物自体の存在槍を
低減させる意図の1゛に、溶解時に使用するアルミニウ
ム地金中の鉄分を制限する目的で、Fe O,15$以
下の高い純俄の地金を使用することに依存し、我国の多
くのホイール メーカーはFeO,15%以下、通常0
.13−0.141! fK ノア /l/ ミニラム
地金を採用の基準としている。 自動中特に乗用車の生産台数の増加とアルミニウム地金
の品騰、アルミニウム スクラップの有効利用などの見
地から、前記のように高純度のアルミニウム地金に代え
て、工業用地金として広く生産されているAI 99.
.5〜99.0程陰のアルミニウド地金を使用し、しか
も現在使用中のFe O,1H以下の高純度地金を使用
したホイールと同等またはそれ以にの機械的性質を有す
るホイールの開発か夛望されているが現在の新開発され
ていない。 本発明は、前記のホイール用アルミニウム鋳造合金にお
ける鉄化合物の針状粗大晶による悪影響を低減し得る新
しい合金を開発することを11標とするものである。 従ッテ本Q IJI ノIJ 的ハ、AI 9L5−H
,7% 程1& (’)アルミニウド地金を使用して、
しかも自動車ホイル材として1分な強度を有する鋳造用
アルミニウム合金を提供することである。 本発明の別の目的は、アルミニウム地金などの配合材か
ら導入される鉄分の悪影響を抑制し得る添加合金元素の
種類とそれらの有効成分範囲と適切な熱処理条件を明確
にしたアルミニウム合金を提供することである。 本発明の発明者らはAI −7$Si −0,3に8系
合金においてAl 99.5−H,7X程度の地金を使
用し、新たな合金元素を添加することにより鉄の針状粗
大品によるジノ欠き効果の悪影響を排除し得るであろう
との予見のちとに試験研究を打った。 試験研究のために作成する試料としては、Al−7$S
i −0,3%Mgニ代表サレルAC−40H合金の基
本的成分であるSlとMgは配合組成としては不変とし
、Feについては現行の02%以下の条件を満足する0
、 13%と規格の上限を超える0、35篤と055駕
を配合し、さらに改良元素としてMnとS「の2種te
a独あるいは組み合わせて添加することにより、機械的
性質を劣化させることなく自動車ホイール材として41
容されるFeの上限を決定し、同時にSrとMnの添加
量の有効範囲を決定することとした。 試験の詳細については実施例とし後述するが、JI要を
述べると、試料として第2表の配合組成によって示され
ている18種類の試料を溶解して、JISA号の加熱鋳
型に鋳造し、所足の溶体化処理と時効処理を行なった後
、引張強さ、耐力 伸ひ、神1撃偵を測定して機械的性
資を判断し7た。 また各組成の鋳塊試料と溶体化後時効処理した衝撃試験
後の試片とについて光学顕微鏡による試料のミクロ組織
と引r叛試験片の破断部の2クロ組織とをti51室シ
た。これは機械的性質の変化とミクロ組織の変化とがF
e、にn、Srの含有量の変化にどのように関連づけら
れるかを検耐するためである。 これわの機械的性策とミクロ組織を検j=I L ?−
結’JJelこついては0.35χまでは5riJ二び
またはMnの添加によって良好な結果が得られるがFe
が0.35%を趙え0.55$までは引張強さ 耐力は
改良元素であるMnおよび又はS「の添加にかかわらす
減少することが判した。 また衝炒値や伸びについてもFe O,35%を超える
とMnおよびまたはSrの添加に力
【かわらず靭性が低
下する事実が認められた。またにn中油の添加や。 にnとSrを併合した添加よりもSrを0.02%単独
に添加する力かむしろ有効なことか認められた。 このような結果からSr 0.02%を中油添加するこ
とにより不純物としてのFeは、従来l限とされていた
O、15%を超え0.35%まで存在しても、合金中に
ストロンチ吻ム(S「)か0 、02 $ L’=添加
されれば 鉄化合物による針状粗大結晶粒の生成に(1
なうjJJ欠き効果による。′l!!影響を排除して実
用1−支障のない11動中ホイール川#h a合金とし
て十分使用に酎えvIることか実証されたものである。 以下本発明による自動重ホイール用アルミニウ1、鋳造
合金についての試験研究の結果を実施例とし、て説明す
る。 実施例。 (1)試料のに?!定と溶製 針状粗大品として晶出する鉄化合物を形成するFeの含
有量に限か、その悪illを排除するための添加元素で
あるMnとSrを、中油に又は組み合わせて添加するこ
とによ11どこまでAl容されるかを判断するため、F
eの含有量を現行の0.13%と、それよりも増加した
0、34Jおよび0.55%の3種とし、Mnは0.3
%オヨヒ0.5X(7) 2種、5rlt 0.02%
 (7) l M トし試才]の配合組成を第2表に示
すように選定した。 第2表の配合組成になるように各試′に1を調製したか
配合材とその溶成n、を次に示す。 / /′ / / /′ / / z−□−−−−−−−□−−□ ・J2−″ Wt、′) あらかしめ金属チタンで微細化処理したAC−4CH合
金(Sr 6.8%−Be O,I3X−Ng O,3
8%−Ti O,13X残AI) 4.5Kgを溶解し
118.7 %残5部AIカラrjルMn母合金、並び
に薄片状に圧延した鉄板を所定の看添加し、溶湯温度を
740℃に保持し溶けおちた所で、6塩化エタン(CC
Jljs)で脱ガス処理を行ない、表面に浮いた酸化物
を充分除去した後、ストtff7チウム(Sr)母合金
(Si 13.12% −Sr9.15$−Be 1.
05X残AI)を添加し740℃で30分保)4後、予
め150℃に予熱した4号試験用金型に鋳込んだ、 S
rは塩化物の存在ドでは歩留りが悪くなるので、その点
充分注意した。イ1)られた試料の化学成分を第3表に
ノJ<干。 これらの試験片を別表に示を顧@鏡組織rPi察用試料
を採集したのち、90本の引張り試験、30本の#I撃
試験材として、焼入れ、焼戻し処理とした。 (2)熱処理 以1−の試料を535°09 hrs、の溶体化処理後
、15℃の水中に焼入れを打った。ただちに155℃5
 hrs、の焼戻しによる時効処理を行い、引張り試験
並びに衝撃試験を行なった。また熱処理後のミクロ組織
は衝唆試験を終了した後の試験片を切断、研摩し、また
破面部についても光学顕微鏡と一部には電子顕微鏡によ
り観察した。 (3)試験力性 引張り試験はインストロン引張り試験機を使用した。試
験機の8發は25 tonで引張り速度は5mm/ll
1nとし、チャートの送り時間は50m5/winで荷
重−伸び線図を描き、このチャートから引張り強さ、耐
力、伸びをめた。 衝撃試験は非鉄金属用の試験機を使用して行った。また
#整値は次式からめた。 E = WR(cosβ−cosα) E: 破断に賞した工不ルキー W: ハンマの重量 R: ハンマの回転軸中心から重心までの距離 α: ハンマのIJf上げ角1度 β: 試験片破断後のハンづの持ヒリ角度また初期断面
積(0,80m2)でEを除した仙(Kg−/c鳳2)
を楢撃イ伯とした。 (4)試験結果及び考察 (4)−1)引東試験兼びに#I撃試験の結果引張試験
・#i ?試%11後各合金試Hの引張強さ0.2z酎
力・伸び及び#I撃植を第4表に小した。才たこれらの
結啄5を第2−力5図に図示した。 4 5 − 第4表中の各測定項目での数値はいづれも5回の実測値
の平均値であり、例として引張強さについて(iった谷
5回の測定結果を第5表に示した。 5−”Kf/mrn’ 第2−5図は第2表中の18種の試t4No、1−18
中のFe−平をそれぞれ0115%、0.35%、0.
55%をX軸に、各廁定萌をY軸にプロットしたグラフ
であって4図中にO9・、ム、ム1.1.などの6種の
記号で示したが、名瀬1)はそれぞれ配合成りj中Mn
とSrが回−テFeが、 0.151. 0.35%、
オヨび0.55$ (7)3種の含有量を代表するよう
にした。 これらのグラフに示され傾向と第2表の配合成分、第3
表の分析値との関係の対比参照に便利なように各記号と
それらに代表される試料番号との関係を下記に示した。 Ω」L丈−q−lλ l光 虹Σχ L−−去−−」ム 0 1 4 7 拳 10 13 18 Δ 2 5 8 ム 11 14 1? 0 3 6 9 ■ 12 15 +a これらのグラフに基き機械的性質とFe量、添加しにM
r、、Srとの関係を考察した。以下引張強さ。 耐力 伸び 衝幣イめの順に検討する。 (a)引張強さ 第2図に示した引張強さはQ、l’J Fe、 Q、0
2% Sr(試よ4No、 10)のものか最高値の3
1.20Kg/am2を、ガ、した。またこの試料では
強さの最大値と最小値の差は約2Kg/Iam2 程度
である。Fe量で考えた場合0.35嶌Feまでは変化
は少ないが、 0.35$ Feでは強さは減少してい
る。しかし0.OMn、0.02$ SrにF e−4
を変化させたちの試料(No、 12.15.18)で
0.35X Fe (No、 15)は他と同程度の値
を示しているがO,15$ Fe、0.55$ Feで
は他と比へ低い値となっている。またFe1itの増加
したものに関してはKnヌはSrを単独に添加した場合
の方がよ(、特にSrを単独に添加したものは低い値を
示している。 しかしJIS (H5202)では、AC4G)I−7
8での引張強さは25に871I112 以」−と規定
されているのでこの点に関してはいずれもJ I S 
M、格を満足させる良好な値をツバしているものと認め
ることかできる。 (H,’) 、il力 第3図に小した02駕酎力は0.35鬼Fe、 0.0
2%Sr 、 0.5$ Mnか(試t4No、 15
) R高値を+7< している。FeJJで考えた場合
S「を添加しないものはFej+か増加しでも引張強さ
同様あまり変化していないか、Sr妃添加し1−もの(
No、10. +3; 11.14; 12゜15)は
Fe:IIl:ノ増加にともない 0.35XFeテは
向1−し 0.55X Fe (No、 18.17.
18)では低トしている。以」―のことにより耐力につ
いては035%FeではFe、Srの複合添加か高い耐
力を得ることができるものと思われる。 (C)伸び 第4図にボした伸びはO,15% Fe、 O嶌Kn、
 0.02X5r(試ネ;lNo、 10 、、、記号
 Φ〕の合金試料が最高(lI′iであり13.3:’
%を)】\している。この試料はF e 48が増加す
ると急fIIIこ低下し、0.55% Fe (試料N
o、xe)では最低(48,57$t−示している。他
の試料ではFe4Xが0.35%までは変化は少ないが
0.55X Feになるととの試料も低ドしている。次
にMniで考えた場合0.15% Feテは0% Mn
、 0.02X Sr (試料No、 10)が最も良
好であるがMnを添加したもの(記号Δ、ム、口、I)
及びSrを添加しないもの(記号O1△、口)は低い値
を示している。これは0.35X Feでも同じ#を向
’t’iルカ0.55X Fet’lt O,3% M
n 。 0.02X Sr添加し、たちの(記号 ム、試料No
、17)が高い値を示し、こcr)Feflテは0.3
$ Mn、 0.02XSr添加したものが良好である
。 (d)#i撃整 値5図にに示し、た衝幣値はθ、I5$ Fe、 0%
 Kn、0.02χSr(記号争、試料No、 10)
が最高値を2バしていて、このMn、 Sr量ではFe
量が増加すると(記号−・、試料No、 13.16)
急激に低下している。またMnを添加した場合はF e
 jd4にかかわらず記号・で示される0% Mn、 
0.02$ Srよりも低い値を示していてKnを添加
してもFeの改良効果は認められなかった。 (e)考察 まずFe量に対して、引張強さは点在するFe針状晶が
晶出する0、35$ FeまではFe化合物による分散
強化或はFeの母相への固溶による固溶強化によりわず
かに向1−シているものと思われるが、針状晶が人さ/
発達して晶出する0、55$ Feになると切欠効果か
顕りとなって強さが低トすると考えられる。また伸びヤ
# * iAはFe量が増加するとFe化合物による切
欠効果により大さく影響し、伸び拳衝整値を低ドさせて
いると思われる。 べ・にlInに対して伸びは0.55$ Feに0.3
! Mn。 0.07.$Srを添1+t+ したものについてはわ
ずかに向]、シている。これはMnによりFe化合物の
形状が変ったためと忠われる。 S「の添加は伸び・衝qI値に対して効果か大きく、特
にFe及びMn7i)の少ないものについて最も効果が
あり良好であった。これはS「を添加することにより+
(晶S1が微細化したためと占えられる。 (4)−2)組織観察 鋳造した合金試料と535℃で9時間溶体化処理後15
℃の木へ水焼入れ、155℃で5時間の時効処理した合
金試料について光学顕微鏡を用いて組織観察した結果を
それぞれ、第図6−IO図及び第11−14図に2バす
。 まずJ4造材でS「を添加しないものは第6−8図に示
すようにFeが0.15gと低い場合でも共晶s1が針
状で晶出しており不規則で大きさもまちまちでFeが0
.35% (第7図)、0.55X (M8図)では結
晶粒は小さくなるが共晶Siが針状に析出していること
がわかる。またSrを添加したものはPfIJ9−10
図に示すようにSrによって共晶Siが微細となってい
ることがわかる。 次に熱処理した合金試料の組織でS「を添加しないもの
は第1I図に示すように鋳造組織と比へて共晶S1が細
かくなっておりslの比較的大きなものでも先端が丸味
を帯びI−状態で晶出していることがわかる。またSr
を添加したものは第12.13図に小すように共晶S1
の結晶粒の大きさはそれほど変化しないものの、より球
状化しておりSrを添加しないものよりも微細である0
次にFe化合物について観察すると0.15$ Feで
は第12図に示すようにわずかであるがFeの針状晶が
晶出していることがわがる。またFeeが0.35$ 
Fe 、 0.55$ Feと増加するにしたがってw
413図および第14図に示すようにFeの側状晶もふ
え、大きく発達していることがわかる。 次にMnを添加したものであるが組織的には1llnに
よるFe化合物の形状の変化は認められなかった。 S「を添加することは組織を観察しただけでも機械的性
質に対して良好であることがわかる。またFe1)はで
きるだけ少なくした方が良いと考えられる。 (4) −3)各合金元素の成分範囲と限定理由本発明
合金を開発するに際しては、すでに頭初の部分で述べた
ように、JIS )15202(1982)のAC−4
0Hに規定される自動車ホイール用アルミニウム鋳造合
金の特性を改良し合金中のFe含有量の上限を拡大する
ことにあったので、SiとLgについては前記規格(7
)t;l:、!:L、Siは6.5−7.5L Mgは
0.20−0.40% トL fニー、T1を0.01
−0.15X トしたのはマトリックス(α相)を微細
化して晶出する鉄化合物を微細化するためである。 本発明での改良元素としての効果の顕著なSrの上限を
0.02%としたのは第15図ノAl−9i−3r3元
状態図から この系のAl側にはE 、 (AI−+3
.lχ51−0.032Sr)トE 72 (AI−1
,lXs+−2,4%5r)(7) 2 ツ(1) 3
元共品点があるがEllは最も微細化効果があることが
判った。従って、 Srの含有量は0.03%を選ぶこ
とにした。 Feを0.35%以]としたのは前述の試験結果からS
「の添加によりFe O,13′&では機械的性質が著
るしく改善され、Fe0.35%テも現行のAC−4C
H(7)特性と同等またはそれを上層る特性が得られる
がFaが、0.35%以1.では機械的性質が低下する
上に、ニグロ組織の点からも好ましくないことか認めら
れたからである。 本発明合金の効果と産業りの利用性 実施例としての試験結果から明らかなように、002z
程度の少量のSrの添加によって全般に機械的慴質が改
善され、その結果従来0.IFJ以下実際には、Fe 
O,13%あるいは014z程度を安水されている地金
についても、製品となる$6 造品中のFe量が0.3
5χ迄許容されるようになることから広く生産されてい
るAI H,5−H,7%の地金でも自動車ホr−ル材
として利用II[能になる。 このよるtこ地金の使用範囲の拡大、コスト低減 スク
ラップの利用変の増大に加(て Feの含tj都か従来
と回1.::<0.21)%以下の場合は機械的性り、
特に延性と靭性を著しく向)−することが可能であり、
自動11ホイールとしての用途は勿論、鋳造性と強度な
らびに靭性を四氷される製品に)ムく適用しつるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1(a>図は1]動東川デイスクホイルの+E rf
ii図、第1図(b ’、+は回しくディスクホイルの
断面側面図であるか、理解を容易にするためスポーク8
R′r)を除外し11つ翰h”、は第1 (a)図とは
ぺなっている。第2図は各試料の引張強さとFe(jの
関係を 第3図は回しく o、2$#力とFeplの関
係を、第4 A4は回じ〈伸ひとFe量の関係を、第5
図は同じご絽整値とFe量の関係を示すグラフである。 第6〜10図は代表的な試料についての鋳造材のミクロ
組織を示す光学顕微鏡組織、第11〜14図は鋳造後溶
体イし処理と持効処理した試料の、ミクロ組織を示す光
学顕微鏡写真である。第1EIにはAl−9i−9r3
元系合金のA1側状態図である。 代理人 弁理士 後 藤 武 夫 代理人 弁理ト 藤 本 礒 第1図 (a) (b) 第2図 し = の 北 ゛ご Φ ト 0 0.15 0.35 0.55 Fe(wt’10) 引張強さとFefの関イ爪 第3図 0 0.15 0.35 Q55 Fe(wt’ん) 02°/、jlt力とFetの閣係 第4図 Fe(wt’10) 伸びとFetの関係 第5図 1”e(wt°/、) 會VtヒFetの関係 簿61 71 g8@ 19園 l so閣 篇It @  s29 11311 @ 14 @

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1m基FA テロ、5−7.5%ノSIト、0.
    20−0.4fBノ)1%ト、 0.01−0.151
     ノTiト、0.35%以トノFeと、0.005−0
    .03$のSrと残部がA1と不可避的不純物とからな
    り、鋳造性が良好で、溶体化処理後、時効処理された状
    態でSrの添加によってαとSlとからなる共晶中の5
    1が微細化し粒状化すると共にνJ欠効果により基質の
    強度を低下させるFeの21状品の晶出が抑制された金
    属組織になっていることを特徴とするアルミニウム基鋳
    造合金。 (2、特許請求の範囲w41項記載の合金において、鋳
    造性が良好で溶体化処理後時効硬化された状態で引張り
    強さ、耐力、伸び、衝撃値が良好で特に自動車のディス
    クホイールの鋳造と使用に適したAl−51−Mg基!
    4造合金。
JP8116784A 1984-04-24 1984-04-24 Al−7%Si−0.3%Mg系アルミニウム基鋳造合金 Granted JPS60224739A (ja)

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JPS63162832A (ja) * 1986-12-25 1988-07-06 Hitachi Metals Ltd 高強度、高靭性鋳造用アルミニウム合金
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