JPS60222772A - 抗一酵素標識特異結合分析法、試薬系及び試験キツト - Google Patents

抗一酵素標識特異結合分析法、試薬系及び試験キツト

Info

Publication number
JPS60222772A
JPS60222772A JP60044969A JP4496985A JPS60222772A JP S60222772 A JPS60222772 A JP S60222772A JP 60044969 A JP60044969 A JP 60044969A JP 4496985 A JP4496985 A JP 4496985A JP S60222772 A JPS60222772 A JP S60222772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enzyme
analyte
glucose
binding
test sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60044969A
Other languages
English (en)
Inventor
バレリオ・ドナ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAIRUSU ITARIAANA SpA
Original Assignee
MAIRUSU ITARIAANA SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAIRUSU ITARIAANA SpA filed Critical MAIRUSU ITARIAANA SpA
Publication of JPS60222772A publication Critical patent/JPS60222772A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/536Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with immune complex formed in liquid phase
    • G01N33/542Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with immune complex formed in liquid phase with steric inhibition or signal modification, e.g. fluorescent quenching
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/81Packaged device or kit
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/962Prevention or removal of interfering materials or reactants or other treatment to enhance results, e.g. determining or preventing nonspecific binding
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/975Kit

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 産業上皇■且分野 特異結合分析技術の発達は、極めて低濃度で液体媒体中
に存在する、診断、医薬、環境及び工業的に重要な種々
の有機物質を測定するため極めて有用な分析法を提供し
てきた。特異結合分析は、本明細書において″被分析物
”と記す測定すべき物質とその結合相手との間の特異的
反応に基づくものである。被分析物及びその結合相手の
一方が抗体であり、他方が対応ずるハプテン又は抗原で
ある場合には、分析は免疫分析として知られている。
當用の特異結合分析技術では、分析すべき液体媒体の試
料を種々の組成の試薬系と混合する。このような組成物
は、標識と結合した結合成分を含む標識接合体を含む。
標識接合体中の結合成分は試薬系の他の成分があれば、
その成分及び分析すべき媒体中の被分析物と反応して2
種の標識接合体、即ち結合種及び遊離種を形成する。結
合種においては、標識接合体中の結合成分、例えばハプ
テン又は抗原は対応する結合相手、例えば抗体によって
結合され、遊離種では、結合成分はそのように結合され
ていない。遊離種と比べた、結合種を生じる標識接合体
の相対的量又は割合は、試験試料中の被分析物の存在又
は量の函数である。
結合種の標識接合体が遊離種の標識接合体の存在では標
識を監視するため使用される手段によってほとんど識別
されない場合には、分析を完結するため、結合種及び遊
離種を物理的に分離しなげればならない。この種の分析
法は、この分野で“不均質型”と言われる。標識接合体
の結合種及び遊離種を、相互の存在で区別することがで
きる場合には、“均質型”により、分離工程を省くこと
ができる。
本発明は、液体媒体中の被分析物を定量的又は定性的に
測定するための特異結合分析法及び試薬系に関する。特
に、本発明は、使用する標識が抗−酵素、例えば酵素に
対する抑制抗体又はそのフラグメントである分析法及び
試薬系、特に均質型の分析法及び試薬系に関する。
従来■肢血 発見すべき最初の高感度特異結合分析は、標識として放
射性同位元素を使用するラジオイムノアノセイであった
。このような分析法は、標識の監視可能な特性が遊離種
及び結合種において同一であるので、必ず不均質型によ
らなければならない。
放射性物質を取り扱う不便さ及び困難さ並びに分離工程
の必要があるので、酵素、ハタテリオファージ、金属及
び有機金属錯体、補酵素、酵素基質、酵素変調剤、例え
ば活性化剤及び抑制剤、閉環反応体、スピンラジカル、
有機及び無機触媒、補欠分子団、化学発光反応体及び螢
光分子を含めて標識成分として放射性同位元素以外の物
質を使用する均質型分析系が工夫された。
このような均質型特異結合分析の一般に代表的なものは
、米国特許第4,134,792号、同第4,226,
978号、同第4,230,797号、同第4.238
,195号、同第4.238,565号、同第3,93
5,074号、同第4,208,479号、同第4,2
33,401号、同第4,256,834号、同第3.
817,837号、同第4,043,872号、同第3
,996,345号、同第4,233,402号、同第
4,160.64−5号、同第3,690,834号及
び4,278,866号明細書、及び英国特許第1,5
95,101号明細書に記載されている。これらの技術
のうぢ、下記のものは、ある意味で、抗一酵素による酵
素活性の変調に基づく反応を監視する標識に関するもの
である。
米国特許第4,134,792号及び同第4,278,
866号明細書及び英国特許第1,595,101号明
細書は、標識として酵素変調因子を使用する特異結合分
析を記載している。均質法で実施する場合、酵素に対す
る標識接合体の変調作用、多くの場合、酵素活性の抑制
は、結合種において変化し、通常、減少する。
米国特許第4,208,479号及び同第4,233,
401号明細書は、酵素を標識として使用する均質特異
結合分析を記載している。標識する酵素の触媒活性が実
質的に保有されるように標識接合体か形成される。しか
しながら、標識接合体に結合相手、例えば抗体を結合す
ると、酵素活性が低減する。
特に均質型の特異結合分析に抗一酵素標識を使用するこ
とは、1981年7月21日に出願され、現在の譲受人
の親会社であるアメリカ合衆国インジアナ州エルクハー
トのマイルス・ラボラトリイーズ社(MilesLab
oratories,Inc.)に譲渡されている米国
特許出願第285.605号明細書に記載されている。
このような特許出願は、特異結合分析法において標識と
して種々の異なる酵素に対する抗体を使用することを記
載し、抗−ベルオキシダーゼを標識として使用する特別
の例を示している。抗一ペルオキシダーセ標識の使用は
、米国特許出願第285,605号明細書の発明者との
共同研究者によってフエブス・レタース(FEBSLe
tters)116(2):2as−2ss(1980
年7月)一ンゴー(Ngo)及びレンホフ(Lenho
ff)にも記載されている。
l訓序lW児 本発明は、グルコース−6−ボスフェートデヒドロゲナ
ーゼ(06PDH)を抗一酵素(抗−G6PDH)標識
によって抑制されうる酵素として選択することによって
、抗一酵素標識特異結合分析法及び試薬系を明らかに改
良するものである。
分析の進行は、抗−C;6PDH標識によるG6PDH
の抑制の程度を測定することによって監視しうる。抗−
06PDH標識は、常用の多クローン性又は単クローン
性の完全抗体又はそのフラグメン1・である。分析は不
均質型又は均質型であってよいが、後者が特に有利であ
る。゛低分子量ハプテン、例えば薬剤、ホルモン及び代
謝産物から、高分子量抗原、例えば蛋白質及びポリペプ
チドまで多様な被分析物を測定することができる。本発
明方法は液体試験系から固体状態の試験具まで、また手
操作系から自動操作系まで、多様な型で使用ずるため適
用ずることができる。
本発明による改良は、従来の抗一酵素標識結合分析、特
に抗−ベルオキシダーゼ標識分析、例えばンコ及びレン
ボノフの前掲文献によって記載された分析に比べて特定
の利点をもたらす。抗一G6PDH標識接合体か、監視
する酵素、即らG6PDHの酵素活性を100%抑制し
うろことが判明したが、ベルオキシダーセ/抗一ベルオ
キシダーセ系に関する公表された最良の結果は、その系
が約75%しか抑制しないことを示している。本発明の
抗−G6PDH標識の抑制能がこのように顕著に増加す
ることにより、分析は一層鋭敏になり、かつ試薬、特に
合成により輩潰される標識接合体を著しく少量しか必要
としないものとなる。
更に、本発明のG6PDH/抗一06FIDH系は、試
料の干渉に対して著し《少ししか影響を受けず、従来の
ベルオキシダーゼに基づく方法より試薬系として著しく
安定であることか判明した。微生物源であるリューコノ
ストソク・メゼンテロイデス(EC1.1.1.49)
から得られるG6PDHを使用ずるのが特に好ましい。
それというのは、このような形の酵素は補助因子として
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NA’D)を
使用することができるが、咄乳動物の体液、例えばヒト
の尿及び血清試料に対して内因性の06PDHは活性の
ため異なる補助因子、即ちニコチンアミトアデニンジヌ
クレオチドポスフェート(NADP)を必要とするから
である。他方、過酸化物活性は分析的に問題の生物学的
液体中にかなりの濃度で存在する。更に、分析試薬とし
てベルオキシダーゼが免疫分析に使用するのに必要な低
濃度ではあまり安定でないことは公知である。
本発明の改良された分析法は、高感度分析法を提供する
方法で、即ち、競合結合、均質型に従つて1ナノモル(
nM;10”モル)より少ない被分析物を検出しうる方
法で実施することかできる。このような感度は、競合結
合反応に対して60分の範囲の静置時間及び酵素監視反
応に対して20分の範囲の静置時間で比色終点法を選択
した結果である。生物学的液体の成分による典型的吸光
より長い波長での吸光を有する色原体指示薬を選択する
ことができる。螢光指示薬を使用することによって更に
鋭敏にすることができる。
試験試料中の被分析物を測定する本発明方法は標識成分
として抗−G6PDHを有ずる標識接合体を含む分析試
薬と試験試料を混合又は接触ざせることを含み、このよ
うな抗−G6PDH標識はG6PD11の触媒活性を測
定可能に抑制することができる。抗−G6PDH標識が
結合する結合成分及び分析試薬の別の結合要素(あると
すれば)は、公知のとおり所望の分析法により選択する
例えば、競合結合法により、標識接合体中の結合成分は
被分析物又はその類縁体であり、分析試薬は更に被分析
物に対する結合相手、例えば抗体を含むであろう。
試験試料と分析試薬との混合の正味の結果は、標識接合
体の結合種及び遊離種を有する反応混合物の形成である
。分析は、結合種又は遊!iilf種の標識接合体によ
るG6PDJ{の抑制の程度を測定することによって達
成される。選択した種におけるG6PD}f活性の測定
によりf.Qられる分析値は、試験試料中の被分析物の
量の函数である。不均質型によれば、結合種及び遊離種
を分離し、その一方におけるG6PDH活性を測定する
が、均質型によれば分離する必要はなく、反応混合物中
で直接G6PDH活性を測定する。
好圭互y夫漏月蔵勿退泗一 本明細書において、特に断らない限り、下記の用語は下
記のように定義される: 被分析物一液体媒体中のその存在又は量を測定すべきで
ある物質又は類縁物質類 被分析物の結合相手〜被分析物に対して特異結合親和性
、通常可逆的な特異結合親和性を有する任意の物質又は
物質類、 被分析物の特異結合類縁体一被分析物の結合相手による
結合に関して被分析物と頬似した挙動を示す任意の物質
又は物質類、 試薬系一本発明の分析法を実施する際に使用する試薬の
組成物、試験具、試験キット又は他の物理的配列若しく
は組合せ。
被分析物 本発明の分析法を、利用しうる特異結合相手がある被分
析物の検出に適用することができる。被分析物は、通常
、ペプチド、ポリペプチト、蛋白質、炭水化物、糖蛋白
、ステロイド、又は生物学的系に特異結合相手が存在す
るか、若しくは合成される他の有機分子である。被分析
物は、機能的には、通富、抗原とそれに対する抗体;ハ
プテンとそれに対する抗体;ボルモン、ビタミン、代謝
産物及び医薬、並びにそれらの結合相手、及びハイブリ
ソド形成可能な核酸、例えばDNA及びRNAを含む群
から選択される。被分析物ぱ、通富約i,ooo〜約1
0,000,’000の分子量を有する免疫学的に活性
なポリペプチド又は蛋白質、例えば少なくとも約100
、通富約1500以下の分子量を有する抗体又は抗原性
ポリベブチド若しくは蛋白質又はハプテンであるのが普
通である。
代表的ポリペプチド被分析物はアンギオテンシンl及び
■、C−ペプチド、オキシドシン、バソブレソシン、ニ
ューロフィシン、ガストリン、セクレチン、ブラジキニ
ン及びグルカゴンである。
代表的蛋白質被分析物は、プロタミン、ムコ蛋白、糖蛋
白、グロブリン、アルブミン、硬蛋白、燐蛋白、ヒスト
ン、リボ蛋白、色素蛋白及び核蛋白の類を含む。特異性
蛋白質は、例えばブリアルブミン、α1−リボ蛋白、ヒ
ト血清アルブミン、α1一酸糖蛋白、α,一抗トリブシ
ン、α+Un蛋白、1一ランスコルチン、チロキシン結
合グロブリン、ハブトグロビン、ヘモグロビン、ミオグ
1」ビン、セル口プラスミン、α2−リボ蛋白、α2一
マクログロブリン、β−リボ蛋白、エリスロポエチン、
トランスフェリン、ヘモペキシン、フィブリノーゲン、
免疫グロブリン、例えばIgG、IgM、IgA,Ig
D及びIgE及びそれらのフラグメント、例えばFC及
びFab、補体因子、プロラクチン、血液凝固因子、例
えばフィブリノーゲン、トロンビン等、インシュリン、
メラノト口ピン、ソマトトロピン、チロトロピン、卵胞
刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、ゴナドト口ピン、甲
状腺刺激ホルモン、胎盤ラクトゲン、内因子、トランス
コバラミン、血清酵素、例えばアルカリホスファターゼ
、乳酸デヒドロゲナーゼ、アミラーゼ、リバーゼ、ホス
ファターゼ、コリンエステラーゼ、グルタミン酸オキサ
ロ酢酸トランスアミナーゼ、グルタミン酸ピルビン酸ト
ランスアミナーゼ、及びウロベプシン、エンドルフィン
、エンケファリン、プロタミン、組織抗原、細菌抗原、
及びウィルス抗原、例えば肝炎関連抗原(例えば}lB
sAg、HBcAg及びlIBeAg)である。
代表的ハプテン被分析物は、一般的薬剤、代謝産物、ホ
ルモン、ビタミン及び同様の有機化合物を包含する。ハ
プテンホルモンはチロキシン及びトリョード号イロニン
を包含する。ビタミンは、ビタミンA,B、例えばB1
2、C,D,E及びK1葉酸及びチアミンを包含する。
薬剤は抗生物質、例えばアミノグルコシト類、例えばゲ
ンクマイシン、トブラマイシン、アミ力シン、シソマイ
シン、カナマイシン及びネチルマイシン、ペニシリン、
テトラサイクリン、テラマイシン、クロロマイセチン及
びアクチノマイセチン;ヌクレオシド及びヌクレオチド
、例えばアデノシンニ燐酸(ADP)、アデノシン三燐
酸(ATP)、フラビンモノヌクレオチド(FMN)、
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)及び
その燐酸誘導体(NA’DP)、チミジン、グアノシン
及びアデノシン;プロスタグランジン類;ステロイド、
例えばエストロゲン、例えばエストリオール及びエスト
ラジオール、ステロゲン、アンドロゲン、ジゴキシン、
ジギトキシン及び副腎皮質ステロイド;及びその他、例
えばフェノバルビタール、フェニトイン、プリミドン、
エトスクシミド、カルバムアゼピン、バルプロエート、
テオフイリン、カフェイン、プロプラノロール、プロ力
インアミド、キニジン、アミトリプチリン、コルチゾー
ル、デシプラミン、ジソピラミド、ドクセピン、ドクソ
ルビシン、ノルトリプチリン、メトトレクセート、イミ
プラミン、リドカイン、プロ力インアミド、N−アセチ
ルブロ力インアミド、アンフェタミン、カテコールアミ
ン及び抗ヒスタミンを包含する。
抗一〇6PDH 本発明の明細書において使用する用語“抗−06PDH
”は、G6PDHと結合しうる抗体又はG6PDHと結
合する能力を保有するこのような抗体の誘導体若しくは
変性体を意味する。従って、一般に抗体から1個以上の
06PDH一特異結合部位を含む任意の物質を使用する
ことができる。
このような抗体は、利用しうる任息の技術によって完全
又は変性G6PDHに対して生成させることができる。
完全酵素、凝集若しくは重合酵素、酵素フラグメント(
例えば酵素から抗原決定因子を選択することによって)
、合成抗原決定因子等で免疫処置することによって適切
な抗体源を刺激して抗−G6PDpを産生ずることがで
きる。一般に、任意のG’6PD}{源又は形態を使用
しうる゛が、試験試料、例えば咄乳動物体液に内因性の
06PDHを用いては有効でない補助因子を利用しうる
酵素を産生ずる微生物源を選択するのが特に好ましい。
G6PDHの微生物源は、リューコノストソク・メゼン
テロイデス、シュードモナス・アエルギノーサ(Pse
udomonasaauroginosas緑膿菌)、
ヒドロゲノモナス(llydrogenomonas)
H16、チオバシラス・フエロオキシダンス(Thio
bacillusferrooxidans)及びハシ
ラス・ステアロサーモフィラス(BacillussL
earoLhermophilus)を含む。補助因子
としてNADを利用σうるリューコノストソク・メゼン
テロイデス(IEC1.1.1.49)からの06PD
Hが特に好ましく、噛乳動物源からのG6PDHはNA
DPを必要とする。
完全抗体の形の場合、抗一G6PDHは公知の免疫グロ
ブリン、例えばIgG,IgM、IgE等の類及び小分
類に属することができる。G6PDHに対ずる特異結合
親和性を保有するような抗体の任意のフラグメント、例
えば従来Fab,F(ab’)及びF(ab’)2とし
て知られているIgGのフラグメントを使用ずることも
できる。更に、免疫グロブリン又はそのフラグメントの
凝集物、ポリマー及び接合体を、適切な場合、使用する
ことができる。このようなポリ(抗−06PDH)を、
G6PDHに対ずる結合親和性を保有するように利用し
うる方法で製造することができる。選択した材料がG6
PDHに対ずる特異結合親和性を有する限り、他の形の
抗−G6PDHを使用することができる。
抗一06PDHに対する免疫グロブリン源は、任意の利
用しうる方法で得ることができる。通當、當用の抗血清
技術又は単クローン性技術によって抗一〇’6PDH免
疫グロブリンが得られる。抗−G6PDHを含む抗血清
は、適切な免疫源で動物、例えばウサギ、モルモソト又
はヤギを免疫処理する周知技術によって得られる。現在
の技術水準の概要は、パーカー(Parker)、ラデ
ィオイムノアソセイ・オブ・ハイオロジカリイ・アクテ
ィブ・コンパウンズ(Radioimmunoassa
yofBi61ogicallyActiveComp
ounds)、プレンテイスーホール(Prentic
e−Hall%アメリカ合衆国ニュージャージー州エン
グルウソド・クリフス、1976年)、バトラー(Bu
tler)、J.Immunol.Meth.7:1−
24(1975);ワインリブ(Weinryb)及び
シュロソフ(Shroff)、DrugMetab.R
ev.10:271〜283(1975);ブロー′ト
ン(Broughton)及びストロング(Stron
g)、Clin.Chem.22:726〜732(1
976);及びプレイフェア(Playfair)ら、
Br.Med.Bull.30:24〜31(1974
)によって与えられる。体細胞ハイブリソド形成法によ
ってこのような抗体を得ることもでき、このような抗体
は一般に単クローン性抗体と言われる。単クローン性抗
体技術の概要は、リンフォサイト・ハイブリドーマCL
ymphocytellybridomas)、メルヒ
ヤース(Me1chers)ら編集、スブリンガ一一フ
エルラーク(Springer−Verlag)(ニ−
L−ヨーク、197B)、ネイチ+−(Nature)
266:495(1977)、サイエンス(Scien
ce)208:692(1980)及びメソソヅ・イン
・エンツィモロジイ(MethodsinEnzymo
logy)73(B部):3〜46(1981)に見ら
れる。
標識接合体 標識接合体は、例えば直接化学結合、例えば共有結合を
含む直接化学結合、又は間接結合、例えば他方の成分に
化学結合する、マイクロカプセル又はリポソーム中に一
方の成分、通富、標識を組み込むことによって相互に会
合又は結合する2種の主要成分を含む。標識接合体の一
方の成分は、結合成分であり、その機能はこの分野にお
いて周知である。結合成分は、反応混合物中に存在する
任意の被分析物と特異結合反応系に関与する。実施する
特定の分析型に応じて、結合成分は通當被分析物自体、
被分析物の特異結合類縁体又は被分析物の結合相手であ
る。特定の分析法のための結合成分及び標識接合体にこ
れを組み込む方法の選択は、当業者の常識の問題である
標識接合体の他方の成分は本発明の新規標識成分、即ち
抗一06PDHである。結合に化学結合が関与する場合
には、結合成分上の結合部位及び標識を選択するための
一般的水準での重要な考慮事項は、(1)結合した結合
成分が選択した結合分析系に有効に関与する能力を保有
し、(2)結合した抗−G6PDH標識がG6PDHの
触媒活性を変調する能力を保有することであり、両方の
場合に、分析すべき特定の被分析物及びそれが検出され
る特定の濃度に対して有用な分析法が生じる程度に前記
能力を保有する。通常、結合基は、化学結合、通雷単結
合、又は1〜20個、更に一般には1〜lO個の炭素原
子及び0〜10個、更に一般には1〜5個のへテロ原子
(窒素、酸素及び硫黄から選択)を含む連鎖を含む。結
合基の選択に関する詳細は更に、前記文献、例えば米国
特許第4.2.38,565号及び3,817,837
号明細書に記載されている。
最も普通の場合、本発明の抗一06PDH標識及びこれ
と結合すべき結合成分は、常用のペプチド縮合反応によ
って結合するため利用しうるアミノ及びカルボキシル官
能基を有する。蛋白質としては、G6PDHはペプチド
縮合に関与するため多故の活性アミノ基及びカルポキシ
ル基を有する。
被分析物自体が、しばしば、例えば被分析物が蛋白質又
はポリベプチトであるか又は一級アミン又はカルボン酸
であるハプテンである場合のように、ペプチト縮合によ
り標識に結合するため有用なアミン基又はカルボキシル
基を含む。被分析物は標識に結合するため利用しうる官
能基を有しない場合、官能基は被分析物のアミン又はカ
ルボキシル誘導体を形成することによって容易に導入す
ることができる。この型の典型的被分析物誘導体(即ち
、被分析物の特異結合類縁体)及びペプチド縮合及び同
等な技術による検出試薬の形成に関する詳細は、米国特
許第4,226,992号明細書、特にその3〜10欄
に記載されている。
常用のペプチド縮合反応はカルボシイミド反応〔サイエ
ンス(Science)144:1344(1964)
〕、混成無水物反応〔エルランガー(r!rlange
r)ら、メソソズ・イン・゛イムノロジイ・アンド・イ
ムノケミストリイ(MethodsinImmunol
ogyandImmunochemistry)、ウィ
リアムス(Williams)及びチェイス(Chas
e)kA集、アカデミノク・プレス(Academic
Press)(ニューヨーク1967)、149頁〕、
及び酸アジト及び活性エステル反応〔コソプル(Kop
ple)、ベプクイヅ・アンド・アミン・アシッ゛ゾ(
PeptidesandAminoAcids)、ヘン
ジャミン・インコーポレイティド(W.八.Benja
min,Inc.)(−ユーヨーク1966))を含む
CIin.Chem.22:726(1976)の一般
的記載についても参照。
もちろん、被分析物及び標識を結合させて本発明の標識
接合体を形成させるため他の周知の方法を利用すること
ができる。例えば、アミンをアミンと結合させるため二
官能性試薬、例えばビスイソシアネート、ビスイミトエ
ステル及びグルクルアルデヒドを使用することもできる
(1mm,unochem.6:53(1969))。
もちろん、被分析物又はその結合類縁体及び標識上の、
アミノ基及びカルポキシル基以外の官能基を、選択した
合成法に依存する結合部位として使用することもできる
。これらの合成法は、文献から当業者に利用されうる。
分析技術 原則として、本発明の分析方法を常用の均質又は不均質
型のいずれによっても実施することができる。しかし、
これらの状況で、標識接合体によって生じる変調作用が
結合種と非結合種との間で本質的に区別されない場合に
、分析法を実施するには、不均質型によらねばならない
であろう。
1.均質型 均質分析技術、即ち結合種と非結合種との物理的分離を
必要としない分析技術では、標識接合体中の結合成分と
対応する結合相手との反応が、反応混合物中の06PD
Hに対する抗−G6PDHの変調作用において陽性又は
陰性で測定可能の変化を起こす。結合種と非結合種との
間の標識接合体の分布は、変調因子が結合種の場合に酵
素活性に影響できないか又は影響する能力が変化するこ
とによって区別される。競合結合法である一般的技術と
共に均質分析を実施するため若干の操作技術を利用する
ことができる。競合結合技術においてば、液体媒体を被
分析物の結合相手、被分析物又はその特異結合類縁体に
結合ずる抗一G6PDHを含む標識接合体及びG6PD
Hと混合し、その後、反応混合物中のG6PDI−1活
性を測定する。
均質競合結合技術は、一般に、抗原蛋白質及びポリペプ
チド及びハプテンを含めてほとんどの被分析物の測定に
通用することができる。抗一抗体抗体を使用して、分析
すべき抗体を認識し、結合することによって抗原蛋白質
として抗体を測定することができる。この抗体分析法は
、類(class)特異性であり、その抗原特異性によ
り抗体を区別することができないであろう。
抗体又は他の結合蛋白質、受容体又は結合物質が、一般
にその抗原又は相手特異性により測定される場合、直接
法を使用することができる。液体媒体を、被分析物の結
合相手に結合した抗一G6PDHを含む標識接合体、及
びG6PDHと混合し、その後、06PI)H活性を再
び反応混合物中で測定する。この場合に、被分析物は特
定の抗原又はハプテンに対する特異性を有する抗体(そ
のままの形又は結合類縁体の形で標識接合体中の結合相
手として作用する)であるか、又は試料中の特定の結合
蛋白質、受容体、担持物質等の存在により特定の物質を
結合する、試験試料の結合能力、例えばトリョードチロ
ニン又はチロキシン結合能(T.摂取又はT4摂取)で
あってもよい。
一般に、均質分析技術による場合、分析反応の成分、即
ち、被分析物を含むと推察される液体媒体、標識接合体
、G6PDH及び必要に応して、被分析物の結合相手を
任意の量、方法及び順序で混合することができるが、液
体媒体が分析の目的で有意義な量又は濃度で被分析物を
含む場合に、G6PDH活性が測定可能に変化する。特
異結合反応のすべての成分が液体媒体に可溶性であるの
が好ましい。更に、検出可能な応答、例えば吸光度、色
、螢光、化学発光等をG6PDHの触媒活性の函数とし
て生じる常用の指示薬組成物を含む反応混合物を形成す
る。
b.不均質型 本発明の分析法を、結合種及び非結合種の標識接合体を
分離し、一方又は他方の標識成分を測定する雷用の不均
質型分析技術に適用することもできる。このような不均
質分析を実施する試薬手段は、多数の異なる形をとるこ
とができる。一般に、このような手段は3種の基本成分
、即ち(1)検出すべき被分析物、(2)被分析物の結
合相手及び(3)標識接合体を含む。結合反応成分を同
時に又は順次混合し、適当な静置期間をお《と、標識接
合体は対応する結合相手に結合して、その結合の程度、
即ち、未結合の標識接合体(遊離種)に対する結合相手
に結合した標識接合体(結合種)の量の比が、存在する
被分析物の量の函数となる。
結合種及び非結合種を物理的に分離し、その一方に存在
する標識の量を、G6PDH活性を測定し、それを陰性
対照又は標準的結果、例えば標準曲線と比較することに
よって測定する。. 分離工程を実施し、結合反応系を形成する種々の手段が
、この分野で利用されている。分離は、固相抗体又は抗
原、第二抗体又は固相第二抗体、並びに免疫複合体沈澱
剤、吸着剤等の使用を使用する常用の技術に関する。実
施しうに結合反応系は、いわゆる競合結合法、連続飽和
法、“サンドイソチ”法等を含む。種々の公知の不均質
系に関する詳細は、更に、文献、例えば米国特許第4,
230,797号明細書において容易に利用されうる。
本明細書で具体化する本発明の概念から逸脱することな
く、均質型及び不均質型特異結合分析法を実施するため
他の添加順序及び他の結合反応型に関する操作方法を工
夫することができる。
反応混合物 分析すべき液体媒体は、被分析物を含むと予想される天
然産又は人工的に形成した液体であってよ《、通常生物
学的液体又はその希釈液である。
分析することができる生物学的液体は、血清、血漿、尿
、唾液、並びに羊水及び脳脊髄液を包含する。
゛結合反応は、ほとんどすべての場合に、緩和な条件下
に進行することができる。反応混合物は、一般に、少量
存在する所望の有機補助溶媒を含む水性媒体である。反
応温度は、静置期間及び酵素測定工程の間、普通の条件
で一定水準に保持される。温度は一般に5〜50℃、更
に普通には20〜40゜Cである。反応は室温で進行す
るのが好ましい。反応混合物のpl+は5〜10、更に
普通には6〜9である。種々の試薬の濃度は試験媒体中
に予測される被分析物の水準に左右され、そのような水
準は通常工0−3〜10−12モル(M)である。
前記の反応パラメータの場合と同様に、選択は第一に、
通常の基準で分析を最終的に実施する技術者の好みと必
要を調和させて、経験的に誘導される最適化に基づく。
従って、パラメータはいずれも、本発明に対して決定的
なものではなく、むしろすべてこの分野の布識に属する
試薬系 本発明の試薬糸は、本発明に包含される所望の分析法を
実施するために必要な必須化学成分をすべて含む。試薬
系は、工業的に包装された形で、試薬が相溶性である場
合、組成物又は混合物として、試験具構造として又は試
験キノト、即ち必要な試薬を保持する1個以上の容器の
包装された組合せとして提供される。所望の結合反応系
に適当な試薬を試薬系に含み、富に抗一〇6PDH標識
接合体及び06PDHを必要とする。このような結合反
応試薬は、標識接合体の他に、被分析物に対する結合相
手、G6PDH指示薬組成物等を含んでいてもよい。も
ちろん、試薬系は、この分野で公知であり、商業及び消
費者の観点から所望の他の試薬、例えば緩衝剤、希釈剤
、標準品等を含んでいてもよい。
次に、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
尖滌珂 ■、試薬 A.物質のリスト リューコノストノク・メゼンテロイデス(EC1.1.
1.49)からのグルコースー6−ボスフェートデヒド
ロゲナーゼ(G6PDH)、759国際単位/mg(1
.U./+ng)は、日本国大阪府のオリエンタルイー
スト社から購入した。
06PDHに対する抗体(抗一06PDH)はパイツカ
イチス(Vaitukaitis)らのJ.CIin,
Endocrinol.33:988(1981)の方
法に基づいてログ(Roda)及びポレソリ(Bole
lli)のJ.SteroidBiochem.13:
449〜454(1980)の方法により抗原としての
G6PDHに対してウサギにおいて産生じた。
ジアフォラーゼ(NADH染料オキシドレダクターゼ、
E.C.1.6.99)37U/+ngは、日本国東京
都の東洋醸造株式会社から得られた。
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)、ニ
コチンアミトアデニンジヌクレオチドボスフエート(N
ADP)及びグルコース−6−ボスフェート(G6P)
は、西ドイツのベーリンガー・マンハイム社(Boeh
ringerMannheim,Gmb}I)から得ら
れた。
ニトロブルーテトラゾリウム、オキサミド酸ナトリウム
塩、卵白からのアビジン及びビオチンは、アメリカ合衆
国ミズーリ州セントルイスのシグマ・ケミカル社(Si
gmaChemicalCo.)がら得られた。
N−ヒドロキシスクシンイミドビオチン(NHS−ビオ
チン)は、オランダ国ロソテルダムのピーアス・ユーロ
ヘミー(PierceEurochemieBV)から
得られた。
ウサギで産生したジニトロフェニルに対する抗体(抗−
DNP);ヒl−1gG;及びヤギで産生じタ抗一ヒl
lgG(γ一鎖特異性)は、イスラエル国レホ柵のマイ
ルスーイエダ社(Miles−Yeda,\,Ltd.
)から得られた。
ジニトロフルオロヘンゼン(DNFB)及びジニトロフ
ェニル(DNP)とリジン(DNP−リジン)との接合
体は、西ドイツ、ハイデルヘルクのセルハ・フエンビオ
へミカ(ScrvaFenbiochemica)から
得られた。
B.抗一06PDHの精製 完全抗血清を50%硫酸アンモニウム C(NH4)2S04〕で処理し、次いで、ウルトラゲ
ル(Ultragel)^cA44(スウェーデン国ブ
ロソマのLKB)上でゲルP過クロマトグラフィー処理
した。
C.DNP一抗−G6PDl−1接合体の製造燐酸塩緩
衝液(0.1M,pll7.4)1.5ml中の抗−C
.6PDH2.56■の攪拌溶液に、室温で無水エタノ
ール中のDNFB(5mg/ml)400pI!を添加
した。DNFBの添加は、20分毎に50μβずつ段階
的に実施した。DNFBを100、200、300、4
00pl@添加した後、10μβの反応混合物を採取し
、0.5%のウシ血清アルブミン(BSA)を含むpH
7.9の0.1M}リス〔トリス(ヒト−ロキシメチル
)一アミノメタン〕緩衝液中で希釈し、抗一DNPの不
存在で酵素に対する免疫活性及び過剰の抗一DNPを使
用して抗−DNPに対する免疫活性を分析した。
DNFBを更に添加しても抗−DNPに対する免疫活性
を増加しない場合、反応混合物をセファデソクス(Se
pbacleκ)G25Cスウェーデン国ウプサラのフ
ァルマシア(Pharmacia))で1r″過し、0
.5%のBSAを含むトリス緩衝液でl:2に希釈し、
5℃で貯蔵した。
D.ビオチンー抗−G6PDl{接合体の製造DNFB
の接合と実質的に同一の方法で、IgG抗一06PDH
に対するビオチンの接合を実施した。
抗一06PD85.35■を含むpH7.6の0.1M
燐酸塩緩衝液の攪拌溶液(2.5ml)に、20分間隔
で無水ジメチルホルムアミド(DMF)中のNHS−ヒ
オチン(8■/ml)の10μlを添加した。NHS−
ビオチンの添加毎に、その添加から20分後に接合体の
形成を監視するため、反応混合物を採取し、0.5%の
BSAを含むトリス緩衝液で希釈し、過剰のアビジンの
存在及び不存在で免疫活性を分析した。接合体がその元
の免疫活性の最高、10〜20%を失い、過剰のアビジ
ンの存在で約50%の反応率に達するまで、接合反応を
続けた。次に、接合体をセファデソクスG25上で戸過
し、平衡にし、トリスHCI緩衝液で希釈した。熔離液
を同じ緩衝液に対して24時間透析し、0.5%BSA
の存在で4℃で貯蔵した。
E.ヒトIgG一抗一G6PDH接合体の製造この接合
体は、村山ら著、Immunochem.15:523
(197B)の方法により製造した。
抗−G6PDH5.35■を含むpl17.4の0.0
5M燐酸塩緩衝液1mlを希酢酸でpl14に調節した
この溶液にp1l4の0.OIMの酢酸緩衝液中の0.
2M過沃素酸ナトリウム(NalO4)0.1mlを添
加した。25分後、エチレングリコール50μlを添加
し、溶液をセファデソクスG25カラムで一過した。こ
の活性化抗一G6PDHにpH9.5の0.1M炭酸塩
緩衝液中のヒトIgG(粉末70mg)2mlを添加し
、生じる溶液のpl1を直ちにpH9.5にし、そのp
Hに維持した。2.5時間後、硼水素化ナトリウム(N
aBH4)1.5■を添加し、反応混合物を更に40分
4℃で静置した。次いで、溶液を限外一過し、セフアク
リル(Sepbacril)S300(ファルマシア)
上でクロマトグラフィー処理した。
酵素及び抗−ヒ}IgGに対して免疫学的に反応性のフ
ラクションを集めた。
■.分析法 A.紫外線吸収読碁取りによるハプテンの分析DNP−
リジン分析 プラスチック試験管列のそれぞれに順次下記のものを添
加した: −BSA0.5%及びナトリウムアジド0.05%を含
むpl17.9の0.1MトリスーHCI中のDNP−
リジン標準品(0〜9.4μg/ml)0.1ml−抗
−DNPの不存在で酵素を80%抑制する濃度で1・リ
ス緩{Ii液中のDNP−抗−G6PDH接合体0.1
ml −1:2に希釈した抗−DNP及び接合体の不存在でΔ
A/分一(1.5soを生じる濃度でG6PDHを含む
トリス緩衝液中の抗−DNP/G6PDH混合物0.2
ml 試験管を15分間室温で静置し、各試験管に基質/指示
薬溶液0.6mlを添加した。基質/指示薬溶液は、p
l17.9のトリスー11cI緩衝液中のNAD5.3
mM及びG6P18.2mMからなる。反応混合物を直
ちに恒温槽(30℃)を付けた光度計の流動セル中に吸
引し、最初の酵素触媒による反応速度を340nmで、
30秒の遅延及び読み取り時間を使用して測定した。
ビオチン分析 プラスチック試験管列のそれぞれに順次下記のものを添
加した: −BSA0.5%及びナトリウムアジト0.05%を含
むpl17.9の0.1M+−リス−11Cl中のビオ
チン標準品(0〜320ng/m+)0.1ml−アビ
ジンの不存在で酵素を80%抑制ずる濃度でトリス緩衝
液中のビオチンー抗−G6PDH接合体0.1ml −アビジン18μg/ml及び接合体の不存在でΔA/
分=0.580を生じる濃度でG6PDHを含むトリス
緩衝液中のアビジン/06PDH混合物0.2n+1 基質/指示薬溶液を添加し、DNP−リジン分析に関し
て読み取る前に、試験管を室温で60分静置した。
B.比色計読み取りによるハプテンの分析プラスチック
試験管列のそれぞれに順次下記のものを添加した: −BSA0.5%及びナトリウムアジド0.05%を含
むpt+7.9の0.1MI−リス−11CI中のビオ
チン標準品(0〜80ng/ml)0.1mlーアビジ
ンの不存在で酵素を80%抑制する濃度でトリスkaI
M液中のビオチン−抗−G6PDH接合体0.1ml −アビジン4.4pg/ml及びΔA/20分−2.3
を生じる濃度のG6PDH及びシアフオラーゼ100,
tlg/mlを含むアビジン/G6PDH/ジアフォラ
ーセ混合物0.2ml 室温で40分間静置した後、各試験管にpl15.7の
33mM燐酸塩クエン酸塩緩衝液中にNAD18.7m
M,NBT1.9mM及び06P65mMを含む基質/
指示薬溶液0.2mlを添加し、試験管を室温で更に2
0分静置した。次いで、トリ1〜ン(Triton)X
−100洗浄剤を1%含むIM塩酸(I{CI)0.5
mlを添加して反応を停止し、吸光度を5800mで測
定した。
C.比色計読み取りによる抗原の分析 プラスチック試験管列のそれぞれに順次下記のものを添
加した: −BSA0.5%及びナ1〜リウムアジド0.05%を
含むpH7.1の0.1Ml−リス−11CI中の対照
血清〔ヘルギー国ツーラニのテクニコン・ケミカルス(
TechniconChemicals)に対して検定
し、1:41に希釈したヒトI.G標準品。1:4lに
希釈する前には、標準品の濃度は9〜27.4mg/m
lであった。0.1ml 一トリス緩衝液中に1:2.25に希釈された抗−ヒト
IgG、抗−G6PpH接合体の不存在でΔA/20分
−1.44を生じる濃度のG6PDH及びジアフォラー
ゼ100μg/mlを含む抗一ヒ目gG/G6PDH/
ジアフォラーゼ混合物0;2ml 試験管を室温で15分静置し、次いで、80%の酵素抑
制を生しる濃度のヒトlgG=抗一〇6PDH接合体0
.2mlを各試験管に添加し、室温で更に40分静置し
た。次に、基質/指示薬溶液0.2mlを添加した。ト
リトンX−100洗浄剤を1%含むIM塩酸0.5ml
を添加して反応を停止し、吸光度を580nmで測定し
た。
■.結果 A.DNP−リジンの紫外線吸収率分析の標準曲線 DNP−リジン濃度と340nmでの吸収率の変化(3
40nmでのΔA/分)に関する標準曲線(第1図)を
、前記のn−A部に記載した分析法により作製した。
B.ヒオチンの紫外線吸収率分析の標準曲線ビオチン濃
度と340nmでのΔA/分に関する標準曲線(第2図
)を前記の■〜A部に記載した分析法により作製した。
C.ビオチンの比色終点分析の標準曲線ヒオチン濃度と
53Qnmての終点吸光度に関する標準曲線(第3図)
を、前記のII−B部に記載した分析法により作製した
。06Pl)Hの不存在での反応混合物の吸光度に関す
るフランク値は0.040であり、分析値から差し引い
た。
D.ヒ}IgGO比色終点分析の標準曲線ヒllgG?
i度と580nmでの終点吸光度に関する標準曲線(第
4図)を、前記のU−C部に記載した分析法により作製
した。
20個の血清試料についで、免疫混濁測定法(1’TA
)による相関試験を行った。相関は、本発明方法−0.
95+1.131TA;r=0.864であった。
■.干渉試験 A.酵素反応の干渉 1.血冫青干渉 50μlのヒト血清を分析に組み込む場合、緩衝液単独
中におけるより酵素活性は25%高かった。この陽性干
渉は、NAD及び次に、NBTを還元する内因性乳酸塩
及び乳酸デヒl・ロゲナーセ(LD1−1)に主として
よることか認められた。乳酸デヒトロゲナーゼの抑制因
子であるオキサミト酸を添加すると、分析の実施に影響
することなく、LDHが完全に抑制された。しかしなか
ら、血清50〜100μβの存在での試験はなお緩衝液
中より高い活性を生じたが、これは他の未確認の干渉因
子による。
これらの干渉の最大の変動可能性を検B・Jずるたエモ
ライズ化 め、18の混7の又は黄痕のヒI・血清100μβの存
在でG6PDH活性(緩衝液中ΔA/20分−0.28
2)を測定した。分析Gどは、オキサミド酸を含んだ。
結果を第1表に示す。
第1表 謀体580nm/20\でのI1シ庁 ブランク試料 ’E1hUL0.0200.282 血遺 xO.O550.349 SDO.0160.017 CV294.87 n1818 オキサミド酸塩の存在でなお存在する比色計読み取り法
での陽性血清干渉を排除する目的で、酵素比色反応後に
発生ずる色のスペクトルに対するトリトンX−100の
影客を研究した。G6PD’H分析において、ヒ1・血
清100μlの存在及び不存在で種々の濃度のトリトン
X−100を組み入れ、反応停止後に形成した色のスペ
クトルを記録することによって実験を行った。BSAI
%、オキザム酸38mM及びシアフォラーゼ14.3μ
g/mlを含むpl17.9の0.1Mトリスー11c
I中のG6PDtI11.4ng/mlの?容液0.7
mlを、pl15.7の33mM燐酸塩−クエン酸塩緩
衝液中のNAD1B.7mM,G6P65mM,NET
1.9mM及び種々の濃度のトリトンX−100からな
る基質/指示薬溶液200μrと混合した。反応を室温
で20分進行させ、次いで、1%のトリトンX−100
を含むIMIICIで反応を停止させ、各溶液のスペク
トルを660nm〜480nmで記録した。1列の分析
試験管は試薬及び100μlのヒト血清のプールを含み
、他は試薬及び血清の代わりに緩衝液100μlを含ん
でいた。
第2表に結果を示すが、トリトンX−100の濃度は、
反応停止前の反応混合物中の濃度であり、λmaxは最
高吸光度の波長である。
第2表 1・リトンX一媒体 100の濃度 g/100ml緩衝液血清 580nmでのλmax580nmでのλmaxΔA/
20分nmΔA/20分nm O.251.0475281.2845360.51.
0935241.1985261.01.214526
1.2545262.01.414528.1.428
5284.01.5115281.527528記録さ
れたスペクトルから、2%及び4%のトリ1・ン濃度で
血清と緩衝液とが実質的に同一であることが判明した。
2%の1−リトンを使用して、580nmでのその後の
実験で記録した発色は、血漬及ひ緩衝液中での分析で同
しΔA/分を示した。
血清の干渉及びその変動を評価するため、トリトン及び
オキサミド酸の最適濃度で36のヒト血清の50μβの
存在及び不存在で比色読み取りによりG”6PDHの固
定濃度の活性を測定する最後の実験を実施した。
各試験管に下記のものを添加した: 緩衝液又は血清50μ! 0.5%のBSA、0.05%のナトリウムアシド、A
/20分−1.333のG6PDH,20μgのジアフ
ォラーゼ、34mMのオキサミド酸を含むpl17.9
の0.1M+−リス−11CI緩衝液500μl及び pH5.7の33mMの鱗酸塩−クエン酸塩緩衝剤、7
g/100mlの1−り1−ンX−100、18.7r
rtMのNAD、65mMのG6P及び1.9mMのN
BTからなる基質/指示薬溶液200pff混合物を室
温で20分静置し、1%の1・リトンX−100を含む
IMIIcI0.5mlで反応を停止させた。第3表に
記録した結果は、血清の干渉が無視しうるちのであるこ
とを示す。
第3表 ′゛゜??f ブランク試料ブランク試料 X絶対値0.02951.33380.03661.3
28SD絶対値0.000j0.01000.0023
0.0134CV1.70.826.31.O n10363636 2.薬剤、代謝産物及び尿の干渉 若干の可能な干渉物質を酵素分析で試験した。
停止前に0.65mlの最終容量で第4表に示した物質
の濃度の溶液50μlを使用して標準方法で分析を実施
した。アスコルビン酸だけが強い干渉を生じたが、これ
は低濃度の酵素アスコルビン酸オキシダーゼの添加を含
めて種々の公知の手段によって排除することができる。
第4表 干渉のない最高 一JEJ÷r素度ユ工X[?一 尿酸40 尿素400 ビリルビン20 アスコンビン酸2 グルコース1000 弗化ナトリウム400 蓚酸ナトリウム400 クエン酸ナトリウム760 ヘバリン酸ナトリウム150 EDTA200 アセチルサリチル酸12 ゲンチジン酸10 L−ドーパ0・5 尿(正常)25μl B.免疫反応の干渉 免疫反応に対する血清の作用を分析するため、36のヒ
ト血清50μβをG6PDH一抗一G6PDH反応の分
析に組み入れた。
各試験管に下記の物質を添加した: 一緩衝液又は血清50μl −BSA0.5%、ナトリウムアンド0.05%及びオ
キサム酸34mMを含むpH7.9の0.1M}リス緩
衝液中の、70%の酵素抑制を生じる濃度のFab抗−
G6PDH−コルチゾール(下記の■部参照)接合体2
50μβ 一ΔA/20分=2.670を生じるG6PDH及び2
0μgのジアフオラーゼを含むトリス緩衝液中のG6P
DH/ジアフオラーゼ混合物250μe 60分間静置した後、l−A部(最後の実験)に示した
濃度及ひ条件の基質/指示薬I18液200μβを添加
した。
第5表にまとめたデータは、G6PDI−1と抗−G6
PDH−コルチヅール接合体との間の免疫反応に対する
血清の干渉の作用は低く、変動しうろことを示す。
第5表 」■A?」LL一一 XΔA/20分0.80360.8276SDΔA/2
0分0.00620.0131CVO.771.58 n3’636 ■.安定性の試験 A.酵素混合物(06PDH/シアフメラーセ)貯蔵温
度4゜C25゜C40゜C 日3535.5921 残留活性%95.28571.654.530B.標識
接合体 4℃で更に15倍に濃縮し、5ケ月間貯蔵した後、免疫
活性の損失は検出されなかった。
C.基質/指示薬混合物 基質及び色原体(NAI),G6P及びNBT)の混合
物を1ケ月、実験室用ヘンチで毎日4゜Cで16日、2
2℃で8時間保持した。この溶液の吸光度は、酵素分析
の実施に影響することなく、580nmで0.012か
ら0.025に増加した。
4℃で5ケ月間貯蔵した同じ溶液も安定であった(吸光
度は0.012から0.022に増加する)。
■.親和クロマ}・グラフィーによる抗一G6PDI」
の楕製 06PDH(27I71g>に結合した免疫吸着剤であ
るセファロース4B(2g)(スウェーデンのファルマ
シア)を製造者の指示により製造し、小さいカラムに充
填した。10mlのウサギの抗血清を40%の最終飽和
率で(NH4)2504を用いて沈澱させた。沈殿した
IgG(100.9■)を遠心分離し、p}18の0.
1M燐酸塩緩fi液に溶解し、同じ援衝液に対して透析
し、免疫吸着剤に通した。カラムを出発緩衝液(0.1
M鱗酸塩、pll8)、H20、0.5MNaClを含
むp114の酢酸で洗浄し、特異性IgG抗一〇6PD
Hを2工程で、NaCI0.5Mを含むp1−12.3
の酢酸及びp}12.3の酢酸で溶離した。
親和クロマトグラフィーで精製されたIgGの量は4の
精製ファクターで9mgであった。
■.高感度コルチゾール分析 A.試薬 コルチゾールに対する抗体(抗一コルチゾール)をウサ
ギにおいてコルチゾール−3−カルボキシメチルーオキ
シム〜BSACイタリア国ミラノのアナリティカル・ア
ンティホディ(AnalyticalAntibodi
es))に対して産生じた。
前記の■部からの精製した抗−G6PDH。
コルチヅール−抗一G6PDH接合体を下記のように製
造した: 混成無水物:コルチゾール−3−CM05■(11μm
ol)をN−メチルモルホリン2.5μβ(35μmo
l)を含むジオキザン1.5mlに室温で18解させる
。冫容液を12℃に冷却し、攪拌しながらクロロギ酸イ
ソブチルlOμI!(13μmol)を添加した。生成
した混成無水物の一部(5μβ)をpH9.2の0.1
M炭酸塩一重炭酸塩緩衝液中の親和クロマトグラフィー
で精製されたIgG抗−06PDHの溶液(0.5mg
/ml)’1.5mlに添加した。
混成無水物を全部で85μβ添加したところ、抗体は酵
素に対して最初の免疫活性の約35%を失った。反応混
合物をセファデソクスG〜25上でクロマトグラフィー
処理したところ、置換度はエルランガー法(J.Bio
l,Chem.228:713(1957))により計
算して13.2であった。
他の試薬はすべて、前記の1部に記載したとおりである
B,分析法 サリチル酸塩(血清蛋白質結合に対する遮断剤として)
1.3■、オキサミド酸塩3■及び1:48に希釈した
コルチゾールー抗−06PDHを含むpH7.9のトリ
ス緩衝液300μn,G6PDH13.3■、ジアフォ
ラーゼ20μg及び1:900に希釈した抗−コルチゾ
ールを含むpl17.9の1−リス緩th液300μ!
及び第5図の横座標に示した濃度のコーチゾル標準品5
0μlを混合ずることによって反応混合物を製造した。
室温で60分静置した後、基質/指示薬名液200μβ
を添加した。基質/指示薬溶液をII−B部に記載した
とおりであった。反応混合物を更に20分静置し、1M
HCI0.5mlを添加し゜ζ反応を停止させた。58
0nITIでの吸光度を読み取った。標準曲線を第5図
に示す。
C.結果 この分析は、10ng/mlの範囲でコルチゾールに対
して鋭敏であることが観察された。標準RIA法で相関
させて、下記の結果を得た:y=36.5+1.26X
,r=0.985、n−17■.抗一G6PDH標識と
してFabフラグメン1・の使用 A.Fa.bの単離及び楕製 Ig.G抗−G6PDHの分解を、下記のように、実質
的にポーター(Porter)によって記載された方法
(Bioc’hem.J.73:119(1959)’
lによって実施した。
(Nll4)2SO4を40%飽和して得られ、pl+
6の0.1M燐酸塩緩衝液に対して透析したIgG33
4■を、システイン10mM及びEDTA2mMを含む
13mlの透析緩衝液の最終溶液中でパバイン(シグマ
、E.C.3.4.22.2)340■と共に37゜C
で一夜静置した。精製した消化液を水及び次にp118
の0.1M3A酸塩緩衝液に対して透析した。透析した
1′g液を遠心分離し、前記の■部に記載したようにセ
ファロースー06PDH免疫吸着剤上で親和クロマトグ
ラフィー処理した。純粋なFabが7.4■得られ、第
6表から判るように、Fabは酵素を抑制する性質を保
有した。
第6表 精未91ひnυ}tでのi’c−G6PDH町V″″′
−ガ捕一 ng/ml IgG(Nl14)25041250 消化した1880 親和クロマトグラフィーで精製したFablOO力価は
、比色法を使用して、酵素(22.4ng/ml)を9
0%だけ抑制するのに必要な抗−G6PDHの最終的濃
度(ng/ml)である。
B.IgG抗−061)DHのFabフラクションに対
するコルチゾール3−CMOの接合 IgG−コルチゾール接合体(前記の■−A部参照)に
ついて記載したように、混成無水物法を使用して、Fa
b−コルチゾール接合体を好適に製造した。接合体Fa
bは、未変性Fabの免疫活性の57%を保有した。コ
ルチゾール/Fabモル比は10.5であった。
C.コルチゾール分析に関する標準曲線標識としてFa
bを使用して、IgG−コルチゾール接合体(前記の■
部参照)について記載したようにしてコルチゾール分析
に関する標準曲線(第6図)を作製した。種々の濃度の
試薬ば抗一コルチゾールを含み、■部と同じであった。
コーチゾル標準品の濃度だけがわずかに異なり、第6図
の水平軸に記録したものである。第7図は、垂直軸にA
/AoXIOO値を示す同じ標準曲線及び比較のため、
IgG−コルチゾール接合体(前記の■部)の標準曲線
を示す。完全酵素標識に比べて、Fab標識を使用した
ときに、一層良好な結果が得られたことが判る。
■.従来法との比較 本発明方法の性能特性を従来法〔ベルオキシダーゼ/抗
一ペルオキシダーゼ反応に基づく均質型抗一酵素標識免
疫分析を記載しているンゴ及びレンホフ著FEBSLe
tters11’6(2)285(1980))のそれ
と比較する目的で下記のイ」加的実験を実施した。
A.DNP−抗−G6PDH接合体によるG6PDHの
抑制 酵素C.6PDH(0.157μg)を本発明のDNP
−抗一G6PDH接合体を種々の濃度で含むpl{8の
O.IMトリスー11CI0.5ml中で25℃で静置
した。5分後、基質/指示薬溶液0.5mlを添加し、
最初の速度を測定した。基質/指示薬溶液は前記のn−
Aと同様にNAD及びG6Pを含んでいた。抗体の不存
在では、06F)DHばΔA=0.649/分を生じた
。分析混合物にDNP一抗−G6PDH32μgが存在
すると、酵素が100%抑制されることが判った。反対
に、ベルオキシターセ/抗−ベルオキシダーゼ系は、ン
コ及びレンホフによって報告されたとおり、最高75%
の抑制を生じたにすぎない。
酵素を全体的に抑制しうるウサギにおける抗一〇6PD
Hの産生は本発明によれば正常であることが認められた
が(G6PDHで免疫した8匹のウサギはすべて、10
週間後、100%の抑制能及び高い力価を有する抗一血
清を生じたが、高い抑制能を有する抗一ペルオキシダー
セの産生は困難であることは知られている。文献は、ウ
サギ及びヤギをそれぞれ使用して最高78%及び90%
抑制する抗−ペルオキシダーゼの産生を報告している〔
ンゴ及びレンホフの前掲文献、及びマルソチ(Maru
cci)..Immunochem.10:278〜2
80(1973))。事実、ベルオキシダーゼ/抗一ペ
ルオキシダーゼ免疫複合体の予測される残留活性は残留
ベルオキシダーゼ活性自体を検出シグナルとして使用す
る免疫組織化学の分野に使用されている。しかし、均質
型抗一酵素標識免疫分析では、このような残留活性は系
の感受性容量を減少するハンクグラウンドシグナルに寄
与する。本発明は、感受性に影響するハソクグラウンド
を示さない酵素/抗一酵素系を使用する。
B.DNP−リジンの分析の性能特性 ンゴ及びレンポフの前掲文献の分析条件での本発明によ
るDNP−リジン分析、即ち25゜Cで55〕の静置時
間後の速度分析について、標準曲線(第8図)を作製し
た。種々の濃度のDNP−リジン10μ!の溶液をDN
P〜抗−G6PDH接合体16μg,jjc−DNP1
00μl及びG6PDH0.157μgを含む溶液50
0μlに添加した。25゜Cで5分静置した後、基質/
指示薬溶液0.5mlを添加し、最初の速度を測定した
被分析物の不存在では応答を5%減少する免疫反応混合
物中のDNP−リジンの濃度として感受性を定義すると
、25゜C、5分の動態法での本発明方法は0.36μ
Mの感受性を示した。従来のベルオキシダーゼ/抗−ペ
ルオキシダーセ系の感受性は、ンゴ及びレンボフの文献
の第3図の横軸を免疫反応混合物中のa度として、2μ
Mより良くはない。
前記の結果から、ベルオキシダーゼに基づく方法に比し
て本発明の付加的利点は明らかである。
50%の酵素抑制を生しるのに必要な酵素に対する抗−
酵素標識のモル比は、本発明では35.5であるにすぎ
ないのに比べて、ベルオキシダーゼに基づく系では23
6である。更に、従来のべルオキシダーゼ系に基づ<D
NP−リジン分析に使用する抗一酵素標識の量は240
μgであり、本発明方法によれば著しく少量、即ち16
μgが必要であった。更に、血清試料(純枠な緩衝液試
料を使用したンゴ及びレンホフの研究)は蛋白質、例え
ば、殊に干渉性ベルオキシダーゼ活性を有するヘモグロ
ビン及びミオグロビンを含むことが予想される。しかし
、本発明においては、リューコノストック・メゼンテロ
イデスからのG6PDHに対する補助因子としてNAD
を使用すると、補助因子としてNADPを必要とする血
l*06PDHからのハソクグラウンド活性を生じる可
能性が排除される。前記の研究から判るように、一次安
定性の研究は、G6PDHが極めて低い濃度で安定であ
り、わずかに酸性のpl+の基質/指示薬溶液が数り一
月安定であることを示した。これとは異なり、ベルオキ
シダーゼは、酵素試薬が免疫分析に使用するため貯蔵さ
れる低い濃度で不安定であることは周知であり、ベルオ
キシダーゼ基質H202は、適切な色原体及び他のレド
ソクス指示薬と混合した場合には安定でない。
最後に、ンゴ及びレンホフは、分析の感受性及び実施可
能性を向上させるため比較的長い静置時間及び/又は高
い波長で吸収する色原体を使用する可能性を示していな
い。免疫反応及び酵素反応に対してそれぞれ60分及び
20分の静置時間及び580nmで1回で読み取りうる
ジアフオラーゼとテトラゾリウム塩との反応の組合せ(
反応を停止した後)を使用することによって、本発明方
法は2.5nMのビオチンの感受性を示した。蛋白質(
ヒトIgG)に関する分析を実施しうろことも証明され
た。更に、親和クロマトグラフイーによって精製された
抗一〇6PDHを使用することによって感受性の改良が
得られ、ビオチン0.30nMの感受性に達した。比色
法は、高度に感受性で、実施可能であることに比べて、
分析に50μβ又は100μlの血清を組み入れる場合
に、干渉によって影響されない。事実、高い読み取り波
長(5’80nrn)は、血清の色を無視可能にする。
ヒト血清においてコーチゾルの実施可能の、均質比色酵
素免疫分析(前記の■部)を証明するためこれらの改良
をすべて使用した。例えば、酵素反応を発螢光団、例え
ばレサズリンで検出することによって感度を更に向上さ
せることができ、テl・ラゾリウム塩より2〜10倍感
度を増加することができる。
本発明の思想及び範囲を逸脱することなく、前記の本発
明の他の多くの変更及び変化をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、DNP−リジンに関する紫外線吸収率分析の
標準曲線、第2図は、ビオチンに関する紫外線吸収率分
析の標準曲線、第3図は、ビオチンに関する比色終点分
析の標準曲線、第4図は、ヒ}IgGに関する比色終点
分析の標準曲線、第5図はコルチゾール分析の標準曲線
、第6図は、Fab標識を使用したコルチゾール分析の
標準曲線、第7図は、コルチゾール標準曲線の比較図、
第8図は、DNP−リジンの25゜C、5分の速度分析
の標準曲線を示す。 −431− 手続補正書 昭和60年5月17日 特許庁長官志賀学殿 l.事件の表示 昭和60年特許願第44969号 2.発明の名称 抗一酵素標識特異結合分析法、試薬系及び試験キット 3.補正をする者 事件との関係特許出願人 名称マイルス・イタリアーナ●ンシエタ●ペル●アチオ
一二 4.代理人 住所〒107東京都港区赤坂2−to−8第一信和くル
氏名弁理士(78fiEl)津国肇Q韓9t響−{ ,5蛮 5.補正命令の日付自発 6.補正の対象明細書の発明の詳細な説明の欄,?\ 7.補正の内容明細書第47頁1行目記載の「エモラト
化(emolized)Jを「溶血」と補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)試験試料を酵素の触媒活性を抑制しうる抗−酵素
    を含む標識成分を有する標識接合体を含む分析試薬と混
    合し、これにより前記の標識接合体の結合種及び遊離種
    を有する反応混合物を形成させ、前記試験試料中の被分
    析物の量を前記の結合種又は前記の遊離種の標識接合体
    によって前記酵素を抑制する量の函数として測定するこ
    とからなる、試験試料中の被分析物を測定する抗〜酵素
    標識特異結合分析法において、前記酵素としてグルコー
    ス−6−ホスフエー1・デヒドロゲナーゼを使用し、前
    記標識成分として抗−(グルコース−6−ポスフェート
    デヒドロゲナーゼ)を使用する抗一酵素標識特異結合分
    析法。 (2)前記グルコース−6−ボスフェートデヒドロゲナ
    ーゼ酵素がリューコノストノク・メゼンテロイデス(L
    euconostocmesenLeroides)(
    EC1.1.1.49)から得られたものである特許請
    求の範囲第1項記載の分析法。 (3)前記の標識成分として使用する抗一酵素がグルコ
    ース−6−ボスフェ−1・デヒトロゲナーゼに対して産
    生じたIgG抗体又はそのフラグメン1一である特許請
    求の範囲第1項記載の分析法。 (4)前記の抗一酵素標識による前記の酵素活性の抑制
    が、前記標識接合体が前記の結合種である場合に、前記
    の遊離種である場合に比べて測定可能に異なり、前記の
    酵素活性か前記の反応混合物中で測定され、前記の試験
    試料中の被分析物の量の函数である均質型の特許請求の
    範囲第1項記載の分析法。 (5)前記の結合種及び遊離種を物理的に分離し、前記
    の酵素活性を前記の分離した種の一つで測定し、その酵
    素活性が前記の試験試料中の被分析物の量の函数である
    不均質型の特許請求の範囲第1項記載の分析法。 (6)前記の被分析物を抗原及びそれに対する抗体;ハ
    プテン及びそれに対する抗体;及びホルモン、ビタミン
    、代謝産物及び薬剤並びにそれらの結合相手からなる群
    から選択する特許請求の範囲第1項記載の分析法。 (7)(a)酵素に結合し、酵素の触媒活性を抑制しう
    る抗体又はそのフラグメントを含む標識成分に結合した
    前記被分析物又はその結合類縁体を含む標識接合体、(
    b)前記被分析物を結合しうる抗体及び(c)前記酵素
    を含む分析試薬と試験試料を混合することにより反応混
    合物を形成し、前記反応混合物中で前記の酵素活性を試
    験試料中の前記被分析物の量の函数として測定すること
    からなる試験試料中の被分析物を測定する均質免疫分析
    法において、前記酵素としてグルコース−6一ボスフェ
    ートデヒドロゲナーゼを使用し、前記゜標識成分として
    抗一(グルコース−6−ホスフェートデヒドロゲナーゼ
    )を使用する均質免疫分析法。 (8)前記のグルコース−6−ホスフェー1・デヒドロ
    ゲナーゼ酵素がりューコノストソク・メゼンテロイデス
    (EC1.1.1.49)から得られたものである特許
    請求の範囲第7項記載の分析法。 (9)前記の被分析物が約100〜約1500の分子量
    のハプテンである特許請求の範囲第7項記載の分析法。 (10)前記の被分析物が蛋白質又はポリペプチドであ
    る特許請求の範囲第7項記載の分析法。 (11)前記の標識成分がIgG抗体のフラグメン1・
    である特許請求の範囲第10項記載の分析法。 (12)前記の試験試料が血液又は血液フラクションで
    あり、前記分析試薬が更に乳酸デヒドロゲナーゼ活性に
    対する抑制因子を含む特許請求の範囲第7項記載の分析
    法。 (l3)前記の抑制因子がオキサミド酸である特許請求
    の範囲第12項記載の分析法。 (14)(1)酵素の触媒活性を抑制しうる抗一酵素を
    含む標識成分を有する標識接合体及び(2)前記酵素を
    含み、試験試料と共に、前記の標識接合体の結合種及び
    遊離種を有する反応混合物を形成し、その際、前記結合
    種又は前記遊離種において前記標識接合体によって生じ
    る前記酵素の抑制が前記試験試料中の前記被分析物の量
    の函数となる、前記試験試料中の被分析物の抗一酵素標
    識特異結合分析測定用の試薬系において、前記酵素とし
    てグルコース−6−ホスフェートデヒドロゲナーゼを使
    用し、前記標識成分として抗−(グルコース−6−ホス
    フェートデヒドロゲナーゼ)を使用する抗一酵素標識特
    異結合分析測定用の試薬系。 (15)前記グルコースー6−ホスフェートデヒドロゲ
    ナーゼ酵素がりューコノストソク・メゼンテロイデス(
    EC1.1.1.49)から得られたものである特許請
    求の範囲第14項記載の試薬系。 (16)前記の標識成分として使用する抗−酵素がグル
    コース−6−ホスフェートデヒドロゲナーゼに対して産
    生じたIgG酵素又はそのフラグメントである特許請求
    の範囲第14項記載の試薬系。 (17)前記の被分析物を抗原及びそれに対する抗体;
    ハプテン及びそれに対する抗体;及びホルモン、ビタミ
    ン、代謝産物及び薬剤並びにそれらの。結合相手からな
    る群から選択する特許請求め範囲第14項記載の試薬系
    。 (18)(a)グルコース−6−ポスフェートデヒドロ
    ゲナーゼに結合し、その触媒活性を抑制しうる抗体又ば
    そのフラグメントを含む標識成分に結合した前記被分析
    物又はその結合類縁体を含む標識接合体、 (b)前記の被分析物を結合しうる抗体及び (C)グルコース−6−ボスフェ−1−テヒドロゲナー
    ゼ を含み、前記の標識接合体、抗体及びグルコース=6−
    ホスフェートデヒドロゲナーゼが被分析物を測定しうる
    量で存在する試験試料中の被分析物を測定する試験キッ
    ト。 (19)前記のグルコース−6−ボスフェ−1・デヒト
    ロゲナーゼ酵素がりューコノストノク・メゼンテロイデ
    ス(EC1、1.1.49)から得られたものである特
    許請求の範囲第18項記載の試験キット。 (20)前記の被分析物が約100〜約1500の分子
    量のハプテンである特許請求の範囲第18項記載の試験
    キット。 (21)前記の被分析物が蛋白質又はポリペプチドであ
    る特許請求の範囲第18項記載の試験キソト。 (22)前記の標識成分がIgG抗体のフラグメントで
    ある特許請求の範囲第21項記載の試験キソト。 (23)前記の試験試料が血液又は血液フラクションで
    あり、前記分析試薬が更に乳酸デヒドロゲナーゼ活性に
    対する抑制因子を含む特許請求の範囲第18項記載の試
    験キット。 (24)前記の抑制因子がオキサミド酸である特許請求
    の範囲第23項記載の試験キット。
JP60044969A 1984-03-09 1985-03-08 抗一酵素標識特異結合分析法、試薬系及び試験キツト Pending JPS60222772A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT47834/84A IT1199088B (it) 1984-03-09 1984-03-09 Saggio di legame specifico mediante impiego di anti-g6pdh come marcante
IT47834A/84 1984-03-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60222772A true JPS60222772A (ja) 1985-11-07

Family

ID=11262824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60044969A Pending JPS60222772A (ja) 1984-03-09 1985-03-08 抗一酵素標識特異結合分析法、試薬系及び試験キツト

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4686181A (ja)
EP (1) EP0154276B1 (ja)
JP (1) JPS60222772A (ja)
CA (1) CA1237967A (ja)
DE (1) DE3582740D1 (ja)
IT (1) IT1199088B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018507408A (ja) * 2015-02-20 2018-03-15 アイデックス ラボラトリーズ インコーポレイテッドIDEXX Laboratories, Inc. バックグラウンドシグナルを補正するホモジニアスなイムノアッセイ

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60192263A (ja) * 1984-03-13 1985-09-30 Teijin Ltd 免疫複合体測定用標準物質及びそれを用いた免疫複合体の測定法
US5089390A (en) * 1987-09-04 1992-02-18 Syntex (U.S.A.) Inc. 2-methyl-4-hexene- and 2-methyl-4-heptene-1,2-diol derivatives
US5244796A (en) * 1990-10-12 1993-09-14 Syracuse University Cloned leuconostoc mesenteroides glucose-6-phosphate dehydrogenase genes and method of making glucose-6-phospate dehydrogenase
DK0487301T3 (da) * 1990-11-20 2000-09-18 Dade Behring Marburg Gmbh Fremgangsmåde til stabilisering af enzymkonjugater
DE69214709T2 (de) * 1991-04-26 1997-02-20 Surface Active Ltd Neue Antikörper und Verfahren zu ihrer Verwendung
US5972630A (en) * 1991-08-19 1999-10-26 Dade Behring Marburg Gmbh Homogeneous immunoassays using enzyme inhibitors
US6455288B1 (en) * 1993-04-08 2002-09-24 Dade Behring Marburg Gmbh Homogeneous immunoassays using mutant glucose-6-phosphate dehydrogenases
US5565326A (en) * 1994-05-31 1996-10-15 Johnson & Johnson Clinical Diagnostics, Inc. Separation-free specific binding assays using anti-inhibitor antibodies
US5916757A (en) * 1994-05-31 1999-06-29 Johnson & Johnson Clinical Diagnostics, Inc. Specific binding assay using enzyme inhibitor and anti-inhibitor antibodies
CA2444079A1 (en) * 2001-04-19 2002-10-31 Nmi Naturwissenschaftliches Und Medizinisches Institut An Der Universita T Tubingen Method for the relative determination of physicochemical properties
US20050112586A1 (en) * 2003-11-24 2005-05-26 Roland Janzen Method and composition for stabilizing liquid reagents
US7022492B2 (en) * 2003-12-15 2006-04-04 Dade Behring Inc. Ecstasy haptens and immunogens
US6991911B2 (en) * 2003-12-15 2006-01-31 Dade Behring Inc. Assay for entactogens
US20050130243A1 (en) * 2003-12-15 2005-06-16 Zheng Yi F. Assay for entactogens
US7115383B2 (en) * 2004-03-22 2006-10-03 Dade Behring Inc. Assays for amphetamine and methamphetamine
US7037669B2 (en) * 2004-03-22 2006-05-02 Dade Behring Inc. Assays for amphetamine and methamphetamine using stereospecific reagents
KR20200073259A (ko) * 2017-10-19 2020-06-23 아이덱스 래보러토리즈, 인코포레이티드 대칭 디메틸아르기닌의 검출
CN110174363A (zh) * 2019-01-09 2019-08-27 北京九强生物技术股份有限公司 6-磷酸葡萄糖脱氢酶突变体及其在制备检测试剂中的用途

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59164960A (ja) * 1983-03-11 1984-09-18 Fujirebio Inc 抗原決定基具有物質の測定法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3956069A (en) * 1974-04-29 1976-05-11 Abbott Laboratories Enzymatic assays for glucose, creatine phosphokinase or plasma ammonia
IT1105734B (it) * 1977-07-14 1985-11-04 Syva Co Prova di legame di competizione di antienzima omogeneo
US4341866A (en) * 1980-06-02 1982-07-27 Syva Company Antienzyme termination in enzyme immunoassays
DE3483620D1 (de) * 1983-03-11 1991-01-03 Fujirebio Kk Verfahren zur bestimmung von liganden.

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59164960A (ja) * 1983-03-11 1984-09-18 Fujirebio Inc 抗原決定基具有物質の測定法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018507408A (ja) * 2015-02-20 2018-03-15 アイデックス ラボラトリーズ インコーポレイテッドIDEXX Laboratories, Inc. バックグラウンドシグナルを補正するホモジニアスなイムノアッセイ

Also Published As

Publication number Publication date
EP0154276B1 (en) 1991-05-08
EP0154276A2 (en) 1985-09-11
IT8447834A0 (it) 1984-03-09
US4686181A (en) 1987-08-11
IT1199088B (it) 1988-12-30
IT8447834A1 (it) 1985-09-09
CA1237967A (en) 1988-06-14
DE3582740D1 (de) 1991-06-13
EP0154276A3 (en) 1988-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60222772A (ja) 抗一酵素標識特異結合分析法、試薬系及び試験キツト
JP3340434B2 (ja) ジビニルスルホンに由来する成分を含んで成る水溶性ポリマーベース試薬及び抱合体
US4780421A (en) Cleavable labels for use in binding assays
AU695419B2 (en) Method for detecting antibodies
US4828985A (en) Antibodies against the complex of a small molecule and its binding protein, their preparation and their use in diagnostic methods
US4062733A (en) Radio-assay of oestrogen
JPH05249112A (ja) 酵素阻害剤を使用する均質系免疫検定法
EP0724726B1 (en) Method for the determination of an analyte and its use for the determination of anti-tsh receptor autoantibodies in a patient serum
EP0639272B2 (en) Method for the determination of the amount of a thyroid hormone ligand in a biological fluid and kit for carrying out such a method
EP0104926A2 (en) Assay processes and materials therefor
Alpha et al. Sensitive amplified immunoenzymometric assays (IEMA) for human insulin and intact proinsulin
Tuomola et al. A specificity-enhanced time-resolved fluoroimmunoassay for zeranol employing the dry reagent all-in-one-well principle
EP0088974A2 (en) Homogeneous immunoassay with labelled monoclonal anti-analyte
EP0095089B1 (en) Improved homogeneous binding assay method and reagent system, test kit and test device therefor
US11119108B2 (en) Stabilized liquid formulations containing receptors
US20130137115A1 (en) Homogeneous detection method
Lindström et al. The measurement of serum cortisol by a solid-phase chemiluminescence immunoassay
US4288538A (en) Test method and composition therefor
Akio et al. Fluorescence and chemiluminescence enzyme immunoassays of 17α-hydroxyprogesterone in dried blood spotted on filter paper
JPH03503566A (ja) 天然結合タンパク質に対するモノクローナル抗体を用いたイムノアツセイ
JPS583671B2 (ja) アポグルコ−スオキシダ−ゼの、フラビンアデニンジヌクレオチド及びその誘導体と結合する能力を増大する方法、複合体並びに液体媒体中のリガンドを測定するための均一系特異的結合分析法、均一系免疫分析法、試薬及
Vidžiūnaité et al. Chemiluminescent immunoassay (CLIA) for the detection of brucellosis and tularaemia antigens
JPH06205673A (ja) 内因性因子−西洋ワサビ大根ペルオキシダーゼ結合体
JP3194446B2 (ja) 電子伝達体を標識物質とする免疫学的検出方法
Wood et al. Solid-Phase Luminescence Immunoassays Using Kinase and Aryl Hydrazide Labels