JPS60222434A - (2e,6e)−3,7,11−トリメチル−2,6,10−ドデカトリエン−1−ア−ルの製造方法 - Google Patents

(2e,6e)−3,7,11−トリメチル−2,6,10−ドデカトリエン−1−ア−ルの製造方法

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JPS60222434A
JPS60222434A JP59077877A JP7787784A JPS60222434A JP S60222434 A JPS60222434 A JP S60222434A JP 59077877 A JP59077877 A JP 59077877A JP 7787784 A JP7787784 A JP 7787784A JP S60222434 A JPS60222434 A JP S60222434A
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は(2E、6E)−3,7,11−)ジメチル−
2,6,10−ドデカトリエン−1−アール(以下、こ
れを全トランスファルネサールと記す。)の製造方法に
関する。
全トランスファルネサールは各種医薬品の合成原料とし
て有用である。例えば、肝障害治療剤の有効成分である
一般式 %式% (1) (式中、nは1〜4の整数、Rは水素原子または低級ア
ルキル基を表わす。)で示される化合物(特開昭56−
167635号公報参照)ならびに抗癌剤または角化を
伴う皮膚疾患の治療剤の有効成分である次式 %式%() で示されるようなポリプレニル系化合物(特開昭57−
181012号、同57−106638号、同57−1
06617号および同57−31615号公報参照)の
合成原料として用いることができる。
〔従来の技術とその問題点〕
従来全トランスファルネザールの効果的な合成法は知ら
れていなかった。例えば、(2E、6E)−3,7,1
1−)ジメチル−2,6,10−ドデカトリエン−1−
オールの酸化あるいは(6E)−3,7゜11−トリメ
チル−6,10−ドデカジエン−1−イン−3−オール
のバナジウム触媒存在下の転位反応(例えば特公昭51
−23484号公報参照)による方法では、反応条件下
で(2Z 、5E)−ファルネシルが大量に生成するこ
とは避けられず、しかも効果的な全トランスファルネサ
ールの単離精製方法が知られていないため、純度の高い
全トランスファルネサールが得られていなかった。例え
ば分留塔を用いた精密蒸留では下式に示すような分子内
エン反応により目的化合物が異性化してしまうことが知
られている。
本発明の目的は全トランスファルネサールの効果的な製
造方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明によれば、上記の目的は、(2Z/E混合、6E
)または(2Z/E混合、6Z/Em合)−3,7,1
1−)ジメチル−2,6,10−ドデカトリエンニトリ
ルを蒸留分離して(2E 、 6 E ) −、a。
7.11−)ジメチル−2,6,10−ドデカトリエン
ニトリルを得、これを還元剤を用いて還元し、加水分解
することを特徴とする全トランスファルネサールの製造
方法によって達成される。
上Ht (2Z / E 混合、6 E )’t 7C
ハ(2Z / E混合、 6 Z/E混合) −3,7
,11−) IJ jテに−2、6,] ]0−ドデカ
トリエンニトリル以下、3,7゜11−トリメチル−2
,6,10−ドデカトリエンニトリルをファルネシルニ
トリルと記す。)は(5E )tりR(s Z/E混合
) −6,10−シJチルー5.9−’;17デカジ:
1ニー 7−2− オン(以下、6.10−ジメチル−
5,9−ウンデカジエン−2−オンをゲラニルアセトン
と記す。)をアセトニトリルまたは一般式(R”0)2
 P CH2CN (式中、R1は低級アルギル基を表
わす。)で示されるシアノメチルホスホン酸ジエステル
と反応させることにより、あるいは該(5E)tたは(
sZ/E混合)−ゲラニルアセトンをシアン酢酸または
その低級アルキルエステルと反応させ、得られる生成物
を、必要に応じ加水分解したのち、脱炭酸することによ
り、容易に得ることができる。なお、上記において、(
5E)−ゲラニルアセトンからは(2Z/E混合。
6E)−ファルネシルニトリルカ得うれ、(5z/E混
合)−ゲラニルアセトンからは(2Z/E混合、6Z/
E混合)−ファルネシルニトリルが得られる。
本発明の方法はその理解を容易にするために下図によっ
て表わすことができる。
(2z/E混合、 6 E ) (2Z/EM 、 a
2S/E混合)(2E16E) ↓還元剤 ↓加水分解 メ、ヘノνへノリへ。
(2E、6E) (5E)または(5Z/E混合)−ゲラニルアセトンと
アセトニトリルとからの(2Z/E混合。
6K)’l:たは< 2Z/Em合、6Z/Ei合)−
7アルネシルニトリルの合成反応は強塩基の存在下に行
われる。使用可能な強塩基として例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属の水酸化物;ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウ
ムプロポキシド、カリウムt−ブトキシドなどのアルカ
リ金属の低級アルコキシド;メチルリチウム、ブチルリ
チウムなどの低級アルキルリチウム;ナトリウムアミド
、カリウムアミドなどのアルカリ金属アミド;リチウム
ジイソプロピルアミドなどのアルカリ金属のジアルキル
アミド;四級アンモニウムの水酸化物;強塩基性イオン
交換樹脂などが挙げられる。
これら塩基は触媒として作用するため、反応中消費され
ないが、ゲラニルアセトンに対して0.01〜10モル
当量、好ましくは0,1〜5モル当量使用するのがよい
。この反応においてはアセトニトリルは反応成分として
ばかりではなく溶媒とじても作用するので、この目的の
ため通常好ましくはアセトニトリルを過剰量使用する。
従って溶媒は使用してもしなくてもよいが、使用できる
溶媒の例トシテハヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トル
エン、キシレンなどの炭化水素類が挙げられる。本反応
は室温でも進行するが、反応速度の点から50〜150
℃で行うのが好ましい。大気圧下で十分な反応温度が得
られない場合には加圧下、例えばオートクレーブ中で反
応を行うのがよい。
(5E)または(5z/E混合)−ゲラニルア1 七トンと一般式(R”0>2 PCM2CN (式中、
R1は低級アルキル基を表わす。)で示されるシアンメ
チルホ艮ホン酸ジエステルとからの(2Z/E混合。
6E)’27’cid(2z/E混合+ 6Z/E混合
)−ファルネシルニトリルの合成反応は塩基の存在下に
一80℃〜50℃の温度で行われる。上記式中のR1ハ
メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基
、n−ブチル基、i−ブチル基、5ee−ブチル基、t
−ブチル基などであることができる。塩基としては水素
化ナトリウム、水素化カリウムなどのアルカリ金属の水
素化物;ブチルリチウム、n−ブチルリチウムなどのア
ルキルリチウム;メチルマグネシウムプロミド、エチル
マグネシウムクロリドなどのグリニヤール試薬;ナトリ
ウムアミド、カリウムアミドなどのアルカリ金属アミド
;ナトリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシドなど
のアルカリ金属の低級アルコキシドなどが用いられる0
シアノメチルホスホン酸ジエステルはゲラニルアセトン
に対して1.0〜1.5当量、塩基はゲラニルアセトン
に対して1.0〜2.0当量用いるのが好ましい。この
反応は溶媒の存在下に行われる。用いられる溶媒として
はジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、メ
タノール、エタノール、塩化メチレン、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、ピリジン、ヘキサメチ
ルホスホリックトリアミドなどが挙げられる。本反応で
は一般に(2E)−ファルネシルニトリルが(2z)一
体に優先して生成するが、反応条件下で放置しておくと
(2z)一体の比率が徐々に高くなってくるため、次の
蒸留分(5E)または(5Z/E混合)−ゲラニルアセ
トンと一般式NCCH2C00R2(式中、R2は水素
原子捷たけ低級アルキル基を表わす。)で示されるシア
ノ酢酸またはその低級アルキルエステルを酢酸アンモニ
ウム−酢酸、ピリジン、モルホリンなどの塩基または酸
の触媒量〜過剰量の存在下に0〜200℃好ましくは8
0〜150℃で反応させると一般式 (式中 R2は上記定義のとおりである。)で示される
化合物[(2Z/E混合、6E)一体またU(2Z/F
4合、6Z/E混合)一体〕が生成する。この場合、反
応条件下で式(Vl)の化合物にとどまらず直接ファル
ネシルニトリルが生成する場合もある。式(Vl)にお
いてR2=I(の化合物は、これを触媒量の酸の存在下
に脱炭酸することにより対応スル(2z/ E 混合、
 6 E ) 1 ’* ハ(2Z/E混合、6z/E
混合)−ファルネシルニトリルに転化することができる
。式(■)においてR2か低級アルキル基(たとえばメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、
n−ブチル基など)である化合物は、これを水酸化カリ
ウム。
(2Z/E混合、 6 E )−tたけ(2Z/E混合
5Z/E混合)−ファルネシルニトリルに転化すること
ができる。
上記のようにして得られた(2Z/E混合、6E)fた
iJ:(2Z/E混合、6Z/E混合)−7フルネシル
ニトリルからの(2E、6E)−ファルネシルニトリル
の蒸留分離は通常用いられる蒸留塔を使用して行うこと
ができる。蒸留は通常、減圧下で行うが、ファルネシル
ニ) IJルの熱安定性全考慮してlQmml−1y以
下の減圧下で行うのが好ましく、さらに好ましくは0.
1〜5m1(fの減圧下で行う。蒸留分離により回収さ
れた(2E16E)−ファルネシルニトリル以外のファ
ルネシルニトリルは自体公知の異性化反応により(2E
、6E)−ファルネシルニトリルとの混合物に変換した
のち(2E、6E)−ファル不シルニトリルヲ分離取得
するために再度蒸留に付することかできるため、基本的
には全量(:2F、5′E)−ファルネシルニトリルと
することができる。上記異性化反応に用いる異性化触媒
としては、例えばチオフェノール、p−)チルチオフェ
ノール、p−ブロモチオフェノールあるいはルテニウム
アセチルアセトナート(Chemistry Lett
ers、1978.533参照)などが挙げられる。
上記のようにして得られた(’ 2 El 6E)−フ
ァルネシルニトリルを還元するだめの還元剤としてハ水
素化ジイソブチルアルミニウムまたld一般式MAJI
((OR3)a (式中、Mはアルカリ金属を表わし、
R3は低級アルキル基またはアリール基を表わす。)で
示される化合物が用いられる。ここでMはたとえばリチ
ウム、ナトリウムなどであることができ、R3ハたとえ
ばメチル基、エチル基、n−プロピルNss 1−プロ
ピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、5ee−ブチル
基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、
フェニルasp−ト’)h基などであることができる。
還元剤は(2E、6E)−ファルネシルニトリルに対し
て1.0〜1.3当量用いるのが好ましい。還元は通常
−20〜60℃の温度で溶媒中で行われる。使用できる
溶媒としてはへキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、ト
ルエンなどの炭化水素、ジエチルエーテル、ジインプロ
ピルエーテル、ジブチルエーテルなどのエーテル類が挙
げられる。
上記還元反応において還元剤として水素化ジイソブチル
アルミニウムを用いた場合には式0式%) (式中、1−Buはイソブチル基を表わす。)で示され
る化合物が生成し、還元剤として一般式MAJH(OR
3)aで示される化合物を用いた場合にはy (式中、MおよびR3は上記定義のとおりである。)よ
シ目的とする全トランスファルネサールを純度よく得る
ことができる。
還元反応終了後、反応条件下で全トランスファルネサー
ルが(2z、6E)−ファルネサールへ徐々に異性化す
るのを避けるために、すみやかに加水分解処理すること
が好ましい。強酸性条件下では全トランス7アルネサー
ルの(2Z、6E)−ファルネサールへの異性化が起こ
るため、加水分解には強酸の水溶液は使用できない。使
用できる酸としては酢酸、プロピオン酸、クエン酸、酒
石酸、塩化アンモニウム水、炭酸水などの有機または無
機の弱酸類か挙げられる。酸の使用濃度によっては緩衝
溶液を用いたほうがよい。加水分解・0また加水分解は
0℃〜30℃で行うのが好ましい。
加水分解終了後、通常一般の分離操作たとえば抽出操作
により全トランスファルネサールを得ることができる。
さらに精製が必要な場合、充分な減圧下にすみやかに単
蒸留することにより、純度を低下させることなく全トラ
ンスファルネサールを精製することができる。
なお、前記(5E)または(5Z/E混合)−ゲラニル
アセトンはたとえばゲラニルクロリドまたはリナロール
を出発原料として用いて下記の方法によシ製造すること
ができる。
(5E)−ゲラニルアセトン (5E)−ゲラニルアセトン 〔発明の効果〕 本発明により全トランスファルネサールを効率よく展進
する方法が提供される。該本発明方法によれば容易に高
純度の全トランスファルネサール〔実施例〕 以下、本発明を実施例によシ詳しく説明する。
実施例1 (i)(2Z/E混合16 K ) 77/L’ ネジ
/l/ ニトリルの合成 水素化ナトリウム(60%才イル分散)37.12(9
28mmO1)のテト5 ヒ)”o 7う71.51溶
液に、氷冷下、シアノメチルホスホン酸ジインプロピル
(純度91%)]8(1(799mmol )をゆつく
シ滴下し、添加終了後室温で30分間攪拌した。次に、
水冷下% (5E)−ゲラニルアセトン150?(77
3mmol)を、上記反応液に滴下した後、同温度で1
.5時間攪拌した。反応終了後、反応液を水にあけ、n
−へキサンで抽出し、5チ水酸化ナトリウム水溶液、飽
和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を留去した後、減圧蒸留(103−105℃
/ 0.2 wmH9)するととに!!D (2Z/J
ill。
61)−7フルネシルニトリル(純度98%、2Z/2
g=23.8/76.2)166F(750mm01 
)を得た(収率97%)O Mass m/e:2]7(M”)+174181,6
9141上記(1)において得られた(2Z/E混合、
6E)−ファルネシルニトリル166F(750mmo
l )を内径1.5 cm 、長さx、1m(ヘリバッ
ク充填)の蒸留塔を用いて0.5 w Hfの減圧下で
精密蒸留した。
95%以上の純度をもつ全トランスファルネシルニトリ
ルの留分として629得られた。
MS NMR(90MHz)δ : 1.55(S+6H)+
99m 1.61 (8、3H)+ 1.99 (S 、 3H
) 。
1.86−2.03(m、4H) 、2.03−2.2
0(m、4H)4.81−5.13(m、31() < m ) 全トランス7アルネサールの合成窒素雰囲
気下、上記(11)において得られた全トランスファル
ネシルニトリルs、 43 y (25,0mmol)
とn−ヘキサン2511Lil’の溶液中に室温でジイ
ソブチルアルミニウムハイドライド(以下、DIBAH
と記す。)(25r/1ooyヘキサン溶液)16.0
Ill (28,2mmol )をゆつく少滴下した。
室温で1時間攪拌した後、50℃で3時間攪拌した。こ
の反応液を0℃に冷却し、水4.5 f (250mm
ol )とテトラヒドロフラン(THF)z5m/の混
合液tゆつく少滴下した。次に、1規定酢酸175−(
175mmol )と3規定酢酸アンモニウム175d
 (0,25mmol )と氷】502の混合液中に上
記の反応混合物を注ぎ、0℃で30分間攪拌した0続い
て有機層と水層に分液し、有機層を水洗し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥してから溶媒を留去した。得られた残渣
をクーゲルロール蒸留に付する(浴温150−160℃
10.3■W)ことによシ、全トラyx7アルネt−ル
3.37 f (12,6mmol)を得た。このもの
はガスクロマトグラフィー分析の結果、2E/2Z=9
4/6の比率のものでめった(収率61チ)。
−Mass m/e : 220 [M+]、 84 
+ 69 + 411R(crn−’) : 1680
,1190.’11201.61(s、3H) 1.8
5−2.06(m、4H)。
2.06−2.24 (m、 4H) 、 2.11 
(S 、 3f()4.80−5.20 (m、 2H
) 、 5.83 (d 、J=8Hz、 IH) 。
9.98 (d 、J=8Hz 、 IH)実施例2 (i)(2Z/E混合、6E )−77に* シにニド
1フルの合成 405’の水酸化す)IJウム(1,0モル)、410
fのアセトニトリル(10,0モル)および(5E)−
ゲラニルアセトン190り(0,98モル)の混合物を
80℃で3日間加熱攪拌した。この反応混合物を550
2の10%酢酸水溶液中に注ぎ、次いでベンゼン100
m/を加え、分液した。水層はベンゼンで抽出した。ベ
ンゼン層を合わせて水洗した後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。溶媒を留去した後、得られた残渣を減圧下で
蒸留(100−105℃10.2・ル)するととに!j
D(2Z/E混合。
5E)−ファルネシルニトリル3(1’(0,18モル
)が得られ念。反応したゲラニルアセトン140f<0
.72モル)にもとづく収率は70チであった。
(2E)一体と(2Z違の比は約6=4でめった。
上記の反応操作を7回縁シ返すことによシ合計280 
fの(2Z/E混合、6 E)−77に$ シルニトリ
ルを得た。
(ii) 全トランス7アルネサールの合成りIBAH
加水分解 、−2、徒781、□ CHO 上記(1)において得られた(2Z/E混合、6E)−
7アルネシルニトリル2 s o y (2E/22二
6/4)を実施例1の(11)と同様に蒸留分離するこ
とにより95%以上の純度の全トランスファルネシルニ
トリル752が得られた。残シの蒸留留分はチオフェノ
ールによる異性化−蒸留分離を繰シ返すことによシ、最
終的に95%以上の純度をもつ全トランスファルネシル
ニトリル】80fが得られた。
上記で得られた全トランスファルネシルニトリル5.4
3 f (2s、ommol )を実施例1の(li+
 )と同様に還元し加水分解することによシ、全トラン
ス7アルネサール3.21 ? (14,6mmol 
)(2に/2z=c+4/lを得*(収率58 es)
実施例3 (1)(2Z/E混合+6”)−77#ネシルニトリル
の合成 人へλへλ/CN (5B) −ゲ5ニル7*ドア39f (0,20モル
)をベンゼン2001/に溶かし、シアン酢酸エチル2
8F(0,25モル)、酢酸アンモニウム52および酢
酸5fを加え、水を除去しつつ10時間加熱還流した。
反応液を分液し、有機層を水洗し、溶媒を留去して得ら
れた残渣に水酸化ナトリウム20f(0,50モル)、
プロピレングリコール100dを加え、30分間室温で
攪拌した後、反応液に希塩酸を加え酸性とした後、ベン
ゼンで抽出し、水洗した。溶媒を留去して得られた残渣
をピリジンl00dに溶かし、これに銅粉を加えて2時
間加熱還流した。反応液を濾過し、ピリジンを留去した
残渣にヘキサンを加え、水洗した後を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。溶媒を留去して得られた残渣を減圧下に
蒸留(99−105℃10.2mHP)iることKjp
、(2Z/E混合、6g)−:yrル*シルニトリル2
4f(0,11モル)を得た(収率55%)o (2E
)一体と(2z)一体の比は約6!4Tあった。
上記の反応操作を10回繰シ返すことによシ合計245
 f O(2z/E混合s 6 E ) 77 ル4シ
ルニトリルを得た。
上記(1)−t’得ラうタ(2Z/Ei合、 6 E 
) −7フル$シルニ) リル220 tC2B/2Z
=6/4)を実施例1の(11)と同様に蒸留分離する
ことによシ95%以上の純度の全トランス7アルネシル
ニトリル68Fが得られた。
上記で得られた全トランス7アルネシルニトリル5.4
3 ? (25mmol )を実施例] ノ(iil)
と同様に還元し加水分解することによシ、全トランス7
アルネサール3.53 f (16,0mmol )(
2F/2Z==93/7 ) を得た( 収$64 %
 )。
実施例4〜12および比較例1 実施例1の(111)において酸の種類と量を変えた以
外はまったく同様にして反応を行なった結果を表1に示
した。
実施例13〜16 シアルミニウムを用い、エーテル中、室温下で還元を行
う以外は同様にして反応させた結果を表2に示した。
表 2 実施例17 実施例2の(1)において(5E)−ゲラニルアセトン
のかわシに(5z15E=4/6混合)−ゲラニルアセ
トンを用いた以外は同様の操作を7回縁シ返し行ない1
合計2952の(2Z/E混合、6z/E混合)−7ア
ルネシルニトリルを得た。こ040(7)(2Z、6Z
)一体: (2Z、6E)および(,2E、6Z)一体
:(2E、6E)一体の比率は約15:49:36であ
った。該ファルネシルニトリルを実施例1の(1θと同
様にして精密蒸留し、純度96.5%の全トランスファ
ルネシルニトリル72.3Fを得た。この際に低沸分と
して得られ人ファルネシルニトリル215.2f[この
ものは(2Z、6Z)一体:(2Z、6E)お、mび(
2E、6Z)一体:(2E、5E)一体の比率は約20
:67;13であった〕をルテニウムアセチルアセトナ
ート1.55’の存在下に窒素雰囲気下で180℃にて
6時間加熱したところ、(2Z、6Z)一体:(2Z、
6E)お!び(2E、6Z)一体1(2E、6E)一体
の比率は17:52:31となった。この反応液を単蒸
留して触媒を分離したのち、得られたファルネシルニト
リル211.4Fを上記と同様の精密蒸留に付して、追
加量の純度95%の全トランスファルネシルニトリル6
0.6rをi*。
上記の方法で得られた純友釣96%の全トランスファル
ネシルニトリル1329のn−ヘキサン650rILl
溶液を、実施例1の輔)の反応操作方法に準シて、21
の三つロフラスコlc入れ、1)IBAH(25f/1
00m1ヘキサン溶液つ390Inlを室温にて滴下し
たのち、50℃で5時間反応した。実施例1の゛(rr
r)、!!:同様の方法によシ後処理を行い、粗食トラ
ンスファルネサール116.5fを得た。このもoit
(zZ、6E)一体: (2E、6E)一体o比率が4
.3:95.7でめった。該、粗ファルネサールを減圧
下に単蒸留し、沸点130〜150℃10.2wnH2
の留分として純度98チの全トランスファルネサール8
4.38’ C(2Z 、6E)一体: (2E、6E
)一体の比率5.4:94.6)が得られた。
参考例1 ファル不す−ルの熱安定性ti[ 7アルネサ−#(純に96.a%、2E/2Z=87/
13)を窒素雰囲気下、180℃で5時間加熱し。
加熱前および加熱後の該ファルネサールをそれぞれガス
クロマトグラフィーによシ分析〔カラム;0V−17,
カラム温度100℃で2分後から昇温(lO℃/分)し
、200℃まで分析〕したところ。
添付図面第1図および第2図に示すガスクロマトグラム
が得られた。第1図は加熱前のファルネサールについて
得られたガスクロマトグラム、第2図は加熱後のファル
イ・サールについて得られたガスクロマトグラムである
。これらの図中、lは全トランスファルネサールを示す
ピーク、2i’1(IZ 、6E)−ファルネサールを
示すピーク、3は次で示される環化生成物を示すピーク
である。これらのガスクロマトグラムは上記加熱により
(2E。
6E)一体か’:+(2z、6F)−体へのMi化お、
1:び分子内エン反応による環化が促進されたことを示
している。
実施例1の(11)と同じ蒸留塔を用いてファルネサー
ルの精密蒸留を行う場合、0.5 am Hyの減圧下
で蒸留釜の温度が180℃となるため、上記熱安定性試
験の結果から明らかなように、蒸留によるファルネサー
ルの異性体分離は困難である。
【図面の簡単な説明】
添付図面第1図および第2図はファルネサールを窒素雰
凹気下180℃で5時間加熱した場合の加熱前および加
熱後の該ファルネサールについて得られたガスクロマト
グラムであり、第1図は加熱前のものを示し、第2図は
加熱後のものを示す。 ■・・・・・・(2E、6E)−ファルネサールを示す
ピーク。 2・・・・・(22,6E)−ファルネサールを示すピ
ーク、 3・・・・・・環化生成物を示すピーク。 特許出願人 株式会社り ラ し 代理人弁理士本多 堅 第10 手続補正書(自発) 昭和59年6月27日 1、事件の表示 昭和59年特許願第77877号 2、発明の名称 (2E、6E)−3,7,11−トリlfルー2,6.
10−ドデカトリエン−1−アールの製造方法3、補正
をする者 事件との関係 特許出願人 倉敷市酒津1621番地 (108)株式会社 り ラ し 代表取締役 上 野 他 − (東京連絡先) 株式会社クラレ特許部 li話東京03(27713182 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1) 明細書第5頁第1行の式 (2ン 明細書第20頁下から第5行目のrO,25J
をr525Jに改める。 (8)明細書第21頁第2行のr 12.6 jをr1
5.3Jに改める。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) (2z/E混合、c;E)tたU(2Z/E混
    合、6z/E混合)−3,7,11−トリメチル−2、
    6,10−ドデカトリエンニトリルを蒸留分離して(2
    F、6E)−3,7,・11−トリメチル−2,6,1
    0−ドデカトリエンニトリルを得、これを還元剤を用い
    て還元し、加水分解することを特徴とする(2E、6E
    )−3,7,11−トリメチル−2,6,10−ドデカ
    トリエン−1−アールの製造方法。 、 (2)還元剤が水素化ジイソブチルアルミニウムま
    たは一般式MAJH(OR3)a (式中、Mはアルカ
    リ金属原子を表わし、R3ば低級アルキル基またはアリ
    ール基を表わす。)で示される化合物である特許請求の
    範囲第1項記載の製造方法。 (81(2Z/Effi合、6E)tたは(2Z/E混
    合、6z/E・合) 3,7.11 )す)−f−に−
    2,6,10−ドデカトリエンニトリルが(5E)’j
    た1t(5Z/E混合) −6,10−ジメチル−5,
    9−ワンデカジエン−2−オンとア七トニト1 リルまたは一般式(R”0)2P CH2CN (式中
    、R1は低級アルキル基を表わす。)で示されるシアノ
    メチルホスホン酸ジエステルとの反応によす得られたも
    のである特許請求の範囲第1項または第2項記載の製造
    方法。 (4) (2Z/E混合、6E)!fcは<2Z/E混
    合+ 6 Z / E 混合) −3,7,11−)ジ
    メチル−2,6,10−ドデカトリエンニトリルが、(
    5E)’J*は(5Z/E混合) −6,10−ジメチ
    JL/ −5,9−ウンデカジエン−2−オンとシアノ
    酢酸またはその低級アルキルエステルとを反応させて得
    られる生成物を、必要に応じ加水分解したのち、脱炭酸
    して得られたものである特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の製造方法。
JP59077877A 1984-04-17 1984-04-17 (2e,6e)−3,7,11−トリメチル−2,6,10−ドデカトリエン−1−ア−ルの製造方法 Granted JPS60222434A (ja)

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