JPS602202A - 合成樹脂製荷造バンド用接続具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、合成樹脂製荷造バンド用接続具に関するも
のである。

商品を段ボール箱に入れて包装するときには、段ボール
箱の上からさらに紐で縛ることが行われている。とくに
輸送するために包装する場合には、従来用いて米た紐の
代わりに、最近では、合成樹脂製のバンドで締め付ける
ことが行われるよ５になった。このような用途に用いら
れるバンドが、合成樹脂製荷造バンドである。このバン
ドは、ポリオレフィン、キ〈妃ポリプロピレンを材料と
して作られ念ものが多く用いられ、普通ポリグロバンド
と呼ばれている。

このバンドは、幅約／θ−２θ囚で、厚みが０．／謂以
下の大きさのものが多く用いられる。このバンドは、荷
造りの際に１滑らないよう処するために１表及び裏の両
面に規則的な凹凸模様が付されている。このバンドは曲
げることはできるものの、一般に硬直で弾性を持ち、従
って紐のように縛ることができない。そ仁で、荷造りの
際に、バンド同志を接続するＫは、バンドを重ね合わせ
、重ね合わせ部を外から金属製バンドでかしめるか、又
は重ね合わせ部ｔ−熱で溶融して、一体とすることが行
われた。

しかし、金属製バンドでかしめた９、熱融着したりする
Ｋは、何れも特殊な工具を必要とする。

そのために、バンド社接続を簡単に行い得ないと云う欠
点を生じ°た。そこで、この点をさらに改良する必要が
あった。

この発明者は、合成樹脂製荷造バンドが、表裏両面に凹
凸を備えて滑りにくくされていることに着目し、荷造バ
ンドを通すだけで固定できる接続具を作ろうと企てた。

こうして生れたのが、この発明に係る接続具である。

この発明は、接続具として少なくとも７個の板状体から
成るものを使用する。その板状体は、少なくとも一端に
２個の細隙を備えており、この細隙内に合成樹脂製荷造
バンドを折り返し屈曲させて通すようにしたものである
。また、この発明は、バンドを折り返し屈曲させたとき
、折り返し部の表面と裏面とを重ねて密着させ、バンド
の凹凸模様によりバンドが滑ることを防ぐととも釦、細
隙端に鋭角の稜線部を設けて、ここに凹凸の突起を付し
て、バンドをさらに滑りに＜＜シた仁とを骨子とするも
のである。

布製テープ等の締付具として、テープを挿通する細隙を
備えた金！ｊ４製のものは、既に知られている。金属製
のものは、ブリキ等の鉄板に細隙を打抜いて作られたも
のであった。と仁ろが、このような締付具は、細隙内忙
合成樹脂製荷造バンドを挿入して強く締めつけると、バ
ンドに縦割れを生ぜしめるので、満足なものではなかっ
た。

この発明は、少なくとも一端に合成樹脂製荷造バンドの
挿通部を備えた板状体から成り、挿通部は少なくとも２
個の細隙を含み、各細隙は互い忙接近し重なシ合って平
行に設けられ、そのうちの少なくとも７個の細隙の少な
く七も片がわに位置する壁面が板面に対して傾斜してお
シ、壁面と板面とが交わって作る鋭角がわ稜線部に、凹
凸が付されていることを特徴とする、合成樹脂製荷造バ
ンドの接続具に関するものである。

この発明を図面に基づいて説明すると、つぎのとおりで
ある。第１図は、仁の発明に係る合成樹脂製荷造バンド
用接続具の一部切欠分解斜視図である。第２図は、この
発明に係る別の接続具の一部切欠斜視図である。第３図
は、この発１５１に係るさらに別の接続共の一部切欠分
解斜視図である。

第７図は、この発明に係る接続具の使用状態を示した斜
視図である。

第１因において、この発明に係る合成樹脂製荷造バンド
用接続共は、２つの素子＆及びｂで作られている。素子
ａは２つの係止片／及び２を備え、係止片／及び、２は
素子すの空ｆＩＪ内に挿入できるようになっている。係
止片／及びコが空洞３内に挿入される過程では、突起／
／及び／２が両側から押されて、間隔が狭められた状態
で進行する。

挿入の終りＶＣＩ／ｉ、突起／／及び７．２が復元して
素子すの側孔グ内に嵌入し、側孔グ内に係止される。

こうして、素子＆は素子す内に固定される。

素子ａが素子す内に固定された状態で、素子すの両側に
位置する側杆ｊ及びｇを互いに引き寄せると、素子ａは
素子すから簡単に抜ける。すなわち、側杆５及びＩｋ互
いに引き寄せると、側杆ｊ及びｇの内がわに突設されて
いる抑圧片ｊ／及び１／−！ｔＥ、素子ａの突起／／及
び／２の側面を押し、係止片／及びコを互いに引き寄せ
るので、突起／／及び／２が側孔グから脱出する。この
状態で、押圧片ｊ／及び２／がさらに突起／／及び／コ
の先細の側面を押すこさとなるので、突起／／及び／２
の側面の先細傾斜によって、素子ａ＃ｉ素子すから脱出
せしめられる。

素子ａとｂとは、何れも板状体で作られ、各素子ａ及び
ｂは、上述のような機構によって着脱自在にされている
。素子ａ七すとは、互いに接続されたとき、全体がほぼ
同一の厚みＫなるように構成されている。その厚みは大
雑把に云って数鱈、具体的に＃ｉ、２Ｉｌ＠ないし／Ｑ
敗鱈の範囲内にある。

その上に１各素子ａ及びｂＦｉ、上記着脱部と反対端に
１合成樹脂製荷造バンドの挿通部を備えている。

荷造バンドの挿通部は、少なくとも２個の細隙２／及び
２２を含んでいる。細隙２／及び２．２は、互いに接近
し、重なり合って平行に設けられ、素子ａ及びｂを着脱
する際の移動方向とほぼ垂直に延びている。細隙のうち
、少なくとも７個の細隙２１の片がわに位置する壁面２
ｊ又Ｆｉｌ／が、板面ｐに対して傾斜している。しかも
、壁面２３及び２ダが板面ｐと交わりて作る鋭角がわの
稜線部２ｊ又Ｆｉ？ｌＫ凹凸が付されて、仁こにバンド
が係止されるようになっている。もつとも、第１図の例
では、鋭角がわ稜線部のすべてに凹凸が付され、係止を
確実にしている。

第１図の接続具は、次のよう圧して使用される。

まず、細Ｂ１２／及び２．２内に合成樹脂製荷造バンド
Ｔを第１因に示したように巻回する。すなわち、バンド
７社、凹凸を付した稜線部２ｊ及び２ｇのところで鋭く
折り曲げられて屈曲し、バンド端が少なくとも部分的に
二重に重ねられて素子から突出し、凹凸の付されたバン
ド面の重なる部分が、少なくともバンドの輻以上、好ま
しくけバンド幅のコ倍以上にわたって存在するように、
各素子ａ及びｂに付設される。その上で、バンド面の電
なる部分が包装すべき物の表面に密接するように、バン
ドＴ及び素子ａ及びｂｆ：位置させる。次いで、係止片
／及び、２を空洞Ｊ内に挿入して、素子ａ七すとを接続
すれば、バンドＴＦｉ各素子ａ及びｂに確実に固定され
る。

第２図の接続具Ｃは、２つの素子で作られていなくて、
唯／個の素子で作られている点で、第７図のものと大き
く異なっている。その他の点では、接続具ｃ社第１図の
ものと大体同じである。すなわち、接続具Ｃは、７個の
板状体から成り、両端に合成樹脂製荷造バンドの挿通部
を備えている。

挿通部は２個の細１１ｊ７／及び２．２を含み、各細隙
２／及び７．２＃−１：、互いに接近し、重なり合うよ
うに平行に設けられている。細隙２／及び２．２のうち
、少なくとも７個の細隙の少なくとも片がゎに位置する
壁面２Ｊ又は２ダが板面ｐ［対して傾斜しており、壁面
２３又は２ダが板面ｐと交わって作る鋭角がわ稜線部２
ｊ及び２ｇに、凹凸が付されている。そのほか、鋭角が
わ稜線部２２及び７Ｊ′にも凹凸が付されている。

第３図の接続具は、２個の素子ｄ及びｅで作られている
。素子ｄが、２個の係止片／及び２を備えていると七は
、第１図の素子偽と同じであるが、そのほかに素子ａ＃
ｉ誘導杆Ｆを備えている。また、係止片／及び、２は、
それぞれ突起／／及び７．２含備え、素子すの空洞３内
で突起／／及び／、７を側孔グ内に嵌入させて、素子ｄ
が素子ｅがら脱出しないようにしている仁とも、第１図
のものと同様である。上述の誘導杆Ｚ＃′ｉ、空洞Ｊの
内壁に設けられた突条りによって誘導され、素子ｄの素
子ｅ内への挿入を円滑にしている。

素子ｅ内に挿入された素子ｄを外すＫＦｉ、突起／／及
び／コを外がわから押して互いに近づけるようにすれば
よい。すなわち、突起／／及び／コ′　を互いに近づけ
るように押すと、突起／／及び／、２は側孔ダから脱出
できる状態となり、突起／／及び／コの側面が先細に傾
斜しているので、素子ｄは傾斜に沿って脱出しようとし
、結局素子ｄが素子ｅから離される。

素子ｄ及びｅが他端がわに挿通部を備えていることは、
第１図のものと同じである。また、素子ｄ及びｅの挿通
部が２個の細隙２／及び２ノを含み、各細隙２／及び２
２が互いに接近し重なり合うように平行に設けられてい
ることも第１図のものと同じである。さらに、細隙２／
及び２．２のうち、少なくとも７個の細隙の少なくとも
片がわに位置する壁面２３又は２グが、板面ｐに対して
傾斜しており、壁面２Ｊ又け２りが板面ｐと交わって作
る鋭角がわ稜線部２ｊ及び２ｇに凹凸が付されることも
、第１図のものと同様である。

第１図ないし第３図に示した接続具は、これを板の打抜
きによらないで、これを成形によって作る。材料は金属
でもよいが、望捷しいのけ硬質の合成樹脂を材料として
成形しｆｃものである。

第、２図に示した接続具Ｃは、次のようにして使用され
る。まず、初めに合成樹脂製荷造バンドＴを屈曲させて
、細隙２／及び７．２に通す。このとき、バ〉ドＴけ、
鋭角がわ稜線部２．５及び２ｇのところで、鋭く曲けら
れるように配置される。バンドＴの重ね合わせ部をバン
ドＴの幅の数倍程度の長さとし、バ〉ドＴｉ包装すべき
物品の表面に直接接触させる。同様に、バンドＴの他の
端を接続具Ｃのもう一つの細隙２／及び２−？に通し、
同様に重ね合わせ部を形成する。こうして、第２図に示
すように、包装すべき物品ｍｆバンドＴで締めつける。

このとき、バンドＴＫ緩みがあれば、接続具ａｆ持ち上
け、上方に位置するバンド端Ｔ１を矢印Ｘの方向に移動
させて、緩みを少なくする。

この発明の接続具では、バンドＴが屈曲して細隙２／及
び２．２内に通され、鋭角がわ稜線部２ｊ及び２ｇのと
ころで鋭く曲けられ、且つバンドＴの表面及び裏面に付
されている凹凸模様が、稜線部２ｊ及び２ｚに付されて
いる凹凸に接触するので、バンドＴ／／ｉ接続具に強固
に固定される。その上に、バンドＴの折り返し部が重ね
合わされると、バンドＴＦｉ、相互に滑りにくくなるか
ら、バンドＴは接続具に一層強固に固定される。また、
この接続具では、細隙２／及び２ノ内にバンドＴを通す
だけで、バンドＴと接続具とを接続できるから、格別の
工具を必要とせず、容易に任意の個所で接続することが
できる。さらに、この接続具は成形によって作らざるを
得ないので、金属を打抜いて作られた金具とは異なシ、
合成樹脂製バンドを傷めないから、締め増しが容易であ
る。この発明の接続具は、このように種表の利点をもた
らすものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る合成樹脂製荷造バンド用接続
具の一部切欠分解斜視図である。第２図は、この発明に
係る他の合成樹脂製荷造バンド用接続具の一部切欠斜視
図である。第３図は、この発明に係るさらに別の合成樹
脂製荷造バ〉ド用接続具の一部切欠分解斜視図である。 第２図は、この発明に係る合成樹脂製バンド〉ド用接続
具の使用状態を示した斜視図である。 図において、２／及び２ノは細隙、２ｊ及び２りは細隙
を構成する壁面、２５及び２ｚけ鋭角がわ稜線部である
。 特許出願人　槓水樹脂株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／、少なくとも一端に合成樹脂製荷造バンドの挿通部を
   備え皮板状体から成り、挿通部は少なく七も２個の細隙
   を含み、各細隙は互いに接近し重なり合って平行に設け
   られ、そのうちの少なくとも７個の細隙の少なくとも片
   がわに位置する壁面が板面に対して傾斜しており、壁面
   と板Ｗ１（！：が交わって作る鋭角がわ稜線部に、凹凸
   が付されていることを特徴とする、合成樹脂製荷造バン
   ド用接続具。 −８一端に着脱自在な係止部を備えたコ個の板状素子か
   ら成り、各素子は何れも他端がわに合成樹脂製荷造バン
   ド挿通部を備え、少なくとも一個の素子における挿通部
   は、素子の着脱方向とほぼ垂直に延びる２個の細隙から
   成シ、各細隙は互いに接近し重なり合って平行に設けら
   れ、そのうちの少なくとも７個の細隙の少なくとも片が
   わに位置する壁面が板面に対して傾斜しており、壁面と
   板面きが交わって作る鋭角がわ稜線部に、凹凸が付され
   ていることを特徴とする、合成樹脂製荷造バンドの接続
   具。