JPS60219154A - 自動車の電磁サ−ボブレ−キ装置 - Google Patents
自動車の電磁サ−ボブレ−キ装置Info
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- JPS60219154A JPS60219154A JP59075426A JP7542684A JPS60219154A JP S60219154 A JPS60219154 A JP S60219154A JP 59075426 A JP59075426 A JP 59075426A JP 7542684 A JP7542684 A JP 7542684A JP S60219154 A JPS60219154 A JP S60219154A
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- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/321—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration deceleration
- B60T8/3255—Systems in which the braking action is dependent on brake pedal data
- B60T8/3275—Systems with a braking assistant function, i.e. automatic full braking initiation in dependence of brake pedal velocity
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、ブレーキ装置に作用さぼる制動油圧を電磁力
により倍力するようにした自動車の電磁サーボブレーキ
装置に関し、特に、急制動時における作動遅れ対策に関
する。
により倍力するようにした自動車の電磁サーボブレーキ
装置に関し、特に、急制動時における作動遅れ対策に関
する。
（従来技術）
従来、電磁力により制動油圧を発生させるブレーキ装置
として、例えば特開昭４９−１６１２８号公報に開示さ
れるように、車両ｇＪ突時の衝撃力を検出し、車両衝突
時には運転者のブレーキ操作の有無に拘らず電磁力によ
り制動油圧を自助的に発生させて、車両を速かに停止さ
せるようにしたものが知られている。
として、例えば特開昭４９−１６１２８号公報に開示さ
れるように、車両ｇＪ突時の衝撃力を検出し、車両衝突
時には運転者のブレーキ操作の有無に拘らず電磁力によ
り制動油圧を自助的に発生させて、車両を速かに停止さ
せるようにしたものが知られている。
そして、上記者えを利用して、運転者によるブレーキペ
ダルの踏込操作時、この踏込操作に基づく制動油圧を電
磁力によって倍力するようにすべく、例えば、ブレーキ
装置に制動油圧を作用させる制動油室を有するマスクシ
リンダと、ブレーキペダルに加えられる踏力を油圧に変
換する油圧変換手段と、該油圧変換手段に設けた踏力検
出センサの出力信号を受けて所定倍力の制動油圧を上記
マスクシリンダの制動油室に作用させる電磁手段とから
なる電磁ザーボブレーキ装置を設け、運転者によるブレ
ーキペダルの踏込時、油圧変換手段で変換したブレーキ
ペダル踏力に基づいて所定倍力の制動油圧をＮ磁子段で
発生させ、この制動油圧をマスクシリンダの制動油室に
作用させることが考えられる。
ダルの踏込操作時、この踏込操作に基づく制動油圧を電
磁力によって倍力するようにすべく、例えば、ブレーキ
装置に制動油圧を作用させる制動油室を有するマスクシ
リンダと、ブレーキペダルに加えられる踏力を油圧に変
換する油圧変換手段と、該油圧変換手段に設けた踏力検
出センサの出力信号を受けて所定倍力の制動油圧を上記
マスクシリンダの制動油室に作用させる電磁手段とから
なる電磁ザーボブレーキ装置を設け、運転者によるブレ
ーキペダルの踏込時、油圧変換手段で変換したブレーキ
ペダル踏力に基づいて所定倍力の制動油圧をＮ磁子段で
発生させ、この制動油圧をマスクシリンダの制動油室に
作用させることが考えられる。
しかしながら、この場合には、ブレーキペダルを徐々に
踏込む通常の制動時には、電磁手段の作動が応答性良く
追随し、直ちに所定イΔ力の制動油圧が発生ずるので、
良好なブレーキ性能を確保できるが、一方ブレーキペダ
ルを素早く踏込む急制動時には、電磁手段の作動が応答
性良（追随しないため、所定１８力の制動油圧の発生に
遅れが生じて、効果的なブレーキ作用が遅れることにな
る。
踏込む通常の制動時には、電磁手段の作動が応答性良く
追随し、直ちに所定イΔ力の制動油圧が発生ずるので、
良好なブレーキ性能を確保できるが、一方ブレーキペダ
ルを素早く踏込む急制動時には、電磁手段の作動が応答
性良（追随しないため、所定１８力の制動油圧の発生に
遅れが生じて、効果的なブレーキ作用が遅れることにな
る。
しかも、−ト記急制動時において、マスタシリンダの制
動油室内部がその急な容積膨張により負圧になると、該
制動油室内でキャビテーションが発生して、電磁手段の
ピストンの無効ストロークが増大することになり、これ
を補償しようとすると、ピストンの必要ストローク量の
大きいものを要して電磁手段が大型化することになる。
動油室内部がその急な容積膨張により負圧になると、該
制動油室内でキャビテーションが発生して、電磁手段の
ピストンの無効ストロークが増大することになり、これ
を補償しようとすると、ピストンの必要ストローク量の
大きいものを要して電磁手段が大型化することになる。
（発明の目的）
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、上記の如き電磁サーボブレーキ装置にお
いて、ブレーキペダルを素早く踏込む急制動時には、上
記ブレーキペダルの踏込操作に基づいて油を電磁手段に
先立って別途にマスクシリンダの制動油室に供給するよ
うにすることにより、電磁手段の作動遅れを補償して、
急制動時においても良好なブレーキ性能を確保するとと
もに、マスクシリンダの制動油室内でのキャビテーショ
ンの発生を確実に防止して、電磁手段を必要ストローク
量の小さなものに選定できて、その小型軽量化を図るこ
とにある。
するところは、上記の如き電磁サーボブレーキ装置にお
いて、ブレーキペダルを素早く踏込む急制動時には、上
記ブレーキペダルの踏込操作に基づいて油を電磁手段に
先立って別途にマスクシリンダの制動油室に供給するよ
うにすることにより、電磁手段の作動遅れを補償して、
急制動時においても良好なブレーキ性能を確保するとと
もに、マスクシリンダの制動油室内でのキャビテーショ
ンの発生を確実に防止して、電磁手段を必要ストローク
量の小さなものに選定できて、その小型軽量化を図るこ
とにある。
（発明の構成）
上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、上記の
如く制動油室を有するマスクシリンダと、ブレーキペダ
ルに加えられる踏力を油圧に変操する油圧変換手段と、
該油圧変換手段に設けられた踏力検出センサの出力信号
を受けて所定イ６力の制動油圧を上記マスクシリンダの
制動油室に作用させる電磁手段とを設けるとともに、上
記油圧変換手段の油室とマスクシリンダの制動油室とを
連通ずるバイパス通路を設け、該バイパス通路に、ブレ
ーキペダルの踏込時に上記油圧変換手段の油室内の油を
マスクシリンダの制動油室に流入させるチェックバルブ
を設けたものである。
如く制動油室を有するマスクシリンダと、ブレーキペダ
ルに加えられる踏力を油圧に変操する油圧変換手段と、
該油圧変換手段に設けられた踏力検出センサの出力信号
を受けて所定イ６力の制動油圧を上記マスクシリンダの
制動油室に作用させる電磁手段とを設けるとともに、上
記油圧変換手段の油室とマスクシリンダの制動油室とを
連通ずるバイパス通路を設け、該バイパス通路に、ブレ
ーキペダルの踏込時に上記油圧変換手段の油室内の油を
マスクシリンダの制動油室に流入させるチェックバルブ
を設けたものである。
このことにより、本発明では、ブレーキペダルを素早く
踏込む急制動時、電磁手段で所定倍力の制動油圧が発生
づるのに先立って、上記ブレーキペダルの踏込操作に応
じて油圧変換手段の油室内が圧力上Ｒすると、該油室内
の油をバイパス通路を経てチェック弁を間きながらマス
クシリンダの制動油室に供給するようにしたものである
。
踏込む急制動時、電磁手段で所定倍力の制動油圧が発生
づるのに先立って、上記ブレーキペダルの踏込操作に応
じて油圧変換手段の油室内が圧力上Ｒすると、該油室内
の油をバイパス通路を経てチェック弁を間きながらマス
クシリンダの制動油室に供給するようにしたものである
。
（発明の効果）
したがって、本発明の自動車の電磁サーボブレーキ装置
によれば、ブレーキペダルを素早く踏込む急制動時、マ
スクシリンダ内で急に容積膨張する制動油室内には、電
磁手段の所定倍力の制動油圧の発生に先立って、油圧変
換手段の油室内の油がバイパス通路を経てチェックバル
ブを開きながら押込み供給されるので、電磁手段の作動
遅れを補償して、良好なブレーキ性能を確保できるとと
もに、上記マスクシリンダの制動油室内への油の供給に
より該制動油室内でのキャビテーションの発生が確実に
防止されるので、電磁手段をピストンの必要ストローク
の小さなものに選定できて、その小型軽量化を図ること
ができるものである。
によれば、ブレーキペダルを素早く踏込む急制動時、マ
スクシリンダ内で急に容積膨張する制動油室内には、電
磁手段の所定倍力の制動油圧の発生に先立って、油圧変
換手段の油室内の油がバイパス通路を経てチェックバル
ブを開きながら押込み供給されるので、電磁手段の作動
遅れを補償して、良好なブレーキ性能を確保できるとと
もに、上記マスクシリンダの制動油室内への油の供給に
より該制動油室内でのキャビテーションの発生が確実に
防止されるので、電磁手段をピストンの必要ストローク
の小さなものに選定できて、その小型軽量化を図ること
ができるものである。
（実施例）
以下、本発明の技術的手段の具体例としての実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
図面において、１はブレーキペダル、２はブレーキペダ
ル１の踏込操作時に制動油圧を発生するマスクシリンダ
であって、該マスクシリンダ２は、シリンダボディ２ａ
内に閣勅自在に嵌挿した１次ピストン３および２次ピス
トン４によって区画形成された１次油室５および２次油
室６を有し、該各油室５，６内にはそれぞれリターンス
プリング７．８が縮装されているとともに、該第１およ
び第２油室５．６内はそれぞれ、その上部に形成したリ
リーフポート５ａ、５ａを介してリザーブタンク９に連
通され、１次油室５下部は油圧通路１０を介して前輪側
ブレーキ装置（図示せず）に、また第２油室６下部は油
圧通路１１を介して後輪側ブレーキ装置（図示せず）に
それぞれ連通されている。また、上記１次ピストン３の
図中右方に配置されたブツシュロッド１２は、その後端
部が後述する油圧変換手段２０のピストン２１およびＡ
ベレーティングロツド１３を介してブレーキペダル１に
３！繋されており、ブレーキペダル１の踏込操作時、ブ
ツシュロッド１２で１次Ｊ５よび２次ビス［−ン３，４
を前進動せしめて両リリーフボート５ａ、５ｂを閉じる
ことにより、１次および２次油室５，６内に制動油圧を
発生させるようになされている。また、上記１次ピスト
ン３の図中右方には、１次ピストン３後部とシリンダボ
ディ２ａに固着した隔壁部材１４どで制動油室１５が形
成されており、ブレーキペダル１の踏込操作時、該制動
油室１５への圧油の供給により１次ピストン３後面をブ
ツシュロッド１２と共に図中左方に押圧して、前輪側お
よび後輪側ブレーキへの制動油圧を倍力するようになさ
れている。
ル１の踏込操作時に制動油圧を発生するマスクシリンダ
であって、該マスクシリンダ２は、シリンダボディ２ａ
内に閣勅自在に嵌挿した１次ピストン３および２次ピス
トン４によって区画形成された１次油室５および２次油
室６を有し、該各油室５，６内にはそれぞれリターンス
プリング７．８が縮装されているとともに、該第１およ
び第２油室５．６内はそれぞれ、その上部に形成したリ
リーフポート５ａ、５ａを介してリザーブタンク９に連
通され、１次油室５下部は油圧通路１０を介して前輪側
ブレーキ装置（図示せず）に、また第２油室６下部は油
圧通路１１を介して後輪側ブレーキ装置（図示せず）に
それぞれ連通されている。また、上記１次ピストン３の
図中右方に配置されたブツシュロッド１２は、その後端
部が後述する油圧変換手段２０のピストン２１およびＡ
ベレーティングロツド１３を介してブレーキペダル１に
３！繋されており、ブレーキペダル１の踏込操作時、ブ
ツシュロッド１２で１次Ｊ５よび２次ビス［−ン３，４
を前進動せしめて両リリーフボート５ａ、５ｂを閉じる
ことにより、１次および２次油室５，６内に制動油圧を
発生させるようになされている。また、上記１次ピスト
ン３の図中右方には、１次ピストン３後部とシリンダボ
ディ２ａに固着した隔壁部材１４どで制動油室１５が形
成されており、ブレーキペダル１の踏込操作時、該制動
油室１５への圧油の供給により１次ピストン３後面をブ
ツシュロッド１２と共に図中左方に押圧して、前輪側お
よび後輪側ブレーキへの制動油圧を倍力するようになさ
れている。
また、２０はブレーキペダル１に加えられる踏力を油圧
に変ｙＡリ−る油圧変換手段であって、該油圧変換手段
２０は、ブレーキペダル１にオペレーティングロッド１
３を介して連繋されたピストン２１を有し、該ピストン
２１前部と上記マスクシリンダ２のブッシュロッド１２
後部との間には第１油室２２が、また該ブッシュロッド
１２後部とマスクシリンダ２の隔壁部材１４との間には
第２油室２３がそれぞれ形成され、該両油室２２，２３
間は上記ブッシュロッド１２後部に形成した連通路２４
により連通されている。また、上記第１油室２２内には
リターンスプリング２５が縮装されているとともに、上
記連通路２４を開閉づる開閉ビン２６がピストン２１の
前端部にコ字状部材２９を介して若干遊びを持たせて連
結されている。
に変ｙＡリ−る油圧変換手段であって、該油圧変換手段
２０は、ブレーキペダル１にオペレーティングロッド１
３を介して連繋されたピストン２１を有し、該ピストン
２１前部と上記マスクシリンダ２のブッシュロッド１２
後部との間には第１油室２２が、また該ブッシュロッド
１２後部とマスクシリンダ２の隔壁部材１４との間には
第２油室２３がそれぞれ形成され、該両油室２２，２３
間は上記ブッシュロッド１２後部に形成した連通路２４
により連通されている。また、上記第１油室２２内には
リターンスプリング２５が縮装されているとともに、上
記連通路２４を開閉づる開閉ビン２６がピストン２１の
前端部にコ字状部材２９を介して若干遊びを持たせて連
結されている。
一方、第２油室２３内には同様にリターンスプリング２
７が縮装されているとともに、その上部に形成したリリ
ーフポート２３ａを介してリザーブタンク２８に開放さ
れており、よってブレーキペダル１の踏込時には、ピス
トン２１の前進動により開閉ビン２６で連通路２４を閉
じて、第１油室２２内の油圧を高めることにより、ブレ
ーキペダル１に加えられる踏力を油圧に変換するように
溝成されている。そして、上記油圧変換手段２０には、
ブレーキペダル１の踏力とマスタシリンダ２の制動油室
１５の制動油圧との圧力差に応動するバランスシリンダ
３０が設けられてＪ５す、該バランスシリンダ３０は、
油圧変換手段２０の１次油室２２内の油圧とマスクシリ
ンダ２の制動油室１５内の油圧との圧力差に応じて上下
動するバランスピストン３１と、該バランスピストン３
１の上方に中間部材３２を介して配置され、バランスピ
ストン３１の」：下動に応じてシリンダボディ３０ａの
上部に螺合せしめた固定部材３３に押圧される踏力検出
センサ３４とを備えており、該踏力検出センサ３４から
の出力信号（圧力信号）は、該出力信号を増幅り゛るコ
ントローラ３５に入力されている。
７が縮装されているとともに、その上部に形成したリリ
ーフポート２３ａを介してリザーブタンク２８に開放さ
れており、よってブレーキペダル１の踏込時には、ピス
トン２１の前進動により開閉ビン２６で連通路２４を閉
じて、第１油室２２内の油圧を高めることにより、ブレ
ーキペダル１に加えられる踏力を油圧に変換するように
溝成されている。そして、上記油圧変換手段２０には、
ブレーキペダル１の踏力とマスタシリンダ２の制動油室
１５の制動油圧との圧力差に応動するバランスシリンダ
３０が設けられてＪ５す、該バランスシリンダ３０は、
油圧変換手段２０の１次油室２２内の油圧とマスクシリ
ンダ２の制動油室１５内の油圧との圧力差に応じて上下
動するバランスピストン３１と、該バランスピストン３
１の上方に中間部材３２を介して配置され、バランスピ
ストン３１の」：下動に応じてシリンダボディ３０ａの
上部に螺合せしめた固定部材３３に押圧される踏力検出
センサ３４とを備えており、該踏力検出センサ３４から
の出力信号（圧力信号）は、該出力信号を増幅り゛るコ
ントローラ３５に入力されている。
さらに、４０は上記マスクシリンダ２の制動油室１５に
所定倍力の制動油圧を作用させる電磁手段であって、該
電磁手段４０は、上記コントローラ３５からの増幅され
た圧力信号（出力信号）を受けて励磁されるソレノイド
４１８を有する電磁石４１と、該電磁石４１により吸引
されて図中左方に前進動するプランジャ４２と、該プラ
ンジャ４２の中央部において前後方向に挿通固定された
ロッド４３と、該ロッド４３により押圧されてシリンダ
ボディ４０ａ内を摺動するピストン４４とを備え、該ピ
ストン４４の図中左方に形成した油室４５内にはリター
ンスプリング４６が縮装されているとともに、該油室４
５内は、シリンダボディ４０ａの左端中央部において、
リリーフ通路４７を介してリザーブタンク４８に開放さ
れ、且つシリンダボディ４．Ｏａ左端下部において油供
給通路４９を介してマスクシリンダ２の制動油室１５に
連通されている。。また、上記油室４５内には、リリー
フ通路４７を開閉する開閉ビン５０がピストン４４＃部
に出没自在に嵌挿されており、よって電磁石４１への圧
力信号の給電時には、プランジャ４２のロッド４３によ
りピストン４４を前進させながら開閉ビン５０でリリー
フ通路４７を閉じることにより、油室４５内に所定倍力
の制動油圧を発生させて、これを油供給通路４９を経て
マスクシリンダ２の制動油室１５に作用させるように構
成されている。
所定倍力の制動油圧を作用させる電磁手段であって、該
電磁手段４０は、上記コントローラ３５からの増幅され
た圧力信号（出力信号）を受けて励磁されるソレノイド
４１８を有する電磁石４１と、該電磁石４１により吸引
されて図中左方に前進動するプランジャ４２と、該プラ
ンジャ４２の中央部において前後方向に挿通固定された
ロッド４３と、該ロッド４３により押圧されてシリンダ
ボディ４０ａ内を摺動するピストン４４とを備え、該ピ
ストン４４の図中左方に形成した油室４５内にはリター
ンスプリング４６が縮装されているとともに、該油室４
５内は、シリンダボディ４０ａの左端中央部において、
リリーフ通路４７を介してリザーブタンク４８に開放さ
れ、且つシリンダボディ４．Ｏａ左端下部において油供
給通路４９を介してマスクシリンダ２の制動油室１５に
連通されている。。また、上記油室４５内には、リリー
フ通路４７を開閉する開閉ビン５０がピストン４４＃部
に出没自在に嵌挿されており、よって電磁石４１への圧
力信号の給電時には、プランジャ４２のロッド４３によ
りピストン４４を前進させながら開閉ビン５０でリリー
フ通路４７を閉じることにより、油室４５内に所定倍力
の制動油圧を発生させて、これを油供給通路４９を経て
マスクシリンダ２の制動油室１５に作用させるように構
成されている。
そして、マスクシリンダ２の隔壁部材１４外周には、油
圧変換手段２０の第２油室２３とマスクシリンダ２の制
動油室１５とを連通り−るバイパス通路５５が設けられ
ているとともに、該バイパス通路５５には、油圧変換手
段２０の第２油室２３からマスクシリンダ２の制動油室
１５への油流れを許容するチェックバルブ５６が設りら
れており、ブレーキペダル１の踏込時、マスクシリンダ
２のブツシュロッド１２が前進り−ると、油圧変換手段
２０の第２油室２３が縮少して油圧が上置することによ
り、該第２油室２３内の油をバイパス通路５５を経てチ
ェックバルブ５６を開きながらマスクシリンダ２の制動
油室１５に押込み流入させるように構成されている。尚
、油圧変換手段２０の第２油室２３のリリーフボート２
３ａには、チェックバルブ５７が設けられており、第２
油室２３の容積収縮時、該第２油室２３内の油が所定の
圧力に達したときのみリザーブタンク２８に流入するよ
うになっている。
圧変換手段２０の第２油室２３とマスクシリンダ２の制
動油室１５とを連通り−るバイパス通路５５が設けられ
ているとともに、該バイパス通路５５には、油圧変換手
段２０の第２油室２３からマスクシリンダ２の制動油室
１５への油流れを許容するチェックバルブ５６が設りら
れており、ブレーキペダル１の踏込時、マスクシリンダ
２のブツシュロッド１２が前進り−ると、油圧変換手段
２０の第２油室２３が縮少して油圧が上置することによ
り、該第２油室２３内の油をバイパス通路５５を経てチ
ェックバルブ５６を開きながらマスクシリンダ２の制動
油室１５に押込み流入させるように構成されている。尚
、油圧変換手段２０の第２油室２３のリリーフボート２
３ａには、チェックバルブ５７が設けられており、第２
油室２３の容積収縮時、該第２油室２３内の油が所定の
圧力に達したときのみリザーブタンク２８に流入するよ
うになっている。
次に、上記実施例の作動について説明する。先ず、ブレ
ーキペダル１を徐々に踏込む通常の制動時には、マスク
シリンダ２のブツシュロッド１２の前進動は緩やかであ
り、制動油室１５の容積膨張はさほど急には行われない
。このため、電磁手段４０の応答時間、すなわちブレー
キペダル１の踏込操作開始後、油圧変換手段２０の第１
油室２２内の油圧が上昇し、バランスシリンダ３０が作
動し、その出力信号としての圧力信号が電磁手段４０の
電磁石４１に給電され、そのプランジャ４２が前進して
、所定倍力の制動油圧が発生し、これがマスクシリンダ
２の制動油室１５内に供給されて作用するまでのあいだ
、制動油室１５の容積膨張はわずかであって、制動油室
１５内でキャビテーションが発生ずることはなく、ブレ
ーキペダル１の踏力は応答性良く倍力される。
ーキペダル１を徐々に踏込む通常の制動時には、マスク
シリンダ２のブツシュロッド１２の前進動は緩やかであ
り、制動油室１５の容積膨張はさほど急には行われない
。このため、電磁手段４０の応答時間、すなわちブレー
キペダル１の踏込操作開始後、油圧変換手段２０の第１
油室２２内の油圧が上昇し、バランスシリンダ３０が作
動し、その出力信号としての圧力信号が電磁手段４０の
電磁石４１に給電され、そのプランジャ４２が前進して
、所定倍力の制動油圧が発生し、これがマスクシリンダ
２の制動油室１５内に供給されて作用するまでのあいだ
、制動油室１５の容積膨張はわずかであって、制動油室
１５内でキャビテーションが発生ずることはなく、ブレ
ーキペダル１の踏力は応答性良く倍力される。
一方、ブレーキペダル１を素早く踏込む急制動時には、
マスクシリンダ２のブツシュロッド１２の前進動は速く
、制動油室１５の容積膨張は急に行われる。このため、
電磁手段４０の作動に応答遅れが生じ、制動油室１５内
に電磁手段４０からの所定倍力の制動油圧が作用づる時
点では該制動ｈｌ＋室１５の容積膨張は大きい。しかし
、それまでの間は、油圧変換手段２０の第２油室２３内
がブツシュロッド１２の前進動に応じて圧力上昇し、イ
の油がリザーブタンク２８に戻されずにバイパス通路５
５を経てチェックバルブ５６を開きながらｆｌＩｌｌ勅
油室１５内に押込み流入されるので、ブレーキペダル１
の踏力は応答性良く倍力されて、良好なブレーキ性能が
確保されることになる。しかも、油圧変換手段２０の第
２油室２３内の押込み流入により、制動油室１５内では
圧力低下せずにギヤごチージョンの発生が確実に防止さ
れるので、電磁手段４０のピストン４４の無効ストロー
クを低減して、その必要ストローク量を小さくでき、よ
って電磁石４１ひいては電磁手段４０の小量軽量化を図
ることができる。
マスクシリンダ２のブツシュロッド１２の前進動は速く
、制動油室１５の容積膨張は急に行われる。このため、
電磁手段４０の作動に応答遅れが生じ、制動油室１５内
に電磁手段４０からの所定倍力の制動油圧が作用づる時
点では該制動ｈｌ＋室１５の容積膨張は大きい。しかし
、それまでの間は、油圧変換手段２０の第２油室２３内
がブツシュロッド１２の前進動に応じて圧力上昇し、イ
の油がリザーブタンク２８に戻されずにバイパス通路５
５を経てチェックバルブ５６を開きながらｆｌＩｌｌ勅
油室１５内に押込み流入されるので、ブレーキペダル１
の踏力は応答性良く倍力されて、良好なブレーキ性能が
確保されることになる。しかも、油圧変換手段２０の第
２油室２３内の押込み流入により、制動油室１５内では
圧力低下せずにギヤごチージョンの発生が確実に防止さ
れるので、電磁手段４０のピストン４４の無効ストロー
クを低減して、その必要ストローク量を小さくでき、よ
って電磁石４１ひいては電磁手段４０の小量軽量化を図
ることができる。
図面は本発明の実施例を示す全体構成図である。
１・・・ブレーキペダル、２・・・マスクシリンダ、１
５・・・制動油室、２０・・・油圧変換手段、２２・・
・第１油室、２３・・・第２油室、４０・・・電磁手段
、５５・・・バイパス通路、５６・・・チェックバルブ
。 特許出願人 東洋工業株式会社
５・・・制動油室、２０・・・油圧変換手段、２２・・
・第１油室、２３・・・第２油室、４０・・・電磁手段
、５５・・・バイパス通路、５６・・・チェックバルブ
。 特許出願人 東洋工業株式会社
Claims (1)
- （１） 制動油室を有するマスクシリンダと、ブレーキ
ペダルに加えられる踏力を油圧に変換する油圧変換手段
と、該油圧変換手段に設けられた踏力検出センサの出ノ
Ｊ信号を受けて所定倍力の制動油圧を上記マスクシリン
ダの制動油室に作用させる電磁手段と、上記油圧変換手
段の油室とマスタシリンダの制動油室とを連通ずるバイ
パス通路と、該バイパス通路に設けられブレーキペダル
の踏込時に上記油圧変換手段の油室内の油をマスタシリ
ンダの制動油室に流入させるヂエツクバルブとを備えた
ことを特徴とする自動車の電磁サーボブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59075426A JPS60219154A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 自動車の電磁サ−ボブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59075426A JPS60219154A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 自動車の電磁サ−ボブレ−キ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60219154A true JPS60219154A (ja) | 1985-11-01 |
| JPH0549509B2 JPH0549509B2 (ja) | 1993-07-26 |
Family
ID=13575867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59075426A Granted JPS60219154A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 自動車の電磁サ−ボブレ−キ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60219154A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009029364A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Hitachi Ltd | 電動倍力装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1020339B1 (en) | 1999-01-11 | 2005-10-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Brake system |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP59075426A patent/JPS60219154A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009029364A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Hitachi Ltd | 電動倍力装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0549509B2 (ja) | 1993-07-26 |
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