JPS602189B2 - 車輛用内装板の製造法 - Google Patents
車輛用内装板の製造法Info
- Publication number
- JPS602189B2 JPS602189B2 JP55069326A JP6932680A JPS602189B2 JP S602189 B2 JPS602189 B2 JP S602189B2 JP 55069326 A JP55069326 A JP 55069326A JP 6932680 A JP6932680 A JP 6932680A JP S602189 B2 JPS602189 B2 JP S602189B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interior
- thin layer
- protective thin
- cushioning material
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車の扉菱や背焦髪の内装に使用される装飾
性に優れた車鋼用内装板を安価に量産することのできる
車額用内装板の製造法に関するものである。
性に優れた車鋼用内装板を安価に量産することのできる
車額用内装板の製造法に関するものである。
最近の車鋼用内装板は装飾性を高めると同時に機能性を
もたせるため、表面に凹凸の形成されたものが多く採用
されているが、この種の車鋼用内装板は内装用基板に表
皮材を該内装用基板に形成されている凹凸にそわせて被
装する作業に手数を要するばかりでなく、凹凸が鋭い場
合には絞模様が流れたり角部附近の表皮材が肉薄化され
て強度上不充分になる等種々の問題があり、このような
問題点を解決する車鋼用内装板の製造法の開発が要望さ
れているところである。
もたせるため、表面に凹凸の形成されたものが多く採用
されているが、この種の車鋼用内装板は内装用基板に表
皮材を該内装用基板に形成されている凹凸にそわせて被
装する作業に手数を要するばかりでなく、凹凸が鋭い場
合には絞模様が流れたり角部附近の表皮材が肉薄化され
て強度上不充分になる等種々の問題があり、このような
問題点を解決する車鋼用内装板の製造法の開発が要望さ
れているところである。
本発明は前記のような要望に応えた軍師用内装板を目的
として完成されたもので、以下、本発明を図示の工程説
明図に塞き詳細に説明する。
として完成されたもので、以下、本発明を図示の工程説
明図に塞き詳細に説明する。
１は硬質繊維ボード、ハードボード、鉄板、合成樹脂成
形品その他任意の硬質材料をもって予め所要の形状に成
形された凹陥部２付の内装用基板で、該内装用基板１は
第１工程としてその裏側に形成された膨出部３を型凹部
４に俄合させて受型５にセットする。
形品その他任意の硬質材料をもって予め所要の形状に成
形された凹陥部２付の内装用基板で、該内装用基板１は
第１工程としてその裏側に形成された膨出部３を型凹部
４に俄合させて受型５にセットする。
６は内装用基板１の表面に被装されるシート状の緩衝材
で、該緩衝材６はポリウレタンフオームや合成ゴム発泡
体などの柔軟で伸縮性に優れたパッド７の表面にポリア
ミド系繊維よりなるトリコット地やポリアミド樹脂や塩
化ビニル樹脂などの合成樹脂フィルムその他の柔軟で強
籾な保護薄層８を予め接着一体化した伸縮性に優れたも
のとし、該緩衝材６は保護薄層８を表面側として接着剤
９を介し内装用基板１上に被装し、内装用基板１の凹陥
部２に鉄合される凸部１０を下面に備えたプレス型１１
をもって加圧するか、受型５が真空成形用のものである
場合には該受型５に形成された図示しない吸引４・孔お
よび内装用基板１に形成された図示しない吸引小孔を通
じ緩衝材６に作用される吸引力をもって吸引させるか、
或いは前記加圧と吸引の両者を併用することにより図示
しない赤外線ヒータ等の加熱下に緩衝材６を第２工程と
して内装用基板１の表面にそって圧着被装させる。
で、該緩衝材６はポリウレタンフオームや合成ゴム発泡
体などの柔軟で伸縮性に優れたパッド７の表面にポリア
ミド系繊維よりなるトリコット地やポリアミド樹脂や塩
化ビニル樹脂などの合成樹脂フィルムその他の柔軟で強
籾な保護薄層８を予め接着一体化した伸縮性に優れたも
のとし、該緩衝材６は保護薄層８を表面側として接着剤
９を介し内装用基板１上に被装し、内装用基板１の凹陥
部２に鉄合される凸部１０を下面に備えたプレス型１１
をもって加圧するか、受型５が真空成形用のものである
場合には該受型５に形成された図示しない吸引４・孔お
よび内装用基板１に形成された図示しない吸引小孔を通
じ緩衝材６に作用される吸引力をもって吸引させるか、
或いは前記加圧と吸引の両者を併用することにより図示
しない赤外線ヒータ等の加熱下に緩衝材６を第２工程と
して内装用基板１の表面にそって圧着被装させる。
なお、この第２工程において加熱下に圧着するのは保護
簿層８とパッド７を軟化させて伸縮性を充分発揮できる
ようにし、これにより凹陥部２の角部が鋭い場合でも適
確に内装用基板１の全表面に緩衝材６が略等厚のまま添
うことができるようにするためである。このようにして
緩衝材６が内装用基板１に被装された後は受型５より脱
型し、保護薄層８の表面所要部すなわち保護薄層８の全
表面或いは表皮材を被装し難い凹陥部部分のみに接着剤
１２を塗布し、周知の電気植毛装置をもって例えば、２
〜５デニールのポリァミド繊維よりなる１〜２助長の短
繊維１３を４０〜５皿Ｖ、極間距離９０〜ｌｏ比肋で約
２０〜３の砂、間植毛すれば、第４図に示すうに、凹陥
部２付の内装用基板１の表面にパッド７を介し層着され
た保護薄層８に短繊維１３が接着されたものとなるもの
で、そのまま製品とする表皮材を被装し難い凹陥部部分
を除き表皮材を彼装して製品とすればよい。このように
して得られた製品は、内装用基板１が硬質のものである
にも拘らず緩衝材６と短繊維１３よりなる植毛層が優れ
た緩衝効果を発揮するから、感触がよいうえに内装用基
板１に形成されている凹陥部２の形状がそのまま表にあ
らわれて立体感に富んだものとなり、しかも、最表層は
無数の短繊維１３よりなる植毛層であるから、表面密度
にむらがないうえ級寄りなどもなくて外観が美麗な仕上
りとなり、装飾的にも優れたものとなる。さらに、植毛
層はパッド７に直接植毛するのではなく該パッド７に接
着一体化された保護薄層８に接着剤１２を介し短繊維１
３を植毛したもので、パッド７が引掻き強度上問題があ
っても容易に抜け落ちることがなく、経時変化もなくて
長期耐用できるものとなる。本発明は前記の説明から明
らかなように、凹脇部付の内装用基板を受型にセットし
て保護範層により表面が覆われた緩衝材を凹陥部を含む
内装用基板の表面に無理な〈添着し、脱型後最表層とな
る保護薄層に短繊維を植毛して表面仕上りがよいうえ緩
衝効果に優れた体裁のよい軍師用内装板を安価に量産で
きるようにしたもので、在来の車軸用内装板の製造法の
問題点を解決した新規な車鰯用内装板の製造法として業
界にもたらすところ極めて大なものである。
簿層８とパッド７を軟化させて伸縮性を充分発揮できる
ようにし、これにより凹陥部２の角部が鋭い場合でも適
確に内装用基板１の全表面に緩衝材６が略等厚のまま添
うことができるようにするためである。このようにして
緩衝材６が内装用基板１に被装された後は受型５より脱
型し、保護薄層８の表面所要部すなわち保護薄層８の全
表面或いは表皮材を被装し難い凹陥部部分のみに接着剤
１２を塗布し、周知の電気植毛装置をもって例えば、２
〜５デニールのポリァミド繊維よりなる１〜２助長の短
繊維１３を４０〜５皿Ｖ、極間距離９０〜ｌｏ比肋で約
２０〜３の砂、間植毛すれば、第４図に示すうに、凹陥
部２付の内装用基板１の表面にパッド７を介し層着され
た保護薄層８に短繊維１３が接着されたものとなるもの
で、そのまま製品とする表皮材を被装し難い凹陥部部分
を除き表皮材を彼装して製品とすればよい。このように
して得られた製品は、内装用基板１が硬質のものである
にも拘らず緩衝材６と短繊維１３よりなる植毛層が優れ
た緩衝効果を発揮するから、感触がよいうえに内装用基
板１に形成されている凹陥部２の形状がそのまま表にあ
らわれて立体感に富んだものとなり、しかも、最表層は
無数の短繊維１３よりなる植毛層であるから、表面密度
にむらがないうえ級寄りなどもなくて外観が美麗な仕上
りとなり、装飾的にも優れたものとなる。さらに、植毛
層はパッド７に直接植毛するのではなく該パッド７に接
着一体化された保護薄層８に接着剤１２を介し短繊維１
３を植毛したもので、パッド７が引掻き強度上問題があ
っても容易に抜け落ちることがなく、経時変化もなくて
長期耐用できるものとなる。本発明は前記の説明から明
らかなように、凹脇部付の内装用基板を受型にセットし
て保護範層により表面が覆われた緩衝材を凹陥部を含む
内装用基板の表面に無理な〈添着し、脱型後最表層とな
る保護薄層に短繊維を植毛して表面仕上りがよいうえ緩
衝効果に優れた体裁のよい軍師用内装板を安価に量産で
きるようにしたもので、在来の車軸用内装板の製造法の
問題点を解決した新規な車鰯用内装板の製造法として業
界にもたらすところ極めて大なものである。
第１図、第２図、第３図は本発明の工程説明図、第４図
は本発明によって製造された車輪用内装板の断面図であ
る。 １：内装用基板、２：凹陥部、５：受型、６：緩衝材、
７：パッド、８：緩衝材、１３：短繊維。 第１図 第２図 第３図 第４図
は本発明によって製造された車輪用内装板の断面図であ
る。 １：内装用基板、２：凹陥部、５：受型、６：緩衝材、
７：パッド、８：緩衝材、１３：短繊維。 第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- １ 所要の形状に成形された凹陥部付の内装用基板を受
型にセツトして柔軟な保護薄層をパツド表面に被着形成
した緩衝材を該内装用基板の表面に接着剤を介し加熱下
に圧着して被装し、脱型後該保護薄層の表面所要部に無
数の短繊維を植毛することを特徴とする車輌用内装板の
製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55069326A JPS602189B2 (ja) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | 車輛用内装板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55069326A JPS602189B2 (ja) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | 車輛用内装板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56164844A JPS56164844A (en) | 1981-12-18 |
| JPS602189B2 true JPS602189B2 (ja) | 1985-01-19 |
Family
ID=13399308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55069326A Expired JPS602189B2 (ja) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | 車輛用内装板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602189B2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-23 JP JP55069326A patent/JPS602189B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56164844A (en) | 1981-12-18 |
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