JPS60215303A - 着脱自在蝶番 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ブレスレットの２個の部分を接続させるため
に使用される蝶番に関し、その蝶番は、それらの２個の
部分が取シつけ、取）はずしができるように構成される
ものである。

〔従来技術〕

手首につけるためには、手からすベシ落ちないように、
ブレスレットの周囲長さを小さくしなければならない。

そのブレスレットヲ手首から取りはずすためには、それ
を２つの部分に分離させるために止め金を備えるか、或
いはそれが伸長して手の上を自由にすべることができる
ようにする伸長手段を備えなければならない。

ブレスレットを２つの部分にはずすことができて、例え
ば輸送し易くしたシ、ショーケースに展示し易くするこ
とが好ましいことである。従って、ゝ腕時計のバンド用
折シたたみ式止め金、という名称の、ドイツ特許出願第
ＧＭ７５０７９４８号は、枠を形成する第１部分と、プ
レートの形をした第２部分とから成る装置を示し、その
第２部分は第１部分内へ挿入され、それらの部分は、小
さな弾性のある制限用舌片を作動させることによって相
手方から取シはずせるものである。しかしながら、この
装置の欠点は、スペースをとることによって、ブレスレ
ットの厚みを増し、製造を一層複雑にすることである。

〔発明の概要〕

これらの欠点をなくすために、本発明は、特許請求の範
囲に記載の通シの、ブレスレット用の新規な取シはずし
自在な蝶番を提供することであシ、その蝶番は特に、時
計バンドに使用するのに適するものである。

本発明によれば、２つの部分（すなわち、第１部分およ
び第２部分）を着脱自在にするように、ブレスレットの
２つの部分を接合するために使用される蝶番は、次の特
徴をもつ。すなわち、第１部分は、ピンと、共軸をなす
前記ピンを取シ巻く支持受けとで形成された少くとも１
個の組立体から成シ、前記ピンと前記支持受けとの間に
は、スペースが形成されておシ、前記第２部分は、少く
とも１個の第２支持受けから成シ、その第２支持受けは
、前記スペースへ侵入してピンのまわシで関節状に転動
するようになシ、そして前記２つの部分を、所与の角度
範囲内でお互いに係合し、前記第２支持受けは、２つの
部分相互が相手方に対して成る角度位置に達する時、前
記スペースへ挿入されたシ、そこからはずされたシする
ように構成されている。

好ましい実施例によれば、前記第１部分は２個の組立体
から成シ、その各組立体は、ピンと第１支持受けとから
形成され、第２部分は２個の第２支持受けから成る。

〔実施例〕

第１ａ図、第２ａ図、第３ａ図はいわゆる折シたたみ式
止め金を有する腕時計用ブレスレツ）ｆ示す。このブレ
スレットの２個の部材２は連結リンク３で形成され、時
計１に取付られる。ブレスレット部材２の他端部は、伸
長プレートの形をした少くとも２個の部分５，６から成
る折シたたみ式止め全装置を有する。本発明に従った蝶
番装置は、その各プレートの一端に位置づけられる。

第３＆図は、腕につけた状態での、閉じたブレスレット
を示す。腕の形になじむように湾曲した形を示す２個の
部分５．６は、お互いに折）重なシ、蝶番７が取付られ
る。第２ａ図はブレスレットを開いたところを示す。そ
の２つの部分は相手方に対し相対的に十分に伸長するこ
とによシ、そのブレスレットに大きな伸びを与えるので
、腕にはめる時、はめ易い。この場合、蝶番７は接なか
っている。最後に第１ａ図は、蝶番７′ｔ−取シはずす
ことによシ部分５，６を相手方からはずした状態でのブ
レスレットを示す。そのような取シはすしを開始するた
めには、部分５．６は、第３１図に示すように、前記部
分の位置を逆にして、お互いに既定の角度に配置されね
ばならない。この装置は、ブレスレツ）１前述の理由で
２個の部分に分離させることができることは明らかであ
る。このことにも拘らず、そのブレスレットは普通の折
シたたみ止め全村ブレスレットとしての機能も有する。

その目的は、係合した部分が、それらがはずれる前のそ
の位置に配置されねばならないことがわかっているので
、腕から取シはすす時、完全にはずれて落下することが
ないようにすることであシ、前記はずれる前のその位置
には、ブレスレットをはめたシ、はずしたシする過程で
は、至らないものである。

第１ａ図、第２ａ図、第３＆図は、第１ｂ図、第２ｂ図
、第３ｂ図にそれぞれ対応するとともに、第１ｃ図、第
２ｃ図、第３ｃ図にもそれぞれ対応し、前記図面はそれ
ぞれの順序で示され、本発明に従った蝶番を説明する目
的で示されている。

第１ｂ図は、ブレスレットの１万の部分６が２つの組立
体から成ることを示し、その各組立体は、ピン１０と、
第１支持受け１１から成る。その支持受け１１はピン１
０と共軸をなし、それらの間ニハ、スペース１２がある
。この実施例において、支持受け１１は中空半円筒体の
形を有する。このようにして形成された２つの組立体の
各々は、単一中心部材１３によって、部分６に接続され
る。

ブレスレットの他方の部分５は、２個の第２支持受け１
４から成シ、その各々は部材１５によシ部分５に接続す
る。支持受け１４の形は、それがスペース１２の中には
めあわせることができるように設計されている。即ち、
支持受け１４の直線部分は、スペース１２の直線部分と
事実上、同じである。第１ｂ図に示す場合、部分５，６
は、それらがお互いにはまシ合うような既定の角位置を
占めている。これは、それらの部分の取付け、取りはず
しが可能な位置である。第１Ｃ図は第１ｂ図の蝶番の横
断面を示す概略図であって、部分５゜６を一緒に取付け
る方法をもつとはつきシと示している。

部分５，６がお互いに取付られ、部分５が約１８０°の
角度回転する時、第２ｂ図に示す位置となる。とのよう
に部分５が回転する時、第２支持受け１４がスペース１
２へ入シこみ、ピン１０に係合して、蝶番が結合する。

第２ｂ図、第２Ｃ図（第２ｂ図を補足する）は、折りた
たみ式止め金が端から端まで伸長し、ブレスレットがそ
の最大限に伸びている状態を示す。

最後に、第３ｂ図、第３Ｃ図は、ブレスレットを手首に
取シ付けた時のように、ブレスレットヲ完全に閉じた状
態を示す。この場合、部分５は、第１ｂ図に示す位置に
対して約３６００回転しておシ、部分６の下に位置し、
しかも部分６に係合した状態のままである。この場合、
特に第３ｃ図に示すように、蝶番は、スペース１２の中
にはもはやない支持受け１４により係合しているのでな
く、部分６によシ適所に保持される部分５によって係合
している。

前述から、本発明の効果は、明らかである。取シはずし
自在な蝶番は、普通の取シはすしのきかない蝶番よシ多
くのスペースを占めることはない。

このために、他のブレスレットのように、厚みを増すこ
ともない。ここに示した蝶番は、非常に使い易く、ばね
装置を必要としない。最後に、これは、現存の折シたた
み式止め金システムに関連して用いることができる。な
ぜなら、蝶番を変更するだけで良いからである。

本発明は２つの部分を接続するジヨイントに制限される
ものではない。すなわち、一方の部分は２つの組立体か
ら成シ、その各組立体がピンと第１支持受けから成シ、
第２部分が図示のように、２個の第２支持受けから成る
ようなものに制限されるものではない。簡単化して、ピ
ン１０と、部分６に取付られた第１支持受け１１とから
形成された単一組立体と、部分５に取付られた単一の第
２支持受け１４とで構成することもできる。

本発明は、装飾のない宝石ブレスレットやレザーブレス
レットにさえ使用できる。そのようなブレスレットに時
計を装着した場合には、特に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１ａ図は折シたたみ式止め金をはずし位置にした時計
バンド、又はブレスレットを示す図である０ 第１ｂ図は、ブレスレットの２つの部分の保合に使用さ
れる蝶番の斜視図であって、そのブレスレットははずさ
れた位置で示されている。 第１ｃ図は蝶番をはずした位置で示すその断面図である
。 第２ａ図、第２ｂ図、第２ｃ図は第１ａ図、第１ｂ図、
第１ｃ図のそれぞれと同様の図であるが、蝶番を形成す
る部分が保合位置で示され、ブレスレットは開いた状態
で示されている。 第３ａ図、第３ｂ図、第３ｃ図は、第２ａ図、第２ｂ図
、第２ｃ図のそれぞれに対応した図であるが、蝶番を形
成する部分が係合位置で示され、ブレスレットは閉じた
状態で示されている。 １・・・・時計、２・・・・ブレスレット部材、３・・
・・連結リンク、５，６・・・・止め全部分、Ｉ−赤・
＠蝶番、１０・・・・ピン、１１・・・・第１支持受け
、１２・・・・スペース、１３・・・・中心部材、１４
・・φ・第２支持受け。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）ブレスレットの第１部分（６）および第２部分（
   ５）を接合させるために使用され、前記第１部分および
   第２部分を着脱するための蝶番（７）であって、前記第
   １部分（６）は、ピン（１０）とこれに共軸をなし前記
   ピン（１Ｇ）’に途中まで包囲する第１支持受け（１１
   ）とで形成された少くとも１個の組立体を備え、前記ピ
   ンと第１支持受けとの間には、スペース（１２）が形成
   されておシ、前記第２部分（５）は少くとも１個の第２
   支持受け（１４）を備え、その支持受け（１４）は前記
   スペース内へ入シこんで前記ピンの上で関節状に転動し
   、前記第１部分および第２部分を、所与の範囲の角度内
   でお互いに係合するようになっておシ、前記第２支持受
   けは、相手方に対して成る角度位置に達する時、前記ス
   ペースへ入シこんだシ、そこから出たシできることを特
   徴とする着脱自在蝶番。 し）前記第１部分（６）は２個の組立体を備え、その各
   組立体はピン（１０）と、第１支持受け（１１）とで形
   成され、第２部分（５）は２個の第２支持受け（１４）
   を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載　
   。 の着脱自在蝶番。 （３）前記第１部分（６）および第２部分は２個の伸長
   プレートの形をしていて、それらはお互いに折シたため
   るように構成され、それらが端から端まで伸長してブレ
   スレラミ最大限に伸長させることができるように、お互
   いに係合されておシ、最大角度位置へ開く時、ブレスレ
   ットの閉鎖時の位置と反対の位置となシ、前記２個のプ
   レートは前記既定の角度位置に達することができてそれ
   らをお互いからはずすことができることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の着脱自在蝶番。 （４）前記第１部分（６）および第２部分（５）はお互
   いに折シたたまれるように構成された２個の伸長プレー
   トの形をしておシ、それらが端から端まで伸長してブレ
   スレットが最大限に伸びるようにお互いに係合されてお
   り、その最大角度位置へ開く時、ブレスレットの閉鎖時
   の位置とは反対の位置をとり、前記２個のプレートは前
   記既定の角度位置に達してお互いからはずせることを特
   徴とする特許請求の範囲第２項記載の着脱自在蝶番。