JPS60215058A - 湿気硬化性組成物 - Google Patents

湿気硬化性組成物

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JPS60215058A
JPS60215058A JP7078084A JP7078084A JPS60215058A JP S60215058 A JPS60215058 A JP S60215058A JP 7078084 A JP7078084 A JP 7078084A JP 7078084 A JP7078084 A JP 7078084A JP S60215058 A JPS60215058 A JP S60215058A
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JP
Japan
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moisture
hydrolyzable
weight
functional groups
curing
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Pending
Application number
JP7078084A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Katsuno
勝野 宜広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SURIIBONDO KK
ThreeBond Co Ltd
Original Assignee
SURIIBONDO KK
ThreeBond Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は湿気硬化性組成物に関し、特に、伸び、保存性
に優れ、硬化後に粘着性を有する湿気硬化性組成物に関
する。
湿気硬化性組成物の例としては、例えば、特開昭57−
20543号公報に記載されているようなものがある。
これは、加水分解可能なシリコン官能基を有するポリオ
キシアルキレン系重合体を主成分とし、これに保存性を
良好とするために、置換若しくは非置換型の加水分解性
シリコン化合物を添加するようにしたもので、室温で大
気中の水分を吸収して硬化し、その硬化物の物性は、例
えば、伸び230%、破断時強度7.0kg/cm2の
如くである。このように、従来よりの湿気硬化性組成物
は、硬化後所定の硬度、所定の強度となるよう、そして
、寧ろ、表面にベタツキが残らないよう、即ち、硬化後
粘着が残らないよう配合されている。
しかしながら、上記の如き従来よりの湿気硬化性組成物
は、硬化後に粘着性を要求される用途には使用できない
欠点がある。硬化後に粘着性を要求される用途の例とし
ては、紙の巻取りロールの表面処理剤への応用、レコー
ドクリーニング部材への応用等が考えられる他、接着困
難なシール部材へのシール剤としての応用、目地間隔が
大きく変動するシール部分への応用等が考えられる。
シール剤への適用について補足すると、従来の湿気性硬
化物をポリエチレン、ポリプロピレン、テフロン等接着
できない部材、或いは銅等プライマ処理しなければ接着
することが困難な部材へ適用した場合、接合部分に隙間
が生じシール破壊を生ずる場合があった。このような現
象は硬化物に粘着性特性を持たせることで解決すること
が可能なのである。又、従来よりの湿気硬化性組成物を
、目地間隔が大きく変動し或いは捩れの生ずるシール部
分に適用した場合には、硬化物は比較的伸びが少なく粘
着性が無いために接着非接着を問わず変動する隙間に追
従し得す、シール破壊を生ずる恐れがあったが、このよ
うな現象は硬化物に大きな伸びと粘着性を持たせること
で解決できるのである。
本発明は上記従来技術に鑑み、硬化後も粘着性を有する
と共に、伸び、保存性の良好な湿気硬化性組成物を提供
することを目的として為されたもので、その特徴とづる
ところは、加水分解可能なシリコン官能基を1分子中に
3個以上有する重合体100重量部に、加水分解可能な
シリコン官能基を1分子中に2個有するシリコン化合物
1〜40重量部、及び、シラノール縮合触媒0.01〜
10重量部を含有せしめたことにある。
本発明に使用できる加水分解可能なシリコン官能基を1
分子中に3個以上有する重合体(以下A成分と称する)
としては、加水分解可能なシリコン官能基を1分子中に
3個以上有する鎖状ポリマーのすべてが包含されるが、
なかでもエーテル、エステル、ウレタン、アクリル、シ
ロキサン結合等を骨格とする鎖状ポリマーで分子中にア
ルコキシシラン、アミノキシシラン、イソプロペニルオ
キシシラン、アセトキシンラン、メチルエチルケトオキ
シシラン、シラノールといった加水分解性のシリコン官
能基を3個以上有するもので、分子量が300〜20.
000のものが好ましい。分子量が300より小さい場
合には充分な伸びが得られず、また20,000より大
きい場合にノよ使用時の作業性を悪くする。
この発明に使用できる加水分解可能なシリコン官能基を
1分子中に2個有するシリコン化合物(以下、B成分と
称する)の例としては、アルコキシ基、アミノキシ基、
アルケニルオキシ基、アセトキシ基、メチルエチルケト
オキシ基、水酸基、アシロキシ基、ケトキシメート基等
を挙げることができ、より具体的な例として以下に示し
た18種のようなものがある。
(Me )2 Si (OMe )2 ・・・・・・・
・・・・・■(Me )2 Si (OEt )2 ・
・・・・・・・・・・・■(Ph )23i (OAC
)2 ・・・・・・・・・・・・■(Ph )2 Si
 (OH)2 ・・・・・・・・・・・・■(Me )
2 Si (NHEj )2 −・−・””■(Me 
)28i (N (Me )2 )2−−−−■(Vi
 )2 Si (OAC)2 ・・・・・・・・・・・
・OMe / (Me )2 Si (−0−N=C) 2 ・・・■
/E t (Me )28i (−〇−N ) 2 −■\Me (Me )2 Si (−N−Me )2 −■−Me 1 H2N+CH2+38i (OEt )2 ・・・0M
e H2N(CH2+2 NH+CH2+3−8i (OE
t )2 ) Me ・・・@ 0f−h (CH2)I+ \ Si (OEt )2 ・・・■ / Me Vi \ Si (OEt )2 ・・・0 / e / Me / yle CH2−CH−CH2− \ 1 CH2=C−C+CH2+3 Si (OEt )21
11 Me OMe ・・・■ ここに、Meはメチル基、Etはエチル基、3uはブチ
ル基、Viはビニル基、Phはフェニル基、ACはアセ
チル基を示す。
ところで、(B)成分の添加による伸びと粘着性発現機
構はまだ明らかにされていないが、(B)成分のシリコ
ン官能基が(A)成分のシリコン官能基として反応し、
(A)成分同志の鎖長反応が行われるに際し、本発明に
よる条件下で、(A)成分の官能基のうち加橋反応を行
えない部分がでてくるのであろうと推測される。
(B)成分の添加量は(A)成分100重量部に対して
1〜40重量部の範囲で用いることができ、1重量部よ
り小さいと、目的とする粘着性および高伸長は得られず
、40重量部より多いと硬化性が低下する。
なお、1液性の湿気硬化性組成物の貯蔵安定性を改良す
る方法として、加水分解性官能基を有するシリコン化合
物、もしくは、シロキサン化合物を添加する方法は、前
記、特開昭57〜205443号公報にも記載されてい
るところであるが、このような効果は、本発明に用いる
B成分の添加によっても得ることができる。只、本発明
では硬化後も粘着性を有する湿気性硬化物を得ることを
目的としているので、前記、特開昭57−205443
号公報に記載されている1分子中に加水分解性官能基を
3個ないし4個有するものは使用できない。
本発明に使用することのできるシラノール縮合触媒(以
下、C成分と称する)としては、ジブチルスズジラウレ
ート、ジブチルスズジアセテート、オクチル醒錫、ステ
アリン酸錫、鉛エチルオクテート、ナフテン酸チタン、
ステアリン酸亜鉛などの有機カルボン酸の金属塩、ラウ
リンアミンジ−n−ブチルアミン、ヘキシルアミンなど
のアミン類、テトライソプロポキシチタネートなどの有
機チタン酸エステル、有機チタン化合物、アミノアルキ
ル基置換アルコキシシラン、アルカリ金属の低級脂肪酸
塩などを単独もしくは混合して使用できる。
(C)成分は、(A>成分、(B)成分の加水分解性シ
リコン官能基の縮合反応触媒としてはたらく。(C)成
分の添加量は適宜の量好ましくは0.01〜10重量部
とする。10重量部を超える場合には、伸び、強度、そ
の他の物性が低下し、0.01重量部より少ない場合に
は硬化が遅れる。
本発明においては、可塑剤、充てん剤、その他適宜の添
加剤を用いることができる。可塑剤としては、例えば、
DOP、DBP、DMP等使用することができる。充て
ん剤としては炭酸カルシウム、タルク、ヒユームドシリ
カ等使用することができる。その他の添加剤としては顔
料、酸化チタン、カーボンブラック等が挙げられる。
以下、本発明の実施例について説明する。
(A)成分として、末端にジメトキシシリル基を有する
ポリオキシプロピレン重合体(鐘淵化学工業株式会社製
、カネ力MSポリマー2OA1分子量8.000)10
0重量部に対して、可塑剤としてDOP100重量部、
充てん剤として微粒子炭酸カルシウム200重量部を加
え、攪拌後三本ロールで混練しペースト状の混合物を得
た。
得られたペースト状混合物に(B)成分1〜40重量部
、C成分o、oi〜10重量部の範囲で種々配合し試験
を行った結果、いずれの場合にも硬化物は所定の伸びと
粘性を有し、又、3ケ月の保存性も有し、シール剤とし
て、又、コーティング剤として使用可能であった。
そこで、粘着力試験を行った結果を以下に示す。
試験は、第1表に示した4種の実施例配合を行い、この
配合物を、断面25 mn+x 5 mmの2つのポリ
エチレン製短棚状試料片の間に10Ill111寸法で
充てんし、室温25℃、相対湿度60%の条件下で30
日間養生し硬化させ、引張速度50mm/minで引張
試験を行った。第2表は2種の比較例配合を示1゜その
結果を第3表にまとめて示した。
第1表 第2表 第3表 第3表に示されるように、比較例では、付着力は平均0
.75kg(0,6ko/cm2)であり、伸びるまで
もなく切離している。これに対し実施例1〜4に示され
るものは、付着力平均3゜5k(1(2、8ko/c1
112) 、伸び率平均153%であった。
なお、本実施例で用いた配合でダンベル試片を作成し、
引張試験を行った際の伸び率は平均900%であった。
この発明は、加水分解可能なシリコン官能基を1分子中
に3個以上有する重合体100重量部に、加水分解可能
なシリコン官能基を1分子中に2個有するシリコン化合
物1〜40重量部、及び、シラノール縮合触媒0.01
〜10重量部を含有せしめたことを特徴とする湿気硬化
性組成物であり、硬化物は粘性を有し、伸び、保存性共
に優れている。従って、この発明に係る湿気硬化性組成
物は、硬化後に粘着性を蟹する用途に広く用いることが
できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 加水分解可能なシリコン官能基を1分子中に3個以上有
    する重合体100重量部に、加水分解可能なシリコン官
    能基を1分子中に2個有するシリコン化合物1〜40重
    量部、及び、シラノール縮合触媒0.01〜10ffi
    量部を含有せしめたことを特徴とする湿気硬化性組成物
JP7078084A 1984-04-11 1984-04-11 湿気硬化性組成物 Pending JPS60215058A (ja)

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