JPS6021450A - 試料ガス導入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、試料ガス導入Ｐ装置、特に、自動試料ガス導
入装置に関する。さらに、ガス分析、その中でも、特に
自動ガス分析技阿において、一定の試料ガス置を分析ｇ
１に導入するための自動試料ガス導入装置に関し、特に
、ガスクロマトグラフにおける自動試料ガス導入装置に
関でる。

（ロ）従来技術 従来、注射筒に採取した試料ガスを、自動的に分析装置
に導入する場合、一般に、複数個の注射筒を配置し、電
磁弁により、流路を自動的に切り換え得るようにして、
注射筒のプランジャ一部を、リニヤヘッド付モーターま
たは、空気シリンダー等で押して、試料ガスを分析＠置
に導入していた。

しかし、このような仕方では、プランジャ一部が固くな
って動かないような事故が起りやすい欠点があった。そ
の上、注射筒の接続部に存在づる空気等の妨害成分及び
試料ガス流路に残留する前回分析の試料ガス等により分
析結果が影響を受けて、精度の高い正確な分析値がめら
れない欠点があった。

（ハ）目　的 本発明は、これら従来技術の欠点を一挙に解決する自動
試料ガス導入装置を提供するものであり、弁の作動によ
り、注射筒のプランジャーの移動の有無にかかわらず、
試料ガスの導入を円滑に行うものである。

（ニ）構　成 本発明は、少くとも、試料ガス導入用プランジャー装置
、ガス計量管及びこれらを連通する管を有する試料ガス
導入装置において、肢管の少くとも一部を分岐管とし、
該分岐管の分岐点において接続する少くとも三個の管の
中、その−は、試料ガス導入用プランジャー装置と連通
する管路の少くとも一部を形成し、他の−はガス計」管
に連通ずる管路の少くとも一部を形成し、残余の−は排
気ポンプに連通ずる管路の少くとも一部を形成しており
、これら三個の管路の夫々には、少くとも一個の開閉自
在の弁が設けられていることを特徴とする試料ガス導入
装置にある。

本発明の試料ガス導入装置は、特に、自動試料ガス導入
装置に適したものであり、したがって、自動試料ガス導
入装置を包含するものであるが、一部自動のもの及び手
動のものも包含するものである。

本発明において、［試料ガス導入プランジャーＷＡＭＪ
の用語は、例えば、一般のガスクロマトグラフィー分析
に使用される注射器、注射筒等のプランジャーを有する
器具を意味する。また、「分岐管」の用語は、例えば、
Ｙ字管、１字管等の三叉管のような少くとも三個の管を
一点で結合した分岐管を意味する。また、ガスＩ！ｔ　
ｍ管としては、ガスクロマトグラフィーにおいて一般に
使用される固定容量及び可変客間計量管等があげられる
が、その他のガス計量管であってもよい。そして、本発
明にいう、自動開閉自在の弁は一般のガス装置において
使用される弁であればいずれでもよく、例えば、コック
、管弁、持ち上げ弁、滑り弁、福井、三叉空気弁、回転
弁、膜板弁、＊ｒａ弁、手動弁、自動弁、機械駆動弁等
があげられる。

（ホ）実施例 第１図は、本発明の自動試料ガス尋人装置としての一実
施例の概略の工程図である。プランジャー装置、例えば
注射筒Ｃは、弁Ｖｉ　を有する管路に接続しており、弁
Ｖｉ　を有する管路、弁Ｖｓを有する管路及び弁Ｖｅを
有づる管路の三個の管路の夫々の一端は、Ｔ字管Ｔの三
個の管路と夫々連通している。弁Ｖｅを有する管路は、
弁■を有する管路ど共に排気ポンプ、例えば、真空ポン
プＰλ を有する排気管に連通している。弁Ｖｓ　を有する管路
は、吸入圧縮ポンプＰ工の吸入側に連通しており、そし
て、該吸入圧縮ポンプＰ１の吐出側は、流路切換コック
Ｖ及びガス計量管（図示せず）を介して、排気管に連通
している。

以下、第１図の装置の操作を説明する。なお、説明の都
合上、第１図において、装置の弁は、総て閉じているも
のとして■１明づる。

新しく分析覆る試料ガスを入れた注射ｎＣがセットされ
る。そこで、弁Ｖｅ　を開いて、弁Ｖｉ　がらＶｓ　ま
での営路内を真空ポンプ１に連通させて、真空ポンプＰ
３により排気し、空気等の分析妨害成分を除去する。排
気の終ったところで、弁Ｖｅ　を閉じて、次に弁Ｖｉ　
を間き、注射ｎｃ中の試Ｆ４）スの一部を、弁ｖ１　と
弁ＶｓｗＪの管路内に導く、一方、弁ｖ２を開いて、試
料流路中の空気及び前回の分析済み試料を排気させ除去
する。ついで、弁■２を閉じて、弁Ｖｓを開き吸引圧縮
ポンプＰを作動させて、注射ｎｃ中の試料ガスを、ガス
計量管（図示されていない。）を経由して流入ざＵ、弁
■までの流路を大気圧以上の試料ガスで充満さセる。そ
こで、弁Ｖｓを閉じ、吸入圧縮ポンプＰを停止して、系
内のガス圧力が平衡に達りる迄しばらく放置する。つい
で、排気弁Ｖ、を開いて、ガス計Ｊｉ！！（図示せず。

）内の圧力はもとより、弁■までの管路内の圧力を大気
圧と平衡さゼ排気弁Ｖ１を閉じる。流路切り換えコック
Ｖを切り換えて、キャリヤーガス流路を該８１偕笛（図
示されていない。）と連通して、ガスクロマ１−グラフ
ィーの分析を行う。

注射筒は弁付注躬筒であってもよいが、この場合は、弁
Ｖｉ　は弁付注射筒の弁である。

第２図は、多数の注射ｎ（例えばｎ個）を配置して順次
連続して試料供給を行う場合に１５番プる、本発明の自
動試料ガス導入装置としての別の−実施例の慨略の工程
図である。

この実施例において【友、注射ＷＪＣが１個の場合の第
１図に示す装置の操作を中位として、まず、注射ｎＣ７
の分析を行い、この分析が終ったら、次に注射筒Ｃ４の
分析を行う。、以後Ｃ２ないしＣＪ順で分析操作を続け
て行う。以下、詳細に説明する。

最初の、すなわら、第１番目の注射筒Ｃ□番！、弁■ｉ
　を有する管路に接続しており、弁Ｖｉ１を有する管路
、弁Ｖ８（を有７る管路及び弁Ｖｅｚを有づ゛る管路は
、Ｔ字型接４′ｙ；管Ｔ、を介して連通して（する。

また、第２番目の注射筒０２は、弁ｖｉＺを有する管路
に接続してＪ５す、弁ＶＩＸを有するＩＬ弁ＶＳ　を有
づる管路及び弁Ｖ　ｅ　２を有づる管路Ｇよ、Ｔ字型接
続管与を介して連通している。

同様にして、第ｎ番］１の注ｒＪＪｎＣ，は、弁Ｖｉ９
を有する管路に接続しており、弁ｖ１□を有する管路、
弁Ｖｓ７を有する管路及び弁Ｖｅ、を右づる管路Ｇよ、
Ｔ字型接続管Ｔカを介して°連通している。

ＶＳｒを有づる管路、ＶＳ、を右づる管路ないしＶＳＩ
を有する管路は、夫々、その他端を、一端を流路切り換
えコックＶの試料ガス入口に連通する、吸引圧縮ポンプ
らを有する管路の吸引側に連通している。

一方、弁Ｖｅ、を有する管路、弁Ｖｅイを有づる管路な
いし弁Ｖｅ、を有する管路は、夫々、その他端を排気ポ
ンプ〜を有する管路の吸引側に連通づる。

一方、流路切り換えコックＶの試料ガス出口側には、弁
慢を有する管路が連通しており、この管路は、排気ポン
プＰを有する排気管路に、弁Ｖｅ、、イ 弁Ｖｅ、・・・弁Ｖｅ、を有する管路系と共に連通して
いる。弁Ｖ、を有する管路には、弁Ｖイの上流側にガス
圧力計Ｇを設けると共に、排気弁■を有する管路を連通
しである。

以下、第２図に示す自動試料ガス導入装茜の操作につい
て説明する。なお、説明の都合上、第２図においても、
装置の弁は総て閉じているものとして説明、する。

新しく分析する試料ガスを入れた注射筒Ｃ□、９・・・
Ｃ７がセットされる。

まず、弁ｖｅｔを開いて、弁Ｖｉｚから弁ＶＳ、まての
間の管路を、ｕ１気ポンプＰ２により排気する。弁ｖ１
　から弁ＶＳ１までのＷ路の排気を終えたところで、弁
Ｖｅ（を閉じて、次に弁Ｖｔｌを開き、注射筒ＣＩ中の
試料ガスの一部を弁Ｖｉ１と弁Ｖｓ１間の管路に導く、
一方弁■８を開いて、流路切り換えコック■の試料ガス
入口側と出口側を計量管（図示されていない。）に連通
させて形成される試料流路内に残る空気及び前回の分析
流み試料等を、排気ポンプ〜によって排気さμ、除去づ
る。

ついで、弁ｖ２を閉じて弁ＶＳＩを開いて、吸引圧縮ポ
ンプＰ□を作動さげて、注射筒ＣＩ中の試料ガスを、ガ
ス計損筐（図示されていない。）を経由して、弁ぬまで
の流路に流し、該流路内を大気圧以上の試料ガスで充満
さＵる。

そこで、弁Ｖｓ、を閉じ、吸引圧縮ポンプＰｌを停止し
て、系内のガス圧力が平衡に達する迄しばらく放置する
。ついｒ１排気弁Ｖ７を囲いて、ガス計量管（図示され
ていない。）内の圧力を大気圧と平衡さゼ、排気弁Ｖ□
を閉じる。ついで、流路切り換えコック■を切り換えて
、キャリＶ−ガス流路をｌ！１！管と連通してガスクロ
マトグラフィーの分析を行う。弁ぬを閉じて、注射筒Ｃ
内の試料の分析を行う間に、第２番目の試料ガス流路の
弁Ｖｅ２を開いて、弁ＶＩＸから弁ＶＳｚまでの間の管
路内を排気ポンプＰ２により排気ブる。

弁Ｖｉ２から弁ＶＳ２までの管路の排気を終えたところ
で、弁ｖｅ２を閉じて、次に弁Ｖｉ２を１ｌｉｌき、注
射筒Ｃ２中の試料ガスの一部をＶｉ２とＶｓ、間の恰路
内に導く。

第１番目の注射筒ＣＩの試料の分析が終了したところで
、流路切り換えコックＶを切り換えて、試料ガス入口及
び出口をガス計量管く図示されていない。）に連通ずる
。そこで、弁ｖ２を開いて、流路切り換えコックＶの試
料入口側、ガスｆｉｌ吊ｆｆ（図示されていない。）及
び該コックＶの試料ガス出口側に続く試料流路内に残留
する、空気及び既に分析済みの注射筒ＣＩの試料を、排
気ポンプＰ２により排気させ、除去でる。

ついで、弁Ｖを閉じ、弁ｖＳ７を開いて、吸引圧ノ 縮ポンプＰ７を作動させて、弁ｖｉ２と弁Ｖｓ、間の箆
路中の注射筒Ｃ７の試料ガスを、流路切り換えコックＶ
を介して、計ｆｉｌｌに流入さゼ、大気圧以上の該試料
ガスで充満させる。

そこで、弁■Ｓ２を閉じ、吸引圧縮ポンプ今の作動を停
止し、しばらく放置して吸引圧縮ポンプＰ７から弁ぬに
至る管路内圧力が平衡に達したところで、排気弁力を囲
いて、吸引圧縮ポンプＰ７から弁ぬに至るに管路内の圧
力を、大気圧と平衡させて、排気弁ηを閉じる。そこで
、試料切り換えコックＶを切り換えて、キャリヤーガス
流路をガス計量管に連通して分析を行う。

そこで、順次分析を行い、Ｒ後の試料の注射部Ｃカにつ
いて、弁Ｖｅ、を開イテ、Ｖｉ、トＶｓ、管（Ｄ管路内
の排気を行い、次いで弁Ｖｅいを閉じ、弁■ｉｆ、。

を開いて最後の注１７１ｎＣｎ内の８１℃判をｖ１□と
Ｖｓ、の間の管路内に導入し、一方、弁■を開き、排気
ボンブーの作動により、吸引圧縮ポンプＰ７以下の管路
内を排気する。排気を終えたところで、弁■を閉じて弁
■Ｓ７を開き、吸引圧縮ポンプＰ７を作動きせて、第ｎ
番目の試料をガス！！ｌｌ１ｉＩ管へ導入し、試料流路
内を大気以上の試料ガスで充満させる。

そこで、弁Ｖｓ、を閉じると共に吸引圧縮ポンプ喝の作
動を停止して、しばらく放置し、吸引圧縮ポンプ時から
弁■に至る管路内の圧力が平面に達したところで、排気
弁Ｖ７を囲いて、吸引圧縮ポンプＰ７から弁Ｖ２に至る
管路内の圧力を大気圧に平衡させて排気弁Ｖ、を閉じ、
そこで、試料切り換えコック■を切り換えてキャリヤー
ガス流路をガス計量管と連通して分析を行なう。

一方、注射ｌｌｌＣｌからの既に分析を終了した注射筒
は、適宜新たな試料を入れた注射間に交代され、順次、
分析を連続的に行うことができる。

このように、本実施例に示す装置によって、試料ガス導
入工程が容易に操作でき、注ｔｌＪ　ｎのプランジャー
の動ぎ具合等によって引き起される故障を考慮すること
なく、操作をきわめて円滑に進めることができるので、
自動化したトでのトラブルは解消される。

（へ）効　果 本発明は、以上のように、試料ガス尋人用プランジ゛Ｖ
−からのガス流路にｆｆｆｌ閉容易な弁を、その上流側
及び下流側に設け、その中間に、分岐管を介して真空ポ
ンプに連通４る、同じく開閉容易な弁を有する流路を連
通ずることにより、１、注＃Ｊ筒のスリ合わＬ／ｆｉ固
くＣ注射筒のプランジャーが動かなくても、所定聞の試
料ガスの導入を（ｊうことができる。

２、注射間の接続部の空気及び前回分析済みの試料が混
入しないのぐ、正確な分析ができる。

３、注射部プランジ鬼７−がスムーズに動く場合は、減
圧後、プランジ１７−側の弁を開くと、大気に押されて
、プランジ１７−が自動的に動くので、試料尋人による
試料ガスの消費ｍをめることができる。

４、注射間のＶランジＶ−駆動部が不要なので、多数の
注射間を配置しても、全体的椙造が簡単であり、安１１
■１にＩＩることができる。

５、装置の稼動が弁の開閉、コックの切り換え、並びに
ポンプの駆動及び停止により、行わゝれるので、自動化
が容易である。しかも、自動化しても、管路等の配置が
簡単になるため、複雑にならない。

などのすぐれた点を有し、その与える影腎は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の自動試料ガス導入装置の一実施例の
概略の工程図であり、 第２図は、他の一実施例の概略の工程図である。 ｃ、ｃ、、Ｃ２、ｃ、＋、ｔ　注ｘ　Ｍ　’ｔ’　ｓ　
リ、ｖｌ、Ｖ２、Ｖｉ　、Ｖ　ｉ　７　、Ｖ　ｌ　、Ｚ
、■１２７、ｖｅ　、　Ｖｅ、、Ｖ　ｅｚ　、Ｖ　ｅ　
、ｌ、Ｖｓ　、　ＶＳＺ　ＶＳ２．及びＶＳ岬よいずれ
も間開自在の弁であり、■は、流路切り換えコックであ
る。 ＰＩは、吸入圧縮ポンプであり、Ｐ２は排気又は真空ポ
ンプである。 手続補正ｍ（方式） 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、事件の表示　昭和５８年特許願第１２９６１６号２
、発明の名称 試料ガス導入装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 名　称　（１９９）株式会社　島　津　製　作　所４、
代理人 氏　名　（７５０８）　弁理士　武　１）正　彦５．７
１１正命令の日付　昭和５８年１０月２５日６、補正の
対象 願　書及び明細書 ７、補正の内容

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少くとも、試料ガス轡入用プランジャー装置、ガス計量
   管及びこれらを連通ずる管を有する試料ガス導入装置に
   おいて、肢管の少くとも一部を分岐管とし、該分岐管の
   分岐点において接続する少くとも三個の管の中、その−
   は、試料ガス導入用プランジャー装置に連通する管路の
   少くとも一部を形成し、他の−はガス計量管に連通ずる
   管路の少くとも一部を形成し、残余の−は排気ポンプに
   連通する管路の少くとも一部を形成しており、これら三
   個の管路の夫々には、少くとも一個の開閉自在の弁が設
   けられていることを特徴とする試料ガス導入装置。