JPS6021213Y2 - ストランドの成型装置 - Google Patents
ストランドの成型装置Info
- Publication number
- JPS6021213Y2 JPS6021213Y2 JP15786580U JP15786580U JPS6021213Y2 JP S6021213 Y2 JPS6021213 Y2 JP S6021213Y2 JP 15786580 U JP15786580 U JP 15786580U JP 15786580 U JP15786580 U JP 15786580U JP S6021213 Y2 JPS6021213 Y2 JP S6021213Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strand
- discharge port
- axis direction
- chips
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はストランドの成型装置に関し、特にポリエチレ
ンテレフタレート等の熱可塑性重合体を溶融重合装置よ
りストランドとして押出し、冷却、引き取り、切断して
チップ化する際のストランドの成型装置に関する。
ンテレフタレート等の熱可塑性重合体を溶融重合装置よ
りストランドとして押出し、冷却、引き取り、切断して
チップ化する際のストランドの成型装置に関する。
従来、溶融熱可塑性重合体をチップ化する手段としては
、熱可塑性重合体をシート状に溶融押出しし、冷却して
後、スリッターで得られたシートをまず縦切りし、その
後フライナイフで横切りして略直方体のチップを製造す
る方法が一般に採用されている。
、熱可塑性重合体をシート状に溶融押出しし、冷却して
後、スリッターで得られたシートをまず縦切りし、その
後フライナイフで横切りして略直方体のチップを製造す
る方法が一般に採用されている。
しかしかかる方法で得られたチップは切断面が多く、そ
の結果、いわゆるヒゲや粉が多発し、収率が低下するば
かりでなく、発生したヒゲや粉がその後の乾燥工程で高
結晶化するため、得られたチップの品質特性が損なわれ
る。
の結果、いわゆるヒゲや粉が多発し、収率が低下するば
かりでなく、発生したヒゲや粉がその後の乾燥工程で高
結晶化するため、得られたチップの品質特性が損なわれ
る。
このような欠点のため上記方法は一部品種には適用でき
なかった。
なかった。
このような欠侭を解消する手段として、熱可塑性重合体
をストランド状に溶融押出しし、冷却、引き取った後、
フライナイフで横切して切断刃面の少ないチップを得る
カッティング方式が知られている。
をストランド状に溶融押出しし、冷却、引き取った後、
フライナイフで横切して切断刃面の少ないチップを得る
カッティング方式が知られている。
この方式によって得られたストランドの断面形状は円形
またはそれに近いものが一般的である。
またはそれに近いものが一般的である。
しかしながら、固化したストランドを引き取る際に、こ
のような略円形断面形状のストランドの場合は、引き取
りローラとストランド表面の接触面積が小さく、そのた
めストランドの引き取り速度にムラが生じやすく、安定
して操業することが困難であると共にローラの摩耗もは
げしいという欠点を有する。
のような略円形断面形状のストランドの場合は、引き取
りローラとストランド表面の接触面積が小さく、そのた
めストランドの引き取り速度にムラが生じやすく、安定
して操業することが困難であると共にローラの摩耗もは
げしいという欠点を有する。
またこのようなストランドから得られた略円形断面形状
のチップは紡糸時にかみこみ不良になりやすいという欠
点を有している。
のチップは紡糸時にかみこみ不良になりやすいという欠
点を有している。
本考案者等はかかる従来技術の欠点を解消すべく鋭意検
討した結果、効果の顕著な本考案に到達した。
討した結果、効果の顕著な本考案に到達した。
即ち本考案は、熱可塑性重合体を溶融押出ししてストラ
ンド状に成型する装置において、吐出口の形状を少なく
とも長軸方向の一辺が凹状である矩形形状とし、且つ吐
出口金面と冷却水面の間隔を１０〜２５ｏｒｒｙＬとす
ることを特徴とするストランドの成型装置を提供するも
のである。
ンド状に成型する装置において、吐出口の形状を少なく
とも長軸方向の一辺が凹状である矩形形状とし、且つ吐
出口金面と冷却水面の間隔を１０〜２５ｏｒｒｙＬとす
ることを特徴とするストランドの成型装置を提供するも
のである。
以下図面に基づいて本考案を説明する。
第１図及び第２図は本考案に係る吐出口の形状の一例を
示す拡大概略図である。
示す拡大概略図である。
吐出口の断面形状は長軸方向Ｂの少なくとも一辺が凹状
の矩形形状であることを本質とするが、長軸方向の二辺
が凹状であることがより好ましく、また短軸方向Ａも凹
状であることがより好ましい。
の矩形形状であることを本質とするが、長軸方向の二辺
が凹状であることがより好ましく、また短軸方向Ａも凹
状であることがより好ましい。
短軸方向Ａの長さは通常のストランドの厚さ同様３〜５
ｍ程度が好ましい。
ｍ程度が好ましい。
短軸方向と長軸方向の長さ比Ｂ／Ａは１．２〜３程度が
好ましい。
好ましい。
長軸方向における凹状部の深さ比α／Ａは１１２５〜１
７８程度が好ましい。
７８程度が好ましい。
また短軸方向にも凹状部を設ける場合の深さ比は１１１
２〜１／２４１ｉ１１度が好ましい。
２〜１／２４１ｉ１１度が好ましい。
このような形状の吐出口断面形状を有する吐出口金を用
いることにより、ストランドの断面形状を略矩形形状に
することができる。
いることにより、ストランドの断面形状を略矩形形状に
することができる。
第３図は本考案に係る成型装置の概略図であり、１は吐
出口金、２は冷却水槽、３は水面調整器、４は吐出部、
５はストランド、６は冷却水入口を示す。
出口金、２は冷却水槽、３は水面調整器、４は吐出部、
５はストランド、６は冷却水入口を示す。
本考案においては吐出口全面と水面の距離即ち吐出され
たストランドの大気中での滞留距離を１０〜２５０ｍｎ
に選択した点に特徴の一つがあり、かかる距離と前記し
た吐出口断面形状との組合せによりストランドの最適な
成型状態が維持される。
たストランドの大気中での滞留距離を１０〜２５０ｍｎ
に選択した点に特徴の一つがあり、かかる距離と前記し
た吐出口断面形状との組合せによりストランドの最適な
成型状態が維持される。
ストランドの引取速度は２０〜４９ｍ ／ｍｉｎ程度が
好ましい。
好ましい。
以上述べた本考案に係るストランドの成型装置を用いる
ことにより、従来のストランドの成型装置を用いる場合
に比し、引き取りムラが生じ難く、ローラの摩耗も少な
くまたストランドから得られたチップは紡糸時にかみこ
み不良となる惧れがなく、さらに従来膜も一般に用いら
れているシートないしリボンを切断して得たチップと均
一に混合して用いることができるという効果を有する。
ことにより、従来のストランドの成型装置を用いる場合
に比し、引き取りムラが生じ難く、ローラの摩耗も少な
くまたストランドから得られたチップは紡糸時にかみこ
み不良となる惧れがなく、さらに従来膜も一般に用いら
れているシートないしリボンを切断して得たチップと均
一に混合して用いることができるという効果を有する。
第１図及び第２図は本考案に係る吐出口の形状の一例を
示す拡大概略図であり、第３図は本考案に係る成型装置
の概略図である。 １：吐出口金、２：冷却水槽、３：水面調整器、４：吐
出部、５：ストランド、６：冷却水入口。
示す拡大概略図であり、第３図は本考案に係る成型装置
の概略図である。 １：吐出口金、２：冷却水槽、３：水面調整器、４：吐
出部、５：ストランド、６：冷却水入口。
Claims (1)
- 熱可塑性重合体を溶融押出ししてストランド状に成型す
る装置において、吐出口の形状を少なくとも長軸方向の
一辺が凹状である矩形形状とし、且つ吐出口金面と冷却
水面の間隔を１０〜２５０７７０ｍとすることを特徴と
するストランドの成型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15786580U JPS6021213Y2 (ja) | 1980-11-06 | 1980-11-06 | ストランドの成型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15786580U JPS6021213Y2 (ja) | 1980-11-06 | 1980-11-06 | ストランドの成型装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5781112U JPS5781112U (ja) | 1982-05-19 |
| JPS6021213Y2 true JPS6021213Y2 (ja) | 1985-06-25 |
Family
ID=29516957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15786580U Expired JPS6021213Y2 (ja) | 1980-11-06 | 1980-11-06 | ストランドの成型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021213Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-06 JP JP15786580U patent/JPS6021213Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5781112U (ja) | 1982-05-19 |
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