JPS6021199A - 加工物回転保持加圧装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば流体機器における接続管を構成する
主管と枝骨を溶接する際に、主管を回転自在に保持する
とともに、溶接によって生じた主管の歪を除去するため
の加圧を行なう装置に関するものである。

主管に対していくつかの枝管を溶接して成る接続管を製
作するに当っては、第り図〜第４図に示す！うな装置が
使用されている。すなわち第を図第２図は溶接時の保持
装置であって、（１）は主管であり、その両端にはフラ
ンジ（２）が仮付けされ、又全長にわたる適所に複数の
枝管（３）がそれぞれ仮付けされている。なお（４）は
枝管に溶接されているフランジである。（５）は上記主
管ｔ１）を左右から支持する支持機構であり、ベース（
６）上においてピン（７）全支点として傾動動作するよ
うになっている。したがって主管ｔ１）に仮付けされた
枝管（３）を溶接する場合、まず傾いている方の片側を
溶接し、続いて反対側へ傾けて残り半周の溶接を行なう
のである。

第８図、第４図は、溶接完了後の接続管に生じた歪を除
去する装置であり、主管（１）の支持機構（８）、は定
盤（９）上に対設固定されており、その頂部にマグネッ
ト付ボールαＱを介してレベル測定用の糸αυが張設さ
れている。なお上記機構（８）の他に管の曲りを補正す
るジヤツキ＠、歪発生部の加熱器（１３、冷却用散水器
α◆が備えられている。

以上のように従来は溶接と歪取りがそれぞれ専用の装置
で行なわれるものであるため、管の運搬と着脱操作に時
間を要し、又溶接時の反転が至難であり危険を伴うため
にクレーンを必要とし、更に歪取り作業では加熱・冷却
操作が加わるために常時危険がともなう等の欠点があっ
た。

この発明は、上記従来の欠点を排除するためになされた
もので、主管を保持した状態で、溶接を施行するための
回転と、歪取りを行なう加圧を付与し得る機構を備えた
装置を提供するものであり、以下第５図〜第１０図に示
すこの発明の一実施例について説明する。

すなわちこの発明は、ベッド０尋の一端部に載設固定し
た駆動側の支持機構（至）と、ベッドａａ上に敷設した
レール（１６Ｋ沿って移動する従動側の支持機構αηと
、上記面支持機構（至）９９間にあって上記レールαＧ
に沿って移動する加圧機構（至）とによって構成さねる
ものである。

ところで上記駆動側の支持機構四において、Ｍはベッド
０４上に固定した軸受■にエリ回転自在に支持された駆
動軸であり、その内端には段軸部（ロ）が一体的に設け
られ、複数の異る寸法の主管（１）を取付は支持できる
ようになっている。（４）■゛（財）は主管（１）のフ
ランジ（２）の穴に嵌入し、回転トルクを伝えるための
ビンであり、このビン（イ）（ホ）は取付は金具（転）
に立設され、不使用時には段軸部Ｃ２１の一部−分に設
けた溝と穴を利用して収゛納するように配慮されている
。（ホ）は上記駆動軸ＱＱに回転を伝える駆動機構であ
り、モータ（イ）、変速機（２）、スプロケット翰■、
チェノ０１Ｄから戊っている。なお（イ）はトルク′リ
ミタ−であり、回転中主管（１）側に外力が作用した場
合、スプロケット■を空転させ、機器を保護するもので
ある。

従動側の支持機構σηは、走行台車に）上に立設した軸
受（財）によって従動軸（７）が同転自在に支持されて
おり、その内端には上記駆動軸Ｑ呻に設けた段軸部（財
）と同径同数の段軸部（至）が設けられている。なおこ
の主管支持機構０は主管（１）の長さに応じて、その位
置を変えるものであって、上記駆動側の支持機構Ｑ５と
の間で主管［１）を完全に支持した状態を強固に保持す
るためにハンドル付締付は具（ロ）が設けられている。

加圧機構（至）は、走行台車（至）と、その上部中央に
おいて支持材（イ）を介して垂直に支持された油圧シリ
ンダーと、この油圧シリンダ９Ｑのロッドの出入動作に
よって上下動作する加圧クランパ（転）から戊っている
。ところで上記加圧クランパ（９）は、ロンド端に直結
さねた第１のクランパに）上に嵌め合わせて使用する第
２、第８のクランノ々的（ロ）を備えており、主管（１
）の径に合わせて適宜使用するようになっている。なお
図中（イ）は加圧クランパ（９）の回り止め用軸、（４
Ｑは上記走行台車（７）の緩衝支持機構であり、この緩
衝支持機構に）は、第８図に示すように車輪Ｏ′ｈを支
持する軸受部（財）がばねθ傷により弾性的に支持さね
、軸輪をガイドとして台車本体との間隔を変え得るよう
になっている。したがって加圧クランパ卿を押上けて主
管ｆｌ）の曲りを矯正する場合、その反力によって台車
本体が少量下降してレールＱｌ１９の上面に当接し、上
記反力が車輪１７）　Ｋ作用することが防止されるので
ある。なお第９図及び第１０図は加圧クランパ（９）の
単体構造を示しており、同図において６１１は各クラン
パの位置を確定するためのビンである。

又、鰻は溶接時のアース用カーボンで、駆動側の主管支
持機構ｑ！９の適所に接合し、これからアース線に）が
誘出されている。（ロ）は加圧用油圧ポンプ、曽ハ運転
用ペンダントスイッチ、舗は油圧ホース、６ηはモータ
（イ）を作動させる操作盤である。

この発明は、以上その実施例について説明したような構
造であり、その使用に際してはまず、主管］１）のフラ
ンジ（２）に適合するビン磐又は（転）が使用できるよ
うに段取りし、クレーンにて主管（１）を吊り、その一
端を駆動軸Ｑｌの段軸部ンηに挿嵌し、フランジ（２）
の穴にビンを差し込む。そして予め後退させておいた従
動側の支持機構αηを動かしてその段軸部（７）を主管
（１）の他端に挿嵌し、ハンドル付締付は具（ロ）を操
作して機構αηをレールαＧ゛に対して固定する。次に
モーターを起動して主管［１）に仮付けされている枝管
（８）を下向き姿勢で溶接できる角度に回転させ、溶接
歪を防止するための加圧機構−を適正な位置に移動させ
、ここにおいて油圧シリンダに）を働かせて加圧クラン
パ（財）を押上げ、主管１１）を加圧して逆歪を与えた
状態で溶接を施行する。

そして枝管］３）の半周溶接後再び主管を適正な角度だ
け回転させ、前と同様に加圧クランパ■にて逆歪を与え
た状態で溶接を行なうのである。このようにして溶接が
完了した後でもなおかつ歪が生じている場合、には、主
管（１）の回転動作と加圧クランパ（６）の動作を繰返
しながら歪取りを行なえばよいのであって、歪取り後糸
０により各フランジ（４）のレベルを測定検査する。

なお実施例では接続管の溶接と歪取りを行なう場合につ
いて述べたが、駆動軸、従動軸の段軸部の構造及び加圧
クランパを変えることによって他の加工物を対象とした
装置として活用できることは勿論であり、又斐速機の減
速比を溶接スピードにセットしておけば例えば主管とフ
ランジとの溶接を連続的に行なうことも口■能である。

以上のようにこの発明によれば、主管等を両端から回転
自在に保持し、これを回転駆動する機構と加圧機構を備
えたものであって、溶接と歪取りが作業段取りを取替え
ることなく容易にかつ安全に行なわれる。

【図面の簡単な説明】

第を図は従来の溶接用保持装置の正面図、第２図はその
側Ｉｆｉ図、第８図は従来の歪除去装置の正面図、第４
図はゝその側面図、第５図はこの発明の一実施例を示す
装置全体の平面図、第６図は一部を断面して示した正面
図、第７図は加圧機構の縦断面図、第８図は第７図にお
ける緩衝支持機構部の拡大断ｔｆｊ図、第９図は加圧ク
ランパの正面図、第１０図は同側面図である。 図において、Ｑ４はベッド、０時は駆動側の支持機構、
ｔｔｅはレール、ＣＩηは従動側の支持機構、（ト）は
加圧機構である。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベッドの一端部に載設固定され駆動機構と駆動軸を備え
   た駆動側の支持機構、ベッド上のレールに沿って移動す
   る台車上において従動軸を支持した従動側の支持機構、
   上記面支持機構間にあってレールに沿って移動する台車
   と油圧シリンダ及び加圧クランパを備えた加圧機構から
   なることを特徴とする加工物回転保持加圧装置。