JPS60206355A - 保留機能付電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は保留機能を有する電話機に関するものである。

（従来の技術） 保留機能を有する従来の電話機の構成は、一般に第１図
に示すブロック構成となっている。第１図において、１
は電話回線との接続端子、２はフックスイッチ、３は着
信回路、４はダイヤル回路、５はダイヤルスイッチ、６
は通話回路、７は受話器、８は送話器、９は保留音源回
路、１ｏは通話状態と保留状態とを切替える保留スイッ
チである。

この従来例において、通話状態では送話器８が通話回路
６に接続されて送話を可能とし、保留状態では保留音源
回路９が通話回路６に接続され、送話を不可能にすると
ともに、保留音源回路９の発生する保留音を通話回路６
を通して回線に送出する構成となっている。ダイヤル回
路４はダイヤルスイッチ５により入力されたダイヤル番
号に対応するダイヤル信号（ダイヤルインパルス又は押
しボタンダイヤル信号）を発生し、回線へ送出する回路
ブロックであり、最近ではダイヤル操作した番号情報を
記憶し、再送出可能ないわゆる再ダイヤル機能を有する
ものも多数ある。

第２図はダイヤル回路４の詳細構成を示したものであっ
て、４−１はキー人力インターフェイス回路、４−２は
制御回路、４−３はダイヤル信号出力回路、４−４は記
憶回路、４−５はクロック回路、／ｌ−６は基準クロッ
クを発生する為の振動子である。次にこのダイヤル回路
４の動作を簡Ｊｌｉ　Ｋ説明する。

ダイヤルスイッチ５が押下操作されると、キー人力イン
ターフェイス回路４−１はキーが押下された事を検出し
、押下されたキーに対応する信号を制御回路４−２与え
る。制御回路４−２は押下さＪまたキーに対応する信号
を記憶回路７Ｉ−４へ記憶させる。

ダイヤル信号出力回路４−３は、押下されたキーに対応
するダイヤル信号を発生するとともに回線への送出を行
なう。クロック回路４−５は、振動子４−６により基準
クロックを発生すると共に、この基準クロックを適宜分
周して、他の回路に必要なりロック信号を供給するもの
である。

さて、このように構成された保留機能を有する電話機で
、保留状態において、ダイヤルスイッチ５を操作した場
合、次のような問題が発生する。

■保留状態では通話の相手側へ保留音が送出されている
が、ダイヤル操作を行なった事により、保留音送出が中
断され、ダイヤル信号が送出される為、相手側へ不快感
を与える。

■さらに、再ダイヤル機能を有する電話機では、再ダイ
ヤル用メモリーへ不要なダイヤル情報を書き込むことに
なるため、次に再ダイヤル操作を行なった時、正常なダ
イヤル信号に続いて不要なダイヤル信号が連続して送出
されることになる。従って、正しく相手側へ接続出来な
い場合がある。

（発明の目的） 本発明はこのような保留機能を有する従来の電話機の保
留状態における欠点を解決する為保留状態では、ダイヤ
ル機能を停止する構成とした保留機能付電話機を提供す
るものである。

（発明の構成及び作用） 以下本発明の詳細な説明する。

第３図は本発明の第一の実施例であって、１０ａは通話
状態と保留状態とを切替える保留スイッチ１０の１接点
である。保留状態では、保留スイッチの接点１０ａが動
作し、クロック回路４−５に接続されている振動子４−
６の一端を電源の一端へ接続することに、しりその一端
の電位を固定することになる為、クロック回路７１−５
は動作を停止し、従ってダイヤルスイッチ５を操作して
もダイヤル信号の送出を行なうことは出来ない。

第３図に示した実施例では、保留スイッチ１０の接点１
０ａによりクロック発生１０回路の基準クロック発振動
作を禁１ｊ−シているが、この禁止を行なうためのスイ
ッチ手段は保留音源回路９の雪、源（図示せず）により
スイッチング動作を行なう半導体素子等であってもよい
。

第４図は本発明の第二の実施例であって、１１はダイヤ
ル回路４のキー人力インターフェイス回路４−１の電源
、１０Ｉ）は保留スイッチ１０の１接点、ｖ十、ｖ−は
キー人力インターフェイス回路４−１の電源端子、ＩＴ
Ｉ〜Ｉ−Ｔ３　、　Ｌ　１〜Ｌ４はダイヤルスイッチ５
との接続端子、０１〜０７はキー人力インターフェイス
回路４−１の出力端子、Ｑ１〜Ｑ３はＰＮＰトランジス
タ、Ｑ４〜ＱＩＯはＮＰＮ）ランジスタ、Ｒ１−Ｒ４は
抵抗である。保留スイッチの接点１０ｂは通話状態では
「接」、保留状態では「断」となるように接続さねでい
る。通話状態ではキー人力インターフェイス回路４−１
には電源が印加されており、例えばダイヤルスイッチ５
の「１」のボタンを押下すＪｌば、Ｖ＋端子より〔抵抗
Ｒ１→トランジスタＱ１のエミッタ・ベース→ダイヤル
スイッチ５の「１」のボタンに対応する接点→トランジ
スタＱ４のベース・エミッタ→Ｖ一端子〕のルートでト
ランジスタＱ１及びＱ４にベース電流が流れ、トランジ
スタＱ１のコレクタ電流は抵抗Ｒ２を通してトランジス
タＱ８を導通する為、出力端子ｏ１及び０４にはそれぞ
れ低レベルの出力信号が得られる。保留状態では、保留
スイッチ１ｏの接点］Ｏｂが断となる為キー人力インタ
ーフェイス回路４−１の電源１１が断となり、すべての
ダイヤル操作は不可能となる。

第４図において、キー人力インターフェイス回路４−１
の電源１１を断とする保留スイッチ１ｏの接点１０ｂば
、保留回路９の電源（図示せず）によりスイツチング動
作を行なう半導体素子等であってもよい。

（発明の効果） 以」二説明したように、本発明は保留状態ではダイヤル
回路４の動作を停止１−させる構成としたため、保留状
態に故意又は誤ってダイヤルスイッチ５を操作してもダ
イヤル信号は送出されず、相手側へ不快感を与えること
はなく、又再ダイヤルメモリーに不要なデータが書き込
１れることもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の保留機能付電話機の構造例を示すブロッ
ク図、第２図は第１図のダイヤル回路部の詳細構成例を
示すブロック図、第３図は本発明の第一の実施例の主要
部を示すブロック図、第４図は本発明の第二の実施例の
主要部を示す回路図である。 １・・電話回線との接続端子、２・・・フックスイッチ
、３・・・着信回路、４・・・ダイヤル回路、４−１・
・・キー人力インターフェイス回路、４−２・・・制御
回路、４−３・・ダイヤル信Ｍｕｆｆ力回路、４−４・
・・記憶回路、４−５・・・クロック回路、４−６・・
・揚重１にｒ１　５・・・ダイヤルスイッチ、６・・・
通話回路、　７・・・受話器、　８・・送話滞、９・・
・保留音源回路、　１０・・・保留スイッチ、］Ｏａ　
、　１０ｂ・・・保留スイッチの接Ａ’ｊｚ　ＩＩ・・
キー人力インターフェイス回路の■”１、源、■−１−
２■−・・・キー人力インターフェイス回路４−１の’
Ａ１．ｇｌ端子、Ｈｌ　、Ｒ２、Ｒ３、Ｌｌ　、Ｌ２　
、Ｌ３　、Ｌ４　・ダイヤルスイッチ５との接続端子、
０１，０２．Ｏ：）、０４，０５，０６゜０７・・・キ
ー人力インターフェイス回路の出力端子、　Ｑｌ、Ｑ２
．Ｑ：３・・・ＰＮＰ　ｌ・ランジスタ、Ｑ４　＋Ｑ５
．Ｑ（５、Ｑ７．Ｑｓ　、Ｑ９・・・ＮＩ）Ｎｌ・ラン
ジスク、Ｒ１、ｌ、Ｒ３、Ｒ４・・抵抗。 特許出願人　岩崎通信機株式会社 ［１本電信Ｔｈ−話公社 東京芝浦′ｄ」−気株式会ネ１ 代理人　火爆　学 白　水　常　Ｊイ１ 第２団

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通話機能を有する通話回路と、ダイヤル信号を送出する
   ダイヤル回路と、保留音源回路と、通話状態と保留状態
   とを切替える切替え手段とを有し、保留状態のとき少な
   くとも前記通話回路の一部機能を使用して保留音の送出
   を行なう電話機において、保留状態のときダイヤル回路
   の動作を停止させるスイッチ手段を備えたことを特徴と
   する保留機能付電話機。