JPS6020508B2 - 捺染法 - Google Patents

捺染法

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JPS6020508B2
JPS6020508B2 JP51105627A JP10562776A JPS6020508B2 JP S6020508 B2 JPS6020508 B2 JP S6020508B2 JP 51105627 A JP51105627 A JP 51105627A JP 10562776 A JP10562776 A JP 10562776A JP S6020508 B2 JPS6020508 B2 JP S6020508B2
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JP
Japan
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dyed
cloth
fabric
ink
printing method
Prior art date
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JP51105627A
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English (en)
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JPS5331882A (en
Inventor
政彦 小野
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は天然繊維、合成繊維等の捺染法に関するもので
、従来の乾式転写捺染法、直接捺染法とは全く異なる新
規な捺染法に関するものである。
すなわち、従釆天然繊維、合成繊維等を捺染する方法と
して大別すると、紙、フィルム等の支持体上に、昇華性
、熔融移行性等の加熱移行型の染料を含有するインキに
より印刷してなる転写シートを、被染色布である布に密
着し、加熱加圧処理によりインキ中の染料のみを被染色
布に転移固着させる乾式転写捺染法と、被染色布である
布に染料を含有する捺染用インキでもつて直接印刷し、
次いでスチーミング、乾熱処理(サーモゾール)等の発
色固着処理を施した後、ソーピング乾燥仕上げる直接捺
染法とが知られている。本発明はこれら従来法とは全く
異なる捺染法で、被染色布を予め紙、フィルム等のシー
トに仮接着させ、次いで昇華性、熔融移行性、等の加熱
移行型の染料を含有するインキにより、直接染色布面を
印刷し、次いで乾熱転写機にて乾燥処理を施す事を特徴
とするのである。以下本発明を詳細に説明すると、天然
繊維、合成繊維、等の被染色布に接着剤を介して、乾式
加熱条件(200℃前後)に耐えられる支持体、例えば
クラフト紙、アルミ箔等に懐着する。
ここで接着剤としては、後工程の分離工程を容易する為
に、比較的容易に水又は有機溶剤に溶けるものが好まし
く、具体的には水活性型接着剤としてアラビアゴム、ア
ルギン酸ソーダ一、デキストリン等の単独又は混合物が
ある。次に昇華性、熔融移行性等の加熱移行型の染料を
含有するインキにより直接被染色布面を印刷する。イン
キとしてはローカスビーンガム、アルギン酸ソーダ一、
水性アクリル等の水性ピヒクルを用い、染料としては分
散染料を主とするサーモゾール適性染料、乾式転写捺染
適性染料が適し、一部の塩基性染料も使用することがで
きる。次に支持体と一体となっている被染色布をそのま
ま乾熱転写機で、インキ面にそのインキが他に汚染しな
いことを目的としたカバーペーパーを被し20000前
後、20〜4硯砂間乾熱処理し、発色固着を完了させる
この時カバーペーパーの代わりにポリエステル、ナイロ
ン、アクリル等の合成繊維を用いる事により、従来の乾
式転写捺染と同様該合成繊維上にも、被染色布上に形成
されたインキ像とは逆像の転写捺染像が形成される。当
然の事ながら、この際被染色布も染色されるため輪熱処
理により、鏡隊関係にある2枚の捺染布を同時に得るこ
とができる。次に一体となっている被染色布と支持体と
を、その間に介在する接着剤の真溶剤に浸すことにより
、接着剤を溶解させ、被染色布と支持体を分離し(分離
工程)、次いで被染色布を洗浄処理することにより、イ
ンキ中のべヒクルや発色固着に寄与しなかった、もはや
不要となった染料等を洗い落し(洗浄工程)、更に水洗
処理、乾燥処理を施して、本発明の捺染法は完了する。
本発明を図面により更に詳しく一実施例に従って説明す
ると、未晒クラフト40夕/あの片面に水活性型接着剤
(アラビアゴム)をストライプ状にグラビア方式にてパ
ターンコート(塗布)し、乾燥後巻取り、支持体紙を得
る。
次に、第1図に示す如く、通常のグラビ印刷機の巻出し
ロール1に前記支持体紙2をセットし、新たに付けた装
置として被染色布巻出しロール3、水湿しロール4にそ
れぞれ被染色布5、及び水6をセットする。水湿しロー
ル4により水滞れ活性化された支持体紙2へ被染色布5
が加熱ロール7によって100℃以上に加熱されたシー
ズニングロールのゴムロール7′との間で貼り合わされ
一体化となし、次いで印刷ユニット8でグラビア印刷す
る。この場合各ユニット間の乾燥装置9は特に重要でな
く、weton肥tの印刷も可能である。次に支持体紙
2と一体化された被染色布5は最終乾燥装置10で乾燥
され巻取られ、次の発色固着工程へと進む。この印刷工
程での特徴は、被染色布5を前もって別機にて貼り合わ
して置くことも勿論であるが、多色印刷の場合の型合せ
は通常稀』出してから安定する迄に相当量の刷り込みが
必要となり、高価な素材を型合せ段階で消化することは
問題であり、リードべ−パー導布を用いることが行われ
る。しかしリードペーパーの考え方は型合せに要するメ
ーター数を予め計算し設定するものであり、時には予測
に反し、型合せに長時間を要することがあり、貴重な本
素材を刷り込んでしまう場合がある。そこで前記した如
く本実施例では支持体紙2のみで刷込み型合せを行い、
完全に型が合った時点で、水湿しロール4のインプレツ
ションロール11を落し、水付けを行うと同時に被染色
布5の供酪溝を行うものである。この場合布の厚みだけ
厚くなるため型合せ調整は若干行う必要があるが、非常
に少ない微調整で完全にカバー出来た。この様にして得
られた支持体紙2に貼り合わされた被染色布5は次いで
発色固着工程へと導かれるが、発色固着処理は、従来の
乾熱転写機を用いて行われる。
第2図は聡熱転写機の代表的な機種の1つであるサーモ
プリンター(井上金属工業K.K.社製)を用いて発色
固着させる方法で、支持体紙2に貼り合わされた被染色
布5は、インキ面をヒーターロ−ル12面の向きにして
供給する。インキ及び染料によるヒーターロール12の
汚染を防ぐ意味でカバーペーパー13を供給する。被染
色布5はエンドレスベルト14とヒーターロール12の
間に支持体紙2及びカバーペーパー13に狭み込まれ2
00℃前後の温度で20〜40秒間処理され、発色固着
が完了する。第3図はサクションを応用した乾熱転写機
として有名なバキュマツト(カネギィサー社製)を用い
ての発色固着である。
支持体紙2に貼り合わされた被染色布5は表面が無数に
穴の開いた内部減圧のシリダー15に、支持体紙2をシ
リンダー15表面と密着する方向で通し、そのシリンダ
ー15の外側に遠赤外ヒーターを具備した加熱反射板1
6で加熱し、インキ面からの加熱により、発色固着が完
了する。
この場合サクションは支持体紙2を均一にシリンダーへ
密着セットするものである。またこの発色固着方式は第
2図のサーモプリンターを用いた方式と較べ、風合が良
好に仕上がった。
その理由としてはエンドレスベルト14による加圧が風
合的に硬化の方向に来るものと考えられる。次に洗浄工
程であるが、使用インキが水性ビヒクルを使用している
ためアニオン、ノニオンの界面活性剤やソーダ灰等を添
加した一般的、水ソーピンク液にて簡単に洗浄がなされ
る。
洗浄に先だち、支持体紙2と被染色布5との分離工程も
、水を湿してやることで、水滴性接着剤が活性化(溶解
)し、簡単に分離することができた。最後に水洗、幅出
し乾燥を行い、鮮明な型ずれのない、調子のある多色の
捺染布を得た。
本発明は以上の如く、乾式転写捺染法と直接榛梁法との
中間的な構成のため、従釆両方の捺染システムを導入す
る際両装置が必要であった所、本発明により、両者を兼
ねる事が可能となる。
更にカバーペーパーとしてポリエステル、ナイロン、ア
クリル等の合成繊維を用いる事により、鐘像関係にある
2枚の捺染布を同時に奴られる等、実用上の効果は極め
て絶大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の−実施例を示すもので第1図は、支持体
と被染色布の接着、及び被染色布の印刷工程を示す説明
図、第2図、第3図は発色固着工程を示す説明図をそれ
ぞれ示す。 1・・・・・・巻出しロール、2・・・・・・支持体紙
、3・・・・・・被染色布巻出しロール、4・・・…水
湿しロ−ル、5……被染色布、6……水、7・・・・・
・加熱ロール、7′……ゴムロール、8……印刷ユニッ
ト、9…・・・乾燥装置、10・・・・・・最終乾燥装
置、11・・・・・・インプレツシヨンロール、12…
…ヒーターロール、13……カバーペーパー、14……
エンドレスベルト、15・・・・・・シリンダー、16
・・・・・・加熱反0射板。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予め接着剤を介して被染色布と支持体とを接着し、
    加熱移行型の染料を含有するインキにより前記被染色布
    面に印刷し、乾熱転写機により乾熱処理して前記染料を
    被染色布に発色固着せしめ、次いで支持体と被染色布と
    を分離し、更に被染色布よりインキ中のベヒクル、及び
    不要染料等を洗浄除去した後、水洗処理、乾燥処理を施
    す事を特徴とする捺染法。 2 被染色布のインキ面にカバーペーパーを被して乾熱
    転写機により、乾熱処理する特許請求の範囲第1項記載
    の捺染法。 3 カバーペーパーに代えてポリエステル、ナイロン、
    アクリル等の合成繊維を用いる特許請求の範囲第2項記
    載の捺染法。
JP51105627A 1976-09-03 1976-09-03 捺染法 Expired JPS6020508B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51105627A JPS6020508B2 (ja) 1976-09-03 1976-09-03 捺染法

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JP51105627A JPS6020508B2 (ja) 1976-09-03 1976-09-03 捺染法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5331882A JPS5331882A (en) 1978-03-25
JPS6020508B2 true JPS6020508B2 (ja) 1985-05-22

Family

ID=14412710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51105627A Expired JPS6020508B2 (ja) 1976-09-03 1976-09-03 捺染法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49122482A (ja) * 1973-03-27 1974-11-22
JPS61204375A (ja) * 1985-03-07 1986-09-10 Daijietsuto Kogyo Kk 被覆硬質合金

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5331882A (en) 1978-03-25

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