JPS60203139A - 食品用w/o/w型複合エマルジヨンの製造法 - Google Patents
食品用w/o/w型複合エマルジヨンの製造法Info
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- JPS60203139A JPS60203139A JP59057357A JP5735784A JPS60203139A JP S60203139 A JPS60203139 A JP S60203139A JP 59057357 A JP59057357 A JP 59057357A JP 5735784 A JP5735784 A JP 5735784A JP S60203139 A JPS60203139 A JP S60203139A
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- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
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- Dairy Products (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Grain Derivatives (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、きわめて微細で、かつ、安定性に秀れたW1
0/W型複合エマルジョンの製造法に関するものである
。
0/W型複合エマルジョンの製造法に関するものである
。
本発明は、マヨネーズ、ドレッシング、ディップ、ホイ
ップ用クリーム、コーヒークリーム、アイスクリーム飲
料などの食品にきわめて好適なW10/W型複合エマル
ジョンを提供するものである。また、本発明は濃厚な食
品又は、低脂肪であるが、濃厚感を有する。低カロリー
のこれら食品の製造を目的としている。
ップ用クリーム、コーヒークリーム、アイスクリーム飲
料などの食品にきわめて好適なW10/W型複合エマル
ジョンを提供するものである。また、本発明は濃厚な食
品又は、低脂肪であるが、濃厚感を有する。低カロリー
のこれら食品の製造を目的としている。
一般に、W10/W型複合エマルジョンはきめ細かく皮
フ等への接触感がきわめてなめらかなこと、脂肪球の内
部に水溶性物質を封入できること、みかけの脂肪率を高
められることから、化粧品、医薬品、飲食品等に多くの
用途が期待さJしているものである。
フ等への接触感がきわめてなめらかなこと、脂肪球の内
部に水溶性物質を封入できること、みかけの脂肪率を高
められることから、化粧品、医薬品、飲食品等に多くの
用途が期待さJしているものである。
従来、W10/W型複合エマルジョンの調製には、最初
の一次乳化において、ソルビタンモノオレエ−1・等の
スパン系乳化剤を対油20%以上用いて乳化し、次いで
二次乳化することが行なわれていた。
の一次乳化において、ソルビタンモノオレエ−1・等の
スパン系乳化剤を対油20%以上用いて乳化し、次いで
二次乳化することが行なわれていた。
しかしながら、対油20%以上もの乳化剤を使用しても
、最終的に殺菌等のために加熱すると複合乳化が破壊さ
れてしまったり、乳化率が低下するなどの大きな欠点が
みられたのである。
、最終的に殺菌等のために加熱すると複合乳化が破壊さ
れてしまったり、乳化率が低下するなどの大きな欠点が
みられたのである。
本発明においては、W10/W型複合エマルジョンを製
造するにおいて、乳化剤としてポリグリセリン縮合リシ
ルイン酸エステルを使用することによって、すぐれたW
10/W型複合エマルジョンを得ることに成功したので
ある。
造するにおいて、乳化剤としてポリグリセリン縮合リシ
ルイン酸エステルを使用することによって、すぐれたW
10/W型複合エマルジョンを得ることに成功したので
ある。
本発明においてポリグリセリン縮合リシルイン酸エステ
ルを使用することによって乳化剤の量が少なくてすみ、
得られるW10/W型複合エマルジョンは熱に対して非
常に安定であり、凍結耐性を有し、長期保存にも安定で
ある。その内水相の水滴はきわめて微小で、生成率が高
く、かつ生成後の物理的処理にも安定であるところから
、内水相には各種有効成分等を各量含有させることが可
能となる。
ルを使用することによって乳化剤の量が少なくてすみ、
得られるW10/W型複合エマルジョンは熱に対して非
常に安定であり、凍結耐性を有し、長期保存にも安定で
ある。その内水相の水滴はきわめて微小で、生成率が高
く、かつ生成後の物理的処理にも安定であるところから
、内水相には各種有効成分等を各量含有させることが可
能となる。
本発明で使用するポリグリセリン縮合リシルイン酸エス
テルは次式(1)で示される。
テルは次式(1)で示される。
ここでn = 2−12、R,、R2,R3は水素又は
次式(11)の縮合リシルイン酸を示す。
次式(11)の縮合リシルイン酸を示す。
1
1−1−[0−C1(−CI−12−CH=CH−(C
,H2)7−C−]m−OH(■)ここでm=2〜lO
を示す。
,H2)7−C−]m−OH(■)ここでm=2〜lO
を示す。
本発明ではここに一般式で示されるポリグリセリン縮合
リシルイン酸エステルから適宜選択した1種又は2種以
上の混合物が使用される。
リシルイン酸エステルから適宜選択した1種又は2種以
上の混合物が使用される。
ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステル(あと本乳化
剤ということがある)の添加は、内水相又は内水相と油
相又は内水相と外水相に添加されるが、特に溶解させる
必要はなく、溶解していなければ懸濁状で乳化をはじめ
てもよい。添加量は使用する油量に対して0.1〜20
%、好ましくは1〜15%、より好ましくは1〜10%
程度である。また、必要によっては、その他の乳化剤が
適宜添加される。その他の乳化剤としてはいかなる乳化
剤でもよいが、レシチン及び/又はグリセリンのジ脂肪
酸エステルなどがよい。
剤ということがある)の添加は、内水相又は内水相と油
相又は内水相と外水相に添加されるが、特に溶解させる
必要はなく、溶解していなければ懸濁状で乳化をはじめ
てもよい。添加量は使用する油量に対して0.1〜20
%、好ましくは1〜15%、より好ましくは1〜10%
程度である。また、必要によっては、その他の乳化剤が
適宜添加される。その他の乳化剤としてはいかなる乳化
剤でもよいが、レシチン及び/又はグリセリンのジ脂肪
酸エステルなどがよい。
油脂としてはいか&るものでもよいが、硬化油を用いる
場合は、加温して溶融して使用される。
場合は、加温して溶融して使用される。
この場合、必要によっては、レシチン及び/又はグリセ
リンのジ脂肪酸エステルを乳化剤の0.5〜30%程度
添加しておくとよい。
リンのジ脂肪酸エステルを乳化剤の0.5〜30%程度
添加しておくとよい。
別に、水又は水相を用意するが、水相にはタンパク質、
デンプン類、ガム類、りん酸及びその塩、有機酸及びそ
の塩、着色料、呈味料などの各種添加物、添加料等を混
合しておいてもよく、また加温しておいてもよい。
デンプン類、ガム類、りん酸及びその塩、有機酸及びそ
の塩、着色料、呈味料などの各種添加物、添加料等を混
合しておいてもよく、また加温しておいてもよい。
本発明におけるW/’O/W型複合エマルジョンを製造
する1つの方法は、両相もしくは各別に本乳化剤を添加
し、油相に水相を逐次添加混合し。
する1つの方法は、両相もしくは各別に本乳化剤を添加
し、油相に水相を逐次添加混合し。
得られたW2O型のエマルジョンを転相させ一気にW1
0/W型複合エマルジョンを製造する方法である。
0/W型複合エマルジョンを製造する方法である。
本発明における別の方法として、まずW10型エマルジ
竺ンを製造する方法があり、これに(よ2つの方法があ
る。第1は、両軸もしくは水相に本乳化剤を添加し、油
相に水相を逐次添加混合して。
竺ンを製造する方法があり、これに(よ2つの方法があ
る。第1は、両軸もしくは水相に本乳化剤を添加し、油
相に水相を逐次添加混合して。
直接W2O型のエマルジョンとする方法であり、第2は
、両相もしくは水相に本乳化剤を添加し、水相に油相を
逐次添加混合して、まずO/W型のエマルジョンとし、
これをよく攪拌して転相を起させて、W2O型のエマル
シコンとする方法である。本発明では上述のいずれの方
法によっても微細水滴を有するW10型エマルジョンを
得ることができるが、転相による第2の方法が、微細で
均一な水滴が得られるので、より好ましいものである。
、両相もしくは水相に本乳化剤を添加し、水相に油相を
逐次添加混合して、まずO/W型のエマルジョンとし、
これをよく攪拌して転相を起させて、W2O型のエマル
シコンとする方法である。本発明では上述のいずれの方
法によっても微細水滴を有するW10型エマルジョンを
得ることができるが、転相による第2の方法が、微細で
均一な水滴が得られるので、より好ましいものである。
転相による第2の方法を説明すれば、水又は水相に油脂
が逐次添加混合される。
が逐次添加混合される。
微細な乳化物を得るために一度に多量混合しない方がよ
い。また、油脂と水の量は目的に応じて適宜の量でよい
が、次に転相させるために油脂:水=3:1〜1:3程
度がよい。
い。また、油脂と水の量は目的に応じて適宜の量でよい
が、次に転相させるために油脂:水=3:1〜1:3程
度がよい。
ここで、得られたO/W型エマルジョンは、ホモミキサ
ーによって十分攪拌することによってWZO型に転相さ
せられる。この転相によってきわめて微細でなめらかな
乳化物を得ることができる。
ーによって十分攪拌することによってWZO型に転相さ
せられる。この転相によってきわめて微細でなめらかな
乳化物を得ることができる。
また、油中の水相に各種添加°物を封じ込むことができ
るものである。この際の攪拌は、ホモミキサーで例えば
3000〜8000rpi程度の強力すものが好ましい
。また、ホモジナイザー等の乳化機、ボテター等の攪拌
装置でもよい。また、このW10型エマルジョンは後の
乳化を良くするために50〜80℃に加温しておくとよ
い。
るものである。この際の攪拌は、ホモミキサーで例えば
3000〜8000rpi程度の強力すものが好ましい
。また、ホモジナイザー等の乳化機、ボテター等の攪拌
装置でもよい。また、このW10型エマルジョンは後の
乳化を良くするために50〜80℃に加温しておくとよ
い。
また、本発明の水相は次のように調製される。
水に、カゼイン、ナトリウムカゼイネ−1へ、大豆タン
パク、ゼラチン、小麦タンパク、血漿タンパク、乳清タ
ンパク、卵白などのタンパク質、卵黄、澱粉、加工澱粉
、デキストリン、サイクロデキストリン、澱粉誘導体、
ローカストビンガム、キサンタンガム、プルラン、デキ
ストラン、カードラン、グアーガム、タマリンドガム、
寒天、カラギーナン、ファセレラン、アルギン酸及びそ
の塩、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ペク
チン、アラビノガラクタン、結晶セルロース、CMC、
メチルセルロース、アラビアガム、トラガン1へガム、
カラヤガム、ポリアクリル酸ナトリウムなどの各種粘質
物その他オルソリン酸、ピロリン酸、ポリリン酸又はこ
れらの塩、食塩、食酢、有機酸、及びその塩、乳化剤又
はこれらの混合物などが添加される。ここにおける乳化
剤としては、親水性の乳化剤であればいかなるものでも
よいが、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、プルロニック系活性剤、テ1
〜ロニツク系活性剤などがある。その他、目的に応じて
、着色料、呈味料等が添加される。この水相は乳化が良
好に行なわ]しるように、50〜80℃程度に加温され
ているのがよい。添加の順序はいずれでもよいが、操作
の都合−1−1攪拌機に、まず、W10型エマルジョン
を入れ、次に乳化剤を添加した水和を入れる。ここにお
ける攪拌機としては、底部近くに1n拌翼のついたもの
、吸い込み型で全体に攪拌翼のあるもの、吸い込み混合
だけの攪拌機など、上部にあるW10型エマルジョンに
直接攪拌翼の衝撃が与えられないものであればいずれの
攪拌機でもよい。
パク、ゼラチン、小麦タンパク、血漿タンパク、乳清タ
ンパク、卵白などのタンパク質、卵黄、澱粉、加工澱粉
、デキストリン、サイクロデキストリン、澱粉誘導体、
ローカストビンガム、キサンタンガム、プルラン、デキ
ストラン、カードラン、グアーガム、タマリンドガム、
寒天、カラギーナン、ファセレラン、アルギン酸及びそ
の塩、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ペク
チン、アラビノガラクタン、結晶セルロース、CMC、
メチルセルロース、アラビアガム、トラガン1へガム、
カラヤガム、ポリアクリル酸ナトリウムなどの各種粘質
物その他オルソリン酸、ピロリン酸、ポリリン酸又はこ
れらの塩、食塩、食酢、有機酸、及びその塩、乳化剤又
はこれらの混合物などが添加される。ここにおける乳化
剤としては、親水性の乳化剤であればいかなるものでも
よいが、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、プルロニック系活性剤、テ1
〜ロニツク系活性剤などがある。その他、目的に応じて
、着色料、呈味料等が添加される。この水相は乳化が良
好に行なわ]しるように、50〜80℃程度に加温され
ているのがよい。添加の順序はいずれでもよいが、操作
の都合−1−1攪拌機に、まず、W10型エマルジョン
を入れ、次に乳化剤を添加した水和を入れる。ここにお
ける攪拌機としては、底部近くに1n拌翼のついたもの
、吸い込み型で全体に攪拌翼のあるもの、吸い込み混合
だけの攪拌機など、上部にあるW10型エマルジョンに
直接攪拌翼の衝撃が与えられないものであればいずれの
攪拌機でもよい。
この水相と上記W10型エマルジョンを混合し、攪拌機
で例えば25Orpm5分攪拌混合し、次いでホモジナ
イザー処理する。ここに得られるのはW10/W型エマ
ルジョンで、きわめて微細な乳化物である。
で例えば25Orpm5分攪拌混合し、次いでホモジナ
イザー処理する。ここに得られるのはW10/W型エマ
ルジョンで、きわめて微細な乳化物である。
このように、本発明においては、きわめて微細な水滴を
有し、かつ安定したW10/W型エマルジョンを得るこ
とができるので、これを利用して濃厚感を有するマヨネ
ーズ、トレッシング、ディップ、ホイップ用クリーム、
コーヒークリーム、アイスクリーム、飲料等を製造する
ことができるものである。
有し、かつ安定したW10/W型エマルジョンを得るこ
とができるので、これを利用して濃厚感を有するマヨネ
ーズ、トレッシング、ディップ、ホイップ用クリーム、
コーヒークリーム、アイスクリーム、飲料等を製造する
ことができるものである。
次に本発明の実験例及び実施例を示すが、ここで用いた
ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステルは、グリセリ
ンの重合度3〜4、ワシルイン酸の縮合度4〜5を有す
るエステルの混合物である。
ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステルは、グリセリ
ンの重合度3〜4、ワシルイン酸の縮合度4〜5を有す
るエステルの混合物である。
試験例1
50℃の水200gと大豆硬化油300gの両方に乳化
剤としてポリグリセリン縮合リシルイン酸エステル(半
量づつ)又はソルビタンモノオレー1・(スパン80)
を対油0.5〜10%(変量)添加し、混合した。
剤としてポリグリセリン縮合リシルイン酸エステル(半
量づつ)又はソルビタンモノオレー1・(スパン80)
を対油0.5〜10%(変量)添加し、混合した。
水に大豆硬化油を逐次添加し、O/W型エマルジミンを
得、これをホモミキサーで600Orpmで攪拌し、転
相させ、W10型エマルジョンを得た。
得、これをホモミキサーで600Orpmで攪拌し、転
相させ、W10型エマルジョンを得た。
次いで、ナ1−リウムカゼイネート1%、ソルビタンモ
ノステアレート2%添加した水500gを70℃にし、
これに70℃にした前記W10型エマルジョンを添加し
た後、底部に攪拌翼のついた攪拌機で250rpmで5
分攪拌し、更にホモゲナイザーで100kg/cJで処
理し、5℃に冷却した。
ノステアレート2%添加した水500gを70℃にし、
これに70℃にした前記W10型エマルジョンを添加し
た後、底部に攪拌翼のついた攪拌機で250rpmで5
分攪拌し、更にホモゲナイザーで100kg/cJで処
理し、5℃に冷却した。
得られた各W10/W型エマルジョンについて、W10
/W型生成率をみた。その結果は第1図に示される。こ
こでAはポリグリセリン縮合リジルイン酸を用いた場合
、Bはスパン80を用いた場合を示している。
/W型生成率をみた。その結果は第1図に示される。こ
こでAはポリグリセリン縮合リジルイン酸を用いた場合
、Bはスパン80を用いた場合を示している。
第1図から明らかなように、W10/W型エマルジョン
を得るのに、ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステル
が著じるしくすぐれているのが分る。
を得るのに、ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステル
が著じるしくすぐれているのが分る。
なお、W10/W型の生成率の測定は油化学並(10)
655(1977)に記載されている松本らの方法に
従った。
655(1977)に記載されている松本らの方法に
従った。
試験例2
試験例1の方法と同様に、ただし下記の点のみ変更し、
W10/W型エマルジョンを製造し、それぞれの平均水
滴径、W10/W型の生成率をみた。
W10/W型エマルジョンを製造し、それぞれの平均水
滴径、W10/W型の生成率をみた。
A:ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステルを対油1
.0%用い、後は試験例1の方法と同様にした。
.0%用い、後は試験例1の方法と同様にした。
B:ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステルを対油1
.0%用いたが、油相に水相を添加して一次の乳化を行
い、後は越験例1の方法と同様にした。
.0%用いたが、油相に水相を添加して一次の乳化を行
い、後は越験例1の方法と同様にした。
C:乳化剤としてポリグリセリン縮合リシルイン酸エス
テルの代りにソルビタンモノステアレー1〜とソルビタ
ンモノオレートの1=1混合物を刺油1,0%用いた。
テルの代りにソルビタンモノステアレー1〜とソルビタ
ンモノオレートの1=1混合物を刺油1,0%用いた。
1) : Cと同じ混合物を対油10.0%用いた。
その結果は次の表1に示される。
表1
試験例3
試験例1の方法と同様の処理において、ポリグリセリン
縮合リシルイン酸エステルを他の各種乳化剤にかえ、同
じくすべて対油1%の添加で、それぞれW10/W型エ
マルジョンを製造し、そJしぞノシの平均水滴径、W/
○/W型の生成率、5℃で1ケ月保存後及び120℃で
30分加熱後のW10/W型の生成率をみた。その結果
は、次の表2に示される。
縮合リシルイン酸エステルを他の各種乳化剤にかえ、同
じくすべて対油1%の添加で、それぞれW10/W型エ
マルジョンを製造し、そJしぞノシの平均水滴径、W/
○/W型の生成率、5℃で1ケ月保存後及び120℃で
30分加熱後のW10/W型の生成率をみた。その結果
は、次の表2に示される。
なお、W10/W型の生成率の測定は試験例1の方法に
よった。
よった。
実施例1
大豆硬化油2970gを60℃に加温した。
一方、水2000gを60℃に加温し、ポリグリセリン
縮合リシルイン酸エステル30gを添加し、これをホモ
ミキサーで500Orpmで5分攪拌し、上記大豆硬化
油混合物に添加し、ホモミキサーで800Orpmで5
分攪拌し、W10型エマルジョン5000gを得た。
縮合リシルイン酸エステル30gを添加し、これをホモ
ミキサーで500Orpmで5分攪拌し、上記大豆硬化
油混合物に添加し、ホモミキサーで800Orpmで5
分攪拌し、W10型エマルジョン5000gを得た。
別に、水4850g、ソルビタンモノステアレート10
0g、ナトリウムカゼイネート50gを混合し、70℃
に加温し、これと上記W10型エマルジョンの70℃加
温物とを、底部に攪拌翼のついた攪拌機に入れた後、2
5Orpmで5分間攪拌し、更にホモゲナイザーで10
0kg/cJで処理し、140℃4秒間加熱した後、こ
れを5℃に冷却し、W10/W型エマルジョンを得た。
0g、ナトリウムカゼイネート50gを混合し、70℃
に加温し、これと上記W10型エマルジョンの70℃加
温物とを、底部に攪拌翼のついた攪拌機に入れた後、2
5Orpmで5分間攪拌し、更にホモゲナイザーで10
0kg/cJで処理し、140℃4秒間加熱した後、こ
れを5℃に冷却し、W10/W型エマルジョンを得た。
得られたW10/W型エマルジョンは、ホイップ用クリ
ームとして好適であった。これを常温で保存しても、き
わめて長期間安定していた。
ームとして好適であった。これを常温で保存しても、き
わめて長期間安定していた。
実施例2
大豆硬化油2850gを60℃に加温し、グリセリンモ
ノオレート150gを添加、混合した。
ノオレート150gを添加、混合した。
一方、水2000gを60℃に加温し、こノしを一■−
記大豆硬化油混合物に添加し、ホモミキサーで8000
rpmで5分攪拌し、W10型エマルジョン5000g
を得た。
記大豆硬化油混合物に添加し、ホモミキサーで8000
rpmで5分攪拌し、W10型エマルジョン5000g
を得た。
別に、水4820gにポリグリセリン縮合リシルイン酸
エステル3(jgを添加し、ホモミキサーで500Or
pmで5分攪拌し、更にソルビタンモノステアレーh
100 g及びナトリウムカゼイネート50gを添加し
、70℃に加温し、これとL記W10型エマルジョンの
70℃加温物とを底部に攪拌翼のついた攪拌機に入オし
た後25Orpmで5分間攪拌し、100℃20分間加
熱した後、更にポモゲナイザーで100 kg/cj
で処理し、これを5℃に冷却し、W10/W型エマルジ
ョンを得た。
エステル3(jgを添加し、ホモミキサーで500Or
pmで5分攪拌し、更にソルビタンモノステアレーh
100 g及びナトリウムカゼイネート50gを添加し
、70℃に加温し、これとL記W10型エマルジョンの
70℃加温物とを底部に攪拌翼のついた攪拌機に入オし
た後25Orpmで5分間攪拌し、100℃20分間加
熱した後、更にポモゲナイザーで100 kg/cj
で処理し、これを5℃に冷却し、W10/W型エマルジ
ョンを得た。
得られたW10/W型エマルジョンは、ホイップ用クリ
ームとして好適であった。
ームとして好適であった。
実施例3
大豆硬化油2850gを60℃に加温した。
一方、60℃の水6820gにポリグリセリン縮合リシ
ルイン酸エステル30gを添加し、ホモミキサーで50
00rpn+で5分攪拌し、更にソルビタンモノステア
レート100g及びナトリウムカゼイネート50gを添
加し、これを」二記大豆硬化油に、ホモミキサーで25
0Orpmで攪拌しながら、添加し、途中で転相させつ
つ、攪拌を続け、W10/W型エマルジョンを得た。
ルイン酸エステル30gを添加し、ホモミキサーで50
00rpn+で5分攪拌し、更にソルビタンモノステア
レート100g及びナトリウムカゼイネート50gを添
加し、これを」二記大豆硬化油に、ホモミキサーで25
0Orpmで攪拌しながら、添加し、途中で転相させつ
つ、攪拌を続け、W10/W型エマルジョンを得た。
これをホモゲナイザーで100kg/cnT処理し、1
40℃2秒間加熱した後、5℃に冷却し、ホイップ用ク
リームとして好適なW10/W型エマルジョンを得た。
40℃2秒間加熱した後、5℃に冷却し、ホイップ用ク
リームとして好適なW10/W型エマルジョンを得た。
第1図は、試験例1で各乳化剤を濃度をかえて、W10
/W型油脂組成物の生成率を示す図である。 代理人 弁理士 戸 1)親 男 州 ゼ 冊 手続補正書 昭和59年 8月20日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第57357号 2、発明の名称 食品用W10/W型複合エマルジョンの製造法3、補正
をする者 代表基 島 村 端 三 4、代 理 人 住 所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目19番14号
5、補正により増加する発明の数 なし6、補正の対象 7、補正の内容 (1)明細書5頁7行目の構造式を次の通り補正する。
/W型油脂組成物の生成率を示す図である。 代理人 弁理士 戸 1)親 男 州 ゼ 冊 手続補正書 昭和59年 8月20日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第57357号 2、発明の名称 食品用W10/W型複合エマルジョンの製造法3、補正
をする者 代表基 島 村 端 三 4、代 理 人 住 所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目19番14号
5、補正により増加する発明の数 なし6、補正の対象 7、補正の内容 (1)明細書5頁7行目の構造式を次の通り補正する。
Claims (5)
- (1)W10/W型複合エマルジョンを製造するにおい
て、ポリグリセリン縮合リシルイン酸エステルを内水相
又は内水相と油相又は内水相と外水相に添加して、使用
することを特徴とする食品用W10/W型複合エマルジ
ョンの製造法。 - (2)W10/W型複合エマルシコンの製造が。 水又は内水相に油相を添加混合し、O/W型エマルジョ
ンを形成させ、攪拌することによって転相させて得られ
たW10型エマルジョンを水相に添加して行なわれるこ
−とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 - (3)W10/W型複合エマルジョンの製造が、水又は
内水相を油相に添加、攪拌し、得られたWZO型エマル
ジョンを外水相に添加して行なわ4しることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の製造法。 - (4)油相に水又は水相を添加混合し、W10型エマル
ジョンを転相させることによりW10/W型複合エマル
ジョンを製造することを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の製造法。 - (5)内水相及び外水相が、水にカゼイン、ナl−リウ
ムカゼイネート、ゼラチン、小麦タンパク、大豆タンパ
ク、血漿タンパク、乳清タンパク、卵白、卵黄、澱粉、
加工澱粉、デキストリン、サイクロデキストリン、澱粉
誘導体、ローカストビンガム、キサンタンガム、プルラ
ン、デキストリン、カードラン、グアーガム、タマリン
ドガム、寒天、カラギーナン、ファーセレラン、アルギ
ン酸及びその塩、アルギン酸プロピレングリコールエス
テル、ペクチン、アラビノガラクタン、結晶セルロース
、CMC,メチルセルロース、アラビアガム、トラガン
トガム、カラヤガム、ポリアクリル酸ナトリウム、ピロ
リン酸、ポリリン酸、これらの塩、食塩、砂糖、有機酸
及びその塩、乳化剤、着色料、呈味料の一種もしくは二
種以上が添加されたものであることを特徴とする特許請
求の範囲第1〜4項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59057357A JPS60203139A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 食品用w/o/w型複合エマルジヨンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP59057357A JPS60203139A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 食品用w/o/w型複合エマルジヨンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60203139A true JPS60203139A (ja) | 1985-10-14 |
JPH0241312B2 JPH0241312B2 (ja) | 1990-09-17 |
Family
ID=13053322
Family Applications (1)
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JP59057357A Granted JPS60203139A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | 食品用w/o/w型複合エマルジヨンの製造法 |
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Country | Link |
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- 1984-03-27 JP JP59057357A patent/JPS60203139A/ja active Granted
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