JPS6020061Y2 - 光波測距装置 - Google Patents

光波測距装置

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Publication number
JPS6020061Y2
JPS6020061Y2 JP10759180U JP10759180U JPS6020061Y2 JP S6020061 Y2 JPS6020061 Y2 JP S6020061Y2 JP 10759180 U JP10759180 U JP 10759180U JP 10759180 U JP10759180 U JP 10759180U JP S6020061 Y2 JPS6020061 Y2 JP S6020061Y2
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JP
Japan
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light
objective lens
reflective
prism
distance measuring
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Expired
Application number
JP10759180U
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English (en)
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JPS5731688U (ja
Inventor
譲 石川
Original Assignee
株式会社ニコン
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光波測距装置、特に、対物レンズを送光用と受
光用とに共用した同軸型光波測距装置の改良に関する。
この種の装置では、測距用対物レンズ口径の一方の半内
側を送光用に、他方の半内側を受光用に使用している。
そして一般に測距用光線として赤外光線が用いられてい
るが、赤外光線の投光方向を定めるために可視光による
規準光学系が併設されている。
例えば、測距用光学系と規準用光学系とを独立に並列配
置した樹皮や、測距用光学系中にグイクロイックミラー
を挿入して可視光と測距用赤外光とを分離した樹皮が知
られている。
前者の場合には規準光学系を別個に設けなくてはならな
いため、部材が多くなるのみならず両光学系の軸合せ等
製造が複雑であるし、また後者の場合には対物レンズが
両光学系に共用できるものの、グイクロイックミラーと
いう特殊なビームスプリッタ−を用いなくてはならず、
未だ簡単な構成とはいえない。
さらにこれらの装置では測距光学系において、迷光を防
止するために送光用光路と受光用光路とを明確に分離す
るための対策を別途溝する必要もあり、複雑な構成にな
らざるを得なかった。
本考案の目的は、測距用光学系と規準用光学系とを有し
、簡単な構成から成る同軸型光波測距装置を提供するこ
とにある。
本考案による光波測距装置は、対物レンズと、対物レン
ズの光軸を互いにはさんで配置された送光用反射部材と
受光用反射部材とを有し、対物レンズの口径の一方の半
内側を送光用に、他方の半内側を受光用に用いる同軸型
光波測距装置において、対物レンズと送光用及び受光用
の両反射部材との間の対物レンズ光軸上に、規準用反射
面を斜設し、この規準用反射面からの反射光により規準
するための規準光学系を設けたものである。
以下、本考案を実施例に基づいて説明する。
図は本考案による一実施例の光路図であり、対物レンズ
1は測距光学系と規準光学系とに共用されている。
測距光学系は対物レンズ1と、対物レンズ1の光軸1a
をはさんで両側に設けられた送光用反射プリズム2と受
光用反射プリズム4とからなる。
対物レンズ1の実質的焦点に位置する光源3から発する
測距用光線は、送光用反射プリズム2で反射された後対
物レンズ1を通り平行光束となって投光される。
投光された測距光のうち遠方の測距点に置かれた図示な
きコーナーキューブを反射され、対物レンズ1に入射し
てくる光は、受光用反射プリズム4で反射された後、対
物レンズ1の実質的焦点に置かれた受光素子5に集光す
る。
一方、規準光学系は、対物レンズ1と、その最終レンズ
面の光軸1a上に接合された規準用反射プリズム6、光
軸1aから離れて設けられた反射プリズム7、リレーレ
ンズ8、焦点板9、接眼レンズ10によって形成されて
いる。
規準用反射プリズム6は光軸1aに対して約45°傾い
た反射面6aを有し、対物レンズのほぼ中心を通って来
る光を反射プリズム7へ反射し、反射プリズム7とリレ
ーレンズ8との間に遠方物体の空間像■1が形成される
この像はさらにリレーレンズ8によって焦点板9上に正
立の実像I2として形成され、接眼レンズ10を通して
観測者は遠方物体を観察することができる。
規準用反射プリズム6の斜設反射面6aは、図示のとお
り規準光線に対して内面反射面として形成されアルミニ
ウム等が蒸着されており、さらに送光用反射プリズム2
で反射されてこの面に入射する光をなるべく反射しない
ように、低反射塗装が施されている。
尚、図示した構成から明らかなように、規準用反射プリ
ズム2で反射された測距用光線が、規準用反射プリズム
6の斜設反射面6aの表面にて反射された場合であって
も、この面での反射光は光路外に導かれて受信用反射プ
リズム4に入射することがなく迷光を生ずる恐れがない
このような構成においては、対物レンズを共用しつつ測
距用光学系に対して規準光学系を簡単に設けることがで
きるのみならず、規準用反射プリズム6が対物レンズの
光軸上に設けられているため、光源3からの送光のうち
対物レンズの各屈折面の中心部で反射される光が迷光と
して受光素子5に入射することを防いでいる。
即ち、規準用反射プリズム6は従来のこの種装置におい
て対物レンズの光軸上に配置されていた遮光部材の機能
をも兼ね備えている。
尚、上記実施例では規準用反射プリズム6を対物レンズ
1の最終面に貼合された構成としたのは、規準用反射プ
リズムを支持する部材を特に設ける必要がなく最も簡単
な構成であるためであるが、必ずしもこれに限るもので
はなく、対物レンズ1と、送光用反射プリズム2及び受
光用反射プリズム4との間に配置すればよいことはいう
までもない。
以上のごとき本考案によれば、規準光学系が併設された
極めて簡単な構成であって、しかも測距光学系において
は迷光を十分に除去してノイズを低下させ、より高精度
の測距が可能な同軸型光波測距装置が遠戚される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による一実施例の光路図である。 主要部分の符号の説明、(1・・・・・・対物レンズ、
2・・・・・・送光用反射プリズム、4・・・・・・受
光用反射プリズム)測距光学系、(1・・・・・・対物
レンズ、6・・・・・・規準用反射プリズム、7・・・
・・・反射プリズム、8・・・・・・リレーレンズ、9
・・・・・・焦点板、10・・・・・・接眼レンズ)規
準光学系。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 対物レンズと、該対物レンズの光軸を互いにはさんで配
    置された送光用反射部材と受光用反射部材とを有し該対
    物レンズの口径の一方の半内側を送光用に、他方の半内
    側を受光用に用いる同軸型光波測距装置において、 前記対物レンズの光軸に対して斜設された内面反射面を
    有する反射プリズムを、該対物レンズの前記両反射部材
    側の面の光軸上に接合して設け、該反射プリズムの内面
    反射面からの反射光により規準を行うための規準光学系
    を形成したことを特徴とする光波測距装置。
JP10759180U 1980-07-31 1980-07-31 光波測距装置 Expired JPS6020061Y2 (ja)

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JP10759180U JPS6020061Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31 光波測距装置

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Publication Number Publication Date
JPS5731688U JPS5731688U (ja) 1982-02-19
JPS6020061Y2 true JPS6020061Y2 (ja) 1985-06-15

Family

ID=29468882

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