JPS60197285A - 水銀含有排液の処理法 - Google Patents
水銀含有排液の処理法Info
- Publication number
- JPS60197285A JPS60197285A JP5317384A JP5317384A JPS60197285A JP S60197285 A JPS60197285 A JP S60197285A JP 5317384 A JP5317384 A JP 5317384A JP 5317384 A JP5317384 A JP 5317384A JP S60197285 A JPS60197285 A JP S60197285A
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- JP
- Japan
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- mercury
- waste solution
- added
- acid
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- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水銀含有排液の処理において、イオン交換樹脂
又はキレート樹脂(以下、これらを総称して樹脂という
)を使用して水銀を除去する際に妨害となる含有金属イ
オンの析出によるSS。
又はキレート樹脂(以下、これらを総称して樹脂という
)を使用して水銀を除去する際に妨害となる含有金属イ
オンの析出によるSS。
co3z−、コロイド水銀等をあらかじめ容易に除去す
ることができる新規な処理方法を提供するものである。
ることができる新規な処理方法を提供するものである。
近年、水俣病を始めとして水銀に関しての凹情には極め
て厳しいものがあり、水銀の排水規制値もO,QO5m
g/ l以下と非常に厳しイなっている。
て厳しいものがあり、水銀の排水規制値もO,QO5m
g/ l以下と非常に厳しイなっている。
しかし、水銀は現在いろいろな所で使用され。
産業界でも必要欠くべからざる金属の一つであって、例
えば我々の身近なものでも現在その使用蓋が急速に伸び
ており、電池を始めとして蛍光等。
えば我々の身近なものでも現在その使用蓋が急速に伸び
ており、電池を始めとして蛍光等。
体池計等に利用されている。
従来、これら商品を!V造する工程から排出される水銀
を含め、水銀含有排液の処理方法としては種々の方法が
提案されており、その中で前記樹脂を用いた処理方法は
高能率な方法の一つであるが、処理するにあたっては種
々制限がある。 1!11ち、ss(微浮遊物り 、コ
ロイド水銀、pH。
を含め、水銀含有排液の処理方法としては種々の方法が
提案されており、その中で前記樹脂を用いた処理方法は
高能率な方法の一つであるが、処理するにあたっては種
々制限がある。 1!11ち、ss(微浮遊物り 、コ
ロイド水銀、pH。
気泡等である。
例えば、乾電池については水銀電池、アルカリ電池、マ
ンガン電池やその他種々のものが数多く%51’11さ
れ、使用1.)の多少はあれ、水銀が用いられている。
ンガン電池やその他種々のものが数多く%51’11さ
れ、使用1.)の多少はあれ、水銀が用いられている。
乾電池の中でも現在アルカリ−マンガン電池は、放1【
−容4シが人きく急速放゛屯や低温での放電時゛性が優
れているので、需要が急速に拡大しており、この際に負
極とする頓鉛はアマルガムとなっていて、水銀を2〜1
0%含有している。
−容4シが人きく急速放゛屯や低温での放電時゛性が優
れているので、需要が急速に拡大しており、この際に負
極とする頓鉛はアマルガムとなっていて、水銀を2〜1
0%含有している。
この亜鉛アマルガムの製造にはZn粒、金属水、 、
K OH%を使用するが、アづルガム化の終ったZn粒
を洗炸するために大域の水を使用している。この洗浄後
液はpH14以1−の高アルカリ性であると同時に、H
g、Znを含む七にK OHの存在によりC0,2−を
大1dsに吸収しており、直接MAllhに通過させる
とトラブルの原因となる。
K OH%を使用するが、アづルガム化の終ったZn粒
を洗炸するために大域の水を使用している。この洗浄後
液はpH14以1−の高アルカリ性であると同時に、H
g、Znを含む七にK OHの存在によりC0,2−を
大1dsに吸収しており、直接MAllhに通過させる
とトラブルの原因となる。
木9:l!+1は)一連のような従来の諸問題を解決し
た新規な水銀含有排液の処理法を提供するものである。
た新規な水銀含有排液の処理法を提供するものである。
即ち1本発明法における第1工程での操作は樹脂への通
液時のZn(OH)2″V、の中和生成物のss(浮遊
物質)による樹脂の■詰り防止のためのものであり、第
21程における脱C03z−は樹脂への通液中における
気泡発生による通液のショートパス防止のためであり、
第3工程における酸化は一般的に樹脂はイオン化してい
ない水銀を吸着しないのでコロイド水銀をイオン化させ
るためである。
液時のZn(OH)2″V、の中和生成物のss(浮遊
物質)による樹脂の■詰り防止のためのものであり、第
21程における脱C03z−は樹脂への通液中における
気泡発生による通液のショートパス防止のためであり、
第3工程における酸化は一般的に樹脂はイオン化してい
ない水銀を吸着しないのでコロイド水銀をイオン化させ
るためである。
次に、本発明の詳細について説明する。
pH14以上のZnアマルガム製造排液に硫酸、塩酸等
の酸を添加し、pHを8〜11好ましくは9〜10に調
整してZnをZn(OH)zとする等含有金属を析出さ
せた後、好ましくはポリアクリルアミド等の高分子凝集
剤を添加してZn(OH)2等の含有金属の中和生成物
のフロックを成長させて固液分離し、ssを除去する。
の酸を添加し、pHを8〜11好ましくは9〜10に調
整してZnをZn(OH)zとする等含有金属を析出さ
せた後、好ましくはポリアクリルアミド等の高分子凝集
剤を添加してZn(OH)2等の含有金属の中和生成物
のフロックを成長させて固液分離し、ssを除去する。
固液分離後、−戸液に更に酸(H2S Oa 、 HC
交等)を添加してpHを5以下好ましくは1.5程度ま
で低下させる。これにより液中のCO32−は放出され
る。
交等)を添加してpHを5以下好ましくは1.5程度ま
で低下させる。これにより液中のCO32−は放出され
る。
次に、脱CO32−後液に対して酸化剤(H2O2、H
NOa 、N acio 、 そ(71他)好ましくは
NaCl0を添加して酸化し、コロイド化水銀をHg
2+にイオン化させるために一定時間撹拌する。なお、
酸化剤は液体酢化剤のほか固体や気体酢化剤でもよ〈、
更に電解酸化としてもよい。
NOa 、N acio 、 そ(71他)好ましくは
NaCl0を添加して酸化し、コロイド化水銀をHg
2+にイオン化させるために一定時間撹拌する。なお、
酸化剤は液体酢化剤のほか固体や気体酢化剤でもよ〈、
更に電解酸化としてもよい。
その後、pHが低い場合はアルカリ剤(KOH。
NaOH、Na、Co、、、CaC0,、Ca (OH
) E 等)にてpHを弱酸性にして樹脂を通過させる
。この二[程により朗水中のHgは(A水規制値を大幅
にド回る結果を示すのである。
) E 等)にてpHを弱酸性にして樹脂を通過させる
。この二[程により朗水中のHgは(A水規制値を大幅
にド回る結果を示すのである。
比較例
アマルガム製造排液をpH調整による固液分離、!1見
CO32−後液をpH8,5〜6.8で市販のスミキレ
−)Q−1OR(キレート樹脂の商品名)をカラムに充
填し、sv= i oで通液し一定時間後サンプリング
してHg濃度を調べた。その結果を第1表に示す。
CO32−後液をpH8,5〜6.8で市販のスミキレ
−)Q−1OR(キレート樹脂の商品名)をカラムに充
填し、sv= i oで通液し一定時間後サンプリング
してHg濃度を調べた。その結果を第1表に示す。
(以下余白)
第1表
第1表の結果から判るように、酸化しない場合にはHg
は排水規制値(0,005腸s/l)以下にはならなか
った。
は排水規制値(0,005腸s/l)以下にはならなか
った。
実施例
アマルガム製W排液をp H調整による固液分離、脱C
o”−t、、Na0文0を添加して酸化によるHgイオ
ン化後、P H8,5〜6.9で前記と同様のキレート
樹脂を充填して5V=IOで通液し、一定時間後サンプ
リングしてHga度t−aべた。その結果を第2表に示
す。
o”−t、、Na0文0を添加して酸化によるHgイオ
ン化後、P H8,5〜6.9で前記と同様のキレート
樹脂を充填して5V=IOで通液し、一定時間後サンプ
リングしてHga度t−aべた。その結果を第2表に示
す。
(以下余白)
第 2 表
第2表の結果から判るように、酸化した場合にはHgは
排水規制値を大幅に下回る値を示した。
排水規制値を大幅に下回る値を示した。
以にの如く、本発明法によれば水銀除去の妨害となるs
s、Co3”−、コロイド水銀等を予め除去できるので
、効率よく水銀を除去できる効果がある。
s、Co3”−、コロイド水銀等を予め除去できるので
、効率よく水銀を除去できる効果がある。
Claims (2)
- (1)水銀含有排液のpHを8〜11に調整した後因液
分離する第1工程と、vJ1工程で得られた液のpHを
5以下に調整して脱炭酸する第2工程と、第2工程で得
られた液を酸化する第3工程と、第3工程で得られた液
をイオン交換樹脂又はキレート樹脂に接触させて脱水銀
する第4工程と、からなることを#徽とする水銀含有排
液の処理法。 - (2)前記水銀含有排液が亜鉛アマルガム製造排液であ
る特許請求の範囲第1項記載の水銀含有排液の処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317384A JPS60197285A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 水銀含有排液の処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317384A JPS60197285A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 水銀含有排液の処理法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60197285A true JPS60197285A (ja) | 1985-10-05 |
JPS6152753B2 JPS6152753B2 (ja) | 1986-11-14 |
Family
ID=12935465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5317384A Granted JPS60197285A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 水銀含有排液の処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60197285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02139092A (ja) * | 1987-12-11 | 1990-05-29 | Varta Batterie Ag | 元素水銀を含有する廃水の解毒法 |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP5317384A patent/JPS60197285A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02139092A (ja) * | 1987-12-11 | 1990-05-29 | Varta Batterie Ag | 元素水銀を含有する廃水の解毒法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6152753B2 (ja) | 1986-11-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |