JPS60184534A - 導電性プラスチツク組成物 - Google Patents
導電性プラスチツク組成物Info
- Publication number
- JPS60184534A JPS60184534A JP4049184A JP4049184A JPS60184534A JP S60184534 A JPS60184534 A JP S60184534A JP 4049184 A JP4049184 A JP 4049184A JP 4049184 A JP4049184 A JP 4049184A JP S60184534 A JPS60184534 A JP S60184534A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic composition
- conductive plastic
- composition according
- carbon black
- conductive
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、導電性プラスチック組成物に関するものであ
り、よシ詳しくは周囲の環境条件が過酷な特に腐食性算
囲気で導体や電極として使用することができ、柔軟性、
高導電性をイーし軽量である導電性プラスチック組成物
に関するものである。
り、よシ詳しくは周囲の環境条件が過酷な特に腐食性算
囲気で導体や電極として使用することができ、柔軟性、
高導電性をイーし軽量である導電性プラスチック組成物
に関するものである。
導電性プラスチック、特に導電性プラスチックシートと
相称されるもののうち、例えば体積抵抗率が１００Ω・
傭程度以上のものは、汎用熱可塑性プラスチックにカー
ボンブラックなどの炭素系の充填物を混練したものであ
シこれよ多さらに低抵抗例えば１０Ω−α程度以下のも
のを得る目的でカーボンブラックの配合量を増加させる
と成形作条の除泥れが不充分となってボイド、カスタな
どを有する不良品の発生率が高くなる。
相称されるもののうち、例えば体積抵抗率が１００Ω・
傭程度以上のものは、汎用熱可塑性プラスチックにカー
ボンブラックなどの炭素系の充填物を混練したものであ
シこれよ多さらに低抵抗例えば１０Ω−α程度以下のも
のを得る目的でカーボンブラックの配合量を増加させる
と成形作条の除泥れが不充分となってボイド、カスタな
どを有する不良品の発生率が高くなる。
従って体積抵抗率の低い導電性プラスチック組成物を得
るためには、カーボンブラックの使用に代えであるいは
これに代えて銅、銀、アルミニウムなどの金属粉末、フ
レークあるいは短繊維の使用が行われている。
るためには、カーボンブラックの使用に代えであるいは
これに代えて銅、銀、アルミニウムなどの金属粉末、フ
レークあるいは短繊維の使用が行われている。
しかしながら、金属系の次填物は比重が大きいことから
組成物の別置を上昇させること、その原料自体が高価で
あること、さらには金属繊維、フレークを使用したとき
成形機の種類によってはこれら全破断したシ、屈曲させ
たシあるいは毛だまを作るという不均一性の原因を作シ
やすい。
組成物の別置を上昇させること、その原料自体が高価で
あること、さらには金属繊維、フレークを使用したとき
成形機の種類によってはこれら全破断したシ、屈曲させ
たシあるいは毛だまを作るという不均一性の原因を作シ
やすい。
このようなことから、成形加工性がよくしかも低い体積
抵抗率を示す導電性プラスチック組成物の開拓が望まれ
ていた。
抵抗率を示す導電性プラスチック組成物の開拓が望まれ
ていた。
本発明は、以上のような情況に鑑みなされたもので、柔
軟性を有し体積抵抗率が低くシート状物の成形が可能で
かつ安価な導電性プラスチック組成物を提供することを
目的としている。
軟性を有し体積抵抗率が低くシート状物の成形が可能で
かつ安価な導電性プラスチック組成物を提供することを
目的としている。
本発明は、ポリオレフィン系熱可塑性樹脂と熱可塑性エ
ラストマーとからなるポリマー成分に、カーボンブラッ
ク、グラフマイトおよびグラファイト繊維の群から選ば
れた少なくとも１種の導電性材料を配合したことを特徴
とする導電性プラスチック組成物に関するものである。
ラストマーとからなるポリマー成分に、カーボンブラッ
ク、グラフマイトおよびグラファイト繊維の群から選ば
れた少なくとも１種の導電性材料を配合したことを特徴
とする導電性プラスチック組成物に関するものである。
本発明の技術的思想が前述の通シであることから、使用
するプラスチックは本来安価なものであること、またカ
ーボンブラックなどの炭素系充填物を高充填できるもの
が望ましい。このため高密度ポリエチレン、低密度ポリ
エチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ポリプロピレンなどを使用する。
するプラスチックは本来安価なものであること、またカ
ーボンブラックなどの炭素系充填物を高充填できるもの
が望ましい。このため高密度ポリエチレン、低密度ポリ
エチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ポリプロピレンなどを使用する。
また熱可塑性ニジストマーとしては、プラスチックとの
相酵性の観点からオレフィン系のものを使用する。
相酵性の観点からオレフィン系のものを使用する。
熱可塑性ポリマーと熱可塑性エラストマーの量的関係は
Ｍ量比でおよそ前者が５０〜８５部、好ましくは５５〜
７０部、後者を５０〜１５部好ましくは４５〜６０部と
する。
Ｍ量比でおよそ前者が５０〜８５部、好ましくは５５〜
７０部、後者を５０〜１５部好ましくは４５〜６０部と
する。
導電性材料としては、カーボンブラックおよびグラファ
イト繊維の群から選ばれた少なくとも１種を使用する。
イト繊維の群から選ばれた少なくとも１種を使用する。
このうちカーボンブラックとしては、特に表面積の大き
いものを使用するのが好ましく、具体的にはおよそ９０
０〜１１００’／、程度の比表面積のものを使用する。
いものを使用するのが好ましく、具体的にはおよそ９０
０〜１１００’／、程度の比表面積のものを使用する。
これよシ大きい値のものを使用するのは、作業上ないし
はコスト的にみてそれ程有利でなくなる場合が多い。こ
−のように選ばれたカーボンブラックは、およそ１５〜
６０重ｉ％程度使用する。
はコスト的にみてそれ程有利でなくなる場合が多い。こ
−のように選ばれたカーボンブラックは、およそ１５〜
６０重ｉ％程度使用する。
またグラファイト繊維は、短繊維のものを使用し具体的
には平均直径１０〜１５μｍ１平均長さ１０〜１５喘の
ものをおよそ６〜１０重量％の範囲で使用する。
には平均直径１０〜１５μｍ１平均長さ１０〜１５喘の
ものをおよそ６〜１０重量％の範囲で使用する。
熱ｏＪ’ ｔＪ３性ポリマーと熱可塑性エラストマーの
ポリマー成分鍵）とカーボンブラック、グラファイト繊
維の導電性材料（０の量的関係（重鉦比）は、シート状
に形成されるため１沈＝７５〜６０／６５〜２０゜好ま
しくは６０〜６５／６ｏ〜３５ とする。
ポリマー成分鍵）とカーボンブラック、グラファイト繊
維の導電性材料（０の量的関係（重鉦比）は、シート状
に形成されるため１沈＝７５〜６０／６５〜２０゜好ま
しくは６０〜６５／６ｏ〜３５ とする。
この関係のうちＣ部分が３５を超えるようになるとシー
ト成形性の点で不都合が起きやすくなる傾向が現れる。
ト成形性の点で不都合が起きやすくなる傾向が現れる。
以上の構成からなる導電性グラスチック組成物はシート
状に成形されポリオレフィン系熱可塑性樹脂を使用して
いることから、高温でのシート引き張シ強度が高められ
、またグラファイト繊維を配合することによって例えば
シートの面方向では１〜１．５Ω・儂、これと直角方向
では０．６〜０．５Ω・ｍと昂方性をもったものが得ら
れるようになった。外おこの時のシート抵抗は０．６腸
のとき６７Ωというものであシ、成形性が良好でかつ柔
軟性に富んだものであった。
状に成形されポリオレフィン系熱可塑性樹脂を使用して
いることから、高温でのシート引き張シ強度が高められ
、またグラファイト繊維を配合することによって例えば
シートの面方向では１〜１．５Ω・儂、これと直角方向
では０．６〜０．５Ω・ｍと昂方性をもったものが得ら
れるようになった。外おこの時のシート抵抗は０．６腸
のとき６７Ωというものであシ、成形性が良好でかつ柔
軟性に富んだものであった。
この尋電性プラスチンク組成物は、他のグラスチック組
成物の場合と同様に、各種の安定剤、滑剤などを１合で
きるのはいうまでもない。
成物の場合と同様に、各種の安定剤、滑剤などを１合で
きるのはいうまでもない。
表示した如き各素材を表示ｉ（重電部）配合し試験片を
作りその電気的特性を測定し、また成形性の判定を行い
表に併せて示した。
作りその電気的特性を測定し、また成形性の判定を行い
表に併せて示した。
体積抵抗率の測定は、試料シート全４端子法で電圧電流
を読みと請求めた。またシート抵抗は第１図のように電
極１，２を配置（Ｌｌｗ １２は共に１Ｃ１ｎとした）
してその上に試料シート６を置きシート上面から荷重を
加えて抵抗を抑１定した。
を読みと請求めた。またシート抵抗は第１図のように電
極１，２を配置（Ｌｌｗ １２は共に１Ｃ１ｎとした）
してその上に試料シート６を置きシート上面から荷重を
加えて抵抗を抑１定した。
なお、試験片作成のために用いた各素材は、次の通シで
ある。
ある。
ＭＲ１０４： 大阪曹達製、 塩素化ポリエチレン４０
４Ｂ ： ４２５０Ｈ： 昭和電工製、 高密度ポリエチレンに２
０１０ ： 住友化学製、 エチレン酢酸ビニル共重合
体 ＴＰＥ１６００： 熱可塑性エラストマー３０２１Ｆ：
三井石油化学製、直鎖状低密度ポリエチレン Ｈ１３５： 大阪曹達製、 塩素化ポリエチレンＡＸ−
４Ｔ： 用研ケミカル製、 滑 剤エピコー）８２８：
シェル化学袋、 安定剤トリベース： 菊池色票製、 イルガノックス １０１０ ：チパガイギー製、酸化防止剤ＥＣＸ ：
ライオンアクシー製、カーボンブラックグラファイト：
東海カーボン製、 ２００メツシュアンダー Ｍ−２０７Ｓ： クレノー製、 グラファイト繊維〔発
明の効果〕 本発明に従って得た導電性プラスチック組成物は、柔軟
性を有するシート状に形成することができその体積抵抗
率がシートの引き出し方向を１〜１．５Ω・口とする七
直交する方向では０．６〜０．５Ω・鎖と６〜５倍の異
方性を示し、またシート抵抗も厚さ０．６ ｒａｎのと
きで３０〜４０Ωという低抵抗であって成形性も良くカ
ーボン系の専電材料のみ用いているので軽量でかつ安価
な素材であシ、腐食性環境で使用する抵抗器や面発熱体
はもち論、自動車、航空機、船舶での重子部品に大いに
利用することができるものである。
４Ｂ ： ４２５０Ｈ： 昭和電工製、 高密度ポリエチレンに２
０１０ ： 住友化学製、 エチレン酢酸ビニル共重合
体 ＴＰＥ１６００： 熱可塑性エラストマー３０２１Ｆ：
三井石油化学製、直鎖状低密度ポリエチレン Ｈ１３５： 大阪曹達製、 塩素化ポリエチレンＡＸ−
４Ｔ： 用研ケミカル製、 滑 剤エピコー）８２８：
シェル化学袋、 安定剤トリベース： 菊池色票製、 イルガノックス １０１０ ：チパガイギー製、酸化防止剤ＥＣＸ ：
ライオンアクシー製、カーボンブラックグラファイト：
東海カーボン製、 ２００メツシュアンダー Ｍ−２０７Ｓ： クレノー製、 グラファイト繊維〔発
明の効果〕 本発明に従って得た導電性プラスチック組成物は、柔軟
性を有するシート状に形成することができその体積抵抗
率がシートの引き出し方向を１〜１．５Ω・口とする七
直交する方向では０．６〜０．５Ω・鎖と６〜５倍の異
方性を示し、またシート抵抗も厚さ０．６ ｒａｎのと
きで３０〜４０Ωという低抵抗であって成形性も良くカ
ーボン系の専電材料のみ用いているので軽量でかつ安価
な素材であシ、腐食性環境で使用する抵抗器や面発熱体
はもち論、自動車、航空機、船舶での重子部品に大いに
利用することができるものである。
＋！！！１図は、シート抵抗測定の際の電極配置と試料
の位置的関係を示した平面図である。 １．２・・・電極、６・・・試料。 代理人 弁理士 木 村 三 朗 第１図
の位置的関係を示した平面図である。 １．２・・・電極、６・・・試料。 代理人 弁理士 木 村 三 朗 第１図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１１ポリオレフィン系熱可塑性樹脂と熱可塑性エラス
トマーとからなるポリマー成分に、カーボンブラック、
およびグラフアイ）Ｍ維の群から選ばれた少なくとも１
種の導電性材料を配合したことを特徴とする導電性プラ
スチック組成物。 （２） ポリオレフィン系熱可塑性樹脂として高密度ポ
リエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエ
チレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体およびポリプロ
ピレンの群から選ばれた少なくとも１種を使用する特許
請求の範囲第１項記載の導電性プラスチック組成物。 （３）熱可塑性エラストマーとしてポリオレフィン系の
ものを使用する特許請求の範囲第１項記載の導電性プラ
スチック組成物。 （４）比表面積がおよそ９００〜１１ｏｏｙ＜９で約３
’Ｏｎｔｎの粒径を有するカーボンブラックを使用する
特許請求の範囲第１項記載の導電、性プラスチック組成
物。 （５）組成物に占めるカーボンブラックの量ヲ多くとも
６０重量％としたことからなる特許請求の範囲第１項記
載の導電性プラスチック組成物。 （６）平均直径が１０〜１５μｍ１平均長さが０．５〜
１、５ ＃ｍのグラファイト繊維を使用する特許請求の
範囲第１項記載の導電性プラスチック組成物。 （７ン 組成物中に占めるグラファイト繊維の量を多く
とも１０重量％としたことからなる特許請求の範囲第１
項記載の導電性プラスチック組成物。 （８）ポリマー成分に対する導電性材料の配合比（重量
）をポリマー成分／導電性材料＝７５〜６０／６５〜２
ｏ としたことからなる特許請求の範囲第１項記載の導
電性プラスチック組成物。 （９） シート状に形成されてなる特許請求の範囲第８
項記載の導電性プラスチック組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4049184A JPS60184534A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 導電性プラスチツク組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4049184A JPS60184534A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 導電性プラスチツク組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60184534A true JPS60184534A (ja) | 1985-09-20 |
Family
ID=12582045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4049184A Pending JPS60184534A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 導電性プラスチツク組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60184534A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4846158A (en) * | 1986-06-06 | 1989-07-11 | Akihiko Teranishi | Hand type electric massage machine |
| EP0600354A2 (en) * | 1992-12-02 | 1994-06-08 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Static dissipating molding compound |
| US5371324A (en) * | 1991-11-28 | 1994-12-06 | Yazaki Corporation | Ribbon cable |
| CN107778605A (zh) * | 2017-11-09 | 2018-03-09 | 淄博众恒塑业有限公司 | 一种电渗电极用导电聚烯烃热塑性导电专用料及其制备方法 |
| JP2019179732A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 三菱ケミカル株式会社 | 導電フィルム |
| WO2022061283A3 (en) * | 2020-09-21 | 2022-06-16 | Case Western Reserve University | Transparent, flexible substrates for use in wound healing and wearable bioelectronics |
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|---|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-03-05 JP JP4049184A patent/JPS60184534A/ja active Pending
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| CN107778605A (zh) * | 2017-11-09 | 2018-03-09 | 淄博众恒塑业有限公司 | 一种电渗电极用导电聚烯烃热塑性导电专用料及其制备方法 |
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