JPS60184051A - 液晶化合物、液晶組成物並びに液晶表示素子 - Google Patents

液晶化合物、液晶組成物並びに液晶表示素子

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JPS60184051A
JPS60184051A JP3847284A JP3847284A JPS60184051A JP S60184051 A JPS60184051 A JP S60184051A JP 3847284 A JP3847284 A JP 3847284A JP 3847284 A JP3847284 A JP 3847284A JP S60184051 A JPS60184051 A JP S60184051A
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恵良 進
Shintaro Hattori
服部 紳太郎
Teruo Kitamura
輝夫 北村
Akio Kobi
向尾 昭夫
Hisashi Okawa
大川 寿
Hideki Omori
秀樹 大森
Masahiro Yoshida
正広 吉田
Kenji Suzuki
賢治 鈴木
Tsunenori Fujii
藤井 恒宣
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Kanto Chemical Co Inc
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は液晶化合物と該液晶化合物を含む液晶組成物と
該液晶組成物を液晶層とする液晶表示素子とに関する。
〔発明の背景〕
ネマチック液晶を用いた表示装置が、腕時計や電卓など
種々の分野で実用化されている。このような表示装置の
一つとして、例えば自動車計器盤の表示に用いることが
実現されつつある。
したがって、広く知られているように、自動車計器盤な
どは寒冷地から熱帯地までのあらゆる条件、特に広範囲
な温度条件下で作動する必要があシ、液晶温度範囲が一
30〜aOCと広い組成物を得ることが不可欠である。
ところで実装されている液晶組成物は一般に数種類の液
晶化合物が配合されている。液晶組成物は個々の液晶化
合物のもつそれぞれの特徴を生かし作られておシ、要求
される性能を満たしている。その中で、液晶化合物とし
て、例えば C3H11HOQ HO3H。
Sm Me が知られている。これは液晶組成物の液晶温度範囲拡大
のため液晶温度範囲の上限(ネマチック相から等方性液
体に相変化する温度)を上昇させる目的で用いられる。
しかし、このような多環の液晶化合物は、他の液晶化合
物と配合する際10重量%以上混合すると析出が生じ液
晶組成物の機能を満さなくなる。また、混合量が増加す
るに従い粘度運びに液晶温度範囲の下限(結晶からネマ
チック相に相変化する温度)を大幅に上昇させる傾向に
あシ望ましくない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、液晶温度範囲の下限値並びに粘度を上
昇させることなく液晶温度範囲の上限値を向上し、他の
液晶化合物と相溶性が良い液晶化合物とこれを用いた液
晶組成物及び液晶表示素子を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明は液晶化合物
に関する発明であって、それが、下記一般式I又は■: R−X−X’−Y−coo−y’−m ・・・α〕R−
x−coo−y−y−y’−* −(1)(式中Rはア
ルキル基を示し、Wはアルキル基又はアルコキシメチル
基を示し、x、x’、y及びY′は、同−又は異なり、
(カ 基又は帯水を示す)で表されることを特徴とする
また、本発明の第2の発明は液晶組成物に関する発明で
あって、該Ni成酸物、上記一般式l及びlで表される
液晶化合物から選択した少なくとも1種の液晶化合物を
含有することを特徴とする。
更に、本発明の第3の発明は液晶表示素子に関する発明
であって、2枚の対向する電極基板間に液晶層を挾持し
、該電極基板間に電圧を印加して該液晶層を光学的に変
調させる液晶表示素子において、該液晶層を形成する液
晶組成物が、上記本発明の第2の発明の液晶組成物であ
ることを特徴とする。
本発明者等は、相溶性並びに相転移温度拡大のため分子
構造について考察した。その結果、既述した従来の液晶
化合物の中央部に分極効果の大きいエステル基を導入す
ることKより、分子間相互作用が更に液晶になシやすく
、相溶性の観点からエステル基を挾んで構成する環の数
を非対称にした液晶化合物(例えば、下記式:’5H1
1(吟()(シOOO+Cj 3Hyで表される化合物
)が、総合的に特性が良くなることを見出して本発明に
至った。
本発明の液晶化合物は、無色であり、化学的に安定であ
る。
本発明の液晶化合物は市販の試薬を用いて既知の手法で
合成可能である。エステル化反応による合成径路の一例
は次の通シである。すなわち、 R−X−X’−Y−ON−+R−X−X’ −Y−(j
00H4R−X−X’−Y−Co(7/ +HO−’I
−Ff−+R−X−X’−Y−Co2−Y’−R’+ 
HO1本発明の液晶化合物によれば、これを含む液晶組
酸物の粘度及び液晶温度範囲の下限値をあまシ上げずに
、液晶温度範囲の上限値を向上させることが可能となる
。しかも該組成物を用いた液晶表示素子の応答特性も向
上する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されない。
なお、添付図面は、本発明の液晶化合物の例の赤外吸収
スペクトル線図である。
実施例1 フラスコに4’−()ランス−4’ −n−ペンチルシ
クロヘキシル)−4−シアノビフェニル20?、85%
りん酸200 f、硫酸Satを仕込み、170℃前後
で30時間反応させた。
反応終了後、反応液を水に投入し析出物を枦集した。こ
れを乾燥後、テトラヒドロフランよシ再結晶すると、a
l −()ランス−41−n−ペンチルシクロヘキシル
)ビフェニル−4−カルボン酸が得られる。収量18f
(収率85チ)次にフラスコに上記4’−()ランス−
4′−n−ヘンチルシクロヘキシル)ビフェニル−4−
カルボン酸56f1ベンゼン50−、ピリジン数滴を仕
込み、塩化チオニル5.7tをベンゼン50−に溶解し
滴下した。滴下終了後徐々に昇温し還流温度で5時間熟
成した。反応終了後、過剰の塩化チオニル及びベンゼン
を減圧下で留去し残留物を得る。これをn−へキサンよ
り再結晶すると、41.、− ()ランス−41−n−
ペンチルシクロヘキシル)ビフェニル−4りカルボン酸
クロライドが得られる。収量S、 3t (収率90%
) なお、この化合物の相転移温度は105〜171℃であ
った。
次に、7ヲスコにp−n−プロピルフェノール2.3f
、ピリジン1.11F、べ/セン50−を仕込み、上記
4′−(トランス−4′−n−ペンチルシクロヘキシル
)ビフェニル−4−カルボン酸クロライド5.2fをベ
ンゼン100−に溶解し滴下した。滴下終了後徐々に昇
温し還流温度で5時間熟成した。その彼、反応液を水に
投入しベンゼン層を分取、飽和食塩水で水洗、アンモニ
ア水を約2−加え析出した結晶を炉別、ろ液を飽和食塩
水で洗液が中性となるまで水洗し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥、ベンゼンを留去し残留物を得る。これをア七ト
ンよシ再結晶して目的物が得られる。収量x3y(収率
5oチ)ここで得た化合物の赤外吸収スペクトルを第1
図に示す。第1図において1740 crn−”ニエス
テルの吸収が現れている。また、質量スペクトルでは分
子イオンビークがm / e 468に現れることを確
認した。これら両事実と原料化合物との関係からここで
合成した化合物は下式で示される、4−n−プロピルフ
ェニル 4′−()2ンスー 、−、−,4ンチルシク
ロヘキシル〕ビフエニル−4−カルボキシレート であることが確認された。
なお、との化合物の相転移温度は171〜273〜52
0℃であった。
同様にして以下に示す化合物も合成できる。
4−n−ブチルフェニル al−(トランス−4′−n
−ペンチルシクロヘキシル)ビフェニル−4−カルボキ
シレート、4−n−ペンチルフェニル 4′−(トラン
ス−4′−n−ペンチルシクロヘキシル)ビフェニル−
4−カルボキシレート、4−n−へブチルフェニル a
l、、−()ランス−4′−n−ペンチルシクロヘキシ
ル)ビフェニル−4−カルボキシレー)、4−n−オク
チルフェニル 4’−() 2ンスー4′−n−ペンチ
ルシクロヘキシル)ビフェニル−4−カルボキシレート
、4−n−プロピルフェニル 4′−(トランス−4′
−n−プロピルシクロヘキシル)ビフェニル−4−カル
ボキシレート、4−n−ペンチルフェニル al、−(
)ランス−4’ −n −プロピルシクロヘキシル)ビ
フェニル−4−カルボキシレート、4−!ll−オクチ
ルフェニル4’−()ランス−4ζn−プロピルシクロ
ヘキシル)ビフェニル−4−カルボキシレート、4−n
−プロピルフェニル 4′−(トランス−4′−n−へ
キシルシクロヘキシル)ビフェニル−4−カルボキシレ
ー)、4−n−へブチルフェニル 4′−(トランス−
4′−n−へキシルシクロヘキシル)ビフェニル−4−
カルボキシレート、4−n−オクチルフェニル 41.
、− ()ランス−4′−n−へキシルシクロヘキシル
)ビ7二二ルー4−カルボキシレートっ 以下同様にして前記一般式で示される他の化合物も合成
できる。
実施例2 フラスコにトランス−4−n−7”ロピルシクロヘキサ
ノール2.5t、ピリジン1.2f、ベンゼン50−を
仕込む。これに実施例1で合成しり4’−()ランス−
4’−n−ペンチルシクロヘキシル)ビフェニル−4−
カルボン酸クロライド5.2 fをベンゼン100dに
溶解し滴下した。
滴下終了後徐々に昇温し還流下6時間熟成した。
放冷後反応液を水に江別し、ベンゼン層を分取、飽和食
塩水で水洗、アンモニア水を約2 ml加え析出した結
晶をr別、p液を飽和食塩水で洗液が中性となるまで水
洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、ベンゼンを留去し残
留物を得る。これをアセトンよシ再結晶して目的物が得
られる。
収量2.0SF(収率3od) ことで得た化合物の赤外吸収スペクトルを第2図に示す
。第2図において1710 c7n−’にエステルの吸
収が現れている。また、質量スペクトルでは分子イオン
ピークがm / e 474に現れることを確認した。
これら両事実と原料化合物との関係からここで合成した
化合物は下式で示すしるトランス−4−n−プロピルシ
クロヘキシル 4J−(トランス−4′−n−ペンチル
/クロヘキシル)ビフェニル−4−カルボキシレート であることが確認された。
8m なお、この化合物の相転移温度は113〜218 Hg
 27 q℃であった。
同様にして以下に示す化合物も合成できる。
トランス−4−n−ブチルシクロヘキシル4’−()ラ
ンス−41−n−ペンチル/クロヘキシル)ビフェニル
−4−カルボキシレート、トランス−4−n−ペンチル
シクロヘキシル 4′−()ランス−4′−n−ペンチ
ルシクロヘキシル)ビフェニル−4−カルボキシレート
、トランス−4−n−ヘプチル 4’−()ランス−4
1−n−ペンチルシクロヘキシル)ビフェニル−4−カ
ルボキンレート、トランス−4−n−オクチルシクロヘ
キシル 4’L()ランス−4′−n−ペンチルシクロ
ヘキシル)ビフェニル−4−カルボキンレート、トラン
ス−4−n−プロピル 4’−()ランス−4′−n−
プロピルシクロヘキシル)ビフェニル−4−カルボキン
レート、トランス−4−n−ペンチルシクロヘキシル 
41−(トランス−4′−n−プロピルシクロヘキシル
)ビフェニル−4−カルボキシレート、トランス−4−
n−オクチルシクロヘキシル4’−()ランス−4’−
n−フロビルシクロヘキシル)ビフェニル−4−カルボ
キシレート、トランス−4−n−プロピルシクロヘキシ
ル 4′−()ランス−4′−n−へキシルシクロヘキ
シル)ビフェニル−4−カルボキシレート、トランス−
4−n−へブチルシクロヘキシル 4′−(トランス−
4′−n−へキシルシクロヘキシル)ビフェニル−4−
カルボキシレート、トランス−4−n−オクチルシクロ
ヘキシル 4’−(トランス−4’−n−へキシルシク
ロヘキシル)ビフェニル−4−カルボキンレート。
以下同様にして前記一般式で示される他の化合物も合成
できる。
実施例3 フラスコにp−ヒドロキシベンジルアルコール151F
を仕込み、メタノール50m1を加えて溶解した。これ
に塩酸0.’5mgを投入し室温で2時間熟成した。反
応液にベンゼン250−を投入後、飽和食塩水で洗液が
中性となるまで水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、レ
リジン数滴を加えた後、ベンゼンを留去して残留物を得
る。
これを減圧蒸留するとp−メトキシメチル7工ノールが
得られる。収量112(収率66チ)なおこのものの沸
点は、101〜105℃10、6 tamHg 、融点
は、81〜84℃であった。
次にフラスコに上記p−メトキシメチルフェノール2.
4f、ピリジン1.12を仕込み、実施例1で合成した
4’−()ランス−4′−n−ペンチルシクロヘキシル
)ビフェニル−4−カルボン酸クロライド5tをベンゼ
ン5oノに溶解し滴下した。滴下終了後、室温で12時
間熟成した。その後、反応液を水に性別し;ベンゼン層
を分取、飽和食塩水で水洗、アンモニア水を約2−加え
析出した結晶を炉別、ろ液を飽和食塩水で洗液が中性と
なるまで水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、ベンゼン
を留去し残留物を得る。これをアセトンよシ再結晶して
目的物が得られる。収量14f(収率23チ) ことで得た化合物の赤外吸収スペクトルを第3図に示す
。第3図において1720 I:rn−”にエステルの
吸収が現れている。また、質量スペクトルでは分子イオ
ンピークがm/θ470に現れることを確認した。これ
ら両事実と原料化合物との関係から、ここで合成した化
合物は下式で示される4−メトキシメチルフェニル 4
′−()う7スー4ζn−ペンチルシクロヘキシル)ビ
フェニル−4−カルボキシレート であることが確認された。
なお、この化合物の相転移温度は170〜269〜31
8℃であった。
同様にして以下に示す化合物も合成できる。
4−エトキシメチルフェニル 4’−()ランス−4′
−n−ペンチルシクロヘキシル)ビフェニル−4−カル
・ホキシレー)、4−n−プロポキシメチルフェニル 
41.− ()ランス−4′−n−ペンチルシクロヘキ
シル)とフェニル−4−カルボキシレート〔この化合物
の相転移温度は、164〜269〜289℃であった〕
、4−n−へブチルオキシメチルフェニル 4′−(ト
ランス−41−n−ペンチルシクロヘキシル)ビフェニ
ル−4−カルボキシレート、4−メトキシメチルフェニ
ル 4′−(トランス−4′−n−フロビルシクロヘキ
シル)ビフェニル−4−カルボキシレート、4−エトキ
シメチルフェニル 4’−()ランス−41−n−プロ
ピルシクロヘキシル)ビフェニル−4−カルボキシレー
ト、4−n−ブトキシメチルフェニル 4’−() ラ
ンス−4′−n−プロピルシクロヘキシル)ビフェニル
−4−カルボキシレート、4−メトキシメチルフェニル
 4’−()ランス−4′−n−へキシルシクロヘキシ
ル)ビフェニル−4−カルボキンレート、4−エトキシ
メチルフェニル4’−() ランス−4′−n−へキシ
ルシクロヘキシル)ビフェニル−4−カルボキンレート
、4−n−ブトキシメチルフェニル 4’−(トランス
−4′−n−へキシルシクロヘキシル)ビフェニル−4
−カルボキンレート。
以下同様にして前記一般式で示される他の化合物も合成
できる。
実施例4 フラスコに削シ状マグネシウム1:)、、、2 tを入
れ、4−ブロモビフェニル1172をテトラヒドロフラ
ン100m1K溶解し、乾燥窒素気流下で反応温度を5
0℃前後に保ちなからゆつ〈シ滴下し、滴下終了後30
分間熟成することによシ4−ビフェニルマグネシウムブ
ロマイドのテトラヒドロフラン溶液を得た。これに゛4
−n−ペンチルシクロへキサノン7 ’6 fをテトラ
ヒドロンラン200dに溶解し、反応温度を35℃前後
に保ちながら滴下した。滴下終了後反応液を希塩酸中に
性別し、生成物をベンゼンで抽出した。ベンゼン層を飽
和食塩水で洗液が中性となるまで水洗し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥、ベンゼンを留去して残留物を得た。この
ものは、4− (1’−ヒドロキシ−4′−n−ペンチ
ルシクロヘキシル)ビフェニルである。これにトルエン
400 me及び硫酸水素力1リウム102を加え、1
10℃で4時間脱水反応゛を行った。冷却費、反応液に
トルエン400−を加えてから硫酸水素カリウムをp別
、ろ液を飽和食塩水で洗液が中性となるまで水洗し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥、トルエンを留去して残留物を
得る。これをベンゼンとアセトンの混合溶媒よシ再結晶
して4− (4’ −n−ペンチルシクロヘキセン−1
−イル)ビフェニルが得られる。収fit 89 f(
収率65%) 次に上記4− (4’ −n−ベンチルシクロヘキ1゜ セン−1−イル)ビフェニル15.2 fをラネーニッ
ケル触媒2.5 tと共にエタノール50〇−に混合し
水素圧力40 kg/’crn”、反応温度100〜1
40℃で4時間接触還元を行った。この間水素は、1.
15を吸収された。反応液よシラネーニッケル触株を炉
別し、F液よりエタノールを留去して残留物を得た。こ
こで得られたものij:、4−(4’−ペンチルシクロ
ヘキシル)ビフェニルのシス体とトランス体の混合物で
あるためアセトンより再結晶を繰返しトランス体を単離
した。収量3.7f(収率24%) なおこのものの融点は、96〜97℃であった。
フラスコに無水塩化アルミニウム1Z42、塩化メチレ
ン50m1を仕込み、水冷下5℃以下で塩化アセチル1
0.2 Fを滴下し、滴下終了後1時間熟成した。これ
に上記4−(トランス−4′−n−ヘンチルシクロヘキ
シル)ビフェニル30、6fを塩化メチレン50 rn
eに溶解し、0℃前後で滴下した。滴下終了後2時間熟
成し、反応液を希塩酸に投入した。塩化メチレン層を分
取し、飽和食塩水で洗液が中性となるまで水洗、無水硫
酸ナトリウムで乾燥、塩化メチレンを留去して残留物を
得る。これをアセトンより再結晶スルト4’−()ラン
ス−4′−n−ペンチルシクロヘキシル)−4−アセチ
ルビフェニルが得られる。収量26.3 t (収率7
5チ)なおこのものの相転移温度は129〜140e 〜212℃であった。
フラスコに上記14’−()ランス−4′−n−ペンチ
ルシクロヘキシル)−4−ア七チルビフェニル249,
8Bチギ酸200 mlを仕込み、無水酢酸100m、
硫酸1mg、!+5チ過酸化水素水50mの順に滴下し
た。滴下終了後50〜60℃で30時間熟成し、反応液
を水に投入した。
生成物をエーテルで抽出し飽和食塩水で水洗、無水硫酸
ナトリウムで乾燥、エーテルを留去して残留物を得た。
このものは、4’−()ランス−4’−n−ペンチルシ
クロヘキシル) −4−7セトキシビフエニルである。
これにイソプロピルアルコール300−140%水酸化
力1ノウム水溶液50 mgを加え、還流温度で4時間
反応させた。反応液を水に投入後、塩酸酸性とし析出物
を炉果した。これをクロロホルムより再結晶すると、4
’−()ランス−41−n−ペンチルシクロヘキシル)
−4−ヒドロキシビフェニルl)E得られる。収量す、
 a t (収率61チ)なおこのものの融点は、20
5〜207℃であった。
フラスコに4−n−プロピル安息香酸2.7f。
塩化チオニル5.7f、ベンゼン100 meを入れ5
時間還流下でかくはんした。その後、過剰の塩化チオニ
ル及びベンゼンを減圧下で留去し、残留物を減圧蒸留し
て4−n−プロピル安息香酸クロライドを得た。
更に、別のフラスコに上記4’−()ランス−41−n
−ペンチルシクロへキシ/lノ) −4−ヒト。
ロキシピフェニル5.5 f 、ピリジン11F、ベン
ゼン50−を入れ上記で得た4−n−プロピル安息香酸
クロライド2.6fをベンゼン10〇−に溶解し滴下し
た。滴下終了抜栓々に昇温し還流温度で5時間熟成した
。反応液を水に投入しベンゼン層を分取、飽和食塩水で
水洗、アンモニア水を約2d加え析出した結晶をp別、
炉液を飽和食塩水で洗液が中性となるまで水洗し無水硫
酸す) IJウムで乾燥ベンゼンを留去し残留物をアセ
トンより再結晶して目的物を得た。
ここで得た化合物の赤外吸収スペクトルを第4図に示す
。第4図において1730 cm−’にエステルの吸収
が現れている。また、質量スペクトルでは分子イオンピ
ークがm / (346Bに現れることを確認した。こ
れら両事実と原料化合物との関係からここで合成した化
合物は下式で示すれる4’−()ランス−41−n−ベ
ンチルシクロヘキシル)−4−ビフェニル p−n−7
’ロピルベンゾエート であることが確認された。
なお、との化合物の相転移温度Fi187〜193〜3
31℃であった。
同様にして以下に示す化合物も合成できる。
4’−() 5ンスー4’ −n −フロビルシクロヘ
キシル)−4−ビフェニル p−n−7”ロビルベンゾ
エート、4’−()ランス−41−n−ブチルシクロヘ
キシル)−4−ビフェニル p−n−プロピルベンゾエ
ート、4’−()ランス−41−n−へブチルシクロヘ
キシル)−4−ビフェニル p−n−プロピルベンゾエ
ート、4′−(ト5 yス−4’ −n −オクチルシ
クロヘキシル) −4−ビフェニル p−n−プロピル
ベンゾエート、4′++ ()ランス−4′−n−ペン
チルシクロヘキシル)−4−ビフェニル p −’ n
 −ブチルベンゾエート、4′−(トランス−4′−n
−ペンチルシクロヘキシル)−4−ビフェニル p−n
−ペンチルベンゾエート、41− (トランス−4′−
n−ペンチル7り0ヘキシル)−4−ビフェニル p−
、rl−へブチルベンゾエート、4′−(トランス−4
ζn−ペンチルシクロヘキシル)−4−ビフェニル p
−n−オクチルベンシェード 以下同様にして前記一般式で示される他の化合物も合成
できる。
実施例5 フラスコニドランス−4−n−プロピルシクロヘキサン
カルボン酸2.sr、塩化チオニル5.7t、ベンゼン
100 tagを入れ5時間還流下でかくはんした。そ
の後、過剰の塩化チオニル及びベンゼンを減圧下で留去
し、残留物を減圧MAしてトランス−4−n−プロピル
シクロヘキサンカルボン酸クロライドを得た。
更に、別のフラスコに実施例4で合成した4′−(トラ
ンス−4’ −n−ペンチルシクロヘキシル)−4−ヒ
ドロキシビフェニル5.5F、ピリジン11y1ベンゼ
ン50−を入れ上記で得たトランス−4−n−プロピル
シクロヘキサンカルボン酸クロライド2.71をベンゼ
ン10〇−に溶解し滴下した。簡下終了抜栓々に昇温し
速流温度で5時間熟成した。反応液を水に投入しベンゼ
ン層を分取、ffl:10食塩水で水洗、アンモニア水
を約2 ml加え析出した結晶をp別、P液を飽和食塩
水で洗液が中性となるまで水洗し無水(iI Unナト
リウムで乾燥、ベンゼンを留去し残留物をアセトンよシ
再結晶して目的物を得た。
ここで得た化合物の赤外吸収スペクトルを第5図に示す
。第5図において1750crn−’にエステルの吸収
が現れている。また、質量スペクトルでは分子イオンビ
ークがm / e 474に現れることを確認した。こ
れら両事実と原料化合物との関係から仁とで合成した化
合物は下式で示すレル4’ −()ランス−41−n−
ペンチルシクロヘキシル)−4−ビフェニル トランス
−4−n −プロピルシクロヘキサンカルボキシレート であることが確認された。
なお、この化合物の相転移温度れ218〜e 242〜323℃であった。
同様にして以下に示す化合物も合成できる。
4’−(ト5ンスー4’−n−フロビルシクロヘキシル
)−4−ビフェニル トランス−4−n−プロピルシク
ロヘキサンカルボキシレート、4′−()うy、X−4
’−n−ブチルシクロヘキシル)−4−ビフェニル ト
ランス−4−n −7’ロピルシク口ヘキサンカルボキ
シレー)、4’−()ランス−4’−n−へブチルシク
ロヘキシル)−4−ビフェニル トランス−4−n−プ
ロビルシクロヘギザンカルポキシレー)、4’−()、
lyンスー4′−n−オクチルシクロヘキシル)−4−
ビフェニル トランス−4−n −7’ロピルシク口ヘ
キサンカルボキシレート、4’−() ランス−41−
n−ペンチルシクロヘキシル)−4−ビフェニル トラ
ンス−4−n−プチルシクロヘキサンカルボキシレート
、4’−()ランス−4′−n−ペンチルシクロヘキシ
ル)’−4−ビフェニルトランス−4−n−ペンチルシ
クロヘキサンカルボキシレー)、4’−()ランス−4
′−n−ペンチルシクロヘキシル)−4−ビフェニル 
トランス−4−n−へブチル シクロヘキサンカルボキ
シレー)、4’−(ト2yス−4’−n−ペンチルシク
ロヘキシル)−4−ピフェニル トランス−4−n−オ
クチルシクロヘキサンカルボキシレート。
以下同様にして前記一般式で示される他の化合物も合成
できる。
実施例6 実施例1で合成した液晶化合物を既存の液晶化合物を添
加17液晶温度範囲並びに粘度を測定した。その結果を
、表1に他の例と共に示す。
後記衣1に示す通シ、本実施例による液晶組成物は、粘
度及び液晶温度範囲の下限値を上昇させず、液晶温度範
囲の上限値を向上させることができる。
実施例7 実施例3で合成した液晶化合物を既存の液晶化合物を添
加し液晶温度範囲並びに粘度を測定した。その結果を表
1に示す。表1に示す通り本実施例による液晶組成物は
、粘度及び液晶温度範囲の下限値を上昇させず、液晶温
度範囲の上限値を向上させることができる。
実施例8 実施例6に示した母体液晶に実施例1に示した液晶化合
物を10重量%添加したものを液晶層としてTN型の液
晶表示素子を作成した。この液晶表示素子は上下各ガラ
ス基板の内側に透明ネサ電極を形成し、更に液晶分子を
配向させるためにポリイミド−イソインドロキナゾリン
ジオンの配向制御膜を形成したものである。上下基板間
は液晶層の厚さが約10μmとなるよ5にギャップ制御
を行った。この液晶表示素子に周囲の温度−3aCの環
境下で6vの電圧を印加したところ、応答時間は1.7
秒であった。
なお、比較品の液晶表示素子においては同条件にて応答
時間が2.5秒であった。
実施例9 実施例7に示した母体液晶に実施例3に示した液晶化合
物を10重量%添加したものを、実施例8と同様圧して
TN型の液晶表示素子を作製した。液晶表示素子に周囲
の温度−5aCの環境下で6vの電圧を印加したところ
、応答時間は1.5秒であった。なお、比較品の液晶表
示素子においては同条件にて応答時間が2.5秒であっ
た。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の液晶化合物によれば、
液晶組成物の粘度及び液晶温度範囲の下限値をあまル上
げずに、液晶温度範囲の上限値を向上させることが可能
となる。しかも、この化合物を含む液晶組成物によれば
液晶表示素子の応答特性が向上することになる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第5図は、本発明の液晶化合物の例の赤外吸収
スペクトル線図である。 特許出願人 株式会鳩日立製作所 同 関東化学株式会社 代理人中本 宏

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 下記一般式1又は■: R−z −x’−y −coo −Y’−R’ ・・・
    〔υR−x−coo−x’−y−y’−* =−(IQ
    (式中Rはアルキル基を示し、Wはアルキル基又はアル
    コキシメチル基を示し、x、 x’、()基を示す)で
    表されることを特徴とする液晶化合物。 2、 前記各アルキル基の炭素原子数が、いずれも1〜
    8個である特許請求の範囲第1項記載の液晶化合物。 3、 下記一般式I及び■: R−X−X’−Y−Coo−7−K ・・・α〕n−x
    −coo−x’−y−y’−f ・・・(6)(式中R
    はアルキル基を示し、Wはアルキル基又はアルコキシメ
    チル基を示し% X% ”%Y及びVは、同−又は異な
    り、+基又は有することを特徴とする液晶組成物。 4.2枚の対向する電極基板間に液晶層を挾持し、該電
    極基板間に電圧を印加して該液晶層を光学的に変調させ
    る液晶表示素子において、該液晶層を形成する液晶組成
    物が、下記一般式1及び■: n−x−x’−y−coo−y’−* ・・・〔υR−
    X−Coo−X’−Y−Y’−R’ ・・・〔幻(式中
    Rはアルキル基を示し、Wはアルキル基又はアルコキシ
    メチル基を示し、X、ガ、Y及びY′は、同−又は異な
    シ、帯水又は有する液晶組成物であることを特徴とする
    液晶表示素子。
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