JPS6018140A - 電気掃除機の床用吸込具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気掃除機の床用吸込具に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来、電気掃除機の床用吸込具において、延長管と嵌合
し同延長管と接続される回転パイプの回動自在な保持方
法は大別して２通りあった。その１つは、第１図のよう
に吸込具・本体１に回転パイプ２を抜は止め輪３と一緒
に挿入して連絡管６と突き合せ、吸込具本体１と回転パ
イプ２に設けられた抜は止め輪溝４，６にぬけ止め輪３
が均等に引掛り、回転パイプ２を回動自在に保持する方
法。

他の１つは、第２図のように吸口継手７の外側に回転パ
イプ８をぬけ止め輪９と一緒にはめ込み、同ぬけ止め輪
９を溝１０　、１０’にて保持させる方法である。

ところが、前者の方法によると、連絡管６、吸込具本体
１と回転パイプ２の突き合わせ部に隙間が生じ易く、吸
込んだゴミがたまって回動が不確実になる。また、流れ
る空気に対して抵抗になシ、□風切り音を発して騒音を
高くする。また後者の場合には、回転パイプ８の耐久性
を高め、同時に安価な床用吸込具を提供しようとしてポ
リプロピレン等の軟い材料を使用した場合、床用吸込具
の吸込継手７に対して入方向に回転パイプ８をこじると
回転パイプ８が上下方向に伸び、ぬけ止め輪９が回転パ
イプ８のぬけ止め輪溝１０　、１０’に引掛からなくな
シ、回転パイプ８が外れて実際の使用に役立たないとい
う欠点を有していた。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消したもので、使用性の高
い電気掃除機の床用吸込具を提供するものである。

発明の構成 本発明の電気掃除機の床用吸込具は、円筒部に抜は止め
溝を設けた吸込継手と、上記吸込継手の円筒部の外周に
嵌合し、内面に抜は止め輪溝を有する回転パイプと、上
ｉ己抜は止め溝と抜は止め輪溝に同時に係合して吸込継
手と回転パイプとを回動自在に結合するとともに、一部
切欠を有する円形の抜は止め輪とを具備し、上記抜は止
め溝の一部には抜は止め輪の抜は止め溝への倒れ込みを
防ぐ抜は止め突起を設けて所期の目的を達成したもので
ある。

実施例の説明 以下その一実施例を第３図〜第７図に従って説明する。

図において、１１は吸込具本体で、吸込継手１２が一定
範囲回動できるとと〈回動自在に取付けられている。１
３は連絡管で、吸気通路がなめらかになるように形成さ
れている。１４はじゅうたんそりで、中央に開口部１５
を有し、その開口部１５の左右へは吸気通路１７が延設
しである。１８は刷毛で、吸気通路１７に平行に設けら
れていて、じゅうたんそり１４に固定されている。

１９は前部回転ローラー、２ｏは後部回転ローラーで、
掃除面とじゅうたんそり１４の間隔を保持している。

２１は回転パイプで、吸込継手１２にスムースに嵌合す
るよう形成されている。回転パイプ２１の内面には抜は
止め輪溝２２が、吸込継手１２の円筒部１２′には抜は
止め溝２３が共に一体に設けられている。そして回転パ
イプ２１を吸込継手１２に嵌合させたとき抜は止め輪溝
２２と抜は止め溝２３は同じ位置で相対し、抜は止め空
間２４を形感する。２６は抜は止め輪で、断面円形をし
ておシ、一部を切欠いた環状に形成されている。抜は止
め輪溝２２と抜は止め溝２３の幅は抜は止め輪２６の線
径よシ少し大きく、また抜は止め輪溝２２の深さは抜は
止め輪２５の線径の約棒、抜は止め溝２３の深さは抜は
止め輪２５の線径よシ少し大きく形成されている。また
抜は止め輪２５の通常の最外径は抜は止め輪溝２２の直
径よシ少し大きく、切欠きを縮めるように力を加えて最
外径を最も小さくしたときの抜は止め輪２５内径は抜は
止め溝２３の直径よシ小さくなるように切欠かれている
。また吸込継手１２の抜は止め溝２３の真上には、抜は
止め突起２６が設けられている。抜は止め突起２６の長
さは、抜は止め輪２５を抜は止め溝２３に巻き付けたと
きに生じる切欠幅よシ少し小さく、その高さは抜は止め
輪２５の約Ｍ（１／１２よシ小さい）である。また、抜
は止め突起２６の端部すと抜は止め溝２３の付根Ｃは丸
みでなめらかに加工されている。抜は止め輪２５の端部
にも丸みをつければよい。

以上の構成において、第７図のように、まず吸込継手１
２の抜は止め溝２３に抜は止め輪２６を巻く。このとき
抜は止め輪２５の切欠の間に抜は止め突起２６がくるよ
うにする。次に回転パイプ２１を曲がり部２７の先端が
下向きになるようにして吸込継手１２に嵌合させる。抜
は止め溝２３と抜は止め輪溝２２の位置が一致して抜は
止め空間２４を形成すると、抜は止め輪２５は、弾性で
外側に広がり、抜は止め輪溝２２に内接する。抜は止め
輪溝２２の溝の深さは、抜は止め輪２６の線径の約棒の
ため、抜は止め輪２５は抜は止め溝２３と抜は止め輪溝
２２の両方に均等に引掛って抜は止め作用を発揮する。

次に回転パイプ２１を半回転させて、通常使用状態のよ
うに曲が９部２７の先端全上向きにすると、抜は止め輪
２６は、外側に広がって抜は止め輪溝２２に内接してい
るので、回転パイプ２１と一緒知半回転し、切欠部がぬ
け止め突起２６０反対側にくる。このとき、第５図へ方
向に力を加えて回転パイプ２１をこじても、抜は止め輪
溝２２を形成する角ａが抜は止め溝２３側へ押し上げる
力は作用するが、抜は止め突起２６が支えるために、抜
は止め輪２５は移動せず、従って回転パイプ２１が吸込
継手１２がら外れることはない。従って、ポリプロピレ
ン等の軟いが耐久性があシ、安価な樹脂材料を使用でき
るＯ また、従来は吸込具本体に回転パイプを取り付けてユニ
ット部品としてｂだが、実施例のものでは吸込継手と組
合わせてユニット部品にでき、かさばることもなく、楽
に組立てられる。さらに第１図の従来例のように、回転
パイプを差し込んで保持する方法に比べて、騒音を高く
することなく、またゴミ侵入によ逆回動が不自由になる
こともないＯ また、抜は止め突起２６の端部と抜は止め溝２３との付
根は丸みを設けてなめらかに加工されているので、組み
立てるときの回転パイプ２１の半回転時、及び使用時に
回転パイプ２１を吸込継手１２に対して回転させるとき
、抜は止め輪２５の切欠端面が抜は止め突起２６に引掛
るととなくスムースに回転させることができる。

さらに、抜は止め突起２６の長さは抜は止め輪２５を抜
は止め溝２３に巻きつけたとき生じる切欠幅より小さく
、かつ最大抜は止め溝の半周の長さまで長くしても、回
転パイプ２１の抜けを防止する効果を発揮し、抜は止め
輪２５を短くすることができる。

なお上記実施例は抜は止め輪２５の最内径が抜は止め溝
２３の外径より大きいとしたが、抜は止め輪２５の最内
径が抜は止め溝２３の外径より小さくてもよく、要は抜
は止め輪２５の抜は止め溝２３、抜は止め輪溝２２への
係合が、抜は止め突起２−６によシ常時行なわれていれ
ば良い。

発明の効果 以上のように本発明によれば、吸込継手の抜は止め溝に
抜は止め突起を設けることにより、安価にしかも耐久性
に優れた使用性の高い床用吸込具を提供でき、その効果
はきわめて大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図はそれぞれ異なる従来例の断面図、第３
図は本発明の実施例における床用吸込具の断面図、第４
図は同床用吸込具の下面図、第５図は第３図イ部の拡大
断面図、第６図Ａは吸込継手の拡大斜視図、Ｂはその部
分断面図、第７図は要部の分解斜視図である。 １２・・・・・・吸込継手、２１・・・・・・回転パイ
プ、２２・・・・・・抜は止め輪溝、２３・・・・・・
抜は止め溝、２６・・・・・・抜は止め輪、２６・・・
・・・抜は止め突起。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図 ２１ 第４図 第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　円筒部に抜は止め溝を設けた吸込継手と、上記
   吸込継手の円筒部の外周に嵌合し、内面に抜は止め輪溝
   を有する回転パイプと、上記抜は止め溝と抜は止め輪溝
   に同時に係合して吸込継手と回転パイプとを回動自在に
   結合するとともに、一部切欠を有する円形の抜は止め輪
   とを具備し、上記抜は止め溝の一部には抜は止め輪の抜
   は止め溝への倒れ込みを防ぐ抜は止め突起を設けた電気
   掃除機の床用吸込具。
2. （２）抜は止め突起の端部及び抜は止め溝との付根に丸
   みをつけた特許請求の範囲第１項記載の電気掃除機の床
   用吸込具。
3. （３）抜は止め突起の幅は、抜は止め輪の切欠の幅より
   小さく、かつ、抜は止め溝の半周よシ小さく設定した特
   許請求の範囲第１項記載の電気掃除機の床用吸込具。