JPS60179941A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
- Publication number
- JPS60179941A JPS60179941A JP3269684A JP3269684A JPS60179941A JP S60179941 A JPS60179941 A JP S60179941A JP 3269684 A JP3269684 A JP 3269684A JP 3269684 A JP3269684 A JP 3269684A JP S60179941 A JPS60179941 A JP S60179941A
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- Japan
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- back coat
- magnetic
- layer
- coat layer
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、オーディオ機器、ビデオ機器およびコンピュ
ータ等に使用される磁気テープや磁気シート等の磁気記
録媒体の製造方法に関するものである。
ータ等に使用される磁気テープや磁気シート等の磁気記
録媒体の製造方法に関するものである。
（従来例の構成とその問題点）
近年、この種の磁気記録媒体は高密度記録化に伴い、短
波長記録時における磁気記録媒体と磁気ヘッドとの間の
間隔損失を減少させるために、高平滑な非磁性支持体を
用いて高平滑な磁性層表面を得ようとしている。ところ
が、高平滑な非磁性支持体は走行性および耐久性に欠け
るので、その裏面にカーボンブラック、炭酸カルシウム
、硫酸バリウムまたは酸化チタン等の無機粉末と樹脂結
合剤とからなるバックコート層を形成していた。
波長記録時における磁気記録媒体と磁気ヘッドとの間の
間隔損失を減少させるために、高平滑な非磁性支持体を
用いて高平滑な磁性層表面を得ようとしている。ところ
が、高平滑な非磁性支持体は走行性および耐久性に欠け
るので、その裏面にカーボンブラック、炭酸カルシウム
、硫酸バリウムまたは酸化チタン等の無機粉末と樹脂結
合剤とからなるバックコート層を形成していた。
し、かじながら、バックコート層を形成することによシ
走行性は著しく改善されるが、無機粉末の脱落が生じる
ためにドロップアウトが増加し、さらに、バックコート
層の表面突起が裏写りするために磁性層表面が荒れ、Ａ
Ｍ性変調ノイズが増加する等の不都合が生じていた。
走行性は著しく改善されるが、無機粉末の脱落が生じる
ためにドロップアウトが増加し、さらに、バックコート
層の表面突起が裏写りするために磁性層表面が荒れ、Ａ
Ｍ性変調ノイズが増加する等の不都合が生じていた。
（発明の目的）
本発明は、上記従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
走行性および耐久性に優れ、さらにノイズが少ない磁気
記録媒体を得ることができる磁気記録媒体の製造方法を
提供するものである。
走行性および耐久性に優れ、さらにノイズが少ない磁気
記録媒体を得ることができる磁気記録媒体の製造方法を
提供するものである。
（発明の構成）
上記目的を達成するために、本発明は゛、非磁性支持体
の一方の主面に磁性層を形成し、この磁性層の表面処理
を行なった後に、非磁性支持体の他方の主面にバックコ
ート層を形成し、このバックコート層の表面をカレンダ
処理するようにしたもノテ、バックコート層にカレンダ
処理を施すととにより、バックコート層表面の平滑性が
向上し、磁性層表面への裏写りを抑制することができる
とともに、バックコート層が圧縮されて見掛密度が上が
るのでその機械的強度を向上させることができる。
の一方の主面に磁性層を形成し、この磁性層の表面処理
を行なった後に、非磁性支持体の他方の主面にバックコ
ート層を形成し、このバックコート層の表面をカレンダ
処理するようにしたもノテ、バックコート層にカレンダ
処理を施すととにより、バックコート層表面の平滑性が
向上し、磁性層表面への裏写りを抑制することができる
とともに、バックコート層が圧縮されて見掛密度が上が
るのでその機械的強度を向上させることができる。
（実施例の説明）
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
まず、非磁性支持体の一方の主面に磁性層を形成し、そ
の磁性層の表面処理を行なう。ここで、磁性層は塗布方
式、メッキ方式、蒸着方式のいずれを用いてもよく、そ
れらの表面処理としては、塗布方式のものにはカレンダ
処理、メッキ方式および塗布方式のものには表面保護層
または潤滑層等のオーバーコート処理等がある。次に、
非磁性支持体の他方の主面に顔料と結合剤とからなるバ
ックコート剤を塗布し乾燥させてバックコート層を形成
する。ここで用いるバックコート剤は、力ｓｊンブラッ
ク、グラファイト、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸
化チタン、アルミナ等の無機顔料あるいは各種有機顔料
の中から一種または二種以上を、ニトロセルロース、ポ
リウレタン、ポリエステｐし、塩ビ酢ビ共重合体、ポリ
イミド等の結合剤中に分散させたもので、必要に応じて
分散剤、硬化剤等が加えられる。また、顔料の粒径は１
μｍ以下が好ましく、０．０２〜０．５μｍが最適であ
る。
の磁性層の表面処理を行なう。ここで、磁性層は塗布方
式、メッキ方式、蒸着方式のいずれを用いてもよく、そ
れらの表面処理としては、塗布方式のものにはカレンダ
処理、メッキ方式および塗布方式のものには表面保護層
または潤滑層等のオーバーコート処理等がある。次に、
非磁性支持体の他方の主面に顔料と結合剤とからなるバ
ックコート剤を塗布し乾燥させてバックコート層を形成
する。ここで用いるバックコート剤は、力ｓｊンブラッ
ク、グラファイト、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸
化チタン、アルミナ等の無機顔料あるいは各種有機顔料
の中から一種または二種以上を、ニトロセルロース、ポ
リウレタン、ポリエステｐし、塩ビ酢ビ共重合体、ポリ
イミド等の結合剤中に分散させたもので、必要に応じて
分散剤、硬化剤等が加えられる。また、顔料の粒径は１
μｍ以下が好ましく、０．０２〜０．５μｍが最適であ
る。
その後、バックコート層の表面をカレンダ処理する。こ
こでは、バックコート層を形成した非磁性支持体を加温
条件下で対向するロールの間に通すことによシ加圧して
表面処理を行なっていて、この表面処理に使用されるカ
レンダは、金属ロール、コツトンロール、樹脂ロール、
ガラスロール、セラミックロール等を組み合わせて構成
されている。
こでは、バックコート層を形成した非磁性支持体を加温
条件下で対向するロールの間に通すことによシ加圧して
表面処理を行なっていて、この表面処理に使用されるカ
レンダは、金属ロール、コツトンロール、樹脂ロール、
ガラスロール、セラミックロール等を組み合わせて構成
されている。
また、カレンダ処理条件は、ロールの組み合わせやカレ
ンダ処理段数によっても異なるが、過剰なカレンダ処理
はバックコート層の表面を傷め、その摩擦係数を上昇・
・させるので、温度３０〜９０℃、圧力２０〜２ ’
００ ｋｇ／ｃｍ 、速度１０〜２００ル扮が適当であ
る。
ンダ処理段数によっても異なるが、過剰なカレンダ処理
はバックコート層の表面を傷め、その摩擦係数を上昇・
・させるので、温度３０〜９０℃、圧力２０〜２ ’
００ ｋｇ／ｃｍ 、速度１０〜２００ル扮が適当であ
る。
次に、本発明の具体的な実施例を説明する。
実施例１
非磁性支持体として厚さ１４μｍの巾広のベースフィル
ムを用い、その−表面にＣｏ−γ−Ｆｅ２Ｏ３と結合剤
と必要に応じて加えられる添加剤とからなる磁性塗料を
塗布・配向・乾燥して磁性層を形成し、この磁性層を後
にバックコート層のカレンダ処理に用いるカレンダとは
異なるカレンダで表面処理して、厚さ５μｍの平滑な磁
性層を得だ。そして、ベースフィルムの裏面にバックコ
ート剤を塗布・乾燥して厚さ１μｍのバックコート層を
形成した後に、２本の樹脂ロールの間に金属ロール）挾
んで構成した処理段数が２ニツプのカレンダで、バック
コート層の表面が樹脂ロールに当接するようにしてカレ
ンダ処理を行なった。この時のカレンダ処理条件は、温
度８０℃、圧力９０１１速度８０瞭分であった。こうし
て得られた曲広の磁気テープをＷインチ巾に裁断してビ
デオテープを作製した。
ムを用い、その−表面にＣｏ−γ−Ｆｅ２Ｏ３と結合剤
と必要に応じて加えられる添加剤とからなる磁性塗料を
塗布・配向・乾燥して磁性層を形成し、この磁性層を後
にバックコート層のカレンダ処理に用いるカレンダとは
異なるカレンダで表面処理して、厚さ５μｍの平滑な磁
性層を得だ。そして、ベースフィルムの裏面にバックコ
ート剤を塗布・乾燥して厚さ１μｍのバックコート層を
形成した後に、２本の樹脂ロールの間に金属ロール）挾
んで構成した処理段数が２ニツプのカレンダで、バック
コート層の表面が樹脂ロールに当接するようにしてカレ
ンダ処理を行なった。この時のカレンダ処理条件は、温
度８０℃、圧力９０１１速度８０瞭分であった。こうし
て得られた曲広の磁気テープをＷインチ巾に裁断してビ
デオテープを作製した。
実施例２
実施例１と同様なビデオテープを、バックコート層のカ
レンダ処理を次のように変更して作製した。樹脂ロール
と金属ロール各１本からなる処理段数１ニツゾのカレン
ダを用い、バックコート層の表面が金属ロールに当接す
るようにして、温度５０℃、圧力８０ ’Ｋｇ／ ｔｙ
ｎ、速度８０ｍ／分の条件でカレンダ処理を行なった。
レンダ処理を次のように変更して作製した。樹脂ロール
と金属ロール各１本からなる処理段数１ニツゾのカレン
ダを用い、バックコート層の表面が金属ロールに当接す
るようにして、温度５０℃、圧力８０ ’Ｋｇ／ ｔｙ
ｎ、速度８０ｍ／分の条件でカレンダ処理を行なった。
比較例
実施例１と同、様のビデオテープを、バックコート層の
カレンダ処理を行なわずに形成した。
カレンダ処理を行なわずに形成した。
上記の実施例１．実施例２．比較例の各々のカラーＳＮ
比、１００回の通常走行時のドロップアウト数および虫
食い減磁の有無をそれぞれ調べ、表に示した。
比、１００回の通常走行時のドロップアウト数および虫
食い減磁の有無をそれぞれ調べ、表に示した。
なお、表において、カラーＳＮ比は、ｖＨ８方式ＶＴＲ
ＸＮＶ−８２００（ａ下電器■製）を用い、１００チク
ロミナンス信号を９２５Ｄ型カラービデオノイズ測定器
（シバツク■製）に入力して、１に〜５００ ｋＨｚフ
ィルター時におけるＳＮ比を測定し、比較例をＯｄＢと
して両実施例の相対値を示した。ドロップアウト数は、
ＶＨ８方式ＶＴＲ。
ＸＮＶ−８２００（ａ下電器■製）を用い、１００チク
ロミナンス信号を９２５Ｄ型カラービデオノイズ測定器
（シバツク■製）に入力して、１に〜５００ ｋＨｚフ
ィルター時におけるＳＮ比を測定し、比較例をＯｄＢと
して両実施例の相対値を示した。ドロップアウト数は、
ＶＨ８方式ＶＴＲ。
ＮＶ−８２００を用い、映像再生信号の瞬間的な欠落（
１５μｓ、１６ｄＢ）をドロラグアウトカウンターで測
定し、１分間あたりの平均値を示した。
１５μｓ、１６ｄＢ）をドロラグアウトカウンターで測
定し、１分間あたりの平均値を示した。
虫食い減磁は、ＶＨ８方式ＶＴＲ，ＮＹ−８２００を用
い、映像再生信号のエンベロープをオシロスコーグで観
測し、３ｄＢ以上の欠落の本数を数えた。
い、映像再生信号のエンベロープをオシロスコーグで観
測し、３ｄＢ以上の欠落の本数を数えた。
上記の表かもも明らかなように、本発明に上る実施例１
および２は、バックコート層の表面をカレンダ処理して
平滑化することにより、磁性層への裏写りを抑制すると
ともにバックコート層の機械的強度を向上させることが
できるので、従来のようにバックコート層のカレンダ処
理を行わない比較例に比べ、カラーＳＮ比が向上すると
ともにドロップアつトや虫食い減磁を著しく低減するこ
とができる。
および２は、バックコート層の表面をカレンダ処理して
平滑化することにより、磁性層への裏写りを抑制すると
ともにバックコート層の機械的強度を向上させることが
できるので、従来のようにバックコート層のカレンダ処
理を行わない比較例に比べ、カラーＳＮ比が向上すると
ともにドロップアつトや虫食い減磁を著しく低減するこ
とができる。
なお、実施例として磁気テープについて説明したが、磁
気テープだけでなく磁気シートおよび磁気カード等の他
の磁気記録媒体にも応用できることはいうまでもない。
気テープだけでなく磁気シートおよび磁気カード等の他
の磁気記録媒体にも応用できることはいうまでもない。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明によれば、磁気記録媒体の
ＳＮ比を向上させるとともにドロップアウトおよび虫食
い減磁を抑制することができるので、走行性、耐久性お
よび電磁変換特性の優れた磁気記録媒体を容易に製造す
ることができ、その実用上の価値が大なるものである。
ＳＮ比を向上させるとともにドロップアウトおよび虫食
い減磁を抑制することができるので、走行性、耐久性お
よび電磁変換特性の優れた磁気記録媒体を容易に製造す
ることができ、その実用上の価値が大なるものである。
Claims (1)
- 非磁性支持体の一方の主面に磁性層を形成し、該磁性層
の表面処理を行なった後に、非磁性支持体の他方の主面
に顔料ち２よび結合剤からなるバックコート剤を塗布し
乾燥させてバックコート層を形成し、該バックコート層
の表面をカレンダ処理することを特徴とする磁気記録媒
体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269684A JPS60179941A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269684A JPS60179941A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60179941A true JPS60179941A (ja) | 1985-09-13 |
| JPH0226289B2 JPH0226289B2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=12366012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3269684A Granted JPS60179941A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60179941A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0992994A (ja) * | 1995-09-21 | 1997-04-04 | Asia Electron Inc | 冷却板 |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP3269684A patent/JPS60179941A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0226289B2 (ja) | 1990-06-08 |
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