JPS60179407A - 硬化促進剤溶液 - Google Patents

硬化促進剤溶液

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JPS60179407A
JPS60179407A JP3433784A JP3433784A JPS60179407A JP S60179407 A JPS60179407 A JP S60179407A JP 3433784 A JP3433784 A JP 3433784A JP 3433784 A JP3433784 A JP 3433784A JP S60179407 A JPS60179407 A JP S60179407A
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JP
Japan
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meth
accelerator solution
curing
curing accelerator
hydrazide
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JP3433784A
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Takanori Okamoto
岡本 孝則
Kyuichi Mori
森 久一
Hideaki Matsuda
松田 ひで明
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Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はラジカル重合開始剤を配合した(メタ)アクリ
ル系硬化性組成物の硬化を促進するための硬化促進剤溶
液に関する。4′fに、嫌気性接着剤や第2世代アクリ
ル接着剤に適した高性能の硬化促進剤溶液を提供するも
のである。
嫌気性接着剤は空気と接触している限りは安定で長期間
硬化しないが、金属二表面間に入って空気を遮断される
と短時間で硬化するという独特の性能を有する接着剤で
ネジ部のゆるみ止めや配管部のシール用等に広く使用さ
れている。通常は一族で使用されているが、ライン作業
で速硬性が要求される場合やメッキ材質等の難接着性材
料の接着に当ってはその機能を充分発揮することができ
ないため、硬化促進剤を含有ずろプライマーを併用し二
液型としてその欠点を補っている。第2世代アクリル接
着剤は(メタ)アクリレート単量体、エラストマー及び
有機過1伎化物等からなるA液と硬化促進剤な配合した
B液からなる速硬性の二液型接着剤であり、作業性と接
着性能に優れ近年大きな注目を集めている接着剤である
これらにおける硬化促進剤は殆んどが嫌気性接着剤、ま
たは第2世代アクリル接着剤のA液中に含まれる有機過
酸化物とレドックスを形成することができる還元剤であ
り、たとえば、金属石けん、メルカプタン類、チオ尿素
、アスコルビン酸、金属キレート化合物、3級アミン等
であり、その何れもが公知である。このような還元剤の
使用によって前述の如くCメタ)アクリル系硬化性組成
物を速硬性にすることができるが、近年においては組み
立て工程の高速化等に伴ない更に性能の向上が望まれて
いる。即ち、硬化速度がより速いこと、接着に当っては
被着体表面に影響されずどのよりな月質に対しても速硬
性であること、悪臭がないことなどである。
本発明者等はこの目的に合致した硬化促進剤について鋭
意研究の結果、銅またはバナジウムのキレート化合物と
0−ベンゾイックスルフィミドまたはアリールスルホニ
ルヒドラジドの組み合せからなる還元剤系が著しく良好
な性能を有していることを見出し本発明に至ったもので
ある。
即ち本発明は、下記(1)および(2)を有機溶剤に溶
解して得られる(メタ)アクリル系硬化性組成物用の硬
化促進剤溶液に関するものである。
(1)会同および/またはバナジウムのキレート化合物 (2)0−ベンゾイックスルフィミドおよび/またはア
リールスルホニルヒドラジド 硬化促進剤の成分として金属キレート化合物を用いた例
としては特公昭44−31830.同49−21093
、同49−48678 、特開昭41’l−21786
等の各公報に記載されているが接着速度の点で不充分で
ある。更に髄公昭39−29195号公報においてはバ
ナジウム化合物と主としてメルカプタン類との組み合わ
せからなる硬化促進剤により不飽和ポリエステル樹脂の
硬化速度を改善しており、また特公昭55−17041
号公報においては金属キレート化合物とチオ尿素との組
み合わせにより第2世代アクリル接着剤力接着速度を改
善している。
これらの発明においては金属キレート化合物単独と比1
咬してかなり硬化速度の改善がみられるが、メルカプタ
ンやチオ尿素を用いた場合は臭気が大きく、作業環境上
問題があることや、被着材である金属の種類によっては
接着速度や接着強度が悪くなる傾向があり実用上充分な
性能を有しているとは言い戊11い。
一方、0−ベンゾイックスルフィミドやアリールスルホ
ニルヒドラジドはそれぞれ特公昭43−6545及び特
開昭51−117789号公報に記載されている如く、
主として嫌気性接着剤に添加して一液での使用における
接着亢進剤として使用されているものである。
本発明者等は嫌気性接着剤の添加剤として用いられてい
るO−ベンゾイックスルフィミドやアリールスルホニル
ヒドラジドと金属キレート化合物のうち銅またはバナジ
ウムのキレート化合物の有機溶剤溶液が両者の相乗効果
により非常に優れた硬化促進能を発揮することを見出し
た。即ち、〇−ベンゾイックスルフィミドやアリールス
ルホニルヒドラジドは単独では硬化促進能は非常に弱く
、また、銅またはバナジウムのキレート化合物単独でも
促進効果はあるが充分ではない。しかしながら両者を混
合した場合にはそれぞれ単独の場合と比較して著しく優
れた硬化促進効果を発揮するのである。
銅またはバナジウムのキレート化合物としては、β−ジ
ケトンまたはケトエステルのキレート化合物が適当であ
り、銅アセチルアセトネート、バナジウムアセチルアセ
トネート等があけられる。使用量は硬化促進剤溶液中0
01〜5重量%好ましくは01〜2重量%である。
アリールスルホニルヒドラジドとしてはベンゼンスルホ
ニルヒトラシトオヨヒトルエンスルホニルヒドラジドが
あげられる。0−ベンゾイックスルフィミドおよびアリ
ールスルホニルヒドラジドの使用量は硬化促進剤溶液中
0.01〜7重量係好ましくは02〜3重量%である。
これらの硬化促進剤を溶解する溶剤としてはトリクロル
エタン、トリクロルエチレン、クロロホルム、メタノー
ル、エタノール、イソプロパツール等の低沸点有機溶剤
や重合性(メタ)アクリレート単量体が適当である。
以上の如き本発明の硬化促進剤溶液によって硬化を促進
される(メタ)アクリル系の硬化性組成物はラジカル重
合開始剤と(メタ)アクリル基を含有する単量体からな
るものであれば特に差仕えはない。ラジカル重合の開始
剤としては0−ベンゾイックスルフィミドのアミン塩や
有機過酸化物が友げられる。0−ベンゾイックスルフィ
ミドのアミン塩は本・ツト明者等が特公昭53−472
66号公報等において嫌気性接着剤の硬化剤として示し
たものであり、有機過酸化物とは異なるためこのアミン
塩を硬化剤とする接着剤は従来のレドックス系では硬化
を促進することが困姉であったが、本発明の硬化促進剤
溶液の使用により可能となった。
有機過酸化物としてはハイドロパーオキサイド、パーオ
キシエステル、ケトンパーオキサイド等があげら」する
また、(メタ)アクリル基を含有する単量体としては、
メチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシルCメタ)
アクリレート、ヒドロキソエチル(メタ)アクリレート
、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシ−3−フェニルオキシブロビル(メタ)アクリレ
ート等のモノ(メタ)アクリレート類、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ビスフェノールAアルキレンオ
キサイド付加物のジ(メタ)アクリレート、液状ゴム末
端(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレー
ト、ウレタンポリ(メタ)アクリレート等の多価(メタ
)アクリレート類等があげられる。
以上が本発明の構成であるが、目的に応じて粘性な調節
するだめの可溶性ポリマーやチクソトロピック剤、硬化
生成物に強靭性を付与するためのエラストマー、接着強
度を高める目的で重合性酸性リン酸エステルやポリリン
酸等を適肝添加+ルことも可能である。
次に本発明を実施例および比較例によって更に詳細に説
明する。但し、部は全て重量部を示す。
〔実施例1−1.比較例1−1〕 ビスフェノールAのエチレンオキサイド3モル付加物の
ジメタクリレート50部とヒドロキシプロビルメタクリ
レート50部にクメンハイドロパーオキサイド05部添
加して嫌気性接着剤を調製した。また、トリクロルエタ
ン99部とヒドロキシプロピルメタクリレート1部から
なる混合6媒に表1に示す各種硬化促進剤を所定@み加
溶解して硬化促進剤溶液を調製した。次に、難接着材料
であるクロメートボルト(Ml O)のネジ−t−UK
得られた硬化促進剤溶液を塗布乾燥後、前記嫌気性接着
剤を数滴塗布し同種のナンドをねじ込んだ後23°Cで
セットタイムと24時間後の戻しトルクを測定した。測
定方法は次の通りである。
セットタイム:ナツトをねじこんだ後硬化の開始によっ
てナンドを指でゆるめるこ とができなくなるまでの時間を測 定しセントタイムとした。
戻しトルク :接着したボルト・ナンドを24時間放置
後トルクレンチでゆるめ、 1/4.1/2.3/4.1回転時の各トルクの平均値
を戻しトルクとした。
尚、比較の為に嫌気性接着剤単独で接着した場合および
硬化促進剤成分がそれぞれ単一である硬化促進剤溶液を
使用した場合についても行った。
C以下余白) 表1 グ 於 伊 汁 較 例 〔実施例1−2.比較例1−2〕 実施例1−1で得られた嫌気性接着剤と実施例1−1.
43の硬化促進剤溶液を用いてクロメート以外の各種材
質のMIOボルト・ナツトを接着した結果を表2に示す
。比較の為に比較例1−1゜A5の硬化促進剤溶液を用
いた場合についても比較例として表2に示す。
表2 〔実施例1−3.比較例1−3〕 ヒドロキシプロピルメタクリレートと2.4−)リレン
ジイソソアネートを常法に従って2対1のモル比で付加
反応させて得られたウレタンポリメタクリレート50部
、ヒドロキシプロピルメタクリレート50部、ラジカル
重合開始剤としてO−ベンゾイツクスルフイミドの表3
に示す各種アミン塩1.5部およびポIJ リン酸00
2部を混合溶解して有機過酸化物を含有しない鎌気性接
着剤を調製した。次いでこれを実施例1−1.A3の硬
化促進剤溶液を用いて実〃11I例1−1と同様にクロ
メートボルトを接着し、物性を測定した。結果を表3に
示す。尚、比較の為に硬化促進剤溶液を開用しない場合
についても比較例としてそれぞれ示す。有機過酸化物を
含有していない姥気性接着剤であるが、本発明の硬化促
進剤溶液の使用によって著しく速硬性になることが明ら
かである。
C以下余白) 表3 〔実施例1−4.比較例1−4〕 メチルメタクリレート45部、2−ヒドロキシ−3−フ
ェニルオキシプロピルアクリレート35部、ニトリルゴ
ム(日本ゼオン製二ポール1072)15部、ポリリン
酸0.1部およびクメンハイドロパーオキサイド5部よ
り第2世代アクリル接着剤のA液を調製した。次いでA
STM、D950−54に従って衝撃剥離強度を測定し
た。即ち、23℃において5S−41−膜構造用鋼材で
製造した衝撃剥離試験片の一方に実施例11.A3の硬
化促進剤溶液を塗布後乾燥し、他方の試験片には前記で
得られた第2世代アクリル接着剤を塗布した。次いで両
者をこすり合わせるようにして貼り合わせ、両者をもは
や手ではがすことができなくなるまでの時間cセットタ
イム)と24時間後の衝撃剥離強度を測定した。尚、比
較の為に比較例1−1.A5の硬化促進剤溶液を用いた
系についても行った。結果を表4FC示す。
表4 〔実Mu例2.比較例2〕 メタノール100部、ポリリン20.02部からなる溶
液を溶剤とし、バナジウムアセチルアセトネートとトル
エンスルホニルヒドラジドの添加量を変化させ、実施例
1−1の嫌気性接着剤に対する接着物性を実施例1−1
と同様忙測定した結果を表5FC示す。表5で明らかな
ように両者が共存した時にセットタイムが短かくなり、
接着強度も著しく増大している。
表5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記(1)および(2)を有機溶剤に溶解して得られる
    (メタ)アクリル系硬化性組成物用の硬化促進剤溶液。 (1) 銅および/またはバナジウムのキレート化合物 (2)0−ベンゾイックスルフィミドおよび/またはア
    リールスルホニルヒドラジド
JP3433784A 1984-02-27 1984-02-27 硬化促進剤溶液 Granted JPS60179407A (ja)

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JP3433784A JPS60179407A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 硬化促進剤溶液

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JP3433784A JPS60179407A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 硬化促進剤溶液

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JPS60179407A true JPS60179407A (ja) 1985-09-13
JPH0133483B2 JPH0133483B2 (ja) 1989-07-13

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03190907A (ja) * 1989-12-19 1991-08-20 Toagosei Chem Ind Co Ltd 改良されたレドックス触媒
JP2009144054A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Gc Corp 重合性組成物
JP2013117011A (ja) * 2011-11-02 2013-06-13 Okura Ind Co Ltd 二液硬化型アクリル系組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013117011A (ja) * 2011-11-02 2013-06-13 Okura Ind Co Ltd 二液硬化型アクリル系組成物

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