JPS60177896A - 食肉スライサ−の受取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、丸刃の裏側で、丸刃に切断されつつあるス
ライス片の前端よ材料の切断速度と同速に一方回転する
１）９送帝に受け敗りつつ、丸刃と共に材料の切断方向
に同速に移動するコンベアフレーム・と＋１ｉｆｔえた
食肉スライサーの受取υ装置に関する。

従来のこの種の装置には、例えば本出願人の先願に昭和
４８年特許公開第９６７６７号がある。

この先願の装置は、コンベア７ソームに張設した搬送帯
が切断速度と同速で一方回転するので、スライサーから
受け取る際にスライス片に伸び縮みを生じさせないで搬
送することはできるが、受取り装置からスライス片を排
出するときは、一方間転する搬送帯の後端の折り返し部
で反転落下させるか、または搬送帯上に設けた凹凸条の
間に入れた櫛歯状の受渡し部材の反転によって所定位置
に落下させるよう圧しだので、受取シ装置から排出され
るときに、反転落下するスライス片に伸び縮みが生じ、
生肉のように軟い材料のスライスには適し雌い欠点があ
った。また、別の例として、特公昭３５−１４４８６号
の切断内の自動配列装置もあるが、この装置は、丸刃に
よって切シ離されたスライス片の落下位置に設けた受取
り装置に反転する櫛歯状の受渡し装置を付設しているの
で、スライス片が、切シ始めから受取シ装置上に落下す
るまでの間と、櫛歯状の受渡し装置から反転落下する際
との２度にわたって、何物にも支えられずに自らの形状
を損ね易い状態を繰り返すことになり、前者よシも更に
生肉のスライス片を自動的に受け取る装置としては不適
当であった。さらに別に１実公昭３９−２２７７３号の
肉片受器があるが、この装置も受器から排出する際にス
ライス片の反転を要する点において前二者と同じ欠点が
あった。

そこで本発明は、丸刃の裏側で、該丸刃が切断しつつあ
るスライス片の前端を材料の切断速度と同速に一方回転
する搬送帯に受け取りつつ、丸刃と共に材料の切断方向
に同速で移動する一定長のコンベアフレームの前端部を
、肉箱の前端面と平行する垂直軌道上に往復自在に支承
せしめ、他端の後端部を上記垂直軌道に交叉する水平軌
道上に往復自在に支承させることくよって、受取シ装置
のコンベアフレームの一端を肉肉の前端面に沿りて上下
方向に往復し、他端を水平方向に往復させる一方、該フ
レームに前後を支承させて一方回転する搬送帯を材料の
切断速度と同速に循環せしめ、水平方向に往復するコン
ベアの後端からスライス片を反転させることなく所定位
置に置き重ねられるようにした食肉スライサーの受取り
装置を提供したものである。

以下に本発明を図面に示す実施例について説明する。

第１．２図に示す実施例工において、（４）は丸刃、（
ロ）は積載した材料肉塊を自動給送す剋肉箱、（Ｃ）は
丸刃（４）が肉箱（Ｂ）から繰シ出す材料を切断して得
たスライス片（Ｓ）を受け取って所定位置に搬送する受
取シ装置のコンベアである。

丸刃（４）は、機台（ト）に門型に立設した左右一対の
コラム（１１に両側を遊嵌した昇降枠（２）の中央部に
取υ付けら”れ、機台（ト）の−偶に設けたモータ（ロ
）、と２節のリンクアーム（３）に張設したベルト伝動
機構（４）に従動して回転し、機台（Ｆ’ｌの下部に設
けたモータ（ロ）２に従動するクランク軸（５）と、同
軸（５）の両端に固定したクランク（６）と、昇降枠（
２１の両側とクランク（６）を連結した連結杆（７）に
従動して、機台（巧上に設置した肉箱（９）の前端面げ
に沿って昇降する。

受取り製置のコンベア（Ｃ）は、左右一対のコンベアフ
レーム（ｆ）と、同フレーム（ｆ）の前後（第１．２図
の上下）をそれぞれ挿通する回転軸＋８１（９１と、回
転軸（８）　（９１間に張り渡した搬送帯Ｈを備え、前
部回転軸（８）を昇降枠（２）の背面に軸受けさせ、か
つ、前部回転ｇｌｈ　（Ｅｌｌの一端（第１１右手）に
取り付けたピニオンギヤαυを、コラム（１）と平行し
て垂直に設けたラック（６）に噛合し、後部回転軸（９
）の両外端にそれぞれ設けたローラαｊを、機台（ト）
上に水平に横架した両側のレール＋１４１　Ｋ　［合し
、同軸（９）の−１ｕｌｌ　Ｋ取り付けたピニオンギヤ
（２）をアイドルギヤａＱを介在させて、上記レールＩ
と平行に機台（ト）上に設置したラック＋１？）に噛合
し、上記前後の回転軸ｔ８１　（９１とそれぞれに取シ
付けだピニオンギヤＵυ０９との＋ｎ＋にそれぞれワン
ウエイローラクンツチ（１１９Ｑｌを介在させている。

前記コンベア７レーム（ｆ）の前端部（ｆｙは、前記コ
ラムｆｉ＋を第３″図に示す垂直軌道（ロ））として、
丸刃囚と共に材料の切断方向に同速で移動し、肉箱（ロ
）の前端面ぽと平行して昇降枠（２）と一体に往復し、
該前端部（ｆｙと一定距離を有する同７レーム他端の後
端部（ｆＹ’は、前記レールａ養を同第３図に示すよう
に上記垂直軌道（ａ）　Ｋ交叉する水平軌道（１））と
して昇降枠（２）の下降時に第２．３図左手へ移動し、
上昇時に右手へ移動して水平方向に往復する。また、前
記搬送帯αＱは、昇降枠（２）の下降とともに材料の切
断が始まると、丸刃（ト）Ｋよって上方から切断されつ
つ丸刃（４）の裏側へ反りかえるスライス片（Ｓ）の前
端を円弧形をなすその前端に受けつつ、下降すると同時
に、ラックｔｌａと噛合して図示左回シに回転しながら
下降するピニオンギヤＱＩｌ＆Ｃ駆動されて、材料の切
断速さと同速に一方回転する。このとき、コンベア７Ｖ
−人後端のピニオンギヤｕ埼は、アイドルギヤ顛を介す
るラックαηとの噛合によシ逆に右回転するが、同ギヤ
（ハ）に嵌めた前記ワンウェイクラッチ０の作用によっ
て搬送帯部の一方回転には干渉を生じないように構成さ
れている。また昇降枠（２）の上昇時には、上記ワ／ク
エイローラクラッチ（ＩＩが復動するコンベアフレーム
後端の後部回転軸（９）と結合してピニオンギヤ＋１９
の左回転を伝動する一方で、下降往行程時に前部回転軸
（８）と結合した他方のワンウェイローラクラッチ霞が
開放され、この搬送帯０Ｉは復動時にも左回りの一方回
転を継続するように構成されている。（至）はコンベア
フレーム（ｆ）の後端部（カの往復位置の直下に同方向
に設けられた間欠駆動製の搬出コンベアである。

なお２Ｎ発明の実施に際し、搬送帯Ｑｌの循環をＦ９［
定速度に保つよう処するならば、この実施例で使用した
ラック、ピニオンおよびワンウェイローラクラッチ等か
らなる駆動機構に代えて、例えば速度制御付きのモータ
駆動方式などを用いることもできる。

上記のように構成した本発明によれば、丸刃に）に切断
されたスライス片（Ｓ）はほとんど伸び縮みすることな
く搬送帯翰上圧受は取られ、次いでコンベアフレーム（
ｆ）の復動時にも同方向に回転を続ける搬送帯α１の後
端から排出されるが、その排出過程において、コンベア
フレーム（ｆ）の後端部（ｆＹ′が復動方向に沿って搬
送帯α１の排出速度と同速度に水平移動するので、その
排出位置の直下で待機する搬出コンベア（イ）上または
その上に置かれたトレー上に前端を接地せしめたスライ
ス片（Ｓ）は、上記後端部（ｆＹ′の移動と搬送帯Ｑｌ
の回転が１対１に対応していることによって、伸び縮み
を生ずることなく、順次その接地面を拡大し、復動行程
の終端に至るまでに、搬出コンベアまたはトレー上への
移行を終える（第３図に）（ホ）図参照）。また、上述
の受取シ排出動作はそれぞれの所定位置で反復して行な
われる。

以上のように本発明は受取り装置が受け取ったベライス
片を、反転させることなく、まだ、はとんど伸び縮みを
生じさせることなく所定の排出位置に置くことができる
ので、切断時の形状をほとんど変えることなく平面上に
移し替える。したがって、スライス片を所望の萩数ずつ
同一平面上に重ねたり、コンベアを１枚毎に間欠移動さ
せて所望の枚数ずつ積み並べたりして、包装および計量
の自動装置に接続することによって、食肉包装を完全自
動化することも大いに期待できる。

次にこの実施例は、第３図に示すように、前記コンベア
フレーム（ｆ）の往復行程が、スライス片（瞬が丸刃（
４）に完全に切り離される切断行程（Ｃ）の後に、さら
に丸刃（４）と共にコンベアフレームの紬端部（ｆＹが
下降を続ける余裕行程（ホ）を有し、また、第１．２図
にも示すように１前記垂直軌道（ａ）に沿って設けた前
記ラックαりを、その上下を支承する支持部材＋２１１
に遊嵌して、機台（乃に対し昇降自在に設ける一方、前
記クランク軸（５）に固定したカム＠に追従して揺動す
るｌ／　％−（ハ）の先端を上記ランク（ＩＬの下端に
連結してなるだめ押し送り機構（Ｄ）を備えることによ
シ、切断行程（ｅ）に続いて上記レバー（ハ）を上方へ
揺動し、上記余裕行程（イ）時に下降移動を続けるコン
ベアフレーム前端部（ｆ）′に逆行してラックｑｚを上
昇亡しめ、それによって、前記前部回転軸（８）を速回
転し、丸刃（６）による切断が終ってスライス片（Ｓ）
を完全に受け取り終えた前記搬送帯部にだめ押し送り回
転を生じさせ、同搬送帯Ｑｌの後端までスライス片（初
を移動せしめておくことＫＪ：り、前述した復動行程時
におけるスライス片（６１）の置き移しを遅滞なく行な
わせるようにしたものである６なお、第３図において、
に）は材料（食肉塊）、（Ｓ）はスライス片、（Ｃ）’
は切シ始め行程、（ｅ）は復動行程、（θＹは復帰行程
で、その他の符号は第１１２図に準じている。

次に、第４図に示す実施例■は、前記丸刃（ロ）をスラ
イサーの主回転軸（財）を回転中心とするアーム（ハ）
の先端に取シ付けて、該丸刃（４）を自転しつつ上記主
回転軸＠の周シを一方向に公転するように設け、この丸
刃（４）の回転軌跡上に前端面ばを位置させて前記肉箱
（ロ）を設置する一方、上と、同軸− 一一−、−’ 肥土回転軸（財）に同期回転する同期回転軸ｃ！＋９１
Ｃ固定したカム＠とを有する昇降装置（ト）を備え、こ
の昇降装置（６）から上方へ延長した昇降杆（ハ）の上
端［１１型の枠げを設け、この枠（ハ）′に前記受取シ
コンベア（０）のコンベアフレーム（ｆ）ノ前端部（ｆ
）’両し、スライサーの機台（巧上に前記レール口◇を
設けてとれを水平軌道（ｂ）とし、この水平軌道（ｂ）
　ｉｃコンベアフレーム（ｆ）の後端部（ｆｙ′を支承
させ、実施ガニと同様に丸刃囚の切断周期に合わせて受
販如装置のコンベア（０）を駆動するものである。

なおこの実施例■は、回転直径方向処延設したアーム（
ハ）の両端に丸刃囚を備えて、主回転軸ｃ！４）の１回
転中に２度切断し、それに同期して受取）コンベア（Ｃ
）も２回受取シ、排出動作を繰シ返すように構成されて
おシ、上記以外の部材には実施ガニと共通する符号を示
してその説明を省略する。

上記のように構成したこの実施例■も、実施ガニと同様
にスライス片（Ｓ）を受取りコンベア（Ｃ）が受け取シ
、搬出コンベア翰上にスライス片（Ｅｌ）を反転するこ
となく、かつ、伸び縮みをほとんど生じさせずに平面的
に移し替えることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は実施ガニ
の背面図、第２図は同上の一部切欠側面図、第３図は、
本発明における受取り装置の作動を図解して示す説明図
、第４図は実施例■の背面図である。 Ｆ・・機台、Ａ・・丸刃、Ｂ・・肉箱、Ｂ′・・前端部
、ｌ・・コラム、２・・昇降枠、Ｍ、、　Ｍ、・・モー
タ、３・・リンクアーム、４・・ベルト伝動機構、５・
・クランク軸、６・・クランク、７・・連結杆、Ｃ・−
受ｗすｉｔのコンベア、ｆ・・コンベアフレーム、ｆ′
・・前端部、？・・後端部、８．・・前部回転軸、９イ
ｌ萄酬ｅ鯖　嘴ハ　−−一左虜　１１　１Ｈ，、ビニψ
ンギャ、１２．１７・・ラック、１３・・ローラ、１４
・・レール、ｌ　１６・・アイドルギヤ、１８．１９・
・ワンウェイロー２クラツチ、ａ・・垂直軌道、ｂ・・
水平軌道、２０−・搬出コンベア、２１・・支持部拐、
Ｄ・・だめ押し送シ機構、２２・・カム、２３・・レバ
ー、ｃ・・切断行程　ｃ／・・切シ始め行程、ｄ・・余
裕行程、θ・・復動行程、ｅ′・・復帰行程、ｍ・・材
料（食肉塊）、ｓ・・スライス片、２４・・スライサー
の主回転軸、２５・・アーム、Ｅ・・昇降装置、２６・
・同期回転軸、２７・・カム、２Ｂ・・昇降杆、２８′
・・０派の枠。 出願人　南常鉄工株式会社 寮１肖 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 送帯α１に受け取９つつ、丸刃（４）と共に材料の切断
   方向に同速で移動する一定長６コンベア７レーム（ｔ′
   ）の前端、郁（ｆ’）”ｘ　ｓ肉箱（Ｂ）の前端面ＣＢ
   Ｙと平行する垂直軌道（ａＪ上に往復自在に支承せしめ
   、他端の後端部（ｆ）”を上記垂直軌道（ａ）に交叉す
   る水平軌道（ｋｌ）上に往復自在に支承せしめてなる食
   肉スライサーの受取り装置。 （２）　前記垂直軌道（ａ）と水平軌道（切がそれぞれ
   ラックα′３（Ｉηを具え、前記コンベアフレーム（ｆ
   ）の前端部＜ｆＹと後端部（ｆｙ′には、それぞれ上記
   ラックＱ３　（１７１に従動回転するピニオンギヤ＋Ｉ
   ｆ）　（１４９を設け、このピニオンギヤＱυα四をそ
   五ぞれワンウェイローラクラッチα醋０を介して前記搬
   送帯骸鳴を駆動する前、後の回転軸（８）（９）に連結
   して、前記コンベアフレーム（ｆ）が切断方向へ移動す
   る往行程時には、一方のピニオンギヤ仏υの回転によっ
   て搬送帯顛をスライス片（Ｓ）の搬出方向に一方回転し
   、上記コンベアフレーム（ｆ）の復行程時には他方のピ
   ニオンギヤａ９の回転によって搬送帯α呻を同じく搬出
   方向に一方回転するように構成したことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の食肉スライサーの受取シ装置
   。 （３）　前記コンベアフレーム（ｆ）の往復行程が、ス
   ライス片（Ｓ）が完全く切シ離される切断行程（Ｃ）の
   後に余裕行程（イ）を有し、前記垂直軌道（ａ）のラッ
   クＨが機台（Ｂ゛）に対して昇降自在に設けられており
   、このラックα２を上記コンベアフレーム（ｆ）の余裕
   行程（ｄ）時にコンベアフレームの移動方向に逆行して
   上昇せしめて、前記搬送帯Ｑ〔にだめ押し送υ回転を生
   じさせるだめ押し送り機４古■を１へえたことを特徴と
   する特許請求の範ｂｉ第２腺記侃の食肉スライサーの受
   取シ装置。 （４）　前記丸刃（Ａ）がスライサーの主回転軸０４１
   を中心として回転するアーム□□□の先端に取シ付けら
   れて自転しつつ上記主（Ｌ！１転備１ｊ（ｌの周りを一
   方向に公転するように設けられ、前記内箱（ロ）がとの
   丸刃（４）の回転軌跡上にその前端面（Ｂｙを位置する
   ように設けられる一方、上記主回転軸（財）に同期する
   昇降装ＷψＥを備え、この昇降装置（ト）から延設場れ
   た昇降杆弼に、′前記コンベアフレーム（ｆ）の前端部
   （ｆ）′を連結したことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の食肉スライサーの受取り装置。