JPS60172540A - 加飾塗料シ−ト - Google Patents

加飾塗料シ−ト

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JPS60172540A
JPS60172540A JP2821084A JP2821084A JPS60172540A JP S60172540 A JPS60172540 A JP S60172540A JP 2821084 A JP2821084 A JP 2821084A JP 2821084 A JP2821084 A JP 2821084A JP S60172540 A JPS60172540 A JP S60172540A
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JP
Japan
Prior art keywords
decorative
resin
base material
layer
paint sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP2821084A
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English (en)
Inventor
大隅 久芳
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Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、予めシート状に形成され、これを被塗装物
上に載せて加熱加圧することにより、被塗装物上に塗膜
が形成され、塗装が行われる塗料シートに係り、特に塗
装と加飾とが同時に行いつる刃口Mi塗料シートζこ[
周する。
従来技術およびその欠点 従来より上記塗料シートとしで、例えば第1図に示すよ
うなものが知られている。この塗料シート1は、薄手の
第11紙や不織布などの厚みが約0.O1關以下の博葉
状の基材2上に、未硬化もしくは半硬化状態のエポキシ
樹脂よりなる樹脂層3が積層一体化されてなるものであ
る。そして、この塗料シート1を第2図に示すように被
塗装物4表面に載置し、樹脂層3上に離型紙5を置いて
、この上から温度100〜150℃、圧力5〜201C
ν’cnt 。
時間5〜10分程度で加熱加圧すると、未硬化もしくは
半硬化状態の樹脂層3が浴融して基材2を浸透透過して
被塗装物4表面に達するとともjこ硬化して、被塗装物
4表面に樹脂層3が密着した平滑な塗膜が形成され、塗
装が行オ)れる。この際、基材2は、これに樹脂が浸透
して樹脂層3中に埋没した状態となり、基材2と樹脂層
3との屈折率が同一または近似していれば表面から視認
できなくなり、透明な塗膜となる。
しかしながら、このような従来の塗料シートlでは、文
字1図柄、模様などの加飾を施した塗膜を得ることは不
可能である。敢えてこの塗料シート1を用いて加飾を行
うとすると、塗膜形成後に印刷や象嵌を施さねばならず
、さらにこの場合仕上げ向を平滑光沢面としようとすれ
ば、印刷後に新たな透明上塗りを施し、研削、イυfM
を行わねばならず、作業能率の著るしい低下を招いてい
た。
発すjの目的 この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、塗装と加
飾が同時に行えて、塗装4+飾作業の効率化が計りつる
加飾塗料シートを提供することを目的吉Tるものである
発明の構成 この発明の加飾塗料シートは、薄葉状基材と、この基材
上に形成され、熱硬化性樹脂を主体としてなり、文字、
図柄、模様などを表わした加飾層と、この加飾層を覆う
ように上記基材に形成された樹脂層とを有するものであ
る。
発明の具体的構成 第3図ないし第5図は、この発明の加飾塗料シートを製
造するための工程を示すものである。図中符号11は薄
葉状基材である。この薄葉状基材11は、坪醍10〜2
011/m”の薄手のオ1紙や不織布が用いられ、後工
程で樹脂層を形成する際に樹脂分がよく浸透し、光学的
にその存在が視認できなくなるような屈折率が近似した
ものが好ましい。
そして、この薄葉状基材11上に第3図および第4図に
示すように加飾層12を形成する。この加飾層12の形
成は、スクリーン印刷、グラビア印刷、オフセット印刷
などによる印刷や、塗料、インキ、絵具による描画など
によって所望の文字。
図柄、模様等を作成することによって行われる。
この加飾層12をなす印刷インキ、塗料、絵具などのビ
ヒクルには、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
アミノアルキッド樹脂などの熱硬化性樹脂を主成分とす
るものが用いられ、後工程の加熱等の処理の際、上記印
刷インキ等が溶融したり、膨潤したりして加飾層12が
崩れて不鮮明にならないようにする必要がある。また、
加飾層12の厚味は10〜100μm程度とされ、印刷
インキ等が基材11に幾分浸み込むので、10μmまで
では実質的には厚味はほとんどゼロとなる。厚味が10
0μm以上となると1次に形成される樹脂層の樹脂分の
流れ(フロー)が不完全となり、樹脂層に悪影脅を与え
るボイドを生成して不都合である。しかし、50μm程
度の厚みを持つ加飾1−12では、立体的な加飾が行え
、装飾効果を高めることができる。
ついで、加飾層12が形成された基材11には、第5図
に示すように樹脂層13が形成される。このツ1′f1
脂層13の形成は、アクリル樹脂などの熱uJ塑1生樹
I旨を溶Allに溶解した4酎脂溶液やエポキシ樹脂、
不飽坪lポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アミノ
アルキッド樹脂、メラミン開面熱硬化性アクリル樹脂な
どの未硬化状の熱硬化性樹脂の樹脂液やこれを浴剤に溶
解した樹脂浴液を周知の手段で塗布することによっても
行われるが、なかでも無浴削で厚肉の樹脂層13が容易
に得られる粉体塗料などの樹脂粉末をS射などの手段に
よって塗布することが望ましい。この樹脂粉末としては
エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、熱硬化型アクリル樹
脂などが用いられ、奸才しくはノボラック型エポキシ樹
脂とビスフェノールAmエポキシ樹脂との混合エポキシ
樹脂に硬化剤として2−エチル−4−メチル−イミダゾ
ールなどのイミダゾールを添加した速硬化性のものが用
いられる。このような熱硬化タイプの樹脂粉末を塗布す
る際には、塗イI後においてもいまだ熱溶融性が残るよ
うに、半硬化状態を保持するべくその塗布条件を設定せ
ねばならない。
また、この樹脂層13は、透明、色透明、半透明であっ
て、先に形成した加飾層12が外部から視認できるよう
なものであり、かつその厚みは、通常床置で100〜2
00 //m2程度とされ、約100μm程度の仕上り
厚さとなるように決められる力ξ特にこれに限定される
ものでなく、用途等により適宜法めることができる。
樹脂層13は、また第5図に示すように、基材11の表
裏面に2層にわたって形成してもよく、また樹脂液や(
σ1脂溶液を塗布する方法であれば表面に大量に塗布し
て基材11裏面にまで′&透せしめるようにしてもよい
し、あるいはJleA月旨l列行4t(列行溶液中に基
材11を浸漬して両面に塗布してもよい。
かくして、この発明の加飾噌料シート14が得られる。
次に、第6図ないし第8図を参照してこの加飾塗料シー
ト14を用いて被塗装物に加飾塗装を施す方法を説明す
る。第6図申付号15は被塗装物としての化粧合板であ
る。この化粧合板15は、台板16上に、例えば木目印
刷化粧紙17を貼)Hしてなるものである。そして、第
6図に示すように、この化粧合板15の化粧面上に、上
記加飾塗料シート14を加飾層12が上になるように載
置し、さらにその樹脂J@13上にシリコーン離型紙な
どの表面が平滑光沢な離型紙18を履いたうえ、全体を
例えばホットプレスの熱板間に挿入し、加熱加圧する。
加熱加圧条件は加飾塗料シート14の樹脂層13をなす
樹脂の祖類に応じて決められ、例えば上記ノボラック型
エポキシ樹脂とビスフェノールA型エポキシ#脂との組
合せの場合では、温度120〜150℃、圧力5〜10
 kg/1ytt、時間5〜10分程IWである。
この加熱加圧によって、加飾塗料シート14の樹脂層1
3が軟化し、一部は溶融して基材11中に完全に浸透す
るとともに化粧紙17に密着接合し、加飾塗料シート1
4と化粧合板15とが一体化する。ついで、離型紙18
を剥離すれば、第7図および第8図に示すような化粧合
板15上に加飾塗膜19が形成された塗装合板が得られ
る。この加飾塗膜19にあっては、基材11が樹脂中に
完全に埋没された状態となってその存在が外部からは視
認できない状態となり、よって化粧合板15の表面の木
目模様上に加飾ノー12か浮き出して立体的に見えるよ
うになる。
発明の具体的作用 このような加飾塗料シート14にあっては、基材11上
に予め加飾IIv112を形成しであるので、塗装と力
1+飾が同時lこ行え、塗装装飾作業の能率を奢るしく
茜めることができる。また、被塗装物の表面が曲面であ
っても容易に塗装、加飾が行える。
さらに、加飾層12以外は透明な樹脂JIIl!13で
あるので、透明な塗膜か得られ、被塗装物の表面の模4
子、例えば化粧合板などではその表面の木目模様や大理
石模様などの感触、風合等を損うことなく加飾を施すこ
とができる。
実施例 〔実施例1〕 薄葉状基材として坪量15 、li’/m’の41紙を
用い、これにエポキシ樹llh系金色印刷インキを用い
てlヅ1望の図柄をスクリーン印刷し、加飾層を形成し
た。
この加飾層の厚みは20〜25μmであった。ついで、
この基材の表裏面にそれぞれ、ノボラック型エポキシ樹
脂60重量部、ビスフェノールA型40重量部、硬化剤
2−エチル−4−メチル−イミダゾール5重量部よりな
るエポキシ樹脂粉末を塗布片Q 100 g/m2とな
るように溶射して、樹脂ノーを形成した。この際、溶射
後の樹脂層のゲル分率が20〜30チの半硬化状々なる
ように、ln射温度等の条件を設定した。
こうして得られた加飾塗料シートを、ケヤキ化粧単板(
0,5mg)を普通合板(10mm)に貼り合せた化粧
ぼり合板の化粧単板上に載置し、さらに離型紙を1べい
て、ホットプレスにて140’0.10kg/cttl
、10分の条件で加熱加圧した。
この結果、ケヤキの木目模様を背景とした金色の図柄が
入った加飾塗膜が合板上に得られた。この塗11体は、
表面が平滑で光沢であり、金色の図柄が浮き出して立体
的で高級感に富むものであった。
〔実施例2〕 実施例1と同様の基材上に同様の加飾層を形成した。
ついで、この基材に、ノボラック型エポキシ樹脂100
乗ψ部、硬化剤2−エチル−4−メチル−イミダゾール
5 ffi 量MB、メチルエチルケトン50重−瞳部
、アセトン100重量部よりなる樹脂溶液を乾燥仕上り
厚みが約100μInとなるようにロールコータにて塗
布し、乾燥して樹脂層を形成した。
このようにして得られた加飾塗料シートを実施例1と同
様の化粧ばり合板上fこt鍍いて130υ、10kg/
cIIl、8分の条件で加熱加圧し、加飾塗膜を形成し
た。この塗膜も同様に優れたもので、高級感に富んだも
のであった。
発明の効果 この発明の加飾孕料シートは、湯葉状の基材上に加飾層
を形成し、これに樹脂層を形成したものであるので、こ
の加飾塗料シートを用いれば、塗装と加飾とが同時に行
え塗装装飾作業の能率を大きく向上せしめることができ
る。また、被塗装物の表面が曲+t3iであっても好易
に加飾を行うことができる。さらに、樹脂1台が透明で
あるので、被塗装物べ面の模様、例えば化粧合板の木目
模様や大理石模様などの感触、風合等を損なわずに加飾
することができる。また、加飾層が浮き上がった立体的
な加飾を施すこともてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の塗料シートそ示す概f@肋面図、第2図
は同じくこの塗料シートの防用例を示す概略断面図、 第3図ないし第5図はこの発明の加飾塗料シートの製造
例を順に示すもので、第3図は断面図。 第4図は平面図、第5図は断面図、 第6図ないし第8図はこの発明の加飾塗料シートの使用
例を順に示すもので、第6図および第7図は7折面図、
第8図は平面図である。 11・・・・・・薄葉状基材、12・・・・・・加飾層
、13・・・・・・樹脂層、14・・・・・・加飾塗料
シート。 出1穎人 日本栗器製造株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 IL)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 薄葉状基材と、 このノ&材上に形成され熱硬化性樹脂を主体としてなり
    、文字、図柄、模様などを表わした加飾層と、 この加飾層を榎うように上記暴利に形成された(V丁脂
    層とを、何してなる加飾塗料シート。
JP2821084A 1984-02-17 1984-02-17 加飾塗料シ−ト Pending JPS60172540A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2821084A JPS60172540A (ja) 1984-02-17 1984-02-17 加飾塗料シ−ト

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JP2821084A JPS60172540A (ja) 1984-02-17 1984-02-17 加飾塗料シ−ト

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JPS60172540A true JPS60172540A (ja) 1985-09-06

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JP2821084A Pending JPS60172540A (ja) 1984-02-17 1984-02-17 加飾塗料シ−ト

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114528A (en) * 1974-07-24 1976-02-05 Nissan Motor Lpg kikanno haikijokasochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114528A (en) * 1974-07-24 1976-02-05 Nissan Motor Lpg kikanno haikijokasochi

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