JPS6016629A

JPS6016629A - 衛生洗浄乾燥装置

Info

Publication number: JPS6016629A
Application number: JP12281883A
Authority: JP
Inventors: 矢野　政昭
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-07-06
Filing date: 1983-07-06
Publication date: 1985-01-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は便器に組み合わされ、人体の局部を洗浄水で洗
浄した後、乾燥させるようにした衛生洗浄乾燥装置に関
する。

従来例の構成とその問題点一般にこの種の衛生洗浄乾燥装置は、第１図に示すよう
に便器１の後部の上方に本体２を組み合わせ、便器１の
後方に設けられた貯水部３の水を、洗浄水として本体２
内に導ひき、ノズル４よシ噴射するようになっている。

そして、局部が洗浄された後に、温風吐出口６より吐出
される温風によって局部を乾燥させるようになっている
。

前記洗浄水は、使用感を良くするために温水タンク部６
等で温水化することも適宜性われている。

そして乾燥が終了すれば、使用者は、前記貯水槽部３の
排水レバー７を手動で操作して貯水槽部ａ内の水を便器
１内に流し、汚物を洗い落としていたのであった。

ところが、このような装置においては、排便後で、便器
１内に汚物が残っている時点で乾燥装置を作動させてい
たため、汚物から発生している悪臭を温風吐出口５よシ
吐出された温風の風圧により、トイレ室内に拡散するこ
とになり、使用者にとって大変不快なものであった。

また、かりに、本体２内に脱臭装置を内蔵させたとして
も、いったん、便器１外に飛散した臭気を吸着するため
には大きな吸入風量を有するファンが必要になシ、騒音
による不快が生じたり、長時間脱臭装置を運転すること
により、脱臭剤の汚臭吸着効果の減少が早くなる等の問
題を有していた。、さらに、いくら使用者が手を触れることなしに局部を洗
浄乾燥できたとしても、最後、に貯水槽３の排水レバー
７に触れることになるため、衛生面で完壁なものとは言
えなかった。

発明の目的本発明は、前記従来の問題点に留意着目し、局部洗浄後
、すみやかに汚物を洗い流すことにより汚物から発生す
る悪臭を最小限におさえ、使用者の快適性を保持し、あ
わせて使用者が、排水レバー等に触れなくても自動的に
排水が行なわれるという使用勝手の向上をめざすもので
ある。

さらに、脱臭装置を内蔵させた場合には、騒音の発生を
最小限にし、脱臭剤の長寿命化が図れるようにすること
を目的とするものである。

発明の構成前記目的を達成するために、本発明は、洗浄装置が作動
した後に、その出方信号により、排水制御部を自動的に
作動させて、貯水槽部の水を便器内に導ひき、汚物の洗
い落としを行うのである。

そして、しかるのちに、排水制御部の出力信号により、
はじめて乾燥装置が運転でき、温風吐出口より温風が吐
出できるように構成しているのである。

実施例の説明以下、本発明の一実施例を第２図〜第５図にもとづき説
明する。

第２図において、８は便器、９は装置本体であり、便器
８の後部上方に設けられている。捷だ１ｏは、便器８の
後方に設けられ、便器８内の汚物を洗い落とす洗浄水を
貯蔵する貯水槽部である。

１１は便ぶたであシ、その下部には、使用者が座わる便
座１２が、一端を装置本体９に開閉自在に支持して設け
られている。

便座１２内には、適宜、ヒータを内蔵して暖房便座とし
てもよい。

１３は、洗浄水の大切、強弱調節を行う洗浄スイッチで
あり、１４は乾燥スイッチである。

捷だ、１６は湯温調節スイッチ、１６は温風温度調節ス
イッチである。

第３図は第２図のＡ−Ｂ断面を示す内部断面図である。

１７は洗浄水噴出手段としての洗浄ノズルであり、１８
は、温風吐出口である。１９は、温風吐出口の開閉板で
ある。

貯水槽部１０内には、フロー）２０が水面に浮かぶよう
に内蔵されてお９、これにより、給水管２１よりの給水
が制御されるのである。また、２２は便器８と貯水槽部
１０間に設けられた排水制御部としてのバルブである。

次に装置本体９の内部を第４図に従って詳細に説明する
。

２３はノズル１７より噴出される水を貯水し、内蔵され
ている温水ヒータ２４により加熱する温水タンクである
。

寸だ、２５は温水を噴出する手段としてのポンプである
。

２６．２７．２８は、それぞれ送風手段としてのモータ
及びファン及び加熱手段としての乾燥ヒータであり、温
風風洞２９．温風吐出口１８とともに、乾燥装置を構成
している。

そして、冷風吸入口３０より吸気して、温風を作り出し
ている。

３１は、必要に応じて設けられる脱臭装置であり、モー
タ３３．ファン３４により、臭気吸入口３５より吸気し
て、脱臭風洞３６を介して活性炭よりなる脱臭剤３２に
導き、排気口３了よシ排出している。

これにより、便より発、生ずる流化水素、アンモニア、
スカトール、インドール等よりなる悪臭成分が除去され
るのである。

洗浄装置、乾燥装置、排水制御部及びその制御系は第６
図に示すように結線されている。

つｔ、ｂ、排便が終わ９洗浄スイツチ１３を閉とすると
ポンプ２５を１駆動するモータ２５ａが運転され、ノズ
ル１７からは、温水ヒータ２４によって加熱された温水
が噴出されるのである。

そして、洗浄が終わり洗浄スイッチ１３が開となると、
第１のリレーコイルＬ１　で、排水回路のバルブ２２を
開閉させるためのソレノイドコイル２７と直列接続され
た第１のリレー接点Ｓ１　を開とする。

これによシ、ソレノイドコイル２７に並列接続された時
間設定部２Ｂによって決定される時間だけ、ソレノイド
コイル２７は励磁され続け、バルブ２２は開くのである
。

この時に便器８内の汚物はきれいに洗い流されるのであ
る。

る第２のリレーコイルＬ２　は励磁され、乾燥ヒータ２
８．ファン２７駆動用のモータ２６の並列回路に直列接
続された第２のリレー接点Ｓ２　を閉とする。

これによシ使用者が乾燥スイッチ１４を閉とすれば、乾
燥装置は作動する。

第３のリレーコイルＬ３及び第３のリレー接点Ｓ３は、
第２のリレー接点Ｓ２　の自己保持回路を構成している
。

なお、洗浄が終って、洗浄スイッチ１３が開となってか
ら、排水回路のバルブ２２が開く捷でに、乾燥を早く行
なうために、局部の水滴をトイレットペーパーで大まか
に除去するのにかかる３０秒前後の時間差を設けると、
ペーパもいっしょに便器内に流せるので便利である。

前記構成において、使用者が、便器の排水つまりバルブ
２２を開とする前に、いくら乾燥スイッチ１４を閉とし
ても乾燥装置は作動しないようになっているため、乾燥
ファン２７よりの温風により臭気をトイレ内に拡散する
ことが未然に防止できるのである。

また、洗浄スイッチ１３が開になれば、第１のリレーコ
イルＬ１　及び、第１のリレー接点Ｓ１　の働きにより
、自動的に貯水槽部１０より便器８内に排水され、汚物
が洗い流される為、使用勝手が良く、衛生的である。

発明の効果本発明の衛生洗浄乾燥装置においては、装置本体側で、
貯水槽部の排水制御を行うとともに、貯水槽部側で、装
置本体内の乾燥装置の制御も行っているため局部洗浄後
ただちに汚物の洗い流しが自動的に行えその後でなけれ
ば乾燥装置が動作しないようになっており、全体として
、快適性が向上し、衛生的な装置が提供ができ、その効
果は太きいものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はノ従来の衛生洗浄乾燥装置の斜視図、第２図は
本発明の一実施例の衛生洗浄乾燥装置の斜視図、第３図
は同断面図、第４図も同じく同断面図、第６図は同装置
の電気回路図である。８・・・・・・便器、９・・・・・・本体、１０・・・
・・・貯水槽部、１７・・・・・・ノズル、２２・・・
・・バルブ、２３・・・　温水タンク、２６・・・・・
・ポンプ、２７・・・・・・乾燥ファン、２８・・・・
・・乾燥ヒータ。

Claims

【特許請求の範囲】

洗浄水の貯水手段と洗浄装置と、加熱手段と送風手段と
からなる乾燥装置と、便器と流体的に結合された貯水槽
部と、便器と貯水槽部間に設けられた排水制御部からな
り、乾燥装置を前記排水制御部の信号によ多制御し、て
なる衛生洗浄乾燥装置。