JPS6016596A - アントラセン誘導体 - Google Patents

アントラセン誘導体

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JPS6016596A
JPS6016596A JP12433883A JP12433883A JPS6016596A JP S6016596 A JPS6016596 A JP S6016596A JP 12433883 A JP12433883 A JP 12433883A JP 12433883 A JP12433883 A JP 12433883A JP S6016596 A JPS6016596 A JP S6016596A
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Japan
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compound
bond
present
carbon atom
4alpha
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JP12433883A
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Yasuo Nakayama
康夫 中山
Hideyuki Iwaki
秀行 岩城
Masayuki Takahashi
真行 高橋
Setsuyoshi Uetsuki
植月 節義
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアシドラセン訪導体及びその塩に関する。
本発明のアントラt、7N導体は新規化合物であシ、下
記一般式[I)で表わされる。
〔式中R1は水酸基、nは0又は1、R2はカルボ十シ
ル基又は4a位炭素原子に結合してラクトン環を形成す
る基及び40位炭素原子と10位炭素原子との間の結合
は単結合又は二重結合を示す。
但しnが0の場合R2はカルボ+シル基であり、4a位
炭素原子と10位炭素原子との間の結合は二重結合を示
す。またnが1の場合R2は40位炭素原子に結合して
ラクトシ環を形成する基であル、4a位炭素原子と10
位炭素原子との間の結合は単結合を示す。〕 上記一般式〔■〕で表わされる本発明化合物は、具体的
には、下記2種の構造で示される各化合物を包含する。
以下これらを夫々「化合物Ia」及び「化合物IbJと
呼ぶ。
化合物1a 化合物Ib 従来より血栓症の治療には、血栓溶解剤が広く使用され
ているが、血液中は血栓溶解酵素であるづラス三シの活
性を阻害する蛋白(以下これをづラスミンイシしビター
という)が多量に存在しており、該プラスミンイシしビ
ターによるづラスミシの活性阻害によシ、血栓溶解剤の
効果が減弱され、充分な治療効果の期待され力いことが
よく見られる。本発明者らは兼てより鋭意研究を重ねて
きたが、その過程において上記血中のプラス三ンイシし
ビターであるアルファ2・マイクロクロプリシ及びアル
ファ2・プラス三ジインヒビターの活性、即ちプラス五
シの活性を阻害する作用、に強く拮抗する作用を有する
物質が、ストレづトミtス属に属する微生物の培養によ
シ採取されることを見い出し、該物質の単離、同定に成
功した。
本発明は上記知見によシ完成されたものであり、前記一
般式〔■〕で表わされるアントラセシ誘導体及びその塩
に係るものである。
本発明のアシトラセシ誘導体及びその塩は、プラスミシ
インしビターの活性を阻害する作用(Anti−pla
smin 1nhibitor作用、以下[APIJ作
用という)を有し、プラスミシイシしビター阻害剤とし
て、血栓症の治療及び予防に有用である。
殊に本発明化合物は、これを公知の血栓溶解剤例えばつ
0+ナーゼ等と組み合せ用いることによシ、2等血栓溶
解剤本来の効果を充分に発揮させ得るものである。また
本発明化合物は、上記の優れたAPI作用の他、抗菌作
用や抗白血病作用等の生理活性作用をも有しており、2
等作用を利用する医薬品等として有効なものである。本
発明化合物の有する上記生理活性作用は、後述する薬理
試駆によシ明らかである。
以下本発明化合物の製造方法につき詳述する。
本発明化合物は、ストレづトミセス属に属する微生物の
培養により得られる。本発明化合物を製造するために好
適な上記微生物としては例えば本発明者らが新たに土壌
より入手したストレづトミセス・リシリエシシス 0F
R−1056(Streptomyces rishi
riensis OFR−1056)が挙げられる。
該菌の菌学的及び生理学的性質は次の通りである。
(ム)形態学的性質 各種寒天培地上で28℃、2週間培養した結果、気菌糸
は単純分枝をなし、胞子鎖は坏旋状をなす。
胞子は10個以上の連鎖をなしておシ、その形態は卵型
〜円筒型で0.5〜0.7 X O,7〜1.3μmの
大きさをしている。胞子の表面構造は平滑状をなしてい
る。鞭毛胞子及び胞子撰は認められ々い。
(B) 各種培地上における生育状態 各種培地上、28℃、2週間後の生育状態を下記第1表
に示す。表中の各記号は次のことを表わすものとする。
G:生育状態 AM:気菌糸 8M二基生菌糸 R:裏面 SP:可溶性色素 また表中で色調の記載は、カラー・バー七ニー豐マニュ
アル(Co1our l1arntony Mannu
al e Con −1ainer Corporat
ion of America 、 Cicago )
によった。
第 l 表 (0) 生理学的性質 ■ 生育温度範囲 16〜38℃(至適生育温度28〜36℃)■ 生育p
H範囲 6〜9 (至適生育pH6〜8) ■ ゼラチンの液化(グルコース・ぺづトリゼラチン培
地上) 陽性 ■ スターチの加水分解(スターチ無機塩寒天培地上) 陽性 ■ 脱脂牛乳の凝固・ペプトン化 ■ メラニ:、1様色素の生成 陽性(ペプトン・イースト・鉄寒天培地上) 縦隔性(テロシ′J寒天培地上、トリづトリ・イースト
エ+ス培地中) ■ 硝酸還元作用 陰性 ■ セルロース分解能 陰性 に)炭素源の利用性(Jリドハム・づドリーづ寒天培地
上) L−アラビノース + D−+シ0−ス + D−グルコース 士 D−ワラクトース + シュクロース 士 イノシトール + L−ラムノース + ラフィノース + D−マンニット − 以上を要約すると、本菌株0FR−1056は、ストレ
づト三セス属に属する菌株であシ、インターナショナル
・ストレプトミセス・づ0.;ニット(略称zsp)の
方法によれば胞子形成菌糸の形態はセクショシ・スパイ
ラルfi (5pirales )に属し、胞子表面構
造は平滑状で成熟した気菌糸の色は灰色系統(Gray
 color 5ttries )である。基生菌糸の
色は淡黄色〜薄茶色であるが、チロシン寒天及びシュラ
0−ス・硝酸塩寒天培地においては特徴的な茶色を示す
。メラニン様色素の生産が認められ、その他の可溶性色
素はシュラ0−ス・硝酸塩寒天培地の茶色が特徴的であ
る。炭素源はD−マンニットを利用しないがその他の炭
素源は利用する。
以上の性状及び生理的性質を■[バーシーズ・マニュア
ル・才づ・ディターミネイティブーバクテリオロジー(
Bergey’s Manual of Determ
inativeBacteriology ) J 、
第8版(1974年):■ワックスマン(S−A、 W
aksman )著[ジ・アクチノミセーテス(The
 Actinomycetes ) j第2巻(196
1年)並びに■シャーリ:J ’j (E、E、 Sh
irling )及びゴドリーづ(D、 cottti
eb )にょるISPの報告である「インターナショナ
ル・ジャーナル・オづ・システマティック・バクテリオ
0ジー(Inter−natiopral Journ
al of Systematic: Bacteri
ology ) J第18巻、第69〜189頁(19
68年)、同第18巻、第279〜392頁(1968
年)、同第19巻、第391〜512頁(1969年)
及び同第22巻、第265〜394頁(1972年)で
検索したところ、ストレづトミtス・リシリエシシス(
StrtJytomyr:es rishiriens
is ) C上記文献■第764.767頁(1974
年)及び上記文献■第22巻筒344.345頁〕が最
も近緑な菌種として挙げられる。即ち、数巻の開放型線
旋状の胞子鎖と弁状〜円筒状の平滑型胞子を形成する形
態的特徴、灰色系の気菌糸を着生する点、メラニン様色
素を生成する点及び糖の利用性に関して両者は完全に一
致した。またその他の生理的性質においても両者はよく
一致している。相違する主な点としては、シュラ0−ス
・硝酸塩寒天培地で0FR−1056株は茶色の色素を
生成するがストレづト三セス・リシリエシシスは色素を
生成しない。
以上の通り本菌株は、若干の相違点はあるが基本的性状
においてストVづト三セス・リシリエンシスと一致する
ので該ストレづトミセス・リシリエシシスと同定するの
が妥当であると考えられる。
従って本発明者らは本菌株をストしづトミセス・リシリ
エシシス OF R−1056(Strepfomyc
esrishiriensis OF R−1056)
と命名した。該菌株は、工業技術院微生物工業技術研究
所に、微工研菌寄第7082号(FERM /’−70
89)として寄託されている。
本発明化合物は、上記0FR−1056株を利用して有
利に製造できる。また一般に放線菌は自然に又は人工的
にその性状が変異しゃすいものであり、本発明化合物は
0FR−1056株の変異株を利用しても製造すること
ができ、更に上記に限らずストレプトミセス属に属する
公知の各種菌を利用することによっても製造することが
できる。
上記ストレづトミセス属に属する微生物による本発明化
合物の製造は、より詳細には、まず上記微生物を通常の
栄養物及び添加物を含有する適当な培地で好気条件下に
培養する。培養基としては通常用いられる窒素源例えば
大豆粉、綿実粉、肉工十ス、ぺづトシ、酵母工十ス、乾
燥酵母、]−シスチづリカー、カゼイシ加水分解物等及
び炭素源例えばづドウ糖、ジリセリシ、麦芽糖、デシづ
シ、乳糖、ショ糖、糖蜜等をいずれも使用できる。
また培地に添加される添加物も通常の無機塩例えば塩化
ナトリウム、塩化カリウム、硫酸マタネシウム、燐酸塩
等でよく、更に鉄、マシガシ、亜鉛等の重金属塩を微量
添加できることも一般の培地と同様である。
培養方法としては深部培養法、固体培養法、表面培養法
等があるが、好ましくは振盪培養、通気攪拌培養など好
気的液体深部培養法によるのがよい。又培養は、15〜
46℃、好ましくは20〜35℃にてl−10日、好ま
しくは2〜7日間行なわれる。次に上記培養液を濾過あ
るいは遠心分離し、培養r液より本発明化合物を採取す
る。
採取法は特に制限されず生産された本発明化合物の理化
学的性状を利用した公知の各種方法がいずれも採用でき
る。例えば不純物との溶解度の差、通常の吸着剤例えば
活性炭、「アンバーライトXAD−2」(米国、ローム
 アシド ハース社製)、シリカゲル、イオシ交換樹脂
、セファデックス(ファルマシア ファイシ ケミカル
ス社製)等に対する吸着親和力の差、二液相間の分配率
の差等を利用する方法及び2等方法の組み合せによれば
よい。好ましい採取法としては、よシ具体的には、培養
F液のpHを調整し、抽出液にて抽出しこの抽出液を濃
縮後、カラムク0マドクラフイーに付し、各分画に分け
、この各々の分画に関してプラスミシイシヒビターの活
性阻害作用の強い分画を濃縮後ゲル濾過を行ない、さら
に逆相の高速液体り0マドグラフイーを行々い活性分画
を単離することにより、本発明の化合物1aを収得でき
る。また本発明の化合物1bは、上記カラムク0マドシ
ラフイーによる分画につき、バチルスズづチリス(Ba
cillus 5ubtilis )に強い抗菌活性を
有する分画を濃縮し、結晶化することにより収得できる
。上記において用いる抽出液としては、一般に使用され
ているもの、例えばn−づタノール等のアルコール類や
エーテル類を有利に利用できる。
本発明化合物は、通常医薬として許容される塩基性化合
物と容易に塩を形成させることができる。
塩基性化合物としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸
化リチウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸
ナトリウム、炭酸リチウム、炭酸カリウム等の水酸化物
及び炭酸化物及びアン七ニア、エチルアミシ、ジエチル
アミン等のアミシ類を例示できる。
上記により得られる本発明化合物及びその塩は、そのま
まで又はこれらを有効成分として慣用の製剤担体と共に
、人及び動物に投与することができる。その際投与経路
及び投与単位形態は、特に制限されず、例えば錠剤、顆
粒剤、経口用溶液等の経口剤や注射剤等の非経口剤等と
して、経口的にもしくは非経口的に投与できる。有効成
分の投与量は、投与経路、投与単位形態、所望の薬理効
果等に応じて適宜決定される。通常1日当り体重1Kf
当シの有効成分投与量は、約0.1〜50!とすればよ
く、これは1日1回乃至3回に分けて投与できる。また
単位形態中に配合される有効成分量は約1〜500■と
するのが適当である。上記の投与単位形態は、常法に従
い容易に製造され、その際用い得る担体も通常のもので
よい。例えば錠剤は、有効成分を、ゼラチン、澱粉、乳
糖、ステアリシ酸マグネシウム、滑石、アラビアゴム等
の賦形剤と混合して賦形される。カづセル剤は有効成分
を不活性の製剤充填剤もしくは希釈剤と混合し、硬質t
ラチシカづセル、軟質力づセル等に充填される。また注
射等の非経口投与用薬剤は有効成分を滅菌した液状担体
に溶解又は懸濁して製造される。好ましい担体は水又は
塩水である。
以下本発明のアシトラセ、7銹導体の製造例を実施例と
して挙げる。
実施例 l グルコース0.5%、デシづン1L 「ポリペづト:J
S」(大玉栄養化学■社製) 0.5 %、酵母工十ス
(大玉栄養化学■社製) 0.5 %、硫酸マグネシウ
ム・7水塩0.05%、リン酸−カリウム0.02%、
リシ酸二ナトリウム0.05%、硫酸第一鉄・7水塩I
Wtf/l、塩化マシカン・4水塩11’li/を及び
硫酸亜鉛・7水塩l■/lから成り、p H7,0の液
体培地201を、ジャーファーメジター(関東理化社製
)に入れ、l’21’cで15分間滅菌後、これにスト
レづトミセス・リシリエシシス0FR−1056株を植
菌し、培養温度28℃、通気量1 t/を培地・分、攪
拌数300回転/分で96時間培養した。
得られた培養液を連続遠心分離機(日立社製)にかけ、
培養p液(約18t)を得る。この培養F液(1st)
に4規定の塩酸25+111を加えpH3〜4としn−
づタノール(10tx2)で抽出カゲル60.70〜2
30メツシユ)のカうムク0マドに伺ル、展開液をクロ
0ボルム500m1゜次いでりooホルム:メタノール
=IO:110001nl、りODホルム:Jり)−ル
=2 : 1700m1りODホJL、ム:メタ/−j
b=1 : 130 Qm、と順次展開し、AI−扁1
25の各20m70分画を得る。
A50〜屋65の分画はバチルス ズづチリス(Bac
illus 5ubtilis ) に対して強い抗菌
活性がみられる。Ai 80− A 100の分画は強
いAPI作用がみられた。
後記ノフラクションをエバポレーターで濃縮シ残渣22
を得る。この残渣2tをメタノールに溶角了し、セファ
ヂ゛ソクスLH20(2,5x 50crn。
ファルマシア社製)のタルク0マドクラフイーに付す。
メタノールで展開しA I = A l 00までの各
10+a/の分画を得る。このうち& 41−A 55
の活性分画を濃縮し、残渣600yを得る。この残渣6
00■を少量のメタノールに溶解し、逆相 ”高速液体
クロマトグラフィー(LS410KGl 1nch x
 30 on 東洋曹達工業■社製)に付し、アセトニ
トリル:水:酢酸=550:450:0.2で展開し、
活性分画を凍結乾燥して黄色粉末状の本発明化合物(化
合物Ia)100■を得る。
また前述のバチルス ズブチリス(Eacilluss
ubtilis ) に抗菌活性を示す分画を濃縮し、
残渣31を得る。この残渣3fを少量の酢酸エチルに溶
解し、4℃に放置すると粗結晶90■を得る。
これを酢酸エチルにて再結晶して無色プリズム成品の本
発明化合物(化合物1b)55■を得る。
得られた各化合物の性状は次の通りである。
化合物Ia: 外 観:黄色粉末状晶 融 点:280℃以上 比旋光度:〔α〕20″=+12.8゜(C= 0.4
48・、エタノール) 元素分析値: CII 実測値 67.61 6.58 計算値 67.74 6.45 紫外線吸収スペクトル: λzton=213 (t=22300)nzaχ 264 (ε=25300 ) 305(sh)(!=4400 ) 370 (ε=2500 ) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠) 第1図に示す。主なピークは次の通シである。
νmar 3400.2950,2875、!675.
1625.1600,1575.1450゜1380.
1280.1245.1180゜1105.1080.
1000,795crn−1HMR(CD30D 中、
200 ME g)第2図に示す。主なピークは次の通
りである。
δpp、n= 0.70 (3H,d 、 J=6.6
 )0.81 (3H,d 、 J= 6.6 )0.
9+ 、1.38.1.45.1.73 (各xH,m
)1.31 (3H、bd )、2.34CIH,nt
)3.06 (I H、bpn )、6.89 (IH
,d 。
J = 7.4 )、7.24 (III 、 t 、
 /= 7.4 )7.41 (IH,d、J=7A> 8.37 (IH,s )、8−41 (IH,s )
高速液体り0マドクラフイー 保持時間 13分12秒 カラム: L8410KG (I 1nchφx 30
 ar+)東洋曹達工業■社製 溶 媒: CH3CN:H2O: CH3CO0H=5
50 : 450 : 0.2 V/V流速: 9 m
l / min 検出光:254nm 薄層りOマドグラフィー Rf = 0.35 (シリカゲJL、ClICl3:
 CH30H:H20=65:23:4) 0.09 (シリカゲル クロロホルム:エタノール=
IO:l) 分子量(質量分析スペクトルによる): 72 化合物[Ia〕の七ツメチル体の質量分析結果 〔M+〕=386(C22H26o6)化合物〔Ia〕
のジメチル体の質量分析結果〔M+〕=4oo(C23
H28o6)分子式:C21H24o6 溶解性: メタノール、エタノール、づタノール、アセトシ、酢酸
エチル、ジメチルホルボ+シト、ジメチルホルムアミド
に可溶、りODボルム、ベシ′l!シに難溶、水、エー
テル、へ十サシに不溶。
呈色反応: 塩化第二鉄 士 2.4−DNP ± バニリン硫酸 十 ニジヒドリン反応 − ドラーゲンドルフ反応 − 上記各種機器分析データー及びその他の分析結果より、
化合物1aは、前記式〔Ia〕で表わされるものである
ことが確認され、その立体構造は次の通りであると推定
される。
化合物Ib: 外 観:無色プリズム成品 融 点:122〜124℃(分解) 比旋光度:〔α〕fi”=−411’ (C=1.04、エタノール) 紫外線吸収スペクトル: λ”0H= 207 nnt (ε= 19500 )
nt(IX 223 (ε= 13800> 319 (ε= 16800 ) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠): 第3図に示す。主なピークは次の通りである。
シ、、、x3510.3320.2960.2860.
1740.1680.1610.1575.1465.
1415.1350.1300.1280.1225.
1190.1170.1090.1040.1025.
1010.975.955.890.835.800.
760.715.690.650.605.560.5
10.490 cm−” NMR(アセトシーd6中、400 MHz ) :第
4図に示す。主fxピークは次の通りである。
δpprn= 0−85 (3H,d 、 J= 6.
4 )0.86 (3H,d 、 J=6.4 )1.
22 (3H、d 、 J=7.6 >1.6〜1.7
5 (3H、m )、2.61 (IH,m)2.84
 (lH,q 、 J=7.6 )3−07 、3.8
5 (bs 、 D20添加により消失)5.61 (
IH,s )、7.06CIH,dd、J=1.4 、
7=7.9 ) 7.08 (lH,ddd 、 /= 1.4 、7=
8.0 。
/=0.4) 7.26 (IH,dd 、 /=7.9 、7=8.
0 )7.56 (lH、d 、 /=0.4 )薄層
り0マドクラフイー Rf = 0.82 (シリカゲル りOOホルム:メ
タノール:水=65:23:4) 0.41 (シリカゲル ベンゼン:酢酸エチル=I:
l) 0.31 (シリカゲル り00ホルム:エタノール=
+o:1 分子量(質量分析スペクトルによる): 88 CM+−1120−Co2) = 326分子式:C2
1H2407 溶解性: メタノール、エタノール、づタノール、アセトシ、酢酸
エチル、ジメチルスルホ十シト、ジメチルホルムアミド
に可溶、り00ホルム、ベンゼンに難溶、水、エーテル
、へ牛す、/に不溶 呈色反応: 塩化第二鉄 十 2.4−DNP + バニリン硫酸 十 ニシヒドリシ − ドラーゲンドルフ − 上記より化合物Ibは、前記〔Ib〕で表わされるもの
であることが確認される。またその立体構造は、次の通
ルであると推定される。
以下本発明化合物を用いた製剤例を挙げる。
製剤例 1 本発明化合物(化合物Ia)の 500 myナトリウ
ム塩 ブドウ糖 250■ 注射用蒸留水 適 全 注射用蒸留水に本発明物質のナトリウム塩及びブドウ糖
を溶解させた後、5WLlのアシづルに注入する。窒素
で置換後121’cで15分間加圧滅菌を行い、注射剤
を得る。
以下本発明化合物につき、之等がプラスミシイシしビタ
ーの活性阻害作用を有することを明らかにする薬理試験
につき詳述する。
〔薬理試験−■〕
この試験は血中プラスミシイシヒビターとして、アルフ
ァー2・マクログ0プリンを用いて行なった。
アルファー2・マクログ0プリンは、人血漿よシ、リシ
デルネヒト(H,Rinderknecht )らの方
法[Bioclzem、 Med−+ 14+ 162
 (1975) )により精製したものを、また酵素と
してはトリづシン(シグマ社製、タイづ■)を用いた。
アルファー2・マクロタoづリン13μtを、0.1M
塩化ナトリウムを含有する0、 05 Mべ0ナール緩
衝液(pH8,0)中で、各種濃度の本発明化合物(1
0%メタノール水溶液K 62.5〜1000μf7m
l となるように溶解)0.1−と混合し、反応液を0
.4mlとし、97℃で5分間保持後、トリづシン溶液
(0,02M塩化カルシウムを含有した上記緩衝液に1
5μ?/mlとなるように溶解)0.1mlを添加する
。反応液を37℃で2分間保持後、上記緩衝液に溶解し
た2チ硫r1″2’−50タミン(シグマ社製、クレー
ドX)溶液0.5mlを加え、37℃で30分間放置し
、更に18チトリク0ル酢酸水溶液3 mlを加えて反
応を停止させる。
約1時間放置後、遠心分離する。上清0.05m1を取
り、これに1.5 N水酸化ナトリウムに溶解した0、
01チ8−ヒト0+シ+ノリン溶液4mlを加え、更に
O,1%づロムコハク酸イミド水溶液1罰を加えて呈色
させ、500 nmにおける吸光度を測定する。
アルファー2・マクDジ0プリン活性阻害率(@は次式
により算出される。
−B 阻害率(チ) = −x lo 。
−B A:アルファ−2・マクログ0プリン及び本発明化合物
を含まない場合の吸光度 B:本発明化合物を含まず、アルファー2・マク0!5
+]プリン単独を含む場合の吸光度C:アルファ−2・
マクロり0づリン及び本発明化合物を含む場合の吸光度 上記によりめた本発明化合物のアルファー2・マクロタ
0づリンに対する阻害率が50%となる本発明化合物の
濃度(50%阻害濃度)をめた結果を下記第2表に示し
た。
第2表 〔薬理試験−■〕 アルファー2・つラスミシイシヒピターは人血漿より、
ウイマ:* (B、 Wiman )らの方法1: E
ur。
J、Biochtm、、78.19 (1977))に
より精製したものを、また牛づラスミシは、牛血漿よシ
タυチ(D、 G、 Deutch )らの方法[5c
ience + 170 +1095 (1970))
により精製した牛づうスミノーゲ′Jlカゼイシ単位/
mlに300単位/dのつ0+ナーゼを3分間作用させ
ることにより得た。
アルファー2・づラス三シイシヒビター3μVを含む0
.09 M塩化ナトリウム含有0.06Mトリス塩酸緩
衝液(pH7,4) 0.6プに、10%メタノールに
溶解した各種濃度の本発明化合物Q、1mlを加え、3
7℃で5分間加温する。次に25チグリtリシ含有0.
1Mリシ酸ナナトリウム緩衝液pH7,4)に溶解した
0、25力ゼイシ単位/mlの牛づラス、lニジ溶液0
.2mlを加え、37℃30秒間加温した後、基質とし
て濃度3mMのS−2251水溶液CH−D−バリル−
L−0イシルーL−リジ°ンーP−ニトロアニリド・二
塩酸塩、第一化学社製)Q、1m/’を加え、更に37
℃で3分間反応させる。反応を0.1m/の50チ酢酸
水溶液を加えることにより停止させる。反応液の405
nmVCおける吸光度を測定し、次式によりアルファー
2・づラスミシイシヒビター活性阻害率(%)を計算す
る。
阻害率(%、C−B+A−D −B A:アルファ−2・プラス′E、、フイシヒじター及び
本発明化合物を含まなI/−1場合の吸光度B:本発明
化合物を含まずアルファー2・プラス三シイシしビター
単独を含む場合の吸光度 C: アIll ’:7アー2・プラスミシイυヒシタ
−及び本発明化合物を含む場合の吸光度 D:アルファ−2・プラスミシイシヒじターを含まず本
発明化合物単独を含む場合の吸光度 上記方法よりめた本発明化合物のアルファー2・プラス
三ンイシヒじターに対する阻害率が50%となる本発明
化合物の濃度(50チ阻害濃度)は下記第3表のごとく
であった。
第 3 表 〔薬理試験−■〕 本発明化合物を用いて、化学療法学会標準法に準じて、
その抗菌活性を検討した。接種菌量106個/dでの最
ホ発育阻止濃度(minintuminhibitor
y concenttqation MIC)を下記第
4表に示す。
第4表 化合物1a 化合物1b 尚MICの単位はμf/ゴである。
〔薬理試験−■〕
マウス白血病P3880イヶミア(Leukemia 
)を用いて、化合物Ibの抗腫瘍効果を以下の通り検討
した。即ち体重25f前後のBDI?、t&性ママウス
7匹づつの各群に分けP2S5[1イヶミアl×106
個を全マウスに腹腔内移植する。整値2臼目より化合物
1bを0.5チCMC(カルボ士ジメチルセルロース)
に各種濃度となるように溶解したものと、対照として0
−5%CMC5m1/hを毎日7日間連日腹腔内投与す
る。マウスが死亡するまでの日数を経時的に観察し、生
4日数中央値をめ、この中央値より下式に従い延命率(
%ILS )を算出する〔斉藤ら、制ガシ化学療法、ガ
シ免疫療法の効果判定基準と制刀υ剤開発、7’19〜
20参照〕 結果を下表第5表に示す。
第 5 表 上記第5表より明らかなように、化合物1bは延命効果
を有することが判る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図は、本発明化合物の赤外線吸収スペク
トル分析図であり、第2図及び第4図は本発明化合物の
核磁気共鳴スペクトル分析図である。 (以 上) 第 3 14

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 一般式 〔式中R1は水酸基、ガは0又はl、R2はカルボ牛シ
    ル基又は4a位炭素原子に結合してラクトン環を形成す
    る基及び4a位炭素原子と10位炭素原子との間の結合
    は単結合又は二重結合を示す。但しnが0の場合R2は
    カルボ牛シル基であり、40位炭素原子と10位炭素原
    子との間の結合は二重結合を示す。またnが1の場合R
    2は40位炭素原子に結合してラクトン環を形成する基
    であり、4a位炭素原子と10位炭素原子との間の結合
    は単結合を示す。〕 で表わされるアントラt、7誘導体及びその塩。
JP12433883A 1983-07-07 1983-07-07 アントラセン誘導体 Granted JPS6016596A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111778172A (zh) * 2020-03-30 2020-10-16 中国科学院深圳先进技术研究院 一种生产抗菌活性化合物的链霉菌及其分离方法和应用
GB2596282A (en) * 2020-06-15 2021-12-29 Demuris Ltd Novel compounds and their uses

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CN111778172A (zh) * 2020-03-30 2020-10-16 中国科学院深圳先进技术研究院 一种生产抗菌活性化合物的链霉菌及其分离方法和应用
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