JPS601658Y2 - 簡易エアマツト - Google Patents
簡易エアマツトInfo
- Publication number
- JPS601658Y2 JPS601658Y2 JP7814782U JP7814782U JPS601658Y2 JP S601658 Y2 JPS601658 Y2 JP S601658Y2 JP 7814782 U JP7814782 U JP 7814782U JP 7814782 U JP7814782 U JP 7814782U JP S601658 Y2 JPS601658 Y2 JP S601658Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat
- filling material
- single layer
- layers
- filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエアマットの改良に関するものである。
弾性かつ通気性を有する内填材が、適宜箇所に施栓可能
な通気孔を設けた気密性かつ柔軟性を有する外被材で包
隠され、かつ該外被材と前記内填材とはその接する面の
ほとんどが接着されているエアマットは、実開昭５４−
１７５４１５号公報に見られるように公知であるが、こ
のようなエアマットにおいては枕等が必要な場合、枕等
の物品を新たに用意して使用しなければばならなかった
。
な通気孔を設けた気密性かつ柔軟性を有する外被材で包
隠され、かつ該外被材と前記内填材とはその接する面の
ほとんどが接着されているエアマットは、実開昭５４−
１７５４１５号公報に見られるように公知であるが、こ
のようなエアマットにおいては枕等が必要な場合、枕等
の物品を新たに用意して使用しなければばならなかった
。
それゆえにわざわざ別途性等の物品を準備したり、取り
付けたりするとめんどうな手間をしいられるものであっ
た。
付けたりするとめんどうな手間をしいられるものであっ
た。
本考案はこのような欠点を改善し、たとえば枕を、新た
に別の部材にて設けることなく形成できる便利なエアマ
ットを提供せんとするものである。
に別の部材にて設けることなく形成できる便利なエアマ
ットを提供せんとするものである。
かかる本考案の要旨は、単一層よりなる平板状の弾性か
つ通気性内填材と、複数に分割された複数層よりなる平
板状の弾性かつ通気性内填材とが、その側面同志が隣接
するように、しかも間隔をあけて所望個数配置され、共
に適宜箇所に施栓可能な通気口を設けた気密性かつ柔軟
性を有する外被材にて包隠され、かつ該外被材は、少な
くとも前記単一層よりなる平板状内填材および複数層よ
りなる平板状内填材の、上面および下面と接着されてお
り、前記単一層よりなる平板状内填材と複数層よりなる
平板状内填材との間隙部は前記外被材同志が、前記単一
層よりなる平板状内填材を内蔵する部分と複数層よりな
る平板状内填材を内蔵する部分との空気の流通のための
流路のみを残し、接着されているエアマットにある。
つ通気性内填材と、複数に分割された複数層よりなる平
板状の弾性かつ通気性内填材とが、その側面同志が隣接
するように、しかも間隔をあけて所望個数配置され、共
に適宜箇所に施栓可能な通気口を設けた気密性かつ柔軟
性を有する外被材にて包隠され、かつ該外被材は、少な
くとも前記単一層よりなる平板状内填材および複数層よ
りなる平板状内填材の、上面および下面と接着されてお
り、前記単一層よりなる平板状内填材と複数層よりなる
平板状内填材との間隙部は前記外被材同志が、前記単一
層よりなる平板状内填材を内蔵する部分と複数層よりな
る平板状内填材を内蔵する部分との空気の流通のための
流路のみを残し、接着されているエアマットにある。
本考案における弾性かつ通気性内填材としては、軟質ポ
リウレタンフォーム、ポリエチレンフオーム、ポリプロ
ピレンフオーム、発泡ゴム等が使用でき、気密性かつ柔
軟性を有する外被材としては、ゴム引布、合成樹脂シー
ト、ポリウレタン樹脂等を塗布した合成繊維布等が使用
できる。
リウレタンフォーム、ポリエチレンフオーム、ポリプロ
ピレンフオーム、発泡ゴム等が使用でき、気密性かつ柔
軟性を有する外被材としては、ゴム引布、合成樹脂シー
ト、ポリウレタン樹脂等を塗布した合成繊維布等が使用
できる。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本考案のエアマットの一例を示す一部欠損斜視
図であり、外被材２に設けた施栓可能通気口３を開栓し
た状態のものである。
図であり、外被材２に設けた施栓可能通気口３を開栓し
た状態のものである。
第２図は第１図に示されるエアマットが充気された状態
を示し、第３図、第４図は第２図のエアマットの要部を
示すための断面図である。
を示し、第３図、第４図は第２図のエアマットの要部を
示すための断面図である。
このエアマットは、一枚の平板状軟質ポリウレタンフォ
ーム内填材１と、二枚の平板状軟質ポリウレタンフォー
ムを積み重ねた内填材１′とが各内填材の側面４，４′
同志が隣接するように、しかも適当な間隔を保ち配置さ
れており、各内填材１．１′は共に外被材２である２枚
のポリウレタン樹脂を塗布したナイロン織布を重ね合わ
せ、その周縁部同志を接着させ形成した袋体内に内蔵さ
れている。
ーム内填材１と、二枚の平板状軟質ポリウレタンフォー
ムを積み重ねた内填材１′とが各内填材の側面４，４′
同志が隣接するように、しかも適当な間隔を保ち配置さ
れており、各内填材１．１′は共に外被材２である２枚
のポリウレタン樹脂を塗布したナイロン織布を重ね合わ
せ、その周縁部同志を接着させ形成した袋体内に内蔵さ
れている。
そしてこの外被材２は、各内填材の上面５，５′および
下面６，６′と接着されており、一枚の平板状内填材１
と二枚の平板状内填材１′との間隙部７は色間している
外被材の上側外被材２′と下側外被材２′とが、一枚の
平板状内填材を内蔵する部分８と二枚の平板状内填材を
内蔵する部分９との空気の流通のための流路１０のみを
残し、重ね合わさって接着されている。
下面６，６′と接着されており、一枚の平板状内填材１
と二枚の平板状内填材１′との間隙部７は色間している
外被材の上側外被材２′と下側外被材２′とが、一枚の
平板状内填材を内蔵する部分８と二枚の平板状内填材を
内蔵する部分９との空気の流通のための流路１０のみを
残し、重ね合わさって接着されている。
この流路１０としては第４図に示されるような上側外被
材２′と下側外被材２″との間に空間部１１が生じるよ
うな構造（このような空間部を形成させるにあたっては
、たとえば流路形成部分のポリウレタン樹脂等が内面に
塗布されている外被材の少なくとも一方の内面に耐熱性
にすぐれるポリエステルフィルム等の合成樹脂フィルム
等を貼着しておき熱プレスすればよい。
材２′と下側外被材２″との間に空間部１１が生じるよ
うな構造（このような空間部を形成させるにあたっては
、たとえば流路形成部分のポリウレタン樹脂等が内面に
塗布されている外被材の少なくとも一方の内面に耐熱性
にすぐれるポリエステルフィルム等の合成樹脂フィルム
等を貼着しておき熱プレスすればよい。
）の他に、第５図に示すように流路形成部分に単一層よ
りなる平板状内填材１の一部を延長し存在させた流路構
造でもよい。
りなる平板状内填材１の一部を延長し存在させた流路構
造でもよい。
また以上の実施例では単一層よりなる内填材の一側方に
のみ複数層よりなる内填材を設けたが、たとえば単一層
よりなる内填材の両側方に複数層よりなる内填材を設け
たものでもよい。
のみ複数層よりなる内填材を設けたが、たとえば単一層
よりなる内填材の両側方に複数層よりなる内填材を設け
たものでもよい。
（図示せず。
）また内填材と外被材、外被材と外被材との接着は接着
剤による接着でもよいし、熱融着、高周波融着による接
着でもよい。
剤による接着でもよいし、熱融着、高周波融着による接
着でもよい。
以上のように構成された本考案のエアマットは運搬、収
納時には開栓し押圧しながらロール状に巻いたり、折り
畳めば内部の空気は排出され、そのまま閉栓することに
よって縮小されたままの形態を保ち得るので極めてコン
パクトになり場所を取らないという利点を有する。
納時には開栓し押圧しながらロール状に巻いたり、折り
畳めば内部の空気は排出され、そのまま閉栓することに
よって縮小されたままの形態を保ち得るので極めてコン
パクトになり場所を取らないという利点を有する。
そして使用時には開栓することにより、弾性かつ通気性
内填材の復元作用によって外部の空気を吸入し、ただち
にマット状に広がるので開栓のまま、もしくは閉栓して
エアマットとして利用できる。
内填材の復元作用によって外部の空気を吸入し、ただち
にマット状に広がるので開栓のまま、もしくは閉栓して
エアマットとして利用できる。
さらに枕等が必要となれば、空気を注入するのみで、別
の用意した枕等の部品を新ためて取り付けたりすること
なく、マットと一体の枕等の膨大部を形成できる利点を
有するものである。
の用意した枕等の部品を新ためて取り付けたりすること
なく、マットと一体の枕等の膨大部を形成できる利点を
有するものである。
これは単一層よりなる内填材が内蔵されている部分にお
いては内圧が高まっても、内填材と外被材とが接着され
ており、その接着力および内填材自身の外方向への引張
りに対抗する保形力によって膨大するのを抑え、複数層
よりなる内填材が内蔵されている部分においては、内填
材が分割されてしまっているため、外方向への引張りに
対抗する内填材の保形力が発生しないことに起因するも
のである。
いては内圧が高まっても、内填材と外被材とが接着され
ており、その接着力および内填材自身の外方向への引張
りに対抗する保形力によって膨大するのを抑え、複数層
よりなる内填材が内蔵されている部分においては、内填
材が分割されてしまっているため、外方向への引張りに
対抗する内填材の保形力が発生しないことに起因するも
のである。
また本考案のエアマットは、単一層よりなる内填材と複
数層よりなる内填材との間隙部が空気の流路を除き外被
材同志で接着構成されているためこの間隙部からの屈曲
が可能となり、エアマット上に横臥した際に、膨大した
複数層よりなる内填材が内蔵されている部分の影響を受
けて、平板状の単一層よりなる内填材が内蔵されている
部分が浮き上がるようなこともなく寝心地がよい。
数層よりなる内填材との間隙部が空気の流路を除き外被
材同志で接着構成されているためこの間隙部からの屈曲
が可能となり、エアマット上に横臥した際に、膨大した
複数層よりなる内填材が内蔵されている部分の影響を受
けて、平板状の単一層よりなる内填材が内蔵されている
部分が浮き上がるようなこともなく寝心地がよい。
以上の如く多くの利点を有する本考案のエアマットは、
海、山への携帯用エアマットとしての利用価値が高いも
のである。
海、山への携帯用エアマットとしての利用価値が高いも
のである。
第１図は本考案のエアマットの一例を示す一部欠損斜視
図、第２図は第１図のエアマットが充気された状態を示
す斜視図、第３図は第２図Ａ−Ａ′断面図、４は第２図
１３−Ｂ’断面図、第５図は本考案のエアマットの別の
態様を示す断面図である。 １．１′・・・・・・内填材、２，２’、２″・・・・
・・外被材、３・・・・・・通気口、７・・・・・・間
隙部、１０・・・・・・流路。
図、第２図は第１図のエアマットが充気された状態を示
す斜視図、第３図は第２図Ａ−Ａ′断面図、４は第２図
１３−Ｂ’断面図、第５図は本考案のエアマットの別の
態様を示す断面図である。 １．１′・・・・・・内填材、２，２’、２″・・・・
・・外被材、３・・・・・・通気口、７・・・・・・間
隙部、１０・・・・・・流路。
Claims (1)
- 単一層よりなる平板状の弾性かつ通気性内填材と、複数
に分割された複数層よりなる平板状の弾性かつ通気性内
填材とが、その側面同志が隣接するように、しかも間隔
をあけて所望個数配置され、共に適宜箇所に施栓可能な
通気口を設けた気密性かつ柔軟性を有する外被材にて包
隠され、かつ該外被材は、少なくとも前記単一層よりな
る平板状内填材および複数層よりなる平板状内填材の、
上面および下面と接着されており、前記単一層よりなる
平板状内填材と複数層よりなる平板状内填材との間隙部
は、前記外被材同志が、前記単一層よりなる平板状内填
材を内蔵する部分と複数層よりなる平板状内填材を内蔵
する部分との空気の流通のための流路のみを残し、接着
されているエアマット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7814782U JPS601658Y2 (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 簡易エアマツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7814782U JPS601658Y2 (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 簡易エアマツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58181260U JPS58181260U (ja) | 1983-12-03 |
| JPS601658Y2 true JPS601658Y2 (ja) | 1985-01-17 |
Family
ID=30087388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7814782U Expired JPS601658Y2 (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 簡易エアマツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601658Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1987000407A1 (en) * | 1985-07-16 | 1987-01-29 | Okamoto Industries, Inc. | Air support for chairs, chair utilizing the same and method of manufacturing the same |
-
1982
- 1982-05-27 JP JP7814782U patent/JPS601658Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1987000407A1 (en) * | 1985-07-16 | 1987-01-29 | Okamoto Industries, Inc. | Air support for chairs, chair utilizing the same and method of manufacturing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58181260U (ja) | 1983-12-03 |
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