JPS6016161Y2 - 柱の取付装置 - Google Patents
柱の取付装置Info
- Publication number
- JPS6016161Y2 JPS6016161Y2 JP6706579U JP6706579U JPS6016161Y2 JP S6016161 Y2 JPS6016161 Y2 JP S6016161Y2 JP 6706579 U JP6706579 U JP 6706579U JP 6706579 U JP6706579 U JP 6706579U JP S6016161 Y2 JPS6016161 Y2 JP S6016161Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillar
- column
- mounting base
- groove
- foot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、たとえばベランダの支柱あるいはその足元
柱を枕部材等の柱受は部材に取り付けるさいに適用せら
れる柱の取付装置に関し、その目的とするところは、柱
の下端部を柱受は部材に位置調節自在に取り付けること
ができるとともに、柱の取付後は結合強度が非常に大き
く、しかもその取付は作業をきわめて簡単に行ないうる
構造を提供しようとするにある。
柱を枕部材等の柱受は部材に取り付けるさいに適用せら
れる柱の取付装置に関し、その目的とするところは、柱
の下端部を柱受は部材に位置調節自在に取り付けること
ができるとともに、柱の取付後は結合強度が非常に大き
く、しかもその取付は作業をきわめて簡単に行ないうる
構造を提供しようとするにある。
この考案を、以下図面に示す実施例に基づいて説明する
。
。
図面において、１はベランダで、これはデツキ・ボード
１３を除いて主としてアルミニウムの押出型材によりつ
くられている。
１３を除いて主としてアルミニウムの押出型材によりつ
くられている。
２はベランダ１の一対の支柱、３は屋根１２の上面にお
いて各支柱２の下端部の足元柱２ａを受は止める枕部材
で、この枕部材３と足元柱２ａとは一対の足元金具４に
よって連結されている。
いて各支柱２の下端部の足元柱２ａを受は止める枕部材
で、この枕部材３と足元柱２ａとは一対の足元金具４に
よって連結されている。
枕部材３は、その上縁部に上方に開口した凹溝５が同部
材３の長さ方向に設けられ、この凹溝５の開口部６の両
側に係合凸条７が互いに対向状に設けられている。
材３の長さ方向に設けられ、この凹溝５の開口部６の両
側に係合凸条７が互いに対向状に設けられている。
この枕部材３の下壁８は屋根１２の傾斜上面に沿うよう
に傾斜している。
に傾斜している。
一対の足元金具４は、枕部材３の凹溝５に摺動自在に嵌
め込まれる幅広の板状の取付基部１０と、これの一端部
に一体に設けられかつ凹溝５の開口部６より上方に突出
する幅狭の板状の立上がり部１１とによってそれぞれ構
成せられるとともに、取付基部１０と立上がり部１１と
の間の角度θが鋭角となされている。
め込まれる幅広の板状の取付基部１０と、これの一端部
に一体に設けられかつ凹溝５の開口部６より上方に突出
する幅狭の板状の立上がり部１１とによってそれぞれ構
成せられるとともに、取付基部１０と立上がり部１１と
の間の角度θが鋭角となされている。
上記において、足元柱２ａは枕部材３につぎのようにし
て取り付けられる。
て取り付けられる。
すなわち、足元柱２ａの下端が枕部材３の上面に受けら
れ、この足元柱２ａの両側に一対の足元金具４がそれぞ
れ立上がり部１１を足元柱２ａ側に向けた状態に配置さ
れる。
れ、この足元柱２ａの両側に一対の足元金具４がそれぞ
れ立上がり部１１を足元柱２ａ側に向けた状態に配置さ
れる。
つぎに各足元金具４の幅広の取付基部１０が枕部材３の
両端より凹溝５に嵌め込まれ、これらが凹溝５内を摺動
させられて足元柱２ａの両側近くまで移動せしめられる
。
両端より凹溝５に嵌め込まれ、これらが凹溝５内を摺動
させられて足元柱２ａの両側近くまで移動せしめられる
。
このとき、取付基部１０は凹溝５の底壁９上面に載せら
れており、また幅狭の立上がり部１１は開口部６より上
方に突出している。
れており、また幅狭の立上がり部１１は開口部６より上
方に突出している。
つぎに足元柱２ａの両側において各立上がり部１１が取
付基部１０に対して角度θを拡げるように強制的に起こ
される。
付基部１０に対して角度θを拡げるように強制的に起こ
される。
すると、取付基部１０の上面両側縁部が開口部６両側の
保合部７の下面に圧接せしめられる。
保合部７の下面に圧接せしめられる。
この状態で足元柱２ａの下端部とこれの両側の立上がり
部１１とがボルト１４およびナツト１５によって一体に
連結せられる。
部１１とがボルト１４およびナツト１５によって一体に
連結せられる。
ボルト１４およびナツト１５の締付けにより立上がり部
１１と取付基部１０との角度θが最終的にほぼ９０度に
拡げられ、取付基部１０の係合部７に対する圧着力が非
常に増大する。
１１と取付基部１０との角度θが最終的にほぼ９０度に
拡げられ、取付基部１０の係合部７に対する圧着力が非
常に増大する。
このようにして、結局足元柱２ａの下端部が一対の足元
金具４を介して枕部材３に固定される。
金具４を介して枕部材３に固定される。
なお、各足元金具４の素材の復元性によって上記のよう
な取付基金１０の係合部７に対する圧着力は残留するも
のであるから、足元金具４は枕部材３に全く位置ずれを
生じることなく、強固に結合せられるものであり、これ
によって足元柱２ａが枕部材３にしっかりと固定される
。
な取付基金１０の係合部７に対する圧着力は残留するも
のであるから、足元金具４は枕部材３に全く位置ずれを
生じることなく、強固に結合せられるものであり、これ
によって足元柱２ａが枕部材３にしっかりと固定される
。
そして、この足元柱２ａの上端部に支柱２の下端部が嵌
め被せられ、足元柱２ａと支柱２とは２個のボルト１４
およびナツト１５により互いに連結されている。
め被せられ、足元柱２ａと支柱２とは２個のボルト１４
およびナツト１５により互いに連結されている。
その他、図面において、１６は粱で、これは一対の支柱
２の高さの中央部に水平に渡し止められた前粱１６ａと
、この前粱１６ａと同じレベルとなるように支柱２と建
物の外壁１７との間に渡し止められた横梁１６ｂとによ
って構成されている。
２の高さの中央部に水平に渡し止められた前粱１６ａと
、この前粱１６ａと同じレベルとなるように支柱２と建
物の外壁１７との間に渡し止められた横梁１６ｂとによ
って構成されている。
この横梁１６ｂと上記足元柱２ａとの間には引張材１８
が渡し止められている。
が渡し止められている。
１９は笠木部材で、これは一対の支柱２の上端部に水平
に渡し止められた前笠木部材１９ａと、この前笠木部材
１９ａと同レベルとなるように支柱２と建物の外壁１７
との間に渡し止められた左右一対の横笠木部材１９ｂと
によって構成されている。
に渡し止められた前笠木部材１９ａと、この前笠木部材
１９ａと同レベルとなるように支柱２と建物の外壁１７
との間に渡し止められた左右一対の横笠木部材１９ｂと
によって構成されている。
２０は格子パネルで、これは多数の並列状の格子２１と
、これらの上下両端部をそれぞれ連結する一対の上下枠
（図示略）とによって構成されている。
、これらの上下両端部をそれぞれ連結する一対の上下枠
（図示略）とによって構成されている。
２２は粱１６を支柱２に連結する横断面り形の連結具で
ある。
ある。
なお、上記実施例においては、枕部材３に足元柱２ａの
下端部を固定し、この足元柱２ａに支柱２の下端部が取
り付けられているが、このような足元柱２ａを介するこ
となく、枕部材３に支柱２の下端部を直接取り付けるこ
とも可能である。
下端部を固定し、この足元柱２ａに支柱２の下端部が取
り付けられているが、このような足元柱２ａを介するこ
となく、枕部材３に支柱２の下端部を直接取り付けるこ
とも可能である。
また上記実施例は、この考案をベランダ１に適用した例
を示ものであるが、この考案はベランダ１に限らず、そ
の他バルコニー等の組立て建造物において、柱の下端部
を柱受は部材に取り付けるすべての場合に適用可能であ
る。
を示ものであるが、この考案はベランダ１に限らず、そ
の他バルコニー等の組立て建造物において、柱の下端部
を柱受は部材に取り付けるすべての場合に適用可能であ
る。
この考案にか）る柱の取付装置は、上述の次第で、一対
の足元金具４の幅広の取付基部１０と幅狭の立上がり部
１１との間の角度θが鋭角となされており、柱２ａの両
側において足元金具４の各立上がり部１１が取付基部１
０に対して角度θを拡げるように強制的に起こされ、こ
れによって取付基部１０の上面両側縁部が開口部６両側
の保合部７の下面に圧接せしめられる。
の足元金具４の幅広の取付基部１０と幅狭の立上がり部
１１との間の角度θが鋭角となされており、柱２ａの両
側において足元金具４の各立上がり部１１が取付基部１
０に対して角度θを拡げるように強制的に起こされ、こ
れによって取付基部１０の上面両側縁部が開口部６両側
の保合部７の下面に圧接せしめられる。
この状態で柱２ａの下端部とこれの両側の立上がり部と
がボルト１４およびナツト１５によって一体に連結せら
れ、これらのボルト１４およびナツト１５の締付けによ
り立上がり部１１と取付基部１０との角度θが最終的に
ほぼ９０度に拡げられ、取付基部１０の係合部７に対す
る圧着力が非常に増大するものである。
がボルト１４およびナツト１５によって一体に連結せら
れ、これらのボルト１４およびナツト１５の締付けによ
り立上がり部１１と取付基部１０との角度θが最終的に
ほぼ９０度に拡げられ、取付基部１０の係合部７に対す
る圧着力が非常に増大するものである。
しかも各足元金具４の素材の復元性によって上記のよう
な取付基部１０の係合部７に対する圧着力は残留するも
のであるから、足元金具４は枕部材３に全く位置ずれを
生じることなく、強固に結合せられるものであり、これ
によって柱２ａが枕部材３にしっかりと固定されるとい
う効果を奏する。
な取付基部１０の係合部７に対する圧着力は残留するも
のであるから、足元金具４は枕部材３に全く位置ずれを
生じることなく、強固に結合せられるものであり、これ
によって柱２ａが枕部材３にしっかりと固定されるとい
う効果を奏する。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第１図はベラン
ダの部分斜視図、第２図は柱の取付部分を示す部分拡大
正面図、第３図は柱と枕部材の取付部分の分解状態を示
す斜視図、第４図枕部材と足元金具との結合前の状態を
示す拡大斜視図である。 １・・・・・・ベランダ、２・・・・・・支柱、２ａ・
・・・・・足元柱、３・・・・・・枕部材（柱受は部材
）、４・・・・・・足元金具、５・・・・・・凹溝、６
・・・・・・開口部、７・・・・・・係合凸条、１０・
・・・・・取付基部、１１・・・・・・立上がり部、１
４・・・・・・ボルト、１５・・・・・・ナツト。
ダの部分斜視図、第２図は柱の取付部分を示す部分拡大
正面図、第３図は柱と枕部材の取付部分の分解状態を示
す斜視図、第４図枕部材と足元金具との結合前の状態を
示す拡大斜視図である。 １・・・・・・ベランダ、２・・・・・・支柱、２ａ・
・・・・・足元柱、３・・・・・・枕部材（柱受は部材
）、４・・・・・・足元金具、５・・・・・・凹溝、６
・・・・・・開口部、７・・・・・・係合凸条、１０・
・・・・・取付基部、１１・・・・・・立上がり部、１
４・・・・・・ボルト、１５・・・・・・ナツト。
Claims (1)
- 上縁部に上方に開口した凹溝５を有しかつこの凹溝６の
両側に係合凸条７が互いに対向状に設けられた柱受は部
材３と、これに結合される一対の足元金具４と、ボルト
１４およびナツト１５とを備えた柱の取付装置において
、一対の足元金具４が、柱受は部材３の凹溝５に摺動自
在に嵌め込まれる幅広の取付基部１０と、これの一端部
に一体に設けられかつ凹溝５の開口部６より上方に突出
する幅狭の立上がり部１１とによってそれぞれ構成せら
れるとともに、取付基部１０と立上がり部１１との間の
角度θが鋭角となされており、柱２ａの下端が柱受は部
材３の上面に受けられ、この柱２ａの両側に一対の足元
金具４がそれぞれ立上がり部１１を柱２ａ側に向けた状
態に配置され、各足元金具４の取付基部１０が柱受は部
材３の凹溝５に嵌め込まれ、柱２ａの両側において各立
上がり部１１が取付基部１０対して角度θを拡大するよ
うに起こされ、柱２ａの下端部とこれの両側の立上がり
部１１とボルト１４およびナツト１５によって一体に連
結せられることにより、柱２ａの下端部が一対の足元金
具４を介して柱受は部材３に固定されている柱の取付装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6706579U JPS6016161Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 柱の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6706579U JPS6016161Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 柱の取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55166803U JPS55166803U (ja) | 1980-12-01 |
| JPS6016161Y2 true JPS6016161Y2 (ja) | 1985-05-20 |
Family
ID=29300996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6706579U Expired JPS6016161Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 柱の取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016161Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7297621B2 (ja) * | 2019-09-19 | 2023-06-26 | フクビ化学工業株式会社 | デッキ構造およびデッキの施工方法 |
-
1979
- 1979-05-18 JP JP6706579U patent/JPS6016161Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55166803U (ja) | 1980-12-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6217551Y2 (ja) | ||
| JPS6016161Y2 (ja) | 柱の取付装置 | |
| JPS6337387Y2 (ja) | ||
| JPS6217552Y2 (ja) | ||
| JPS6315476Y2 (ja) | ||
| JPH0338348Y2 (ja) | ||
| JPH0439940Y2 (ja) | ||
| JP3034570U (ja) | 手摺用支柱の取付装置 | |
| JPH036737Y2 (ja) | ||
| JPH036736Y2 (ja) | ||
| JPH0542171Y2 (ja) | ||
| JPS6337361Y2 (ja) | ||
| JPH0417712Y2 (ja) | ||
| JPH0334431Y2 (ja) | ||
| JPS5825042Y2 (ja) | バルコニ−の入隅固定装置 | |
| JPH043059Y2 (ja) | ||
| JPH041226Y2 (ja) | ||
| JPH0433316Y2 (ja) | ||
| JPS6334005Y2 (ja) | ||
| JPH0750506Y2 (ja) | 角錐形天窓 | |
| JPS5814727Y2 (ja) | 床パネルと中柱の取付構造 | |
| JP2587141Y2 (ja) | 建物パラペットにおける手摺り支柱の固定装置 | |
| JP2954467B2 (ja) | バルコニー壁パネルの連結構造 | |
| JPH0454257Y2 (ja) | ||
| JPS6134414Y2 (ja) |