JPS60158904A

JPS60158904A - 圧延機

Info

Publication number: JPS60158904A
Application number: JP1484484A
Authority: JP
Inventors: Sadayoshi Tajima; 田島　貞好; Teruo Sekiya; 関谷　輝男
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-01-30
Filing date: 1984-01-30
Publication date: 1985-08-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕この発明は、ロールベンディング機構を備えるとともに
、ワークロールに接近させてフィードロールを配置した
圧延機に関するものである。

〔発明の背景〕

従来の圧延機は、第１図において示されるようニ、ロー
ル面をバックアップロール２．、．３（上バツクアップ
ロール２、下バック１ツブロール３）で支持された上下
一対のワークロール４，５（上ワークロール４、下ワー
クロール５）が圧延機ノ・つジ／グ６内に配置されてお
９、上下のバックアップロール２，３はパックチョック
７．８（上バツクチョック７、下パックチョック８）を
介してハウジングウィンド６人によって支持されている
。

上ワークロール４を支承する上ワークチョック９は上バ
ツクチョック７にライナ１０を介して組付けられており
、上バツクチョック７の下端部に埋込まれた上ワークロ
ールベンダシリンダ１１によって上ワークロール４が下
に凸となるようなペンディング力を受けるようになって
いる。一方、下ワークロール５を支承する下ワークチョ
ック１２はライナ１３を介してハウジング内方突出部１
４に組付けられておシ、この突出部１４内に埋込まれた
下ワークロールベンダシリンダ１５によって下ワークロ
ール５が上に凸となるようなペンディング力受けるよう
になっている。

また、圧延材の噛込み、送υ出しを良好とするため、フ
ィードロール１６をこのハウジング突出部１４で支承さ
せてワークロール５にできるだけ近接配置していた。

このように従来の圧延機ではハウジング突出部１４内に
べ／ダシリンダ１５が埋込まれ、かつフィードロール１
６の支承部１７が形成された構造となっておシ、圧延の
際にハウジング突出部１４に側圧がかかり、特に圧延材
の噛込、尻抜時には大きな側圧がかかつてハウジング突
出部１４の変形、ペンダシリンダボアの変形、ペンダシ
リンダ作動不具合等が生じ、構造強度上弱いことが問題
となっていた。

なお、前記問題を解決するためにはベンダシリンダ１５
のシリンダ壁およびライナ１３の肉厚を厚くしてハウジ
ング突出部先端部１４Ａの肉厚を大きくすればよいが、
これによってワークロール５とフィードロール１６との
距離が広がり、それだけ圧延材の噛込性が悪くなって圧
延材の形状に悪影響を与えるという新たな問題が提起さ
れるので、ハウジング突出部先端部１４Ａの肉厚を大き
くすることには限界がワシ、前記問題点の有効な解決手
段とはなっていない。

さらに、ハウジング突出部１４にペンダシリンダ１５用
の穴あけ作業が必要であるが、この突出部１４はハウジ
ングウィンドの内方に突出しているため、この穴あけ作
業が非常に難しいと、いう問題もあった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、ワークロール側に突出形成されてフィ
ードロールを支承するハウジング突出部の強度を高める
ことによって、ハウジング突出部に変形の生じない圧延
機を提供することにある。

〔発明のｒｔ要〕

本発明に係る圧延機は、ワークロールに曲げ力を作用さ
せるペンダシリンダを、ワークロール側に突出形成され
てフィードロールを支承するハウジング突出部の上方お
よび下方位置に設けたことを特徴とし、これによってペ
ンダシリンダをハウジング突出部内に設けなくてもよい
ので、それだけハウジング突出部の強度が高まって前記
目的が達成される。

また、ハウジング突出部の強度が高いため、ハウジング
突出部上方および下方位置に設けられたベンダシリンダ
に不測の外力が作用するととがなくなるので、シリンダ
ボアの変形、ベンダシリンダ作動不具合等の問題が生じ
ることもない。

〔発明の実施例〕

次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第２
図〜第５図は本発明に係る圧延機の実施例を示す図で、
第２図は圧延機の正面図、第３図はその要部を拡大して
示した図、第４図は左半分を下ワークロール、右半分を
上ワークロールのロール中心で切断した平面図である。

これらの図において、ロール面をバックアップロール２
２．２３（上バツクアップロール２２、下バツクアツプ
ロール２３）で支持された上下一対のワークロール２４
．２５（上ワークロール２４、下＋７−クロール２５）
が圧延機ハウジング２６内に配置されている。上下のワ
ークロール２４．２５ｄワークチョック２７．２８（上
ワー２９．３０（上バツクチョック２９、下パックチフ
ック３０）で支承されておシ、上下のバックチョック２
９．３０は上下方向に長い長方形のハウジングウィンド
にライナ３１を介して上下方向摺動可能に組付けられて
いる。ハウジング２６のトップおよびホト１ムにはパッ
クチョック２９．３０を押圧してバックアップロール２
２，２３をしてワークロール２４．２５に圧延圧力を与
える圧下装置３２．３３が設けられている。

ハウジングウィンドの上下略中央部には対向するハウジ
ング突出部３５が形成されておシ、この対向するハウジ
ング突出部３５の上面３６および下面３７にはペンダブ
ロック３８．３９（上ベンダブロック３８、下ペンダブ
ロック３９）がそれぞれハウジング突出部上下面３６．
３７を摺動面としてワークロール軸方向（第２図紙面垂
直方向）に摺動できるように組付けられている。対向す
るハウジング突出部３９．３５間に下ワークチョック２
８がライナ３４を介して上下およびワークロール軸方向
に摺動可能に組付けられ、このワークチョック２８の下
方両側には耳部４０、が形成されて下ペンダブロック３
９に収納されているペンダシリンダ４１が耳部４０を下
方に押圧して下ワークロール２５を上に凸となるように
曲げることができるようになっている。

また、対向する上ペンダブロック３８．３８間にはドワ
ークチョック２８と係合する上ワークチョック２７が上
下およびワークロール軸方向摺動可能に組付けられてお
勺、この上ペンダブロック３８の上方両側には耳部４２
形成されて上ペンダブロック３８内に収納されているベ
ンダシリンダ４３によってこの耳部４２を上方に押圧し
て上ワークロール２４を下に凸となるように曲げること
ができるようになっている。

いま、第４図上方を駆動側、下方を被駆動側とすると、
駆動側の上ペンダブロック３８Ａはクランプシリンダ４
４によって作動するフック４５によりｇ動側の上ワーク
チョック２７Ａに連結され、一方、被駆動側の上ペンダ
ブロック３８ＢＵシＩＪるう駆動側の上ペンダブロック
３８Ａは駆動側にのびてシフト用シリンダ４８の外筒に
組付けられており、このシリンダ４８のピストンロント
先端４９が駆動側のハウジング２６Ａに固定されている
ので、シリンダ４８の作動によって第４図、第５図矢印
人で示されるように上バツクチョック３８　（３８Ａ、
３８Ｂ）は上ワークロール２４と一体にシフトするよう
になっている。

一方、下ペンダブロック３９は駆動側、被駆動側が一体
に形成されておシ、−動側において下ペンダブロック３
９はクランプシリンダ５０によって作動する７ツク５１
によシ駆動側の下ワークチョック２８Ａに連結されてい
る。下ペンダブロック３９は駆動側にのびてシフト用シ
リンダ５２の外筒に組付けられてお虱このシリンダ５２
のピストンロンド先端５３が駆動側のハウジング２６Ａ
、に固定されているので、シリンダ５２の作動ニよって
第４図、第５図矢印Ｂで示されるように下パックチョッ
ク３９は下ワークロール２５と一体にシフトするように
なっている。

したがって上下のワークロール２４．２５をシフトさせ
、そのシフト位置で上下のワークロール２４．２５にロ
ールペンディング力を作用させることができるので、ワ
ークロールシフト量、ロールベンディング量を組合わせ
てコントロールすることにより圧延材５４（第５図参照
）の板形状制御能力を高めることができる。

なお、第４図において、符号２６Ｂは駆動側ハウジング
、２８Ｂは駆動側の下ワークチョック、５８はフィード
ロール駆動軸、６０はトルク伝達用のユニバーサルスピ
ンドルである。また、下ワークロール２５の圧延材流れ
方向前後位置には下ワークロール２５に近接してフィー
ドロール５６がハウジング突出部３５に支承されて配置
されている。

本実施例では、ハウジング突出部３５内にベンダシリン
ダを設ける必要がないので、困難なハウジングウィンド
内での穴あけ作業が不要となり、また、ハウジング突出
部３５にペンダシリンダ用穴がないのでフィードロール
５６を下ワークロール２５にそれだけ接近させて配置す
ることができ、圧延材の２枚噛み、腰折れ、吹出しなど
の圧延材の噛込不良を防ぐことができる。

また、本実施例によれば、ハウジング突出部３５内にシ
リンダ埋込用穴を形成しないため、ハウジング突出部３
５に作用する単位面積ａｂの側圧を小さくすることがで
き、そのためハウジング突出部３５内体の強度を高める
ことができるとともに、形成してもよく、このようにす
ればハウジング突出部３５の側圧に対する強度を一層高
めることができる。

また、下ペンダブロック３９はハウジング突出部３５の
下面に設けられておシ、圧延材の噛込、灰抜時に特に大
きい側圧がハウジング突出部３５に作用するが、突出部
３５は十分それに耐え得るもので、下ペンダブロック３
９には側圧が作用せず、ベンダシリンダ作動の不具合等
の問題も生ずることなく長期的に安定した圧延を継続す
るととが可能となる。

なお、前記実施例ではワークロール２４．２５をシフト
できる４段圧延機について説明したが、本発明は５段、
６段圧延機においても、またシフトできない４段、５段
、６段圧延機についても適用することができる。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によればフィー
ドロールを支承するハウジング突出部に変形の生じない
圧延機を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の圧延機の要部正面図、第２図は本発明に
係る圧延機の正面図、第３図はその要部正面図、第４図
は第３図に示す１ｌＶ−ＩＶに沿う断面図、第５図は本
発明に係る圧延機のロールシフト動作の説明図である。２２．２３・・・バックアップロール、２４．２５・・
・ワークロール、２６・・・ハウジング、２７．２８・
・・ワークチョック、２９．３０・・・バックチョック
、３４・・・ライナ、３５・・・ハウジング突出部、３
８゜３９・・・ベンダブロック、４１．４３・・・ベン
ダシリンダ、４８．５２・・・シフト用シリンダ、５４
・・・圧延材、５６・・・フィードロール。代理人　弁理士　鵜沼辰之光２図不３図

Claims

【特許請求の範囲】Ｌ　上下にロール面を対向させた一対のワークロールが
それぞれワークチョックを介してハウジングウィンドに
支持されておシ、このハウジングウィンドにはワークロ
ール側に突出するハウジング突出部が形成され、このハ
ウジング突出部にフィンダシリンダ、下ぺ／ダシリンダ
がハウジング内に設けられた圧延機において、前記上ペ
ンダシリンダは前記ハウジング突出部上方に設けられ、
前記下ペンダシリンダは前記ハウジング突出部下方に設
けられていることを特徴とする圧延機。２　前記上下のペンダシリンダはそれぞれペンダブロッ
クに収納されて前記ハウジング突出部の上下面にワーク
ロール軸方向シフト可能に組付けられていることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の圧延機。＆　前記上下のペンダブロックは連結具によってそれぞ
れワークチョックに連結されてワークロールと一体にシ
フトできることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載
の圧延機。４、前記下ペンダブロックはワークロール軸に沿って伸
び駆動側ペンダブロックと被駆動側ペンダブロックとが
一体に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
第２項または第３項記載の圧延機。