JPS60157473A

JPS60157473A - エレベ−タの制御方式

Info

Publication number: JPS60157473A
Application number: JP59012273A
Authority: JP
Inventors: 渡辺　英紀
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1984-01-26
Filing date: 1984-01-26
Publication date: 1985-08-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明はエレベータの制御装置に関し、特にＶＶＶＦ
（可変電圧・可変周波数）方式によって制御されるエレ
ベータの制御方式に関するものであるＯ〔従来技術〕近年、電子技術の発達に伴なう制御技術の向上によって
、肪導電動機をはは直流電動機と同程度に制御すること
か出来るようになって来た。そして、このような制御と
しては、可変電圧・可変周波数制御装置（以下、ＶＶＶ
Ｆ装置と称す。）がある。ＶＶＶＦ制御装置は、コンバ
ータを用いて交流を直流に変換し、この直流をインバー
タによって沓び交流に変換してｗｈｓ電動機を駆動する
ものである。そして、このよ５なＶＶＶＦ装置としては
インパークの出力電圧のピーク値である直流電圧を可変
にして制御するＰＡＭ制御と、ピーク値は固定にしてそ
の時間幅を可変にすることによつ文平均電圧を制御する
ＰＷＭ制御と、支にＰＡＭ制御とＰＷＡ制御を併用する
もＱがある。

エレベータに於いては、誘導電動機を停止状態から全速
度までの広範囲にわたって制御しなけれはならない。こ
のために、速度が低い時にコンバータから全電圧を出力
して供給すると、誘導電動機の発生騒音か大きくなるた
めに、ＰＡＭ制御とＰＷＡ制御の併合方式が用いられて
いる。

第１図は上述したＶＶＶＦ制御装置の従来例を示す回路
図である。同図に於いてｌは交流電源に接続されたＶＶ
ＶＦ制御装置であって、交流を直流に変換するＶＶＶＦ
制御部であって、交流を直流に変換するコンバータ２と
、このコンバータ２に対して並列に接続されることによ
り直流を交流に変換する回生用コンバータ３と、この回
４翫ンバータ４の交流を変圧して電源に供給するオート
トランス３と、コンバータ２の出力端と回生用コンバー
ク３の入力端間に接続されたりアクドル５と、コンバー
タ２の直流回路に接続されたコンデンサ６と、直流可変
電圧・可変周波数の交流に変換するトランジスタインバ
ータ７とによって構成されている。なお、２ａ〜２ｆは
コンバータ２をｌｌ属するサイリスタ、３１〜３ｆは回
生用コンバータ３を構成するサイリスタ、７１〜７ｆ、
７ｇ〜７１はトランジスタインバータ７を構成するトラ
ンジスタとダイオードである。次に８はトランジスタイ
ンバータフの出力によって駆動される誘導電動機、９は
誘導電動機８の速度を検出する速匿計発電機、ｌＯは誘
導電動機８により駆動される綱車、１１は機械式のブレ
ーキ、１２はそらせ車、１３は巻上、ロープ、１４，１
５は綱車１０とそらせ車１２にかけれたされた巻上ロー
プ１３の両端にそれぞれ設けられたエレベータのかごと
つり合おもり、１６はつり合い車１７を介してかご１４
とつり合おもり１５との間に接続された補償ロープ、１
８はガバナ１９と張り阜２０との間にかけ渡されたガバ
ナロープであって、゛その一部がかご１４の一部に固定
されている。２１はガバナ１９の回転を検出するパルス
検出器、２２は速度計発電機９の出力およびパルス検出
器２１の出力を入力としてコンバータ２、回生用コンバ
ータ３およびトランジスタインバータ７を制御する制御
用コンピュータである。そして、この制御用コンピュー
タ２２は、マイクロプロセッサ２２ｍと、インターフェ
ース２２ｂ１　リードオンリーメモリ２２ｃおよびラン
ダムアクセスメモリ２２ｄとによって構成されている。

この様にｍ成されたエレベータの制御装置に於いて、コ
ンバータ２は図示しない電源から供給される三相交流を
一且直流電圧に変換した後、コンデンサ６に於いて平滑
してトランジスタインバー／７に供給することにより杏
び任意の電圧・周波数の交流に変換する。この場合、制
御用コンピュータ２２によってＰＷＭ制御が行なわれる
わけであるが、ＰＷＭ制御は第２図に示す様に三角波の
変調電圧と制御電圧を比較してトランジスタインバータ
７のトランジスタ７１〜７ｆをスイッチングすることに
より、近似的に正弦波を得るものである。そして、この
変！１１１１．圧の周波数は通常ＩＫＨｚ程度（以下キ
ャリヤ周波数と称す。）が用いられるが、このキャリヤ
周波数によって誘導電動機８は耳障りな音を発生する。

エレベータの場合、機械室の隣りに居室がある場合には
特に騒音低減が袈求され、このために誘導電動機８０入
力側に大きな交流リアクトルを挿入して高周波を制御し
たり、誘導電動機８に特殊な低騒音型モータな使用した
りしているが、何れも装置が火星で萬価なものとなって
しまう欠点を有している。また、キャリヤ周波数を高く
して、一般的に耳に聞こえ難い１ＯＫＨｚ程度にする方
法があるが、トランジスタインバータフのスイッチング
回数が増し、これに伴なってスイッチングロスが増大す
るためにトランジスタインバータ７のトランジスタ容量
を増さねば熱的に問題となるために、装置のコストアッ
プにつながる問題を有している。

〔発明の概要〕本発明は上述した欠点を除去するためになされたもので
あって、キャリヤ周波数を可変にして装置の大盤化を招
かすに＆責の問題を解決しようとするものである。

この様な問題を解決するために本発明は、閑散時は周囲
の暗騒音も低いために紡導ｔｗＪ機の騒音も抑制し、閑
散時以外には誘導電動機の騒音が若干高くても実害が生
じないことに着目したものである。以下、図１１［ｉセ
用い℃本発明によるエレベータの制御方式を詳細に説明
する。

〔発明の実施例〕

第３図は本発明によるエレベータの制御方式の一実施例
を説明するためのフローチャートを示す図であって、そ
の構成はｗＪ１図と同一であって、制御用コンピュータ
２２のリードオンリーメモリ２２ｅに格納されるプログ
ラムのみが異なることになる。第３図に於いて、ステッ
プ１００で示されるスタートが実行されると、ステップ
１０１に移行して制御用コンピュータ２２に内蔵する時
計が昼夜の判別な行ない、夜間である場合には制御用コ
ンピュータ２２がＰＷＭ制御用のキャリヤ周波数な上げ
る処理をステップ１０２に於いて実行する。また、ステ
ップ１０１に於ける判別が昼間であった場合には、ステ
ップ１０３に於いて平日か休日かの判定を行ない、休日
でありだ場合にはステップ１０２に戻る処理を実行する
。この様にして、夜間、休日等の様にエレベータの使用
が閑散となる閑散時には、ＰＷＭ制御に於けるキャリヤ
周波数を高くして騒音を減らす様に制御する。

ここで、閑散時に於いては、トランジスタのスイッチン
グロスが若干増しても問題にはならない。

そして、この場合には、一般のオフィスビルの様に、休
日に閑散となるビルの場合を想定したものであるが、性
格の異なるビルでは判定基準を変えても良く、またステ
ップ１０１の判定も夜間の方が閑散となる様にすること
も出来る。そして、ステップ−１０３の判別が平日であ
った場合には、ステップ１０４に於いてキャリヤ周波数
な下げる処理を実行した後にステップ１０１に渡る処理
を実行する。この場合、キャリヤ周波数が下げられると
、誘導電動機から発生される騒音も増大することになる
が、閑散時以外であるために問題とはならない。

ｙｓａｍは本発明によるエレベータの制御方式の他の実
施例を示す７０−チャートを示す図であって、ステップ
１１０に於いてスタートされると、ステツ７１１１に於
いて予め定められた所定期間内での起＃頻度が検出され
る。そして、この起動頻度がめられると、ステップ１１
２に於いて運転モードの計画か行なわれる。つまり、エ
レベータの運転モードが幾つかに分類され、ステップ１
１３に於いてそれぞれの分類に応じた起動頻度に逆比例
してキャリヤ周波数が変えられることにより、起動頻度
が少ない程キャリヤ周波数が高くなる。なお、ステップ
１１４に於いてはトランジスタインバータを構成するト
ランジスタの温度をフィードバックし、トランジスタの
温度が設定値以上に達するとキャリヤ周波数を下げる処
理をステップ１０３に於いて実行する。更に、ステップ
１１５に於いては、エレベータロビーまたは隣接居呈等
に設けた図示しない騒音計によって暗騒音を測定し、こ
の測定値に基いてステップ１１３に於いてキャリヤ周波
数を一部変更する。　。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によるエレベータの制御方式
は、閑散時運転を判別すると、ＰＷＭ制御１１に於ける
キャリヤ周波ａｔ高くするものであるために、ｖｊ尋電
電動機発生騒音が減少されて閑散時に特に問題となる騒
音が解決される優れた効果を有する０

【図面の簡単な説明】

６１図はＰＷＭ制偶による従来のエレベータ制御なａ明
するための回路図、第２図は第１図の動作を説明するた
めの波形図、第３図は本発明によるエレベータの制御方
式を説明するためのフローチャートを示す図、第４図は
他の実施例を説明するためのフローチャートを示す図で
ある。ｌ・・・ＶＶＶＦ制御装置、２・・・コンバータ、３・
・・回生用コンバータ、４・・・オートトランス、５・
・・リアクトル、６・・・コンデンサ、７・・・トラン
ジスタインバータ、８・・・肪導電ＩＩＩＪＪ機、９・
・・速度計発電機、１０・・・綱車、１１・・・ブレー
キ、１２・・・そらせ車、１３・・・巻上ロープ、１４
・・・かご、１５・・・つり合おもり、１６・・・補償
ロープ、１８・・・ガバナロープ、°〆１９・・・力／＜す、２０・・・張り車、２１・・・パ
ルス検出器、２２・・・制御用コンピュータ、２２ａ・
・・マイクロプロセラ？、２２ｂ・・・インターフェー
ス、２２ｃ・・・リード井ンリーメそり、２２ｄ・・・
ランダムアクセスメ七す。なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。代理人　大　岩増　雄（外２名）第２　図第　３ｒｌＪ手続補正書（自発）特許庁長官殿　１賀１、事件の表示　特願昭５９−１２２７３号２、発明の
名称エレベータの制御方式３、補正をする者事件との関係　特許出願人代表者片山仁へ部５、補正の対象（１）明細書の特許請求の範囲の欄（２）明細書の発明の詳細な説明の欄６、補正の内容（１）　明細書の特許請求の範囲の欄を別紙の通り補正
する。（２）明細書第３頁１，７行目にそれぞれ［ＰＷＡＪと
あるを、「ＰＷＭＪと補正する。（３）　同第３頁１０〜１１行目に［交流を直流に変換
するＶＶＶＦ制御部であって］とあるを削除する。７、添付書類（１）補正後の特許請求の範囲の全文を記載した書面　
１通補正後の特許請求の範囲の全文を記載した書面２、特許請求の範囲（１）　コンバータを用いて交流を一可変直流電圧に変
換し、この可変直流電圧をインバータを用いて可変電圧
・可変周波数の交流に変換した後に誘導電動機に供給す
ることによって駆動するエレベータのＰＷＭ制御に於ｙ
ｓ　（、秋ベータの閑散時運松を判別　６１”、閑散運
転時にはＰＷＭ制御に於けるキャリア周波数を高くする
ことを特徴とするエレベータの制御方式。０１　制御用コンピュータは時間を基準とすることによ
って閑散時を判別することを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載のエレベータの制°御方式。０１制御用コンピユータは起動頻度を基準とすることに
よって閑散時を判別することを特徴とする特許請求の範
囲第２）Ｉ記載のエレベータの制御方式。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）コンバータな用いて交流を可変直流電圧に変換し
、この可変直流電圧をインバータを用いて可変電圧・可
変周波数の交流に変換した後に誘導電ｍ機に供給するこ
とによって駆動するエレベータのＰＷＭ制御に於いて、
制御用コンピュータを設け−ることによりエレベータの
閑散時運転を判別し、閑散運転時にはＰＷＭ制御に於け
るキャリヤ周波数な高くすることを特徴とするエレベー
タの制御方式。
（２）制御用コンピュータは時間を基準とすることによ
って閑散時を判別することを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載のエレベータの制御方式。
（３）制御用コンピュータは起動頻度を基準とすること
によって閑散時を判別することを特徴とする特許請求の
範囲＠１項記載のエレベータの制御方式。