JPS6015527Y2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPS6015527Y2
JPS6015527Y2 JP11994980U JP11994980U JPS6015527Y2 JP S6015527 Y2 JPS6015527 Y2 JP S6015527Y2 JP 11994980 U JP11994980 U JP 11994980U JP 11994980 U JP11994980 U JP 11994980U JP S6015527 Y2 JPS6015527 Y2 JP S6015527Y2
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JP
Japan
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distal end
tip
cover
endoscope
main body
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Expired
Application number
JP11994980U
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English (en)
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JPS5742804U (ja
Inventor
国夫 木下
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
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Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
Priority to JP11994980U priority Critical patent/JPS6015527Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は先端構成部の構造を改良した内視鏡に関する。
経内視鏡的に高周波焼灼処置を行なう場合に使用する内
視鏡の挿入部は高周波電流の漏れによる火傷を防止する
ため、電気的に絶縁されたものでなければならない。
しかるに、挿入部の芯材や本体部分は構造的に強度を必
要とするため、電気的導体の金属で猛威されており、こ
のため、可撓管部および彎曲部の外面は電気絶縁性の外
皮によって覆い、また先端構成部には電気絶縁性の先端
カバーが接着により取り付けられている。
しかしながら、長期にわたって使用し、かつ消毒などを
繰り返すと、その接着剤が腐蝕等により劣化し、先端カ
バーが接着面から剥離して脱落することが起き易い。
このため、従来は1図または第2図で示すように抜止め
用ビス1,2を使用し、先端部本体3に対し先端カバー
4を締結固定することにより体腔内への脱落を防止して
いる。
しかし、この方法は先端部本体3の外表面から抜止め用
ビス1,2の先端部を突出させなければならないため、
第1図ではa1第2図ではbだけの締めしるが必要であ
る。
したがって、先端カバー4は電気絶縁に必要な厚さ以上
にその厚さを大きくしなければならず、それだけ先端部
が大きくなり、内視鏡としては大きな欠点となっている
また、先端構成部を電気的に絶縁する先端カバーの抜止
め用ビスを省略するために、本出願人は実願昭55−4
2119号として既に出願しているが、これは送気送水
ノズルによって先端カバーの抜止めを行なうものである
したがって、送気送水ノズルの先端部を必要以上に大き
く折曲してノズルリターン形状とする必要があり、広角
光学系を用いる場合、上記送気送水ノズルが視野を妨げ
ることがあるとともに、送気送水ノズルのない内視鏡に
は適用できないという不都合がある。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところ・は、係止部を有した先端部本体に熱収縮
性合成樹脂材からなる先端カバーを加熱収縮して固定し
、抜止め用ビス、送気送水ノズルを省略しても先端カバ
ーが脱落することがない安全性の高い内視鏡を提供しよ
うとするものである。
以下、本考案の一実施例を第3図ないし第5図にもとづ
いて説明する。
第3図中11は内視鏡の挿入部であり、この挿入部11
は操作部12に連結されている。
上記挿入部11は可撓管部13の先端に彎曲部14を介
して先端構成部15を連結してなり、上記彎曲部14は
操作部12における操作によって彎曲され、先端構成部
15の向きを選定できるようになっている。
また、操作部12には送気送水側16、吸引釦17、鉗
子挿入口18および接眼部19が設けられている。
上記挿入部11の可撓管部13および彎曲部14の外面
は電気絶縁性の弾性材料からなる外皮20によって覆わ
れている。
また、先端構成部15はその先端部本体21の先端面部
22に観察窓23、鉗子口24および図示しない照明窓
が設けられている。
上記観察窓23はカバーガラス25からなり、この内側
には対物レンズ26が設けられているとともに、その対
物レンズ26には光学繊維束からなるイメージガイド2
7が光学的に連結されている。
なお、イメージガイド27は操作部12の接眼部19に
導びかれている。
上記鉗子口24は挿入部11内の鉗子チャンネル24a
に連通されていて、上記操作部12の鉗子挿入口18に
連結されるようになっている。
さらに、上記先端構成部15の先端部本体21の外周面
一部には凹溝からなる係止部28が設けられている。
そして、この係止部28は先端部本体21の最大外径A
より小さい外径Bに形威されている。
一方、上記先端部本体21には先端カバー29が被嵌さ
れている。
すなわち、この先端カバー29は熱収縮性合成樹脂材に
よって円筒状にモールド成形され、このモールド時の固
化する直前に空気圧等によって膨張させることによりそ
の内径は先端部本体21の外径よりやや大きめにして固
化されている。
さらに、この先端カバー29の前端面には上記観察窓2
3、鉗子口24に対向して孔30.31が形威され、か
つ後端開口部の内周縁には上記先端部本体21の係止部
28と対向する保合突起部32が設けられている。
このように形威された先端カバー29は、上記先端部本
体21の前端側から嵌合し、その係合突起部32を係止
部28に対向したのち、この先端カバー29をドライヤ
等で加熱することにより収縮され、先端部本体21の外
周面に密着されているとともに係合突起部32は係止部
28に係止されている。
また、このとき、先端部本体21と先端カバー29との
接合面にあらかじめ接着剤(図示しない。
)を塗布することにより一層強固に固定される。
なお、上記一実施例においては、先端構成部15の先端
部本体21の全周に係止部28を設け、先端カバー29
の係合突起部32と係合するようにしたが、先端部本体
21の円周の一部に係止部を設けてもよく、また、本考
案は上記実施例に限定されず、第6図及び第7図で示す
ようにしてもよい。
すなわち、先端構成部15の先端部本体33の前端側を
最大外径A1後端側を最小外径Bとしたテーパ面からな
る係止部3′4を設け、この先端部本体33に熱収縮性
合成樹脂材からなる円筒状の先端カバー35を嵌合し、
この先端カバー35をドライヤ等によって加熱収縮させ
ることにより先端部本体33の外周面に密着固定する。
この場合、先端面は電気絶縁されていないが、先端角部
が電気絶縁されており、観察窓23で観察しながら高周
波焼灼処置を行なっても、実用上問題がない。
このように構成することによって、先端カバー35に保
合突起部を設ける必要がなく、単なる円筒状のチューブ
によって先端カバー35を形成でき、廉価に提供できる
以上説明したように、本考案は先端部本体を電気的に絶
縁するための先端カバーを熱収縮性合成樹脂材で形威し
、この先端カバーを加熱収縮させて上記先端部本体の係
止部に係合固定するようにしたから、先端カバーを従来
のように抜止め用ビスや送気送氷ノズルなどで固定する
ことなく確実に固定でき、先端カバーの脱落などの虞れ
がなく安全である。
さらに、抜止め用ビスを省略することによって先端カバ
ーの厚さを必要最小限にすることができ、先端構成部の
外径および長さを小さくすることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ異なる従来例を示す先端
構成部の縦断側面図、第3図は本考案の一実施例を示す
内視鏡全体の側面図、第4図は同じく先端カバーの収縮
前を示す縦断側面図、第5図は同じく先端カバー収縮後
を縦断側面図、第6図は本考案の他の実施例を示す先端
カバーの収縮前の縦断側面図、第7図は同じく先端カバ
ー収縮後を示す縦断側面図である。 15・・・・・・先端構成部、21,33・・・先端部
本体、 28゜ 34・・・・・・係止部、 29゜ 35・・・・・・先端 カッく−。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端構成部の先端部本体の先端面と外周面または外周面
    を電気絶縁材からなる先端カバーで被覆した内視鏡にお
    いて、上記先端部本体の先端面より手元側の外周に先端
    部本体の最大外径より小さい外径をもつ係止部を設け、
    かつ上記先端部本体に熱収縮性合成樹脂材からな−る先
    端カバーを加熱収縮させて固定したことを特徴とする内
    視鏡。
JP11994980U 1980-08-26 1980-08-26 内視鏡 Expired JPS6015527Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11994980U JPS6015527Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26 内視鏡

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11994980U JPS6015527Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5742804U JPS5742804U (ja) 1982-03-09
JPS6015527Y2 true JPS6015527Y2 (ja) 1985-05-16

Family

ID=29480610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11994980U Expired JPS6015527Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26 内視鏡

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6049779A (ja) * 1983-08-31 1985-03-19 Reijiro Imazu 冷凍用お好み焼の製造方法
JPH0665333B2 (ja) * 1985-04-19 1994-08-24 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
JPS6225672U (ja) * 1986-08-06 1987-02-17
JP3569342B2 (ja) * 1995-04-11 2004-09-22 ペンタックス株式会社 内視鏡の先端部

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Publication number Publication date
JPS5742804U (ja) 1982-03-09

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