JPS60152309A - マンドレルバ−表面への潤滑剤塗布方法 - Google Patents
マンドレルバ−表面への潤滑剤塗布方法Info
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- JPS60152309A JPS60152309A JP915284A JP915284A JPS60152309A JP S60152309 A JPS60152309 A JP S60152309A JP 915284 A JP915284 A JP 915284A JP 915284 A JP915284 A JP 915284A JP S60152309 A JPS60152309 A JP S60152309A
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- Japan
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- lubricant
- mandrel bar
- mandrel
- bar
- rolling
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B25/00—Mandrels for metal tube rolling mills, e.g. mandrels of the types used in the methods covered by group B21B17/00; Accessories or auxiliary means therefor ; Construction of, or alloys for, mandrels or plugs
- B21B25/04—Cooling or lubricating mandrels during operation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、継目無鋼管の型造設備であるマント1/ルミ
ルのマンドレルバ−表面への/[13i 剤塗布方法に
関する。
ルのマンドレルバ−表面への/[13i 剤塗布方法に
関する。
発明の技術的背景とその問題点
継目無鋼管の連続圧延機として一般に知られているマン
ドレルミルは、加熱したビレットをピアサで穿孔圧延し
て得られた中空素管の内面にマンドレルバ−を挿入した
後、前記中空素管を、連続して配置された複数組のキャ
リバーロールにより縮径減肉加工して所定寸法の管にす
る圧延機である。そ−の後、マンドレルミルで圧延され
た管は、通常内面に挿入されたマンドレルバーが引き抜
かれた後、搬送コンベアにより再加熱炉に送られ、再加
塾された後、成形機であるストレッチレデューサにより
所定寸法の製品管に仕上げられる。
ドレルミルは、加熱したビレットをピアサで穿孔圧延し
て得られた中空素管の内面にマンドレルバ−を挿入した
後、前記中空素管を、連続して配置された複数組のキャ
リバーロールにより縮径減肉加工して所定寸法の管にす
る圧延機である。そ−の後、マンドレルミルで圧延され
た管は、通常内面に挿入されたマンドレルバーが引き抜
かれた後、搬送コンベアにより再加熱炉に送られ、再加
塾された後、成形機であるストレッチレデューサにより
所定寸法の製品管に仕上げられる。
一方、引き抜かれた前記マンドレルバ−は、管の搬送コ
ンベアとは別に設けられたコンベアによりマンドレルミ
ルの上流側へ送られ再び使用される。
ンベアとは別に設けられたコンベアによりマンドレルミ
ルの上流側へ送られ再び使用される。
ととろで、このマンドレルミル圧延において、ギヤリバ
ーロールおよびマンドレルバ−の寸法。
ーロールおよびマンドレルバ−の寸法。
形状、材質と共に、マンドレルバ−表面に塗布する潤滑
剤が圧延過程において重要な役割を持つことは周知であ
る。すなわち、前記潤滑剤は、1100〜1200℃の
中空素管の内面に直接接触するマンドレルバーの表面を
保護し圧延中の中空素管の内面とマンドレルバ−表面と
の摩擦を低減して、圧延された管の形状、肉厚および表
面性状を安定させ、圧延後の管内面からのマンドレルバ
ーの引き抜角を容易にするため、マンドレルバ−表面の
所要部に塗布する。従って、前記潤滑剤はマンドレルバ
−が中空素管の内面に挿入される前の段階で、前記マン
ドレルバ−表面の所要部忙均−忙塗布する必要があり、
通常岐、マンドレルバ−を引き抜くマンドレルバーヌト
リッピングテーブルに連設サレタマンドレルバーリター
ンコンベアノ途中。
剤が圧延過程において重要な役割を持つことは周知であ
る。すなわち、前記潤滑剤は、1100〜1200℃の
中空素管の内面に直接接触するマンドレルバーの表面を
保護し圧延中の中空素管の内面とマンドレルバ−表面と
の摩擦を低減して、圧延された管の形状、肉厚および表
面性状を安定させ、圧延後の管内面からのマンドレルバ
ーの引き抜角を容易にするため、マンドレルバ−表面の
所要部に塗布する。従って、前記潤滑剤はマンドレルバ
−が中空素管の内面に挿入される前の段階で、前記マン
ドレルバ−表面の所要部忙均−忙塗布する必要があり、
通常岐、マンドレルバ−を引き抜くマンドレルバーヌト
リッピングテーブルに連設サレタマンドレルバーリター
ンコンベアノ途中。
中空素管の内面にマンドレルバ−を挿入するマンドレル
バ−インサータテーブルの途中、およびマンドレルバ−
インサータテーブルの−L流側に設ケられた潤滑剤塗布
用コンベアの途中に夫々設けられた潤滑剤塗布装置のい
ずれかによってマンドレルバ−表面へ塗布することとし
ている。
バ−インサータテーブルの途中、およびマンドレルバ−
インサータテーブルの−L流側に設ケられた潤滑剤塗布
用コンベアの途中に夫々設けられた潤滑剤塗布装置のい
ずれかによってマンドレルバ−表面へ塗布することとし
ている。
ところで、前記潤滑剤塗布装置がその途中に設けられ、
マンドレルバ−を搬送する前記コンベアは、鼓形ローブ
がその軸線をマンドレルバ−MMKi!交し所要間隔を
もって連続して配置されており、前記鼓形ローブを駆動
装置により回転させマンドレルバ−を直進させる構造で
ある、また、前記潤滑剤塗布装置は、コンベアにより搬
送されるマンドレルバーの円周方向外方に設けられ、マ
ンドレルパー表面に向って噴射する開口部を複数個有す
るリングノズルにより、潤滑剤をマンドレルバ−表面に
塗布する構造になっている。ここで使用される潤滑剤は
、油性あるいは水溶性またはこれらに固体潤滑剤を混合
したものがあり、最近では潤滑性能および環境面から水
溶性潤滑剤が多く使用されている。この水溶性潤滑剤は
、前記潤滑剤塗布装置くよってマンドレルバ−表面へ塗
布された後、マンドレルバーの持っ熱により乾燥し薄い
フィルム状の潤滑膜となってマンドレルバ−の表面を覆
い、前述の効果を発揮するのである。
マンドレルバ−を搬送する前記コンベアは、鼓形ローブ
がその軸線をマンドレルバ−MMKi!交し所要間隔を
もって連続して配置されており、前記鼓形ローブを駆動
装置により回転させマンドレルバ−を直進させる構造で
ある、また、前記潤滑剤塗布装置は、コンベアにより搬
送されるマンドレルバーの円周方向外方に設けられ、マ
ンドレルパー表面に向って噴射する開口部を複数個有す
るリングノズルにより、潤滑剤をマンドレルバ−表面に
塗布する構造になっている。ここで使用される潤滑剤は
、油性あるいは水溶性またはこれらに固体潤滑剤を混合
したものがあり、最近では潤滑性能および環境面から水
溶性潤滑剤が多く使用されている。この水溶性潤滑剤は
、前記潤滑剤塗布装置くよってマンドレルバ−表面へ塗
布された後、マンドレルバーの持っ熱により乾燥し薄い
フィルム状の潤滑膜となってマンドレルバ−の表面を覆
い、前述の効果を発揮するのである。
ところが、マンドレルバ−の表面に塗布された液体状の
潤滑剤は乾燥して潤滑膜を形成するまでに時間がかかる
ため、前記潤滑剤が未乾燥の状態でマンドレルバ−がコ
ンベアのローブと接触するととKなる。そのため、マン
ドレルバ−表面の前記コンベアのローブと接触する部分
に塗布された潤滑剤は離脱して潤滑膜は形成されない。
潤滑剤は乾燥して潤滑膜を形成するまでに時間がかかる
ため、前記潤滑剤が未乾燥の状態でマンドレルバ−がコ
ンベアのローブと接触するととKなる。そのため、マン
ドレルバ−表面の前記コンベアのローブと接触する部分
に塗布された潤滑剤は離脱して潤滑膜は形成されない。
また、潤滑剤が乾燥して潤滑膜を形成した後であっても
、マンドレルバ−とローブの接触部の面圧が高t、−ト
、前記接触部の潤滑膜はマンドレルバ−表面から剥離す
る。この結果、潤滑膜は、マンドレルバ−表面の所要部
全面に均一に形成されないことになる。
、マンドレルバ−とローブの接触部の面圧が高t、−ト
、前記接触部の潤滑膜はマンドレルバ−表面から剥離す
る。この結果、潤滑膜は、マンドレルバ−表面の所要部
全面に均一に形成されないことになる。
しさも、重要なことは、マンドレルバ−は前述の如く回
転せずに直進するため、マンドレルパー表面の潤滑膜が
形成されない部分がマンドレルパー軸長方向と平行に直
線状に々ることである。
転せずに直進するため、マンドレルパー表面の潤滑膜が
形成されない部分がマンドレルパー軸長方向と平行に直
線状に々ることである。
マンドレルバ−表面の所要部に均一に潤滑剤を塗布する
装置として、例えば特願昭57−100808号がある
。この装置はマンドレルバーの外径寸法変化に伴ない、
マンドレルバ−軸心と潤滑剤塗布装置の中心が合致する
よう高さの調整かで良ることを一構成要因とする潤滑剤
塗布装置であるが、この装置にあっても、マンドレルバ
−は回転せずに直進する構造となっており前述の如き現
象は避けることができない。
装置として、例えば特願昭57−100808号がある
。この装置はマンドレルバーの外径寸法変化に伴ない、
マンドレルバ−軸心と潤滑剤塗布装置の中心が合致する
よう高さの調整かで良ることを一構成要因とする潤滑剤
塗布装置であるが、この装置にあっても、マンドレルバ
−は回転せずに直進する構造となっており前述の如き現
象は避けることができない。
つぎに、マンドレルバ−表面に、その軸線方向と平行に
直線状に潤滑膜が形成されない部分がある場合の影IF
Kついて説明する。前記マンドレルバ−が中空素管に挿
入された後、マンドレルミルにより圧延が始まると、潤
滑膜が形成されていないマンドレルバ−表面と、前記中
空素管の内面が直接接触することになり、この直接接触
した部分にかいて焼付が生じる。このような焼付が生じ
ると、前記接触部の摩擦抵抗が大きくなり、正常部の摩
擦抵抗との間に差が生じ、中空素管がその円周方向に均
一に圧延されないととKなる。その結果、圧延された管
の形状、肉厚はその円周方向に不拘−釦なる。更に、前
記焼付の発生に伴ない圧延後のマンドレルバ〜の引き抜
きが困難となり、管はその内面にマンドレルバ−を挿入
した状輻で不良品になるととがある。また、仮にマンド
レルを引き抜いたとしても、管内面およびマンドレルバ
−表面は損傷I7、いずれKしても正常な圧延作業は行
なわれない。
直線状に潤滑膜が形成されない部分がある場合の影IF
Kついて説明する。前記マンドレルバ−が中空素管に挿
入された後、マンドレルミルにより圧延が始まると、潤
滑膜が形成されていないマンドレルバ−表面と、前記中
空素管の内面が直接接触することになり、この直接接触
した部分にかいて焼付が生じる。このような焼付が生じ
ると、前記接触部の摩擦抵抗が大きくなり、正常部の摩
擦抵抗との間に差が生じ、中空素管がその円周方向に均
一に圧延されないととKなる。その結果、圧延された管
の形状、肉厚はその円周方向に不拘−釦なる。更に、前
記焼付の発生に伴ない圧延後のマンドレルバ〜の引き抜
きが困難となり、管はその内面にマンドレルバ−を挿入
した状輻で不良品になるととがある。また、仮にマンド
レルを引き抜いたとしても、管内面およびマンドレルバ
−表面は損傷I7、いずれKしても正常な圧延作業は行
なわれない。
従来から、潤滑剤がマンドレルパー表面に塗布された後
、コンベアのローブに接触するまでの時間を長くし液体
状の潤滑剤が乾燥して充分な潤滑膜を形成するように、
コンベア速度を遅くしてマンドレルバ−の移動速度を遅
くすることや、コンベアのローフ間隔を広くすることは
実施されているが、マンドレルミルの製管ピッチとの兼
ね合いからコンベア速度を遅くすることには限度があり
、またローフ間隔をあまり広くすることは、マントL/
A/パーに撓みが生じることになり、いずれにしてもあ
まり効果的な方法ではない。また、塗布された後潤滑膜
形成までの時間が短い潤滑剤や、潤滑膜が形成された後
、ローフ等との接触により容易に剥離しない潤滑剤は開
発されており、ある程度の効果は発揮しているが、熱間
圧延という過酷な条件の下で連続的に処理されるため、
根本的な対策には至っていない。
、コンベアのローブに接触するまでの時間を長くし液体
状の潤滑剤が乾燥して充分な潤滑膜を形成するように、
コンベア速度を遅くしてマンドレルバ−の移動速度を遅
くすることや、コンベアのローフ間隔を広くすることは
実施されているが、マンドレルミルの製管ピッチとの兼
ね合いからコンベア速度を遅くすることには限度があり
、またローフ間隔をあまり広くすることは、マントL/
A/パーに撓みが生じることになり、いずれにしてもあ
まり効果的な方法ではない。また、塗布された後潤滑膜
形成までの時間が短い潤滑剤や、潤滑膜が形成された後
、ローフ等との接触により容易に剥離しない潤滑剤は開
発されており、ある程度の効果は発揮しているが、熱間
圧延という過酷な条件の下で連続的に処理されるため、
根本的な対策には至っていない。
発明の目的
本発明は、従来方法における前述の欠点を解消するため
に表されたものであり、マンドレルバ−表面に潤滑剤が
塗布された後、コンベアのローμとの接触による部分的
な潤滑剤の離脱や潤滑膜の剥離が生じても、圧延時およ
びマンドレルバーの引き抜き時に悪影響を及ぼさない潤
滑剤塗布方法を提案する本のである。
に表されたものであり、マンドレルバ−表面に潤滑剤が
塗布された後、コンベアのローμとの接触による部分的
な潤滑剤の離脱や潤滑膜の剥離が生じても、圧延時およ
びマンドレルバーの引き抜き時に悪影響を及ぼさない潤
滑剤塗布方法を提案する本のである。
発明の構成
前述の目的でなされた本発明の特徴とするところは、マ
ンドレルミル圧延による管製造時に循環使用されるマン
ドレルバ−表面への潤滑剤塗布方法において、前記マン
ドレルバ−をその軸長方向へ回転移送しながら潤滑剤噴
射リングノズル中に挿通するマンドレルバ−表面への潤
滑剤塗布方法である。
ンドレルミル圧延による管製造時に循環使用されるマン
ドレルバ−表面への潤滑剤塗布方法において、前記マン
ドレルバ−をその軸長方向へ回転移送しながら潤滑剤噴
射リングノズル中に挿通するマンドレルバ−表面への潤
滑剤塗布方法である。
発明の具体例
前述の如き構成からなる本発明の具体例を添付図面によ
って詳説する。
って詳説する。
第1図は、フルフロートマンドレルミル圧延の工程を説
明する図である。同図においてピアサ(図示せず)で穿
孔圧延された中空素管(1)は、白抜矢印(A)方向に
送られシェルインサータテープμ(3) hに供給され
る。一方表面所要部に潤滑剤が塗布サレー+マンドレル
バ=(2)は、マンドレルパーインサータテーブル(4
)上を矢印(B)方向に送られ、前記中空素管(1)の
内面に挿入される。その後、中空素管(1)は、マンド
レルバ−(2)をその内面に挿入した状態で、マンドレ
ルバ/I/(5)により矢印(C)方向に圧延される。
明する図である。同図においてピアサ(図示せず)で穿
孔圧延された中空素管(1)は、白抜矢印(A)方向に
送られシェルインサータテープμ(3) hに供給され
る。一方表面所要部に潤滑剤が塗布サレー+マンドレル
バ=(2)は、マンドレルパーインサータテーブル(4
)上を矢印(B)方向に送られ、前記中空素管(1)の
内面に挿入される。その後、中空素管(1)は、マンド
レルバ−(2)をその内面に挿入した状態で、マンドレ
ルバ/I/(5)により矢印(C)方向に圧延される。
圧延された管は、転送コンベア(6)により矢印(D)
方向へ転送されて、マンドレルバ−ストリッピングチー
プル(7)上に供給される。
方向へ転送されて、マンドレルバ−ストリッピングチー
プル(7)上に供給される。
ここでマンドレ)V (21はマントンルバーストリッ
パa■により管から矢印(G)方向に引き抜かれる。そ
の後管は再び転送コンベア(8)により白抜矢印(E)
方向に転送された後、再加熱炉(図示せず)に通じる搬
送コンベア(9)により白抜矢印(F)方向へ送られる
。一方、管から抜き取られたマンドレルバー(2)は、
潤滑剤噴射リングノズル(11)をその域中に設けたマ
ンドレルバ−リターンコンベア(12により矢印(I(
)方向へ送られ、同時に前記潤滑剤噴射リングノズル0
1)により、所要部表面に潤滑剤が塗布される。その後
、マンドレルバ−(2)は矢印(I)方向に転送され、
冷却装置(ゆで冷却された後再びマンドレルバ−インサ
ータテープ/L/(4)に供給されてii使用される。
パa■により管から矢印(G)方向に引き抜かれる。そ
の後管は再び転送コンベア(8)により白抜矢印(E)
方向に転送された後、再加熱炉(図示せず)に通じる搬
送コンベア(9)により白抜矢印(F)方向へ送られる
。一方、管から抜き取られたマンドレルバー(2)は、
潤滑剤噴射リングノズル(11)をその域中に設けたマ
ンドレルバ−リターンコンベア(12により矢印(I(
)方向へ送られ、同時に前記潤滑剤噴射リングノズル0
1)により、所要部表面に潤滑剤が塗布される。その後
、マンドレルバ−(2)は矢印(I)方向に転送され、
冷却装置(ゆで冷却された後再びマンドレルバ−インサ
ータテープ/L/(4)に供給されてii使用される。
つキニ、前述の工程において、マンドレルバ−(2)へ
の潤滑剤塗布方法について第2図に基づいて説明する。
の潤滑剤塗布方法について第2図に基づいて説明する。
同図において潤滑剤噴射リングノズル(11)は、従来
の構造と何ら変わるものではなく、通過するマンドレル
バー(2)の外方忙殺けられ、前記マントンルバー(2
)の表面に向って潤滑剤(支)を噴射する開口部(イ)
を複数個有しており、また潤滑剤混合槽(図示せず)か
ら連通する供給部(2I)を備えている。一方、第1図
におけるマンドレルパーリターンコンベア(功に配設さ
れた鼓形ローフ(至)は、その軸線(至)がマンドレル
バ−軸線との直交線(イ)に対して傾き角度(α)を持
ち、所要ピッチで連続して設けられており、駆動装置(
図示せず)によって回転する。従って、マンドレルバ−
(2)は前記鼓形ローラ曽の軸線(24)の傾き角度(
α)に応じて、矢印■方向に回転しながら、前記潤滑剤
噴射リングツズ1vauO中を矢印(転)方向に進み、
その表面に潤滑剤が塗布される。塗布された潤滑剤が乾
燥する前に、マンドレルバ=(2)が鼓形ローフ(至)
に接触すると接触部(2A、2B)の潤滑剤は、マンド
レルバー(2)の表面から離脱し、潤滑膜未形成部(2
G、2I))が生じる。ところが前述の如くマンドレル
バ−(2)は回転しながら前進するため、前記潤滑膜未
形成部(20,2D’)は螺旋状に発生する。また、潤
滑剤が乾燥し、潤滑膜を形成した後、マンドレルバ−(
2)と鼓形ローラ(至)の接触部の面圧が高い場合に生
じる潤滑膜剥離部(2E、2F)もまた、第3図に示す
如く、螺旋状に発生する。これら潤滑膜未形成部(2C
,2D)および潤滑膜剥離部(2E、2F)の数は、マ
ンドレルバー(2)の外径、鼓形ローラ(至)の形状。
の構造と何ら変わるものではなく、通過するマンドレル
バー(2)の外方忙殺けられ、前記マントンルバー(2
)の表面に向って潤滑剤(支)を噴射する開口部(イ)
を複数個有しており、また潤滑剤混合槽(図示せず)か
ら連通する供給部(2I)を備えている。一方、第1図
におけるマンドレルパーリターンコンベア(功に配設さ
れた鼓形ローフ(至)は、その軸線(至)がマンドレル
バ−軸線との直交線(イ)に対して傾き角度(α)を持
ち、所要ピッチで連続して設けられており、駆動装置(
図示せず)によって回転する。従って、マンドレルバ−
(2)は前記鼓形ローラ曽の軸線(24)の傾き角度(
α)に応じて、矢印■方向に回転しながら、前記潤滑剤
噴射リングツズ1vauO中を矢印(転)方向に進み、
その表面に潤滑剤が塗布される。塗布された潤滑剤が乾
燥する前に、マンドレルバ=(2)が鼓形ローフ(至)
に接触すると接触部(2A、2B)の潤滑剤は、マンド
レルバー(2)の表面から離脱し、潤滑膜未形成部(2
G、2I))が生じる。ところが前述の如くマンドレル
バ−(2)は回転しながら前進するため、前記潤滑膜未
形成部(20,2D’)は螺旋状に発生する。また、潤
滑剤が乾燥し、潤滑膜を形成した後、マンドレルバ−(
2)と鼓形ローラ(至)の接触部の面圧が高い場合に生
じる潤滑膜剥離部(2E、2F)もまた、第3図に示す
如く、螺旋状に発生する。これら潤滑膜未形成部(2C
,2D)および潤滑膜剥離部(2E、2F)の数は、マ
ンドレルバー(2)の外径、鼓形ローラ(至)の形状。
傾角角(α)、配設ピッチ回転送度、潤滑剤の乾燥時間
、マンドレルバ−(2)と鼓形ローラ(2)の接触面圧
等により変わるものであシ、なるべく少なくする−こと
が望ましい。
、マンドレルバ−(2)と鼓形ローラ(2)の接触面圧
等により変わるものであシ、なるべく少なくする−こと
が望ましい。
つ虻に、第3図に示すマンドレルバ−(2)を用いて、
マンドレルバミμにより中空素管金圧延する過程を第4
図に基づいて説明する。内面にマンドレルバ−(2)を
挿入した中空素管f1)が、マンドレルミルの第1スタ
ンドに配設されたキャリパ−ロール(31)に噛み込ま
れると、前記中空素管(1)は、キャリパ−ロー/I/
c+i+と、マンドレルパー(2)とKより縮径減肉加
工される。この時、マンドレルバー(2)の表面に形成
された潤滑膜(2X)は、素管(1)の内面と、マンド
レルバ−(2)の表面とKよりしごかれ、中空素管(1
)の加工途中部内面(101)と、マンドレルバー(2
)の表面とで形成される空隙部に堆積する。この堆積部
(2Y)は、中空素管(1)およびマンドレルバ−(2
)が矢印(2)方向へ進行するのに伴ない、マンドレル
バ−(2)の反進行方向側へ順次移動して潤滑膜未形成
部(2G、2D)K圧入されることになる。従ってマン
ドレルバ−(2)表面の潤滑膜未形成部(2C22D)
が中空素管(1)の内径を拘束すべき位置に進んで舞た
時け、堆積部(2Y) Kよって既に潤滑膜が再形成さ
れており、正常な圧延が行なわれる。第スル。これは、
マンドレルミル圧16.け、隣接するスタンドと互いに
90’の交差角を持ったキャリバーロールにより、夫々
のロールで楕円形に圧延するため、*iスタンドにおい
て圧延位置と90交差した方向(第4図における手前側
と向こう側)ではマンドレルバ=(2)と素管内面の間
に空隙ができるためである。しかし前記の残在する潤滑
膜未形成’N5 (2G 、 2D )u、第10−ル
スタンドのキャリパ−ロー1vf311と90°交差配
設した第20−ルスタンドのキャリパ−ロー)v (図
示せず)で圧延される時、前述の第10−ルスタンドに
おいて生ずるのと同じ作用により、潤滑膜が再形成され
、正常な圧延が行なわれる。従って、第3スタンド以降
を通過するときのマンドレルパー(2)は、その全表面
に潤滑膜が形成されており、焼付きを生じることなく正
常な圧延ができると共に、圧延終了後管の内面から容易
に抜き取ることができる。前述の説明では、潤滑膜未形
成部(2G、2D)に関して説明したが、潤滑膜剥離部
(2E、 2F)も同様の作用により潤滑膜が再形成さ
れる。
マンドレルバミμにより中空素管金圧延する過程を第4
図に基づいて説明する。内面にマンドレルバ−(2)を
挿入した中空素管f1)が、マンドレルミルの第1スタ
ンドに配設されたキャリパ−ロール(31)に噛み込ま
れると、前記中空素管(1)は、キャリパ−ロー/I/
c+i+と、マンドレルパー(2)とKより縮径減肉加
工される。この時、マンドレルバー(2)の表面に形成
された潤滑膜(2X)は、素管(1)の内面と、マンド
レルバ−(2)の表面とKよりしごかれ、中空素管(1
)の加工途中部内面(101)と、マンドレルバー(2
)の表面とで形成される空隙部に堆積する。この堆積部
(2Y)は、中空素管(1)およびマンドレルバ−(2
)が矢印(2)方向へ進行するのに伴ない、マンドレル
バ−(2)の反進行方向側へ順次移動して潤滑膜未形成
部(2G、2D)K圧入されることになる。従ってマン
ドレルバ−(2)表面の潤滑膜未形成部(2C22D)
が中空素管(1)の内径を拘束すべき位置に進んで舞た
時け、堆積部(2Y) Kよって既に潤滑膜が再形成さ
れており、正常な圧延が行なわれる。第スル。これは、
マンドレルミル圧16.け、隣接するスタンドと互いに
90’の交差角を持ったキャリバーロールにより、夫々
のロールで楕円形に圧延するため、*iスタンドにおい
て圧延位置と90交差した方向(第4図における手前側
と向こう側)ではマンドレルバ=(2)と素管内面の間
に空隙ができるためである。しかし前記の残在する潤滑
膜未形成’N5 (2G 、 2D )u、第10−ル
スタンドのキャリパ−ロー1vf311と90°交差配
設した第20−ルスタンドのキャリパ−ロー)v (図
示せず)で圧延される時、前述の第10−ルスタンドに
おいて生ずるのと同じ作用により、潤滑膜が再形成され
、正常な圧延が行なわれる。従って、第3スタンド以降
を通過するときのマンドレルパー(2)は、その全表面
に潤滑膜が形成されており、焼付きを生じることなく正
常な圧延ができると共に、圧延終了後管の内面から容易
に抜き取ることができる。前述の説明では、潤滑膜未形
成部(2G、2D)に関して説明したが、潤滑膜剥離部
(2E、 2F)も同様の作用により潤滑膜が再形成さ
れる。
本発明の詳細な説明する第2図では、鼓形ローフ(2)
を傾斜角(α)をもって配置1−ているが、これにこだ
わることなく、マントL/7I/バー(2)が回転しな
がら進行する構造のものであれば、他の汎用手段を用い
ても良い。また、潤滑剤噴射リングノズルαJの設置位
置、形状、数を変えること、および、前記潤滑剤噴射リ
ングノズルαυの上流側に加熱装置を設けるととも任意
である。更に、前記説明ハ、本発明ヲフルフロートマン
ドレルミル圧延に適用したものであるが、リテインドマ
ンドレルミル圧延に適用することも可能である。
を傾斜角(α)をもって配置1−ているが、これにこだ
わることなく、マントL/7I/バー(2)が回転しな
がら進行する構造のものであれば、他の汎用手段を用い
ても良い。また、潤滑剤噴射リングノズルαJの設置位
置、形状、数を変えること、および、前記潤滑剤噴射リ
ングノズルαυの上流側に加熱装置を設けるととも任意
である。更に、前記説明ハ、本発明ヲフルフロートマン
ドレルミル圧延に適用したものであるが、リテインドマ
ンドレルミル圧延に適用することも可能である。
発明の効果
以上の如く、本発明は、マンドレルバ−をその軸長方向
に回転移送しながら潤滑剤噴射ノズル中に挿通し、マン
ドレルバ−′と搬送ローブとの接触により生ずる前記マ
ントv1vバー表面の潤滑膜未形成部および潤滑膜剥離
部を螺旋状にすることにより、圧延途上において前記潤
滑膜未形成部および潤滑膜剥離部に潤滑膜を再形成させ
うるから、マンドレルミルにおける従来の欠点を根本的
に解決することかで舎る。
に回転移送しながら潤滑剤噴射ノズル中に挿通し、マン
ドレルバ−′と搬送ローブとの接触により生ずる前記マ
ントv1vバー表面の潤滑膜未形成部および潤滑膜剥離
部を螺旋状にすることにより、圧延途上において前記潤
滑膜未形成部および潤滑膜剥離部に潤滑膜を再形成させ
うるから、マンドレルミルにおける従来の欠点を根本的
に解決することかで舎る。
!1図は7 Iv70−ト5マンドレルミル圧延の工程
を説明する図、第2図は潤滑剤塗布方法の−具体側を示
す図で(イ)は平面図、(ロ)は正面図、第3図は本発
明方法により潤滑膜が形成されたマンドレルパーの側面
図、第4図は第3図に示すマンドレルパーを用いてマン
ドレルミ〃で圧延する過程を示す一部断面図である。 1・・・・中空素管、2・・・・マンドレルパー、11
・・・・潤滑剤噴射リングノズル、23・・・・鼓形ロ
ーフ、31・・・・ギヤリバーロール。 第1図 第2図 (イ) (
を説明する図、第2図は潤滑剤塗布方法の−具体側を示
す図で(イ)は平面図、(ロ)は正面図、第3図は本発
明方法により潤滑膜が形成されたマンドレルパーの側面
図、第4図は第3図に示すマンドレルパーを用いてマン
ドレルミ〃で圧延する過程を示す一部断面図である。 1・・・・中空素管、2・・・・マンドレルパー、11
・・・・潤滑剤噴射リングノズル、23・・・・鼓形ロ
ーフ、31・・・・ギヤリバーロール。 第1図 第2図 (イ) (
Claims (1)
- マンドレルミル圧延による管製造時に循環使用されるマ
ンドレルバ−表面への潤滑剤塗布方法において、前記マ
ンドレルバ−をその軸長方向へ回転移送しながら潤滑剤
噴射リングノズル中に挿通することを特徴とするマンド
レルバ−表面への潤滑剤塗布方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP915284A JPS60152309A (ja) | 1984-01-21 | 1984-01-21 | マンドレルバ−表面への潤滑剤塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP915284A JPS60152309A (ja) | 1984-01-21 | 1984-01-21 | マンドレルバ−表面への潤滑剤塗布方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60152309A true JPS60152309A (ja) | 1985-08-10 |
Family
ID=11712639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP915284A Pending JPS60152309A (ja) | 1984-01-21 | 1984-01-21 | マンドレルバ−表面への潤滑剤塗布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60152309A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4749315A (en) * | 1987-02-02 | 1988-06-07 | Mills Scott D | Tool for cutting a hole in a construction material precisely concentric to a reference aperture |
JPH05261413A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-12 | Nippon Steel Corp | マンドレルミルにおける継目無鋼管の圧延方法及びその設備 |
CH687742A5 (de) * | 1992-05-20 | 1997-02-14 | Lonza Ag Gampel Wallis Geschof | Verfahren und Vorrichtung zum Aufbringen einer Beschichtung auf einen Koerper mit einer zylindrischen Oberflaeche. |
WO2004103569A3 (en) * | 2003-05-23 | 2005-04-28 | Kemi S R L | Device and method for applying a water-base nonstick composition to a machine spindle for producing pipes of polymer and/or composite material |
KR100755273B1 (ko) | 2006-02-28 | 2007-09-04 | 한화테크엠주식회사 | 라운드 바를 위한 연속 열처리 장치 |
-
1984
- 1984-01-21 JP JP915284A patent/JPS60152309A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4749315A (en) * | 1987-02-02 | 1988-06-07 | Mills Scott D | Tool for cutting a hole in a construction material precisely concentric to a reference aperture |
JPH05261413A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-12 | Nippon Steel Corp | マンドレルミルにおける継目無鋼管の圧延方法及びその設備 |
CH687742A5 (de) * | 1992-05-20 | 1997-02-14 | Lonza Ag Gampel Wallis Geschof | Verfahren und Vorrichtung zum Aufbringen einer Beschichtung auf einen Koerper mit einer zylindrischen Oberflaeche. |
WO2004103569A3 (en) * | 2003-05-23 | 2005-04-28 | Kemi S R L | Device and method for applying a water-base nonstick composition to a machine spindle for producing pipes of polymer and/or composite material |
KR100755273B1 (ko) | 2006-02-28 | 2007-09-04 | 한화테크엠주식회사 | 라운드 바를 위한 연속 열처리 장치 |
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