JPS60152165A - 不在転送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 （ 本発明は蓄積プログラム制御式自動交換機における不在
転送方式に関するものである。

〔従来技術〕

従来この種の自動交換機において、不在転送された内線
加入者への着信は、一般に転送先内線を直接呼び出して
しまい、発呼者には何も通知しないという方法が採られ
ている。

そして、このような場合、発呼者は呼び出し中も該当被
呼者が応答するか、または、その該当被呼者の所属する
グループの誰れかが応答すると期待しておシ、いざ、被
呼者応答に接し、被呼内線が該当被呼者でなく異なった
部への転送を知ったときには一瞬とまどい、また、発呼
者は誤ダイヤルと錯覚してしまうというケースが多い。

ただし、この場合、交換サービスに詳しく、そういう事
態をすばやく察知する人が発呼者であれば別である。

さらに、応答者も例え、不在転送登録者本人がいても電
話機１台に複数の使用状態でおることが現実であるため
、あながち、不在転送登録者の存在に気付かず、まちが
い電話と思ってしまう場合がある。この場合、不在転送
登録者が近くにおらず、また、すでに自分の席へ戻り不
在転送登録を解除することを忘れてしまっている場合に
は、なおさらのことである。

このように、発呼者と転送先被呼者間の相互で混乱を招
くケースを発生させるという欠点があった。

〔発明の目的および（構成〕

本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解決すると
共にかかる欠点を除去すべくなされたもので、その目的
は簡単な構成によって被呼者応答時のトラブルをなくす
ることができる不在転送方式を提供することにある。

このような目的を達成するため、本発明は、転送先加入
者の収容位置情報を記憶する第１の記憶装置と、この第
１の記憶装置に記憶された収容位置情報を検索し被呼加
入者が不在転送中であることを知る第１の検知手段と、
加入者の被呼加入者番号ダイヤル完了を検知する第２の
検知手段と、上記第１および第２の検知手段によって得
られた情報に基いてトーキ−装置を選択しかつ接続する
選択・接続手段と、上記トーキ−装置の選択時にその収
容位置情報に対応してタイマー値を記憶する第２の記憶
装置とを備え、上記第２の記憶装置のタイマー値を更新
させ任意の定数とを比較する手段を用いて上記タイマー
値が上記定数を超えたときに上記転送先加入者を呼び出
す接続替えを行うようにしたものである。

〔実施例〕

以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。

図は本発明の一実施例を示すブロック図で、説明に必要
な、部分のみを示す。

図において、１ａ、１ｂ、１Ｃは内線加入者の電話機（
以下、内線電話機と呼称する）で、これら各内線電話機
１＆、１ｂ、１ｃはそれぞれライン回路２”　２　ｂ　
、　２）ｃを介し通話路スイッチ３０入側に接続されて
いる。そして、この通話路スイッチ３の出側には発信レ
ジスタ４．トーキ−装置５および呼出信号発生器６．呼
出音発生器Ｔが接続されている。また、すべてのライン
回路２ａ〜２Ｃは通話路制御装置８に接続され、この通
話路制御装置８は通話路スイッチ３に接続されると共に
、中央制御装置９を介して記憶装置１０に接続されてい
る。ここで、この記憶装置１０は転送先加入者情報記憶
部１１を内蔵し、転送先加入者の収容位置情報を記憶し
ておくように構成されている。そして、上記中央制御装
置９は記憶装置１０を検索し被呼加入者が不在転送中で
あることを仰る手段と、加入者の被呼加入者番号ダイヤ
ル完了を検知する′手段を構成している。

１２は時間周期毎に更新されるタイマー記憶部で、トー
キ−装置５を選択時にその収容位置情報に対応したタイ
マー値を記憶するように構成されている。１３はタイマ
一定数記憶部、１４はタイマー記憶部１２の出力とタイ
マ一定数記憶部１３の出力を入力としこれら両入力を比
較する比較回路で、この比較回路１４の出力は中央制御
装置９に送出されるように構成されている。

そして、タイマー記憶部１２のタイマー値を更新させ、
タイマ一定数記憶部１３からの任意の定数とを比較回路
１４によって比較し、タイマー記憶部１２のタイマー値
が゛タイマ一定数記憶部１３の定数を超えたときに、転
送先加入者を呼び出す接続替えを行うように構成されて
いる。

つぎにこの図に示す実施例の動作を説明する。

ここで、内線電話機１ａは不在転送を行う加入者であシ
、内線電話機１ｈ絋登録加入者である上記内線電話機１
ａよシ転送登録された加入者とし、また、内線電話機１
Ｃは上記登録加入者である内線電話機１ａを呼び出す加
入者であるとする。

まず、内線電話機１ａの発呼動作によ）ライン回路２ａ
と発信レジスタ４とのパスａが形成され、この内線電話
機１ａは周知の方法である不在転送登録特番と転送先の
内線電話機１ｂの内線番号をダイヤルし、不在転送登録
の操作を完了する。そし、て、このとき、内線電話機１
ｂに接続されたライン回路２ｂの通話路スイッチ３上の
収容位置情報を通話路制御装置８を介して中央制御装置
９に伝え、記憶装置１０に含まれる通話路スイッチ３上
の収容位置対応の転送先加入者情報記憶部１１へ書き込
む。

つぎに、内線電話機１Ｃは、内線電話機１ａを呼び出す
ため、発呼動作を行いライン回路２Ｃと発信レジスタ４
とのパスｅが形成され、内線電話機１ａの内線番号をダ
イヤルする。一方、中央制御装置９は通話路制御装置８
を介して内線電話機１ｃのダイヤル完了を検知すると、
そのダイヤルされた番号よシ被呼加入者である内線電話
機１ａの収容位置情報を割り出し、その収容位置情報よ
シ、先に登録された転送加入者情報記憶部１１を索引し
、そのアドレスの転送先の収容位置情報、すなわち、こ
の場合には転送先加入者である内線電話機１ｂの収容位
置情報を得る。

つぎに、中央制御装置９は通話路制御装置８および通話
路スイッチ３を介してトーキ−装置５を選択して、その
トーキ−装置５と内線電話機１ｃのライン回路２ｃとの
パスｄを形成する。そして、このパスｄが形成されたと
きに中央制御装置９は通話路スイッチ３の出側に接続さ
れている収容位置情報を元に転送先加入者情報記憶部１
１を索引してそのアドレスにタイマー記憶部１２のタイ
マー更新データの初期値ｍを書き込む。そして、この初
期値ｍは時間周期により更新され、その周期毎にタイマ
一定数記憶部１３に予め登録されているＡのタイマー値
と比較回路１４によって比較し、ｍ′（更新中ｍ）＞Ａ
の条件を検出すると、中央制御装置９および通話路制御
装置８を介して通話路スイッチ３のパスｄを切断し、パ
スＣとパスｂ、を形成する。

このとき、通話路スイッチ３の出側には、呼出信号発生
器６と呼出音発生器７が接続され、周知の内線呼び出し
状態となる。

このように、不在転送中の内線加入者へ着信があったと
きに、一旦トーキー装置５に接続することにより、発呼
者と転送先被呼者間の相互で混乱を招くケースを発生さ
せる欠′点を解決し、一定時間後、転送先加入者を呼び
出すことができるので、被呼者応答時のトラブルをなく
すことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、複雑な手段を用
いることなく、被呼内線が不在転送登録を行っている場
合に、一旦トーキー装置に接続して発呼者に被呼加入者
が不在転送を行っていることを知らせ、その後転送先加
入者を呼び出すようにした簡単な構成によって、被呼者
応答時のトラブルをなくすことができるので、実用上の
効果は極めて犬である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １ａ〜１ｃ・・・・内線電話機、２ａ〜２ｃ・・寺・ラ
イン回路、３・・・・通話路スイッチ、４−・・・発信
レジスタ、５・・・・トーキ−装置、９−・・・中央制
御装置、１ｏ・・・・記憶装置、１１・・・・転送先加
入者情報記憶部、１２・・・・タイマー記憶部、１３−
拳・嗜タイマ一定数記憶部、１４・・・・比較回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蓄積プログラム制御式自動交換機における不在転送方式
   において、転送先加入者の収容位置情報を記憶する第１
   の記憶装置と、この第１の記憶装置に記憶された収容位
   置情報を検索し被呼加入者が不在転送中であることを知
   る第１の検知手段と、加入者の被呼加入者番号ダイヤル
   完了を検知する第２の検知手段と、前記第１および第２
   の検知手段によって得られた情報に基いてトーキ−装置
   を選択しかつ接続する選択・接続手段と、前記トーキ−
   装置の選択時にその収容位置情報に対応してタイマー値
   を記憶する第２の記憶装置とを備え、前記第２の記憶装
   置のタイマー値を更新させ任意の定数とを比較する手段
   を用いて前記タイマー値が前記定数を超えた゛ときに前
   記転送先加入者を呼び出す接続替えを行うようにしたこ
   とを特徴とする不在転送方式。