JPS6014889A - 電気かみそりの内刃 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気かみそりの内刃に関するも−のであり、特
に内刃の回転軸が外刃の頂上に対して平行な横方向に配
置されているロータリ一式と呼ばれる内刃の形状に関す
るものである。

このタイプの電気かみそりの内刃は例えば実公昭４２−
１９０８９号公報に示される様に・帯状板に適当ピンチ
にて刃部を形成した内刃と、転勤及び軸移動可能な外刃
を接触させてヒゲ剃りを行なうものであるが、ヒゲ剃り
時に電気かみそりを皮膚に押圧することにより外刃と内
刃を密着させる構造であるため、押圧力により両者の接
触圧力が変化し、したがって負荷が変わるため、消費電
流０回転数に変動をきたし、さらには前記押圧力が少な
い場合には切れ味等の快適性に欠ける部分があった。こ
れは、前記内刃体は薄板で作られてはいるが、バネ形状
部がないため、内刃体のバネ性はかなり強いものとなっ
てしまっているからである。本発明はこれらの欠点を改
善することを目的としており以下に図をもって詳述する
。

第１図は本発明の一実施例による内刃を採用し電気かみ
そりの正面側からみた断面図。

第２図は第１図のＡ−Ａ断面図。

第３図は前記内刃の分解拡大斜視図。

第４図は前記内刃の正面側からみた断面図。

第５図は前記内刃を構成する内刃体の平面図０第６図は
該内刃体の側断面図。

第７図は内刃体の撓み状態を示す内刃（＋１１断面図・
全図中、１は本体ケース、２は外刃５、内刃２０の保持
部材である外刃枠、６は内刃の駆動軸で一部に軸方向に
伸びる突起部３ｂを有し、内刃体４の保持部材である内
刃支持具１３の変形穴に穴に嵌合している。又、計部動
軸６は、ろα、ろ０部にて前記外刃枠２の２α、２ｂに
軸支されている。６は６α、６ｂに軸を有し、本体ケー
ス１の１６，１ｃに軸支されているプーリーで、ベルト
１６が巻き付き、モーター７のシャフトに嵌着する原動
プーリー９から駆動される。８は前記モーターの軸受部
で、モーター７の本体ケース１に対する位置決め手段と
もなるｏｌｏは電池等の電源部、１１は電気回路、１２
はスイッチボタンである。

動作について説明する０使用者がスイッチボタン１２を
ＯＮ側に動作すると周知のスイッチ機構により電気回路
１１が閉となり電源部１０よりモーター７に電流が流れ
る０モーター７が回転するとプーリー９．ベルト１６．
プーリー６、が回転する。該プーリー６の６ｃ部端面は
型車となって前記駆動軸３と係合しているため、駆動軸
６が回転し前記突起部３ｂにて前記内刃支持具１３をモ
ーター７と同一方向に回転させる。該内刃支持具１３に
は第３図に示すとおりその円周方向に前記内刃体４の固
定部４αをカシメ固定するためのビン１’５’ａが多数
突出している。又、内刃支持具１３の両端部は段部１６
ｂを有し、該段部外周には止め具１４が圧入される。前
述したとおり、本発明の一実施例では内刃２０は内刃支
持具１３、内刃体４、止め具１４で構成されているが、
該内刃体４の平面形状は第５図に示す形状であり、一枚
の刃については内刃支持具１３に固定される固定部４α
、第５図の内刃体４の板厚方向に撓み可能なバネ部４ｂ
・刃部４ｉに連がる当接部４ｃ。

４ｄ、４ｇ各々の刃を連結している連結部４’ｊ＋４　
／　、　’４　ｆ　、　４　ｈ　、刃部４ｉより構成さ
れている。

これを−ブロツクとして本発明の一実施例では６ブロノ
クがそれぞれ隣接して６枚の刃が構成されている。

内刃２０を組立てる際には先ず、前記内刃体４の固定部
４α、連結部４　ｊ　Ｊ４　ｆ　、　４　ｆ　、　４　
ｈのそれぞれの穴と内刃支持具１６の前記ビン１３ａの
位置を合わせながら内刃支持具１３の外周に巻きつけて
いくと、該内刃体４の４ｆ部と４２部は同一のビン１３
αに重合して嵌合することになる。

この状態を第７図に示す。そして、これらのビンをカシ
メて内刃体４を内刃支持具１３に固定部４αを介して固
定する。すると、内刃体４の２＜ネ部４ｂ部は該固定箇
所から、該内刃支持具１３の外周円の接線方向に突出す
る。したがって、該）くネ部に連がる刃部４ｉも同方向
に突出するが、該刃部の最先端は第６図に示すとおり予
めへの字に折り曲げられているため該先端部はさらに内
刃支持具１６から半径の大きな位置に安定する。該刃部
４ｉと一体である４ｃ、４ｄ、４ｇ部も前記と同一の接
線方向に向くが、該部分は前記固定部４ａからの距離が
短いため、前記内刃支持具１６の外周に対して当接した
状態か、又は離れているとしても少ない量である。この
様にしたあと、第３図に示すとおり内刃支持具１３の両
端面より段部１３ｂに止め具１４を嵌着させる。すると
該止め具１４の一部は前記連結部４ｊ、４ｆ、４１及び
当接部４ｃ上を半径方向の少ないガタを以って覆うこと
になり、この状態を第４図に示す。

以上の構成になっているため該内刃２０が第２図に示す
如く前記刃部４ｔの刃先方向（第２図の矢印方向）に回
転すると、外刃５と接触可能な第２図の上方部分にて前
記内刃体４のバネ部４ｂが適当な撓み量にて撓んだ状態
で外刃５の内周を摺動する。このため、前記外刃５の周
知の孔からヒゲが入ってくると、該外刃５と該内刃体４
の刃先の密着した協働作用でヒゲを剃り落す。

又・本発明の一実施例では、第５図に示すとおり、該内
刃体、４の固定部４ａと刃部４ｔとの間にバネ４ｂを介
在させていること、又、このバネ部４ｂの軸線が内刃２
０の回転方向（第５図にＢの矢印で示す）に対してθ１
　、θ２だけ傾いていることが一つの特徴であり、こう
することにより外刃５と内刃体４の摺動を円滑にするた
めに内刃の刃数を６枚と、多く設けたとしても（したが
って第５図に示す内刃体の各刃のピンチが小さくなった
としても）、バネの長さを長くとれるため前記外刃５と
内刃体４の接触時の撓みを大きく設定しである場合にも
その接触圧力を少なく設定できる。

又、回転方向に対して傾けておくことにより、万−Ｕ料
の疲労、劣化等により該バネ部が折れた場合にも前記外
刃の孔から該バネ部が長く突出してくることを防止でき
る。なぜならバネ部４ｂか細くても傾けておくことによ
り突出の途中にて、やがて外刃の孔の内壁と干渉してそ
れ以上の突出を防止できるからである。又、本発明の一
実施例では第１図に示すとおり外刃５は外刃枠２に同定
しているため、従来のものに見られた皮膚への電気かみ
そりの押し当て力が大きい場合でも該外刃５にて該力を
支えるため、常に前記外刃５と内刃体４の密着力は一定
となり、消費電流、内刃２０の回転数が変化することは
ない。又、本発明の一実施例では触子バネ部４ｂを４本
設けであるが、それぞれ隣接するバネの軸線はθ１＋０
２の角度を成じて平行ではない。これは、ヒゲ剃り中に
第５図の内刃体刃先にＣ方向の切断抵抗が加わり、内刃
の刃、特に前記バネ部４ｂを座屈させる作用を成すが、
全部のバネ部４ｂを同一方向に同−角度傾いたθ１で構
成したものに比して座屈強度を強く構成でき、一度に多
数のヒゲを切断する場合にも該バネ部が座屈することは
ない。又、第７図に示すとおり、ヒゲ切断時に前記切断
抵抗Ｃを内刃体は受けるが、前記バネ部４ｂにはＣＸＬ
に相当する曲げモーメントが発生し、該モーメントによ
り細いバネ４ｂが内刃体の厚さ方向に変形し・ヒゲの切
断性能の低下、又は破損する場合があるため、本発明の
一実施例では、前記刃部４ｉから伸びる当接部４ｃ、４
ｄ、４ｇを設けていることも一つの特徴である。

前述したとおり４ｃ、４ｄ、４Ｇ部は前記固定部４αの
近傍にあるため・内刃支持具１３の外周の近くにあり内
刃支持具の外周に当接可能である。

このため、前記ＣＸＬのモーメントを受けて前記バネ部
４ｂが、前記板厚方向に異常変形しようとすると、４Ｇ
、４ｄ、ｄｅ部が、内刃支持具１６の外周に当接して該
モーメントを受け、異常変形させない様に働く。この作
用のため、該当接部４ｅと刃部４イの間の腕は前記バネ
部４ｂのバネ性よりも強いバネになっている。しかし、
該当接部４　ｃ　、　４　ｄ、　、　４　ｅ部はバネ部
４ｂが外刃５により撓められるときの見かけ上の撓み中
心点Ｐ（内刃体の刃先は外刃により撓められる場合、略
Ｐ点を回転中心とする軌跡で第７図の破線位置まで撓み
変形する）よりも刃部から遠ざかる方向にわずかＦの距
離だけ離れているため、前記外刃５との通常撓み時には
内刃支持具から離れる方向に移動し、該４ｃ、４ｄ、４
ｇに連がる前記強いバネにより前記、外刃と内刃との接
触圧が１強くなることはなく、又、前記撓み中心点Ｐか
らの距離が少ないため、前記撓み時の上方への変位量も
少なく、４ｃの上方に位置する前述の止め具１４にも当
接しないため前記通常撓み時の内刃体のバネ力はバネ部
４ｂによるものだけであり前述したとおり、消費電流、
回転数を一定水準に確保でき、ヒゲ剃り時又は°外刃が
ヒゲ剃り時の肌からの押力により変形した場合の前記Ｃ
よりさらに大きな負荷にも異常変形又は破損することも
ない。これは前述したとおり、外刃５と内刃体４の通常
の密着作用を成すバネ手段４ｂと、過負荷が加わった際
に内刃体４又は、前記バネ手段の両手段を設け、少なく
とも強いバネ手段は大きな負荷が作用した時でなければ
作用しない様にしたことの効果であり、本発明の一つの
特徴である。なお本発明の一実施例を示す内刃体の平面
形状は第５図に示すとおり切れ刃の幅が長く上下に伸び
ているが、刃部４ｔの上下の両端部近くは、バネ部４ｂ
による片持ち梁になるため、前述したヒゲの切断抵抗Ｃ
に対して前記異常変形を起こし易いため、本発明の一実
施例では当接部４ｃと４８の２ケ所よりこの抵抗による
モーメントを受ける様配慮され、又、刃部４ｉの中央部
はその近傍の左右に位置する４ｂのバネにて該抵抗を受
けるが、一方では刃部４ｔの両端部からの距離が長＜４
ｉ部の該中央部付近に加わる曲げモーメントも大きなも
のになるため、この部分についても４ｄと４Ｃの当接部
の２ケ所にて前記異常変形のモーメントを受ける様構成
１−でいる０したがって刃部４ｉが上下に長くなければ
、なる程当接部の本数を増やして配置する必要があるが
、前記理由により少なくとも両端部近傍と、中央部近傍
の６ケ所は必要となる０又、本発明の一実施例の如く、
内刃体４を内刃２０の回転中心である駆動軸乙の同心円
として成る内刃支持具１６の外周円の接線方向に配置し
た内刃２０は、回転中、刃部４ｉに作用する遠心力によ
り回転中心より遠ざかろうとするが、この時には前述の
止め具１４の内面に内刃体４の４Ｃ部先端が当接し、そ
れ以上遠ざかろうとすることを防止する。このため内刃
２０を高速回転させても内刃体の刃先の位置は適正位置
に保持され、外刃５との接触圧が強くなるとか、内刃２
０の半径が大きくなり過ぎるための外刃との係合量始点
における異常者の発生等は生じない。

又、本発明では、第５図に示すとおり各ブロックの刃と
も固定部４αの前記内刃支持具に巻き付けＺ際の円周方
向の両側に連結部を設けていることも特徴である。例え
ば、複数ブロックが連結部４ｊにて連りた内刃体４を設
けその最初のブロックと最終ブロックは隣接ブロック側
のみ連結部が存在し１反対側には連結部がなかった場合
、すなわち・第５図の４ｆ、４１が存在しなかった場合
には、この最初のブロックと最後のブロックにおいては
連結部４ｊのバネ力の影響により正常な前記接線方向へ
刃部が伸びず、各ブロックの刃先を結ぶ多角形が正多角
形とならず、第８図に示す形状となり、外刃５への内刃
体の接触タイミングが不連続となり振動・異常音の発生
原因となる。このため、本発明の一実施例では、最初と
最後の各ブロックにも固定部４ａの円周方向の両側に連
結部を設けるため４／、４Ｓｉ’を配している。こうす
ることにより各ブロックにおける連結部４ｊの影響を４
ｆ若しくは４？にて相殺することができ、第７図に示す
とおり各刃先を結ぶときの多角形を正多角形とすること
ができ、前記異°呂３をなくすることができる。又、こ
の際、小スペースを有効に利用し、前記刃部４　ｚ　、
バネ部４ｂをムリなく設計するために該４ｆ、４７部を
固定するために内刃支持具１６に設けるピンを共通に使
用することが望ましい。このため該４ｆ、４Ｙ部は同一
ピンに重合して嵌合することとした。又、こうする場合
、内刃２０の重置バランスをとる必要があるため、該４
／、４ｇ部の丁度対向する位置に４ｈの連結部を設けた
ことも本発明の特徴の１つである。

こうすることにより、重量バランスの良く、又変形多角
形による振動、騒音の少ない電気がみそりの内刃を提供
できるものである。　又、連結部４ｊ部は内刃支持具１
３の外周に容易に巻きつけ可能であることが組立牲がら
要求されるため・そのバネ幅は前記バネ部４ｂよりも細
いものとなるが、こうした場合、内刃材料の劣化、若し
くは使用者の内刃掃除の際の取り扱いにより変形、破壊
を起こす可能性がある。そこで、掃除の際に指、掃除用
プラン等が直接触れない様にするために該−４ｅ部を前
記内刃体の保持部材である止め具１４で覆ったことも本
発明の特徴であり、前記した効果がある他、万−該４ｅ
部が破損したとしても、外刃５の前記孔を通して突出防
止する効果を有し危険防止に大きな効果を有する。

以上説明した様に本発明は幾多の利点を有す。

これらは前述した配置によるものである。本発明の一実
施例として６枚の刃となるブロックを内刃支持具１６の
外周円に接する如く巻き付けて固定する例を述べたが、
これに限ったものでなく、数枚の刃で構成し、該刃を多
角形にて形成した内刃支持具の面に固定したとしても本
発明の主旨は達成できる。又、内刃支持具１３を用いず
、内刃支持具１３のスペースをモーターに置換し、該モ
ーターのケースに前述の内刃体を巻き付けて、前述の効
果を出せる他、止め具、１４を内刃支持具１６と一体的
に構成し、又は該止め具の作用を内刃体４の一部を曲げ
加工する等して構成することも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による内刃を採用した電気か
みそりの正面側からみた断面図。 第２図は第１図のＡ−Ａ断面図。 第６図は前記内刃の分解拡大斜視図。 第４図は前記内刃の正面側から視た断面図。 第５図は前記内刃を構成する内刃体の平面図。 第６図は該内刃体の側断面図。 第７図は前記内刃体の撓み状態と固定状態を示す内刃側
断面図。 第８図は本発明の一実施例による内刃体の４ｆ、４？部
の連結部がなかった状態の内刃体固定の梯子を示す内刃
側断面図。 全図中、 １・・本体ケース ２・・・外刃枠 ３・・・駆動軸 ４・・・内刃体 ５・・・外刃体 ２０（・・内刃 以　上 出願人　株式会社諏訪精工舎 代理人　弁理士　最上　務 ＡｑＬ− 第　１　口 １１ 彩２回 χ４回

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　内刃の回転軸の同心円に対して接線となる方向に設
   置された内刃体は、固定部、バネ部、刃部より成り、該
   刃部又はバネ部の一部に当接部を設け、該当接部を保持
   部材に当接可能に配し、両者の当接により前記刃部の安
   定化を図る構造としたことを特徴とする電気かみそりの
   内刃０２　前記当接部を前記バネ部の撓み動作の際の見
   かけ上の回転中心の近傍に配したことを特徴とする特許
   請求範囲第１項記載の電気かみそりの内刃０６　前記当
   接部を前記刃部の両端部近傍を含む３ケ所以上設けたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電気かみそ
   りの内刃０ ４　内刃の回転軸の同心円に対して接線となる方向に配
   置された内刃体は固定部、バネ部、刃部より成り、該バ
   ネ部は複数本のバネにて構成され、該バネの軸線は回転
   方向に対して傾いていることを特徴とする電気かみそり
   の内刃＠ ５、　前記各バネの軸線が平行でない様に配置されてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の電気か
   みそりの内刃。 ６　内刃の回転軸の同心円に対して接線となる方向に配
   置された内刃体は固定部、バネ部、刃部。 連結部より成り、該連結部は各々の固定部の円周方向の
   両側に配置されていることを特徴とする電気かみそりの
   内刃。 ７　前記連結部の両９１１４部は互いに重合しているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第６項記載の電気かみそ
   りの内刃。 ８　内刃の回転軸の同心円に対して接線となる方向に設
   置された内刃体は固定部、バネ部、刃部。 連結部より成り、該連結部の上方に保持部材を配置した
   ことを特徴とする電気かみそりの内刃。