JPS6014693A - 波付可撓管用継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は波付可撓管用継手に関するものである。

〔背景技術〕

従来、簡単に接続が行なえるようにした波付可撓管用継
手として第１図および第２図に示すもの′ｌＪＸ提案さ
れている（％願昭５７〜２０１４２８号）。

すなわち、継手水＃１の受口に、奥に行くはと内径が大
きくなるテーバ凹部３を設け、このテーバ凹部３にグリ
ップリング２を嵌込んだものである。

グリップリング２は周方向一つ割シのものであり、差込
まれた波付可撓管４に引張タカが加わると、テーバ凹部
３でグリップリング２の径が絞られ、管４にグリップリ
ング２が食い込み、接続強度が保たれる。

しかし、継手本体１とグリップリング２との２部品に分
かれているため、部品管理等が面倒で流通段階で部品の
紛失などの問題が生じること力；あり、また各部品の成
形後に組立ての工程が必要になシ、製造工程が多くなる
という問題がある。さらに、材料面から見ても、各部品
を別々に成形するため、第３図のように湯口６や湯道７
に各部品金型ごとに余分な材料を必要としていた。

〔発明の目的〕

この発明は、一体物に形成できて組立工程の省略や、部
品管理の簡易化および使用材料の節減が図れ、しかも接
合操作が簡単で接合の確実な波付ＧＪ撓撓屈用継手提供
することを目的とする。

〔発明の開示〕

この発明の波イリ可綿管用継手は、受口内へ折曲げて挿
入されるストッパ舌片を継手本体に一体に延設し、この
ストッパ舌片の片面に逆止爪を設け、他の片面に係止突
起を設け、前記受口内に前記ストッパ舌片の入る逃げ溝
を形成するとともに、この逃げ溝内に前記係止突起が係
合する係止孔を設けたものである。

この発明の一実施例を第４図ないし第６図に示す。図に
おいて、８は筒状の継手本体であシ、一端が波付可撓管
９に外嵌する内径の受口８ａとなり、他端の内面に固定
用の雌ねじ部９が設けられている。継手本体１の内面に
は軸方向の中間部にストッパ用の環状突部ｌＯが設けら
れている。受口８ａの内面には局方向の一箇所に管壁を
脹ませて逃げ溝１１が設けられ、この逃げ溝ｌｌ内に収
容可能なストッパ舌片１２が、逃げ溝１１の底壁から受
口８ａの延長方向に一体に延設されている。

ストッパ舌片１２は、基端に薄肉の屈曲自在部１２ａを
有し、折曲げた状態で受口８ａの中心側に向く面に複数
個の逆止爪１３を有している。逆止爪１３は管９の挿入
を許して引抜きを阻止する向きに設けられている。また
、ストッパ舌片１２の逆止爪１３と反対の面に係止突起
１６が設けられ、との係止突起１６が係合する係止孔１
７が逃げｔｉｌｌの底壁に設けられている。係止突起１
６および係止孔１７は、この実施例では平面形状矩形と
しであるが、丸形や長円形等であってもよい。なお。

継手本体８は雌ねじ部９．に螺着したニップル１４と継
手本体８の端面とでボックス１５の壁部を挾むことによ
シ、ボックス１５に固定される。継手本体８の材質は、
屈曲自在部１２ａのヒンジ効果の高いポリプロピレンが
用いられているが、その他種々の合成樹脂を使用可能で
ある。

このように構成したため、接合に際しては、まずストッ
パ舌片１２を受口８ａ内に折曲げておき、管９でストッ
パ舌片１２をさらに押倒すようにして管９を受口８ａ内
に差込むことによシ、接続が完了する。管９の差込みに
より、係止突起１６は係止孔１７に係合する。

ストッパ舌片１２は屈曲自在部１２ａで折曲げられてい
て、樹脂のもっている弾性が働き、常に元の伸長状態に
戻ろうとする。そのため、ストッパ舌片１２は常に管９
の外面に密着してストッパ舌片１２の逆止爪１３が管９
の波山部分に食い込み、管９に引抜き荷重が加わっても
抜けが防止される。

管９に引抜き荷重が加わったときに、屈曲自在部１２ａ
がＭ５図の矢印Ａ方向に引張られるが、ストッパ舌片１
２の係止突起１６と係止孔１７との係合によって引抜き
荷重が支えられるので、屈曲自在ｍ１２ａが切断するこ
とがない。このように、ストッパ舌片１２を折曲げて管
９を差込むだけで、簡単かつ確実に接続が行なえる。そ
のため、省力化が図れ、かつ接続作業者の個人差による
接続不良が防止できる。

また、この継手は継手本体８とストッパ舌片１２とが一
体に成形されたものであるため、部品管理が容易で、ま
た成形後の組立工程が省け、製造が簡単である。しかも
、一体ものであるため、成形時に湯道等による樹脂の無
駄がなく、材料の節減が図れる。

なお、ストッパ舌片１２は、第７図および第８図に示す
実施例のように、２枚設けてもよく、また３枚以上設け
てもよい。

第９図はさらに他の実施例を示す。この例は、継手本体
８の受口８ａと反対側の端部に雄ねじ部１６を設けたも
のである。その他は第１の実施例と同様である。

第１０図はさらに他の実施例を示す。この例はカップリ
ング型としたものであシ、継手本体８の両端を受口８ａ
として両端にストッパ舌片１２を設けである。その他は
第１の実施例と同様である。

〔発明の効果〕

この発明の波付可撓管用継手は、一体物に形成できて組
立工程の省略や部品管理の簡易化Ｏ使用材料の節減が図
れ、しかも接続が簡単かつ確実に行なえるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の断面図、第２図はその接続操作を示す
断面図、第３図は同じくその成形時の説明図、第４図は
この発明の一実施例の斜視図、第５図はその管接続状態
の破断側面図、第６図は同・しくその管接続作業状態を
示す破断側面図、第７図は他の実施例の断面図、第８図
はその圧面図、第９図はさらに他の実施例の斜視図、第
１０図はさらに他の実施例の斜視図である。 ８・・・継手本体、８ａ・・・受口、９・・・可撓性波
付管、１１・・・逃げ溝、１２・・・ストッパ舌片、１
２ａ・・・屈曲自在部、１３・・・逆止爪、１６・・・
係止突起、１７・・・係止孔 第１図 第２図 名°；３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 波付司撓管の先端が嵌入する筒状の受口を有Ｔる継手本
   体と、前記受口の内面に軸方向に沿って設けられた逃げ
   溝と、この逃げ溝の底壁から前記受口の延長方向に一体
   に延設されて基端に弾性復帰可能な屈曲自在部を有しこ
   の屈曲自在部で折曲げて前記逃げ溝に収容されるストッ
   パ舌片と、このストッパ舌片の前記逃げ溝への収容状態
   における前記受口中心側の面に設けられて前記波付可撓
   管の外面の波山に保合する逆止爪と、前記ストッパ舌片
   の前記逆止爪と反対側の面の先端に設けられた係止突起
   と、前記逃げ溝の底板に設けられて前記係止突起が係合
   する係止孔とを備えた波付可撓管用継手。