JPS60144115A - 共通線を用いた多回線保安回路 - Google Patents

共通線を用いた多回線保安回路

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JPS60144115A
JPS60144115A JP25097883A JP25097883A JPS60144115A JP S60144115 A JPS60144115 A JP S60144115A JP 25097883 A JP25097883 A JP 25097883A JP 25097883 A JP25097883 A JP 25097883A JP S60144115 A JPS60144115 A JP S60144115A
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JP
Japan
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voltage
line
circuit diagram
protector
terminals
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Pending
Application number
JP25097883A
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English (en)
Inventor
東川 恒久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakusan Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hakusan Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hakusan Seisakusho Co Ltd filed Critical Hakusan Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の属する技術分野 本発明は、通信機器類を雷サージ等の障害波から保護す
るために用いる二次側におけるに多回線保安回路に関す
るものである。
(2)従来技術とその問題点 障害波から機器や人体を保護するためには、通信機器類
、例えば加入電話回線の加入者側では、電話局に至る外
線と屋内に布設された内線との分岐点に加入者保安器(
−次側)を設置することが義務づけられている。
上記加入者保安器は第1図(A)の回路図に示すように
、外線側に接続する外線端子IA、IBと内線側に接続
する内線端子2A、2Bとがヒユーズ4A、4Bを介し
て接続され、対の通信線間(以下、線間という。)には
ガス放電管形二極避雷器5A、5Bが挿入され、避雷器
5A、5B間には大地に接続する接地端子3A、3Bが
設けられている。障害波は、大部分が通信線と大地との
間に生じるものであって、特別な場合の除いて同一方向
に設備された線間では電圧が同電位となる。ここで、」
−記避雷器5A、5Bは、放電開始電圧にバラツキがあ
るので、障害波が同位相で印加されても同時に動作する
とは限らない。従って、内線端子2A、2Bでは、いず
れか一方の避雷器5Aが先に放電するといずれか他方の
避雷器5Bの放電開始電圧までの電圧を生じること°と
なる。
上記線間の電圧に対しては、第1図(B)に示すような
三極形避雷器6を用いて解決している。この避雷器6は
同一気体中に3個の電極を有しており、いずれか一方の
電極で放電すると、その放電による電子が作用し他の放
電してない電極を刺激して放電開始電圧をいちじるしく
小さく抑制するためである。
ところで、最近の多回線化された機器では、多くの回線
が内部の半導体素子に集中するために各線間だけでなく
回線間の電圧も抑制しなければならなくなった。特に障
害波の位相が相違する場合には、一層線間電圧を発生さ
せ易いので、−次側の加入者保安器だけでは十分に対応
できなくなっている。しかしながらガス放電管形避雷器
では、回線に対応した電極を用意することは構造的に極
めて困難であった。
そこで、第2図に示すように二次側において多回線用保
安器が試みられ始めた。ここに、図中7A、7B、7G
、?D、、、7N−1.7Nは屋内端子、8A、8B、
8G、8D。
、、8N−1,8Nは機器端子、3は接地端子、10は
ブリッジに構成されたダイオード、11は放電管形三極
器である。一般にこの二次側保安器は機器内部か機器の
近傍に取付け、屋内端子7A、7B、7G、70.、 
7N−1,7Nは前記加入者保安器を必要回線用意して
それぞれの内線端子に接続するとともに、機器端子8A
、8B、8G、8[]、、、8N−1,8Nは機器内の
電子回路(図示せず)に接続し、接地端子9には接地線
(図示せず)を前記加入者保安器の接地端子3まで布設
して共通接地させて用いる。ダイオードlOは各通信線
にブリッジに構成された入力端子側を接続しt出力端子
側を共通にして避雷器11の電極に接続されている。
ここで仮にある方向の極性の障害波が印化されたとき、
その電圧が避雷器11の放電開始電圧以上のときにかぎ
って障害波の極性に見合った方向に接続しであるダイオ
ード11を通り、避雷器11を放電して大地に流れる。
このときに少くとも避雷器11の電極電位は、印加電圧
より同等以下であるために、屋内端子?A、7B、7G
、7D、、、7N−1,7Nの線間は避雷器12の電極
対して同等以上となり、各線間に生じる電圧はそれぞれ
のダイオード11を通ってくるのでほぼ向”等になると
いう原理にもとず′くものである。しかしながら、実用
化に際しては次の問題点がある。
第1に、印加電圧が放電開始電圧以下であって避雷器1
1が動作しているときは、線間及び線大地間の電圧低減
効果がない。なぜならば、−次側の避雷器5A、5B又
は8と二次側の避雷器11の放電開始電圧は、−次側で
大きな障害波を除去するという設計条件等から定められ
たものであって、二次側を不容易に低くすることが好ま
しくないものである。従って、二次側では避雷器11の
放電開始電圧以下に線間電圧を抑制することは困難であ
って、低電圧には適用されないことが判明した。
第2に、例えば屋内端子7A、7B、7G、7Dの間に
電圧が印加されたときには、この電圧が極めて高い電圧
であ′っても、この電圧に関係なく電圧低減効果がない
。即ち、上記線間7A、7B、7G、7Dだけでは、こ
の回路は全く不感であった。
(3)発明の目的 しかして本発明は、上記欠点を解消するために提供され
たものであって、ニュートラル線を用いることによって
回路を簡素化して横電圧の発生を防止することを、その
目的とするものである。
(4)発明の特徴 上記目的を達成するための本発明に係る多回線保安回路
の特徴は、対の通信線に各々過電圧制限素子の入力端子
が接続されるとともに、各々の出力端子が上記各通信線
を共通接続するニュートラル線に接続されていることに
ある。以下、図面第3図以降に基づいて説明する。
(5)発明の一実施例 図面第3図は、本発明の一実施例に係る多回線保安器の
設計回路図工である。図中従来例と同一符合は同等部分
を示すので、重複説明を省略する。
図中、20は電圧制限素子、21〜25は夫々説明上に
必要な回路区分を示す記号である。
電圧制限素子20としては、正負両極性の障害波に対し
て規定電圧以とを放流させるために各線間にツェナーダ
イオードを対向して接続したものを用いる。
まず、区分21ノ士屋内端子7Aの通信線から他のすべ
ての屋内端子7B〜7Nの通信線に対してツェナ−ダイ
オード20を接続した部分、区分22は屋内端子7Bの
通信線から他のすべての屋内端子?a 、 7C〜7N
の通信線に対してツェナーダイオード20を接続した部
分、同様に区分23〜25は屋内端子7G、、7Nの各
通信線から他のすべての屋内端子7A〜7Nの通信線に
対してツェナーダイオード20を夫々接続した部分であ
る。ここで、ツェナーダイオード20は、並列接続させ
ても制限電圧が変化することがなく、電圧に対して絶縁
となっている領域と導通になっている領域が急激であれ
ば、並列接続されているツェナーダイオード20のうち
で最も低いツェナーダイオード20に全て電流が流れる
ので、ツェナーダイオード20の高耐量化に対してもそ
れほど効果がない。
第4図は°、上記設計回路図工のうち電圧ツェナーダイ
オード20の並列となった部分を省略したときの設計回
路図IIである。ツェナーダイオード20の個数は、屋
内端子数をN個とした場合には(N−1)個である。
第5図は、上記設計回路図IIのツェナーダイオード2
0を共通接続した設計回路図■である。ここで、ツェナ
ーダイオード20の対向した部分をニュートラル線で接
続すれば、各区分21〜25の並列接続したツェナーダ
イオード20を対向する一組に省略することができる。
ニュートラル線28を設けても、通信線には何等影響を
与えないものである。
第6図は、上記設計回路図■かiツェナーダイオード2
0を片方向に接続した多回線保安回路図である。このよ
うに、ニュートラル線2Bを用いることによって、屋内
端子7A〜7Nの通信線に片方向のツェナータイオード
20を一個づつ使用するだけで両方向の特性を発揮させ
ることができ、素子数を著しく節約できる。
その結果、多回線保安器として形状を小型化することが
可能となる。所定回線、例えば10回線毎にユニット化
して超小型の多回線保安器に実施でき、コスト的にも有
利となる。
ニュートラル線26によって、接地線の布設を不要とす
ることができ、接地線のない個所に使用できる。
(6)発明の他の実施例 上記一実施例において電圧制限素子としてツェナーダイ
オード20を例示したが、バリスタ等の両方向素子を用
いることができる。この場合には2倍の電圧まで保護で
きるので、これに比例した小型のものを使用できる。
(7)発明の効果 本発明によれば、以下の効果を奏する。
■電圧制限素子の設定電圧いかんによっては、極めて低
い値の線間電圧まで抑制することができ、二次側の加入
者保安器の避雷器放電開始電圧に無関係にできる。
■通信線間だけに印加された障害波に対して十分の電圧
低減効果が得られる。
■ニュートラル線による共通接続によって、各通信線と
の間で電圧制限素子の2倍の電圧まで抑制できる。従っ
て、電圧制限素子の1/2の電圧を選択しておけば、各
通信線を保護することができ、保安器の小型を達成でき
る。
■ニュートラル線によって、接地線の布設を不要とする
ことができ、接地線のない個所に使用できる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図(A)はガス放電管形二極避雷器を使用した
一次側の加入者保安器の回路図、同(B)はガス放電′
管形三極避雷器を使用した一次側の加入者保安器の回路
図、第2図は従来の二次側の多回線保安器の回路図、第
3図以降は本発明の一実施例を示し、第3図は多回線保
安器の設計回路図■、第4図は同設計回路図II、第5
図は同設計回路図■、第8図は設計回路図mから得られ
た基本回路図である。 IA、IB 、、、、外線端子、 2A、2B 、、、
、内線端子3A、3’B 、、、、接地端子 5A、5B 、、、、ガス放電形二極避雷器B 、、、
、、、、、ガス放電形三権避雷器7^、7B、7G、7
D 、、、、7N・・屋内端子8A、8B、8G、8D
 、、、、8N・・機器端子20・・電圧制限素子 21〜25・・回路区分 28・・ニュートラル線 実用新案登録出願人参・株式会社白山製作所代理人弁理
士・・・・・吉田芳春 第1図(A) 第1図(B) 7N−1肛 第2図 、N。 0 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 対の通信線に各々過電圧制限素子の入力端子が接続され
    るとともに、各々の出力端子が上記対の通信線を共通接
    続するニュートラル線に接続されていることを特徴とす
    る共通線を用いた多回線保安回路。
JP25097883A 1983-12-30 1983-12-30 共通線を用いた多回線保安回路 Pending JPS60144115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25097883A JPS60144115A (ja) 1983-12-30 1983-12-30 共通線を用いた多回線保安回路

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25097883A JPS60144115A (ja) 1983-12-30 1983-12-30 共通線を用いた多回線保安回路

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Publication Number Publication Date
JPS60144115A true JPS60144115A (ja) 1985-07-30

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ID=17215851

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25097883A Pending JPS60144115A (ja) 1983-12-30 1983-12-30 共通線を用いた多回線保安回路

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JP (1) JPS60144115A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3747100B1 (en) * 2018-01-30 2022-03-16 Hitachi Energy Switzerland AG Surge arrestor dimensioning in a dc power transmission system

Cited By (1)

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