JPS6014274Y2 - 静電複写機の複写紙分離搬送装置 - Google Patents

静電複写機の複写紙分離搬送装置

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Publication number
JPS6014274Y2
JPS6014274Y2 JP10485179U JP10485179U JPS6014274Y2 JP S6014274 Y2 JPS6014274 Y2 JP S6014274Y2 JP 10485179 U JP10485179 U JP 10485179U JP 10485179 U JP10485179 U JP 10485179U JP S6014274 Y2 JPS6014274 Y2 JP S6014274Y2
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JP
Japan
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copy paper
blower
air
housing
hollow suction
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Expired
Application number
JP10485179U
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English (en)
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JPS5623947U (ja
Inventor
俊之 浅川
Original Assignee
キヤノン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by キヤノン株式会社 filed Critical キヤノン株式会社
Priority to JP10485179U priority Critical patent/JPS6014274Y2/ja
Publication of JPS5623947U publication Critical patent/JPS5623947U/ja
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は静電複写機の複写紙分離搬送装置に関するも
のである。
感光ドラムに近接して該ドラム上のトナー像を転写され
た複写紙を、該複写紙先端部と感光ドラム表面との間に
空気を吸き付けてドラムから分離させ、ついで次の定着
部位に複写紙を送給するたメツ搬送ベルトに載置するさ
いに、この搬送ベルト下方に配したエア吸引部材によっ
てエアを吸引してベルト上に複写紙を密着させて搬送を
確保するように構成したものは従来からよく知られてい
る。
このような装置においては、感光ドラムに空気を吹き付
けて複写紙を分離するブロアと、分離した複写紙を搬送
ベルトに吸着されるためのファンとをそれぞれ専用のブ
ロア、ファンを用いるのが普通である。
しかしながらこのような構成では部品点数が多くなって
構造も複雑となり、複写機内における所要スペースも当
然大きくなって好ましくないことは論をまたない。
このために、当該部分における機構のコンパクト化、コ
ストダウンのために1個のブロアを用いて複写紙の感光
ドラムからの分離と、搬送ベルトへの吸着の両件用を担
持させることもすでに試みられている。
しカルながらこのように単一のブロアを用いると、搬送
部分に複写紙が存在しているときと、いないときでは空
気の吸引量がことなるために、とくにベルトに複写紙が
存在する場合にブロアへ供給される空気量が不足して分
離作用を阻害する欠陥が生ずる。
このブロアの機能低下を防止するために、ブロアの近傍
に空気取入口をもうけることにより、搬送ベルト部分か
らの空気の供給不足を補うことが可能であるが、このよ
うな方式にあっては複写紙の分離能は保持されるけれど
も、とくに小型の複写紙を使用する場合には、分離によ
って感光ドラムの静電吸着作用にもとづく補助的な搬送
作用が無くなった後にも複写紙が充分に搬送ベルト部に
到達せず、ブロア近傍の空気取入口からの空気の供給が
あるために搬送部分での複写紙に対する吸引作用が不充
分となり、搬送作用が不安定になる憾みがあった。
このような欠点を消除するには、複写紙サイズの如何に
かかわらず充分な搬送力が得られるような大容量のブロ
アを用いればよいことは自明であるけれども、これがコ
ストアップにつながり、単一のブロアを用いることによ
る利点を失うことは明らかである。
さらにブロアを用いて複写紙をドラムから分離させる場
合には、未定着トナーが飛散することを回吸的に阻止す
る必要があり、この観点からいってもブロアの容量を大
きくすることが好ましくないことは容易に理解できるも
のと考える。
本案は以上説述したような、公知の空気を利用した複写
紙分離搬送装置の欠点を解消することを目途とするもの
であって、以下添付の図面によってその実施例について
説明する。
第1図はこの種の分離搬送装置を説明する、当該機構部
を略示したものであって、図示矢印A方向に進行する複
写紙Pは、感光ドラム3の転写部Tにおいて転写された
後、ブロア2から吹きつけられる空気によって該感光ド
ラムから分離されて搬送ベルト4に到達する。
搬送ベルト4の下方には、該ベルトの進行方向下面に対
向する多数の小孔を設けた吸引筐1が配されており、該
吸引筐内の空気は前記ブロアによって図示しないダクト
を経て吸引されているために、前記小孔を介して複写紙
Pを搬送ベルトへ密着傾向をあたえる気流が生じ、これ
によって複写紙は搬送ベルトに強く当接して確実に次工
程に送給されるものである。
本案は、このような空気の吹きつけ、吸引によって複写
紙を処理するものにおいて、とくにその搬送ベルト部に
配した空気吸引筐の改良にかかるもので、これを第2図
、第3図によって説明する。
複数本の無端ベルト4によって形成される搬送路の、上
下両ベルト走行部分の間にはほぼ中空直方体状の吸引筐
1が配置されている。
該筐の上面、ベルトの複写紙搬送側にある頂面には多数
の空気吸引孔11が形成りでいる。
符号2で示したものはブロアであって、その空気吹き出
し口22は第1図に略示したように感光ドラムに向って
空気を吹きつけて複写紙の分離に寄与するものである。
ブロア2の空気取入口21は図示しない適宜の配管を経
て、前記吸引筐の、第2図右方に連接されており、ブロ
アの作動にともなって該筒内の空気を吸引する。
転写ずみの複写紙は、第2図矢印B方向からベルト4に
のせられて進行し、ベルト4に載置されている間、ブロ
アの作用によって吸引孔上面の小孔部に生じる気流によ
ってベルト4の方向に押圧密着されながら走行する。
このようなものに、本案においては吸引筐2の適所、図
示の実施例においてはブロアの連接する側と反対側側面
に常時閉方向に偏倚習性を有する蓋板12を配し、さら
に前記吸引筐内に、前記小孔11近傍においてさらに大
なる負圧を生せしめるための案内板14を配してなるも
のである。
蓋板12は第2図にみるように、その下縁が吸引筐本体
下縁と蝶番結合されていて筐体内方に倒伏し得るごとく
構成され、かつ図示しない適宜のばね手段で外方に回動
傾向を付与され、筐体上側側縁に形成した立下り部13
に係止して常閉状態を維持しているものとする。
前記ばね手段は筒内が所定の負圧を呈したとき外部大気
圧によって内方に蓋板が傾斜して開口するようになって
いる。
ブロアを作動させて吹き出し口22から吹き出す空気に
よって感光ドラムから分離された複写紙は、ついで搬送
ベルト4に載置されて第2図矢印B方向に進行する。
複写紙が進行するにつれて吸引筐1上面の小孔11は次
第に該複写紙によっておおわれて筐体内への気流を弱化
することになり、筐体内負圧が大となる。
この負圧が所定値に達すると蓋板12は、そのばね力に
抗して内方に倒伏してこの部分を開口してこの部分から
空気が供給されるのでブロア2に供給される空気量が不
足することがなく、吹き出し量に変化を生じないので複
写紙分離作業は支障なく遂行されることになる。
さらに本考案においては吸引筐内に前述のように小孔1
1の少なくとも1部の近傍における空気流を速めてより
大なる負圧を得るように間隙を小さくする案内部材を配
したから、当該部分における複写紙のベルトへの吸着作
用を大とし、搬送作用を確実ならしめることができる。
本考案は以上説明した構成、作用をそなえているから、
単一の比較的小容量のブロアを用いても、搬送路上の複
写紙の有無、大小にかかわらず分離用の吹き出し空気量
を常に充分に得ることができる。
また、搬送路においても大きい負圧を積極的に得るよう
にしたから、複写紙を搬送ベルトに強力に吸着させて確
実に走行させることができるので、定着工程など次工程
に至るまで複写紙上の像を乱すおそれがなく良質のコピ
ーを得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気を用いる複写紙分離搬送機構を示す説明図
、第2図は本案による分離搬送機構を示す要部斜面図、
第3図は吸引筐の他の実施例を示す断面図である。 図中、符号1・・・・・・吸引筐、2・・・・・・ブロ
ア、3・・・・・・感光ドラム、4・・・・・・搬送用
ベルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複写紙を次工程に送給する複写紙搬送ベルトと、 該複写紙搬送ベルトの内方に配設され、複写紙を吸着さ
    せる多数の小孔を設けた中空吸引筐と、該中空吸引筐に
    連通ずるブロアと、 複写紙に気流を作用させて複写紙を分離するため前記ブ
    ロアに連通ずる吹き出し口と、 前記中空吸引筐に設けられており、該中空吸引筐内の所
    定負圧で開放される常閉蓋板と、前記中空吸引筐内にあ
    って、少なくとも前記小孔の一部近傍をとおる気流の動
    圧を低下させるように気流通路を狭くする案内部材とを
    そなえてなる複写紙の分離搬送装置。
JP10485179U 1979-07-31 1979-07-31 静電複写機の複写紙分離搬送装置 Expired JPS6014274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10485179U JPS6014274Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31 静電複写機の複写紙分離搬送装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10485179U JPS6014274Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31 静電複写機の複写紙分離搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5623947U JPS5623947U (ja) 1981-03-04
JPS6014274Y2 true JPS6014274Y2 (ja) 1985-05-07

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ID=29337526

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JP10485179U Expired JPS6014274Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31 静電複写機の複写紙分離搬送装置

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JPH0235717Y2 (ja) * 1989-05-16 1990-09-28

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JPS5623947U (ja) 1981-03-04

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