JPS6014178Y2 - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPS6014178Y2
JPS6014178Y2 JP13527879U JP13527879U JPS6014178Y2 JP S6014178 Y2 JPS6014178 Y2 JP S6014178Y2 JP 13527879 U JP13527879 U JP 13527879U JP 13527879 U JP13527879 U JP 13527879U JP S6014178 Y2 JPS6014178 Y2 JP S6014178Y2
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JP
Japan
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electrodes
voltage
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liquid
signal
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JP13527879U
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JPS5652215U (ja
Inventor
賢吉 高寺
Original Assignee
株式会社島津製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電磁流量計、特に管路中に流れる液体に磁界
を加え、この磁界によって発生する誘導電圧を管路中に
設けられた一対の電極によって検出し、この検出信号を
測定回路に導入して液体の流量を測定する方式の電磁流
量計に関するものである。
従来、電磁流量計を使う際に、管路中を流れる測定液体
が汚れを含まない場合には誘導電圧を検出する電極は長
時間使用しても汚染されることはないけれども、重金属
を含む工場廃水や家庭から出される汚濁した下水等が測
定の対象となる場合には検出電極にはイオンや金属その
他のものが付着して測定誤差を生ずる。
そしてこの各種の付着物を除去するために電極に電圧を
印加して電解洗浄する方法が使われている。
第1図に基すいて従来の電解洗浄を説明する。
第1図は従来の電磁流量計の概略の説明図であり、第1
図において1は液体2が流れる管路、3a、3bは誘動
電圧を検出するための電極、4a、4bは液体2に磁界
をかけるコイル、5はコイル4ay4bに流す電流を供
給する電源、6は位相検出器7でコイル4av4bに流
れる電流の位相を検出するために設けられたコイル、8
はコイル4a、4bに流れる電流の大きさに比例した信
号を励磁電流比例信号発生器9より発生させるため設け
られたコイル、10は増幅器、11は同期整流器、12
は割算器、13は表示記録器、14は高周波電圧発生器
、15は切換スイッチである。
続いて動作を説明すると、まず電源5よリコイル4a、
4bに供給される電流によって液体2中に磁界が発生す
る。
そうすると当然この磁界によって液体2中の電極3a、
3b間に誘導電圧が誘起されるが、この電圧の大きさは
液体2の流量と一定の関係がある。
従ってこの電極3a、3bからの電圧を増幅器10に導
びき増幅する。
一方、励磁磁界は交流であるので、従って電極3at3
bからの検出電圧も交流であり、一定位相の位置の振幅
を取り出すためコイル6および位相検出器7によって励
磁電流の位相を検出し、この位相信号によって増幅器1
0から取り出される検出信号を同期整流器11を動作さ
せ同期整流する。
さらに電極3a、3bに誘起される電圧は励磁電流との
一定の関係(励磁電流の振幅値が大きくなれば誘起され
る電圧も大きくなる)にあるので励磁電流の切換によっ
て流量信号が変化しないようにするために励磁電流比例
発生器9からの信号を割算器12の一方の入力とし、他
方の入力に同期整流を終えた検出信号を入力して、励磁
電流の切換を補正するようになっている。
そして割算器12を出た信号は適当な変換がなされ、流
量として記録紙上に記録されたり、メータ指示されたり
する。
そして液体2内の汚れが付着した場合には一旦流量測定
を中止して切換スイッチ15を切換えて、いったん増幅
器10を切離し、代りに電極3a*3bと高周波電圧発
生器14とを接続し、電極3a*3bに必要な時間だけ
高周波電圧を印加して、付着物を除去した後に、再度流
量測定するようにしていた。
もちろん、このような作業はひんばんに行われるだけで
はないが、電磁流量計が使用されるのは昼夜連続運転さ
れるプラント設備が多いので、流量測定を中止して電極
の付着物を除去することは好ましいことではない。
この考案は上述した問題を解決できる簡単な構成の電磁
流量計を提供しようとするものであり、その構成の要部
とするところは電極と検出信号の測定回路との接続を周
期的に遮断する制御部と、電極が測定回路から遮断させ
るとともに遮断直後の一定時間上記一対の電極間に高周
波電圧を印加するための切換制御部を備え、測定中に電
極を洗浄するようにしたところにある。
次に本考案をその実施例の概略を説明するため第2図お
よび各部の信号波形の経時変化を示した第3図に基すい
て説明する。
第2図において、第1図と同一の番号を附したものは第
1図に対応しており、21はコイル4a44bに流れる
電流の大きさに比例した信号を発生させるため設けられ
た抵抗器、22,23a、23b、27は連動して切換
制御される切換スイッチ、24はサンプルホールド器、
25は交流電源(例えば商用周波の交流源)、26は切
換スイッチ22,23a、23b、2Tの切換接続する
切換制御部である。
但し第1図の場合は電源5は交流電流を供給するような
方式のものであったが、第2図の電源5は正又は負の直
流電流を発生する方式のものであるところが相違する。
以上の構成において続いて動作を説明する。
まず交流電源25からは第3図aに示すような交流電圧
が出力され、この電圧は電源5および切換制御部26に
それぞれ送られる。
電源5は交流電圧の一定周期(第3図では3周期)ごと
に極性の異なる一定の電流をコイル4a、4bに供給す
るけれども切換制御部26によってスイッチ27は1周
期分だけ開成されるので、結局コイル4a、4bには第
3図すに示すような電流が流れることになる。
従って液体2中にも矩形状の磁場が交互に印加され、こ
の磁場変化によって第1図の従来例の場合と同様に電極
3ay3bに誘導電圧が発生する。
そこでこの矩形状の磁場が印加されているときには第3
図Cに示されるようなタイミングでスイッチ23 a、
23 bは、電極3a、3bと増幅器10とが接続さ
れるように切換られ、またスイッチ22の接点は開成さ
れる。
そして励磁されている1周期の特定の時点(位相)にお
いて切換制御部からの信号によって増幅器10の出力信
号はサンプルホールド器24によって保持される。
このサンプリングされた信号に基すいて、従来例と同じ
ように流量表示が行なわれる。
信号の保持は次のサンプリング信号が入ってくるまで持
続する。
そしてサンプリグ動作が終了すると続いて切換スイッチ
23a、23bが図示されているのとは逆の方向に切換
えられて増幅器10の入力は接地される(必ずしも接地
される必要はなく増幅器が切離されればよい)。
一方切換スイッチ22も第3図dに示されるようなタイ
ミングで電極3at3bは高周波電圧発生器14の2つ
の端子に各々接続され、一定時間印加される高周波電圧
よって電極3a、3bの洗浄動作が行なわれる。
すなわち切換制御部26は第3図Cおよびdの如く2系
列の接続信号を発生する。
洗浄効果が終了するとスイッチ22は再びもとの開成状
態にもどる。
また電極3a、3bへの電圧印加によってこの電極3a
、3b付近で分極現象が生じるので洗浄動作終了後若干
時間をあけて次の励磁電流印加および流量信号のサンプ
リング動作に移行する。
つまり図より明らかなように洗浄は電極が測定回路より
遮断されたとき、この遮断期間の開始直後にはじまり、
遮断期間の終了時にはすでに終っている一定時間のみ上
記一対の電極間に高周波電圧が印加され洗浄が行なわれ
るのである。
なお、洗浄はサンプリングの各休止期間ごとに行なわず
、例えば5周期ごととかいうように何周期おきかづつに
行うようにしてもよく、測定対象の液体の種類あるいは
電極の汚染状況によって適当に決めればよい。
以上述べたようにこの考案は、電磁流量計において間歇
的に電極からの流量信号をサンプリングする場合、サン
プリングの相間に自動的に電極に高周波電圧を加えるよ
うにし流量測定中にも電極の洗浄を行い、常に電極に汚
染のない状況のもとて流量測定でき、従って安定した測
定精度を維持し続けることができるので、実用に供した
場合その効果は極めて顕著である。
さらに本願の場合、高周波洗浄(電解洗浄)により引き
起こされがちな分極現象を防ぐ方策がとられているので
正確な流量測定が可能であるとともに、一対の電極間に
高周波電圧を印加するだけなので電極自体を特別な形状
、構造にすることなく、電極表面を常に活性状態に維持
することができ、機械的に落せない汚れ、例えば油膜等
の洗浄に対しても効果が発揮させるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁流量計の概略説明図、第2図はこの
考案の1実施例である電極の洗浄機構を備えた電磁流量
計の概略説明図、第3図は第2図に示された電磁流量計
における各部の信号波形と切換スイッチとのタイミング
関係を示したものである。 1・・・・・・管路、2・・・・・・液体、3a*3b
・・・・・・電源、4a、4b・・・・・・(励磁)コ
イル、5・・・・・・電源、6,8・・・・・・コイル
、7・・・・・・位相検出器、9・・・・・・励磁電流
、10・・・・・・増幅器、11・・・・・・同期整流
器、12・・・・・・割算器、13・・・・・・表示記
録器、14・・・・・・高周波電圧発生器、15・・・
・・・切換スイッチ、21−−−−−−抵抗器、22,
23a、23b、27””・・・切換スイッチ、24・
・・・・・サンプルホールド器、25・・・・・・交流
電源、26・・・・・・切換制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管路中を流れる液体に磁界を印加し、この磁界によって
    発生する誘導電圧を管路中に設けられた一対の電極によ
    って検出し、この検出信号を測定回路に導入して液体の
    流量を測定する流量計において、上記電極と上記測定回
    路との接続を周期的に遮断させ、かつこの遮断期間の開
    始直後にはじまり遮断期間の終了時にはすでに終ってい
    る一定時間のみ上記一対の電極間に高周波電圧を印加す
    るための切換制御部を備えたことを特徴とする電磁流量
    計。
JP13527879U 1979-09-29 1979-09-29 電磁流量計 Expired JPS6014178Y2 (ja)

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JP13527879U JPS6014178Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 電磁流量計

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JP13527879U JPS6014178Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 電磁流量計

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Publication Number Publication Date
JPS5652215U JPS5652215U (ja) 1981-05-08
JPS6014178Y2 true JPS6014178Y2 (ja) 1985-05-07

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JPS6396063U (ja) * 1986-12-15 1988-06-21
JP5854217B2 (ja) * 2012-01-20 2016-02-09 横河電機株式会社 電磁流量計

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JPS5652215U (ja) 1981-05-08

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