JPS60138441A - 水質計器の自己診断装置 - Google Patents

水質計器の自己診断装置

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JPS60138441A
JPS60138441A JP24637183A JP24637183A JPS60138441A JP S60138441 A JPS60138441 A JP S60138441A JP 24637183 A JP24637183 A JP 24637183A JP 24637183 A JP24637183 A JP 24637183A JP S60138441 A JPS60138441 A JP S60138441A
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JP
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signal
abnormality
light
calibration
circuit
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Application number
JP24637183A
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English (en)
Inventor
Sadayoshi Hayashidani
林谷 貞義
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/27Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands using photo-electric detection ; circuits for computing concentration

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  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、下水の水質監視や下水処理場の運転管理、工
場排水の濁度の測定などに用いる濁度計、汚泥濃度計な
どの水質計器の保守点検を行なう水質計器の自己診断装
置に関する。
〔発明の技術的前景〕
第1図および第2図は従来における浸漬型の光学式濃度
計を用いた水質計器の溝成図で、第1図は測定系のプ四
ツク構成図、第2図は検出器およびその校正ユニットの
購成である。被測定液1の濃度測定にあっては、ワイパ
ーシール2を駆動源(不図示)によシ位置aから位置す
に移動させてから被測定液吸排口3から被測定液1をガ
ラス筒4内に吸入し、この状態で光源用電源5から光源
とする発光器6に電力を供給して発光器6を発光させて
ガラス筒4を照射し、ガラス筒4内を透過してくる光6
aを受光器7によシ受光してその受光量に応じた電気信
号を第1の増幅器8を介して出力演算回路9に送る。
この出力演算回路9は、入力した電気信号を適宜演算処
理して濃度信号、伝送信号として指示計や中央監視所に
送出する。
この濃度測定のときに受光器6の発光量が変動すると測
定誤差が発生するので、受光器60発光量を検出し発光
量が一定となるように制御が行なわれている。発光量検
出器としての受光器10は発光器6の発光量を検出し、
この発光量に応じた電気信号を第2の増幅器11を介し
て差動増幅器12に送出する。一方、この差動増幅器1
2の他端には、基準電圧部13の基準電圧をポテンショ
メータ14によ勺分圧し、この分圧された電圧が発光量
の設定電圧として入力されている。そこで受光器6の発
光量に変化がなければ第2の増幅器11の出力は一定と
なるため差動増幅器の出力には変化はなく、受光器6の
受光量は設定された発光量で一定となっている。なお、
設定した発光量を変更する場合は、ポテンショメータ1
4のブラシの位置を変えれば所望の発光量に設定できる
ところが、発光器6の発光量は、短期的な電源ラインの
変動、長期間使用による発光量の低下(タングステンラ
ンプ使用ではそのフィラメントの消耗)などによシ変動
してしまう。そうすると、受光器10からの電気信号と
設定電圧とが異なることになシ差動増幅器12からは、
その偏差に基づいた信号が光源用電源5に送出される。
これによシ受光器6の発光量は1制御されて設定された
発光量となる。
なお、濃度測定が終了するとワイパーシール2は位置a
に移動して被測定液1をガラス筒4から排出すると同時
に、移動に際してガラス筒4の7内壁面に付着した汚れ
等を除去して汚れが付着しないように洗浄動作を行なっ
ている。
次に以上のような水質計器の校正方法について説明する
。従来の校正方法にあっては、検出器Pを設置場所から
引上げて検出器Pの先端部を良く洗浄した後に、検出器
Pの先端部を標準液体内に入れてゼロ点およびスフ4ン
のチェックを行なっていた。このため、校正するのに時
間がかかplさらに多くの測定の欠々が生じていた。し
たがって、第2図に示すような校正ユニット20によシ
校正を行なっていた。この校正ユニット20は、検出器
Pを被測定液lの内に入れた状態で校正するもので、ま
ずワイパーシール2を位置Cに移動させてガラス筒4と
このガラス筒4に校正用の液体を流入させる校正液供給
管21とを連通させる。そして、弁22を開き、弁23
を閉じてから、ゼロ点校正を行なう場合は弁24を開き
、またスパン校正を行なう場合は弁25を開いてゼロ点
校正液タンク26内のゼロ点校正液またはスパン校正液
タンク27内のスパン校正液を水ポンプ28によシ流出
させる。よって、このゼロ点校正−g=zたはスパン校
正液は、Tm継手29、水ポンプ28、弁;zx、Tm
継手30、管継手3ノおよび校正液供給管21を通って
ガラス筒4に送られ、ガラス筒4内を満たして流れる。
この状態で発光器6を発光させてその透過光を受光器7
で受光して濃度測定を行ない、この濃度結果に基づいて
計器の校正を行なう。校正が終了したら、水ボン7’、
?&の駆動を停止して弁24または弁25さらに弁22
を閉じてエアポンf32を始動し、弁23を開いてエア
をT型継手30、校正液供給管21を通してガラス筒4
に送る。このようにして、T型継手30からガラス筒4
にいたる流路に存在する校正液を排出する@そうして、
一定時間経過後、エアを流しながらワイパ−シール2を
位置すまで移動させて停止させ、ここで弁23を閉じて
エアポンゾ32を停止させて校正液の排出動作を停止さ
せる。これで計器の校正動作が終了し、以後は通常の濃
度測定にもどる。
〔背景技術の問題点〕
以上のように水質#r器は、取扱いの容易さ、また高性
能化のためにその構成が複雑なものとなっている。そし
て、故障が発生しないような手段がとられてはいるが、
万一故障した場合、ユーザでの故障判定は困難である。
例えば、測定系における異常の検知は、指示計の指示を
見て、あるいは外部への伝送信号を計録計に送って連続
記録を行ない、この記録を見て行なっていた。
しかして、故障の判定ができれば、故障箇所に必要な修
理用部品を用意して短時間で故障修理を行なえるが、故
障箇所が判定できないと、最悪の場合、水質il′器を
測定する場所から修理工場などに持ちこんで修理すると
いうことになる@このため、濃度測定や濁度測定が何日
間も連続して行なえなくなシ、下水の水質監視や下水処
理場の運転、管理などに重大な不具合を生じさせてしま
う。
〔発明の目的〕
本発明は上記実情に基づいてなされたもので、その目的
とするところは、水質計器の測定信号さらには発光量、
ゼロ点およびスパン校正、洗浄周期の自己診断を行ない
得て、異常があればこれらの異常報知を行ない得る水質
計器の自己診断装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、水質計器によシ測定し得られた被測定液の濃
度、濁度などを示す測定信号を測定診断手段に予め設定
された設定範囲と比較し、前記測定信号がこの設定範囲
の外におるときに前記測定診断手段によシ測定異常の報
知を行なう水質計器の自己診断装置である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明に係る水質計器の自己診断装置の一実施例
について図面を・参照して説明する。
なお、第1図および第2図と同一部分には同一符号を付
してその詳しい説明は省略する。そして、水質計器の検
出器Pおよび校正ユニ、ト20は第2図に示すものと同
一のものを用いる。
第3図は水質計器の自己診断装置の構成図である@第3
図に示す出力演算回路9の出力信号すなわら濃度測定信
号(以下、濃度信号と略す)は、切換スイッチSKを通
ってアンプ40に送られ、耽のアンプ40から指示計4
1および外部の中央監視所−\伝送信号40aに変換さ
れて送られるものとなっている。
さて、第3図において50は測定診断部であって、この
測定診断部50は、出力演算回路9の濃度信号と予め設
定された濃度設定範囲とを比較し、濃度信号が濃度設定
範囲外になったときに測定異常の報知を行なうものであ
る。具体的には、出力演算回路9の濃度信号をダート回
路5ノを通して記憶するメモリ52と、このメモリ52
に記憶された濃度信号とポテンショメータVRIで設定
された濃度設定範囲の上限レベルとを比較する比較回路
53と、濃度信号とポテンショメータVR2で設定され
た濃度設定範囲の下限レベルとを比較する比較回路54
と、これら比較回路53.54からr−)回路55を通
ってくる信号によって電源Vからの電流によ)付勢され
測定異常表示灯56を点灯させるとともに測定異常の信
号S1を伝送させる測定異常用リレーR1とから構成さ
れている。なお、R1a 、R1b y RI Cはリ
レーR1のa接点である。
60は光量診断部であって、この光量診断部60は、発
光器6の発光量と予め設定された光量設定範囲とを比較
し、発光量が光量設定範囲外になったときに光量異常の
報知を行なうもので、その構成は、第2の増幅器11の
出力をダート回路61、メ七り62を介して入力した電
気信号とポテンショメータVR3で設定された光量設定
範囲の上限レベルとを比較する比較回路63と、電気信
号とポテンショメータVR4で設定された光量設定範囲
の下限レベルとを比較する比較回路64と、これら比較
回路63.64からダート回路65を通ってきた信号に
よシ付勢されて光量異常表示灯66を点灯させるととも
に光量異常の信号S2を伝送させる光量異常用リレーR
2とからなっている。なお、R2a。
R2b、R2cはリレーR2のa接点である。
校正周期設定タイマ70は、校正周期毎に切換信号を切
換スイッチSKに送出して切換スイッチSKを通常測定
端子Mから校正端子Cに切換えるとともに校正周期信号
を制御回路7ノに送出するものである。
そして、80はゼロ点診断郡であって、このゼロ点診断
部80は、ゼロ点校正時における出力演算回路9からの
濃度信号(#度せ口点辿1定信号)と予め設定されたゼ
ロ点許容範囲とを比較し、濃度信号がゼロ点許容範囲に
なったときにゼロ点異常の報知を行へうものである。具
体的にtま、制御回路71から(・1信号によシ開くダ
ート回路8)、このダート8ノおよびメモリ82を介し
て入力する濃度信号とポテンショメータVR5によシ設
定されたゼロ点許容範囲の上限レベルとを比較する比較
回路83、濃度信号とポテンショメータVR6によシ設
定されたゼロ点許容範囲の下限レベルとを比較する比較
回路84、これら比較回路83.84からダート回路8
5を通ってくる信号によシ付勢されてゼロ点異常表示灯
86を点灯するとともにゼロ点異常の信号S3を伝送さ
せるゼロ点異常用リレーR3とから構成されている。な
お、R3a +R3b、R3cはリレーR3のa接点で
ある。
90はスパン診断部であって、このスパン診断部90は
、スノJ?ン校正時における出力演算回路9からの濃度
信号(濃度スパン測定信号)と予め設定されたスパン許
容範囲とを比較し、濃度信号がスパン許容範囲外になっ
たときにスパン異常の報知を行なうものである。その構
成は、制御回路71の信号によシ開閉制御されるダート
回路91、メモリ92を介して入力される濃度信号とボ
テ/7ヨメータVR7によシ設定されたスパン許容範囲
の上限レベルとを比較する比較回路93、製置信号とポ
テンショメータVR8によシ設定されたスパン許容範囲
の下限レベルとを比較する比較回路94、これら比較回
路93.94からダート回路95を通ってくる信号によ
シ付勢されてスパン異常表示灯96を点灯するとともに
スパン異常の信号s4を伝送させるスパン異常用リレー
R4からなっている。
なおR4i’ r R4b I R4cはリレーR4の
a接点である。
さらに10θは洗浄周期診断部である。この洗浄周期診
断部100は、ワイパーシール2が位置すから位置a1
さらに位置すにもどるまでの時間のカウント値と予め設
定された洗浄周期設定値とを比較し、カウント値が洗浄
周期設定値よシも大きい場合に洗浄周期異常の報知を行
なうものである。具体的には、ディジタルタイマ101
、制御回路71の信号によ)ディジタルタイマ101か
らダート回路102を通ってくるタイム信号を計数する
カウンタ103、洗浄周期設定値2を設定するディジタ
ルスイッチ104、カウンタ103の計数値とディジタ
ルスイッチ104からの洗浄周期設定値とを比較する比
較回路105、この比較回路105からダート回路10
6を通ってくる信号によシ付勢されて洗浄周期異常表示
灯107を点灯するとともに洗浄周期異常の信号S5を
伝送させる洗浄周期異常用リレーR5から構成されてい
る。
なお、R5a + R5b 、R5cはリレーR5のa
接点である。
次に上記の如く開成された装置の動作について説明する
。被測定液1の濃度測定にあっては、発光器6を発光さ
せて被測定液lを照射し、その透過光を受光器7で検出
し、この検出信号を第1の増幅器8で増幅して出力演算
回路9に送る。この出力演算回路9は、内蔵されたワイ
パーシール2と応動するサンノルホールド回路により所
定のタイミングで第1の増幅器8の出力をサンプリング
し、ワイパーシール2により 洗浄中はその値をホール
ドしている。そして、この出力演算回路9は、検出信号
を適宜演算処理して濃度信号に変換して、切換スイ、≠
SK、アンプ40を介して指示計41に送るとともに、
アンプ40によシ伝送信号40aに変換して中央監視所
に伝送する。
さて、出力演算回路9の濃度信号はダート回路51を通
ってメモリ52に記憶され、さらに比較回路53.54
に送られる。そこで、濃度16号がポテンショメータV
RI 、 VB2によシ設定された濃度設定範囲の上下
限レベルにあるかどうか比較される。もし、この濃度設
定範囲の上下限レベル外にあれば、ダート回路55を通
って信号が測定異常用リレーR1に送られて、このリレ
ーR1のコイルを付勢する。そうすると、このリレーR
1のa接点R1a、RlbおよびRlcが閉じて測定異
常表示灯46が点灯するとともに、測定異常を示す信号
51(4〜20mA)が中央監視所に伝送される。また
、a接点R1a閉じてダート回路51を閉じるため、メ
モリ52に異常発生時の濃度信号が保持される。そうし
て、測定異常を解除するには、異常の原因が判明された
うえで、制御回路71からr−ト回路55にリセット信
号を送ってリレーR1を無励磁にする。
一方、本装置にあっては次のような自己診断の動作も行
なう。次にその動作について説明する。濃度測定中、発
光器6の発光量が診断されている。受光器10からの電
気信号は、第2の増幅器11で増幅されてダート回路6
1を通ってメモリ52に記憶され、さらに比較回路63
゜64に送られる。これら比較回路63.64でもって
電気信号とポテンショメータVR3、VH2によシ設定
された光量設定範囲の上下限レベルとを比較し、電気信
号が上下限レベルの範囲外にあれば比較回路63または
64からダート回路65を通って光量異常用リレーR2
に信号が送られる。そうすると、このリレーR2が付勢
されてそのa接点R2a r R2b NおよびR2c
勾ユ閉じ、光景異常表示灯66が点灯するとともに、光
量異常を示すS2が中央監視所に伝送される。そして、
メモリ62には、a接点が閉じる仁とによシ異常発生時
の検出信号すなわち受光器6の発光量が記憶される。
次にゼロ点およびスパン校正時の自己診断について説明
する。校正周期設定タイマ70から校正周期信号が出力
されると、それまでの濃度測定が停止するとともに切換
スイッチSKが校正端子Cに切換わる。また、校正周期
信号は制御回路7ノにも送出され、これによシ制御回路
71は校正ユニット20に校正動作を指示する信号を出
力する。ここで、ゼロ点校正を行なうとすれば、前述し
たように第2図に示すワイパーシール2を位置Cに移動
させて弁22、弁24を開いて水ポンプ28によ)ゼロ
点校正液タンク26からゼロ点校正液を校正液供給管2
1を通してガラス筒4内に流通させる。この状態で濃度
測定を行ない、この測定で得られた出力演算回路9から
の濃度信号は切換スイッチSK、ダート回路81を通り
てメモリ82に記憶される。なお、制御回路71はダー
ト回路81だけに開を示す信号を送っているので、ダー
ト回路91は開状態になっていない。そうして、メモリ
82に記憶された濃度信号は比較回路ss、84に送ら
れて、これら比較回路83・84によってゼロ点−校正
時の濃度信号がポテンショメータVR5、VB2によっ
て設定されたゼロ点許容範囲の上下限レベル内にあるか
どうかが比較される。もし、範囲外にあれば比較回路8
3または84からダート回路85を通ってゼロ点異常用
リレーR3に信号が送られてリレーR3を付勢する。そ
うすると、このリレーR3のa接点R3a 、R3b 
、R3cが閉じてゼロ点異常表示灯86が点灯するとと
もにゼロ点異常を示す信号S3を中央監視所に伝送させ
る。
まだ、スパン校正を行なうとすれば、校正ユニット20
の弁22および弁25を開いて水ポンプ28によシスパ
ン校正液タンク27からスパン校正液を校正液供給管2
ノを通してガラス筒4内に流通させる。そして、制御回
路71の指令によシグート回路8ノを閉じダート回路9
1を開いて出力演算回路9からの濃度信号(スパン測定
信号)をメモリ92に記憶させる。
さらにこのメモリ92に記憶されたスパン測定信号を比
較回路93.94に送ってこのスフ4ン測定信号がポテ
ンショメータVR7、VB2によシ設定されたスパン許
容範囲の上下限レベル内にちるかどうか比較する。もし
、範囲外にあれば比較回路93または94からダート回
路95を通って信号がスパン異常用リレーR4に送られ
リレーR4を付勢する。すると、そのa接点R4a、R
4bおよびR4cが閉じてスパン異常表示灯96が点灯
するとともにスA?ン異常を示す信号S4が中央監視所
に伝送される。
なおゼロ点およびスパン異常の表示灯86゜96と中央
監視所への伝送信号83 、S4の解除は、制御回路7
1にJjM’−)回路85、ダート回路95にリセット
信号を送出することによシ行なわれる。
以上のようにしてゼロ点校正、スパン校正が終了すると
、水ボン7028を停止して弁22な白びに弁24.2
5を閉じ、エアポンノ32を始動して弁23を開いてエ
アを送シ、T型継手30から校正液出口21hにいたる
流路の校正液を排出する。そして、一定時間経過後、エ
アを流しなからワイノぐ−シール2を位置すまで移動さ
せて停止する。さらに弁23を閉じエアポング32を停
止して校正液の排出動作を停止する。この排出動作終了
によ)制御回路71は校正周期設定タイマ70(リセッ
トする。すると校正周期設定タイマ70は切換信号を送
出して切換スイッチSKを通常測定端子Mに切換える。
以後、通常の濃度測定を行ない、再び校正周期になると
ゼロ点、スパン校正を行なう。
次に洗浄周期の診断について説明する。ゼロ点校正、ス
パン校正以外の濃度測定時には、ワイパーシール2が第
2図に示す位置aから位置b1再び位置aに移動してガ
ラス筒4の内壁に付着した汚れを取除いている。そこで
本装置では、ワイパーシール2が位置aから再び位置a
にもどるまでの時間を計数して診断を行なっている。ワ
イパーシール2が位置すに位置するとこれを検出した位
置信号りが制御回路71に入力する。制御回路7)はカ
ウンタ103の計数値をリセットするとともにダート回
路102を開いてディジタルタイマ10ノのタイム信号
をカウンタ103に送る。カウンタ103はこのタイム
信号を計数する。そうして、ワイパーシール2が位置a
に移動し、再び位置すにもどると制御回路71に位置信
号りが入力し、これによシ制御回路71はダート回路1
02を閉じてカウンタ10Bの計数値を比較回路105
に送る。この比較回路105にはディジタルスイッチi
04によシ設定された洗浄周期設定値が入力されておシ
、比較回路105はこの洗浄周期設定値とカウンタ10
3からの計数値とを比較する。そこで、カウンタ103
の計数値く洗浄周期設定値ならば正常なので比較回路1
05は制御回路71に比較終了信号を送出する。この比
較終了信号が入力すると制御回路71はカウンタ103
をリセットしダート回路102を開いて再びカウンタ1
03での計数を開始させる。
ところが、カウンタ103の計数値〉洗浄周期設定値な
らば洗浄周期異常となシ比較回路105はr−ト回路1
06を通して洗浄周期異常用リレーR5に信号を送出す
る。これによシIJI/−R5は付勢されてそのa接点
R5alR5b r R5cは開く。この結果、洗浄異
常表示灯107が点灯するとともに洗浄異常と示す信号
S5が中央監視所に伝送される。まだ、a接点85mが
閉じるのでカウンタ103は異常時の計数値をホールド
する。なお、洗浄異常表示灯107の点灯および中央監
視所へ伝送した信号S5の解除は、制御回路7ノからダ
ート回路106にリセット信号を送ることによシリン−
R5が無励磁となることにより行なわれる。
このように本装置においては、測定診断部50によシ診
断部50に設定された設定範囲、と入力された信号とを
比較し、範囲外にあれば異常表示灯56を点灯させると
ともにその異常を示すSlを中央監視所などに伝送する
ようにしだので、水質計器自身で異常の判定を行なうこ
とができ、その異常の有無を容易に報知することができ
る。そして、日常の保守点検の作業を大幅に低減するこ
とができる。
万一、異常が発生しても異常表示灯56の点灯および中
央監視所などへの伝送信号S1によシ異常発生の箇所が
判断でき、その修理作業も容易となる。さらにメモリ5
2に異常時の値が保持されているので、この値(異常時
のデータ)に基づいて異常時の状況判断が的確に行なえ
るうえ、これによシ修理作業も容易となる。
具体的に説明すると、濃度信号の診断にあっては、従来
指示計や記録計の記録を目視して異常かどうかを判断し
ていだが、本装置では測定異常表示灯56が点灯しさら
に中央監視所などに異常を示す信号S1を伝送するので
異常発生を容易に知ることができ、さらにメモリ52に
記憶された濃度信号によシ異常時の状態を知ることがで
きる。
さらに、本装置では、次のような自己診断をも行ない得
る。まず発光器6の発光量の診断にあっては、従来ゼロ
点校正、スパン校正時にその校正値が合っておらずその
原因は発光量の減少によるものか、または他の原因によ
るものかを技術者などが検討し、第2の増幅器11の出
力や他の制御回路(不図示)を調べたシして行っていた
。このため、その故障箇所やその原因の判定が難しかり
た。しかし本装置では、発光量の検出信号が光量設定範
囲外になると光量異常表示灯66を点灯するとともに異
常を示す信号S2を伝送するので容易に異常状態を知る
ことができる。そして、メモリ62の内容から異常状態
の判断ができる。なお、光量は時間の経過とともに減少
するのが一般的であるので、光量設定範囲の下限レベル
の検出(ポテンショメータVR3および比較回路64を
除いたもの)だけでも有効となる。
またゼロ点およびスパンの校正におっては、従来校正作
業者が校正ユニット20を操作して指示計を目視して点
検し、さらに精密に校正するためにディジタルボルトメ
ータなどを用いて行なっていた。このため校正作業者は
注意深く校正作業を行なわなければならなかった。しか
し、本装置ではこれを自己診断によシ行なう。
すなわち、ゼロ点校正時の濃度信号がゼロ点許容範凹外
になったとき、またスパン校正時の濃度信号がスパン許
容範囲外になったときにそれぞれゼロ点異常表示灯86
、ス/?ン異常表示灯96を点灯させ、その異常を示す
信号83゜S4を中央監視所などに伝送させるので、容
易に異常発生を知ることができる。また、この診断でも
メモリ82.92の内容によシ異常状態を判断でき、後
日異常状態の解析に重要なデータを提供できる。
さらに、洗浄周期の診断も実際の洗浄周期と洗浄周期設
定値とを比較し、実際の洗浄周期が長くなった場合に洗
浄周期異常表示灯107を点灯させるとともにこの異常
を示す信号S5を伝送させるので、容易に洗浄周期異常
の発生を知ることができる。そして、カウンタ103の
計数値によシ後日の異常状態の解析に重要なデータを提
供することができる。
ところで、下水処理場や工場排水などの監視に使用され
る水質計器には、昼夜連続して運転して高い測定精度が
要求される。そこで、高い測定精度を保つためにはワイ
ノクーシール2によシガラス筒4の内壁に付着した汚れ
を周期的に除去することになる。しかし、ワイA−シー
ル2の駆動源の駆動力が低下(モータのトルクの減少な
ど)しだシ、駆動源が故障したシすると、洗浄周期が長
くなったシ停止したシする。こうなると濃度の測定が不
可能となってしまう。しかしながら本装置では、この洗
浄周期(、特にワイノ4−シール2が位置すから再び位
置すにもどる時間)の異常を報知でき、精度の高い測定
を可能にしている。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるものではない
。上記一実施例では、各異常の表示を異常表示灯56.
66.86,96.107により行なっているが、これ
に限らずブザー。
チャイム、半導体による合成音声、テープレコーダに録
音した音声の再生などによって報知してもよい。
また、上記一実施例では、浸漬形の濃度計に適用した場
合について説明−したが、光源に水銀灯を使用した紫外
線吸光度計(IJV)やMLSS計などを用いてもよい
つまシ、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で変形し
てよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、測定診断手段、光量診断手段、ゼロ点
診断手段、スパン診断手段および洗浄周期診断手段によ
シ、これら診断手段に設定された設定範囲または許容範
囲に基づいて測定異常、光量異常、ゼロ点異常、スパン
異常および洗浄周期異常の報知を行なうので、水質計器
の測定信号さらには発光量、ゼロ点校正およびスパン校
正、洗浄周期の自己診断を行ない得て、異常があればこ
れらの異常報知を行ない得る水質計器の自己診断装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における浸漬型の濃度計を用いた水質計器
の構成図、第2図は第1図に示す水質計器の検出器およ
び校正ユニットの構成図、第3図は本発明に係る水質計
器の自己診断装置の一実施例を示す構成図である。 1・・・被測定液、4・・・ガラス筒、6・・・発光器
、7.10・・・受光器、50・・・測定診断部、VR
I 。 VH2・・・ポテンショメータ、53.54・・・比較
回路、R1・・・測定異常用リレー、Rla、Rlb。 Rlc・・・測定異常用リレーのa接点、56・・・測
定異常表示灯、60・・・光量診断部、VB2 、 V
B2・・・ポテンショメータ、63.64・・・比較回
路、R2−・・光量異常用リレー、R2a HR2br
R2c・・・光量異常用リレーのa接点、66・・・光
量異常表示灯、80・・・ゼロ点診断部、VB2.VB
2・・・ポテンショメータ、83.84・・・比較回路
、R3・・・ゼロ点異常用リレー、R3a 、 R3b
 tR3c・・・ゼロ点異常用リレーのa接点、86・
・・ゼロ点異常表示灯、90・・・スA?ン診断部、V
B2゜VH2・・・ポテンショメータ、93.94・・
・比較回路、R4・、、スパン異常用リレー、g4a+
R4b+R4c・・・スパンJHiT用リレーのa接点
、96・・・スA?ン異常表示灯、100・・・洗浄周
期診断部、103・・・カウンタ、1o4・・・ディジ
タルスイッチ、105・・・比較回路、R5・・・洗浄
周期異常用リレー、B 5 a 、 R5b 、 R5
c −洗浄周期異常用リレーのa接点、1o7・・・洗
浄周期異常表示灯。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被測定液に発光器から光を透過させ、この透過光を検出
    する検出器からの検出信号に基づいて前記被測定液の濃
    度、濁度などを測定する水質計器において、前記水質計
    器からの測定信号と予め設定された測定設定範囲とを比
    較し、前記測定信号が前記測定設定範囲外にあるときに
    測定異常の報知を行なう測定診断手段を具備したことを
    特徴とする水質計器の自己診断装置。
JP24637183A 1983-12-27 1983-12-27 水質計器の自己診断装置 Pending JPS60138441A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4908676A (en) * 1987-12-18 1990-03-13 Bio-Recovery Systems, Inc. Sensors for dissolved substances in fluids
WO2000014888A1 (fr) * 1998-09-03 2000-03-16 Hitachi, Ltd. Procede et dispositif pour la reception de signal module en frequence
JP2022095849A (ja) * 2014-02-19 2022-06-28 マリンクロット ホスピタル プロダクツ アイピー リミテッド 一酸化窒素に曝される電気化学ガスセンサーの長期の感度変動を補償する方法

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WO2000014888A1 (fr) * 1998-09-03 2000-03-16 Hitachi, Ltd. Procede et dispositif pour la reception de signal module en frequence
JP2022095849A (ja) * 2014-02-19 2022-06-28 マリンクロット ホスピタル プロダクツ アイピー リミテッド 一酸化窒素に曝される電気化学ガスセンサーの長期の感度変動を補償する方法

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