JPS6013816B2 - テ−パ−状管材の製造用マンドレル - Google Patents

テ−パ−状管材の製造用マンドレル

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JPS6013816B2
JPS6013816B2 JP55186462A JP18646280A JPS6013816B2 JP S6013816 B2 JPS6013816 B2 JP S6013816B2 JP 55186462 A JP55186462 A JP 55186462A JP 18646280 A JP18646280 A JP 18646280A JP S6013816 B2 JPS6013816 B2 JP S6013816B2
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JP
Japan
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mandrel
tapered
section
circular cross
prepreg
Prior art date
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Expired
Application number
JP55186462A
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English (en)
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JPS5763224A (en
Inventor
敬三 島野
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、釣竿及びゴルフクラブのシャフトなどに用
いる断面非円形状をなすテーパー状管材を製造するマン
ドレルに関する。
一般に釣竿及びゴルフクラブのシャフト等は断面楕円形
その他の非円形とすることが好都合であり、斯くするこ
とにより、釣竿の場合には握り易くなると共に、振込み
時に長軸を振込み方向前後に向けて行なうことにより、
釣竿の抵抗を小となし、しかも振込み時における釣竿の
方向性を設定できて、正確かつ遠距離まで約糸を投機で
きるのであり、またゴルフクラブのシャフトの場合には
、長軸を振降し方向前後に向けて振降すことにより、ボ
ールの飛距離を伸ばし得ると共に、前記燈軸を、振隣し
方向前後に向けて行なうことにより、前記シャフトに方
向性を与えて、ボールを正確な位置に飛ばし得るのであ
る。
ところで前記のごとき釣竿及びゴルフシャフトなど、断
面非円形でテーパー状をなす管材を製造する場合、従来
、断面非円形のテーパー状部分のみより成るマンドレル
を用いていたため、一般に円形のテーパー状管材を製造
するごとく、マンドレルを成形台上で機回的に転動させ
、この転動時にマンドレルの外周に、高強度繊維に合成
樹脂を含浸させたプリプレグを加圧しながら自動的に巻
菱することはできず、前記断面非円形のテーパー状マン
ドレルの外周に、手作業でプリブレグを巻袋し、このプ
リプレグの複数個所を接着剤などで固定して、前記マン
ドレルの外周に保持し、かかる状態でプレス金型などを
用いて加圧させるべくしていたのである。
従って上記のごとく断面非円形でテーパー状をなす管材
を製造するには、プリプレグをマンドレルに巻装するの
に面倒な手作業を必要とし、しかもプリブレグの加圧に
プレス金型などによる加圧手段を必要とし、製造工程が
複雑で手間取るものとなり、よって製造される管材は高
価な物となっていたのである。
そこで本発明は以上の如き問題点に鑑み発明したもので
、断面非円形のテーパー状管材を製造す夕るのにも、マ
ソドレルを成形台上で機械的に転動させ、この転動時に
マンドレルの外周にブリプレグを加圧しながら自動的に
巻装する機械力による製造を可能ならしめ、断面非円形
のテーパー状管材を、機械力により自動的に極めて簡単
に、かつ正確に製造し得るマンドレルを提供するもので
中間部に断面非円形で、長さ方向一端から他端に向って
テーパー状としたマンドレル本体の長さ方向両端に、断
面円形でテーパー状とした小径テーパ一部と大径テーパ
一部とを形成し、これら各テーパ一部により前記本体を
転動可能にしたことを特徴とするものである。
以下本発明のマンドレルを図面に示す実施例に基づいて
説明する。
本発明のマンドレルは第1〜7図に示すごときマンドレ
ル1であって、このマンドレル1は、中間部に断面楕円
形で先細テーパー状とした非円形部11を設け、かつ該
非円形部11の小径側先端部に断面真円で外周面に先端
が細径となるテーパ一面をもつ小径テーパ一部12を形
成すると共に、前記非円形部11の大蓬側他端部に、断
面真円で外周面に前記非円形部11側に向かって紬径と
なり、かつ前記小経テーパー部12のテーパ一面と同一
傾斜角度のテーパ一面をもつ大蓬テーパ−部13を形成
するのである。
また前記非円形部11における小径側端部の最軸DIを
前記小径テーパ一部12の大蓬側直径tlと同一となし
、かつ非円形部11における大蓬側端部の長軸D2を前
記大径テーパ一部13の4・蚤側直径t2と同一となし
て、前記非円形部11における長軸方向の外周面を、前
記大蓬テーパ一部13から小径テーパ一部12の外周面
へと同一の傾斜角度で連続させると共に、前記非円形部
11の短藤dを何れの断面箇所においても同一となし、
かっこの短軸dを前記小怪テーパ一部12における大径
側の直径tlと同一となるべくなし、非円形部11にお
ける短藤d方向の外周面を前記小径テーバ一部11の外
周面に連続状に収束させるべくなすのである。
前記のごとくマンドレル1を形成することにより、該マ
ンドレル1の両端に設ける各テーパ一部12,13を後
述する成形台に接触させ、マンドレル1に円軌跡を描か
せながら成形台上において円滑に転勤させ、この転勤時
にプリプレグをマンドレルーの外周に自動巻装させ得る
のであり、またマンドレルーに巻装したプリプレグを、
加熱後に前記マンドレルーの小径テーパ一部12側から
容易に引抜き可能となるのである。
所で前記非円形部11における短藤d方向の外周面は、
前記各テーパ一部12,13を結ぶ線から外方に突出し
ない範囲で、前記大蓬テーパ一部13側が蓬大となるよ
うにテーパー状に形成してもよく、斯くのごとくすると
きには、前記プリプレグのマンドレルーからの引抜き作
業が前記場合に較べ一層容易となる。
しかして以上のごとく形成したマンドレルーと、第8図
に示す成形装置2とを用いてプリプレグを自動巻装する
のである。
前記成形装置2は、台枠21上に合成樹脂或はゴムなど
の弾性材料から成る成形台22を設置すると共に、この
成形台22の上方に所定間隔を置いて、移動可能とした
金属製の押圧台23を設けて構成する。
そして前記成形装置2の成形台22と押圧台23との間
に、前記マンドレルーを挟圧させ、前記押圧台23を移
動させることにより、マンドレルーの両端に設ける各テ
ーパ一部12,13を前記成形台22に接触させ、マン
ドレル1に円軌跡を描かせながら該成形台22上におい
て円滑に転動させ得るのであり、この転動時に、ガラス
、カーボンなどの高強度繊維に、フェノール、ポリエス
テル及びェポキシなどの合成樹脂を含浸させて成るプリ
プレグ3を供給して、該プリプレグ3を前記マンドレル
1の外周に自動巻装するのである。
このプリプレグ3の巻装時に、前記成形台22は欧質材
料で形成されるため、前記押圧台23の加圧力により、
前記マンドレル1に巻装されるプリプレグ3は、ある程
度加圧されるのであるが、マンドレルーの短軸d方向に
おける加圧力が不足しがちであり、従って前記プリプレ
グ3のマンドレル1への巻装後に、前記プリプレグ3の
外周にセロフアン或はポリエステルテープ又は熱収縮チ
ューブなどの薄肉シートを巻付けて、プリプレグ3をマ
ンドレル1に加圧密着させるのである。しかる後前記マ
ンドレル11こ巻装した状態でプリプレグ3を、焼成炉
において焼成加熱し、この後前記プリプレグ3をマンド
レル1の小怪テーパ一部12側へ引抜き、前記シートを
剥離して、第9図に示すごとく、断面楕円形で先細テー
パー状の管材4を形成するのである。以上説明したごと
〈本発明の前記マンドレルを用いて断面非円形のテーパ
ー状管村を製造すれば、断面非円形でテーパー状をなす
管材を、機械力により極めて簡単かつ正確に自動巻装で
き、前記管材を省力的かつ能率的に製造できるのである
しかも、本発明のマンドレルにより形成するプーパ−状
管材は、その長さ方向両端を円形にできるので、例えば
釣竿に用いる場合、手元竿に結合する尾栓の結合や、継
竿において単一竿を継ぎ合わせるための結合を容易に行
なうことも可能になるのである。また本発明で得られる
管材は、断面非円形でテーパー状であるため、該管材を
釣竿として用いるときには、手に馴染易くなって握り易
くなると共に、振込み時に長軸を振込み方向前後に向け
て振込むことにより、釣竿の抵抗を小となし、しかも振
込み時における方向性を設定できて、正確かつ遠距離ま
で釣糸の投機ができるのである。
更にゴルフクラブのシャフトに用いる場合には、長軸を
振降し方向前後に向けて振降すことにより、シャフトの
強度を大として、ボールの飛距離を伸ばし得ると共に、
短軸を振降ろし方向前後に向けて行なうことによりシャ
フトに方向性を与えて、ボールを正確な位置に飛ばし得
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明マンドレルの一実施例を示し、第1
図はマンドレルの短軸方向から見た側面図、第2図は同
長軸方向から見た側面図、第3〜第7図はそれぞれ第1
図A−A線乃至E−E線の断面図であり、第8図は本発
明のマンドレルと合わせて用いる成形装置の側面図、第
9図は本発明のマンドレルを用いて形成された管材の斜
面図である。 1……マンドレル、12……小径テーパ一部、11・・
・…非円形部、13・・…・大怪テーパ一部、22・…
・・成形台、3・・…・プリプレグ、4・・・・・・管
材。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高強度繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグを巻
    装し、断面非円形で、テーパー状の管材を製造するマン
    ドレルであって、中間部に断面非円形で、長さ方向一端
    から他端に向ってテーパー状としたマンドレル本体の長
    さ方向両端に、断面円形でテーパー状とした小径テーパ
    ー部と大径テーパー部とを形成し、これら各テーパー部
    により前記本体を転動可能にしたことを特徴とするテー
    パー状管材の製造用マンドレル。
JP55186462A 1980-12-27 1980-12-27 テ−パ−状管材の製造用マンドレル Expired JPS6013816B2 (ja)

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JP55186462A JPS6013816B2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27 テ−パ−状管材の製造用マンドレル

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JPS5763224A JPS5763224A (en) 1982-04-16
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JP4743475B2 (ja) * 2004-09-29 2011-08-10 株式会社シマノ 釣り竿用竿体及び釣り竿
JP2007029563A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Eko:Kk ゴルフクラブ類のシャフト

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JPS5763224A (en) 1982-04-16

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