JPS60132649A - 還元触媒およびその製造方法 - Google Patents

還元触媒およびその製造方法

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JPS60132649A
JPS60132649A JP58242774A JP24277483A JPS60132649A JP S60132649 A JPS60132649 A JP S60132649A JP 58242774 A JP58242774 A JP 58242774A JP 24277483 A JP24277483 A JP 24277483A JP S60132649 A JPS60132649 A JP S60132649A
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calorie gas
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Satoyuki Inui
智行 乾
Yoshinobu Takegami
武上 善信
Seiji Nishida
清二 西田
Yoshiaki Ishigaki
石垣 喜章
Masanobu Uba
姥 政信
Junichi Yasumaru
純一 安丸
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Kansai Coke and Chemicals Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Industrial Gases (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低カロリーガスから高カロリーガスを得るた
めの触媒、およびその触媒を用いて水素と一酸化炭素を
含むガスあるいは水素と一酸化炭素と二酸化炭素を含む
ガスから炭素数1〜4の炭化水素を含む高カロリー燃料
用ガスを製造する方法に関するものである。
都市ガスとしては、従来、コークス炉ガスが主流を占め
てきたが、近年生活環境の保護、供給方式の合理化、無
毒安全性等の観点から見直しが行なわれ、高カロリー天
然ガスへの転換が急ピッチで進められている。その為コ
ークス炉ガスは都市ガスとしての用途をせばめられつつ
あるが、ス(幹産業たる製鉄用コークスの生産に伴って
膨大な量が副生ずるので、この有効な用途を開発するこ
とが重要な課題になっている。ところでこのコークス炉
ガスを今後とも燃料用として活用していくためには現在
の低カロリー性を改善し、天然ガスに匹敵し得る様な高
カロリーガスに変換することができればこの問題の1つ
の解決法になる。
コークス炉ガスや石炭又は重質油などのガス化ガスの低
カロリー性は、水素、−酸化炭素および二酸化炭素など
を多量に含有することによるので、それらを高カロリー
化するためには、」−記の物質を、メタン、エタン、エ
チレン、プロパン。
プロピレン、ブタンなどの炭化水素に変換する必要があ
る。本発明者等は上述の事情に鑑み、より高いカロリー
量を有する燃料用ガスを得るべく種々研究の結果本発明
を完成した。
即ち本発明の目的をより具体的に述べると、水素と一酸
化炭素を含むガス、あるいは水素と一酸化炭素と二酸化
炭素を含むガス(以下、単に低カロリーガスと称す)例
えばコークス炉ガスを、従来知られている方法よりもは
るかに高カロリーのガスに変換することのできる4元組
成系触媒、およびその触媒を使用して高カロリーガスを
製造する方法を提供しようとするにある。即ち本発明は
、上述の触媒に低カロリーガスを接触させることにより
、メタンのほか、炭素数が2〜4の炭化水素をも含む高
カロリーガスに変換することをlJ的とするものである
。なお、低カロリーガスを炭化水素含有高カロリーガス
に変換する場合、一般に二酸化炭素が副生ずるので、従
来はこれを分離除去していたといういきさつがある。そ
こで本発明においては、上記4元組成系および後記の3
元組成系の2系統の触媒を組み合わせることにより、こ
の副生二耐化jR素を同時に炭化水素化する方法を提供
することも目的として掲げており、これにより二酸化炭
素の分離操作を必要としないという利点が発揮される。
本発明をさらに詳細に説明する。まず本発明の触媒にお
ける1目体はシリカおよび/またはアルミナであるが、
一般に市販されているもの、例えは比表面積が200I
12/g以下の範囲のものを使用することができる。こ
のような担体に担持させる触媒の基質としては鉄族金属
が用いられるが、該鉄族金属としてはコバルト、鉄が4
.′rに好ましい。そして、本発明の触媒は、この基質
金属に、酸化マンガンおよび白金族金属ならびに、金属
銅および/または銅化合物(以下単に銅化合物というこ
とがある)を組み合わせ前記担体に担持させた4元組成
系触媒である。ここで白金族金属としては例えばルテニ
ウム、ロジウム、パラジウム、白金またはイリジウムの
いずれかの金属、が挙げられる。
本発明の触媒は、以上のような触媒成分を組み合わせた
ことにより、これに低カロリーガスを接触させたとき0
2〜C4の炭化水素を多く含む高カロリーガスを得るこ
とができる。しかしてそのような効果が奏せられる理由
は、詳細は不明であるが、上記銅化合物を組み合わせる
ことにより。
触媒ノ^質である鉄族金属と白金族金属とに対する複合
効果が促進され、CO吸着性が増大して適度に炭素重合
活性が増加し、且つ水素吸着性が減少して02〜C4の
炭化水素生成が向上することによるものではないかと推
定される。上記組み合わせにおいて、触媒基質となる鉄
族金属の担持量は全触媒に対し、3〜15%特に好まし
くは5〜12%である。また酸化マンガンの担持量は鉄
族金属元素対マンガン元素の原子比が(5:1)〜(5
: 4)の範囲を満足するように設定され、白金族金属
の114持量は鉄族金属元素対白金族金属元素の原子比
が(30: l)〜(5: 2)の範囲を満足するよう
に設定される。さらに銅化合物の担持用は金属銅として
全触媒に対して0.1〜3.0%の範囲を満足するよう
に設定される。
本発明の触媒を調製するに当ってはシリカおよび/また
はアルミナよりなる担体に、白金族金属を担持させ、つ
いで鉄族金属、酸化マンガンおよび銅化合物を同時に1
u持させるかまたは、まず白金族金属および銅化合物を
同時にあるいは個々に担持させ、ついで鉄族金属と酸化
マンガンとを同時にあるいは個々に担持させる。
すなわち−I−記手順にしたがって各触媒成分を担持さ
せて111られる触媒は、低カロリーガスを01〜C4
の炭化水素を含有する高カロリーガスに変換する場合、
特に02〜C4成分の生成の選択能力が有効に発揮され
る。例えば鉄族金属と酸化マンガンと銅化合物を同時に
あるいは個々に担持させ、そのあとで白金族金属を担持
させるとか、銅化合物を担持させそのあとで酸化マンガ
ンと鉄族金属を同時についで白金族金属を担持させたも
のでは4元組成系触媒としての複合効果が充分発揮され
ず、02〜C4の炭化水素を含む高カロリーガスを得る
には不利であることが本発明者等によって確認された。
本発明の触媒は、前記の基本的構成によって製造される
が、それをさらに具体的に述べると、シリカおよび/ま
たはアルミナよりなる担体に、白金族金属、鉄族金属、
マンガンおよび銅化合物を、硝酸塩水溶液または塩化物
水溶液などの形で噴N 、 nk、布、浸漬等の手段に
より含浸させたあと、乾燥、アンモニア処理、熱分解、
水素還元等の工程を順次施して、4元組成系触媒を調製
する。なおこの調製にあたりアンモニア処理工程は省略
できる場合もある。本発明触媒の製造例をさらに具体的
に説明する。
まずシリカおよび/またはアルミナよりなる担体、また
はこれを500〜1100℃で熱処理した成形担体に、
その細孔容積と等量の白金族金属 □の硝m 411ま
たは同塩化物の水溶液を含浸させ、常温でゆるやかに転
動させながら風乾する。
なお乾燥を速めるために、150°Cの温度に調節され
た市販の乾燥器を使用してもよい。つぎに上記処理物を
、10〜20%アンモニアと1−10%水蒸気を含む雰
囲気中に2〜3分間曝露する。
その後、空気中で約350°Cまでに加熱し、含浸され
ている白金族金属硝酸塩または同塩化物を熱分解して酸
化物とする。これを不活性ガスで希釈した水素濃度10
〜20%の気流中で常温から400°Cまで昇温し、同
温度に30分間保持して還元し、ついで同気流中で常温
まで冷却する。このようにして得られた白金族金属1u
持体に、前記と同じ含浸法により鉄族金属の例えば硝酸
塩水溶液と、マンガンの例えば硝酸1n水溶液と銅の例
えば硝酸111水溶液との混合液を同時に含浸させる。
ついで前記白金族金属を担持させる場合と同様に風乾ま
たは加熱乾燥、アンモニア処理、熱分解。
水素還元等の処理を施すことにより、4元組成系触媒を
得る。
本発明の触媒の調製において、以」二のようにして触媒
成分を担持させたあと、還元性雰囲気上熱処理を施して
もよい。
本発明の触媒によって、コークス炉ガス、ナフサや重質
油の水蒸気改質ガス、さらには水性ガスや石炭ガス化ガ
スのような低カロリーガスを炭素数1〜4の炭化水素を
含む高カロリーガスに変換するには、例えばつぎのよう
にして行なうことができる。すなわち1以上のようにし
て得られた触媒を反応塔に充填し、触媒層の温度を15
0〜400°C9好ましくは250〜350℃に制御し
なから5−30kg/cm G 、好ましくは10〜2
0 kg/cm2Gの加圧下に触媒容量141当り、1
〜10m”/hr 、好ましくは2〜5 m”/hr 
c7)低カロリーカスを導入することにより触媒層内で
は、炭素数が1〜4の炭化水素を含有する高カロリーガ
スか生成するがその際、副生じた水が次の0式で示すよ
うに、原料低カロリーガス中の−・酸化炭素とシフト反
応を起こして二酸化炭素を副生ずる。
また、場合によっては、■式により原ネ゛1低カロリー
ガス中の一酸化炭素それ自体が不均化反応を起こし、二
酸化炭素を副生ずることもある。
CO+H20=CO2+H2(1) 2CO=CO2+C■ 本発明では、上記炭化水素化反応による副生二酸化炭素
ガスが混入しているCZ〜C4カスを、シリカおよび/
またはアルミナよりなる担体にニッケル、希土類元素酸
化物及び白金族金属を担持させた3元組成系触媒に引続
き接触させることにより、該副生二酸化炭素をもメタン
に変換させることができ1本発明はこの様な゛作用効果
をも含むものである。
上記の副生二酸化炭素をメタンに変換させる3元組成系
触媒について説明すると、その調整に当っては、粒径が
例えば2〜4fflI11の粒状シリカまたはアルミナ
(市販品を必要に応じて乾燥し、水分を除去したもので
よい)が担体として使用される。上記担体に相持させる
触媒は基質がニッケルであり、この基質金属に希土類元
素酸化物、例えばランタン、セリウム、プラセオジウム
、トリウムまたはサマリウムの酸化物の1種と白金族金
属、例えばルテニウム、白金、パラジウム、ロジウムま
たはイリジウムのl iJを組み合わせたものであるが
、触媒効果および経済性を考慮した場合は、前記希土類
元素の酸化物としては酸化ランタンや酸化セリウムが、
また白金族金属としてはルテニウムやパラジウムが最も
好ましいものとして挙げることができる。上記組み合わ
せにおいて、触媒ノ、(¥1となるニッケルの担持量は
全触媒に対して3〜12%、特に好ましくは4〜8%の
範囲である。また希土類元素の酸化物はニッケル元素対
希土類元素の原子比が(2:1)〜(10:1)を満足
する様に設定し、更に白金族金属はニッケル元素対白金
族金属元素の原子比が(10:1)〜(30:1)を満
足する様に設定して各々担持させることが好ましい。な
お、各触媒成分を、」ニ記範囲を越えて担持させても触
媒効果はそれ以」ニ向上せず、むしろ担体細孔の閉塞等
を起こして触媒性能が却って低下する傾向があるので好
ましくない。この3元組成系触媒の製造に当っては、シ
リカおよび/またはアルミナ群よりなる担体に、ニッケ
ル、希土類元素および白金族金属を、例えば硝酸塩水溶
液の形で噴露、散布、浸漬等の手段により含浸させ、自
然乾燥または60〜150℃の加温乾燥に刊した後アン
モニア処理。
熱分解および水素還元を行なう。またこの触媒を調整す
るに当っては、ニッケル、希土類元素酸化物および白金
族金属についてそれぞれ別個に任意の順序で、あるいは
その2種以上を組み合わせてシリカおよび/またはアル
ミナよりなる担体に111持させるが、該担体にまず、
白金族金属を担持させ、ついでニッケルと希土類元素酸
化物を同時に担持させるような手順で行なって得られる
触媒は、二酸化炭素から炭化水素への変換性が特に優れ
ている。
なお」ニ記3元組成系触媒の具体的な調整例を示すと次
の通りである。すなわち、シリカおよび/またはアルミ
ナよりなる担体に、白金族金属塩類例えば硝酸塩や塩化
物の水溶液を、担体の細孔容積と副部だけ含浸させ、風
乾又は60〜150℃で加温乾燥する。このときの白金
族金属の硝酸塩や同塩化物の濃度は含浸液中に所定の担
持量が含有されるようにし乾燥及びアンモニア処理後大
気中で前記含浸物を350℃に加熱することによって前
記硝酸塩や塩化物を分解する。このようにして得られた
白金族金属相持体に、ニッケル無機酸111例えば硝酸
塩の水溶液と希土類元素の無機酸塩例えば硝酸塩の水溶
液との混合溶液を含浸させ、前記白金族金属を担持させ
た場合と同様に乾燥。
アンモニア処理、熱分解を行ない、更にこれを不活性ガ
スで希釈した水素濃度10〜20%の気流中で常温から
400°Cまで昇温し、同温度で30分間保持して還元
し、ついで同気流中で常温まで冷却することによって触
媒の製造を完結する。
本発明により高カロリーガスを生成させるに当っては、
前記鉄族金属−酸化マンガン−白金族金属−銅化合物よ
りなる4元組成系触媒を充填した反応塔に、前記の条件
で原料の低カロリーガスを導入する。ここで生成したカ
ス中に副生二酸化炭素が含有されている場合には引きつ
づいて該カスを、ニッケルーt□土類元素酸化物−白金
族金属からなる第2の3元組成系触奴の充填された別の
反応塔に導入するか、あるいは、」―記2種の触媒を1
つの反応塔に直列に充填しておき、低カロリーガスをま
ず本発明の前記第1の4元組成系触媒層に接触させ、つ
ぎに第2の3元組成系触媒層に接触させるようにしても
よい。この場合における第1の触媒容積は一酸化炭素の
転化率が100%に達するのに必要な最少h1−1第2
の触媒容積は含有される二酸化炭素の転化率が100%
に達するのに必要な量であればよい。なお、実際の操作
では、第1の触媒槽の温度よりも、第2の触媒槽の温度
を約30°C程度低く保持する方がC2〜(、Li&化
水素の分解が少ない。
本発明の触媒に低カロリーガスを接触させた場合は、従
来の触媒では達成されなかった「原ネ:Iガス中の全炭
素酪化物の完全利用」が果され、しかも、従来の触媒に
比べて炭素数2〜4の炭化水素をより多く含む高カロリ
ーガスを収得することができる。さらに、本発明の触媒
を使用しメタンのほか炭素数2〜4の炭化水素を含む高
カロリーガスを得るに当って、ニッケル、希」二類元素
酸化物、白金族金属よりなる第2の3元組成系触媒を組
み合わせて接触させることにより、副生二酸化炭素を完
全にメタン化することができるから、二酸化炭素の分離
回収装置が不要であり、プロセス上極めて有効である。
次に、本発明を実施例によって説明するが、本発明はそ
の要旨を逸脱しない限り、以下の実施例をしんし心〈シ
て種々変更実施することができる。尚説明中「部」とあ
るのは重量部を表わす。
実施例1 比表面積が200〜220♂/gの市販のアルミナ担体
を電気炉にて常温から1060°Cまで4〜6時間で只
温し、同温度に30分間保持して熱処理した。常温まで
ん却した上記熱処理担体20部に、RuCl3・3H2
01,1部を水5部に溶解させた水溶液を噴霧法により
含浸させ、ついでゆるやかに転動させながら一夜風乾し
含浸物を得た。この含浸物をあらかじめlO〜11容量
%の容量上ニアと6容量%の水蒸気になるように調整し
た雰囲気に2分間曝露してアンモニア処理し、ついで空
気中で約350 ’Oまで加熱して、含浸させたRu金
属n1を熱分解して酸化物とした。これを電気炉に入れ
、水素を20容琶%の1fk度で含む窒素気流を導通し
ながら常温から400℃まで1時間で昇温し、その温度
を30分間保持して還元した後、同気流中で常温まで冷
却してRuJIj持体20.5部を得た。次にRu担持
体21,0部に、Co (NO3) 2 ・6H201
2,8部、Mn(NO3)2 ・6H205,5部およ
びCu(NO3)2 ・3H201,9部を水5部に溶
解した溶液の1/2 t3.を前記と同様の噴霧法によ
り含浸させたあと、乾燥、アンモニア処理、熱分解を行
ない、冷却後、さらに残りの上記溶液を上記と同じ操作
法で含浸させ、乾燥、アンモニア処理、熱分解を行ない
、前記と同様の方法で還元処理して、io%C0−6%
Mn203−2%Ru−2%Cuの4元組成系触媒25
部を得た。
実施例2 実施例1の方法によって得られた触媒」:へ第1表に示
す組成よりなる低カロリーの供試ガスを圧力10 kg
/cm2G 、 S V5500h r−’ 、温度3
20℃で1回通過させたところ、C0転化率10O%で
第2表に示す組成よりなるガスを得た。なお比較のため
に10%C0−6%M n203−2%Ruからなる3
元組成系担持体を得、そのあとで更に2%Cu化合物を
担持させた4元組成系触媒について本実施例ど同一条件
で、同一の低カロリー供試ガスを通過させた場合の結果
を第2表に併記する。
第1表 第2表 以」二の結果から明らかなように、本発明の触媒を用い
た場合は、生成ガス中の02〜C4の炭化水素含有率が
高く高カロリーのガスが得られることが分かる。
実施例3 比表面積が200〜220m2/gの市販のアルミナJ
+v体を電気炉にて常温から1060’Oまで4〜6時
間で昇温し、同温度に30分間保持して熱処理した。常
温まで冷却した上記熱処理担体20部に、Cu(NOa
 ) 2 ・3H201,9部を水5部に溶解させた水
溶液を噴霧法により含浸させ、ついでゆるやかに転動さ
せながら一一夜風乾し含浸物を1’Jた。この含浸物を
あらかじめ10〜11容量%のアンモニアと6容量%の
水蒸気になるように調整した雰囲気に2分間曝露してア
ンモニア処理し、ついで空気中で約350℃まで加熱し
て、含浸させたCu金属塩を熱分解して酸化物とした。
次にCu担持体21.1部にRuC13・3H20+、
1部を水に溶解させた水溶液を前記同様の噴霧法により
含浸させたあと、乾燥・アンモニア処理後熱分解して酸
化物とした。これを電気炉に入れ、水素を20容量%の
濃度で含む窒素気流を導通しながら常温から400℃ま
で1時間でA温し、その温度を30分間保持して還元し
た後、同気流中で常温まで冷却してCu−Ru担持体2
2.1部を得た。次にCu−Ru担持体2O00部に0
0(NO3) 2 ・6H2012,8部、Mn(NO
3)2 ・6H205,5部を水5部に溶解した溶液の
1/2量を前記と同様の噴霧法により含浸させたあと、
乾燥、アンモニア処理、熱分解を行ない、冷却後、さら
に残りの上記溶液を」−記と同じ操作法で含浸させ、乾
燥、アンモニア処理、熱分解を行ない、前記と同様の方
法で還元処理して、10%C0−6%Mn203−2%
Ru−2%Cuの4元組成系触媒23部を得た。
実施例4 実施例3の方法によって得られた触媒上へff5I表に
示す組成よりなる低カロリーの供試カスを圧力10 k
g/cm2G 、 S V5500h r−’ 、温度
320°Cで1回通過させたところ、Co転化率100
%で第2表に示す組成よりなるガスを得た。なお比較に
ために10%Co−6%Mn20B −2%Cuからな
る3元組成系担持体を得、そのあとで更に2%Ru化合
物を担持させた4元組成系触媒について本実施例と同一
条件で、同一の低カロリー供試カスを通過させた場合の
結果を第3表に(+1記する。尚、比較例の場合のCO
転化率は、わずかに20%であり、本発明に比べてかな
り活性が劣る。
第 3 表 実施例5 比表面積が200〜220m27gの市販のアルミナ担
体を電気炉にて常温から1060℃まで4〜6時間でA
温し、同温度に30分間保持して熱処理した。常温まで
冷却した」−記熱処理担体20部に、Cu (NO3)
 2 ・3H201,9部とRuC13・3H201,
1部を水5部に溶解させた水溶液を噴霧法により含浸さ
せ、ついでゆるやかに転動させながら一夜風乾し含浸物
を得た。この含浸物をあらかじめ10〜11容量%のア
ンモニアと6容量%の水蒸気になるように調整した雰囲
気に2分間曝露してアンモニア処理し、ついで空気中で
約350’Cまで加熱して、含浸させたCu及びRu金
属塩を熱分解して酸化物とした。
これを電気炉に入れ、水素を20容量%の濃度で含む窒
素気流を導通しながら常温から400℃まで1時間で昇
温し、その温度を30分間保持してρ元した後゛、同気
流中で常温まで冷却してCu−Ru担持体22.2部を
得た。次にCu−Ru担持体21.0部にCo (NO
3)2 争6H2012,6部、Mn (NO3) 2
 ・6H205,5部を水5部に溶解した溶液の1/2
量を前記と同様の噴霧法により含浸させたあと、乾燥、
アンモニア処理、熱分解を行ない、冷却後、さらに残り
の上記溶液を」上記と回し操作法で含浸させ、乾燥、ア
ンモニア処J’l! 、 !8分解を行ない、前記と同
様の方法で還元処理して、10%Co−6%Mn203
−2%Ru−2%Cuの4元組成系触媒24部を得た。
実施例6 実施例5の方法によって得られた触媒上へ第1表に示す
組成よりなる低カロリーの供試ガスを圧力10 kg/
cm2G 、 S V5500h r−’ 、温度32
0°Cで1回通過させたところ、00転化率100%で
第2表に示す組成よりなるガスを得た。なお比較にため
にまず銅化合物を2%ついで10′%C0と6%Mn2
0aとを同時に担持させ、そのあとで更に2%Ru化合
物を担持させた4元組成系触媒について本実施例と同一
条件で、同一の低カロリー供試ガスを通過させた場合の
結果を第4表に併記する。尚比較例における一酸化炭素
の転化率はわずかに22%であり、本発明例に比し、か
なり活性が劣る。
第4表 実施例7 比表面積が50〜80m2/Hの市販のシリカ担体20
部に、Cu (NO3) 2 ll3H201,8部と
RuCl3・3H201,1部を水5部に溶解させた水
溶液を噴霧法により含浸させ、ついでゆるやかに転動さ
せながら一夜風乾し含浸物を得た。この含浸物をあらか
じめ1o−it容量%のアンモニアと6容量%の水蒸気
になるように調整した雰囲気に2分間曝露してアンモニ
ア処理し、ついで空気中で約350℃まで加熱して、含
浸させたCu及びRu金属塩を熱分解して酸化物とした
これを電気炉に入れ、水素を20容量%の濃度で含む窒
素気流を導通しながら常温から400℃まで1時間で昇
温し、その温度を30分間保持して還元した後、同気流
中で常温まで冷却してCu−Ru担持体22.2部を得
た。次にCu−Ru担持体20.0部にCO(NO3)
2 ・6H2012,8部、Mn (NO3) 2 争
6H205,5部を水5部に溶解した溶液の1/2量を
前記と同様の噴霧法により含浸させたあと、乾燥、アン
モニア処理、熱分解実施例9 実施例1の方法によってアルミナ担体1体(直径0.5
〜2 +i+i)に、10%C0−6%Mn2O3−2
%Ru−2%Cuを担持させた本発明の触媒(第1の触
媒)と、同じアルミナ担体に7.5%Nf−3.6%L
a203−(1,5%Ruを相持させた第2の触媒とを
組み合わせ、実施例1の場合と同一組成の水素および一
酸化炭素を含む供試ガスを第1の触媒上に、ついでff
52の触媒上に1回通過させた。なお、この時の条件は
、第1の触媒上を通過させるときはS V5500h 
r−’ 、温度310℃、圧力10 kg/crs2G
で、第2の触媒上を通過させるときは、5V1000h
 r−’ 、温度290°Cであり、その他の条件は第
1の触媒上を通過させる場合と同様に行った。この結果
CO転化率は100%で第6表に示す組成よりなる高カ
ロリーガスを得た。
第 6 表 以上の結果からゆ」らかなように、本発明の第1の触媒
と、第2の触媒とを組み合わせ、これに第1表に示すよ
うな組成分の供試ガスを接触させることにより、11.
?00kcal/Nm”の高カロリーガスを得ることが
でき、この原理を低カロリーガス燃料の高カロリー化に
応用すれば、相当高カロリーなカス燃料を得ることがで
きることがわかる。
出願人 乾 智 行 同 武上善信 同 関西熱化学株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)触媒基質としての鉄族金属に 酸化マンガン、 白金族金属、 金属銅および/または銅化合物 を組み合わせ、シリカおよび/またはアルミナよりなる
    担体に担持させてなることを特徴とする高カロリーガス
    製造用触媒。 (2)触媒基質としての鉄族金属がコバルトまたは鉄の
    いずれかである特許請求の範囲第1Jl″i記載の高カ
    ロリーガス製造用触媒。 (3)白金族金属がルテニウム、ロジウム、パラジウム
    、白金またはイリジウムのいずれかである特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の高カロリーガス製造用触媒
    。 (4)銅化合物が酸化銅よりなる特許請求の範囲ff1
    1〜3項のいずれかに記載の高カロリーガス製造用触媒
    。 (5)鉄族金属:3〜15%、(重量%の意味、以下同
    じ) 酸化マンガン:鉄族金属元素対ヤンガン元素の原子比が
    (5:1)〜 (5: 4)を満足する量、 白金族金属二鉄族金属元素対白金族金属元素の原子比が
    (30:1)〜(5:2)を満足する量、 金属銅及び/または銅化合物:0,1〜3.0%(金属
    銅として) である特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の高
    カロリーガス製造用触媒。 (6)シリカおよび/またはアルミナよりなる担体に、
    まず白金族金属を相持させ、ついで鉄族金属、酸化マン
    ガンならびに金属銅および/または銅化合物を同時吟担
    持させるか、または、まず白金族金属、金属銅および/
    または銅化合物を同時にあるいは個々に相持させ、つい
    で鉄族金属と酩化マンガンとを同時にあるいは個々に1
    1持させることを特徴とする高カロリーガス製造用触媒
    の製造方法。 (7)触媒基質として鉄族金属がコノくルトまたCよ鉄
    のいずれかである特許請求の範囲第6項記載の高カロリ
    ーガス製造用触媒の製造方法。 (8)白金族金属がルテニウム、ロジウム、ノぐラジウ
    ム、白金またはイリジウムのいずれかである特許請求の
    範囲第6項又は第7項記載の高カロリーガス製造用触媒
    の製造方法。 (8)銅化合物が酸化銅よりなる特許請求の範囲第6〜
    8項のいずれかに記載の高カロリーガス製造用触媒の製
    造方法。 (10)鉄族金属=3〜15%、 酸化マンガン:鉄族金属元素対マンガン元素の原子比が
    (5:1)〜 (5:4)を満足する量、 白金族金属:鉄族金属元素対白金族金属元素の原子比が
    (30: t)〜(5:2)を満足する員、 金属銅および/または銅化合物:0.1〜3.0%(金
    属銅として) である特許請求の範囲第6〜9項のいずれかに記載の高
    カロリーガス製造用触媒の製造方法。 (11)触媒基質としての鉄族金属に酸化マンガンおよ
    び白金族金属ならびに金属銅および/または銅化合物を
    組み合わせ、シリカおよび/またはアルミナよりなる担
    体に担持させてなる触媒上に。 水素と一酸化炭素を含むガスあるいは水素と一酸化炭素
    と二酸化炭素を含むガスを導通することを特徴とする高
    カロリーガスの製造方法。 (12)触媒基質として鉄族金属がコバルトまたは鉄の
    いずれかである特許請求の範囲第11項記載の高カロリ
    ーガスの製造方法。 (13)白金族金属がルテニウム、ロジウム、パラジウ
    ム、白金またはイリジウムのいずれかである特許請求の
    範囲第11項又は第12項記載の高カロリーガスの製造
    方法。 (14)銅化合物が酸化銅よりなる特許請求の範囲第1
    1〜13項のいずれかに記載の高カロリーガス製造方法
    。 (15)鉄族金属:3〜15%、 酸化マンガン:鉄族、金属元素対マンガン元素の原子比
    が(5:1)〜 (5:4)を満足する量、 白金族金属:鉄族金属元素対白金族金属元素の原子比が
    (30:l)〜(5:2)を満足する量、 金属銅および/または銅化合物二0.1〜3.0%(金
    属銅として) である特許請求の範囲第11−14項のいずれかに記載
    の高カロリーガスの製造方法。 (16)触媒基質としてのコバルトまたは鉄のいずれか
    よりなる鉄族金属に酸化マンガンおよび白金族金属なら
    びに金属銅および/または銅化合物を組み合わせ、シリ
    カおよび/またはアルミナよりなる担体に担持させた第
    1の触媒上に、水素と一酸化炭素を含むガスあるいは水
    素と一酸化炭素と二酸化炭素を含むガスを導通し、つい
    で触媒基質としてのニッケルに希土類元素の耐化物と白
    金族金属とを組み合わせ、シリカおよび/またはアルミ
    ナよりなる111体にJl」持させた第2の触媒上に導
    通することを特徴とする高カロリーガスの製造方法。 (17)第1の触媒における銅化合物が酸化銅よりなる
    特許請求の範囲第16項記載の高カロリーガスの製造方
    法。 (1日)鉄族金属:3〜15%、 酸化マンガン:鉄族金属元素対マンガン元素の原子比が
    (5:l)〜 (5:4)を満足する量、 白金族金属:鉄族金属元素対白金族金属元素の原子比が
    (30:l)〜(5: 2)を満足する量、 金属銅および/または銅化合物=0.1〜3.0%(金
    属銅として) である特許請求の範囲第16項又は17項の記載の高カ
    ロリーガスの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007029862A1 (ja) * 2005-09-08 2007-03-15 Jgc Corporation 炭化水素の接触部分酸化用の触媒及び合成ガスの製造方法
US9975099B2 (en) 2016-03-16 2018-05-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Fuel synthesis catalyst and fuel synthesis system

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