JPS6012893A - 壁掛式樹脂製スピ−カキヤビネツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスピーカキャビネットに関し、特に壁掛式樹脂
製スビー７Ｊキャピネジ［・に関する。

スピーカキャビネットはオーディＡコンボーネン１−の
中では最も大きなものである為に、比較的狭い部屋に設
置Ｊ°る場合、部屋のインテリアプリ“インとの調和を
図ると共に占イ１スペースの問題を考ｍする必要がある
。そこで、高さと横幅の寸法は普通のハイファイスピー
カキャビネットと同程度であって奥行寸法を可０１ｉな
限り小さくした、いわゆるフラット形のスピーカキャビ
ネットを壁に掛けたり壁ぎわに立でかけて用いることが
行なわれている。フラン１〜形スピーノＪキ１１ビネツ
トは従来のハイノアイスピーカキ１フビネツ１−に比べ
るとその容積は数分の１程度であるが、′ｖＪ利の進歩
と設計製作技術の向上にによって最近、合量音質ともに
大型ハイノアイスビーカキ１フビネツトにも見劣りしな
いムのが製品化されてきた。

本発明はかかるフラット形の壁掛式スピーカキャビネッ
トであつＣ大量生産、重量軽減及び品質の均一化などを
容易にづ゛べく樹脂製とし目つ壁のインテリアとしても
活用出来ると共に充分な音響特性を備えた壁掛式スピー
カキャビネットの提供を目的とする。

本発明による壁ｕト式樹脂製スピーカキャビネットは、
バッフル部前面に弾性体を介して防振板が取り（すりら
れているのである。

以下、本発明の実施例たる壁１１ト式樹脂製スビーカキ
レビネッ１〜を添付図面を参照しつつ説明する。

添付図面の例えば第１図からも明らかな如く、スピーカ
キャビネッＩ一本体１の６０面は全面に亘つて開放され
ている。このスビーカキ１７ピネツト水体ＩＧ、ＬＡＢ
Ｓなどの熱可塑性樹脂により一体成形されＩＣものであ
って、その内面には略格子状のリブ１ａが多数設けられ
ている。スピーカキャビネット本体１の側面部にはキャ
ビネット背面に向って内方に傾斜プる傾斜部１１）が形
成されている。

この傾斜部１ｂを設置プたことによって、後述り゛るス
ピーカから発せられる音波にＪ、リスビーカー１−トビ
ネット本体１の側面部用ｎ間の距離が後述りるバッフル
板に垂直な方向においで変化している成性定周波数の定
在波のみが立つことはなく、スピーカキャビネット本体
１及び上記バッフル板が！！！■定の周波数にだけ強く
共鳴づることがなく好ましいのである。また、スビーカ
キ鵞？ビネジト本イホ１を射出成形する場合、樹脂注入
口（ゲート）は通常当該スピーカキャビネット本体の背
面に対応（）で８髪けられるのであるが、−ＬＲＬＥし
たようにスピーカキャビネット本体１の側面部に傾斜部
１ｂを設り１＝ことによって成形時の樹脂の流れ′が円
）目となり、いわゆるひ番ノを生ずることが防止される
のである。

傾斜部１１１てあつＣスビーカキ１７ビネツ１〜本体１
の角部近傍には聞１」部１Ｃが設りられ’Ｃｄ３す、該
開口部に信号端子板２が嵌挿され、且つシーリング部材
２ａを介してネジ〈図示せず）によって固定されている
。

スピーカキャビネット本体１の内面には該スピーカー１
：トビネッ１へ本体の長手方向と略平行に長手リブ１ｄ
が一体成形されている。この長手リブ１ｄを設りたこと
にＪ：つて、スビーカキ！１ビネツｈ木休１を全体とし
Ｃ薄肉に一体成形でさ、従って、外観上のひけ及び反り
が小さく押えられている。

また、薄肉形成が可能であるＣとから成形スピードが増
し、且つ樹脂素材ら少な（′Ｃ済むのでコストの大幅な
低減が！、「されているのである。第４図及び第５図に
示される如く、この長手リブ１（」内には中空部１０が
形成されており、該長手リブの、従ってスピーカ−１ト
ビネツト本体１の更なる軽量化が図られている。長手リ
ブ１ｄは、該長手リブの両側面とこれに対応するスピー
カキトビネット側面との間の距離が相異となるように配
置されている。このことによって、スビーカキ１１ピネ
ッ１〜本体１の互いに対向する側面間においては特定周
波数の定在波のみが当該長手リブを挾んで立つことがな
く、スピーカキャビネット本体１及び後述するバッフル
板が特定の周波数にのみ強く共鳴りるということがなく
なっているのである。

第１図、第３図及び第４図において明らかな如く、スピ
ーカキャビネット本体１の前面周縁部には段差部１［が
形成され（　Ｊｊす、スピーカー１トビネット本体１の
ｉｌｒＪ面を覆う形で配置されたバッフル板３がこの段
差部１ｆにシーリング部材３ａ（第１図参照）を介して
当接し、１１つ複数のネジ（図示Ｕず）によってスピー
ノＪキ１１ピネッ１〜木仏１に固定されている。バッフ
ル板３は例えばバーチクルボードなどを加圧成形りるこ
とにょっ一Ｃ得られるもので、所定の吸音効果を有して
いる。上記長手リブ１ｄの先端はバッフル板３の裏面に
シーリング部材３ｂ　（第１図参照）を介して当接して
おり、且つ図示Ｖぬネジによってこれらは互いに結合さ
れている。従って、バッフル板３を含むスピーカキＶビ
ネジ１〜全体としての剛性が極めて高められている。ま
た、図示されてはいないが、スピーカキャビネット本体
１とバッフル板３どで形成される空間内には吸音（Ａど
して所定量のグラスウールが挿入きれ（いる、。

第１１図は長手リブ１ｄを設けない場合と、これを設け
ｌζ場合にＪハノるバッフル板３の振動周波数と振動レ
ベルの関係を実験にＪ、ってめた結果であり、長手リプ
１ｄ＠設りない場合が破線で、また、これを設【〕た場
合が実線にＪ、っ−Ｃ示されている。この実験グラフか
ら明らかなＪ：うに、長手リブ１ｄ＠設けることにＪ、
っ°Ｃバッフル板３の振動レベルは十分に抑制され（い
る。

尚、本実施例では長手リブ１ｄが単一である場合が示さ
れているが、スピーカキトビネットきさによっては複数
段（プることが必要であろう。

まｌこ、場合によっては、長手り７　１　ｄをスピーカ
キャビネット本体１の長手方向と略平行にではなく、該
長手方向と所定の角部をしって斜めに形成することｂ必
要となろう。

バッフル板３上であってその一端部近傍にはウーハ（低
音用スピーカ）４及び１−ウィーク（高音用スピーカ〉
５が隣接しで配置されている。トウイーク５はその後部
をバッフル板３に形成された開口部３Ｃに挿通され、且
つ例えば２本のネジ５ａによってバッフル板３に取（＝
Ｊりられている。また、ウーハ４は同じくその後部をバ
ッフル板３に設【〕られた間開口部ｄに挿通され、且つ
バッフル板３の一部と共に例えば４本のネジ４ａによっ
て、スピーカキャビネット本体１の内面に突設され１．
：支持突部１ｇに共締めされている。バッフル板３には
ウーハ４の取付位置に対応してウーハ４のル−ム部４ｂ
の外径より人なる内径を右する座ぐり部３ｅｌｆｉ設り
られてＪ３す、該座グリ部とウーハ４のフレーム部４ｂ
との間にはシーリング部材４０が介在せしめられている
。Ｅｌｉぐり部３ｅの深さはウーハ４のフレーム部、ｌ
の厚みにほぼ等しく従って、スビーカキャビネジ１〜全
体としてのＪ７みが該座ぐり部の深さに略等しい分だけ
縮減されているのである。さらに、この座ぐり部３ｃを
設【ノたことににつてバッフル板３上にｄ３けるウーハ
４の位首決めが確実かつ容易どなっているのである。

ナＪ３、座ぐり部はトウイーク５に対応して設置ノでｂ
よい。また、前述したように、バッフル板３の一部をウ
ーハ４とＪ（にスビーカキトビネジ（〜木イホ１に対し
て固着しｌζことによって、バッフル４反３の振動が抑
制されるのである。のみならず、バッフル板３の一部と
ウーハ４とは、ネジ４ａという同一の固定手段によって
スピーカキャビネット本体１に固着せしめられているこ
とがら、該固定手段の部品点数及び取イ４］］数が約半
減しているのである。

パンフル板３の裏面にはウーハ４に近接してプリント板
岨立６か固゛設されている。このプリンｌ−板組立６は
ウーハ４及びトウィーク５に各々適した帯域の信号を供
給づる為に周波数分割を行う、いわゆるディバイディン
クネジ１〜ワークを形成りるものである。

バッフル板３の主面上にはウーハ４及び１〜ウィ−タ５
の取付位置に対応して樹脂などから成るクリルボード７
が該ウーハ及び１〜ウイータの周縁部を覆うように段参
りられている。グリルボード７は全体として矩形板状で
あってウーハ４及び１〜ウイーク５の各振動板に対応す
る部分が聞ロアａとなっており、該開口は境界辺７　ｂ
によってウーハ１１に対向する部分とトウイーク５に対
向する部分とに分けられている。グリルボード７はその
周縁部をバッフル板３と共に複数のネジ７ｃによっ゛ｃ
１スビーカキｔ・ビネジ１一本体１の内面に形成された
支持突部１１Ｉに共締めされている。このように、比較
的薄形に形成されたグリルボード７のＩｒｄ縁部をスピ
ーカキャビネット本体１に固着させることににって、例
えば室内の４亀及び湿度などが変化りることによるグリ
ルボード７の反りが防止されるのである。また、グリル
ボード７はバッフル板３の一部と共に複数のネジ７ｃと
いう同一の固定手段によってスビーカキ（）ごネット本
体１に対し°Ｃ固定される為、該固定手段の部品点数及
び取イ」工数が減ぜられているのである。

第８山）及び第９図（山にＪ３いて特に明らかな如く、
グリルボード７の裏面にはグリルホード固定用のネジ７
Ｃの近傍、この場合はネジ７Ｃを囲むＪ：うに且つバッ
フル板３に向うｙｊ向に突出した当接突部７ｄがネジ７
Ｃと同数だ（〕形成されている。づなわら、グリルボー
ド７はバッフル板３の主面に対して当接突部７（］の高
さ分だけ浮き上がっており、グリルボード７のＪ辰動が
防止されているのである。

第８図（ωならびに第９図ｆａｔ及び山）に示されるよ
うに、グリルボード７の主面周縁部には所定深さの溝７
ｅが形成されでいる。−Ｉｊ１グリルボード７上には、
鋼などから成りモの外径が該グリルボートの外径Ｊ：り
少し小さな９．１ｉ形のネジ１一部月９が設りられでい
る。第１０図く田、山）及び（Ｃ１にＪ３い−（特に明
らかな如く、ネット部材９はその周縁６１玉が主面に対
して略直角に屈曲せしめられており、該屈曲部９ａがグ
リルホード７のｆｆへ７０の外縁に係合り゛ることによ
つＣ該グリルボードに取りｆｄ　ＧＪられている。ネジ
１〜部１ｔＡ　９の屈曲部９ａには例えば６ケ所に突出
部９ｂが設りら４’１．　”Ｃ８３す、該突出部の先端
部は外側に屈曲せしめられている。一方、グリルボード
７にはこの突出部９ｂに対応して満７０に連続づる係合
凹部７［が突出部９ｂと同数たり形成されており、突出
部９１〕が内方に撓むことによって該突出部の先端屈曲
部が係合凹部７［の外縁に強く係合Ｊべくなされ−４い
る。

グリルボード７に対り°るネジ１一部材周縁部の係合状
態をこのように堅固にりることにより、グリルボード７
及びネジ１へ部材９を薄クシてもグリルボード７に対Ｊ
るネジ１〜部月９の取付状態が保証されるのである。従
つく、ス、ビーカキャビネジ１〜全体としての薄形化が
容易どなるのである。

バッフル板３の前面のうり、グリルボード７及びネット
部材９によって覆われない部分には、ガラスなどから成
り該バッフル板の振動を抑制りる防振板１０が設りられ
ている。防振板１０は例えば４本のネジ１０ａによつＣ
バッフル板３に固定されている。このネジ１．Ｏａは例
えば１０円エムどで簡単に締め付けよｌζは緩めること
が出来る。。

ネジ１０ａと防振板１０との間にはワラシトの役目をも
なり樹脂などからなるスペーリ１０ｂが介在（〕ている
。

防振板１０とバッフル板３どの間には例えば発泡スヂＵ
−ルから成る粘るテープ１１と硬質紙等から成る吸振板
１２とが設りられＣ゛れＪ３す、粘６デープ１１はバッ
フル板３に貼着されている。）ｉ’、ｉ看デープ１１及
び吸振板１２は、防振板１０ど共にバッフル板３の振動
を更に抑制りる為に設けられたものであって、その材質
は上記発泡スチロール及び硬質紙に限らず、例えばゴム
などの吸振効果をＨａえＩこ弾性体であればよい。また
、防振板１０の材質も上記ガラスのみに限定されるもの
ではなく、：」ルクなどを利用づ−ることもｉ１１能で
ある。

防振板１０と吸振板１２との間には、該防振板がガラス
製であることによる透視性を利用して色紙１３が挾持さ
れＣいる。色紙１３としては好みの色のものが選定され
得、更に該色紙とガラス製防振板１０との間に写真また
は絵画などを配Ｊることも出来る。ま１＝　、防振板１
０の拐貿を」二記＝」ルクとした場合にはこれら色紙１
３、写真及び絵画等を画鋲などにて取り付りることが出
来るであろう。

ここで、スピーカキャビネジ１〜本体１の背面描造につ
いて説明する。

スピーカキャビネジ１〜本体１の背面にはウーハ４のヨ
ーク底部４ｄに対応し【例えば円形の間口部が設レノら
れており、該間口部には耐熱性が高く且つ熱伝導率の高
い例えばノフルミよ１．：は鉄等の金属から成る略皿状
の放熱部４Ａ１　／Ｉが嵌着され−Ｃいる。かかる放熱
部側１４を設りＩこことによって１ウーハ４のヨーク底
部４ｄから光ぜられる熱のタビ−カキ１シビネツト外部
への放熱効果が向上しており、樹脂によって形成された
スピーカキ１シビネット本体１の熱による変形が防止さ
れているのである。

第１２図には放熱部側の変形例が示されている。

放熱部側１４が略皿状であるのに対し、変形例たる放熱
部側１５はその周縁部がウーハ４のヨーク底部４ｄの外
周をも囲む形で屈曲せしめられており、仝休として略椀
状ぐある。このように放熱部４Ａににつてヨーク底部外
周を囲繞りることにＪ：す、放熱効果が更に高められる
のである。

第５図ないし第７図に明らかな如く、スピーカキ＋７ビ
ネツト本体１の背面に（よ、好ましくは該スピーカキャ
ビネジ１〜本体、バッフル板３、ウーハ４．１〜ウイー
ク５及び防振板１０等を含む当該スピーカキャビネジ１
−仝休としての重心位置を中心とし゛Ｃ同一円周上に、
且つ等間隔にて４つの取イ」部１６が配置されでいる。

これら取イ」部は当該スピーカキャビネットを壁などに
取りイ」りる為のものである。但し、ここでいう壁とは
通富家屋の内外壁は勿論のこと、いわゆる衝立など、床
等に対して略垂直に設りられたもの全般を指り。各取イ
」部１６は、スピーカＶ−１７ビネツ］〜本体１の背面
に２段に陥没して形成された四部１１と、四部′１１０
）　１段目の陥没部に１（χ挿されｎつ一対のネジ１６
ｉｆによって該１段目の陥没部に固定された鋼板４ｒど
から成る取付金具１６１）とによつＣ構成されている。

取イ」金具１６１１には、例えば上記壁に打ち込まれた
釘等の頭部が嵌挿可能な間口部１６ｃが形成されている
。また、開口部１６Ｇには該開口部に釘等の頭部を抑通
しｌＣ俊におけるスビーカキ１！ビネット全体の組方方
向〆＼の僅かな移動を可能とする一対の枝状間口部１６
ｄが連続している。

量枝状間口部１６ｄ（よ互いに略直角に伸長せしめられ
ている。枝状開口部１６ｄの幅は上記釘等の頭部外径よ
りも小さく形成されており、従って、当該釘等の頭部に
よってスピーカキャビネッ１〜全体が係止されるべくな
されている。

ここで注目リベきは、４つの取イづ部１６が同一円周上
においで等開隔にＣｒ１ｌｌ！置されている点Ｃあり、
このようになりことによってスビーカキ１７ビネツ１へ
を縦横自在に壁に取りｆＪりることが可能となっている
のである。

また、スビーカキ１１ビネッＦ−木休１の背面１１隅に
は各々インシュレーク１７が′取り付けられ（いる。

以上詳述した如く、本発明による壁掛式樹脂製スピーカ
キャビネットにおいではバッフル部前面に防振板が取り
イ」りられており、バッフル部と該防振板との間に弾性
体が介在Ｕしめられている。

従って、上記防振板ににる吸振効果に上記弾性体白身の
振動減衰効果が加わるので、良好な音響１ハ１性を得る
ことが可能どなっているのである。

【図面の簡単な説明】

ｉ１図は本発明の実施例〕Ｃるスピーカキトビネジ１〜
の分解斜視図、第２図及び第３図は該スビー）ｊ４：　
ｉ・ビネットの一部断面を含む各々平面図及び正面図、
第４図及び第５図【よ該スビーノＪ　４：　ｔビネジ１
〜の各々側１１ｉ面図及び背面図、第６図は該スピーカ
＋セビネットの一部詳細図、第７図は第６図にお（する
Ｖｌ　−ＶＵ断面図、第８図（ａ）及び山）はグリルボ
ードの各々平面図及び正面図、第９図くω、山）及びｔ
ｃ）は第８図にＪ３１プる各々ＩＸａ　−ＩＸａ　、　
ＩＸｂ　−ＩＸｂ及びＩＸｃ　−ＩＸｃ　Ｉ’ｉｊｊ面
図、第１０図（ａｌ、山）及び（Ｃ）はネジ１〜部材の
各々平面図、正面し１及び側面図、第１１図はバッフル
板の振ｉＪ＋周波数と振りＪレベルとの関係を示す図、
第１２図は放熱部材の変形例を取りイ］ｃノだ場合のス
ピーカキ１１ビネットの一部断面図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・スビーカキ１７ビネツト本体１ｂ・・・
・・・傾斜部　１ｄ・・・・・・長手リブ２・・・・・
・信号端子板 ３・・・・・・バッフル板 ３ｅ・・・・・・座ぐり部 ４・・・・・・ウーハ　４ｄ・・・・・・ヨーク底部５
・・・・・・１へウィーク ６・・・・・・プリント板組立 ７・・・・・・グリルボード ７ｄ・・・・・・当接突部 ７０・・・・・・溝　９・・・・・・ネット部１９ａ・
・・・・・屈曲部　９１＋・・・・・・突出部１０・・
・・・・防振板　１１・・・・・・粘盾デープ１２・・
・・・・吸振板　１３・・・・・・色紙１４．１５・・
・・・・放熱部材 １６・・・・・・取イリ部 第５図 肌６　図 毛７図 ７／１ ノ ぎ 汎ｑ　凹 （Ｏ） ？ｉ ｆ （Ｃ） ｈ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 背面にて壁に吊下げられる壁掛式樹脂製スピーカキャビ
   ネットであつＣ、バッフル部前面に弾１１゜体を介して
   防振板が取り（＝Ｉ　ｔ〕られていることを特徴とする
   壁掛式樹脂製スピーカキャビネジ１〜。