JPS60128247A - 破粉砕機部材用の高靭性耐摩耗鋳鋼 - Google Patents
破粉砕機部材用の高靭性耐摩耗鋳鋼Info
- Publication number
- JPS60128247A JPS60128247A JP23636783A JP23636783A JPS60128247A JP S60128247 A JPS60128247 A JP S60128247A JP 23636783 A JP23636783 A JP 23636783A JP 23636783 A JP23636783 A JP 23636783A JP S60128247 A JPS60128247 A JP S60128247A
- Authority
- JP
- Japan
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- cast steel
- wear
- toughness
- wear resistance
- hardness
- Prior art date
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- Heat Treatment Of Articles (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は主として破砕機、粉砕ミルのライナや中仕切
目板などに使用する高靭性耐摩耗鋳鋼に関するものであ
る。
目板などに使用する高靭性耐摩耗鋳鋼に関するものであ
る。
最近では、工業の発達に伴って、破砕機、粉砕ミルは次
第に大型化しており、その使用条件も増々苛酷に々って
いる。
第に大型化しており、その使用条件も増々苛酷に々って
いる。
′このため、一段と高い靭性と耐摩耗性が要求されるよ
うになってきた。
うになってきた。
従来は、これら耐摩耗鋳鋼品は、高クロム鋳鉄。
高マンガン鋳鋼、低合金鋼などで作られている。
一般に、耐摩耗性を向上させるために硬度を高くすると
靭性が低下し、又、靭性を向上させようとすると耐摩耗
性が低下する傾向がある。
靭性が低下し、又、靭性を向上させようとすると耐摩耗
性が低下する傾向がある。
たとえば、高マンガン鋼は極めて靭性が高いが。
耐摩耗性はあまりよくない。他方、高クロム鋳鉄は、耐
摩耗性は非常に優れているが、靭性が低い。
摩耗性は非常に優れているが、靭性が低い。
靭性と耐摩耗性を同時に満足する材質はいまた得られて
いない。
いない。
そこで９本発明者らは、比較的に良好な靭性と耐摩耗性
を兼そ々えている低合金鋼に注目し２種々検討した結果
、安価で従来の低合金鋼よりもはるかに高い靭性と耐摩
耗性をもつ高靭性耐摩耗鋳鋼を開発した。
を兼そ々えている低合金鋼に注目し２種々検討した結果
、安価で従来の低合金鋼よりもはるかに高い靭性と耐摩
耗性をもつ高靭性耐摩耗鋳鋼を開発した。
以下１本発明を説明する。
本発明の高靭性耐摩耗鋳鋼は、５１−Ｍｎ−Ｃｒを基本
成分とし、その化学組成は下記に示すとおりである。
成分とし、その化学組成は下記に示すとおりである。
Ｃ：０．２０〜０．５０％
Ｓｉ ：０．５０〜２．００％
Ｍｎ ： ０．５０〜２．００％
Ｏｒ ： １．００〜６．００％、および。
：ｓ：ｏ、ｏｏｏ１〜０．０１係とＴｉ： ０．０１〜
０．１チの中から選んだ１種または２種。
０．１チの中から選んだ１種または２種。
Ｆｅ：残部、および、不可避的な不純物本発明鋳鋼の化
学組成を上述のごとく定めた理由は次のとおりである。
学組成を上述のごとく定めた理由は次のとおりである。
（１）Ｃについて
Ｃは、０．２０％以下では、他の合金元素の添加いかん
にかかわらず、十分な硬さが得られない。
にかかわらず、十分な硬さが得られない。
又、０．５０％以上では、衝撃値が低下し、十分々靭性
が得られない。
が得られない。
耐摩粍材料として必要な硬度ＨＲＣ５０以上。
衝撃値１Ｋｇ・ｍ／−以上を得るために２０の範囲を０
．２０〜０．５０チとした。
．２０〜０．５０チとした。
（２） Ｓｉについて
Ｓｉは、焼入性とフェライトの硬化に寄与し。
低温焼戻し脆性を高温側にずらせる性質を有するが、そ
の含有量が増加するにつれて衝撃値の低下をきたす。
の含有量が増加するにつれて衝撃値の低下をきたす。
このため、その範囲を０．５０〜２．００％とした。
Ｃ８） Ｍｎについて
Ｍｎは、不純物の除去のため、０．５’０％以上必要で
ある。Ｍｎは、Ｓｉ と同様に焼入性と硬度の向上に寄
与するが、２．００％を越えると衝撃値が低下する。
ある。Ｍｎは、Ｓｉ と同様に焼入性と硬度の向上に寄
与するが、２．００％を越えると衝撃値が低下する。
このため、その範囲を０．５０〜２．００％とした。
（４） Ｏｒについて
Ｃｒは、硬さを高める効果が著しいが、１．００係以下
では硬さ、衝撃値ともに不足する。
では硬さ、衝撃値ともに不足する。
又、５．００％を越えると、硬さは高いが、衝撃値が低
下する。
下する。
このため７その範囲を１．００〜５．００％とした。
（５）Ｂについて
Ｂは、ごく少量で焼入性を著しく増大させるとともに、
低温焼戻を行なった場合の粒界を著しく強化して靭性を
向上させる元素で、０．００１％以上で効果をあられし
、０．０１％を越えると、かえって靭性を低下させる。
低温焼戻を行なった場合の粒界を著しく強化して靭性を
向上させる元素で、０．００１％以上で効果をあられし
、０．０１％を越えると、かえって靭性を低下させる。
このため、その範囲を０．００１〜０．０１％とした。
（（３） Ｔｉについて
Ｔｉは、オーステナイトの結晶粒を微細化し。
靭性を向上させるとともに、低温焼戻脆性を緩和□する
元素で、ｏ、ｏ１％以上で効果をあられし、０．１チを
越えると、かえって靭性を低下させる。
元素で、ｏ、ｏ１％以上で効果をあられし、０．１チを
越えると、かえって靭性を低下させる。
このため、その範囲を０．０１〜０．１チとした。
以下、実施例により、さらに具体的に本発明鋳鋼を説明
する。
する。
第１表は本発明鋳鋼Ａ、’Ｂ１．Ｃおよび、従来鋳鋼を
、９００℃〜１０００℃の温度に加熱保持した後、急冷
焼入れし、低温焼戻しの熱処理を施して、硬さ試験、衝
撃試験および実機試験を行なった結果を示す表である・ また、第１図は、これら鋳鋼の摩耗試験の結果を示す図
であり、焼戻硬さと摩耗量の関係を示している。
、９００℃〜１０００℃の温度に加熱保持した後、急冷
焼入れし、低温焼戻しの熱処理を施して、硬さ試験、衝
撃試験および実機試験を行なった結果を示す表である・ また、第１図は、これら鋳鋼の摩耗試験の結果を示す図
であり、焼戻硬さと摩耗量の関係を示している。
本発明鋳鋼は、ロックウェル硬さくＨＲＯ）５０以上、
シャルピー衝撃値（２ｍＶ）２にり・、ｍ／ａｈ以上の
優れた性能を示し７表中に記した従来鋳鋼に比べて、硬
さ、シャルピー衝撃値ともに高く。
シャルピー衝撃値（２ｍＶ）２にり・、ｍ／ａｈ以上の
優れた性能を示し７表中に記した従来鋳鋼に比べて、硬
さ、シャルピー衝撃値ともに高く。
強靭性に優れていることがわかる。
さらに、第１図に示すように９本発明鋳鋼Ａ。
Ｂ、Ｏと従来鋳鋼の耐摩耗性を比較すると２本発明鋳鋼
はいずれも優れた耐摩耗性を有することが認められた。
はいずれも優れた耐摩耗性を有することが認められた。
このように１本発明においては、硬度、衝撃値ともに高
く高靭性を有する制摩耗鋳鋼を得ることができ、これを
破砕機などのライナに使用した場合、その寿命も著しく
延び、極めて有用である。
く高靭性を有する制摩耗鋳鋼を得ることができ、これを
破砕機などのライナに使用した場合、その寿命も著しく
延び、極めて有用である。
第１図は９本発明鋳鋼と従来鋳鋼における耐摩耗性を比
較するための線図で、焼戻硬さと摩耗量の関係を示す線
図である。
較するための線図で、焼戻硬さと摩耗量の関係を示す線
図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ｃ： ０．２０〜０．５０係、 Ｓｉ： ０．５０〜２
．００チ。 Ｍｎ ： ０．５０〜２．００％、 Ｏｒ ： １．０
０〜６．００ ％。 および、Ｂ：０．００１〜０．０１％とＴｉ： ０．０
１〜０．１％の中から選んだ１種または２種、残部Ｆｅ
及び不可避的な不純物からなる高靭性耐摩耗鋳鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23636783A JPS60128247A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 破粉砕機部材用の高靭性耐摩耗鋳鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23636783A JPS60128247A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 破粉砕機部材用の高靭性耐摩耗鋳鋼 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24498889A Division JPH02111843A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 破粉砕機部材用高靭性耐摩耗鋳鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60128247A true JPS60128247A (ja) | 1985-07-09 |
| JPH0237423B2 JPH0237423B2 (ja) | 1990-08-24 |
Family
ID=16999743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23636783A Granted JPS60128247A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 破粉砕機部材用の高靭性耐摩耗鋳鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60128247A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02179844A (ja) * | 1988-12-30 | 1990-07-12 | Aichi Steel Works Ltd | 耐摩耗合金鋼 |
| US5022933A (en) * | 1988-10-22 | 1991-06-11 | Thyssen Edelstahlwerke Ag | Process for annealing boron-containing steels and product thereof |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5597455A (en) * | 1979-01-18 | 1980-07-24 | Komatsu Ltd | Alloy steel wear resistant to earth and sand |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP23636783A patent/JPS60128247A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5597455A (en) * | 1979-01-18 | 1980-07-24 | Komatsu Ltd | Alloy steel wear resistant to earth and sand |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5022933A (en) * | 1988-10-22 | 1991-06-11 | Thyssen Edelstahlwerke Ag | Process for annealing boron-containing steels and product thereof |
| JPH02179844A (ja) * | 1988-12-30 | 1990-07-12 | Aichi Steel Works Ltd | 耐摩耗合金鋼 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0237423B2 (ja) | 1990-08-24 |
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