JPS60126698A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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Publication number
JPS60126698A
JPS60126698A JP58234653A JP23465383A JPS60126698A JP S60126698 A JPS60126698 A JP S60126698A JP 58234653 A JP58234653 A JP 58234653A JP 23465383 A JP23465383 A JP 23465383A JP S60126698 A JPS60126698 A JP S60126698A
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JP
Japan
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circuit
clock
characteristic
electronic musical
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP58234653A
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English (en)
Inventor
洋一 長嶋
近藤 達憲
高氏 清己
北村 実音夫
松島 正
永島 英二
溝口 雅文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Priority to US06/680,944 priority patent/US4646611A/en
Publication of JPS60126698A publication Critical patent/JPS60126698A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/06Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour
    • G10H1/12Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour by filtering complex waveforms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S84/00Music
    • Y10S84/09Filtering

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明は、原波形信号の高調波成分を所望の音色に応じ
て制御するためのスイッチト・キャパシタ・フィルタ回
路を用いることによって、ディジタル的に楽音波形を時
間的におよびタッチレスポンスに応じて変化させるよう
にした電子楽器に関する。
(2) 従来技術と問題点 従来、電子楽器の楽音発生方式には大別するとアナログ
音源方式とディジタル音源方式とがあり、それぞれに長
所と短所をもっている。ディジタル音源方式の電子楽器
は楽音波形要素をディジタル的に演算合成することが可
能であり、輻広い音色を実現する可能性を持った方式で
あるが、回路規模が膨大になること、演算量および演箆
時間の制約によって音色合成の限界があること、等の欠
点があり、一部の高較機種において採用されているにす
ぎない。一方、アナログ音源方式の電子楽器にわいては
、楽音周波数に対応し高調波成分を豊富に含有した原波
形18号を発生ずる原波形発生回路と、この原波形信号
の高調波成分を所望の音色に応じて制御するためのフィ
ルタ回路と、所望のエンベa−ブを付加するエンベロー
プ回路とから構成されている。これらは共通の制御パラ
メーターとして電圧を用いて、良く知られたvcO(電
圧制御発振醪)、VCF(電圧制御フィルタ) 、VC
Δ(電圧@御増輻N)として種々の改良が行なわれてき
た。一方、マイクロコンピュータ−技術に代表されるデ
ィジタル電子回路技術によって電子楽器のディジタル制
御に関しても多くの提案がなきれ、たとえば原波形発生
回路においては「プログラムカウンタ」によるDCO(
ディジタル制御発振器)によって楽音周波数に対応した
ピッチを高精度で実現している。ま・た操作パネル上の
音色設定情報を記憶・表示したり、瞬時に数多くの楽音
パラメーターを変更したり、時分割動作によって複数の
チャンネルを同時に管理することもマイクロコンピュー
タ−技術によれば容易である。
しかし従来のアナログ音源方式の電子楽器に対してのデ
ィジタル化には問題点も多く指摘きれている。たとえば
VCF ([圧制御フィルタ)については、従来パネル
上のボリュームの電圧を供給するだけで安価に構成でき
たものが、マイクロコンピュータ−を経由して情報を供
給するためにはA/D変換、D/A変換を必要として非
常に複雑になる。また音色の時間的変化をつけるために
VCFへの制御電圧を発生するEG(エンベロ−プ発生
N)の制御をディジタル化するためには、A(アタック
)、D(ディケイ)、S(サスティン)、R(リリース
)等のパラメーターごとにD/A変換して供給する必要
があり、回路構成が大規模になる上にアナログ微gIi
i111(オフセット調整等)の必要があった。またV
CFを構成する回路部品の性格上、大規模な回路を1チ
ツプ上に構成するアナログLSI化が非常に困難であり
、コスト的な問題もあった。
(3) 発明の構成および目的 本発明は上記のような点に鑑みてなきれなもので、ディ
ジタル的に制御可能なアナログ信号フィルタであるSC
F (スイッチト・キャパシタ・フィルタ)回路を用い
て、LSI化可能なアナログ音源方式の電子楽器のフィ
ルタ部分を有効にディジタル化するものであり、スイッ
チト・キャパシタ・フィルタのフィルタ特性を時間的に
変化させる時間的変化回路と、前記時間的変化回路をデ
ィジタル的に制御するlII制御回路と、ざらには演奏
におけるタッチレスポンス情報を走査・検出するタッチ
レスポンス回路を具備し、楽音波形信号の時間的変化を
ディジタル的に制師するようにしたものである。
(4) 発明の実施例 以下、本発明の実施例を図面とともに詳細に説明する。
第1図は、本発明による電子楽器の構成を説明するため
の構成概念図であり、3は押鍵検出・発音割当回路、4
は原波形発生回路、5は音色制御フィルタ回路、6はエ
ンベロープ回路である。
すなわち、押鍵検出パ発音割当回路3においては、鍵盤
1および音色設定タブレット2によって入力された音色
情報・演奏情報に応じた制御信号を各部分に供給する。
原波形発生口v84においては、押鍵検出・発音割当回
路3からの演奏情報および音色情報に応じて楽音周波数
に対応した原波形信号を発生するとともに、スイッヂト
・キャパシタ・フィルタの動作に伴って発生ずる折り返
しノイズをカットするための簡単なローパスフィルタを
経由して出力し、音色制御フィルタ回路5において所望
の音色構成・音色変化を設定する。またエンベロープ回
路6においては、押鍵検出・発音割当回路3からの演奏
情報によって個々の楽音の立上り・立下りやエンベロー
プ特性等の振幅変調データを設定する。エンベロープ回
路6がらのアナログ信号出力は効果回路、アンプ、スピ
ーカーを含むサウンドシステム7によって音響に変換さ
れ、電子楽器の演奏音として発音される。
第2図は、第1図に示す音色制御フィルタ回路5に設け
られる、本発明にかかるスイッチト・キャパシタ・フィ
ルタ回路および周辺の制御回路部分を説明するための具
体的構成例である。第2図において、10はスイッチト
・キャパシタ・フィルタ回路、11はスイッチト・キャ
パシタ・7411回路10のカットオフ周波数を設定す
るためのクロック信号を発生するりaツク回路、12は
スイッチト・キャパシタ・フィルタ回路1oのQ特性を
設定するための9回路、13はクロック回路11および
Q回Ws12のパラメーターを時間的に変化きせるコン
トロール回路、14はスイッチト・キャパシタ・フィル
タ回路10において発生するサンプリングノイズをカッ
トする固定フィルタ回路である。
すなわち、押鍵検出・発音割当回路3によって楽音信号
の立上り・立下り情報がコントロール回#13に供給さ
れると、コントロール回路13では楽音信号の時間的変
化に対応したディジタルデータを逐次クロック回′tP
illおよびQ回路12に供給する。ここでりaツク回
路11において発生されるクロック信号はスイッチト・
キャパシタ・フィルタ回路10におけるカットオフ周波
数を設定するものであり、従来のVCF方式の電子楽器
におけるVCFエンベローブイ8号に対応するものであ
るが、本発明においては押鍵検出・発音割当回路3およ
びコントロール回路13をCPUによって一括して時分
割処理することで、プログラムによって任意のフィルタ
動作を設定で艶、専用のVCFエンベロープ信号発生回
路を必要とした従来のVCF方式の電子楽器よりも簡単
な構成で自由度の高い音色操作が可能である。またQ回
路12においてはスイッチト・キャパシタ・フィルタを
構成するアナログパラメーターを選択する制御信号を発
生し、例えば複数個の抵抗の選択切り換え・回路接続の
選択切り換え等を行うことで、音色操作に重要なフィル
タのQ特性の選択設定を行う。ざらに本発明においては
、クロック回路11およびQ回路12およびコントロー
ル回路13をハードウェア的に構成した上で音色$II
御フィルタ回路5の部分をモノリシックLSIとして実
現できるが、これは従来のVCF方式の電子楽器におい
ては回路部品の性格上、多大のコストと部品点数を要し
たのに対して、非常に有効な相違点である。
第3図は、第2図におけるスイッチト・キャパシタ・フ
ィルタ回路10を構成するスイッチト・キャパシタ回路
の動作原理を説明するための原理回路図である。第3図
(A)において、Cfは回路動作の上で中心的な役割を
果たすコンデンサである。またSWI、SW2はMOS
トランジスタによるトランスミッションキゲート・スイ
ッチであり、SWlに供給される入力クロック信号CL
 Kに対し、SW2ではインバーへ夕回路Invによっ
て反転されたクロック信号によって逆位相で駆動される
。ここで入力クロック信号CLKの1周期に入力側から
出力側に移動する電荷量ΔQは、入力側の電位Vinお
よび出力側の電位Voutを用いて ΔQ= Cf(Vin −Vout) −−−−−(1)式 と表現できるので、入力クロック信号CLKの1周期:
Tの間に入力側から出力側に流れる平均電流:Iは、 ■=ΔQ/T = Cf(Vin −Vout)/ T−−−−−’ 
(2)式 となる。一方、第3図(B)において抵抗Rを通って入
力側から出力例に流れる電流:■は、T =(Vin 
−Vout)/ R −−−−−’(3)式 であるので、十分に短かい周期二Tに対しては、第3図
(A)のスイッチト・キャパシタ回路を第3図(B)の
等価低抗Rとして表現すると、(2)式、(3)式より
、 Cf (V in −Vout) / T=(Vin−
Vout)/ R 、’、 R=T/Cr −−−−−(4)式 となる。一般にCRアクティブフィルタ回路のカットオ
フ周波数等の特性を決定するパラメーターはCとR+I
J積で表される時定数: 1 / CR−−−−−(5)式 であるが、ここで第3図(A)のスイッチト・キャパシ
タ回路を第3図CB)の等価抵抗Rとして(5)式に適
用すると、アクティブフィルタ回路の時定数は、入力ク
ロック(8号CLKのクロック周波数Fを用いて、 1/(C・(T/Cf)) =Cf/(C−T) =F・(Cf/C) −−−−−(6)式 となり、時定数を決定するのは、入力クロック周波数ど
、スイッチト・キャパシタ回路およびアクティブフィル
タ回路に用いられる2つのコンデンサの静電容量の比と
いうことになる。モノリシックLSIを構成する上で、
個々のコンデンサの静電容量の絶対値をアナログフィル
タの精度内に設定するのは非常に困難であるが、(6)
式のような2つのコンデンサの静電容量の比、すなわち
相対精度は容易に1%程度に構成でき、スイッチ]・・
キャパシタフィルタ回路によって実用的なフィルタ特性
を実現できるものである。また(6)式によれば時定数
を決定するためには入力クロック周波数というディジタ
ル量を制御すればよく、コンデンサの静電容量はモノリ
シックLSI上に構成できるような小容量において相対
比さえ設定すれば一定値に固定で診る。このように、ス
イッヂト・キャパシタ回路をCRアクティブフィルタ回
路の構成要素として用いたスイッチト・キャパシタフィ
ルタ回路によって、従来実現が非常に困難であった高精
度のアナログフィルタが、ディジタル制御可能、かつL
SI化可能な形で実現される。
第4図は、第2図に示すスイッチト・キャパシタ・フィ
ルタ回路周辺の制御回路部分を具体的に構成した回路の
一実施例である。第4図において、10はスイッヂト・
キャパシタ・フィルタ回路、14はスイ・ンヂト・キャ
パシタ・フィルタ回路10において発生ずるザンブリン
グノイズをカットする固定フィルタ回路、20は第一の
基準クロック発生回路、21は可変分周回路、22はカ
ットオフ特性メモリ、23はアドレスカウンタ、24は
第二の基準クロック発生口ζ、25は第一のデータセレ
クト回路、26は音色選択回路、27は第二のデータセ
レクト回路、28はQ特性メモリ、29はQ選択回路で
ある。
第4図に示す具体的構成の一実施例の動作を第5図に示
すメモリ配置図等を用いて説明すると、押鍵検出・発音
割当回路3からは時間的変化な含む音色の設定選択情報
が音色選択回路26に供給きれる。音色選択回路26に
よ7て音色設定選択データが第一のデータセレクト回路
25に供給され、これによってカットオフ特性メモリ2
2のデータブロックが指定される。ここでカットオフ特
性メモリ22は例えば第5図(A)に示すメモリ配置図
のような構成になっており、第一のデータセレクト回路
25によって与えられる上位アドレスによって音色のブ
ロックに分割され、各ブロックが共通の下位アドレスに
対応する量のデータを格納している。第一の基準クロッ
ク発生回路20においては、押鍵検出・発音割当回路3
によって設定される時間変化スピードパラメーターに応
じて、音色の時間的変化の基準となる一定の基準クロッ
ク信号をアドレスカウンタ23に供給する。アドレスカ
ウンタ23では、押鍵検出・発音割当回路3がらの発音
開始信号(KEY−ON信号)によって初期設定され、
第一の基準クロック発生回路20のクロック(8号によ
って一定速度でインクリメントきれるアドレス18号を
発生し、カットオフ特性メモリ22の下位アドレスとし
て供給する。カッI−J)特性メモリ22では、例えば
第5図(B)のようにデータが格納されている。
すなわち、共通の下位アドレスに対して、音色に応じて
Dl、D2128.のように個々にあらかじめ音色の時
間的変化に対応したカットメツ特性データを用意するも
のであり、これはROMで構成できるばかりでなく、必
要に応じてRAMを用いて、CPUにデータを随時針w
させて格納することも可能である。カットオフ特性メモ
リ22において上位・下位アドレスによってアクセスさ
れたデータは可変分周回路21に供給きれる。可変分周
回路21においてはスイッチト・キャパシタ・フィルタ
回路10のカットメツ周波数を設定するためのクロック
イ8号を発生するが、これはプログラマブルカウンタ回
路、あるいはレートマルチプライヤ回路等の良く知られ
た回路によって構成できる。ただし第3図の原理図から
明らかなように、スイッチト・キャパシタ回路のクロッ
ク信号はデユーティ50%であることが望ましく、必要
に応じて分周回路を経由させることが要求される。また
、可変分局図vs21に基準クロック信号を供給する第
二の基準クロック発生回路24においては、折り返しノ
イズを避けるためにカットオフ周波数を設定するための
クロック信号を十分高く設定すること、および可変分周
回路21において選択発生されるクロック信号の周波数
レンジを十分広くとること、の条件を満たずように必要
に応じてクロック周波数を可能な限り高めに設定するこ
とが有効である。第5図(C)は可変分周回路21の出
力クロック(8号の一例を示したもので、時間的推移に
応じてスイッヂト・キャパシタ・フィルタ回路10のカ
ットオフ周波数を設定するためのクロック信号が変化し
、従来の電子楽器におけるVCFに相当する音色操作が
実現される。ここで従来のアナログVCF方式の場合、
時間変化パラメーターを発生するEG(エンベロープ発
生器)の回路特性の範囲内の音色変化しか得られなかっ
たのに対し、本発明においては第一の基準クロック発生
回路20によって時間軸を任意に拡大・縮小でき、また
カットオフ特性メモリ22によって任意の時間的変化パ
ターンを設定でき、またアドレスカウンタ23のアクセ
ス方式およびクリア方式によってはワウワウ効果のよう
な胤期的な音色変化も容易に実現できるため、従来の電
子楽器よりも豊富な楽音を発生できるものである。
第6図は、第2図に示すスイッチト・キャパシタ・フィ
ルタ回路周辺の制御回路部分を具体的に構成した回路の
別の一実施例である。第6図において、10はスイッチ
ト・キャパシタ・フィルタ回路、14はスイッチト・キ
ャパシタ・フィルタ回路10において発生するサンプリ
ングノイズをカットする固定フィルタ回路、30は第三
の基準クロック発生回路、31は分周回路、32は第三
のデータセレクト回路、33はセレクト信号カウンタ、
34は第四の基準クロック発生回路、35はコントロー
ル・タイミング回路である。
第6図に示す具体的構成の別の一実施例の動作を第7図
に示す信号図等を用いて説明すると、押鍵検出・発音割
当回路3からは時間的変化のスピードに関する音色の設
定情報がコントロール・タイミング回路35に供給され
る。コントロール・タイミング回路35によって必要な
コントロール信号を供給された第四の基準クロック発生
回路34では、セレクト信号カウンタ33の基準クロッ
ク信号を発生する。°一方、第三の基準クロック発生口
1830においては、スイッチト・キャパシタ・フィル
タ回路10のカットオフ周波数を設定するためのクロッ
ク(8号に対応した十分高し1基準クロツク(8号を発
生し、分周回路31に供給する。分周回路31はここで
は例えば互いに縦列接続された8段の2進カウンタであ
り、各段の出力01.021.、、.08、は第7図(
A)に示すように次々に前段の1/2の出力周波数を持
つ。
分周図r831の各段の出力01.021010.08
、は第三のデータセレクト回m32に供給されるが、第
三のデータセレクト回r632はここでは例えば3ピツ
トのコントロールアドレスによって8人力から1出力を
選択するディジタルマルチプレクサ回路であり、セレク
ト18号カウンタ33の出力信号をコントロールアドレ
スとして分周回路31の各段の出力01.021.、、
.08、から1つのクロック信号を選択する。第7図(
B)はセレクト信号カウンタ33の動作を示したもので
、押鍵検出・発音割当回路3からの発音開始(KEY−
ON)情報がコントロール・タイミング回路35によっ
てクリア・カウントスタート18号としてセレクト信号
カウンタ33に供給され、以後分周回路31の各段の出
力01.021961.08、を順次選択するアドレス
に相当する出力48号を発生する。セレクト信号カウン
タ33のセレクトアドレスによって第三のデータセレク
ト回路32からスイッチト・キャパシタ・フィルタ回路
10に供給されるクロック(8号をあられしたのが第7
図(C)であり、KEY−ON以降、一定の時間間隔ご
とにクロック周波数が等比数列的に変化することで全体
として指数関数的な特性で時間的変化が実現される。こ
れはピアノ、ハープシコード等の、発音の瞬間にII富
な高調波成分な含む楽器の音色を合成する上で非常に有
効なフィルタ特性であり、簡単な回路構成によって、デ
ィジタル制御による音色操作回路としては従来実現不可
能であったアクティブフィルタ回路のLSI化に大きく
貢献するものである。
第8図は、第1図に示す音色制御フィルタ回路5に設け
られる、本発明にかかるスイッチト・キャパシタ・フィ
ルタ回路および周辺の制御回路部分のざらに別の具体的
構成例である。第8図において、10はスイッチト・キ
ャパシタ・フィルタ回路、40はスイッチト・キャパシ
タ・フィルタB[10のカットオフ周波数を設定するた
めのクロッ248号を発生するクロック回路、41はス
イッチト・キャパシタ・フィルタ回路10のQ特性を設
定する辷めの0回路、43はクロック回路40およびQ
回路41のパラメーターを時間的に変化させる時間的変
化コントロール回路、42はクロック回路40およびQ
回路41のパラメーター〇よび時間的変化コントロール
回r843の動作をタッチレスポンスに応じて制御する
タッチレスポンスコントロール回路、14はスイッチト
・キャパシタ・フィルタ回vs10において発生するサ
ンプリングノイズをカットする固定フィルタ回路である
第8図に示す、本発明にかかるスイッチト・キャパシタ
・フィルタ回路および周辺の制御回路部分のざらに別の
具体的構成例の動作を、第9図に示す18号図等を用い
て説明すると、押鍵検出・発音割当回路3によって楽音
信号の立上り・立下り情報が時間的変化コントロール回
路43に供給されると、時間的変化コントロール回路4
3では楽音信号の時間的変化に対応したディジタルデー
タを逐次クロック回路40およびQ回路41に供給する
。ここでクロック回1184Qにおいて発生されるクロ
ック信号はスイッチト・キャパシタ・フィルタ回路10
におけるカットオフ周波数を設定するものであり、従来
のVCF方式の電子楽器におけるVCFエンベロープ信
号に対応するものである。またQ回路12においてはス
イッチト・キャパシタ・フィルタを構成するアナログパ
ラメーターを選択する制御I信号を発生し、例えば複数
個の抵抗の選択切り換え・回路接続の選択切り換え等を
行うことで、音色操作に重要なフィルタの。
特性の選択設定を行う。一方、押鍵検出・発音割当回m
3によって、個々の発音チャンネルごとの鍵盤タッチの
強弱がタッチレスポンス情報としてタッチレスポンスコ
ントロール回路42に供給きれる。タッチレスポンスコ
ントロール回路42においては、必要に応じて楽音の音
量コントロール信号をエンベロープ回路6に供給すると
ともに、音色制御フィルタ回D(5内における音色のタ
ッチレスポンス操作を制御する。第9図(A)はクロッ
ク回路40において発生されるクロック信号に対してタ
ッチレスポンスコントロール回路42が作用する例を示
したもので、演奏時の柔らかなタッチに対するクロック
周波数の時間的変化を曲線(a)とし、激しいタッチに
対するクロック周波数の時間的変化を曲線(b)とする
と、第9図(A)のクロック周波数の変化特性の差はス
イッチト・キャパシタ・フィルタ回v810におけるカ
ットオフ周波数に対応するものなので、楽音の音色に対
しては高調波の含有特性の時間的変化として作用する。
すなわち、曲線(a)の柔らかなタッチに対しては単に
エンベロープ回路6において付加される音量が小さいば
かりでなく、音色も比較的なめらかな範囲内で打撃音的
な時間変化を行うが、曲線(b)の激しいタッチに対し
ては単にエンベロープ回路6において付加される音量が
大きいばかりでなく、音色も広範囲の高調波を含んだ上
で打撃音的な時間変化を行う。これはピアノ、ビブラフ
ォーン等の現実の自然楽器の音色の特徴によく対応して
おり、電子楽器において自然な楽音を実現する上で非常
に有効な音色操作機能である。第9図(B)はQ回路4
1において設定されるQ値に対してタッチレスポンスコ
ントロール回路42が作用する例を示したもので、演奏
時の柔らかなタッチに対するQ値の時間的変化を曲線(
C)とし、激しいタッチに対するQ値の時間的変化を曲
線(d)とすると、第9図(B)のQ値の変化特性の差
はスイッチト・キャパシタ・フィルタ@i@1oのQ値
として反映され、楽音の音色に対しては高調波の含有特
性の時間的変化として作用する。すなわち、曲線(C)
の柔らかなタッチに夕」しては比較的Q値のピークも低
(、なめらかな音色の時間的変化を行うが、曲線(d)
の激しいタッチに対してはQ値のピークが高くなり、音
色は独特のフォルマント特性を強(持った上で時間的変
化を行う。これはνキソフォーン、トランペット等の現
実の自然楽器の音色の特徴によく対応したタッチレスポ
ンス表現として非常に有効である。第9図(C)は時間
的変化コントロール回路43における時間的変化パラメ
ーターに対してタッチレスポンスコントロール回路42
が作用Vる例をスイッチト・キャパシタ・フィルタ回路
10のカットオフ周波数を例として示したもので、演奏
時の柔らかなタッチに対するパラメーターの時間的変化
を曲線(e)とし、激しいタッチに対するパラメーター
の時間的変化を曲線(f)とすると、第9図(C)の時
間的変化パラメーターの変化特性の差はスイッチト・キ
ャパシタ・フィルタ回路10のカットオフ周波数の変化
形態の差として反映とね、楽音の音色に対しては高調波
の含有特性の時間的変化のスピードによる共鳴感・残響
感として作用する。すなわち、曲線(e)の柔らかなタ
ッチに対しては比較的速い音色の時間的変化を行うが、
曲線(f)の激しいタッチに対しては立上り時は速く、
かつゆっくりと減少するような時間的変化を行い、強く
打弦された場合、それ以外の弦に倍音が共鳴するような
効果をもたらす。これはギター、ピアノ等の現実の自然
楽器の音色の特徴によく対応したタッチレスポンス表現
として非常に有効である。
(5) 発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、原波形信号の高調
波成分を所望の音色に応じて@御するためのスイッヂト
・キ「パシタ・フィルタ回路を用いた電子楽器において
、LSI化可能なアナログ音源方式の電子楽器のフィル
タ部分を有効にディジクルコントロール化し、簡単な構
成によって楽音波形を時間的におよびタッチレスポンス
に応じて変化させるようにした楽音発生方式を実現する
ことで、音楽性豊がな電子楽器を容易に提供できるもの
であり、良質の音楽のためにN献するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による電子楽器の構成を説明するため
の構成概念図、第2図は、第1図に示す音色制御フィル
タ回ISに設けられる、本発明にかかるスイッチト・キ
ャパシタ・フィルタ回路おJ:び周辺の制(鯵回路部分
を説明するための具体的構成例、第3図は、第2図にお
けるスイッチト・キャパシタ・フィルタ回路1oを構成
するスイッチト・キャパシタ回路の動作原理を説明する
ための原理回路間、第4図は、第2図に示すスイッチト
・キャパシタ・フィルタ回路周辺の#御回路部分を具体
的に構成した回路の一実施例、第5図は、第4図に示す
具体的構成の一実施例の動作を説明3るためのメモリ配
置図等、第6図は、第2図に示すスイッチト・キャパシ
タ・フィルタ回路周辺の@姉(fjJ路部分を具体的に
構成した回路の別の一実施例、第7図は、第6図に示す
具体的構成の別の一実施例の動作を説明するための(J
帰因等、第8図は、第1図に示す音色#御フィルタ回路
5に設けられる、本発明にががるスイッチト・キャパシ
タ・フィルタ回路および周辺の制御回路部分のざらに別
の具体的構成例、第9図は、第8図に示すざらに別の具
体的構成例の動作を説明するための信号図等である。 同図において、1は鍵盤、2は音色設定タブレット、3
は押鍵検出・発音割当回路、4は原波形発生回路、5は
音色制御フィルタ回路、6はエンベロープ回路、7はサ
ウンドシステム、1oはスイッチト・キャパシタ・フィ
ルタ回路、11はクロック回路、12は0回路、13は
コントロール回路、14は固定フィルタ回路、2oは第
一の基準クロック発生回路、21は可変分周回路、22
はカットオフ特性メモ1ハ23はアドレスカウンタ、2
4は第二の基準り□ツク発生回路、25は第一のデータ
セレクト@路、26は音色選択回路、27は第二のデー
タセレクト回路、28は。 特性メモリ、29はQ選択回路、3oは第三の基準クロ
ック発生回路、31は分周回路、32は第三のデータセ
レクト回路、33はセレクト信号カウンタ、34は第四
の基準クロック発生回路、35はコントロール・タイミ
ング回路、40はクロック回路、41は9回路、43は
時間的変化コントロール回路、42はタッチレスポンス
コントロール回路である。 特許出願人

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 楽音周波数に対応し高調波成分を豊富に含有し
    た原波形信号を発生する原波形発生回路と、前記原波形
    発生回路からの原波形信号の高調波成分を所望の音色に
    応じて制御するためのスイッチト・キャパシタ・フィル
    タ回路と、前記スイッチト・キャパシタ・フィルタ回路
    のフィルタ特性を時間的に変化きせる時間的変化回路と
    、前記時間的変化回路をディジタル的に制御する制御回
    路とを具備し、楽音波形信号の時間的変化をディジタル
    的に制御するようにしたことを特徴とする電子楽器。
  2. (2) 演奏におけるタッチレスポンス情報を走査・検
    出するタッチレスポンス回路を具備し、前記時間的変化
    回路および前記I!IIIM1回路において前記タッチ
    レスポンス情報に応じて楽音波形信号の時間的変化をデ
    ィジタル的に制御するようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の電子楽器。
  3. (3) 前記時間的変化回路において、酌記スイッチト
    ・キャパシタ・フィルタ回路のカットオフ周波数に対応
    したクロック周波数を設定するクロック発生回路と、前
    記クロック発生回路のクロック周波数を時間的に変化さ
    せるクロック変化回路とを具備し、音色フィルタのカッ
    ト37点の時間的変化をディジタル的に制御するように
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の電子楽器。
  4. (4) 前記クロック変化回路において、クロック周波
    数の時間的変化特性を複数種類記憶するクロック変化メ
    モリ回路と、前記クロック変化メモリ回路の時間豹変イ
    し特性データを時間的に順次読み出す読み出し回路と、
    音色設定情報に応じて前記複数種類の時間的変化特性デ
    ータを選択する特性設定回路とを具備し、前記クロック
    発生回路において前記読み出し回路の出力信号に応じた
    クロツク周波数を発生することで楽音波形信号の時間的
    変化をディジタル的に制御するようにしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第3項記載の電子楽器。
  5. (5) 前記クロック変化回路において、複数段の分周
    回路から成る2進シフト回路と、前記2進シフト回路の
    出力を順次選択するセレクト回路とを具備し、前記クロ
    ック発生回路において指数関数的に変化するようなりロ
    ック周波数によ7て楽音波形信号の時間的変化をディジ
    タル的に制御するようにしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第3項記載の電子楽器。
  6. (6) 前記時間的変化回路において、前記スイッチト
    ・キャパシタ・フィルタ回路のQ特性に対応したQ特性
    データを設定するQ特性発生回路と、前記Q特性発生回
    路のQ特性データを時間的に変化させるQ特性データ変
    化回路とを具備し、音色フィルタのQ特性の時間的変化
    をディジタル的に制御するようにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の電子楽器。
  7. (7) 前記Q特性データ変化回路において、Q特性の
    時間的変化特性を複数種類記憶するQ特性変化メモリ回
    路と、前記Q特性変化メモリ回路の時間的変化特性デー
    タを時間的に順次読み出す読み出し回路と、音色設定情
    報に応じて前記複数種類の時間的変化特性データを選択
    する特性設定回路とを具備し、前記Q特性発生回路にお
    いて前記読み出し回路の出力信号に応じたQ特性を発生
    することで楽音波形信号の時間的変化をディジタル的に
    制御するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    6項記載の電子楽器。
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