JPS601227B2 - 封緘容器 - Google Patents
封緘容器Info
- Publication number
- JPS601227B2 JPS601227B2 JP54087483A JP8748379A JPS601227B2 JP S601227 B2 JPS601227 B2 JP S601227B2 JP 54087483 A JP54087483 A JP 54087483A JP 8748379 A JP8748379 A JP 8748379A JP S601227 B2 JPS601227 B2 JP S601227B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- seal
- colored film
- film
- sealed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は容器の閉口部に援着された封級シールが完全に
接着されているか否かを確認することを可能とした封繊
容器に関するものである。
接着されているか否かを確認することを可能とした封繊
容器に関するものである。
〈従来の技術〉
従来この種の容器は封繊シールを容器の関口部に熱溶着
接合や超音波済着接合或いは射出成形時に一体的に接合
することにより密封している。
接合や超音波済着接合或いは射出成形時に一体的に接合
することにより密封している。
く発明が解決しようとする問題点〉しかしながら、この
ような従来の容器に於いては封織シールを使用した場合
にはその密封が完全であるか杏かを外観的に確認するこ
とが出来ず、一般には抜取検査等によって多数の中から
数個を抜き取った後、これの封繊シールを剥離すること
によって初めてその密封を確認していたが、極めて作業
能率が悪い上に破壊テストの為全数検査が出釆ない不完
全さがあった。
ような従来の容器に於いては封織シールを使用した場合
にはその密封が完全であるか杏かを外観的に確認するこ
とが出来ず、一般には抜取検査等によって多数の中から
数個を抜き取った後、これの封繊シールを剥離すること
によって初めてその密封を確認していたが、極めて作業
能率が悪い上に破壊テストの為全数検査が出釆ない不完
全さがあった。
又生産段階に於いて全商品の品質保証をすることが出来
ず、又消費者も購入する前に容器の密封及び不正使用の
有無を確認することが出来ない欠点があった。更に近代
的設備で封繊作業を行っても、接着剤、熱落着、超音波
溶着等によりシールを容器の関口部に接着した場合には
引張剥がし強度に５０〜３０００夕の範囲のバラッキが
あり、接着強度が弱いと運搬輸送時、関栓時等に簡単に
剥がれてしまう危険があり、又接着強度が強過ぎると今
度は開封が指先で出来なくなる等の欠点がありも又前記
シールの接着も全体を均一にして接着しなければならな
いのに対して、一部しか度合されないもの或いは一部が
過剰に接合されており剥離の際に千切れてしまうもの等
が発生し、かつこれ等の欠陥商品も従来の方法に於いて
は外観によって判断することが全く出来ない欠点があっ
た。
ず、又消費者も購入する前に容器の密封及び不正使用の
有無を確認することが出来ない欠点があった。更に近代
的設備で封繊作業を行っても、接着剤、熱落着、超音波
溶着等によりシールを容器の関口部に接着した場合には
引張剥がし強度に５０〜３０００夕の範囲のバラッキが
あり、接着強度が弱いと運搬輸送時、関栓時等に簡単に
剥がれてしまう危険があり、又接着強度が強過ぎると今
度は開封が指先で出来なくなる等の欠点がありも又前記
シールの接着も全体を均一にして接着しなければならな
いのに対して、一部しか度合されないもの或いは一部が
過剰に接合されており剥離の際に千切れてしまうもの等
が発生し、かつこれ等の欠陥商品も従来の方法に於いて
は外観によって判断することが全く出来ない欠点があっ
た。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、
透明フィルルムの裏面に容器と同材質の薄い合成樹脂製
着色フィルムを積層してなる封織シールを容器の閉口部
上縁に溶着することによって該開□部上縁に当援された
部分の着色フルムを熔融せしめて封綴容器を構成し、封
織シールの溶融部分と溶融しない部分との肉厚差による
透過度の違いとその熔融した部分から容器の閉口部上緑
の色調が封織シールの上表面より顕現させることによっ
て完全封織の確認を可能としたものである。
透明フィルルムの裏面に容器と同材質の薄い合成樹脂製
着色フィルムを積層してなる封織シールを容器の閉口部
上縁に溶着することによって該開□部上縁に当援された
部分の着色フルムを熔融せしめて封綴容器を構成し、封
織シールの溶融部分と溶融しない部分との肉厚差による
透過度の違いとその熔融した部分から容器の閉口部上緑
の色調が封織シールの上表面より顕現させることによっ
て完全封織の確認を可能としたものである。
〈作用〉
本発明に係る容器は封織シールを透明フィルム裏面に容
器に接着可能な同村質の着色フィルムをラミネートする
ことによって構成し、この封繊シールを容器開〇部に萩
置して落着させるとへ該容器開□部に当綾した着色フィ
ルムの部分のみが溶融し、かっこの溶融した部分と熔融
しない部分との肉厚差による透過度の違いとｔその溶融
した部分から容器の開□部上縁の色調が封繊シールの上
表面から透明フィルムを通して顕現出来るので、これに
よって封繊シールと容器との密封が完全であるか否か、
又接着が全体的に均一に実施されているか否かを外観に
よって正確に判別することが出来る。
器に接着可能な同村質の着色フィルムをラミネートする
ことによって構成し、この封繊シールを容器開〇部に萩
置して落着させるとへ該容器開□部に当綾した着色フィ
ルムの部分のみが溶融し、かっこの溶融した部分と熔融
しない部分との肉厚差による透過度の違いとｔその溶融
した部分から容器の開□部上縁の色調が封繊シールの上
表面から透明フィルムを通して顕現出来るので、これに
よって封繊シールと容器との密封が完全であるか否か、
又接着が全体的に均一に実施されているか否かを外観に
よって正確に判別することが出来る。
更に裏面のフィルムの厚さを変えることによって封織シ
ールと容器との援着強度を自在に変化させることが出来
る。く実施例〉 図により本発明の実施例を具体的に説明すると第１図に
於いて１は本発明に使用される封繊シールであって、透
明なポリエチレンテレフタレートフィルム２の裏面に接
着する容器と同村質の例えばポリエチレン製の着色フィ
ルム３が一体的にラミネートされて構成されている。
ールと容器との援着強度を自在に変化させることが出来
る。く実施例〉 図により本発明の実施例を具体的に説明すると第１図に
於いて１は本発明に使用される封繊シールであって、透
明なポリエチレンテレフタレートフィルム２の裏面に接
着する容器と同村質の例えばポリエチレン製の着色フィ
ルム３が一体的にラミネートされて構成されている。
この透明フィルム２は約１００〜１５０ミクロンの厚さ
を有するものに対し、容器に接着される着色フィルム３
は極薄にする必要があり〜２０〜５０ミクロンのものを
使用する。次に第２図及び第３図に於いて、ポリエチレ
ン製容器４の閉口郡上縁５上に封繊シールーを前記着色
フィルム３が当援する如く載層し、次にこの状態で封織
シールーと容器４とを高周波溶着すると、上縁５に当接
した封級シール１の着色フィルム３の一部が溶融し、且
つこの溶融した部分と溶融しない部分との肉厚差による
着色透過度の違いと、その溶融した部分から容器の閉口
部上緑の色調が封織シールーの上表面から前記容器４の
上縁６を顕現させて封繊シールーを容器に密着させるこ
とが出来る。
を有するものに対し、容器に接着される着色フィルム３
は極薄にする必要があり〜２０〜５０ミクロンのものを
使用する。次に第２図及び第３図に於いて、ポリエチレ
ン製容器４の閉口郡上縁５上に封繊シールーを前記着色
フィルム３が当援する如く載層し、次にこの状態で封織
シールーと容器４とを高周波溶着すると、上縁５に当接
した封級シール１の着色フィルム３の一部が溶融し、且
つこの溶融した部分と溶融しない部分との肉厚差による
着色透過度の違いと、その溶融した部分から容器の閉口
部上緑の色調が封織シールーの上表面から前記容器４の
上縁６を顕現させて封繊シールーを容器に密着させるこ
とが出来る。
〈発明の効果〉
本発明に係る容器は上述の如く容器開□部の密封状態を
外観によって完全に確認することが出来、従来の如き不
良な商品の発生を事前に防止することが出釆る効果を有
するものである。
外観によって完全に確認することが出来、従来の如き不
良な商品の発生を事前に防止することが出釆る効果を有
するものである。
第１図はシールの斜視図、第２図及び第３図は使用説明
図である。 １はシール、２は透明フィルム、３はフィルム、４‘ま
容器、５は閉口部上縁である。 第１図 第２図 第３図
図である。 １はシール、２は透明フィルム、３はフィルム、４‘ま
容器、５は閉口部上縁である。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- １ 透明フイルムの裏面に封緘する容器と同材質であっ
て、且つ極めて薄い合成樹脂製の着色フイルムを一体的
にラミネートして構成した封緘シールを容器開口部上縁
に当接し、該開口部上縁と前記着色フイルムを溶着し、
該着色フイルムの溶着部と非溶着部に肉厚差を設けてな
る封緘容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54087483A JPS601227B2 (ja) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | 封緘容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54087483A JPS601227B2 (ja) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | 封緘容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5613368A JPS5613368A (en) | 1981-02-09 |
| JPS601227B2 true JPS601227B2 (ja) | 1985-01-12 |
Family
ID=13916182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54087483A Expired JPS601227B2 (ja) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | 封緘容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601227B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020117268A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 株式会社ダイゾー | 蓋体およびそれを用いた加圧製品 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2569575Y2 (ja) * | 1992-04-10 | 1998-04-28 | 東洋製罐 株式会社 | プラスチックボトルの口部の構造 |
| WO2013093539A1 (en) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Sa Des Eaux Minerales D'evian Saeme | Liquid filled bottle having a cover member with a label forming extension |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5242171B2 (ja) * | 1975-06-20 | 1977-10-22 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5242171U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-25 |
-
1979
- 1979-07-12 JP JP54087483A patent/JPS601227B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5242171B2 (ja) * | 1975-06-20 | 1977-10-22 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020117268A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 株式会社ダイゾー | 蓋体およびそれを用いた加圧製品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5613368A (en) | 1981-02-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DK1074482T3 (da) | Lukkestruktur til beholder | |
| HU218873B (hu) | Lezárás tartály nyílásához és lezárótárcsa | |
| US4850503A (en) | Closure device for a packaging container | |
| US5788377A (en) | Tamper-resistant envelope | |
| DE69303732T2 (de) | Behälter mit einer wiederverschliessbaren Deckelfolie, die mit permanent klebender Schicht aufgebracht ist | |
| AU2018254160A1 (en) | Two-side adherable high-frequency induction heating container sealing member, compact cosmetic container having tamper function with same applied thereto, and flip cap container having temper function with same applied thereto | |
| JPS601227B2 (ja) | 封緘容器 | |
| CA2195268C (en) | Peelable heat seals and method for making same | |
| US3927793A (en) | Tamper proof seal for a container | |
| JPH05213375A (ja) | 易開封性密封包装体の製造方法および易開封性密封包装体 | |
| JP2507200B2 (ja) | 広口容器用蓋装置及びその製造方法 | |
| EP0034551A1 (fr) | Procédé de fermeture étanche de récipients par opercules minces | |
| JPH1067972A (ja) | 開封テープ及びその製造方法 | |
| JPH0811922A (ja) | 樹脂フィルム蓋体 | |
| JPS61139422A (ja) | プルタブテ−プの貼着方法 | |
| JP2994864B2 (ja) | 易開封性密封容器 | |
| JPH06344526A (ja) | 易剥離性フィルム | |
| JPH02233380A (ja) | 易開封性密封容器の製造方法 | |
| JPH0781010A (ja) | 包装用フイルム | |
| JPH03666A (ja) | 易開封性容器包装体及びその製造方法 | |
| FR2462999A1 (fr) | Feuille multicouche | |
| JP3917783B2 (ja) | 易剥離開口性蓋 | |
| JPH021246Y2 (ja) | ||
| JPH08198306A (ja) | 注出キャップ | |
| JPH0343352A (ja) | 易開封性蓋およびそれを備えた容器 |