JPS601215B2 - 簡易開放型容器の蓋体 - Google Patents
簡易開放型容器の蓋体Info
- Publication number
- JPS601215B2 JPS601215B2 JP15866481A JP15866481A JPS601215B2 JP S601215 B2 JPS601215 B2 JP S601215B2 JP 15866481 A JP15866481 A JP 15866481A JP 15866481 A JP15866481 A JP 15866481A JP S601215 B2 JPS601215 B2 JP S601215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rivet
- line
- distance
- score
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は簡易開放型容器に用いられる蓋体に関し特にス
コア‐線で囲緩された蓋パネルの引裂関口部を被断する
に必要とする初期閉口力を実質的に減少させるスコア‐
線形を備えた簡易開放型容器の蓋体に関する。
コア‐線で囲緩された蓋パネルの引裂関口部を被断する
に必要とする初期閉口力を実質的に減少させるスコア‐
線形を備えた簡易開放型容器の蓋体に関する。
現在、ビール、ジュース、コーヒー等の飲料缶の缶蓋体
はアルミニウム薄板やブリキ或はティンフリースチール
鋼板などを素材とした簡易開放型の蓋が用いられている
。
はアルミニウム薄板やブリキ或はティンフリースチール
鋼板などを素材とした簡易開放型の蓋が用いられている
。
このうち、アルミニウムを素材とするものがブリキ、テ
インフリースチールに比べて開□し易くまた軽量で外観
が良い等の理由で多くの缶種に利用されている。しかし
ながら、アルミミーウム薄板は、近年アルミニウム価格
の上昇及びトマトジュース等の食塩含有の内容物に対す
る耐食性が劣るの欠点がある。このため最近廉価で耐食
性が優れること等の理由でブリキ或はティンフリースチ
ール板への転換が強く要望されるようになった。
インフリースチールに比べて開□し易くまた軽量で外観
が良い等の理由で多くの缶種に利用されている。しかし
ながら、アルミミーウム薄板は、近年アルミニウム価格
の上昇及びトマトジュース等の食塩含有の内容物に対す
る耐食性が劣るの欠点がある。このため最近廉価で耐食
性が優れること等の理由でブリキ或はティンフリースチ
ール板への転換が強く要望されるようになった。
しかしながらブリキ或はテインフリースチール等の鋼板
を素材とした蓋体は材質特有の展性を有するためスコア
一線を彼断開○する際にアルミニウムの蓋体に比べて大
きな開□力を必要とし、使用者がこれを不満として改善
を強く要望している。
を素材とした蓋体は材質特有の展性を有するためスコア
一線を彼断開○する際にアルミニウムの蓋体に比べて大
きな開□力を必要とし、使用者がこれを不満として改善
を強く要望している。
この解決方法としてスコア−線を形成する際にスコア‐
残厚(スコアーレジユデュアル)を薄くして開□性を向
上させる方法も考えられるが〜スコアーレジュデュアル
を薄くするため圧印加工を大きくすると、スコア…の角
隅部にクラックが発生し易くなり、該蓋を備えた缶を落
した場合「或は強い衝撃を与えた場合に該部から内容物
が漏洩するの危険がある。
残厚(スコアーレジユデュアル)を薄くして開□性を向
上させる方法も考えられるが〜スコアーレジュデュアル
を薄くするため圧印加工を大きくすると、スコア…の角
隅部にクラックが発生し易くなり、該蓋を備えた缶を落
した場合「或は強い衝撃を与えた場合に該部から内容物
が漏洩するの危険がある。
このためスコアーレジュデュァルを大きく取ることは困
難であり好ましくない。そして本発明者はスコア−線形
そのものに着目した。即ちこの種「従来の簡易開放型容
器の蓋体はもその素材を上下1対のダイス間に供給し、
蓋パネル面1に圧印加工によるスコア一線2を施して大
小2個の半円状部を直線状部で結んだ無端状に刻成して
該スコア−線2に囲まれる部分に引製開□部5を形成し
ている。そして該引裂関口部5に中空のりペット4を形
成し該リベット簿もこ把持部?を備えた引張片蓬をかし
め結合して設けも該引張片3の先端部Sを支点L引張片
8の把持部青を力点とし〜リベット簿を作用点とした引
張片3の榛動作によってスコア−糠藍の小形の半円状部
側から破断関口させるごと〈している。このものでは、
引張片3の模作用によりリベット4を介して引製関口部
8を持ち上げるときリベット周縁からの離間距離が等し
いため初期関口側の半円状部に力が均等に分散し、初期
閉口にいたるまで相当の広範囲に亘つて蓋パネル面軍が
持ち上げられながら変形し第S図示の如く〜引狼片3が
約30度まで持ち上げられたのちスコア‐線傘の部分が
急に引千切られて磯断する。
難であり好ましくない。そして本発明者はスコア−線形
そのものに着目した。即ちこの種「従来の簡易開放型容
器の蓋体はもその素材を上下1対のダイス間に供給し、
蓋パネル面1に圧印加工によるスコア一線2を施して大
小2個の半円状部を直線状部で結んだ無端状に刻成して
該スコア−線2に囲まれる部分に引製開□部5を形成し
ている。そして該引裂関口部5に中空のりペット4を形
成し該リベット簿もこ把持部?を備えた引張片蓬をかし
め結合して設けも該引張片3の先端部Sを支点L引張片
8の把持部青を力点とし〜リベット簿を作用点とした引
張片3の榛動作によってスコア−糠藍の小形の半円状部
側から破断関口させるごと〈している。このものでは、
引張片3の模作用によりリベット4を介して引製関口部
8を持ち上げるときリベット周縁からの離間距離が等し
いため初期関口側の半円状部に力が均等に分散し、初期
閉口にいたるまで相当の広範囲に亘つて蓋パネル面軍が
持ち上げられながら変形し第S図示の如く〜引狼片3が
約30度まで持ち上げられたのちスコア‐線傘の部分が
急に引千切られて磯断する。
そして特に蓋パネル面がブリキ或はティンフリースチー
ル等の鋼板を素材とするものにあっては「前述のごとく
展性「粘り強さもあるので前記するように初期関口にい
たるまでの変形が大きく「持ち上げ力も大きくなる。こ
のためリベット4のかしめ結合が弱い場合「または引張
片3を不正把持して開□する際に引張片3かりペット観
から外れる所謂「夕ブ抜け」現象を引き起しも又は正常
に関口されたとしても大きな持ち上げ力がスコア−線傘
の被断と同時に急激に弛緩し「その反動で引裂開□部が
一気に引裂かれるため内容物が閉口部から噴出して衣服
を汚す等の不都合がある。
ル等の鋼板を素材とするものにあっては「前述のごとく
展性「粘り強さもあるので前記するように初期関口にい
たるまでの変形が大きく「持ち上げ力も大きくなる。こ
のためリベット4のかしめ結合が弱い場合「または引張
片3を不正把持して開□する際に引張片3かりペット観
から外れる所謂「夕ブ抜け」現象を引き起しも又は正常
に関口されたとしても大きな持ち上げ力がスコア−線傘
の被断と同時に急激に弛緩し「その反動で引裂開□部が
一気に引裂かれるため内容物が閉口部から噴出して衣服
を汚す等の不都合がある。
本発明はもか)る不都合のない蓋体を得ることをその目
的とするものでも蓋パネル面と該パネル面に1体に突出
形成した中空状のIJペットと該リペットを含む引裂閉
口部を形成するスコア−線と該リベットにかしめ結合し
た引張片と該引張片の後端部を持ち上げる際に引張片の
支点となる引張片先端部とを備えた蓋体に於いて、初期
被断領域のスコア一線を次のようにしたことを特徴とす
る簡易開放型容器の蓋体。
的とするものでも蓋パネル面と該パネル面に1体に突出
形成した中空状のIJペットと該リペットを含む引裂閉
口部を形成するスコア−線と該リベットにかしめ結合し
た引張片と該引張片の後端部を持ち上げる際に引張片の
支点となる引張片先端部とを備えた蓋体に於いて、初期
被断領域のスコア一線を次のようにしたことを特徴とす
る簡易開放型容器の蓋体。
a リベット中心を通る引張片の長軸線上でリベット周
縁に対して最小離間点を通ること。
縁に対して最小離間点を通ること。
b 長軸線を中心にその1側が「前記最小離間点で長融
線を直交する第1の補助線の上方と該第1の補助線を基
線としこれから上方に300傾斜する第2の補助線とで
囲われる領域にあり、しかも長轍線から離れるに従って
リベット筒緑からの距離が増大し最大離間点を備える海
状線形としたこと。
線を直交する第1の補助線の上方と該第1の補助線を基
線としこれから上方に300傾斜する第2の補助線とで
囲われる領域にあり、しかも長轍線から離れるに従って
リベット筒緑からの距離が増大し最大離間点を備える海
状線形としたこと。
c 長軸線に対しその他側が「前記第1補助線の下方で
且つリベット中心からの距離を最4・離間距離又はこれ
と近似の距離を備えた点を結ぶリベット周辺を囲線する
線形としたことQ本発明の実施の1例を第4図乃至第6
図に従って説明する。
且つリベット中心からの距離を最4・離間距離又はこれ
と近似の距離を備えた点を結ぶリベット周辺を囲線する
線形としたことQ本発明の実施の1例を第4図乃至第6
図に従って説明する。
第4図はブリキ板から成る蓋パネル面’上に形成したり
ペット4とスコア一線2とを拡大したものを示しも引張
片3、蓋パネル両軍上に形成したビードは弟亀図示の従
来品と同様であり、初期破断領域gaを除く他のスコア
一線窓の線形もまた第官図示の従来品と変らない。
ペット4とスコア一線2とを拡大したものを示しも引張
片3、蓋パネル両軍上に形成したビードは弟亀図示の従
来品と同様であり、初期破断領域gaを除く他のスコア
一線窓の線形もまた第官図示の従来品と変らない。
以下第亀図のスコア一線霧の初期破断領域2aの線形に
ついて説明すると、該線形は引張片3の最軸線1一1上
においてIJペット蝿の間緑に接近した最小離間点Aを
通ること。更に該長軸線車−1を中けこその1脚を該最
小離間点Aで最軸線1−五と直交する第1の補助線日一
日と該第1の補助線D−日と前記最小離間点A上で角度
300をもって交わる第2の補助線岱−韮とで挟まれる
領域にありもしかも長軸線革−革から離れるに従ってリ
ベット&の周縁からの距離が増大し上方に癖状に膨出す
る線形としもしかも最大離間点Bを備えるものに形成す
る。又長藤線1−1の他側は前記第1補助線D山ロの下
方でしかもリベット4の周緑からの距離を最小離間距離
Aを備えた点を結んだりペット4の周辺を囲綾する線形
とした。本発明のスコア一線2を備えた引裂開□部5を
引狼片3の後端部を持ち上げて閉口するときには、引張
片3の持ち上げにより、リベット4と共にその周縁部分
を上方に引上げる力が作用する。
ついて説明すると、該線形は引張片3の最軸線1一1上
においてIJペット蝿の間緑に接近した最小離間点Aを
通ること。更に該長軸線車−1を中けこその1脚を該最
小離間点Aで最軸線1−五と直交する第1の補助線日一
日と該第1の補助線D−日と前記最小離間点A上で角度
300をもって交わる第2の補助線岱−韮とで挟まれる
領域にありもしかも長軸線革−革から離れるに従ってリ
ベット&の周縁からの距離が増大し上方に癖状に膨出す
る線形としもしかも最大離間点Bを備えるものに形成す
る。又長藤線1−1の他側は前記第1補助線D山ロの下
方でしかもリベット4の周緑からの距離を最小離間距離
Aを備えた点を結んだりペット4の周辺を囲綾する線形
とした。本発明のスコア一線2を備えた引裂開□部5を
引狼片3の後端部を持ち上げて閉口するときには、引張
片3の持ち上げにより、リベット4と共にその周縁部分
を上方に引上げる力が作用する。
このとき長軸線1−1の1側の癖型線形状のスコア一部
は、リベットの周緑から次第に離れるため、該部に直接
作用する開□力は次第に漸減化し、また同時に該部のス
コア‐線2内のりペット4外周にある菱パネル面1が押
えられて最小離間点Aに持ち上げ力を集中させる如く作
用すると共に、第5図に示すようにスコア一線2内の蓋
パネル面1とスコア一線2外の蓋パネル面との間に雛断
力を与える。しかるに一方長蛇線1一1の池側のスコア
一部は、リベット4から略等距離を持った形状であるこ
とから、持ち上げ力は略均等に加わり、従来スコア−線
と同様にスコア−線近傍のパネル面を上方に屈捺させ引
き千切り的な引張力を与えることとなる。
は、リベットの周緑から次第に離れるため、該部に直接
作用する開□力は次第に漸減化し、また同時に該部のス
コア‐線2内のりペット4外周にある菱パネル面1が押
えられて最小離間点Aに持ち上げ力を集中させる如く作
用すると共に、第5図に示すようにスコア一線2内の蓋
パネル面1とスコア一線2外の蓋パネル面との間に雛断
力を与える。しかるに一方長蛇線1一1の池側のスコア
一部は、リベット4から略等距離を持った形状であるこ
とから、持ち上げ力は略均等に加わり、従来スコア−線
と同様にスコア−線近傍のパネル面を上方に屈捺させ引
き千切り的な引張力を与えることとなる。
このため長蛇線1−1上のA点近傍では上記製断力と引
張力とが複合する擬じり的な応力がパネル面及びスコア
−線に作用すると共にスコア一線に沿うが如く直線方向
の破断力が加わることとなる。
張力とが複合する擬じり的な応力がパネル面及びスコア
−線に作用すると共にスコア一線に沿うが如く直線方向
の破断力が加わることとなる。
この破断作用により比較的弱い持上力で初期被断を行い
得られ、一度彼断するとき‘まその飯断部に持上力が集
中し換り力が解放される反動により直ちに最大離間点B
までその破断が進行する。そして更に引張片3を特上げ
ることにより従来と同様に引裂関口部を形成出来る。ま
たスコア−線2の部分が最小離間点Aから基本軸線1一
1より延出して補助線ローロ上方の300の範囲を示す
補助線m−mを越えて最大離間点Bに至るときには、海
状線形部がより急激な突出曲線形状となることから、該
海状線形部全体を同時に持ち上げねばならず、より大き
な開口力を必要とすることになる。
得られ、一度彼断するとき‘まその飯断部に持上力が集
中し換り力が解放される反動により直ちに最大離間点B
までその破断が進行する。そして更に引張片3を特上げ
ることにより従来と同様に引裂関口部を形成出来る。ま
たスコア−線2の部分が最小離間点Aから基本軸線1一
1より延出して補助線ローロ上方の300の範囲を示す
補助線m−mを越えて最大離間点Bに至るときには、海
状線形部がより急激な突出曲線形状となることから、該
海状線形部全体を同時に持ち上げねばならず、より大き
な開口力を必要とすることになる。
従って最小離間点Aから基本軸線1−1の一方に延出し
癖状線形のスコア一線を形成する場合に最小離間点Aに
おいて基本軸線1一1と直交する補助線ローUの上方を
通り補助線m−mの範囲内でスコア一線を延出すると共
に補助線m−mの範囲内にある最大離間点Bを通る葱状
線形のスコア−線2の部分を形成することが必要である
。
癖状線形のスコア一線を形成する場合に最小離間点Aに
おいて基本軸線1一1と直交する補助線ローUの上方を
通り補助線m−mの範囲内でスコア一線を延出すると共
に補助線m−mの範囲内にある最大離間点Bを通る葱状
線形のスコア−線2の部分を形成することが必要である
。
尚、第7図に示すごとく1つからなる前記海状形状の初
期被断スコア−線2aが前記第1補助線ローロの下方に
設けることは好ましくない。即ち初期磯断スコア‐線部
2aを除く他のスコア一線、即ち、初期被断後に破断さ
れるリベット4両側下方にあるスコア一線2は前記長鞠
線1一1を中心に左右対称であることが引張片により左
右のスコア‐線2を引きちぎるとき該部に均等な力を及
ぼして安定した引裂開口を滑かに行う上に望ましい。か
かる要請があるため第1補助線ローD下方に癖状形状の
初期被断スコア一線部2aを設けるときは、最大距離点
Bを大きく取ることが出来ないためである。更に第8図
に示すごとく第1補助線ローロ上方に突出させて前記癖
状スコア一部を長軸線1−1を中心に左右対称に設ける
ことも考えられるが、か)る手段を取るとき‘ま最小距
離点Aに持上力を集中させ得るが最小離間点Aが局所的
となり、層状スコア一部で持上力のための抵抗力が増大
するため関口動作の抵抗感を増大し好ましくない。
期被断スコア−線2aが前記第1補助線ローロの下方に
設けることは好ましくない。即ち初期磯断スコア‐線部
2aを除く他のスコア一線、即ち、初期被断後に破断さ
れるリベット4両側下方にあるスコア一線2は前記長鞠
線1一1を中心に左右対称であることが引張片により左
右のスコア‐線2を引きちぎるとき該部に均等な力を及
ぼして安定した引裂開口を滑かに行う上に望ましい。か
かる要請があるため第1補助線ローD下方に癖状形状の
初期被断スコア一線部2aを設けるときは、最大距離点
Bを大きく取ることが出来ないためである。更に第8図
に示すごとく第1補助線ローロ上方に突出させて前記癖
状スコア一部を長軸線1−1を中心に左右対称に設ける
ことも考えられるが、か)る手段を取るとき‘ま最小距
離点Aに持上力を集中させ得るが最小離間点Aが局所的
となり、層状スコア一部で持上力のための抵抗力が増大
するため関口動作の抵抗感を増大し好ましくない。
又リベット周緑から最小離間点Aまでの距離をh、リベ
ット周緑から最大離間点Bまでの距離を日とするときH
‘まhの2倍乃至6倍の距離範囲にとゞめることが望ま
しい。即ち日が2倍以下では層状線形のスコア−線の軌
跡がリベット周縁からそれほど離間せず、このためこれ
を設けた効果が少〈なり、又6倍を越えるときはリベッ
トからの最大離間点Bがリベットの周緑から離れすぎ、
初期被断が該最大離間点Bまで至るに大きな力を要する
傾向が強くなる。このように本発明によるときは、初期
被断領域のスコア一線をリベット中心を通り引張片の長
藤線上でリベット筒緑に対して最小離間点を通り、しか
も長軸線を中心にその1側が、前記最小離間点で長軸線
と直交する第1の補助線の上方と該第1の補助線を基線
としこれから上方に300傾斜する第2の補助線とで囲
まれる領域にあり、しかも長藤線から離れるに従ってリ
ベット中心からの距離が増大し最大離間点を備える海状
線形とし、更に長軸線に対しその他側が前記第1補助線
の下方で且つリベット中心からの距離を最小離間距離「
又はこれと近似の距離を備えた点を結ぶリベット周辺を
囲綾する線型とすること、初期関口力を軽減することが
でき、従って現行のスコアーレジュデュアルの厚みより
も大に形成しても容易に閉口することができるのでスコ
ア一線を形成する際にスコア−線の角隅部等にクラック
が生じることを防止でき、従来、蓋パネル面のスコア一
線裏面に施していた防錆用のベース塗装以外の補正塗装
を必要とせず、廉価に製造することが出来るブリキ或は
ティンフリースチール板からなる蓋体を得られるの効果
がある。
ット周緑から最大離間点Bまでの距離を日とするときH
‘まhの2倍乃至6倍の距離範囲にとゞめることが望ま
しい。即ち日が2倍以下では層状線形のスコア−線の軌
跡がリベット周縁からそれほど離間せず、このためこれ
を設けた効果が少〈なり、又6倍を越えるときはリベッ
トからの最大離間点Bがリベットの周緑から離れすぎ、
初期被断が該最大離間点Bまで至るに大きな力を要する
傾向が強くなる。このように本発明によるときは、初期
被断領域のスコア一線をリベット中心を通り引張片の長
藤線上でリベット筒緑に対して最小離間点を通り、しか
も長軸線を中心にその1側が、前記最小離間点で長軸線
と直交する第1の補助線の上方と該第1の補助線を基線
としこれから上方に300傾斜する第2の補助線とで囲
まれる領域にあり、しかも長藤線から離れるに従ってリ
ベット中心からの距離が増大し最大離間点を備える海状
線形とし、更に長軸線に対しその他側が前記第1補助線
の下方で且つリベット中心からの距離を最小離間距離「
又はこれと近似の距離を備えた点を結ぶリベット周辺を
囲綾する線型とすること、初期関口力を軽減することが
でき、従って現行のスコアーレジュデュアルの厚みより
も大に形成しても容易に閉口することができるのでスコ
ア一線を形成する際にスコア−線の角隅部等にクラック
が生じることを防止でき、従来、蓋パネル面のスコア一
線裏面に施していた防錆用のベース塗装以外の補正塗装
を必要とせず、廉価に製造することが出来るブリキ或は
ティンフリースチール板からなる蓋体を得られるの効果
がある。
第1図乃至第3図は従来品を示し、第1図は平面図、第
2図はスコア−線部分の拡大平面図、第3図は第1図の
初期開□状態を示す中央断面図、第4図乃至第6図は本
発明の実施の1例を示すもので、第4図はスコア−線部
分の拡大平面図、第5図は初期関口状態を示す中央断面
図、第6図は初期閉口後の状態を示す中央断面図、第7
図、第8図は本発明周辺の欠点がある場合の初期被断領
域を備えたスコア一線を示す平面図である。 1・・…・パネル面、2・・・・・・スコア一線、3・
・・・・・引張片「 4・・…・リベット、5・…・・
引裂開□部、6・・・…引張片の先端部、A・・・・・
・最小離間点、B・・・…最大離間点。 第1図 第2図 第3図 第5図 第4図 第6図 第7図 第8図
2図はスコア−線部分の拡大平面図、第3図は第1図の
初期開□状態を示す中央断面図、第4図乃至第6図は本
発明の実施の1例を示すもので、第4図はスコア−線部
分の拡大平面図、第5図は初期関口状態を示す中央断面
図、第6図は初期閉口後の状態を示す中央断面図、第7
図、第8図は本発明周辺の欠点がある場合の初期被断領
域を備えたスコア一線を示す平面図である。 1・・…・パネル面、2・・・・・・スコア一線、3・
・・・・・引張片「 4・・…・リベット、5・…・・
引裂開□部、6・・・…引張片の先端部、A・・・・・
・最小離間点、B・・・…最大離間点。 第1図 第2図 第3図 第5図 第4図 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 蓋パネル面と該パネル面に1体に突出形成した中空
状のリベツトと該リベツトを含む引裂開口部を形成する
スコアー線と該リベツトにかしめ結合した引張片と該引
張片の後端部を持ち上げる際に引張片の支点となる引張
片先端部とを備えた蓋体に於いて、初期破断領域のスコ
アー線を次のようにしたことを特徴とする簡易開放型容
器の蓋体。 a リベツト中心を通る引張片の長軸線上でリベツト周
縁に対して最小離間点を通ること。 b 長軸線を中心にその1側が、前記最小離間点で長軸
線と直交する第1の補助線の上方と該第1の補助線を基
線としこれから上方に30°傾斜する第2の補助線とで
囲われる領域にあり、しかも長軸線から離れるに従って
リベツト周縁からの距離が増大し最大離間点を備える瘤
状線形としたこと。 c 長軸線に対しその他側が、前記第1補助線の下方で
且つリベツト中心からの距離を最小離間距離又はこれと
近似の距離を備えた点を結ぶリベツト周辺を囲繞する線
形としたこと。 2 最小離間点からリベツト周縁までの距離をhとし、
最大離間点からリベツト周縁までの距離をHとするとき
、Hはhの2倍乃至6倍の範囲であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の簡易開放型容器の蓋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15866481A JPS601215B2 (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 簡易開放型容器の蓋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15866481A JPS601215B2 (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 簡易開放型容器の蓋体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5864944A JPS5864944A (ja) | 1983-04-18 |
JPS601215B2 true JPS601215B2 (ja) | 1985-01-12 |
Family
ID=15676651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15866481A Expired JPS601215B2 (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 簡易開放型容器の蓋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601215B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6420112U (ja) * | 1987-07-28 | 1989-02-01 |
-
1981
- 1981-10-07 JP JP15866481A patent/JPS601215B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6420112U (ja) * | 1987-07-28 | 1989-02-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5864944A (ja) | 1983-04-18 |
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---|---|---|
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