JPS60121575A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光記録ディスクにデータを記録再生する光学的
情報記録再生装置、特にデータを光記録ディスクに記録
中に光記録ディスクで発生したエラーを検出することに
よ−て光記録デ４スノ′ヨの記録の確認と記録の正確さ
を検証可能な光学的情報記録再生装置に関する。

従来例の構成とその問題点 高密度大容量メモリとして有望視されている光記録ディ
スクメモリは光記録ディスクの低いエラーレイトを克服
するためのエラー検出、エラー訂正などのエラー制御技
術が非常に大切である。

光記録ディスクは高トラツク密度化のために案内溝のよ
うな光学的に検知可能な案内トラックがもうけられるの
が普通で、この案内トラック」二に形成した記録層に直
径１μｍぐらいに絞ったレーザ光を照射し、穴あけある
いは反射率変化を起こしてデータを記録する。記録した
データは光記録ディスクに十分微弱なレーザ光を照射し
て、反射光の変化として読み取られる。

記録ドツト及びトラックピンチは、１μｍ程度であるた
め光記録ディスクの製造工程、案内トラックの形成、レ
プリカディスクの製造、記録材料の蒸着、保護層の形成
あるいは光記録ディスクの使用環境などによって各種の
欠陥、ゴミ、キズが生じて再生信号のドロップアウトと
なる。このドロップアウトは多岐にわたり、バースト状
のもの、ランダムなものが同程度生起する。この結果、
光記録ディスクの生のエラーレイトは、１σ４〜１０−
６と言われており、従来の代表的な記録媒体である磁気
ディスクの１０””９〜１σ１２　という生のエラーレ
イトに比較して非常に悪いのが現状である。

第１図は光学的情報記録再生装置の構成図の従来例であ
る。第１図において、１は記録するデータを一時記憶し
ておくためのデータバッファメモリ、２はエラー検出・
訂正を行なうだめのエラー制御回路、３は光記録ディス
ク９に記録する符号化データをたくわえるセクタバッフ
ァメモリ、４はディジタル変調回路である。６は半導体
レーザ駆動回路、６は光学ヘッド、７はヘッドアンプ、
８は光学ヘッド６とヘッドアンプ７を高速に移送するり
ニアモータである。９は光記録ディスク、１ｏは光記録
ディスク９を回転するディスクモータである。

１１は光学ヘッドの出射ビームを光記録ディスク９の所
定のトラックを集光し追従するだめのフォーカス／トラ
ッキングサーボ回路である。っ１２はリニアモータ駆動
回路、１３はへソドアンプ７の再生信号出力を周波数補
正して波形劣化を改善するための波形等化回路である。

１４は光記録ディスク９のトラックに記録されているア
ドレス情報を復調するアドレス再生回路である。１５は
ディジタル復調回路、１６は装置全体の制御部である０ 次に第１図の動作について説明する。

光記録ディスク９がトランクをあらかじめ複数のセクタ
に分割したセクタフォーマットディスクについて説明す
る。データバッファ１にセクタ容量だけのデータが入力
される。このセクタ容量は２５６Ｂ（バイト）から１０
２４Ｂである。データバッファ１０入力データは、エラ
ー制御回路２によってＢ　ＣＨ（Ｂｏｓｅ　−Ｃｈａｕ
ｄｈｕｒ　ｉ　−Ｈｏｃｑｕｅｎｇｈｅｎ　）符号、Ｒ
Ｓ　（Ｒｅｅｄ　Ｓｏｌｏｍｏｎ　）符号などのエラー
検出訂正符号が生成されたチェック符号から成る符号化
データとして曳りタバッファ３に格納される。

セクタバッファ３は、光記録ディスク９のセクタに記録
するだめの一時記憶で、光記録ディスク９−トで生じた
バーストエラーを符号化データ中で各符号語にランダム
に分布さす目的で交錯（インターリービイング）する働
きがある。セクタバッファ３の符号化データは交錯する
ようにディジタル変調回路４に入力されて、光記録に適
した信号に変調される。ディジタル変調回路４の変調信
号出力１００は半導体レーザ駆動回路６によって、光学
ヘッド６の半導体レーザを変調して所定のセクタに変調
信号出力１００を記録していく。

光記録ディスク９のトラックアクセスは、アドレス再生
回路１４のアドレス出力１０１を読み取り、現在のアド
レスと目的アドレスの差を制御部１ｅで計算し、リニア
モータ８をリニアモータ駆動回路１２で制御して行なわ
れろう また、指定セクタの検出は、光記録ディスク９の各セク
タの先頭にあらかじめ記録されたアドレスに含まれるセ
クタアドレスを制御部１６で比較する形で行なわれ、書
き込みゲート信号１０２おする〇 ヘッドアンプ７は、光学ヘッド６に内蔵された光電変換
素子で光記録ディスク９の反射光の変化を光電変換した
微弱な再生信号を増幅する。ヘッドアンプ７で増幅され
た再生信号１０４は波形等化回路１３で周波数補正され
、２値化されて再生信号出力１０６となる。再生信号出
力１０５はディジタル復調回路１５で復調され再生符号
化データとして交錯を解かれてセクタバッファ３に一時
格納される。

再生符号化データはエラー制御回路２でエラーの有無が
検査され、エラーが検出されるとそれを訂正してデータ
バッファ１に格納していく。

第１図においては、データの記録が正しく行なわれたか
どうかをチェックするには一度記録したセクタを再生し
エラー制御回路２のエラー検出の有無、あるいはデータ
バッファ１を使って入力データと再生データのデータ比
較による検証が必要である。

光記録ディスクは、生のエラー率が１０−４〜１ｏ−５
と悪いため強力なエラー検出訂正符号が用いられ、再生
符号化データの復号に数１００７７８〜数ｍ８の時間遅
れがともなう。このため、セクタフォーマットディース
クで上述の記録検証を行なおうとすると検証のだめの回
転待ちが生じて連続セクタ記録が出来ないことになって
しまう。ディスク回転待ちはデータバッファ１へのデー
タ転送速度が大幅に低下してしまうという問題を生じる
。

発明の目的 本発明は光記録ディスクの記録中に光記録ディスクの欠
陥によって生じた書き込みデータのエラーの検出によっ
て、書き込まれたデータが不良書き込みであることを識
別する信号を、書き込塘れたデータの後に記録しておく
ことによって、高速のライトベリファイ動作を可能とし
、セクタの読み出しにおいては不良書き込みセクタを容
易に識別できる光学的情報記録再生装置を提供すること
を目的とする。

発明の構成 本発明は複数のセクタに分割された案内トラックを有す
る光記録ディスクにおいて、セクタをデータフィールド
とバッドマークフィールドに分割し、このセクタのデー
タフィールドにデータを記録するに際して、データ記録
中に書き込みエラーの発生を検査し、書き込みエラーが
検知されると、バッドマークフィールドにバッドマーク
信号を記録することによって、該当セクタが書き込み中
に所定のエラー訂正レベルを越えるエラーが生じた不良
書き込みセクタであることを明示するものである。

バッドマークフィールドが書き込まれているセクタのデ
ータは、他の未記録セクタへ新たに書き込まれる場合は
、本バッドマーク信号は不良書き込みセクタの判別ある
いは良品セクタのチェイニング制御に使用される。

実施例の説明 第２図は本発明の光学的情報記録再生装置の一実施例の
ブロック図である。

第２図において、１〜１６　、１００〜１０５は第１図
の番号と対応しておシ、同一番号は同じものである。１
７はオアゲート、１８は書き込みエラー検出回路、１９
はバッドマーク信号発生回路、２０はバッドマーク検出
回路である。

データバッファ１に入力されたデータはエラー制御回路
２でエラー検出訂正符号を付与して符号化データとして
セクタバッ７ア３に格納される。

光記録ディスク９への記録は、セクタバッファ３に格納
された符号化データを交錯するように読み出され、ディ
ンタル変調回路４で変調され変調信号出力１００として
、半導体レーザ駆動回路５へ入力される。変調信号出力
１００は光学ヘッド６によって、光記録ディスク９に光
記録される。

変調信号出力１００を記録中に光記録ディスク９で反射
された光は光学ヘッド６の光電変換素子で電気信号に変
換されヘッドアンプ７で増幅され、−再生信号１０４と
して波形等化回路１３に入力される。

この再生信号１０４は、光記録ディスク９のトラックの
キズ、コミなどの欠陥による記録ドツトの直接の欠陥、
あるいはフォーカス／トラッキングサーボへの影響によ
る記録光ビームのデフォーカスによる再生信号１０４の
振幅変化、トラッキングずれによるＳ／Ｎ劣化や記録ド
ツトのジッタなどを反映している。再生信号１０４は波
形等化回路１３によって周波数補正され、２値化される
。

再生信号出力１０４は上記光記録ディスク９の欠陥を含
んだ信号である。

書き込みエラー検出回路１８は、この再生信号１０４の
波形の状態をモニタして、エラー制御回路２のエラー訂
正能力を越えるドロップアウトを検出する。もし、書き
込みエラー検出回路１８で、訂正能力を越えるドロップ
アウトが検出されると、エラー検出信号１０６が出力さ
れ、バッドマーク信号発生回路１９は、該当データフィ
ールドの直後のバッドマークフィールドに記録するだめ
のバッドマーク信号１０７を発生する。このバッドマー
ク信号１０７はオアゲート１γで半導体レーザ駆動回路
６に印加され、光ディスク９に書き込まれる。

第３図は、上記実施例の光学的記録再生装置で使用され
る光記録ディスク９のセクタのフォーマットおよびバッ
ドマークの書き込みを説明する図である。

第３図において、２１はアドレス、２２はデータの書き
込まれるデータフィールド、２３はバッドマーク信号の
書き込まれるバッドマークフィールドである。

第３図（ａ）はセクタのアドレス２１、データフィール
ド２２、バッドマークフィールド２３の配置を示し、第
３図Φ）は、良品書き込みセクタと不良書き込みセクタ
を示す図である、第３図（ｂ）の不良書き込みセクタは
、曹き込み中のエラー検出信号１０６によって、バッド
マーク２４が書き込まれている。

第４図はバッドマーク信号１０７の書き込みタイミング
チャートである。

書き込みゲート信号１０２によってディジタル変調回路
４が起動され、セクタのデータフィールド２２にデータ
２６が記録される。再生信号１０４は、データフィール
ド２２にある長大なドロップアラ）１１’Ｏで波形がみ
だされ、書き込みエラー検出回路１８でこのドロップア
ウト１１０が検出され、エラー検出信号１０６を出力す
る。このエラー検出信号１０６で、バッドマーク信号発
生回路１９がバッドマーク信号１０７を出力し、ノくソ
ドマークフィールド２３にマーキングされる。

前記のようにバッドマーク信号１０７が書き込まれた不
良書き込みセクタの読み出しを説明する０制御部１６よ
シ再生ゲート信号１０３が出力され、ディジタル復調回
路１６が再生信号１０５を後脚する。この再生信号１０
６はバッドマーク信号検出回路２０にも入力され、バッ
ドマークフィールド２３にバッドマーク２４が書き込ま
れているかどうかチェックする。

もし、バッドマーク２４が検出されると、バッドマーク
検出信号１０８が制御部１６へ送出され、制御部１６は
該当セクタが書き込み中にエラーが検出された不良書き
込みセクタであると判る。

以上の説明よシ明らかなように、セクタにデータを書き
込み中に・訂正能力を越えるドロップアウトを検出し、
記録されたデータの直後にバッドマークを書くことによ
って、光記録ディスクの回転まちすることなく連続して
高速にセクタにデータを記録できる。

バッドマーク信号１０７はパルス（ｌ、バースト状信号
を使用すればよい。

バッドマーク信号１０７の書き込まれたセクタのデータ
は他の未記録セクタ忙制御部１６によって再記録される
。

また、本実施例では書き込みエラー検出回路１８の検出
入力信号として再生信号１０４を使用した例を示したが
、ヘッドアンプ７のサーボ誤差信号を使用してもよいこ
とは言うまでもない。

また、本実施例ではエラー検出信号１０６の出力をエラ
ー制御回路２のエラー訂正能力としだが、より厳しい判
定としてもよいことは言うまでもない０ 発明の効果 本発明の光学的情報記録再生装置は、セクタにデータフ
ィールドとバッドマークフィールドトラもうけ、データ
フィールドへのデータの書き込み中にドロップアウトを
検査し、ある基準を越えるエラーの検出で、バッドマー
クフィールドにバッドマーク信号を書き込むことによっ
て、不良書き込みセクタの識別を可能とするとともに光
記録ディスクの回転待ち時間のロスなく高速にデータを
書き込むことができ、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は光学的情報記録再生装置の従来の構成を示すブ
ローツク図、第２図は本発明の光学的情報記録再生装置
の一実施例の構成を示すブロック図、第３図は本発明の
光学的情報記録再生装置の光記録ディスクのセクタのフ
ォーマットと書き込まれた信号を示す図、第４図はバッ
ドマーク信号の書き込みタイミングを示す波形図である
。 １・・・・・・データバッファ、２・・・・・・エラー
制御回路、３・・・・・・セクタバッファ、４・・・・
・・ディジタル変調回路、６・・・・・・半導体し〜ザ
駆動回路、６・・・・・・光学ヘッド、７・・・・・・
ヘッドアンプ、９・・・・・・光記録ディスク、１３・
・・・・・波形等化回路、１５・・・・・・ディジタル
復調回路、１７・・・・・・オアゲート、１８・・・・
・・書き込みエラー検出回路、１９・・・・・・バッド
マーク信号発生回路、２０・・・・・・バッドマーク信
号検出回路、１００・・・・・・変調信号出力、１０４
・・・・・・再生信号、１０６・・・・・・エラー検出
信号、１０７・・・・・・バッドマーク信号、１０８・
・・・・・バッドマーク検出信号。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
１！１ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データを書き込むデータフィールドと前記データフィー
   ルドの後に設けられたバッドマークフィールドからなる
   セクタに分割された案内トラックを有する光記録ディス
   クと、前記光記録ディスクの任意のセクタにデータを記
   録し再生する記録再生手段と、前記記録再生手段によっ
   てセクタにデータを書き込み中に発生したエラーをチェ
   ックする書き込みエラー検出手段とを有し、前記書き込
   みエラー検出手段がエラー検出したことによって、書き
   込みセクタのバッドマークフィールドにバッドマーク信
   号を書き込み、前記書き込みセクタが不良書き込みセク
   タであることをマーキングするようにして、セクタのデ
   ータ読み出しにおいて、不良書き込みセクタを識別でき
   るようにした光学的情報記録再生装置。