JPS60121094A - 溶接部のスラグ除去方法 - Google Patents
溶接部のスラグ除去方法Info
- Publication number
- JPS60121094A JPS60121094A JP58230344A JP23034483A JPS60121094A JP S60121094 A JPS60121094 A JP S60121094A JP 58230344 A JP58230344 A JP 58230344A JP 23034483 A JP23034483 A JP 23034483A JP S60121094 A JPS60121094 A JP S60121094A
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- JP
- Japan
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- slag
- welding
- laser light
- weld zone
- weld
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/36—Removing material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K7/00—Cutting, scarfing, or desurfacing by applying flames
- B23K7/06—Machines, apparatus, or equipment specially designed for scarfing or desurfacing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、溶接によって発生するスラグをレーザー光
によって除去する方法に関するものである。
によって除去する方法に関するものである。
従来技術
周知のように例えば被覆アーク溶接棒を用いてアーク溶
接を行なった場合、溶着金属を大気から保護する等のた
めに、溶着した金属の表面にスラグが形成される。その
スラグを除去する方法として、従来、ショツトブラスト
あるいはハンマを溶接部に叩き付けてスラグを除去する
方法が採られていた。しかしながら溶接部の形状は、第
1図の示すように凹凸状をなすから、母材1上のビード
2.2間の窪んだ谷間に嵌まり込んだスラグ3を、前述
のショツトブラスト(図示せず)等によって完全に除去
することは困難であった。
接を行なった場合、溶着金属を大気から保護する等のた
めに、溶着した金属の表面にスラグが形成される。その
スラグを除去する方法として、従来、ショツトブラスト
あるいはハンマを溶接部に叩き付けてスラグを除去する
方法が採られていた。しかしながら溶接部の形状は、第
1図の示すように凹凸状をなすから、母材1上のビード
2.2間の窪んだ谷間に嵌まり込んだスラグ3を、前述
のショツトブラスト(図示せず)等によって完全に除去
することは困難であった。
そこで例えばプレス金型に修正を目的として肉盛り溶接
を施す場合、多層盛り溶接を行なうから、前述のように
ショツトブラスト等によって除去できなかったスラグ3
の表面に、第2図に示すように多層盛り溶接を施すこと
によってスラグ3を巻き込んでしまうことがあった。そ
の結果、溶接部に欠陥が生じて溶接部の強度低下を招く
不都合があった。他方溶接部に防錆塗装を施す場合には
、前述のように残存したスラグ3が塗装後にビード2か
ら剥離することによって、スラグ3が付着・残存してい
た個所に錆が発生する不都合もあった。
を施す場合、多層盛り溶接を行なうから、前述のように
ショツトブラスト等によって除去できなかったスラグ3
の表面に、第2図に示すように多層盛り溶接を施すこと
によってスラグ3を巻き込んでしまうことがあった。そ
の結果、溶接部に欠陥が生じて溶接部の強度低下を招く
不都合があった。他方溶接部に防錆塗装を施す場合には
、前述のように残存したスラグ3が塗装後にビード2か
ら剥離することによって、スラグ3が付着・残存してい
た個所に錆が発生する不都合もあった。
そこで、スラグ3の巻き込みによる溶接部の欠陥あるい
は錆等の発生を防止するために、従来、ビード2をスラ
グ3と共にグラインダー(図示せず)等によってさらに
削り落してスラグ3を除去していた。
は錆等の発生を防止するために、従来、ビード2をスラ
グ3と共にグラインダー(図示せず)等によってさらに
削り落してスラグ3を除去していた。
しかしながら、溶接部を削り落すことによってスラグ3
を除去する方法においては、高価な肉盛り材を削り落す
ため、削り落した溶接部にさらに溶接を施さなければな
らないから、所定肉厚の溶接部を形成するまでに要する
肉盛り材が大量に必要となるとともに、溶接作業時間が
長くなるから、溶接費用が嵩むという問題があった。
を除去する方法においては、高価な肉盛り材を削り落す
ため、削り落した溶接部にさらに溶接を施さなければな
らないから、所定肉厚の溶接部を形成するまでに要する
肉盛り材が大量に必要となるとともに、溶接作業時間が
長くなるから、溶接費用が嵩むという問題があった。
発明の目的
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、溶接部
に付着・残存しているスラグを、溶接部を削ることなく
容易に除去できる溶接部のスラグ除去方法を提供するこ
とを目的とするものである。
に付着・残存しているスラグを、溶接部を削ることなく
容易に除去できる溶接部のスラグ除去方法を提供するこ
とを目的とするものである。
発明の構成
この発明は、溶接部に付着・残存してるスラグにレーザ
ー光を照射してそのスラグを分解すると同時に、そのス
ラグに圧縮気体を吹き付けて飛散させることを特徴とす
るものである。
ー光を照射してそのスラグを分解すると同時に、そのス
ラグに圧縮気体を吹き付けて飛散させることを特徴とす
るものである。
実 施 例
以下この発明の実施例を第3図を参照して説明する。な
お、前記従来例と同一の部分には同一符号を付して説明
を省略する。第3図は、溶接部に付着・残存したスラグ
3を除去する方法を説明するための図である。まず前記
スラグ3にレーザー発振器(図示せず)から導いたレー
ザー光4をレンズ5によって集光して照射する。そうす
るとレーザー光4のエネルギーによってスラグ3が溶け
るかあるいは熱応力によりスラグ3に亀裂が発生する。
お、前記従来例と同一の部分には同一符号を付して説明
を省略する。第3図は、溶接部に付着・残存したスラグ
3を除去する方法を説明するための図である。まず前記
スラグ3にレーザー発振器(図示せず)から導いたレー
ザー光4をレンズ5によって集光して照射する。そうす
るとレーザー光4のエネルギーによってスラグ3が溶け
るかあるいは熱応力によりスラグ3に亀裂が発生する。
そしてレーザー光4を照射すると同時に、前述のスラグ
3にノズル6から圧縮気体例えば圧縮空気を吹き付ける
。そうすることによってレーザー光4によって溶けある
いは亀裂が発生したスラグ3を圧縮空気と共にビード2
.2間の谷間から吹き飛ばす。
3にノズル6から圧縮気体例えば圧縮空気を吹き付ける
。そうすることによってレーザー光4によって溶けある
いは亀裂が発生したスラグ3を圧縮空気と共にビード2
.2間の谷間から吹き飛ばす。
その際、ビード2.2間の谷間にレーザー光を照射する
と、周囲から反射してくるレーザー光4もスラグ3に集
中するため、スラグ3を短時間で容易に分解することが
できる。したがって多層盛り溶接を行なう場合、溶接後
、溶接部を削り落すことなくスラグ3を短時間で除去で
きるから、溶接部の著しい温度低下を回避できるため、
溶接部の肋間の温度差によって生じる割れ等を防止する
ために行なう作業すなわち溶接作業の途中において溶接
部を加熱炉等によって加熱する作業が必要なくなる。し
たがって、溶接作業時間を短縮できる。また溶接部の周
辺が複雑に−入り組んだ形状をなしている場合であって
も、溶接部がレーザー光4が届く場所にあれば前述の手
順に従って容易にスラグ3を除去することができる。そ
れに伴って溶接部に塗装を施す場合、スラグ3が付着・
残存した部分にも塗料を塗布できるから、防錆対策を一
層効果的に行なえる。
と、周囲から反射してくるレーザー光4もスラグ3に集
中するため、スラグ3を短時間で容易に分解することが
できる。したがって多層盛り溶接を行なう場合、溶接後
、溶接部を削り落すことなくスラグ3を短時間で除去で
きるから、溶接部の著しい温度低下を回避できるため、
溶接部の肋間の温度差によって生じる割れ等を防止する
ために行なう作業すなわち溶接作業の途中において溶接
部を加熱炉等によって加熱する作業が必要なくなる。し
たがって、溶接作業時間を短縮できる。また溶接部の周
辺が複雑に−入り組んだ形状をなしている場合であって
も、溶接部がレーザー光4が届く場所にあれば前述の手
順に従って容易にスラグ3を除去することができる。そ
れに伴って溶接部に塗装を施す場合、スラグ3が付着・
残存した部分にも塗料を塗布できるから、防錆対策を一
層効果的に行なえる。
なおレーザー光4は、集光ビームに限られるものではな
く、平行ビームであってもよい。またスラグ3に吹き付
ける圧縮気体は、空気に限られるものではなく、例えば
チッ素ガス等であってもよい。
く、平行ビームであってもよい。またスラグ3に吹き付
ける圧縮気体は、空気に限られるものではなく、例えば
チッ素ガス等であってもよい。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、この発明の方法によれ
ば、溶接部に付着・残存してるスラグに対してレーザー
光を照射すると同時に、圧縮気体を吹き付けることによ
って分解したスラブを吹き飛ばして除去するから、溶接
部に付着・残存したスラグを、溶接部を削り落すことな
く容易に除去できる。したがって多層盛り溶接を行なう
場合には、スラグの巻き込みによる欠陥のない多層肉盛
り溶接部を短時間で得られ、かつ溶接部を削り落すこと
によって生じる肉盛り材料の浪費を回避できる。その結
果、溶接費用の低減を図ることができる。ざらにスラグ
を短時間で除去できるから、溶接部の著しい温度低下を
防止できる。したがって多層盛り溶接部の層間に著しい
温度差が発生することを回避するために、溶接部を加熱
する必要がなくなり、溶接作業時間をさらに短縮できる
等の効果が得られる。
ば、溶接部に付着・残存してるスラグに対してレーザー
光を照射すると同時に、圧縮気体を吹き付けることによ
って分解したスラブを吹き飛ばして除去するから、溶接
部に付着・残存したスラグを、溶接部を削り落すことな
く容易に除去できる。したがって多層盛り溶接を行なう
場合には、スラグの巻き込みによる欠陥のない多層肉盛
り溶接部を短時間で得られ、かつ溶接部を削り落すこと
によって生じる肉盛り材料の浪費を回避できる。その結
果、溶接費用の低減を図ることができる。ざらにスラグ
を短時間で除去できるから、溶接部の著しい温度低下を
防止できる。したがって多層盛り溶接部の層間に著しい
温度差が発生することを回避するために、溶接部を加熱
する必要がなくなり、溶接作業時間をさらに短縮できる
等の効果が得られる。
第1図は下盛りビードの断面図、第2図は多層盛り溶接
部の断面図、第3図はこの発明の方法の一実施例を説明
するための断面図である。 2・・・ビード、 3・・・スラグ、 4・・・レーザ
ー光、6・・・ノズル。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 豊 1)武 久 (ほか1名)
部の断面図、第3図はこの発明の方法の一実施例を説明
するための断面図である。 2・・・ビード、 3・・・スラグ、 4・・・レーザ
ー光、6・・・ノズル。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 豊 1)武 久 (ほか1名)
Claims (1)
- 溶接部に付着・残存してるスラグにレーザー光を照射し
てそのスラグを分解すると同時に、そのスラグに圧縮気
体を吹き付けて飛散させることを特徴とする溶接部のス
ラグ除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58230344A JPS60121094A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 溶接部のスラグ除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58230344A JPS60121094A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 溶接部のスラグ除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60121094A true JPS60121094A (ja) | 1985-06-28 |
JPH0433554B2 JPH0433554B2 (ja) | 1992-06-03 |
Family
ID=16906375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58230344A Granted JPS60121094A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 溶接部のスラグ除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60121094A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011121117A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-06-23 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | 中空部材接続部および中空部材をつくり出す方法 |
WO2014020432A3 (en) * | 2012-08-03 | 2014-04-03 | Lincoln Global, Inc. | Method and system of eliminating post-weld build up |
WO2014120854A3 (en) * | 2013-01-31 | 2014-09-25 | Siemens Energy, Inc. | Material processing through optically transmissive slag |
JP2020192605A (ja) * | 2019-05-23 | 2020-12-03 | 株式会社神戸製鋼所 | 積層造形方法 |
-
1983
- 1983-12-05 JP JP58230344A patent/JPS60121094A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011121117A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-06-23 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | 中空部材接続部および中空部材をつくり出す方法 |
WO2014020432A3 (en) * | 2012-08-03 | 2014-04-03 | Lincoln Global, Inc. | Method and system of eliminating post-weld build up |
WO2014120854A3 (en) * | 2013-01-31 | 2014-09-25 | Siemens Energy, Inc. | Material processing through optically transmissive slag |
CN105283264A (zh) * | 2013-01-31 | 2016-01-27 | 西门子能源公司 | 通过光透射的熔渣的材料加工 |
JP2016506872A (ja) * | 2013-01-31 | 2016-03-07 | シーメンス エナジー インコーポレイテッド | 光学的に透過性のスラグによる材料処理法 |
US9770781B2 (en) | 2013-01-31 | 2017-09-26 | Siemens Energy, Inc. | Material processing through optically transmissive slag |
JP2020192605A (ja) * | 2019-05-23 | 2020-12-03 | 株式会社神戸製鋼所 | 積層造形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0433554B2 (ja) | 1992-06-03 |
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